JP4584324B2 - データ処理システム、及びコンポーネント管理方法 - Google Patents

データ処理システム、及びコンポーネント管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4584324B2
JP4584324B2 JP2008133783A JP2008133783A JP4584324B2 JP 4584324 B2 JP4584324 B2 JP 4584324B2 JP 2008133783 A JP2008133783 A JP 2008133783A JP 2008133783 A JP2008133783 A JP 2008133783A JP 4584324 B2 JP4584324 B2 JP 4584324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
component
information
program
multimedia processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008133783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009282730A (ja
Inventor
洋 瑞穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2008133783A priority Critical patent/JP4584324B2/ja
Priority to US12/453,771 priority patent/US20090292829A1/en
Publication of JP2009282730A publication Critical patent/JP2009282730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584324B2 publication Critical patent/JP4584324B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/70Software maintenance or management
    • G06F8/71Version control; Configuration management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、データ処理システム、及びコンポーネント管理方法に関し、特に複数のモードで動作するコンポーネントの結合によりデータ処理を行うデータ処理システム、及びコンポーネント管理方法に関する。
マルチメディア等のデータ処理を行うためのコンピュータのソフトウェアドライバの開発に関する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1では、まず、ソフトウェアドライバ(以降、単にドライバとする)間を相互に接続するためのピンの仕様を規定し、ドライバを機能単位ごとにコンポーネント化する。また、制御エージェントは、ドライバコンポーネントのピン仕様を順に参照し、最適な接続特性を決定する。そして、制御エージェントは、データを読み取るコンポーネントから出力するコンポーネントまで複数のコンポーネントを順番に接続し、これらによってマルチメディアデータのレンダリングなどの機能を実現できるようにするものである。これにより、ドライバコンポーネント間の接続とデータ送受信は、カーネルモード内で行うことでシステム性能を最適化することができる。
また、特許文献2は、特許文献1の課題である論理モジュールと処理モジュールが一対一に対応していない場合に適切な処理モジュールを起動するタイミングが図れないという点を解決するものである。
特許文献2では、アプリケーションがコンポーネントの構成の初期設定、及び、構成の確定という意味のLOCK命令を行うことで、対応付け管理部に、複数のコンポーネント間の接続関係が記憶される。さらに、複数の構成を管理するストリーム対応論理モジュール構成テーブルを備えることで、アプリケーションからストリームのコーデック情報のみを指定することで、当該構成を利用するようにしたものである。
特開平10−283195号公報 特開2006−31261号公報
システムの応用分野によっては、同等のマルチメディア処理機能を実現する上でも、コンポーネントの構成が異なる場合がある。但し、組み込みシステム等では、リソースの制約が厳しく、システム毎に必要最低限のコンポーネントしか搭載できない場合が多い。このため、コンポーネントの実装は、複数のマルチメディア処理機能に対して同一のコンポーネントを適用できるように、それぞれのマルチメディア処理機能に対応する複数の初期設定の入力パラメータである"モード"を選択可能にしておき、いずれかのマルチメディア処理機能に対応するモードが設定されることで、処理を切り替えられることが一般的である。
例えば、動画像データである入力データの処理用コンポーネントにおいて対応する動画圧縮フォーマットは、DVD(Digital Versatile Disk)の場合、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)−PS(Program Stream)とし、DTV(Digital Television)の場合、MPEG2−TS(Transport Stream)とする必要がある。ここで、当該入力データの処理用コンポーネントにおいては、ストリーム記録フォーマットの解析を除く処理の大半が共通して利用できるため、動画圧縮フォーマットを選択するために、MPEG2−PS、MPEG2−TSの2種類のモードを用意することにより、同一のコンポーネントでDVD、及びDTVの入力の2つの処理に用いることが可能である。
