JP4584870B2 - パケット損失特性解析装置、方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
この技術では、パケットがバースト的に損失するバースト損失によるアプリケーションに対するユーザ体感品質評価値の低下量を推定し、この低下量に基づきネットワーク品質管理目標値を算出している。
このように、FEC機能が適用された映像通信サービスでは、パケット損失がバースト的に発生した場合に初めて映像品質が低下する可能性が高い。
したがって、このようなランダムなパケット損失に対する損失耐性が高く、バースト的なパケット損失により初めて映像品質の低下が見られるような品質劣化特性を持つ映像通信について、バースト的なパケット損失を考慮して高い精度でユーザ体感品質を推定する場合、FEC機能の効果が得られずに発生した映像劣化を、例えば人間が知覚できないような映像劣化などの他の映像劣化と区別する必要がある。
したがって、本発明で得られたバースト判定条件に基づいて、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を判定することにより、FEC機能の効果が得られずに発生した映像劣化の有無に応じた映像通信状態を精度よく判定することができる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置の構成を示すブロック図である。
次に、図2および図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定処理について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定処理を示すフローチャートである。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定動作を示す説明図である。
本実施の形態では、仮定バースト判定条件13が、無効パケット検出時間の期間長を規定するための仮定バースト時間と、無効パケット検出時間内に検出した無効パケット数を判定するための仮定バースト判定パケット数との組からなり、映像劣化判定期間内に仮定バースト時間の期間長を持つ無効パケット検出時間を連続して設け、任意の無効パケット検出時間内の無効パケットの数と仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定する場合を例として説明する。
また、送信品質情報および受信品質情報は、映像劣化判定処理を開始する前に、品質情報取得部11により、RTCP XR(RTP Control Protocol)などの制御用パケットにより、アプリケーション端末2A,2Bから取得されているものとする。
この後、映像劣化判定部12は、図2の映像劣化判定処理を実行することにより、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を示す仮定バースト判定条件13に基づいて、所定の映像劣化判定期間内で無効パケット検出時間ごとに無効パケットから映像劣化の有無を判定する。
続いて、映像劣化判定部12は、受信品質情報および無効パケット判定結果に基づいて、送信されたメディア用パケットのうち無効パケット検出時間内に受信側アプリケーション端末2Bで正常受信したパケットおよび正常受信できなかった無効パケットからなる処理パケットを時刻順に1つずつ選択する(ステップ103)。なお、一度選択された処理パケットが再度選択されることはない。
ここで、無効パケット数が仮定バースト判定パケット数以上であった場合にのみ(ステップ106:YES)、当該無効パケット検出時間において映像劣化ありと判定し、これまでに計数した映像劣化検出回数を1つ増やすとともに、当該無効パケット検出期間の開始時刻を映像劣化発生時刻として記憶部へ保存する(ステップ107)。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置の動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置でのパケット損失特性解析処理を示すフローチャートである。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置の正解率算出動作を示す説明図である。図6は、本発明の第1の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置のバースト条件決定動作を示す説明図である。
この際、バースト判定条件決定部15では、映像劣化評価結果と映像劣化判定結果について、それぞれの映像劣化検出時刻と映像劣化検出回数を比較し、それぞれの映像劣化について正解得点を求める。
したがって、本発明で得られたバースト判定条件に基づいて、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を判定することにより、FEC機能の効果が得られずに発生した映像劣化の有無に応じた映像通信状態を精度よく判定することができる。
次に、図7および図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定処理を示すフローチャートである。図8は、本発明の第2の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定動作を示す説明図である。
映像劣化判定部12は、任意の無効パケットの発生時点から、例えば3分間程度の仮定バースト時間の期間長を持つ無効パケット検出時間を設け、当該無効パケット検出時間内の無効パケットの数と仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定する。
