JP2002177380A - 排便方法及び装置 - Google Patents

排便方法及び装置

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JP2002177380A
JP2002177380A JP2000382558A JP2000382558A JP2002177380A JP 2002177380 A JP2002177380 A JP 2002177380A JP 2000382558 A JP2000382558 A JP 2000382558A JP 2000382558 A JP2000382558 A JP 2000382558A JP 2002177380 A JP2002177380 A JP 2002177380A
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insertion rod
stool
wrapped
defecation
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JP2000382558A
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Shigenobu Takane
重信 高根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを抑制し、効率よく強制的な排便が行
えるようにした排便方法及び排便装置を提供することに
ある。 【解決手段】 巻き付けシート5の両端に挿入棒3,4
を取り付け、巻き付けシート5の前端及び挿入棒3,4
の内穴3a,4aを通すようにして収縮紐6を取り付け
た排便具2を肛門より挿入し、腸壁に沿って挿入棒を周
回させて便に巻き付けシート5を巻き付けて、収縮紐を
引いて巻き付けシートの前端を閉じて便を包み込んで排
出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排便力が弱った老
人・患者,体が動かせない老人・患者の排出できない腸
内の便,排便できないで直腸で詰まった便,宿便等を強
制排出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、排便されない腸内の便を
強制排出するには、処置する人が指を肛門から腸内に挿
入し、指で便を掻き出して体外に排出していた。これに
対し、本発明人は、手技式の排便装置やモーター・ポン
プを用いる排便装置を発明した。手技式の排便装置は先
端に掻き出し爪を備えた棒状のものを肛門から直腸内に
挿入して掻き出し爪で少しずつ掻き出すものであった。
コストは非常に抑制されているが、便を掻き出すには時
間が非常にかかるものであった。また、モーターで破砕
刃を回転させ破砕した便をポンプで吸引する排便装置は
コストが高いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、コストを
抑制し、効率よく強制的な排便が行えるようにした排便
方向及び排便装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 便を収容できる大きさの巻き付けシートの両端部
に挿入棒をそれぞれ設け、同挿入棒の間の巻き付けシー
トの前端を収縮させる収縮紐を設けた排便具を用意し、
前記巻き付けシートを折りたたむか又は挿入棒に巻き付
けて細長くした状態で肛門から腸内に挿入し、一方の挿
入棒を腸壁に沿って周回させ、収縮紐により巻き付けシ
ートの前端を収縮させて便を切りかつ巻き付けシート前
端で閉じるようにし、便をシートで包んだ状態で体外に
排出するようにした排便方法 2) 少なくとも一方に筒状の挿入棒を用い、収縮紐を
筒状の挿入棒の内穴に貫通させ体外で同収縮紐を引いて
巻き付けシートの前端を閉じるように収縮させるように
した前記1)記載の排便方法 3) 便を収容できる大きさの巻き付けシートの両端部
