JP4586541B2 - 液晶ディスプレイモジュール、液晶テレビジョン装置 - Google Patents

液晶ディスプレイモジュール、液晶テレビジョン装置 Download PDF

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Description

本発明は、液晶テレビジョン装置などに用いられる液晶ディスプレイモジュールに関し、特に、製造ラインにおけるフリッカ調整作業を容易にするための構造に関する。
近年、ディスプレイとしてLCD(Liquid Crystal Display)を用いた液晶テレビジョン装置(以下「液晶テレビ」という。)が普及しつつある。液晶テレビは、従来のCRT(Cathode Ray Tube)を用いたテレビに比べて、薄型、軽量で、消費電力も少ないという利点を備えている。液晶テレビは、一般に冷陰極管などからなるバックライト用光源を内蔵しており、光源から発する光を拡散板やプリズムシート等を介して前方の液晶パネルへ照射し、パネルに備わっているカラーフィルタを通すことによって、液晶パネルの画面にカラー映像が表示されるようになっている。
図4は、液晶テレビの一例を示す外観図であって、正面側から見た状態を示している。1は液晶テレビAのテレビジョン本体(以下、単に「本体」という。)、1aは本体1のフレーム、2は本体1の正面側に装備された液晶パネル、3は本体1の左右の背面側に設けられた1対のスピーカ、4は本体1に連結された支柱、5は支柱4と一体の支持台である。液晶パネル2の背面には、図示しないバックライト用光源や、後述する回路基板等が設けられている。この液晶テレビAは、図示しないリモコンを操作することにより、液晶パネル2の表示画面に映像を表示するとともに、スピーカ3から音声を出力する。
図5は、従来の液晶テレビAの内部を背面側から見た図である。本体1は、フレーム1aに固定された取付板(シャーシ)6を備えており、この取付板6には、回路基板10、20、30が取り付けられているとともに、中継基板40、50が取り付けられている。2は本体1の正面側の液晶パネル、3は取付板6の左右に設けられたスピーカ、4はビス等の固定部材により取付板6に固着された支柱、5は支持台であって、これらは図4に示したものと同じものである。液晶パネル2、取付板6、回路基板10,20,30、および中継基板40,50は、液晶ディスプレイモジュールBを構成している。また、図示は省略しているが、取付板6の奥には、バックライト用光源が配設されている。
回路基板10には、バックライト用光源を駆動するためのインバータ回路11や、コネクタ12などが実装されている。回路基板20には、チューナ回路21、オーディオ回路22、電源回路23、入力切換回路24、コネクタ28,29などが実装されているとともに、基板端部に設けられた側壁25に、複数の信号入力端子26とチューナ素子27が取り付けられている。回路基板30には、デジタルIC31、階調制御ブロック32、可変抵抗器33、コネクタ34,35,36などが実装されている。デジタルIC31には、CPUのほか、映像信号を復調するビデオデコーダや、映像の表示を制御するタイミングコントローラ等が内蔵されている。階調制御ブロック32は、液晶パネル2に表示される映像の階調を制御するための制御回路を備えている。可変抵抗器33は、液晶パネル2に表示される映像のフリッカ(ちらつき)を調整するための調整部材である。
15はコネクタ12とコネクタ28とを接続するワイヤ等からなる接続部材であって、この接続部材15により、回路基板10と回路基板20とが電気的に接続されている。16はコネクタ29とコネクタ34とを接続するワイヤ等からなる接続部材であって、この接続部材16により、回路基板20と回路基板30とが電気的に接続されている。
中継基板40は、取付板6の上部に左右に延びるように配設されている。この中継基板40には、コネクタ41と、液晶パネル2の薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)のソースへ信号を与えるためのソースドライバ42が搭載されている。ソースドライバ42は、フレキシブル基板にドライバICが実装されたCOF(Chip On Film)から構成されており、中継基板40上に一定間隔をおいて複数個が配列されている。17はコネクタ41とコネクタ36とを接続するフラットケーブル等からなる接続部材であって、この接続部材17により、回路基板30と中継基板40とが電気的に接続されている。