しかしながら、特許文献2では、コンポーネントごとのモードの設定が想定されておらず、設定されるモードが異なる同一のコンポーネントの組み合わせによる処理の使い分けができない。そのため、特許文献2において、アプリケーション側に設定するモードの情報を保持する必要があり、同一のコンポーネントの異なるモードの設定を行うためには、アプリケーションの改良をしなければならないという問題を有する。
本発明にかかるデータ処理システムは、動作モードに基づいて所定の処理を行う複数のコンポーネント(例えば、本発明の実施の形態1のコンポーネント41乃至43)と、前記複数のコンポーネントのうち少なくとも1つに対し、前記動作モードの設定を含む制御を行うチェーンコントローラ(例えば、本発明の実施の形態1のチェーンコントローラ40)と、所定のデータ処理毎に、前記複数のコンポーネントのうちの少なくとも1つと、前記チェーンコントローラとを対応付けたチェーン構成定義情報(例えば、本発明の実施の形態1の構成定義情報30)を格納した記憶部(例えば、本発明の実施の形態1の記憶装置3)と、前記所定のデータ処理の要求を受け付け、前記チェーン構成定義情報に基づいて前記要求されたデータ処理に対応するチェーンを構成する構成管理部(例えば、本発明の実施の形態1の構成管理部2)と、を備えるものである。
また、本発明にかかるコンポーネント管理方法は、動作モードに基づいて所定の処理を行う複数のコンポーネントの管理を、コンピュータによって実行させる方法であって、所定のデータ処理の要求を受け付ける処理要求受付ステップと、記憶部より前記所定のデータ処理毎に、前記複数のコンポーネントのうちの少なくとも1つと、前記複数のコンポーネントのうち少なくとも1つに対し、前記動作モードの設定を含む制御を行うチェーンコントローラとを対応付けたチェーン構成定義情報を読み込むステップと、前記チェーン構成定義情報に基づいて、前記要求されたデータ処理に対応するチェーンを構成する構成管理ステップとを備える。
上述した本発明のデータ処理システム及びコンポーネント管理方法によれば、設定される動作モードにより所定のデータ処理を実現する複数のコンポーネントの構成を、予め構成定義情報として記憶部に格納しておき、構成管理部が処理要求に基づきチェーンを構成することで、チェーンコントローラが当該複数のコンポーネントの動作モード設定を行うことができる。そのため、処理要求に対応した動作モード設定により複数のコンポーネントを動作させて、同一のコンポーネントに対して、複数の異なるデータ処理を行わせることができる。
本発明により、設定されるモードにより動作する複数のコンポーネントにおける、所定のデータ処理を実現するためのコンポーネントの構成情報とモード設定情報とをアプリケーションから分離することで、アプリケーションの移植性を高めることができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
発明の実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100の全体構成を示すブロック図である。マルチメディア処理システム100は、汎用的なコンピュータシステムであり、図示しない構成として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び不揮発性記憶装置を備える。マルチメディア処理システム100は、CPUがRAM、ROM,又は不揮発性記憶装置に格納されたOS(Operating System)、並びに、プログラムであるアプリケーション1、構成管理部2、チェーンコントローラ40、コンポーネント41、コンポーネント42、及びコンポーネント43を読み込み、実行することで、マルチメディア処理機能を実現する。マルチメディア処理システム100の動作例としては、アプリケーション1からの指示に応じて、入力装置5から入力されるデータをコンポーネント41、コンポーネント42、及びコンポーネント43を経由して出力装置6に出力するものである。尚、マルチメディア処理システム100は、組み込み用マイコンや周辺機能を集積したSoC(System-On-a-Chip)を搭載する専用装置(DVDレコーダやTVセットなど)に適用可能である。
入力装置5は、マルチメディアデータの入力が行われるハードウェア装置である。入力装置5は、例えば、放送の受信装置、又は記録媒体の再生装置等であればよいが、これらに限定されない。また、出力装置6は、マルチメディアデータの出力が行われるハードウェア装置である。出力装置6は、例えば、表示装置、又はスピーカ等であればよいが、これらに限定されない。
コンポーネント41乃至43は、当該マルチメディア処理機能における一連のストリームデータ処理を行うための一定の単位の処理に対応付けた論理的なソフトウェアコンポーネントである。一連のストリームデータ処理とは、例えば、データ入力、デコンプレッサ、音声出力等の処理である。また、コンポーネント41乃至43は、少なくとも一つの入力ポート及び出力ポートと、制御用インタフェースとを備える。制御用インタフェースは、コンポーネント自身を動作可能にするための指示、各ポートの仕様の参照、自身の入力ポートと他のコンポーネントの出力ポートとを接続する処理を実行するための指示、及び自身の出力ポートと他のコンポーネントの入力ポートとを接続する処理を実行するための指示などを含む各種要求を受け付けるインタフェースである。
コンポーネント41乃至43は、ある特定のハードウェアの機能に対応させたソフトウェアドライバなどであるか、ソフトウェア処理モジュールである。ここでは、コンポーネント41は、入力装置5からのデータ入力を行うドライバを含む処理であり、コンポーネント43は、出力装置6へデータ出力を行うドライバを含む処理である。また、コンポーネント42は、コンポーネント41からのデータを入力し、所定の処理を加え、コンポーネント43へデータを出力するものであり、例えば、デコンプレッサである。