図7の映像劣化判定処理において、映像劣化判定部12は、まず、記憶部から任意の仮定バースト判定条件13を取得する(ステップ120)。仮定バースト判定条件13は、所望のバースト判定条件17の候補となる情報であり、値の異なる複数の仮定バースト判定条件13が予め記憶部に保存されている。
続いて、映像劣化判定部12は、受信品質情報および無効パケット判定結果に基づいて、送信されたメディア用パケットのうち無効パケット検出時間内に受信側アプリケーション端末2Bで正常受信したパケットおよび正常受信できなかった無効パケットからなる処理パケットを時刻順に1つずつ選択する。なお、一度選択された処理パケットが再度選択されることはない。
映像劣化判定部12は、このようにして、無効パケット検出時間が仮定バースト時間分経過するまでステップ122〜125を繰り返し実行する(ステップ126:NO)。
ここで、無効パケット数が仮定バースト判定パケット数以上であった場合にのみ(ステップ127:YES)、当該無効パケット検出時間において映像劣化ありと判定し、これまでに計数した映像劣化検出回数を1つ増やすとともに、当該無効パケット検出期間の開始時刻を映像劣化発生時刻として記憶部へ保存する(ステップ128)。
次に、図9および図10を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置について説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定処理を示すフローチャートである。図10は、本発明の第3の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定動作を示す説明図である。
映像劣化判定部12は、任意の無効パケットの発生時点から次の無効パケットまでの無効パケット間隔数が仮定パケット密度判定量以上となった時点までの期間長を持つ無効パケット検出時間を設け、当該無効パケット検出時間内の無効パケットの数と仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定する。
図9の映像劣化判定処理において、映像劣化判定部12は、まず、記憶部から任意の仮定バースト判定条件13を取得する(ステップ140)。仮定バースト判定条件13は、所望のバースト判定条件17の候補となる情報であり、値の異なる複数の仮定バースト判定条件13が予め記憶部に保存されている。
続いて、映像劣化判定部12は、受信品質情報および無効パケット判定結果に基づいて、送信されたメディア用パケットのうち無効パケット検出時間内に受信側アプリケーション端末2Bで正常受信したパケットおよび正常受信できなかった無効パケットからなる処理パケットを時刻順に1つずつ選択する。なお、一度選択された処理パケットが再度選択されることはない。
映像劣化判定部12は、このようにして、無効パケット間隔数が仮定パケット密度判定量以上となるまでステップ142〜147を繰り返し実行する(ステップ148:NO)。
ここで、無効パケット数が仮定バースト判定パケット数以上であった場合にのみ(ステップ149:YES)、当該無効パケット検出時間において映像劣化ありと判定し、これまでに計数した映像劣化検出回数を1つ増やすとともに、当該無効パケット検出期間の開始時刻を映像劣化発生時刻として記憶部へ保存する(ステップ150)。
次に、図11および図12を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置について説明する。図11は、本発明の第4の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置の構成を示すブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。図12は、本発明の第4の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での判定対象パケット選択動作を示す説明図である。
これにより、人間に映像劣化として知覚されうる無効パケットのみを映像劣化判定処理とすることができ、高い精度で映像劣化判定を行うことができる。
次に、図13を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置の動作について説明する。図13は、本発明の第4の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での映像劣化判定処理を示すフローチャートであり、前述した図7と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
ここでは、第2の実施の形態で説明した映像劣化判定処理に、本実施の形態を適用した場合を例として説明するが、他の実施の形態にも同様にして適用できる。
続いて、映像劣化判定部12は、受信品質情報および無効パケット判定結果に基づいて、送信されたメディア用パケットのうち無効パケット検出時間内に受信側アプリケーション端末2Bで正常受信したパケットおよび正常受信できなかった無効パケットからなる処理パケットを時刻順に1つずつ選択する。なお、一度選択された処理パケットが再度選択されることはない。
映像劣化判定部12は、このようにして、無効パケット検出時間が仮定バースト時間分経過するまでステップ122〜125を繰り返し実行する(ステップ126:NO)。
ここで、無効パケット数が仮定バースト判定パケット数以上であった場合にのみ(ステップ127:YES)、当該無効パケット検出時間において映像劣化ありと判定し、これまでに計数した映像劣化検出回数を1つ増やすとともに、当該無効パケット検出期間の開始時刻を映像劣化発生時刻として記憶部へ保存する(ステップ128)。