中継基板50は、取付板6の側部(図5では右側)に上下に延びるように配設されている。この中継基板50には、コネクタ51と、液晶パネル2の薄膜トランジスタのゲートへ信号を与えるためのゲートドライバ52などが搭載されている。ゲートドライバ52は、ソースドライバ42と同様に、フレキシブル基板にドライバICが実装されたCOFから構成されており、中継基板50上に一定間隔をおいて複数個が配列されている。18はコネクタ51とコネクタ35とを接続するフラットケーブル等からなる接続部材であって、この接続部材18により、回路基板30と中継基板50とが電気的に接続されている。
ところで、液晶パネル2の各画素に対応してスイッチング素子(薄膜トランジスタ)を設け、各スイッチング素子のオン・オフ動作によって画像を表示するアクティブマトリクス方式の液晶表示装置においては、スイッチング素子の特性のばらつき等が原因で、交流信号印加時に液晶の光学的性質が人の目に感じる程度に変化し、液晶パネル2の画面に前述したフリッカの現象が生じる。フリッカが生じると、画面がちらついて画質が低下するため、液晶テレビの製造時には、フリッカが発生しないように、あらかじめ信号レベルの調整を行う必要がある。
そこで、図5に示した液晶テレビAの場合は、製造ラインの作業者が、液晶パネル2のテスト画面を見ながら可変抵抗器33を操作することにより、フリッカが生じないように調整を行っている。また、下記の特許文献1には、フリッカ調整用の可変抵抗器をゲート駆動基板に設け、フリッカ量の検出に基づいて調整機構を駆動して可変抵抗器を調整することが記載されている。特許文献2には、可変抵抗器に代えてレーザートリマー抵抗を用い、このレーザートリマー抵抗を液晶パネル上のITO(Indium Tin Oxide)電極部に配置することが記載されている。
特開平8−248369号公報(段落0021〜0024、図1、図2) 特開2001−249645号公報(段落0015〜0024、図2、図5、図7)
しかしながら、図5に示した従来の液晶テレビAにあっては、製造ラインの作業者は、液晶テレビAの正面側(図4に示した側)から、液晶パネル2に表示されたテスト画面を見ながら、本体1の上方から背面側の回路基板30まで手を伸ばして、可変抵抗器33を操作しなければならず、調整作業がやりにくいという問題がある。特に、液晶テレビAの画面サイズが大きくなると、この調整作業は一層困難となる。このため、フリッカ調整の作業効率が低下して生産コストが増加する要因となっていた。また、回路基板30に階調制御ブロック32と可変抵抗器33とが設けられるため、回路基板30に広いスペースが必要となって基板30が大型化し、部品コストも高くなるという問題があった。
一方、特許文献1に記載されている方法は、調整機構によりフリッカ調整を自動的に行うものであるが、この方法は特殊な設備を必要とするため、調整を手動で行う製造ラインでは採用できないし、コストも高くなる。また、特許文献2に記載されている方法も、レーザートリマー抵抗という特殊な部品やレーザー照射装置が必要となり、やはり調整を手動で行う製造ラインには適用することができない。さらに、特許文献1および特許文献2では、上述した液晶テレビAにおける回路基板30の大型化、高コスト化に対する解決手段は示されておらず、これらの問題を解消することはできない。
本発明は、上記のような課題を解決するものであって、その目的とするところは、製造ラインにおいてフリッカ調整の作業効率を向上させるとともに、回路基板を小型化してコストダウンを図ることにある。
本発明に係る液晶ディスプレイモジュールは、液晶パネルと、この液晶パネルの背面側に設けられ、映像信号に対してデジタル処理を行う信号処理部が搭載された回路基板と、この回路基板と液晶パネルとの間に設けられ、回路基板から液晶パネルへの信号の中継を行う中継基板とを備えた液晶ディスプレイモジュールにおいて、液晶パネルに表示される映像のフリッカを調整するための調整部材を、階調を制御するための階調制御ブロックとともに、回路基板から分離して中継基板上に設けたものである。
もともと、中継基板の基本的な機能は、回路基板から液晶パネルへ送られる信号を中継するだけであるから、中継基板上には回路素子が実質的に存在しない。すなわち、中継基板には、広い空きスペースが存在している。本発明はこの点に着目し、従来は回路基板側に実装されていた調整部材と階調制御ブロックとを中継基板へ移設することにより、中継基板の空きスペースを有効に利用しつつ、フリッカの調整作業を容易にするとともに、回路基板の小型化を図ったものである。
すなわち、中継基板は液晶パネルの上部や側部に設けられるので、この中継基板にフリッカ調整用の調整部材を設けることにより、作業者は従来のように液晶パネルの裏側にある回路基板まで手を伸ばさなくても、液晶パネルの上部や側部にある中継基板へ手を伸ばすだけで、容易に調整作業を行うことができる。また、調整部材だけでなく、階調制御ブロックも中継基板へ移設することにより、回路基板は実装部品や信号ラインが減少してスペースが少なくて済み、小型化することができる。