コンポーネント41乃至43は、複数のマルチメディア処理機能に対応する複数の初期設定の入力パラメータである動作モード(以下、モード)により、動作を切り替えることができるものである。コンポーネント41乃至43は、初期設定時にチェーンコントローラ40により制御用インタフェースを介して入力されるモードに基づき、動作する。モードは、数値や文字列で表現されればよく、コンポーネント41乃至43は、入力されたモードに基づいて、内部のパラメータ等を選択することで、モード毎の動作を行うことができる。尚、コンポーネント41乃至43におけるモードは、未入力の場合に規定値により動作するようにしてもよい。
ここで、モードの例を下記に例示する。例えば、動画圧縮フォーマットのモードとは、DVDの処理を行うためのMPEG2−PS、DTVの処理を行うためのMPEG2−TSがある。また、再生する音声のモードとは、日本語、英語等の言語であるか、主音声、副音声等となる。また、画像の解像度のモードとは、DVDの映像処理に用いるSD(Standard Definition)、DTVの映像処理に用いるHD(High Definition)がある。
また、コンポーネント41及び43は、それぞれ一つのハードウェアと対応しているものであるが、これに限定されない。つまり、コンポーネント41及び43は、複数のハードウェアと入出力を行うものであってもよい。または、コンポーネント41及び43は、複数のコンポーネントが一つのハードウェアと対応するものであってもよい。
チェーンコントローラ40は、コンポーネント41乃至43の制御を行うことで、当該マルチメディア処理を実現させるソフトウェアである。チェーンコントローラ40は、構成管理部2からの各種指示を受け付け、コンポーネント41乃至43のそれぞれの制御用インタフェースへ当該指示を行い、コンポーネント41乃至43を動作可能にする。その際、チェーンコントローラ40は、コンポーネント41乃至43に対して、リソースの割り当て、コンポーネント間の接続、及び上述したモードの入力(設定)を行う。尚、チェーンコントローラ40は、コンポーネント41乃至43のうち少なくとも一つに対し、モードの設定を含む制御を行えばよい。
チェーンコントローラ40は、目的とするマルチメディア処理機能に応じて、一つであり、当該マルチメディア処理機能を実現するためのモードの設定を、複数のコンポーネント41乃至43に対して行うものである。
例えば、放送用動画再生チェーンコントローラと記録媒体からの再生用動画再生チェーンコントローラとにおいて、動画圧縮データのデコンプレッサや動画像の表示、音声の出力用のコンポーネントなどは共通に使用し、それぞれのチェーンコントローラにおいて、各コンポーネントのモードの設定を変えることで、同一のコンポーネントを異なる用途に用いることができる。
また、チェーンコントローラ40は、ある特定のマルチメディア処理機能を複数のコンポーネントで構成するように分割した場合、その機能を動作可能な状態にする際に、それらのコンポーネント間の接続処理を行うものである。コンポーネント間の接続処理として、例えば、コンポーネント間でストリームデータを受け渡すために、ストリームデータのバッファの数や容量を必要なデータ転送速度に応じて最適に設定することがある。コンポーネント間の接続処理は、目的とするマルチメディア処理機能や接続するコンポーネントの構成によって変わるものである。そのため、チェーンコントローラ40ごとに目的のマルチメディア処理機能に対応した接続対象のコンポーネント間の接続処理を行う。
ここで、当該マルチメディア処理機能を実現する一連のソフトウェアの集合をチェーンと呼ぶ。図1に示すように、チェーン4は、コンポーネント41乃至43、及びチェーンコントローラ40を含む。尚、チェーンは、少なくとも1つのコンポーネントと、当該コンポーネントを所定のモードで設定する1つのチェーンコントローラとから構成されればよい。
記憶装置3は、所定のデータ処理、例えば、マルチメディア処理機能毎に、上述した複数のコンポーネントのうち少なくとも1つと、チェーンコントローラ40とを対応付けたチェーン構成定義情報、例えば、図1の構成定義情報30を記憶する。記憶装置3は、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置でもよいし、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置であってもよい。但し、記憶装置3が揮発性の記憶装置である場合、構成定義情報30は、別途、不揮発性記憶装置にて記憶されているものとする。
構成定義情報30は、チェーン4の構成を定義するものであればよい。その場合、構成定義情報30は、チェーン4を識別するためのチェーン識別情報に、チェーンコントローラ40を識別する情報及びコンポーネント41乃至43のそれぞれを識別するためのコンポーネント識別情報が対応付けられたデータであればよい。構成定義情報30は、例えば、構造体、データベースのテーブル、文字列定数を複数組み合わせた配列等で管理されればよい。図2は、本発明の実施の形態1にかかる構成定義情報30の例を示す図である。図2に示す構成定義情報30は、2つのチェーンにそれぞれ一つのチェーンコントローラと複数の異なるコンポーネントが所属していることを示す。尚、構成定義情報30には、少なくとも1つのチェーンが所属していればよい。また、構成定義情報30には、上述したチェーン識別情報を必ずしも必要とせず、例えば、アプリケーション1から要求されるデータ処理毎に記憶装置3内に記憶領域が割り当てられていても良い。
図1に戻って説明する。アプリケーション1は、当該マルチメディア処理の開始を指示する機能を有する任意のソフトウェアである。アプリケーション1は、データ処理の要求を構成管理部2に対して送信する。例えば、アプリケーション1は、マルチメディア処理機能の種別を表わすチェーン識別情報を含めたチェーン形成指示を構成管理部2に対して送信する。