に挿入棒をそれぞれ設け、同挿入棒の間の巻き付けシー
トの前端を収縮させる収縮紐を設けた排便具と肛門に挿
入できる大きさの筒状のガイド筒を用意し、前記巻き付
けシートを折りたたむか又は挿入棒に巻き付けて細長く
した状態で肛門から腸内に挿入し、しかも体外に前記排
便具が長く残るようにし、一方の挿入棒を腸壁に沿って
周回させ、収縮紐より巻き付けシートの前端を収縮させ
て便を切りかつ巻き付けシート前端で閉じるようにし、
体外の排便具部分がガイド筒の内部を貫通するようにし
てガイド筒を肛門から腸内に挿入し、ガイド筒を通して
便をシートに包んだ状態で体外に排出するようにした排
便方法 4) 排便具の先端に水溶性又は所定の温度で溶ける保
護キャップを取り付けて同排便具を肛門に挿入するよう
にして人体を傷つけないようにした前記1)〜3)いず
れかに記載の排便方法 5) 挿入棒を腸壁に沿って複数回周回させるようにし
た前記1)〜4)いずれかに記載の排便方法 6) 挿入棒と巻き付けシートの取り付け又は巻き付け
シートと巻き付けシートの挿入棒への取り付け部分が所
定の力を加えると脱離するようにして便をシートで包ん
だ後に挿入棒を肛門から取りはずし、便を包んだシート
を引っ張るようにして体外に排出するようにした前記
1)〜5)いずれかに記載の排便方法 7) 腸内で便を包むことができる矩形の巻き付けシー
トの両端部に細長い筒状の挿入棒を取り付け、前記巻き
付けシートの前端部分に沿って収縮紐を摺動自在に設
け、同収縮紐の一端を一方の挿入棒の先端から挿入棒の
内部を通って後端より外部後方に伸ばし、前記収縮紐の
他端を他方の挿入棒の先端から挿入棒の内部を通って後
端より外部後方に伸ばすか又は他方の挿入棒に固定し、
便をシートで包んだ状態で体外に排出するようにした排
便装置 8) 腸内で便を包むことができる矩形の巻き付けシー
トの両端部に細長い筒状の挿入棒を取り付け、前記巻き
付けシートの前端部分に沿って収縮紐を摺動自在に設
け、同収縮紐の一端を一方の挿入棒の先端から挿入棒の
内部を通って後端より外部後方に伸ばし、前記収縮紐の
他端を他方の挿入棒の先端から挿入棒の内部を通って後
端より外部後方に伸ばすか又は他方の挿入棒に固定して
巻き取り部を構成し、開閉自在な半割り形状の筒体を設
けてガイド筒とし、同ガイド筒に前記巻き取り部を取り
付ける構造にし、便をシートで包んだ状態でガイド筒の
内部を通して体外に排出するようにした排便装置 9) ガイド筒の筒体が、圧縮・復元できる材質によっ
て形成された前記8)記載の排便装置 10) 肛門から腸内に挿入できる外筒の内部に所定の
隙間で摺動自在となる内筒を挿入し、外筒の先端及び内
筒の先端から前方に伸びた筒状の挿入棒をそれぞれに設
け、便を収容できる矩形の巻き付けシートの一端を内筒
の挿入棒に取り付け、同巻き付けシートの他端を脱離自
在に外筒の挿入棒に取り付け、前記巻き付けシートの前
端部分に沿って収縮紐を摺動自在に設け、同収縮紐の一
端を一方の挿入棒の内部を通って後端より外部後方に伸
ばし、前記収縮紐の他端を他方の挿入棒の先端から挿入
棒の内部を通って後端より外部後方に伸ばすか又は他方
の挿入棒に固定し、便をシートで包んだ状態で体外に排
出するようにした排便装置にある。
【0005】
【作用】本発明では、巻き付けシートを折りたたむか又
は挿入棒に巻き付けてスムーズに肛門から腸内に挿入で
きる状態にして肛門から腸内に挿入棒及び巻き付けシー
トからなる排便具を挿入する。この排便具を肛門から腸
内に挿入する際には、腸壁と便の間に排便具が位置する
ようにする。次にどちらか一方の挿入棒を腸壁に沿って
周回させることにより挿入棒に取り付けた巻き付けシー
トが便の周りを覆うようにする。次に巻き付けシートの
前端に取り付けた収縮紐によって巻き付けシートの前端
を閉じるようにし、便を包み込むようにしながら便を切
るようにする。このようにして便を包むようにしたなら
ば、シートごと包み込んだ便を体外に排出する。これに
よって一回に排出する量を多くできる。少なくとも一方
に筒状の挿入棒を用い、収縮紐を挿入棒の内部に通すよ