次に、図14を参照して、本発明の第5の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置について説明する。図14は、本発明の第5の実施の形態にかかるパケット損失特性解析装置での無効パケット判定処理を示すフローチャートである。
映像劣化判定部12は、まず、送信品質情報から未判定の送信メディア用パケットを任意に選択し(ステップ160)、そのシーケンス番号と同じメディア用パケットが受信されているか受信品質情報で確認する(ステップ161)。ここで、シーケンス番号と同じメディア用パケットが受信されていない場合には(ステップ161:NO)、当該メディア用パケットが途中の伝送路で損失した損失パケットであると判断できることから、無効パケットであると判定する(ステップ165)。
このようにして、選択した送信メディア用パケットに対して無効パケット判定を行った後、無効パケット未判定の送信パケットが残っている場合には(ステップ167:YES)、前述したステップ160へ戻って残りの受信メディア用パケットに対する無効パケット判定を繰り返し行う。一方、すべての送信メディア用パケットに対して無効パケット判定が終了した場合(ステップ167:NO)、一連の無効パケット判定処理を終了する。
以上の各実施の形態では、パケット損失特性解析装置1が、パケット損失特性解析処理に必要な送受信品質情報や映像劣化評価結果をアプリケーション端末2A,2Bや通信品質評価装置3から、メディア送信時にリアルタイム(オンライン)で取得する場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、任意の計測システムで予めパケット損失特性解析処理に必要な送受信品質情報や映像劣化評価結果を計測しておき、その後(オフラインで)これらデータをパケット損失特性解析装置1に入力するようにしてもよい。
Claims (10)
- パケット網を介して接続された送信側および受信側アプリケーション端末間での映像通信に用いるメディア用パケットの損失特性を解析することにより、映像品質の劣化要因となる前記メディア用パケットのバースト的な損失を判定するためのバースト判定条件を出力するパケット損失特性解析装置であって、
前記送信側アプリケーション端末から送信された前記メディア用パケットの送信状況を示す送信側品質情報と、前記受信側アプリケーション端末で受信した前記メディア用パケットの受信状況を示す受信品質情報とを取得する品質情報取得部と、
前記受信側アプリケーション端末で再生した前記映像の劣化に関する評価結果を取得する品質評価取得部と、
前記送信品質情報および前記受信品質情報に基づいて前記メディア用パケットのうち前記受信側アプリケーション端末で正常に受信できなかった無効パケットを判定し、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を示す仮定バースト判定条件に基づいて、所定の映像劣化判定期間内で無効パケット検出時間ごとに前記無効パケットから映像劣化の有無を判定する映像劣化判定部と、
前記品質評価取得部からの映像劣化評価結果に基づいて、異なるバースト判定条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定バースト判定条件を前記バースト判定条件として決定するバースト判定条件決定部と
を備えることを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記仮定バースト判定条件は、前記無効パケット検出時間の期間長を規定するための仮定バースト時間と、前記無効パケット検出時間内に検出した無効パケット数を判定するための仮定バースト判定パケット数との組からなり、
前記映像劣化判定部は、前記映像劣化判定期間内に前記仮定バースト時間の期間長を持つ無効パケット検出時間を連続して設け、任意の無効パケット検出時間内の無効パケットの数と前記仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定し、
前記バースト判定条件決定部は、各種仮定バースト時間と仮定バースト判定パケット数との組からなる仮定バースト条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定バースト時間および仮定バースト判定パケット数の組を前記バースト判定条件として出力する
ことを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記仮定バースト判定条件は、前記無効パケット検出時間の期間長を規定するための仮定バースト時間と、前記無効パケット検出時間内に検出した無効パケット数を判定するための仮定バースト判定パケット数との組からなり、
前記映像劣化判定部は、任意の無効パケットの発生時点から前記仮定バースト時間の期間長を持つ無効パケット検出時間を設け、当該無効パケット検出時間内の無効パケットの数と前記仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定し、
前記バースト判定条件決定部は、各種仮定バースト時間と仮定バースト判定パケット数との組からなる仮定バースト条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定バースト時間および仮定バースト判定パケット数の組を前記バースト判定条件として出力する
ことを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記仮定バースト判定条件は、前記無効パケット検出時間の終了判定に用いる無効パケット間隔数を規定する仮定パケット密度判定量と、前記無効パケット検出時間内に検出した無効パケット数を判定するための仮定バースト判定パケット数との組からなり、