構成管理部2は、所定のデータ処理の要求を受け付け、構成定義情報30に基づいて当該データ処理に対応するチェーンを構成するものである。例えば、構成管理部2は、チェーンコントローラ40に対して指示を送信することにより、チェーン4に属するコンポーネント41乃至43を動作可能にし、当該マルチメディア処理機能を実現するソフトウェアであればよい。特に、構成管理部2は、アプリケーション1からの処理要求であるチェーン形成指示を受信し、当該チェーン形成指示に含まれるチェーン識別情報に対応するチェーンコントローラの情報を記憶装置3に格納された構成定義情報30から取得し、当該チェーンコントローラへチェーン形成指示を送信する。
図3は、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100におけるチェーン形成処理のシーケンス図である。
まず、アプリケーション1は、構成管理部2へチェーン形成指示を送信する(S101)。このとき、当該チェーン形成指示には、チェーン4のチェーン識別情報が含まれる。
次に、構成管理部2は、受信したチェーン形成指示に基づき、構成定義情報を検索する(S102)。具体的には、構成管理部2は、アプリケーション1からチェーン形成指示を受信し、当該チェーン形成指示からチェーン識別情報を抽出する。そして、構成管理部2は、抽出したチェーン識別情報を検索キーとして記憶装置3に格納された構成定義情報30に対して検索を行う。
続いて、構成管理部2は、検索された構成定義情報30を受信する(S103)。具体的には、構成管理部2は、チェーン4のチェーン識別情報を含む構成定義情報30を受信し、構成定義情報30に含まれるチェーンコントローラ40の識別情報及びコンポーネント41乃至43のそれぞれのコンポーネント識別情報を取得する。これにより、構成管理部2は、指示を行うチェーンコントローラを選択することができる。
そして、構成管理部2は、ステップS103で選択されたチェーンコントローラに対して、コンポーネント識別情報を含めたチェーン形成指示を送信する(S104)。その後、チェーンコントローラ40は、チェーン形成処理を行う(S105)。
図4は、本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラによるチェーン形成処理のフローチャート図である。まず、チェーンコントローラ40は、構成管理部2からチェーン形成指示を受信する(S201)。このとき、チェーンコントローラ40は、当該チェーン形成指示から処理対象のコンポーネントの情報を抽出する。
次に、チェーンコントローラ40は、各対象コンポーネントについて、リソースの確保を行う(S202)。すなわち、チェーンコントローラ40は、コンポーネント識別情報により特定されるコンポーネント41乃至43のそれぞれについて、動作するために必要なメモリ確保等のリソースの割り当てを行う。
続いて、チェーンコントローラ40は、接続元コンポーネントと接続先コンポーネントの間を接続する(S203)。このとき、チェーンコントローラ40は、コンポーネント間の接続関係情報に基づき、接続元コンポーネントと接続先コンポーネントの一組ずつ順次処理を行う。尚、ステップS203における一組当たりの処理の詳細は、図5に後述する。
ここで、接続関係情報とは、接続元コンポーネントの出力ポートと接続先コンポーネントの入力ポートを一組としたリスト情報である。接続関係情報は、チェーン形成指示に含まれていても良い。その場合、予め、チェーン識別情報に対応付けて構成定義情報30に含まれているか、又は、ステップS104の前に構成管理部2により、チェーンコントローラ40を介して、コンポーネント41乃至43の入力ポート及び出力ポートの仕様を参照する等によりコンポーネントの接続の順序を決定し、接続関係情報を生成してもよい。または、接続関係情報は、チェーンコントローラ40により予め保持されていてもよい。
そして、チェーンコントローラ40は、各対象コンポーネントについて、モード設定を行う(S204)。尚、ステップS204における一つの対象コンポーネント当たりの処理の詳細は、図6に後述する。
最後に、チェーンコントローラ40は、チェーン形成処理終了の旨を構成管理部2へ返信する(S205)。
図5は、本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラ40によるコンポーネントの接続処理のフローチャート図である。以下では、接続元コンポーネントをコンポーネント41、接続先コンポーネントをコンポーネント42とした例を挙げる。
まず、チェーンコントローラ40は、接続元コンポーネントの出力バッファアドレスとサイズを接続先コンポーネントに通知する(S211)。例えば、チェーンコントローラ40は、コンポーネント41の出力ポートに対応する出力バッファアドレスとサイズをコンポーネント41の制御用インタフェースを介して取得する。そして、チェーンコントローラ40は、コンポーネント42の制御用インタフェースを介して当該出力バッファアドレスとサイズを送信する。
次に、チェーンコントローラ40は、接続元コンポーネントから接続先コンポーネントへの処理タイミング通知手段を登録する(S212)。ここで、処理タイミング通知手段とは、例えば、コンポーネント41からコンポーネント42へのバッファにデータを充填完了した時に呼び出す関数等であればよい。
さらに、チェーンコントローラ40は、接続先コンポーネントから接続元コンポーネントへの処理タイミング通知手段を登録する(S213)。ここで、処理タイミング通知手段とは、例えば、コンポーネント42からコンポーネント41へのバッファのデータを処理完了した時に呼び出す関数等であればよい。
尚、ステップS211乃至S213の処理は、接続先コンポーネントをコンポーネント42、接続先コンポーネントをコンポーネント43とした場合についても同様である。
図6は、本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラによるコンポーネントのモード設定処理のフローチャート図である。以下では、チェーンコントローラ40がDVDの日本語再生処理を行うものとする。そのため、チェーンコントローラ40には、予め、MPEG2−PS、日本語、及びSDというモードの情報を保持しているものとする。