うにした排便方法及び排便装置では、挿入棒の後端から
外部に出ている収縮紐を体外で引くことにより巻き付け
シートの前端を閉じるようにする。ガイド筒を用いるよ
うにした排便方法及び排便装置では、排便具を肛門から
腸内に挿入し巻き付けシートで便を包むようにした後に
ガイド筒を肛門より腸内に挿入することによって、便を
スムーズに排出するための空間を形成し、シートで包ん
だ便を排出する。排便具の先端に保護キャップを取り付
けた排便方法までは、排便具を肛門から腸内に挿入する
際に保護キャップが肛門や腸壁に当たるようにして、排
便具がスムーズに腸内に挿入されるようにする。また、
挿入の際に排便具の先端で肛門や腸壁を傷つけることが
ないようにする。腸内に挿入した後には、保護キャップ
は水溶性又は所定の温度で溶けるので、腸内の水分又は
腸内の温度で保護キャップが溶けて排便具が使用できる
ようになる。挿入棒を腸壁に沿って複数回周回させるよ
うにした排便方法では、便に巻き付けシートを複数回巻
き付けるようにして便を巻き付けシートで包んで体外に
排出するようにする。挿入棒と巻き付けシートの取り付
け又は巻き付けシートと巻き付けシートの挿入棒への取
り付け部分が脱離できるようにした排便方法では、便に
巻き付けシートを巻き付けた後に挿入棒を巻き付けシー
トから脱離するか、若しくは巻き付けシートの挿入棒へ
の取り付け部分を便を包んだ巻き付けシートから脱離す
るようにして挿入棒を肛門から取りはずし、その後に巻
き付けシートを包んだ便とともに排出するようにする。
ガイド筒の筒体が圧縮・復元できるものは、ガイド筒の
内部を通して巻き付けシートで包んだ便を排出する際
に、スムーズに排出されない場合に、ガイド筒の一部を
圧縮するようにして巻き付けシートで包んだ便の形状を
整えるようにして容易に排出できるようにする。外筒と
内筒にそれぞれ挿入棒を設けるようにしたものは、肛門
より腸内へ外筒と内筒に設けた挿入棒及び外筒と内筒の
一部を挿入し、外筒に対して内筒を回転させることによ
って便に巻き付けシートを巻き付け、その後に収縮紐に
よって便に巻き付けたシートの前端部を収縮させて閉
じ、便を包むようにして、内筒とともに便を排出するか
又は巻き付けシートと挿入棒を取りはずすようにして挿
入棒を肛門から先に取りはずしシートを引っ張るように
して内筒の内部を通して、便を巻き付けシートで包んで
体外に排出する。
【0006】
【発明の実施の形態】挿入棒,巻き付けシート,収縮
紐,外筒,内筒は人体に悪い影響を与えず、肛門や腸壁
を傷つけない適度な軟らかさのある材質で形成されるの
が望ましい。巻き付けシートへの収縮紐の取り付けに
は、巻き付けシートの前端に沿って複数の穴を設け、そ
の穴に収縮紐を縫うように通すものや、巻き付けシート
の前端を折り返すようにして巻き付けシートの前端に沿
って貫通する横長の内部空間を形成し、この内部空間に
収縮紐を貫通させるように取り付けるものなどがあり、
紐を引くことによってスムーズに巻き付けシートが収縮
できるものが好ましい。本発明の排便方法及び排便装置
を用いた処置の後処理として他の排便装置での処置を組
み合わせるようにしてもよい。外筒と内筒を用いたもの
において、外筒に対して内筒を回転させる動作は、手動
で行ってもモーター等の駆動力で行ってもどちらでもよ
い。
【0007】
【実施例】本発明の各実施例について図面を参照して具
体的に説明する。 実施例1(図1〜8参照) 図1〜8に示すのは、挿入棒と巻き付けシートと収縮紐
からなる排便具とガイド筒を用いる排便方法及び排便装
置の例であって、両方の挿入棒が筒状であり、排便具の
先端に保護キャップを取り付け、挿入棒を腸壁に沿って
複数回周回させ、ガイド筒が圧縮・復元可能で巻き付け
シートと巻き付けシートの挿入棒への取り付け部分が脱
離可能な排便方法及び排便装置の例である。図1,2は
実施例1の排便方法及び装置の排便具の説明図である。
図3〜5は実施例1の排便方法及び装置の説明図であ
る。図6は実施例1の排便方法及び装置のガイド筒の斜
