JPS6323452B2 - - Google Patents
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- JPS6323452B2 JPS6323452B2 JP55056105A JP5610580A JPS6323452B2 JP S6323452 B2 JPS6323452 B2 JP S6323452B2 JP 55056105 A JP55056105 A JP 55056105A JP 5610580 A JP5610580 A JP 5610580A JP S6323452 B2 JPS6323452 B2 JP S6323452B2
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- combustion chamber
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/002—Wall structures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R2900/00—Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
- F23R2900/03044—Impingement cooled combustion chamber walls or subassemblies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/12—All metal or with adjacent metals
- Y10T428/12361—All metal or with adjacent metals having aperture or cut
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24273—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including aperture
- Y10T428/24322—Composite web or sheet
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスタービンエンジンの燃焼室に関す
るものである。
るものである。
ガスタービンエンジンのタービン入口のガス温
度は近年急激に高いものとなつてきたが、さらに
高くなるものと考えられる。これは、推力が高く
経済的に運転できるガスタービンエンジンを作る
為に必要だからである。熱効率即ち出力および燃
料消費率は圧縮機の圧力と燃焼温度とが高い程良
くなる。圧縮機の圧力が高い程、圧縮機出口の空
気温度が高く、且つ、燃焼室の圧力が高くなり、
従つて、圧縮機から出る空気の高い温度と燃焼熱
とにより、燃焼室の壁の温度を許容値に維持する
ことが困難となつて来る。燃焼室の許容温度は金
属の機械的性質および耐熱性により決る。
度は近年急激に高いものとなつてきたが、さらに
高くなるものと考えられる。これは、推力が高く
経済的に運転できるガスタービンエンジンを作る
為に必要だからである。熱効率即ち出力および燃
料消費率は圧縮機の圧力と燃焼温度とが高い程良
くなる。圧縮機の圧力が高い程、圧縮機出口の空
気温度が高く、且つ、燃焼室の圧力が高くなり、
従つて、圧縮機から出る空気の高い温度と燃焼熱
とにより、燃焼室の壁の温度を許容値に維持する
ことが困難となつて来る。燃焼室の許容温度は金
属の機械的性質および耐熱性により決る。
本発明の目的は燃焼室の壁の温度を許容値に維
持することができるガスタービンエンジン燃焼室
を提供することにある。
持することができるガスタービンエンジン燃焼室
を提供することにある。
特許願、昭50−148343号明細書(特開昭51−
86067号公報、特公昭58−2340号公報参照)には、
〓互いに対面して接着された耐熱材料の第1およ
び第2の板から成り、該第1および第2の板は
各々多数の孔を有し、片方の上記板の上記孔の位
置は他方の上記板の位置から外れており、少くと
も片方の上記板の他方の板に対面する面に、上記
第1の上記孔を上記第2の板の上記孔に連絡する
通路を形成する溝を有し、所定領域において上記
第1の板の上記孔の合計断面積が上記第2の板の
上記孔の合計断面積の少くとも2倍であり、冷却