まず、チェーンコントローラ40は、コンポーネントの入力モードの設定を行う(S221)。例えば、チェーンコントローラ40は、コンポーネント41について、動画圧縮フォーマットをMPEG2−PSとしてモード設定を行う。
次に、チェーンコントローラ40は、コンポーネントの動作モードの設定を行う(S222)。例えば、チェーンコントローラ40は、コンポーネント42について、再生音声を日本語としてモード設定を行う。
そして、チェーンコントローラ40は、コンポーネントの出力モードの設定を行う(S223)。例えば、チェーンコントローラ40は、コンポーネント43について、映像の解像度をSDとしてモード設定を行う。
図3に戻って説明する。チェーンコントローラ40は、上述したチェーン形成処理の結果を構成管理部2へ返信する(S106)。そして、構成管理部2は、当該チェーン形成処理の結果をアプリケーション1へ返信する(S107)。
このようにして、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100では、構成定義情報30にチェーン4と対応付けてチェーンコントローラ40、コンポーネント41乃至43を記憶しておき、チェーンコントローラ40が、チェーン4に対応するマルチメディア処理における各コンポーネントのモードの設定が可能となっている。そのため、チェーン4を指定したチェーン形成指示に基づき、チェーンコントローラ40が選択され、チェーンコントローラ40によりそれぞれの対象コンポーネントにリソースが確保され、コンポーネント間の接続がされ、適切なモードにより動作することが可能となり、一連のマルチメディア処理機能を実現することができる。
これにより、アプリケーション1において、上述した処理を実装する必要がなくなり、コンポーネントの構成の変更、又は、同一のコンポーネントの構成であってもモードの変更におけるアプリケーションの変更の影響を抑えることができる。よって、アプリケーションの移植性を高めることができる。
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100の他の利用例を示す。本発明の実施の形態2にかかるマルチメディア処理システム101は、同一のコンポーネントを複数のチェーンコントローラの構成定義情報に対応付けておくことで、構成定義情報を修正するだけで、同一のコンポーネントに異なる動作をさせることができる。尚、以下では、本発明の実施の形態1との違いを中心に説明し、本発明の実施の形態1と同一の構成、及び処理については、説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態2にかかるマルチメディア処理システム101の全体構成を示すブロック図である。また、図8は、本発明の実施の形態2にかかる構成定義情報の例を示す図である。図7は、図1との違いとして、記憶装置3に構成定義情報30a、構成定義情報30bが記憶されていること、チェーンコントローラ40aと、チェーンコントローラ40bとが共にコンポーネント41乃至43を制御可能なことがある。
ここで、図8に示すように、構成定義情報30aにおいて、チェーンコントローラ40aとコンポーネント41乃至43とチェーン4aに対応づけられており、構成定義情報30bにおいて、チェーンコントローラ40bとコンポーネント41乃至43とチェーン4aに対応づけられているものとする。
そして、チェーンコントローラ40aとチェーンコントローラ40bとは、異なるモードの情報を保持しているものとする。例えば、チェーンコントローラ40aは、MPEG2−PS、日本語、及びSDというモードの情報を保持している。そして、チェーンコントローラ40bは、MPEG2−TS、英語、及びHDというモードの情報を保持している。
これにより、アプリケーション1からチェーン4aのチェーン識別情報を含んだチェーン形成指示が送信され、構成管理部2によりチェーンコントローラ40aが選択され、チェーンコントローラ40aにより上述したモードが設定されるため、コンポーネント41乃至43をDVD再生機能として動作させることができる。また、アプリケーション1からチェーン4bのチェーン識別情報を含んだチェーン形成指示が送信され、構成管理部2によりチェーンコントローラ40bが選択され、チェーンコントローラ40bにより上述したモードが設定されるため、コンポーネント41乃至43をDTV受信再生機能として動作させることができる。
以上のことから、本発明の実施の形態2にかかるマルチメディア処理システム101により、同一のコンポーネントに対して異なるモードを設定可能な複数のチェーンコントローラにより同一のコンポーネントを共有し、当該コンポーネントを異なるマルチメディア処理機能として動作させることができる。
発明の実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100の変形例を示す。本発明の実施の形態3にかかるマルチメディア処理システムでは、チェーン形成処理時において、各コンポーネントのリソースの割り当て又は各コンポーネント間を接続する際のリソース確保が行われたものを、アプリケーションからの指示により当該リソースを解放させるものである。
アプリケーションは、必ずしも常にチェーンの機能を使用している訳ではなく、他の処理を行っている状態も存在する。このような状態では、チェーンを実行可能にしておくための資源等は解放し、他の目的にも使用できるようにすることが望ましい。
そこで、本発明の実施の形態3にかかる構成管理部は、アプリケーションからの接続解除指示を受信し、該当するチェーンコントローラに各コンポーネントの接続解除指示を行い、当該チェーンコントローラは、各コンポーネントの接続解除処理を行うことができるものである。また、本発明の実施の形態3にかかるコンポーネントは、制御用インタフェースを介して他のコンポーネントとの接続を解除することが可能であるものとする。尚、以下では、本発明の実施の形態1との違いを中心に説明し、本発明の実施の形態1と同一の構成、及び処理については、説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態3にかかるマルチメディア処理システムにおける接続解除処理のシーケンス図である。以下では、本発明の実施の形態1におけるチェーン形成指示が完了した状態であるものとする。