視図である。図7,8は実施例1の排便方法及び装置の
説明図である。図中、1は排便装置、2は排便具、3は
挿入棒、3aは内穴、4は挿入棒、4aは内穴、5は巻
き付けシート、5aは切れ目、5bは折り返し部分、6
は収縮紐、7は保護キャップ、9はガイド筒、9aは筒
体、9bはカバー部、30は人体、31は肛門、32は
直腸、33は便である。
【0008】実施例1の排便方法では図1〜8に示すよ
うに、排便具2とガイド筒9からなる排便装置1を用い
る。排便装置1の排便具2は図1,2に示すように長細
く、貫通する内穴3a,4aを有する挿入棒3,4を設
ける。次に矩形で薄い巻き付けシート5の対向する両辺
部分を挿入棒3,4にそれぞれ取り付ける。さらに、巻
き付けシート5の挿入棒3,4への取り付け部分の近く
に、挿入棒3,4への取り付け部分に沿って切れ目5a
を設ける。次に、挿入棒3,4を取り付けた対向する辺
でない巻き付けシート5の前方の辺を折り返し、内部に
空間を形成するように折り返した巻き付けシート5を巻
き付けシート5に取り付ける。
【0009】次に、収縮紐6の一端を挿入棒3の後端か
ら内穴3aを通って貫通するように挿入棒3の前端に突
出させ、挿入棒3の前端より突出させた収縮紐6を巻き
付けシート5の折り返し部分5bの内部空間を貫通させ
るように巻き付けシート5に取り付け、巻き付けシート
5の折り返し部分5bを貫通させた収縮紐6を挿入棒4
の前端から内穴4aを通って貫通するようにし挿入棒4
の後端から後方に突出させる。次に図2に示すように巻
き付けシート5を細く折りたたむようにし、挿入棒3,
4とともに一本の棒状に近くなるようにまとめた状態に
して、挿入棒3,4と折りたたんだ巻き付けシート5の
先端部分を覆うように保護キャップ7を取り付ける。こ
のようにして排便具2を構成する。
【0010】次に、図6に示すようにガイド筒9を設け
る。ガイド筒9は開閉可能に半割り形状の半円筒物を接
続して筒体9aを構成し、筒体9aの先端に円錐形状で
腸内の水分によって溶ける水溶性のカバー部9bを取り
付ける。
【0011】本実施例1の排便方法及び排便装置1を使
用して強制的に排便を行うには、まず、排便具2を肛門
31から腸内に挿入する。排便具2の先端には、保護キ
ャップ7を取り付けているので、挿入の際に肛門や腸壁
を傷つけてしまうようなことがないようにする。挿入す
ると腸内の水分及び熱によって保護キャップ7が溶け
る。次に処置を行う人が排便具2の挿入棒3,4の後端
近くを持って、腸内に挿入した排便具2が直腸32の腸
壁と便33との間に位置するようにする。次に、挿入棒
3,4のどちらかをその位置で保持するようにし、この
場合、挿入棒3をその位置で保持したならば、挿入棒4
を腸壁に沿って周回させるようにする。これによって挿
入棒3,4の間に設けた巻き付けシート5が便33に巻
き付くようにする。挿入棒4は2回周回させるようにす
る。
【0012】次に、挿入棒3,4の後端から後方に突出
している収縮紐6の両端近くを持って後方に引く。これ
により、腸内に位置する挿入棒3,4の先端の間の収縮
紐6が短かくなることになる。収縮紐6は巻き付けシー
ト5の前端部分に取り付けられているので、周回した状
態になっている。よって挿入棒3,4の先端の間の収縮
紐6が短かくなることによって巻き付けシート5の前端
部分は小さくすぼんで閉じるようになる。これによっ
て、巻き付けシート5の前端部分で便が切れることにな
り、便33は巻き付けシート5に確実に包み込まれた状
態になる。
【0013】次に、肛門31から外部に突出した状態に
なっている挿入棒3,4、体外に出ている巻き付けシー
ト5部分及び収縮紐6が内部を貫通するようになるよう
ガイド筒9を取り付け、ガイド筒9の筒体9a,カバー
部9bが閉じた状態になるようにして、ガイド筒9を肛
門から腸内に挿入する。ガイド筒9の先端のカバー部9
bは腸内で開くようにする。次に、ガイド筒9の後端か
ら後方に突出している挿入棒3,4を引き抜く。巻き付
けシート5の挿入棒3,4への取り付け部分の近くには
