JP4586265B2 - タービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば航空用ガスタービン・エンジンやロケットエンジン等のタービン翼を、小流量の冷却空気にて効果的に冷却できるようにしたタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば航空用ガスタービン・エンジンにおいて、燃焼ガスが吹き付けられるガスタービンのタービン翼を、少ない圧力損失のもとで効率よく冷却するには、薄膜冷却(film cooling)方式及びインピンジメント冷却(impingement cooling)方式を組み合わせたシャワーヘッドタイプが採用されていた。
【0003】
即ち、ガスタービンのタービン翼は、図5、図6に示すように、タービン翼外壁1に、内外に貫通する多数のフィルム冷却孔2を開口し、且つ、タービン翼外壁1の内側に挿入したタービン翼内壁3(インサート)に多数のインピンジ孔4を開口したトランスピレーション冷却(空気染み出し冷却)構造となっている。
そして、インピンジ孔4から噴出される高速の冷却空気をタービン翼外壁1の内面(図5の上側面)に吹き付けてタービン翼外壁1を冷却し、続いて、フィルム冷却孔2からタービン翼外壁1の外面に導出させてタービン翼外壁1の特に前縁部を冷却空気の薄膜で覆うことによりタービン翼を高温から保護するようにしている。
【0004】
この時のタービン翼外壁1とタービン翼内壁3との間には、相互間隔を保持し、同時にタービン翼外壁1の強度を高めるための円柱形状を有した複数の支持ピン5が設けられている。上記トランスピレーション冷却構造は、前記フィルム冷却孔2及び前記インピンジ孔4を含めて精密鋳造により一体成形されている。
【0005】
そして、前記フィルム冷却孔2とインピンジ孔4及び支持ピン5は、例えば図6に示すように、フィルム冷却孔2とインピンジ孔4とが交互に升目状に正方形配置され、且つ二個のフィルム冷却孔2と二個のインピンジ孔4の正方形の中心位置に支持ピン5が配置された構成となっている。
【0006】
上記図5、図6に示した従来のトランスピレーション冷却構造によれば、タービン翼外壁1に対して多数の支持ピン5により連結したタービン翼内壁3によって強度部材が構成されるので、タービン翼外壁1の強度を高めてタービン翼全体の壁厚を薄くすることができる。
【0007】
更に、タービン翼外壁1の内表面及びタービン翼内壁3の外表面とそれらを繋ぐ多数の支持ピン5の全表面が熱を放出する伝熱面積として寄与することになるので、熱伝達が向上し、よって効果的な冷却が行われるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、更にガスタービンの熱効率を高めることが要求されるようになってきており、このためにタービン入口温度の上昇を図ることが想定され、従って、更に少ない冷却空気量で冷却性能が高められる技術の出現が望まれている。
【0009】
このとき、特に図5、図6に示した従来の構成では、支持ピン5が図示したように円柱形状を有しているために伝熱面積が比較的小さく、しかも支持ピン5の配置構成上、冷却空気と接する機会が少ないために、冷却効果を十分に高めることができない。このために、図5、図6に示した従来の構成ではある程度以上に冷却空気量を低減することはできず、よってガスタービンの熱効率を所定以上に高めることができないという問題を有していた。
【0010】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなしたものであり、小流量の冷却空気にてタービン翼の冷却効率を大幅に向上させられるようにしたタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼外壁と、多数のインピンジ孔を有するタービン翼内壁とが間隙をおいて配置され、且つタービン翼外壁とタービン翼内壁とが複数の多角柱ピンにより連結され、前記多角形ピンが、横断面四角形のピンの一つの角部を切除部分の横断面が直角二等辺三角形をなすよう縦方向に切断して切断面を形成した五角形ピンであり、二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔とが正方形配置となっており、四本の前記五角形ピンが、二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔が正方形配置された対角線上において切断面が二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔の夫々に向くように配置され、各五角形ピンの相互間に十字方向流路が形成されていることを特徴とするタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造、に係るものである。
【0014】
本発明は、多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼外壁と、多数のインピンジ孔を有するタービン翼内壁とが間隙をおいて配置され、且つタービン翼外壁とタービン翼内壁とが複数の多角柱ピンにより連結され、前記多角形ピンが、正三角形ピンであり、一個のインピンジ孔に対して等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にフィルム冷却孔が配置され、且つ各フィルム冷却孔に対して等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にインピンジ孔が配置されており、前記インピンジ孔及びフィルム冷却孔の外周を取り囲む六箇所において、正三角形ピンの角部の一つがインピンジ孔に対向し、角部の他の一つがフィルム冷却孔に対向するように配置され、各正三角形ピンの相互間に六方向流路が形成されていることを特徴とするタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造、に係るものである。
【0015】