空気が該第2の板の上記孔から流入して上記第1
の板の上記孔から流出するようになされた、ガス
タービンエンジン燃焼室用多孔積層材〓が開示さ
れている。
86067号公報、特公昭58−2340号公報参照)には、
〓互いに対面して接着された耐熱材料の第1およ
び第2の板から成り、該第1および第2の板は
各々多数の孔を有し、片方の上記板の上記孔の位
置は他方の上記板の位置から外れており、少くと
も片方の上記板の他方の板に対面する面に、上記
第1の上記孔を上記第2の板の上記孔に連絡する
通路を形成する溝を有し、所定領域において上記
第1の板の上記孔の合計断面積が上記第2の板の
上記孔の合計断面積の少くとも2倍であり、冷却
空気が該第2の板の上記孔から流入して上記第1
の板の上記孔から流出するようになされた、ガス
タービンエンジン燃焼室用多孔積層材〓が開示さ
れている。
上記「所定領域〓即ち、少くとも一部の領域に
おいては、上記第1の板の上記孔から流出する冷
却空気の速度は上記第2の板の上記孔から流入す
る冷却空気の速度より著しく低く、上記第2の板
の上記孔から流入して上記第1の板の内面に衝突
した後該第1の板の上記孔から流出した冷却空気
は合流して該第1の板の外面に冷却空気の薄膜を
形成するから、上記の多孔積層材で形成した燃焼
室の壁は効果的に冷却される。
おいては、上記第1の板の上記孔から流出する冷
却空気の速度は上記第2の板の上記孔から流入す
る冷却空気の速度より著しく低く、上記第2の板
の上記孔から流入して上記第1の板の内面に衝突
した後該第1の板の上記孔から流出した冷却空気
は合流して該第1の板の外面に冷却空気の薄膜を
形成するから、上記の多孔積層材で形成した燃焼
室の壁は効果的に冷却される。
本発明は、上記多孔積層材を用いて燃焼室の内
壁が最も効果的に冷却される構造のガスタービン
エンジン燃焼室を提供することを目的とする。
壁が最も効果的に冷却される構造のガスタービン
エンジン燃焼室を提供することを目的とする。
本発明のガスタービンエンジンの燃焼室は、該
燃焼室の壁の少くとも1部が多孔積層材で形成さ
れ、該多孔積層材は互いに対面して接着された耐
熱材料の第1および第2の板から成り、該第1お
よび第2の板は各々多数の孔を有し、片方の上記
板の上記孔の位置は他方の上記板の上記孔の位置
から外れており、少くとも片方の上記板の他方の
板に対面する面に、上記第1の板の上記孔を上記
第2の板の上記孔に連絡する通路を形成する溝を
有し、少くとも一部の領域において上記第1の板
の上記孔の合計断面積が上記第2の板の上記孔の
合計断面積の少くとも2倍であり、冷却空気が該
第2の板の上記孔から流入して上記第1の板の上
記孔から流出するようになされ、上記燃焼室の壁
は、低温側壁面である外側壁面が上記第2の板に
より、高温側壁面である内側壁面が上記第1の板
によりそれぞれ形成されている燃焼室において、
燃焼室の高温側即ち内側壁面を形成する上記第1
の板の互いに隣接する孔は、上記少くとも一部の
領域においては、燃焼室の縦軸線に対し或る角度
で傾斜する方向に整列していることを特徴とする
ものである。
燃焼室の壁の少くとも1部が多孔積層材で形成さ
れ、該多孔積層材は互いに対面して接着された耐
熱材料の第1および第2の板から成り、該第1お
よび第2の板は各々多数の孔を有し、片方の上記
板の上記孔の位置は他方の上記板の上記孔の位置
から外れており、少くとも片方の上記板の他方の
板に対面する面に、上記第1の板の上記孔を上記
第2の板の上記孔に連絡する通路を形成する溝を
有し、少くとも一部の領域において上記第1の板
の上記孔の合計断面積が上記第2の板の上記孔の
合計断面積の少くとも2倍であり、冷却空気が該
第2の板の上記孔から流入して上記第1の板の上
記孔から流出するようになされ、上記燃焼室の壁
は、低温側壁面である外側壁面が上記第2の板に
より、高温側壁面である内側壁面が上記第1の板
によりそれぞれ形成されている燃焼室において、
燃焼室の高温側即ち内側壁面を形成する上記第1
の板の互いに隣接する孔は、上記少くとも一部の
領域においては、燃焼室の縦軸線に対し或る角度
で傾斜する方向に整列していることを特徴とする
ものである。
本発明に燃焼室は、上記少くとも一部の領域で
は、内側壁面の冷却空気流出孔が燃焼室の縦軸線
に対し或る角度で傾斜する方向に整列しているの
で、冷却空気流出孔の列の間に冷却空気薄膜の隙
間が生じることなく燃焼室内壁を完全に覆う冷却
空気薄膜が形成され、従つて、上記少くとも一部