前記映像劣化判定部は、任意の無効パケットの発生時点から次の無効パケットまでの無効パケット間隔数が前記仮定パケット密度判定量以上となった時点までを無効パケット検出時間とし、当該無効パケット検出時間内の無効パケットの数と前記仮定バースト判定パケット数との比較結果に基づいて当該無効パケット検出時間における映像劣化の有無を判定し、
前記バースト判定条件決定部は、各種仮定パケット密度判定量と仮定バースト判定パケット数との組からなる仮定バースト条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定パケット密度判定量および仮定バースト判定パケット数の組を前記バースト判定条件として出力する
ことを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記バースト判定条件決定部は、前記映像劣化判定結果で映像劣化ありと判定された劣化時点と、前記映像劣化評価結果で映像劣化ありと評価された劣化時点のそれぞれについて、両者における映像劣化の検出有無を比較し、これら劣化時点における当該比較結果に応じた正解得点の合計値に基づき前記正解率を算出することを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記受信品質情報に基づいて前記メディア用パケットに対応する映像のフレーム種別を判定し、前記フレーム種別に基づいて前記メディア用パケットのうち映像劣化の判定対象となる判定対象パケットを選択する判定対象パケット選択部をさらに備え、
前記映像劣化判定部は、前記無効パケットのうち前記判定対象パケットに選択された無効パケットから映像劣化の有無を判定する
ことを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記映像劣化判定部は、前記送信品質情報で送信が確認されたメディア用パケットのうち前記受信品質情報で受信が確認されていないメディア用パケット、および前記受信品質情報の各メディア用パケットの到着間隔を示す遅延揺らぎ時間が前記アプリケーションの許容パケット遅延時間を超えるメディア用パケットを前記無効パケットと判定することを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - 請求項1に記載のパケット損失特性解析装置において、
前記映像劣化判定部は、前記受信品質情報で受信確認されたメディア用パケットの送信順序と受信順序とが矛盾するメディア用パケットを前記無効パケットと判定することを特徴とするパケット損失特性解析装置。 - パケット網を介して接続された送信側および受信側アプリケーション端末間での映像通信に用いるメディア用パケットの損失特性を解析することにより、映像品質の劣化要因となる前記メディア用パケットのバースト的な損失を判定するためのバースト判定条件を出力するパケット損失特性解析装置で用いられるパケット損失特性解析方法であって、
品質情報取得部により、前記送信側アプリケーション端末から送信された前記メディア用パケットの送信状況を示す送信側品質情報と、前記受信側アプリケーション端末で受信した前記メディア用パケットの受信状況を示す受信品質情報とを取得する品質情報取得ステップと、
品質評価取得部により、前記受信側アプリケーション端末で再生した前記映像の劣化に関する評価結果を取得する品質評価取得ステップと、
映像劣化判定部により、前記送信品質情報および前記受信品質情報に基づいて前記メディア用パケットのうち前記受信側アプリケーション端末で正常に受信できなかった無効パケットを判定し、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を示す仮定バースト判定条件に基づいて、所定の映像劣化判定期間内で無効パケット検出時間ごとに前記無効パケットから映像劣化の有無を判定する映像劣化判定ステップと、
バースト判定条件決定部により、前記品質評価取得部からの映像劣化評価結果に基づいて、異なるバースト判定条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定バースト判定条件を前記バースト判定条件として決定するバースト判定条件決定ステップと
を備えることを特徴とするパケット損失特性解析方法。 - パケット網を介して接続された送信側および受信側アプリケーション端末間での映像通信に用いるメディア用パケットの損失特性を解析することにより、映像品質の劣化要因となる前記メディア用パケットのバースト的な損失を判定するためのバースト判定条件を算出するパケット損失特性解析装置のコンピュータに、
品質情報取得部により、前記送信側アプリケーション端末から送信された前記メディア用パケットの送信状況を示す送信側品質情報と、前記受信側アプリケーション端末で受信した前記メディア用パケットの受信状況を示す受信品質情報とを取得する品質情報取得ステップと、
品質評価取得部により、前記受信側アプリケーション端末で再生した前記映像の劣化に関する評価結果を取得する品質評価取得ステップと、
映像劣化判定部により、前記送信品質情報および前記受信品質情報に基づいて前記メディア用パケットのうち前記受信側アプリケーション端末で正常に受信できなかった無効パケットを判定し、任意の無効パケット検出時間内における無効パケットの発生状況を示す仮定バースト判定条件に基づいて、所定の映像劣化判定期間内で無効パケット検出時間ごとに前記無効パケットから映像劣化の有無を判定する映像劣化判定ステップと、
バースト判定条件決定部により、前記品質評価取得部からの映像劣化評価結果に基づいて、異なるバースト判定条件ごとに前記映像劣化判定部から得た映像劣化判定結果の正解率を算出し、最も高い正解率を示す仮定バースト判定条件を前記バースト判定条件として決定するバースト判定条件決定ステップと
を実行させるプログラム。
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