まず、アプリケーション1は、構成管理部2へ接続解除指示を送信する(S301)。このとき、当該接続解除指示には、チェーン4のチェーン識別情報が含まれる。
次に、構成管理部2は、図3のステップS102及びS103と同様に、受信した接続解除指示に含まれるチェーン識別情報に基づき、構成定義情報を検索(S302)し、検索された構成定義情報30を受信する(S303)。
そして、構成管理部2は、ステップS303で選択されたチェーンコントローラに対して、コンポーネント識別情報を含めた接続解除指示を送信する(S304)。その後、チェーンコントローラ40は、接続解除処理を行う(S305)。
ここで、チェーンコントローラ40における接続解除処理は、上述した接続関係情報に基づいて、接続元コンポーネントと接続先コンポーネントの双方へ制御用インタフェースを介して接続解除指示を送信し、コンポーネント間の接続を解除する。
その後、チェーンコントローラ40は、図3のステップS106及びS107と同様に、上述した接続解除処理の結果を構成管理部2へ返信し(S306)、構成管理部2は、当該接続解除処理の結果をアプリケーション1へ返信する(S307)。
このように、本発明の実施の形態3では、既に形成されたチェーンに対して、アプリケーションからの指示に基づき、当該チェーンを構成する各コンポーネント間の接続を解除することで、当該コンポーネントに割り当てられたリソースを解放することで、システム全体のリソースを有効利用することができる。
尚、図9のステップS301においては、アプリケーション1から接続解除指示を送信するようにしたがこれに限定されない。つまり、アプリケーション1からは、当該チェーンの処理を終了する旨の終了要求を送信してもよい。これにより、アプリケーション1は、接続を解除するか否かを意識する必要がなくなる。
発明の実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100の変形例を示す。本発明の実施の形態4にかかるマルチメディア処理システムは、チェーンの排他制御を行うものである。
チェーンによるマルチメディア処理機能は、複数のアプリケーションから利用される場合がある。しかし、チェーンを構成するコンポーネントが特定のハードウェアを制御するものであるなど、同時に複数の処理を実行することができない場合がある。このような場合、当該チェーンがシステム上のアプリケーションから利用可能な状態にあるか否かを管理することが必要である。
そこで、本発明の実施の形態4にかかる構成定義情報には、チェーンの実行状態を表わす実行状態情報を追加し、実行状態情報をチェーン識別情報に対応付けて管理するものである。そして、本発明の実施の形態4にかかる構成管理部は、アプリケーションからのチェーン形成指示を受信した時に、対応する構成定義情報の実行状態情報を確認する。本発明の実施の形態4にかかる構成管理部は、当該実行状態情報が"実行中"を示す場合、チェーンコントローラへのチェーン形成指示を行わず、要求元のアプリケーションへその旨を返信する。
これにより、いずれかのアプリケーションにより既にチェーン形成処理済みである場合、他のアプリケーションから同一のチェーンに対するチェーン形成指示があった場合に、当該アプリケーションからは、当該チェーンの利用を制限することができる。尚、以下では、本発明の実施の形態1との違いを中心に説明し、本発明の実施の形態1と同一の構成、及び処理については、説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態4にかかる構成定義情報の例を示す図である。本発明の実施の形態4にかかる構成定義情報は、チェーン識別情報に対応付けた実行状態情報を備える。実行状態情報は、当該チェーンのチェーン形成処理が完了している場合、"実行中"を示す情報が格納され、当該チェーンのチェーン形成処理が完了していない場合、"未実行" を示す情報が格納される。図10では、チェーン識別情報"チェーンA"について、"実行中"であることを示す。
図11は、本発明の実施の形態4にかかる構成管理部によるチェーンの排他制御処理のフローチャート図である。まず、構成管理部2は、アプリケーション1からチェーン4のチェーン識別情報を含むチェーン形成指示を受信する(S401)。このとき、構成管理部2は、当該チェーン形成指示からチェーン識別情報を抽出する。次に、構成管理部2は、抽出されたチェーン識別情報に基づき、記憶装置3から構成定義情報30を取得する(S402)。
そして、構成管理部2は、取得した構成定義情報30に含まれる実行状態情報が"実行中"を示す情報であるか否かを判定する(S403)。当該実行状態情報が"実行中"であると判定された場合、構成管理部2は、要求元のアプリケーション1へチェーン4が実行中である旨を返信する(S404)。
また、当該実行状態情報が"実行中"でないと判定された場合、構成管理部2は、図3のステップ104と同様に、チェーンコントローラへチェーン形成指示を送信する(S405)。そして、構成管理部2は、当該実行状態情報を"実行中"に更新して、記憶装置3に格納する(S406)。
これにより、当該チェーンは、他のアプリケーションから使用することを制限することができる。
尚、構成管理部2は、図示しない処理として、本発明の実施の形態3にかかる接続解除要求をアプリケーション1から受信した場合、当該接続解除要求により特定される構成定義情報における実行状態情報を"未実行"に更新を行う。これにより、以後、他のアプリケーションが当該チェーンを使用することが可能となる。
発明の実施の形態5.