の領域において、高温の燃焼ガスが燃焼室の内壁
に直接接触することが完全に防止されるとともに
燃焼室内壁面の薄膜冷却が効果的に行われる。
は、内側壁面の冷却空気流出孔が燃焼室の縦軸線
に対し或る角度で傾斜する方向に整列しているの
で、冷却空気流出孔の列の間に冷却空気薄膜の隙
間が生じることなく燃焼室内壁を完全に覆う冷却
空気薄膜が形成され、従つて、上記少くとも一部
の領域において、高温の燃焼ガスが燃焼室の内壁
に直接接触することが完全に防止されるとともに
燃焼室内壁面の薄膜冷却が効果的に行われる。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図および第2図に示すガスタービンエンジ
ン10は、流れの順序に、圧縮機11、環缶複合
型燃焼室14を含む燃焼装置、および圧縮機駆動
用タービン16から成つている。
ン10は、流れの順序に、圧縮機11、環缶複合
型燃焼室14を含む燃焼装置、および圧縮機駆動
用タービン16から成つている。
燃焼室14の缶15は断面が円形で、内壁18
と外壁20とで形成された環の中に収容されてい
る。燃焼室14の壁14aおよび頭部14bは多
孔積層材22で作られている。冷却空気および希
釈空気が壁18,20と缶15との間の空間を通
り、冷却空気は多孔積層材を貫通しその内面に冷
却フイルムを形成する。冷却空気は頭部14bに
も送られる。
と外壁20とで形成された環の中に収容されてい
る。燃焼室14の壁14aおよび頭部14bは多
孔積層材22で作られている。冷却空気および希
釈空気が壁18,20と缶15との間の空間を通
り、冷却空気は多孔積層材を貫通しその内面に冷
却フイルムを形成する。冷却空気は頭部14bに
も送られる。
第3図には、多孔積層材22の詳細が分解図で
示されている。積層材22は一連の対称的に配列
された同一サイズの孔32と一連の対称的に配列
された溝34とを備えた外側シート第2の板30
を有している。溝34は片面のみに形成され、孔
32および溝34は電気化学的エツチングにより
作られ、孔32は溝34の交叉点の1つ置きに設
けられ、1つの溝34の上の孔32は隣りの溝3
4の孔32に対し喰違いに配置されている。内側
シート(第1の板)36にも、一連の対称的に配
列された孔32とサイズが同一の孔38および交
叉する溝40とが設けられ、溝40も片面のみに
形成されているが、内側シート36の孔38は単
位面積当りの数が外側シート30の孔32の2倍
であり、孔38と孔32とは同一サイズであるか
ら、内側シート36の孔38の合計断面積が外側
シート30の孔32の合計断面積の2倍となる孔
38は溝40の交叉点の丁度中間で内側シート3
6を貫通するように配置されている。内外両シー
トは溝34,40の間の接触面を重ね合わせてろ
う付けされ、両シートの溝および孔は互に喰違つ
ている。
示されている。積層材22は一連の対称的に配列
された同一サイズの孔32と一連の対称的に配列
された溝34とを備えた外側シート第2の板30
を有している。溝34は片面のみに形成され、孔
32および溝34は電気化学的エツチングにより
作られ、孔32は溝34の交叉点の1つ置きに設
けられ、1つの溝34の上の孔32は隣りの溝3
4の孔32に対し喰違いに配置されている。内側
シート(第1の板)36にも、一連の対称的に配
列された孔32とサイズが同一の孔38および交
叉する溝40とが設けられ、溝40も片面のみに
形成されているが、内側シート36の孔38は単
位面積当りの数が外側シート30の孔32の2倍
であり、孔38と孔32とは同一サイズであるか
ら、内側シート36の孔38の合計断面積が外側
シート30の孔32の合計断面積の2倍となる孔
38は溝40の交叉点の丁度中間で内側シート3
6を貫通するように配置されている。内外両シー
トは溝34,40の間の接触面を重ね合わせてろ
う付けされ、両シートの溝および孔は互に喰違つ
ている。
各シートの溝は正方形格子状に配列されている
が、内側シート36の正方形格子の間隔は外側シ
ート30よりも少し大きい。両シートはそれぞれ
の溝が互に対角線をなすよにろう付けされ、外側
シートの溝34の孔32を有しない交叉点が内側
シート36の溝40の交叉点と合致している。孔
32から矢印42のように流入した流体例えば空
気は、4等分されて溝34に沿い放射状に流れ溝
34および溝40の重なり合つた交叉点で溝40
に流入し、再び4等分されて、孔38を通じて内
側シート36から流出する。主な冷却効果はイン
