JP4584861B2 - シャットハイト調整機構を備えた鍛造プレス - Google Patents
シャットハイト調整機構を備えた鍛造プレス Download PDFInfo
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Description
近年、鍛造品のコストダウンを図るため、生産性の高い高速型の鍛造プレスが求められている。一方、連続して鍛造品をプレスしていくと、ビレット温度、ショット数、鍛造荷重、金型温度、フレーム各部の温度など鍛造品の厚み寸法に影響を及ぼす諸因子が変化し、鍛造品の厚み精度が悪くなる。したがって、製品の加工精度を一定に保つには、プレス作動中にシャットハイトを調整することが必要となる。本発明は、かかるプレス作動中にシャットハイト調整が可能なシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレスに関する。
第2発明のシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレスは、第1発明において、前記シャットハイト調整機構は、コンロッドとスライドとを連結する偏心リストピンと、該偏心リストピンに、その歯が該偏心リストピンの外周面に位置するように取り付けられた部分ピニオンと、該部分ピニオンと噛み合うラックと、該ラックを前記偏心リストピンの半径方向に沿って移動させる油圧シリンダとからなることを特徴とする。
第3発明のシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレスは、第1または第2発明において、ACサーボモータ駆動のトランスファーフィード装置を備えており、該トランスファーフィード装置は、前記シャットハイト調整サイクルでは、作動を一時停止するように制御されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、油圧シリンダの伸縮を、ラックピニオン機構で伝達し偏心リストピンを回転させているから、簡単かつ高速でシャットハイトの調整を行うことができる。
請求項3の発明によれば、ACサーボモータ駆動のトランスファーフィード装置を用いており、シャットハイト調整サイクルでは、トランスファーフィード装置を容易に一時停止させることができるから、トランスファーフィード装置の運転の制御が容易になり、トランスファーフィード装置とプレスの連動を維持することができる。
本実施形態の鍛造プレス1は、シャットハイト調整機構を備えており、このシャットハイト調整機構によって、連続型打運転時に、確実に1サイクル内でシャットハイトの調整を行うことができるようにしたことが特徴である。
図2は鍛造プレス1の概略断面図である。同図において、符号11はベッドを示している。このベッド11は、鍛造プレスの重量を支えるとともに、鍛造時の荷重を支えるものである。
ベッド11の上方にはクラウン13が設けられている。このクラウン13には、後述する偏心軸20が、スリーブ13S を介して回転自在に取り付けられている。
また、偏心軸20の他端には、ブレーキ6が取り付けられている。
逆に、偏心軸20の回転中にクラッチ5を切り、ブレーキ6を作動すれば、偏心軸20の回転を停止することができる。
図1はシャットハイトの調整作業を制御するシステムのブロック図である。図1に示すように、シャットハイト調整装置50は、前記偏心リストピン45、部分ピニオン61、ラック棒62および調整用油圧シリンダ63から基本構成されたものである。
この支持部46,46と固定部48との間には、左右一対の偏心部47,47が形成されている。この偏心部47,47は同心に形成されており、その軸中心が、支持部46等の軸中心に対して偏心している。しかも、偏心部47,47の直径は、支持部46等よりも大きい。
この左右一対の偏心部47,47は、前記左右一対のコンロッド30,30の先端に回転自在に取り付けられており、前記支持部46,46は、スライド40によって回転自在に取り付けられている。
また、制御装置91は、シャットハイト検出器93からの信号に基づき、シャットハイト調整装置50の調整用油圧シリンダ63の伸縮量を演算するとともに、シャットハイト検出器93と上死点位置検出器92からの信号を受けて、調整用油圧シリンダ63の作動を制御する機能も有している。
なお、上死点位置検出器92は、ロータリーエンコーダに限らず、例えばリミットスイッチや近接スイッチ等によって、スライド40の位置を直接検出するものでもよい。
なお、シャットハイト検出器93は、上記のように直接シャットハイトを測定して制御装置91に送信するものでなくてもよく、例えば温度センサーによって測定された金型Mの温度からシャットハイトを予測して制御装置91に送信したり、圧力センサによって測定された金型Mの荷重からシャットハイトを予測して制御装置91に送信するものでもよい。
図3はシャットハイト調整作業のフローチャートである。
ブレーキ6を解放しクラッチ5をつないだ状態で、モータ等によって偏心軸20を高速で回転させると、左右一対のコンロッド30,30によってスライド40がコラム12のガイド12S に案内されて上下に高速で摺動する。このため、鍛造プレス1は、1サイクル当たりの時間が短い高速運転で操業され、鍛造品が連続してプレスされる。
すると、上死点位置検出器92からの上死点信号を受けた制御装置91によって、クラッチ5およびブレーキ6に信号が送られ、クラッチ5が切られ、ブレーキ6が作動されるので、偏心軸20の回転が停止し、スライド40が上死点で停止する(S4)。
しかし、ACサーボモータ駆動のトランスファーフィード装置を用いれば、容易に一時停止させることができるので、トランスファーフィード装置の運転の制御が容易になる。
5 クラッチ
6 ブレーキ
40 スライド
45 偏心リストピン
50 シャットハイト調整機構
61 部分ピニオン
62 ラック棒
63 調整用油圧シリンダ
91 制御装置
92 上死点位置検出器
93 シャットハイト検出器
Claims (3)
- 運転中にシャットハイトの調整を行うシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレスであって、
スライドの移動停止と、前記シャットハイト調整機構の動作とを制御する制御装置と、
前記シャットハイトを検出するシャットハイト検出器と、を備えており、
該制御装置は、
連続型打運転時において、前記シャットハイト検出器の検出値に基づいて、型打のみを行う型打ちサイクルとシャットハイトの調整も行うシャットハイト調整サイクルのうちいずれかを選択し、
前記シャットハイト調整サイクルでは、前記スライドを、前記型打ちサイクルよりも長時間上死点で停止させるように制御するものである
ことを特徴とするシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレス。 - 前記シャットハイト調整機構は、
コンロッドとスライドとを連結する偏心リストピンと、
該偏心リストピンに、その歯が該偏心リストピンの外周面に位置するように取り付けられた部分ピニオンと、
該部分ピニオンと噛み合うラックと、
該ラックを前記偏心リストピンの半径方向に沿って移動させる油圧シリンダとからなる
ことを特徴とする請求項1記載のシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレス。 - ACサーボモータ駆動のトランスファーフィード装置を備えており、
該トランスファーフィード装置は、
前記シャットハイト調整サイクルでは、作動を一時停止するように制御されている
ことを特徴とする請求項1または2記載のシャットハイト調整機構を備えた鍛造プレス。
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- 2006-04-06 JP JP2006104861A patent/JP4584861B2/ja not_active Expired - Lifetime
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