切れ目5aを設けているので引くことによって、切れ目
5a部分で巻き付けシート5が切れて分離する。収縮紐
6はそのまま残るように挿入棒3,4だけを肛門から引
き抜くように取りはずす。次に、ガイド筒9によって形
成した便の排出路を通して包み込んだ便33を後方に排
出するように巻き付けシート5の後端近くを引く。ガイ
ド筒9によって便の排出路を確保しているので便はスム
ーズに排出される。便がガイド筒9の途中で引き抜きに
くくなったならば、ガイド筒9は、圧縮・復元する材質
で形成されているので、ガイド筒9を側方から潰すよう
に力を加えて巻き付けシート5で包んだ便33の形がガ
イド筒9の内部に対して隙間のある形状になるように
し、さらに巻き付けシート5を引き抜くようにして肛門
から外部に強制的に排便する。巻き付けシート5はガイ
ド筒9の後端から全体を引き抜かなくても、肛門より外
部に排出すれば、ガイド筒9を肛門より引き抜くように
取りはずしてガイド筒9の筒体9aを開くようにすれ
ば、さらに容易に便33を処理できる。
【0014】このように便を巻き付けシート5で包み取
るようにすれば、コストを抑制した手技式でも一度に多
くの量の便を処理でき、短時間で処置して処置される人
が楽になる。また、排出した便は巻き付けシート5で包
んだ状態になっているので、その後の処理も楽である。
このように処置を行った後には、別の排便装置によって
さらに排便を行うようにしてもよいし、また、本実施例
の排便方法及び排便装置で複数回強制的に排便するよう
にしてもよい。
【0015】実施例1の排便方法及び排便装置の他の例
として、図1,2に示すようにガイド筒9を用いずに排
便具2を排便装置として用いてもよい。
【0016】実施例2(図10〜13参照) 図10〜13に示す実施例2は、外筒と外筒の内部に取
り付けた内筒に挿入棒を取り付けるようにした排便装置
の例である。図10は実施例2の排便方法及び装置の排
便装置の断面図である。図11は実施例2の排便方法及
び装置の排便装置の正面図である。図12,13は実施
例2の排便方法及び装置の排便具の他の例を示す説明図
である。図中、10は排便装置、11は外筒、11aは
挿入棒、11bは内穴、12は内筒、12aは挿入棒、
12bは内穴、13は巻き付けシート、13aは切れ
目、13bは折り返し部分、14は収縮紐である。図1
0〜13に示す実施例2は、肛門から直腸内に挿入でき
る大きさの筒状の外筒11を設け、外筒11の内穴の径
よりも外径が所定の分小さくなるようにした筒状の内筒
12を外筒11に取り付ける。また、外筒11の先端に
は切れ目を複数設けて開くようにできるようにする。内
筒12は外筒11に対して前後及び回転方向に摺動自在
となる。次に外筒11と内筒12の先端部から前方に突
出するように細長い筒状の挿入棒11a,12aをそれ
ぞれ設ける。次に矩形の巻き付けシート13の対向する
両辺を挿入棒11a,12aをそれぞれ取り付ける。さ
らに外筒11の挿入棒11aへの巻き付けシート13の
取り付け部分の近くに取り付け部分に沿って切れ目13
aを設ける。次に巻き付けシート13の前端の辺を折り
返して巻き付けシート13に取り付けて、前端の辺に沿
って貫通する内部空間を設けるようにする。次に挿入棒
11a,12aの内穴11b,12b、巻き付けシート
13の折り返し部分13bに収縮紐14を通し、収縮紐
14の両端が外筒11及び内筒12の後方に突出した状
態になるようにする。このようにして挿入棒11a,1
2a、巻き付けシート13、収縮紐14で巻き取り部を
形成する。また、外筒11,内筒12の先端は肛門に挿
入しやすいよう端面が斜めに形成されている。次に巻き
付けシート13を折りたたむようにし、外筒11に対し
て内筒12を回転させて挿入棒11a,12aが近い円
筒位置に位置するようにする。このようにした挿入棒1
1a,12a及び巻き付けシート13の先端に保護キャ
ップ7を取り付ける。
【0017】実施例2の排便装置10では、挿入棒11
a,12a及び外筒11の一部までを肛門31に挿入