ピンジメント衝突によるものであるが、冷却空気
が屈曲した流路を通る際の対流による冷却も幾ら
か行われる。冷却の程度は、孔および溝の寸法や
間隔および数により異る。
が、内側シート36の正方形格子の間隔は外側シ
ート30よりも少し大きい。両シートはそれぞれ
の溝が互に対角線をなすよにろう付けされ、外側
シートの溝34の孔32を有しない交叉点が内側
シート36の溝40の交叉点と合致している。孔
32から矢印42のように流入した流体例えば空
気は、4等分されて溝34に沿い放射状に流れ溝
34および溝40の重なり合つた交叉点で溝40
に流入し、再び4等分されて、孔38を通じて内
側シート36から流出する。主な冷却効果はイン
ピンジメント衝突によるものであるが、冷却空気
が屈曲した流路を通る際の対流による冷却も幾ら
か行われる。冷却の程度は、孔および溝の寸法や
間隔および数により異る。
孔38の数の多い、即ち、孔の合計断面積の大
きい内側シート36を燃焼室の高温にさらし、冷
却空気を外側シート30の孔32に供給する。孔
32を低温側孔と呼び、孔38を高温側孔と呼
ぶ。内側シート36の孔数が多く、即ち、孔の合
計断面積が大きいので、冷却空気は内側シート3
6の外面に比較的均等に分配されるとともに、冷
却空気が比較的低速となり、冷却空気のフイルム
(薄膜)が効果的に作られる。
きい内側シート36を燃焼室の高温にさらし、冷
却空気を外側シート30の孔32に供給する。孔
32を低温側孔と呼び、孔38を高温側孔と呼
ぶ。内側シート36の孔数が多く、即ち、孔の合
計断面積が大きいので、冷却空気は内側シート3
6の外面に比較的均等に分配されるとともに、冷
却空気が比較的低速となり、冷却空気のフイルム
(薄膜)が効果的に作られる。
第4図乃至第11図には、積層材の種々の孔、
溝配列を示す。その高温側孔数対低温側孔数の比
は、2:1(第4図)から14:1(第11図)まで
種々のものがある。即ち、4:1(第5図)、6:
1(第6図)、7:1(第7図)、8:1(第8図)、
10:1(第9図)、12:1(第10図)および14:
1(第11図)のものが示されている。低温側孔
を四角形記号で示し、高温側孔を円形記号で示
す。上記の比、即ち、高温側孔合計断面積対低温
側孔合計断面積の比は、四角形ABCDの中に含
まれる高温側孔および低温側孔の数を算えて計算
される。各四角形ABCDの中には低温側孔は1
個のみが中央に設けられ、例えば第8図では、孔
比は8:1であつて、4個の完全な高温側孔と8
個の半分の高温側孔とで合計8個の高温側孔が1
個の低温側孔に対し設けられている。図中、直線
は両シート30,36の溝34,40をそれぞれ
表している。両溝34,40は第4図乃至第11
図の例では完全に重なり合い、第3図の例では喰
違つている。
溝配列を示す。その高温側孔数対低温側孔数の比
は、2:1(第4図)から14:1(第11図)まで
種々のものがある。即ち、4:1(第5図)、6:
1(第6図)、7:1(第7図)、8:1(第8図)、
10:1(第9図)、12:1(第10図)および14:
1(第11図)のものが示されている。低温側孔
を四角形記号で示し、高温側孔を円形記号で示
す。上記の比、即ち、高温側孔合計断面積対低温
側孔合計断面積の比は、四角形ABCDの中に含
まれる高温側孔および低温側孔の数を算えて計算
される。各四角形ABCDの中には低温側孔は1
個のみが中央に設けられ、例えば第8図では、孔
比は8:1であつて、4個の完全な高温側孔と8
個の半分の高温側孔とで合計8個の高温側孔が1
個の低温側孔に対し設けられている。図中、直線
は両シート30,36の溝34,40をそれぞれ
表している。両溝34,40は第4図乃至第11
図の例では完全に重なり合い、第3図の例では喰
違つている。
第4図乃至第11図に示す配列のうち幾つか
は、低温側孔の付近で溝の幾つかを閉塞し、冷却
空気の流路を長くし、かつ多数の高温側孔に冷却
空気を流すのが好ましい。そうしなければ、低温
側孔に近い高温側孔に冷却空気の流れが偏り、低
温側孔から遠い高温側孔に流れる冷却空気が不足
することになる。
は、低温側孔の付近で溝の幾つかを閉塞し、冷却
空気の流路を長くし、かつ多数の高温側孔に冷却
空気を流すのが好ましい。そうしなければ、低温
側孔に近い高温側孔に冷却空気の流れが偏り、低
温側孔から遠い高温側孔に流れる冷却空気が不足
することになる。
第12図乃至第14図は第5図の多孔積層材を