次に、本発明に係る液晶テレビは、テレビ本体の正面側に設けられた液晶パネルと、 テレビ本体の背面側に設けられた取付板と、この取付板に取り付けられ、受信した映像信号に対してデジタル処理を行う信号処理部が搭載された回路基板と、液晶パネルの上部に横方向に配列されたソースドライバと、液晶パネルの側部に縦方向に配列されたゲートドライバと、液晶パネルの上部に位置して回路基板とソースドライバとを中継する第1の中継基板と、液晶パネルの側部に位置して回路基板とゲートドライバとを中継する第2の中継基板と、回路基板と第1の中継基板とを接続する第1の接続部材と、回路基板と第2の中継基板とを接続する第2の接続部材とを備えた液晶テレビにおいて、液晶パネルに表示される映像のフリッカを調整するための可変抵抗器を、階調を制御するための階調制御ブロックとともに、回路基板から分離して第1の中継基板上に設けたものである。
本発明の液晶テレビにおいては、第1の中継基板は液晶パネルの上部に設けられるので、この中継基板にフリッカ調整用の可変抵抗器を設けることにより、作業者は従来のように液晶パネルの裏側にある回路基板まで手を伸ばさなくても、液晶パネルの上部にある第1の中継基板へ手を伸ばすだけで、容易に調整作業を行うことができる。また、可変抵抗器だけでなく、階調制御ブロックも第1の中継基板へ移設することにより、回路基板のスペースが減少して基板を小型化することができる。
また、本発明の液晶テレビにおいては、可変抵抗器と階調制御ブロックを、第2の中継基板上に設けてもよい。第2の中継基板は液晶パネルの側部に設けられるので、この中継基板にフリッカ調整用の可変抵抗器を設けることにより、作業者は従来のように液晶パネルの裏側にある回路基板まで手を伸ばさなくても、液晶パネルの側部にある第2の中継基板へ手を伸ばすだけで、容易に調整作業を行うことができる。また、可変抵抗器だけでなく、階調制御ブロックも第2の中継基板へ移設することにより、回路基板のスペースが減少して基板を小型化することができる。
本発明によれば、調整部材と階調制御ブロックとを中継基板へ移設したことにより、製造ラインにおいてフリッカの調整が容易となって作業効率が向上するとともに、回路基板もスペースが減少して小型となるので、製造コストおよび部品コストを低減して安価な製品を提供できるという効果がある。
図1は、本発明に係る液晶ディスプレイモジュールを用いた液晶テレビAの内部を背面側から見た図である。なお、液晶テレビAの外観は、図4に示したものと同じであるので、以下では図4を本発明の実施形態として引用する。図1において、1は液晶テレビAの本体であって、フレーム1aに固定された取付板(シャーシ)6を備えている。取付板6には、回路基板10,20,30が取り付けられているとともに、中継基板40,50が取り付けられている。2は本体1の正面側の液晶パネル、3は取付板6の左右に設けられたスピーカ、4はビス等の固定部材により取付板6に固着された支柱、5は支持台であって、これらは図4に示したものと同じものである。液晶パネル2、取付板6、回路基板10,20,30、および中継基板40,50は、液晶ディスプレイモジュールBを構成している。また、図示は省略しているが、取付板6の奥には、バックライト用光源が配設されている。以上の構成については、図5で示したものと同じである。
回路基板10には、バックライト用光源を駆動するためのインバータ回路11や、コネクタ12などが実装されている。回路基板20には、チューナ回路21、オーディオ回路22、電源回路23、入力切換回路24、コネクタ28,29などが実装されているとともに、基板端部に設けられた側壁25に、複数の信号入力端子26とチューナ素子27が取り付けられている。回路基板30には、デジタルIC31、コネクタ34,35,36などが実装されている。デジタルIC31は信号処理部を構成し、CPUのほか、映像信号を復調するビデオデコーダや、映像の表示を制御するタイミングコントローラ等が内蔵されている。
15はコネクタ12とコネクタ28とを接続するワイヤ等からなる接続部材であって、この接続部材15により、回路基板10と回路基板20とが電気的に接続されている。16はコネクタ29とコネクタ34とを接続するワイヤ等からなる接続部材であって、この接続部材16により、回路基板20と回路基板30とが電気的に接続されている。
中継基板40は、取付板6の上部に左右に延びるように配設されている。この中継基板40には、階調制御ブロック32、可変抵抗器33、コネクタ41、ソースドライバ42が実装されている。図5の場合と同様に、階調制御ブロック32は、液晶パネル2に表示される映像の階調を制御するための制御回路を備えており、ソースドライバ42は、液晶パネル2の薄膜トランジスタ(TFT)のソースへ信号を与えるためのドライバICがフレキシブル基板に実装されたCOF(Chip On Film)から構成されている。ソースドライバ42は、中継基板40上に一定間隔をおいて複数個が配列されている。可変抵抗器33は、液晶パネル2に表示される映像のフリッカ(ちらつき)を調整するための調整部材である。17はコネクタ41とコネクタ36とを接続するフラットケーブル等からなる接続部材であって、この接続部材17により、回路基板30と中継基板40とが電気的に接続されている。