し、保護キャップ7が溶けた後、処置する人が外部の内
筒12を回転させるようにして挿入棒12aを腸壁に沿
って周回させ、挿入棒11aは動かさないで保持するこ
とによって便33に巻き付けシート13を巻き付ける。
このように内筒12を回転させればよいのでより簡単な
操作によって確実に巻き付けが行える。また、外筒11
と内筒12をそれぞれ異なる巻き付け方向に回転させる
ようにして便に巻き付けシートを巻き付けるようにして
もよい。このようにして巻き付けシート13を便33に
巻き付けたならば、外筒11及び内筒12の後方に突出
させた収縮紐14の両端を引くようにして便33に巻き
付けた巻き付けシート13の先端部分を閉じるように収
縮させて便を切り、便33を確実に包み込むようにす
る。次に内筒12を後方の体外に引くようにする。外筒
11の挿入棒11aと巻き付けシート13との取り付け
部分の近くには切れ目13aを設けているので、内筒1
2を引くように動かすことで、巻き付けシート13は切
れ目13aで切れて内筒12の挿入棒12aにのみ取り
付けられた状態になる。よって、内筒12を引くように
体外に出すことによって外筒11の内穴を通して巻き付
けシート13及び巻き付けシート13で包んだ便33を
体外に排出することができる。外筒11によって排出路
が確保されるため、排出はスムーズに行うことができ、
また、内筒12を引くように操作すればよいので容易に
行うことができる。その他符号、構成、作用、使い方は
実施例1と同じである。
【0018】図14〜16に示すのは、実施例2の排便
装置の他の例である。図中、18は外筒を半割り可能に
するスリット、19は外筒先端部を開くようにするため
のスリット、20は内筒先端部を開くようにするための
スリットである。実施例2の他の例では、図14〜16
に示すように、外筒11のスリット18,19、内筒の
スリット20によって、外筒11,内筒12の先端部が
開いた状態になるようにし、円筒形状になるよう力を加
えた状態で先端に図示しない保護キャップを取り付ける
ようにし、腸内で保護キャップが溶けると外筒11,内
筒12の先端が拡がるように開き、これにより挿入棒1
1a,12aが先端に行くに従って拡径する方向に傾く
ようにし、内筒,外筒の回転で図15に示すように先端
に行くに従って拡径するように巻き付けシート13を便
に巻き付けるようにして、より大きく便を取り込んで排
出できるようにする。さらに実施例2では、大きく便を
取り込んでも排出できるように外筒11を半割りにでき
るスリット18が設けられているので、便を排出する際
に図16に示すように半割りに開いて排出することがで
き、非常にスムーズに大きな便を排出できる。その他符
号、構成、作用、使い方は実施例2と同じである。
【0019】図17に示すのは実施例の排便方法及び装
置の排便具の他の例である。図中、16は排便具、16
aは挿入棒、16bはシートバー、16cは巻き付けシ
ート、16dは収縮紐である。実施例の他の例では図1
4に示すように内部に巻き付けシート16cを収容でき
る断面が略C字形状のシートバー16bと挿入棒16a
を巻き付けシート16cの両端に取り付けるようにし、
折りたたんだ巻き付けシート16cをシートバー16b
のC字状になっている内側に収容して肛門から挿入して
使用する。このような排便具を使用するようにしてもよ
い。
【0020】図18に示すのは実施例の排便方法及び装
置の排便具の他の例である。このように挿入棒3に巻き
付けシート5を巻き付けるようにして、肛門に挿入でき
る状態にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、コストを抑制し、効率
よく強制的な排便が行える排便方法及び排便装置にでき
る。少なくとも一方に筒状の挿入棒を用い、収縮紐を挿
入棒の内部に通すようにした排便方法及び排便装置は、
巻き取りシートで包み込んだ便と腸内に残っている便と
を確実に分離させ、より確実に強制的な排便が行えるよ
うにする。ガイド筒を用いるようにした排便方法及び排