詳細に示す。孔数比、即ち、孔合計断面積比は
4:1である。
詳細に示す。孔数比、即ち、孔合計断面積比は
4:1である。
両シート30,36は、溝34,40は同一パ
ターンのものであり、両シートを互にろう付けす
ると、両シートの溝パターンが重なり合い、冷却
空気が流れる通路44(第17図)が両シートの
対応する溝で形成される。好ましいろう付け温度
は、1100℃である。通路44は第13図および第
14図に明瞭に示されている。第13図は対角方
向の通路を示し、第14図は縦横の通路を示す。
ターンのものであり、両シートを互にろう付けす
ると、両シートの溝パターンが重なり合い、冷却
空気が流れる通路44(第17図)が両シートの
対応する溝で形成される。好ましいろう付け温度
は、1100℃である。通路44は第13図および第
14図に明瞭に示されている。第13図は対角方
向の通路を示し、第14図は縦横の通路を示す。
冷却空気の流れは矢印42で示し、冷却空気は
先ず各低温側孔32から注入し8つの流れに分岐
し、その4つは直接、通路44に沿つて流れ高温
側孔38から流出するが、残りの4つは、他の低
温側孔32からの対応する冷却空気と合流し再分
岐された後、縦横の通路44を経て高温側孔から
流出する。
先ず各低温側孔32から注入し8つの流れに分岐
し、その4つは直接、通路44に沿つて流れ高温
側孔38から流出するが、残りの4つは、他の低
温側孔32からの対応する冷却空気と合流し再分
岐された後、縦横の通路44を経て高温側孔から
流出する。
第15図乃至第17図は第8図の多孔積層材
(孔数比、即ち孔合計断面積比8:1)の詳細を
示す。この例では、低温側孔32の1つから流入
した冷却空気は分岐して一部は直接、4個の高温
側孔38から流出し、残りは間接的に、正方形
ABCD内の8個の高温側孔に対する流れの半分
を供給する。これらの8個の孔に対する空気流の
残りの半分の供給は、他の低温側孔32に流入す
る冷却空気流により行われる。
(孔数比、即ち孔合計断面積比8:1)の詳細を
示す。この例では、低温側孔32の1つから流入
した冷却空気は分岐して一部は直接、4個の高温
側孔38から流出し、残りは間接的に、正方形
ABCD内の8個の高温側孔に対する流れの半分
を供給する。これらの8個の孔に対する空気流の
残りの半分の供給は、他の低温側孔32に流入す
る冷却空気流により行われる。
実際上、高温側孔合計断面積と低温側孔合計断
面積との比は、少くとも2:1とすることが適当
な冷却を行うために必要である。この比は必要に
応じ、例えば14:1まで大きくすることができる
が、実用上は、この比は2:1〜10:1の範囲と
しなければならない。
面積との比は、少くとも2:1とすることが適当
な冷却を行うために必要である。この比は必要に
応じ、例えば14:1まで大きくすることができる
が、実用上は、この比は2:1〜10:1の範囲と
しなければならない。
両シートの接触面積は重要であり、この面積
は、シート全面積に対する比で18〜60%の範囲内
でなければならず、30〜60%の範囲内であるのが
好ましい。本発明の燃焼室に用いられる多孔積層
材の他の諸元を以下に示す。
は、シート全面積に対する比で18〜60%の範囲内
でなければならず、30〜60%の範囲内であるのが
好ましい。本発明の燃焼室に用いられる多孔積層
材の他の諸元を以下に示す。
(1) 低温側および高温側孔の直径は0.020〜0.040
インチ(0.508〜1.016mm)の範囲とする。
インチ(0.508〜1.016mm)の範囲とする。
(2) 空気中の微粒子、油、燃料の分解、および酸
化による通路の閉塞を防ぐため、通路の幅は
0.020〜0.050インチ(0.508〜1.070mm)の範囲、
深さは0.020〜0.030インチ(0.508〜0.762mm)
の範囲とする。
化による通路の閉塞を防ぐため、通路の幅は
0.020〜0.050インチ(0.508〜1.070mm)の範囲、
深さは0.020〜0.030インチ(0.508〜0.762mm)
の範囲とする。
(3) 溝の上の金属の厚さは、酸化による厚さの減
少を考慮に入れて充分な強度を有するものとす
る。
少を考慮に入れて充分な強度を有するものとす
る。
(4) 燃焼室(第2図および第18図)を作つた
時、高温側孔のパターンは燃焼室の縦軸線に対
し10〜30゜の適当な角度、例えば30゜の角度を有
すること、これは、燃焼室を通過する高温ガス
に冷却空気を供給するためである。高温側孔が