上記手段によれば、従来の構成に比して平均冷却効率を大幅に高めることができ、よって、従来の構成に比して少ない冷却空気の流量でも同一の冷却効果を上げることができるようになり、従ってタービン効率を大幅に向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は本発明のタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造の一例を示したものであり、図中図5、図6と同一のものには同じ符号を付して詳細な説明は省略し、本発明の特徴部分についてのみ詳述する。
【0018】
図1に示すように、図5のタービン翼外壁1に列をなして形成したフィルム冷却孔2と、タービン翼内壁3に列をなして形成したインピンジ孔4とが、所要の間隔を有して交互に配置され、且つ二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4とが正方形の升目を形成するように配置されており、二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4の正方形配置の内側に、四本の五角形ピン6が等間隔に配置されている。
【0019】
図1における五角形ピン6は、横断面四角形のピンの一つの角部を切除部分の横断面が直角二等辺三角形をなすよう縦方向に切断して切断面7を形成しており、更に四本の五角形ピン6は、切断面7が前記二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4の夫々に向くように、前記二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4による正方形の対角線上に配置されている。これにより、二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4による正方形の内部には五角形ピン6によって十字方向流路8が形成されている。又、一個のフィルム冷却孔2と一個のインピンジ孔4との間には前記と形が異なる十字方向流路8’が形成されている。
【0020】
尚、五角形ピン6の形状は図に示した形状以外にも変更することができ、又五角形ピン6の相互間に形成される十字方向流路8,8’の流路幅も種々変更することができる。
【0021】
次に、上記形態例の作用を説明する。
【0022】
図1に示すように、升目配置された、二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4の正方形配置の内側に、切断面7が二個のフィルム冷却孔2,2と二個のインピンジ孔4,4の夫々に向くように、四本の五角形ピン6を等間隔に配置して、その相互間に十字方向流路8,8’が形成されるようにしているので、インピンジ孔4から吹き出された冷却空気は、先ず四本の五角形ピン6の切断面7に衝突し、続いて五角形ピン6の相互間を流動した後、フィルム冷却孔2に流入する直前で五角形ピン6にて流路が狭められていることにより流速が高められてフィルム冷却孔2から噴出される。
【0023】
このように、インピンジ孔4からフィルム冷却孔2に向かう冷却空気は、五角形ピン6の切断面7に衝突することによって冷却効果が高められると共に、複数の五角形ピン6に接することによって伝熱面積が増加されることにより冷却効果が高められ、更にインピンジ孔4からフィルム冷却孔2に向かう間に冷却空気の流速が変化することによって冷却効果が高められ、これにより効果的な冷却が行われるようになる。
【0024】
図3は、ピン高さ(図5のタービン翼外壁1とタービン翼内壁3との間隔)と平均冷却効率Aとの関係を示したものであり、図3では前記図5、図6の従来の構成の場合における平均冷却効率を1としたときに対して、図1に示した五角形ピン6の構成の場合を比較して示している。
【0025】
図3において、ピン高さが0.2mmより小さい時には図5、図6の従来の構成の場合の値1より低い平均冷却効率Aを示しているが、ピン高さが0.2mmより大きくなると図1の構成による平均冷却効率Aは図5、図6の従来の構成に比して大幅に高められる。タービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造を実施する場合に、製作上からピン高さ(図5のタービン翼外壁1とタービン翼内壁3との間隔)は一般に0.4mm以上とすることが想定されるので、平均冷却効率Aは充分高い値を保持することができる。
【0026】
このように平均冷却効率Aが大幅に高められることによって、図5、図6の従来の構成に比して少ない冷却空気の流量でも同一の冷却効果を上げることができるようになり、よってタービン効率を向上させられる効果がある。
【0027】
図2は本発明のタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造の他の例を示したものであり、図中図5、図6と同一のものには同じ符号を付して詳細な説明は省略し、本発明の特徴部分についてのみ詳述する。
【0028】
図2では、図5のタービン翼内壁3に形成する一個のインピンジ孔9に対して、等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置になるようにフィルム冷却孔10をタービン翼外壁1に形成しており、これにより、一個のインピンジ孔9に対して最も近い位置に3個のフィルム冷却孔10が位置することになる。更に、各フィルム冷却孔10に対しても、等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にインピンジ孔9が配置されるようにしている。
【0029】
更に、前記インピンジ孔9の外周を取り囲む六箇所において、正三角形ピン11の角部の一つが前記インピンジ孔9の中心に対向し、角部の他の一つがフィルム冷却孔10の中心に対向するように配置している。そして、各正三角形ピン11の相互間に六方向流路12が形成されるようにしている。この時、前記一個のインピンジ孔9に対して等間隔に3個設けられているフィルム冷却孔10の相互間は、フィルム冷却孔10もインピンジ孔9も配置されておらず、六個の正三角形ピン11によって六方向流路12’が形成された箇所となっている。
【0030】
尚、図2では正三角形ピン11の場合を示しており、このために一個のインピンジ孔9から六方向に延びる六方向流路12は均一幅になっているが、インピンジ孔9からフィルム冷却孔10に向かうに従って流路間隔が狭くなるようにしてもよく、この場合には正三角形ピン11とすることなく、例えば二等辺三角形のピンとしてもよい。