便装置は、処置の際の操作をより簡単にし、さらにスム
ーズに強制的な排便を行うことができる。排便具の先端
に保護キャップを取り付けた排便方法は、より安全にか
つよりスムーズに強制的な排便を行う処置ができる。挿
入棒を腸壁に沿って複数回周回させるようにした排便方
法は、より確実に便を包み込んで体外に排出できる。挿
入棒と巻き付けシートの取り付け又は巻き付けシートと
巻き付けシートの挿入棒への取り付け部分が脱離できる
ようにした排便方法は、挿入棒と便を包み込んだ状態の
巻き取りシートを同時に体外に排出しなくてもよいよう
にして処置する人の操作を容易にし、処置される人の負
担を軽減する。ガイド筒の筒体が圧縮・復元できるもの
は排出する便が途中で詰まるようなことを防止して、さ
らに確実に強制的な排便を行うようにできる。外筒と内
筒にそれぞれ挿入棒を設けるようにしたものは、より処
置する人の操作が容易にでき、さらに効率よく強制的な
排便を行うようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の排便方法及び装置の排便具の説明図
である。
【図2】実施例1の排便方法及び装置の排便具の説明図
である。
【図3】実施例1の排便方法及び装置の説明図である。
【図4】実施例1の排便方法及び装置の説明図である。
【図5】実施例1の排便方法及び装置の説明図である。
【図6】実施例1の排便方法及び装置のガイド筒の斜視
図である。
【図7】実施例1の排便方法及び装置の説明図である。
【図8】実施例1の排便方法及び装置の説明図である。
【図9】実施例1の排便方法及び装置のガイド筒の他の
例の斜視図である。
【図10】実施例2の排便装置の断面図である。
【図11】実施例2の排便装置の正面図である。
【図12】実施例2の排便装置の説明図である。
【図13】実施例2の排便装置の説明図である。
【図14】実施例2の排便装置の他の例の斜視図であ
る。
【図15】実施例2の排便装置の他の例の説明図であ
る。
【図16】実施例2の排便装置の他の例の説明図であ
る。
【図17】実施例の排便方法及び装置の排便具の他の例
を示す説明図である。
【図18】実施例の排便方法及び装置の排便具の他の例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 排便装置 2 排便具 3 挿入棒 3a 内穴 4 挿入棒 4a 内穴 5 巻き付けシート 5a 切れ目 5b 折り返し部分 6 収縮紐 7 保護キャップ 9 ガイド筒 9a 筒体 9b カバー部 10 排便装置 11 外筒 11a 挿入棒 11b 内穴 12 内筒 12a 挿入棒 12b 内穴 13 巻き付けシート 13a 切れ目 13b 折り返し部分 14 収縮紐 16 排便具 16a 挿入棒 16b シートバー 16c 巻き付けシート 16d 収縮紐 18 スリット 19 スリット 20 スリット 30 人体 31 肛門 32 直腸 33 便

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便を収容できる大きさの巻き付けシート
    の両端部に挿入棒をそれぞれ設け、同挿入棒の間の巻き
    付けシートの前端を収縮させる収縮紐を設けた排便具を
    用意し、前記巻き付けシートを折りたたむか又は挿入棒
    に巻き付けて細長くした状態で肛門から腸内に挿入し、
    一方の挿入棒を腸壁に沿って周回させ、収縮紐により巻
    き付けシートの前端を収縮させて便を切りかつ巻き付け
    シート前端で閉じるようにし、便をシートで包んだ状態
    で体外に排出するようにした排便方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方に筒状の挿入棒を用い、
    収縮紐を筒状の挿入棒の内穴に貫通させ体外で同収縮紐
    を引いて巻き付けシートの前端を閉じるように収縮させ
    るようにした請求項1記載の排便方法。