軸方向に整列していると、高温側孔の隣り合う
列の間を高温ガスが通り抜け全くフイルム冷却
が行われないことになるからである。
時、高温側孔のパターンは燃焼室の縦軸線に対
し10〜30゜の適当な角度、例えば30゜の角度を有
すること、これは、燃焼室を通過する高温ガス
に冷却空気を供給するためである。高温側孔が
軸方向に整列していると、高温側孔の隣り合う
列の間を高温ガスが通り抜け全くフイルム冷却
が行われないことになるからである。
(5) 燃焼室14の各々本発明により多孔積層材で
作られた構成部分の間の接続部を示す第19図
からわかるように、この接続部では適当な冷却
効果を得るため、高温側孔の密度を大きくする
ことができる。多孔積層材を切つて互に溶接す
る場合は、溶接の幅と孔パターンの傾斜のた
め、冷却孔の幾つかは閉塞されるから、上述の
ように高温側孔の密度を増すことは不可欠であ
る。
作られた構成部分の間の接続部を示す第19図
からわかるように、この接続部では適当な冷却
効果を得るため、高温側孔の密度を大きくする
ことができる。多孔積層材を切つて互に溶接す
る場合は、溶接の幅と孔パターンの傾斜のた
め、冷却孔の幾つかは閉塞されるから、上述の
ように高温側孔の密度を増すことは不可欠であ
る。
第20図では、孔パターンの密度は、下流方向
に漸減し、燃焼室の上流部分で冷却空気流を最大
とし、下流部分の最小の冷却空気流まで冷却空気
流を漸減させるようにしてもよい。このように孔
パターンを調整することにより、燃焼室の壁温度
を軸方向に略一定にし、或いは、所定の割合で壁
温度を変化させることができる。
に漸減し、燃焼室の上流部分で冷却空気流を最大
とし、下流部分の最小の冷却空気流まで冷却空気
流を漸減させるようにしてもよい。このように孔
パターンを調整することにより、燃焼室の壁温度
を軸方向に略一定にし、或いは、所定の割合で壁
温度を変化させることができる。
又、2つのシートの溝34,40で作られる通
路44は、片方のシートのみに適当な寸法の溝を
作り、他方のシートには溝を作らずに通路44を
形成することもできる。
路44は、片方のシートのみに適当な寸法の溝を
作り、他方のシートには溝を作らずに通路44を
形成することもできる。
第1図は本発明の燃焼室を有するガスタービン
エンジンを示す概略図。第2図は第1図の燃焼室
の拡大図。第3図は第1図および第2図の燃焼室
を作ることのできる特公昭58−2340号公報に記載
された多孔積層材の一形態を示す図。第4図乃至
第11図は、2枚のシートの孔数比が1:2から
1:14まで異なる種々の多孔積層材を示す図。第
12図は第5図の多孔積層材の分解斜視図。第1
3図は第12図の矢印E視図。第14図は第12
図の矢印F視図。第15図は第8図の多孔積層材
の平面図。第16図は第8図の多孔積層材の下側
シートの平面図。第17図は第15図および第1
6図のG―G視断面図。第18図は第1図および
第2図の燃焼室の内面の一部Hの拡大図。第19
図は第1図および第2図の燃焼室の内面の一部I
の拡大図。第20図は第18図に示す孔の代替的
な配列を示す図。 22……多孔積層材、30……外側シート(第
2の板)、32,38……孔、34,40……溝、
36……内側シート(第1の板)。
エンジンを示す概略図。第2図は第1図の燃焼室
の拡大図。第3図は第1図および第2図の燃焼室
を作ることのできる特公昭58−2340号公報に記載
された多孔積層材の一形態を示す図。第4図乃至
第11図は、2枚のシートの孔数比が1:2から
1:14まで異なる種々の多孔積層材を示す図。第
12図は第5図の多孔積層材の分解斜視図。第1
3図は第12図の矢印E視図。第14図は第12
図の矢印F視図。第15図は第8図の多孔積層材
の平面図。第16図は第8図の多孔積層材の下側
シートの平面図。第17図は第15図および第1
6図のG―G視断面図。第18図は第1図および
第2図の燃焼室の内面の一部Hの拡大図。第19
図は第1図および第2図の燃焼室の内面の一部I
の拡大図。第20図は第18図に示す孔の代替的
な配列を示す図。 22……多孔積層材、30……外側シート(第
2の板)、32,38……孔、34,40……溝、
36……内側シート(第1の板)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガスタービンエンジンの燃焼室であつて、該
燃焼室の壁の少くとも1部が多孔積層材で形成さ
れ、該多孔積層材は、互いに対面して接着された