【0031】
次に、上記形態例の作用を説明する。
【0032】
図2に示すように、一個のインピンジ孔9に対して等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置に三個のフィルム冷却孔10が配置され、更に、各フィルム冷却孔10に対しても等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にインピンジ孔9が配置され、そして、前記インピンジ孔9の外周を取り囲む六箇所において、正三角形ピン11の角部の一つが前記インピンジ孔9に対向し、角部の他の一つがフィルム冷却孔10に対向するように配置されて、正三角形ピン11によって六方向流路12,12’が形成されるようにしているので、インピンジ孔9から吹き出された冷却空気は、正三角形ピン11による六方向流路12,12’を流動してフィルム冷却孔10に向かうようになる。
【0033】
このため、六方向流路12,12’を流動する冷却空気は、インピンジ孔9を取り囲む六個の正三角形ピン11の総てに接することになるために伝熱面積が増大されて冷却効果が大幅に高められ、よって効果的な冷却が行われるようになる。
【0034】
図4は、ピン高さ(図5のタービン翼外壁1とタービン翼内壁3との間隔)と平均冷却効率Bとの関係を示したものであり、図4では前記図5、図6の従来の構成の場合における平均冷却効率を1としたときに対して、図2に示したインピンジ孔9とフィルム冷却孔10と正三角形ピン11の配置構成の場合を比較して示している。
【0035】
図4において、ピン高さが0.24mmより小さい時には図5、図6の従来の構成の場合の値1より低い平均冷却効率Bを示しているが、ピン高さが0.24mmより大きくなると図2の構成による平均冷却効率Bは図5、図6の構成に比して大幅に高められる。タービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造を実施する場合に、製作上からピン高さ(図5のタービン翼外壁1とタービン翼内壁3との間隔)は一般に0.4mm以上とすることが想定されるので、上記平均冷却効率Bは充分高い値を保持することができる。
【0036】
このように平均冷却効率Bが大幅に高められることによって、図5、図6の従来の構成に比して少ない冷却空気の流量でも同一の冷却効果を上げることができるようになり、よってタービン効率を向上させられる効果がある。
【0037】
尚、本発明は上記形態例にのみ限定されるものではなく、五角形ピン、正三角形ピンを用いた場合について例示したが、その他の種々の多角形ピンを用いるようにしてもよいこと、多角形ピンの配置構成も種々変更し得ること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0038】
【発明の効果】
本発明のタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造によれば、従来の構成に比して平均冷却効率を大幅に高めることができ、よって、従来の構成に比して少ない冷却空気の流量でも同一の冷却効果を上げることができるようになり、従ってタービン効率を大幅に向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造の形態の一例を示す切断平面図である。
【図2】本発明のタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造の形態の他の例を示す切断平面図である。
【図3】図1の構成の場合の平均冷却効率を従来の構成の場合と比較して示した線図である。
【図4】図2の構成の場合の平均冷却効率を従来の構成の場合と比較して示した線図である。
【図5】従来のタービン翼のトランスピレーション冷却構造の一例を示す切断側面図である。
【図6】図5をVI−VI方向から見た切断平面図である。
【符号の説明】
1 タービン翼外壁
2 フィルム冷却孔
3 タービン翼内壁
4 インピンジ孔
6 五角形ピン
7 切断面
8 十字方向流路
8’ 十字方向流路
9 インピンジ孔
10 フィルム冷却孔
11 三角形ピン
12 六方向流路
12’ 六方向流路
Claims (2)
- 多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼外壁と、多数のインピンジ孔を有するタービン翼内壁とが間隙をおいて配置され、且つタービン翼外壁とタービン翼内壁とが複数の多角柱ピンにより連結され、前記多角形ピンが、横断面四角形のピンの一つの角部を切除部分の横断面が直角二等辺三角形をなすよう縦方向に切断して切断面を形成した五角形ピンであり、二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔とが正方形配置となっており、四本の前記五角形ピンが、二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔が正方形配置された対角線上において切断面が二個のフィルム冷却孔と二個のインピンジ孔の夫々に向くように配置され、各五角形ピンの相互間に十字方向流路が形成されていることを特徴とするタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造。
- 多数のフィルム冷却孔を有するタービン翼外壁と、多数のインピンジ孔を有するタービン翼内壁とが間隙をおいて配置され、且つタービン翼外壁とタービン翼内壁とが複数の多角柱ピンにより連結され、前記多角形ピンが、正三角形ピンであり、一個のインピンジ孔に対して等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にフィルム冷却孔が配置され、且つ各フィルム冷却孔に対して等間隔で且つ互いに120゜ずつ離れた位置にインピンジ孔が配置されており、前記インピンジ孔及びフィルム冷却孔の外周を取り囲む六箇所において、正三角形ピンの角部の一つがインピンジ孔に対向し、角部の他の一つがフィルム冷却孔に対向するように配置され、各正三角形ピンの相互間に六方向流路が形成されていることを特徴とするタービン翼のトランスピレーション冷却伝熱促進構造。
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