  3. 【請求項3】 便を収容できる大きさの巻き付けシート
    の両端部に挿入棒をそれぞれ設け、同挿入棒の間の巻き
    付けシートの前端を収縮させる収縮紐を設けた排便具と
    肛門に挿入できる大きさの筒状のガイド筒を用意し、前
    記巻き付けシートを折りたたむか又は挿入棒に巻き付け
    て細長くした状態で肛門から腸内に挿入し、しかも体外
    に前記排便具が長く残るようにし、一方の挿入棒を腸壁
    に沿って周回させ、収縮紐より巻き付けシートの前端を
    収縮させて便を切りかつ巻き付けシート前端で閉じるよ
    うにし、体外の排便具部分がガイド筒の内部を貫通する
    ようにしてガイド筒を肛門から腸内に挿入し、ガイド筒
    を通して便をシートに包んだ状態で体外に排出するよう
    にした排便方法。
  4. 【請求項4】 排便具の先端に水溶性又は所定の温度で
    溶ける保護キャップを取り付けて同排便具を肛門に挿入
    するようにして人体を傷つけないようにした請求項1〜
    3いずれかに記載の排便方法。
  5. 【請求項5】 挿入棒を腸壁に沿って複数回周回させる
    ようにした請求項1〜4いずれかに記載の排便方法。
  6. 【請求項6】 挿入棒と巻き付けシートの取り付け又は
    巻き付けシートと巻き付けシートの挿入棒への取り付け
    部分が所定の力を加えると脱離するようにして便をシー
    トで包んだ後に挿入棒を肛門から取りはずし、便を包ん
    だシートを引っ張るようにして体外に排出するようにし
    た請求項1〜5いずれかに記載の排便方法。
  7. 【請求項7】 腸内で便を包むことができる矩形の巻き
    付けシートの両端部に細長い筒状の挿入棒を取り付け、
    前記巻き付けシートの前端部分に沿って収縮紐を摺動自
    在に設け、同収縮紐の一端を一方の挿入棒の先端から挿
    入棒の内部を通って後端より外部後方に伸ばし、前記収
    縮紐の他端を他方の挿入棒の先端から挿入棒の内部を通
    って後端より外部後方に伸ばすか又は他方の挿入棒に固
    定し、便をシートで包んだ状態で体外に排出するように
    した排便装置。
  8. 【請求項8】 腸内で便を包むことができる矩形の巻き
    付けシートの両端部に細長い筒状の挿入棒を取り付け、
    前記巻き付けシートの前端部分に沿って収縮紐を摺動自
    在に設け、同収縮紐の一端を一方の挿入棒の先端から挿
    入棒の内部を通って後端より外部後方に伸ばし、前記収
    縮紐の他端を他方の挿入棒の先端から挿入棒の内部を通
    って後端より外部後方に伸ばすか又は他方の挿入棒に固
    定して巻き取り部を構成し、開閉自在な半割り形状の筒
    体を設けてガイド筒とし、同ガイド筒に前記巻き取り部
    を取り付ける構造にし、便をシートで包んだ状態でガイ
    ド筒の内部を通して体外に排出するようにした排便装
    置。
  9. 【請求項9】 ガイド筒の筒体が、圧縮・復元できる材
    質によって形成された請求項8記載の排便装置。
  10. 【請求項10】 肛門から腸内に挿入できる外筒の内部
    に所定の隙間で摺動自在となる内筒を挿入し、外筒の先
    端及び内筒の先端から前方に伸びた筒状の挿入棒をそれ
    ぞれに設け、便を収容できる矩形の巻き付けシートの一
    端を内筒の挿入棒に取り付け、同巻き付けシートの他端
    を脱離自在に外筒の挿入棒に取り付け、前記巻き付けシ
    ートの前端部分に沿って収縮紐を摺動自在に設け、同収
    縮紐の一端を一方の挿入棒の内部を通って後端より外部
    後方に伸ばし、前記収縮紐の他端を他方の挿入棒の先端
    から挿入棒の内部を通って後端より外部後方に伸ばすか
    又は他方の挿入棒に固定し、便をシートで包んだ状態で
    体外に排出するようにした排便装置。
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