耐熱材料の第1および第2の板から成り、該第1
および第2の板は各々多数の孔を有し、片方の上
記板の上記孔の位置は他方の上記板の上記孔の位
置から外れており、少くとも片方の上記板の他方
の板に対面する面に、上記第1の板の上記孔を上
記第2の板の上記孔に連絡する通路を形成する溝
を有し、少くとも一部の領域において上記第1の
板の上記孔の合計断面積が上記第2の板の上記孔
の合計断面積の少くとも2倍であり、冷却空気が
該第2の板の上記孔から流入して上記第1の板の
上記孔から流出するようになされ、上記燃焼室の
壁は、低温側壁面である外側壁面が上記第2の板
により、高温側壁面である内側壁面が上記第1の
板によりそれぞれ形成されている燃焼室におい
て、燃焼室の高温側即ち内側壁面を形成する上記
第1の板の互いに隣接する孔は、上記少くとも一
部の領域においては、燃焼室の縦軸線に対し或る
角度で傾斜する方向に整列していることを特徴と
するガスタービンエンジン燃焼室。 2 特許請求の範囲第1項のガスタービンエンジ
ン燃焼室において、上記第1の板の上記少くとも
一部の領域における孔は、多数の矩形の辺および
該矩形の対角線の上に位置し、各矩形の辺および
対角線は全て燃焼室の縦軸線に対し10゜〜30゜の角
度で傾斜している燃焼室。 3 特許請求の範囲第1項のガスタービンエンジ
ン燃焼室において、上記燃焼室の壁の大部分が、
溶接により互いに接続された多数の壁部分で形成
され、該壁部分を構成する上記第1および第2の
板の孔が、壁部分の接続端付近の領域においては
他の領域より高い密度で設けられている燃焼室。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB7915152A GB2049152B (en) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | Perforate laminated material |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55148151A JPS55148151A (en) | 1980-11-18 |
JPS6323452B2 true JPS6323452B2 (ja) | 1988-05-17 |
Family
ID=10504891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5610580A Granted JPS55148151A (en) | 1979-05-01 | 1980-04-26 | Porous laminated wood |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4315406A (ja) |
JP (1) | JPS55148151A (ja) |
DE (1) | DE3015624A1 (ja) |
FR (1) | FR2455678A1 (ja) |
GB (1) | GB2049152B (ja) |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2516822Y2 (ja) * | 1988-08-04 | 1996-11-13 | 川崎重工業株式会社 | ガスタービン用燃焼器 |
JPH0366585A (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-22 | Fujitsu Ltd | 関節型ロボット |
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1980
- 1980-04-07 US US06/137,776 patent/US4315406A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-04-22 FR FR8008967A patent/FR2455678A1/fr active Granted
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- 1980-04-26 JP JP5610580A patent/JPS55148151A/ja active Granted
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