図2は、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とが実装された中継基板40の要部を示す斜視図である。図2では、コネクタ41の図示は省略されている。図1および図2からわかるように、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とは、中継基板40上のソースドライバ42,42間の位置に実装されている。但し、これは一例であって、階調制御ブロック32および可変抵抗器33は、中継基板40上の空きスペースの任意の位置に設けることができる。
図1に戻り、中継基板50は、取付板6の側部(図1では右側)に上下に延びるように配設されている。この中継基板50には、コネクタ51と、液晶パネル2の薄膜トランジスタのゲートへ信号を与えるためのゲートドライバ52などが搭載されている。ゲートドライバ52は、ソースドライバ42と同様に、フレキシブル基板にドライバICが実装されたCOFから構成されており、中継基板50上に一定間隔をおいて複数個が配列されている。18はコネクタ51とコネクタ35とを接続するフラットケーブル等からなる接続部材であって、この接続部材18により、回路基板30と中継基板50とが電気的に接続されている。中継基板50に関しては、図5で示した中継基板50と変わりはない。
図1の構成においては、可変抵抗器33が中継基板40上に実装されており、この中継基板40は液晶パネル2の上部に位置している。このため、液晶テレビAの製造ラインでは、作業者は液晶テレビAの正面側(図4で示した側)で液晶パネル2に表示されたテスト画面を見ながら、中継基板40へ手を伸ばすだけで、可変抵抗器33を操作してフリッカの調整作業を容易に行うことができる。したがって、液晶テレビAの画面サイズが大きくても、従来のように液晶パネル2の裏側にある回路基板30まで手を伸ばして可変抵抗器33を操作する場合に比べて、調整作業が格段にやりやすくなる。この結果、作業効率が向上して製造コストを低減することができる。
また、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とが実装されている中継基板40は、回路基板30からソースドライバ42を介して液晶パネル2へ送られる映像信号や制御信号を中継する機能を有するだけであるから、中継基板40上には、もともと回路素子が実質的に存在せず、広い空きスペースが残されている。そこで、図5において回路基板30に実装されていた階調制御ブロック32と可変抵抗器33とを、図1のように中継基板40へ移設することにより、中継基板40の空きスペースを有効に利用して、階調制御ブロック32および可変抵抗器33を実装することができる。この結果、回路基板30は実装部品や信号ラインが減少してスペースが少なくて済み、基板30が小型化されて部品コストを低減することができる。
さらに、階調制御ブロック32から出力される階調制御信号は、本来ソースドライバ42へ与えられることから、図1のように階調制御ブロック32を中継基板40上に設ければ、階調制御信号を中継基板40上のパターンを介してソースドライバ42へ与えることができる。したがって、階調制御ブロック32とソースドライバ42とをワイヤ等の接続部材で接続する必要がなく、構成が簡略化される。
図3は、本発明の他の実施形態に係る液晶ディスプレイモジュールを用いた液晶テレビAを示す図であって、テレビ内部を背面側から見た図を示している。図3において、図1と同一部分には同一符号を付してある。図1の実施形態では、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とを、液晶パネル2の上部の中継基板40に実装したのに対し、図3の実施形態では、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とを、液晶パネル2の側部の中継基板50に実装している。その他の点については、図1と同じである。
図3の構成においては、可変抵抗器33が中継基板50上に実装されており、この中継基板50は液晶パネル2の側部に位置している。このため、液晶テレビAの製造ラインでは、作業者は液晶テレビAの正面側(図4で示した側)で液晶パネル2に表示されたテスト画面を見ながら、中継基板50へ手を伸ばすだけで、可変抵抗器33を操作してフリッカの調整作業を容易に行うことができる。したがって、液晶テレビAの画面サイズが大きくても、従来のように液晶パネル2の裏側にある回路基板30まで手を伸ばして可変抵抗器33を操作する場合に比べて、調整作業が格段にやりやすくなる。この結果、作業効率が向上して製造コストを低減することができる。