本発明の実施の形態5では、本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システム100の変形例を示す。本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システム102は、コンポーネントの使用状態管理を行うものである。
システムで実行可能なチェーンが複数存在する際、複数のチェーンが同一のコンポーネントを構成要素として含む場合が考えられる。この場合、当該同一のコンポーネントが特定のハードウェア機能を使用する等、同時に複数の動作が行えないものである場合、あるチェーンが当該コンポーネントを使用する時に、他のチェーンからの当該コンポーネントの使用を制限する必要がある。
そこで、本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システム102では、コンポーネント単位で使用状態を管理するコンポーネント状態管理部とその使用状態を記憶する記憶装置とをさらに備え、構成管理部から当該使用状態の問い合わせ、更新を行うようにしたものである。これにより、コンポーネント単位の排他制御を行うことができる。尚、以下では、本発明の実施の形態1との違いを中心に説明し、本発明の実施の形態1と同一の構成、及び処理については、説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システム102の全体構成を示すブロック図である。マルチメディア処理システム102は、図1の構成に加え、コンポーネント状態管理部7、記憶装置8をさらに追加され、構成管理部2が構成管理部2aに置き換わったものである。
記憶装置8は、コンポーネントの識別情報と当該コンポーネントの実行可否を表わす実行可否情報とを対応付けたコンポーネント状態情報80を記憶する。記憶装置8は、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置でもよいし、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置であってもよい。
図16(a)は、本発明の実施の形態5にかかるコンポーネント状態情報80の例を示す図である。実行可否情報は、当該コンポーネントが実行可能である場合、"実行可"を示す情報が格納され、当該コンポーネントが他のコンポーネントにより実行中である場合などにより実行不可である場合、"実行不可"を示す情報が格納される。
図12に戻って説明する。コンポーネント状態管理部7は、記憶装置8を参照し、コンポーネントの実行可否情報を管理するソフトウェアである。コンポーネント状態管理部7は、構成管理部2aからのコンポーネント識別情報を含む状態問い合わせに応じて、コンポーネント状態情報80から当該コンポーネントの実行可否情報を取得し、構成管理部2aへ返信する。また、コンポーネント状態管理部7は、構成管理部2aからのコンポーネント識別情報を含む状態更新要求に応じて、当該コンポーネントの実行可否情報を更新し、記憶装置8へ格納する。
構成管理部2aは、アプリケーションからチェーン形成指示を受信した時に、チェーン識別情報から構成定義情報30を参照し、コンポーネント識別情報を取得する。そして、構成管理部2aは、当該コンポーネント識別情報を含む状態問い合わせをコンポーネント状態管理部7へ送信する。それにより、構成管理部2aは、実行可否情報を受信し、当該コンポーネントの実行可否を判定することができる。そして、受信した実行可否情報が"実行不可"である場合、構成管理部2aは、チェーンコントローラへのチェーン形成指示を行わず、要求元のアプリケーションへその旨を返信する。
また、受信した実行可否情報が"実行可"である場合、構成管理部2aは、チェーンコントローラへのチェーン形成指示を送信し、当該実行可否情報を"実行不可" に更新する状態更新要求をコンポーネント状態管理部7へ送信する。
さらに、構成管理部2aは、アプリケーションから接続解除要求を受信した時に、チェーン識別情報から構成定義情報30を参照し、コンポーネント識別情報を取得する。そして、構成管理部2aは、当該コンポーネント識別情報に対応する実行可否情報を"実行可" に更新する状態更新要求をコンポーネント状態管理部7へ送信する。
図13は、本発明の実施の形態5にかかる構成定義情報の例を示す図である。ここでは、3つのチェーンについての構成定義情報を備えている。そして、図13に示すように、チェーン識別情報"チェーンA"、及びチェーン識別情報"チェーンC"については、同一のコンポーネント情報"コンポーネントX2"が属している。すなわち、"コンポーネントX2"は、複数のチェーン、及びチェーンコントローラに対応付けられていることを表わす。また、"コンポーネントX2"は、同時実行ができないものとする。
図14は、本発明の実施の形態5にかかる構成管理部2aによるコンポーネントの排他制御処理のフローチャート図である。尚、図14の処理の内、図11と共通する箇所については説明を省略する。
まず、ステップS501は、図11のステップS401と同様である。次に、構成管理部2aは、抽出されたチェーン識別情報に基づき、記憶装置3から構成定義情報30に含まれるコンポーネント識別情報を取得する(S502)。
そして、構成管理部2aは、当該コンポーネント識別情報に対応する実行可否情報をコンポーネント状態管理部7から取得する(S503)。尚、ステップS503の処理については、図15にて後述する。
続いて、構成管理部2aは、当該実行可否情報が"実行不可"を示す情報であるか否かを判定する(S504)。当該実行可否情報が"実行不可"であると判定された場合、構成管理部2aは、要求元のアプリケーション1へチェーン4が実行不可である旨を返信する(S505)。尚、ここで、ステップS404のように単に、チェーン4が実行中である旨を返信してもよい。
また、当該実行可否情報が"実行不可"でないと判定された場合、構成管理部2aは、図3のステップ104と同様に、チェーンコントローラへチェーン形成指示を送信する(S506)。そして、構成管理部2aは、当該実行可否情報を"実行不可"に更新する状態更新要求をコンポーネント状態管理部7へ送信する(S507)。
また、図15は、本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システムにおけるコンポーネントの排他制御処理のシーケンス図であり、実行可否情報が"実行可"である場合の処理を示す。尚、図15の処理の内、図3と共通する箇所については説明を省略する。
まず、ステップS601は、図3のステップS101と同様である。次に、ステップS602は、図14のステップS502と同様である。そして、構成管理部2aは、当該コンポーネント識別情報を含む状態問い合わせをコンポーネント状態管理部7へ送信する(S603)。