また、階調制御ブロック32と可変抵抗器33とが実装されている中継基板50も、中継基板40と同様に、回路基板30から液晶パネル2へ送られる信号を中継する機能を有するだけであるから、中継基板50上には、もともと回路素子が実質的に存在せず、広い空きスペースが残されている。そこで、図5において回路基板30に実装されていた階調制御ブロック32と可変抵抗器33とを、図3のように中継基板50へ移設することにより、中継基板50の空きスペースを有効に利用して、階調制御ブロック32および可変抵抗器33を実装することができる。この結果、回路基板30は実装部品や信号ラインが減少してスペースが少なくて済み、基板30が小型化されて部品コストを低減することができる。
上述した実施形態においては、液晶ディスプレイモジュールBを液晶テレビAに用いた例を挙げたが、本発明に係る液晶ディスプレイモジュールは、液晶テレビ以外の液晶表示装置にも適用することができる。
本発明に係る液晶テレビの内部を背面側から見た図である。 中継基板の要部を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る液晶テレビ内部を背面側から見た図である。 液晶テレビの一例を示す外観図である。 従来の液晶テレビの内部を背面側から見た図である。
符号の説明
1 本体
2 液晶パネル
6 取付板
10 回路基板
17 接続部材
18 接続部材
20 回路基板
30 回路基板
32 階調制御ブロック
33 可変抵抗器
40 中継基板
42 ソースドライバ
50 中継基板
52 ゲートドライバ
A 液晶テレビ
B 液晶ディスプレイモジュール

Claims (3)

  1. テレビジョン本体の正面側に設けられた液晶パネルと、
    テレビジョン本体の背面側に設けられた取付板と、
    前記取付板に取り付けられ、受信した映像信号に対してデジタル処理を行う信号処理部が搭載された回路基板と、
    前記液晶パネルの上部に横方向に配列されたソースドライバと、
    前記液晶パネルの側部に縦方向に配列されたゲートドライバと、
    前記液晶パネルの上部に位置して前記回路基板と前記ソースドライバとを中継する第1の中継基板と、
    前記液晶パネルの側部に位置して前記回路基板と前記ゲートドライバとを中継する第2の中継基板と、
    前記回路基板と第1の中継基板とを接続する第1の接続部材と、
    前記回路基板と第2の中継基板とを接続する第2の接続部材と、
    を備えた液晶テレビジョン装置において、
    前記液晶パネルに表示される映像のフリッカを調整するための可変抵抗器を、階調を制御するための階調制御ブロックとともに、前記回路基板から分離して前記第1の中継基板上に設けたことを特徴とする液晶テレビジョン装置。
  2. テレビ本体の正面側に設けられた液晶パネルと、
    テレビ本体の背面側に設けられた取付板と、
    前記取付板に取り付けられ、受信した映像信号に対してデジタル処理を行う信号処理部が搭載された回路基板と、
    前記液晶パネルの上部に横方向に配列されたソースドライバと、
    前記液晶パネルの側部に縦方向に配列されたゲートドライバと、
    前記液晶パネルの上部に位置して前記回路基板と前記ソースドライバとを中継する第1の中継基板と、
    前記液晶パネルの側部に位置して前記回路基板と前記ゲートドライバとを中継する第2の中継基板と、
    前記回路基板と第1の中継基板とを接続する第1の接続部材と、
    前記回路基板と第2の中継基板とを接続する第2の接続部材と、
    を備えた液晶テレビジョン装置において、
    前記液晶パネルに表示される映像のフリッカを調整するための可変抵抗器を、階調を制御するための階調制御ブロックとともに、前記回路基板から分離して前記第2の中継基板上に設けたことを特徴とする液晶テレビジョン装置。
  3. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面側に設けられ、映像信号に対してデジタル処理を行う信号処理部が搭載された回路基板と、
    前記回路基板と前記液晶パネルとの間に設けられ、回路基板から液晶パネルへの信号の中継を行う中継基板と、
    を備えた液晶ディスプレイモジュールにおいて、
    前記液晶パネルに表示される映像のフリッカを調整するための調整部材を、階調を制御するための階調制御ブロックとともに、前記回路基板から分離して前記中継基板上に設けたことを特徴とする液晶ディスプレイモジュール。
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