その後、コンポーネント状態管理部7は、構成管理部2aから受信したコンポーネント識別情報に対応する実行可否情報を記憶装置8から取得する(S604)。そして、コンポーネント状態管理部7は、取得した当該実行可否情報を構成管理部2aへ返信する(S605)。
続いて、構成管理部2aは、図14のステップS504と同様に、受信した当該実行可否情報が"実行不可"を示す情報であるか否かを判定する(S606)。そして、ここでは、当該実行可否情報が"実行不可"でないと判定されるため、図14のステップS506へ進み、図3のステップS104乃至S106と同様に、ステップS607乃至S609によりチェーン形成処理が実行される。
その後、構成管理部2aは、当該実行可否情報を"実行不可" に更新する状態更新要求をコンポーネント状態管理部7へ送信する(S610)そして、コンポーネント状態管理部7は、構成管理部2aからのコンポーネント識別情報を含む状態更新要求を受信し、当該コンポーネントの実行可否情報を"実行不可"に更新し、記憶装置8へ格納する(S611)。そして、コンポーネント状態管理部7は、更新結果を構成管理部2aへ返信する(S612)。そして、構成管理部2aは、当該チェーン形成処理の結果をアプリケーション1へ返信する(S613)。
尚、上述した例では、コンポーネントは、同時実行ができないものとしたが、これに限定されない。コンポーネントが所定の回数までは同時実行可能であるが、所定の回数以上の同時実行はできない場合、コンポーネント状態情報80に同時実行回数をさらに管理すればよい。
図16(b)は、本発明の実施の形態5にかかるコンポーネント状態情報80の例を示す図である。図16(b)は、図16(a)に比べ、同時実行回数及び同時実行回数上限値を備える。同時実行回数は、コンポーネント状態管理部7が更新し、同時実行回数上限値は、予めコンポーネントごとに設定しておくものである。
この場合、コンポーネント状態管理部7は、実行可否情報を更新する際、当該実行可否情報の同時実行回数を加減算し、当該同時実行回数が所定数以上の場合、当該実行可否情報を"実行不可"として更新するようにすればよい。これにより、同時実行自体は可能なコンポーネントに対して、処理のパフォーマンス等を考慮して、所定の同時実行回数を上限にしたい場合にも適用可能である。そして、このとき、構成管理部2aは、図14と同様の処理を変更することなく実現可能である。
これにより、あるコンポーネントが複数のチェーン、及びチェーンコントローラに対応付けられている場合、コンポーネント単位の同時実行の制御を行うことができ、より安全性の高い処理を実現することができる。
その他の発明の実施の形態.
尚、本発明の実施の形態1乃至5は、マルチメディア処理システムを対象としたが、これに限定されない。本発明は、複数のソフトウェアコンポーネントにより任意のデータ処理を実現するコンピュータシステムに適用可能であることは勿論である。
尚、本発明の実施の形態1は、構成定義情報30を追加または削除することで、マルチメディア処理機能自体の追加または削除を行うことが可能である。そのため、アプリケーション1、構成管理部2、チェーンコントローラ40、及びコンポーネント41乃至43の各ソフトウェアに大きな変更を加えることなく、システムで実行可能なマルチメディア処理機能の設定を行うことが可能である。
また、本発明の実施の形態1乃至5は、アプリケーションとプラットフォームの開発を独立又は並行して行うことができるという効果を奏する。ここで、プラットフォームとは、上述した実施の形態1乃至5における構成管理部2、構成管理部2a、コンポーネント状態管理部7、チェーンコントローラ40、及びコンポーネント41乃至43を指す。
また、上述した構成管理部2は、プログラムの起動時に記憶装置3に記憶された構成定義情報30を主記憶に読み込むようにするとよい。これにより、構成管理部2の処理パフォーマンスを向上することができる。
また、上述したチェーンコントローラ40は、複数のコンポーネントに跨った処理の同期処理を行うものであればよい。ここで、同期処理としては、例えば、動画再生機能における映像と音声の同期の場合、映像を処理するコンポーネントと音声を処理するコンポーネントとを並行して動作させ、それらの制御用インタフェースを介して、チェーンコントローラ40が当該コンポーネント相互の同期を取るものである。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる構成定義情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるマルチメディア処理システムにおけるチェーン形成処理のシーケンス図である。 本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラによるチェーン形成処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラによるコンポーネントの接続処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態1にかかるチェーンコントローラによるコンポーネントのモード設定処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態2にかかるマルチメディア処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる構成定義情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかるマルチメディア処理システムにおける接続解除処理のシーケンス図である。 本発明の実施の形態4にかかる構成定義情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態4にかかる構成管理部によるチェーンの排他制御処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5にかかる構成定義情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態5にかかる構成管理部によるコンポーネントの排他制御処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態5にかかるマルチメディア処理システムにおけるコンポーネントの排他制御処理のシーケンス図である。 (a)は、本発明の実施の形態5にかかるコンポーネント状態情報の実行可否情報の一例を示す図である。(b)は、本発明の実施の形態5にかかるコンポーネント状態情報に同時実行回数と同時実行回数上限値の例を示す図である。
符号の説明
100 マルチメディア処理システム
101 マルチメディア処理システム
102 マルチメディア処理システム
1 アプリケーション
2 構成管理部
2a 構成管理部
3 記憶装置
30 構成定義情報
30a 構成定義情報
30b 構成定義情報
4 チェーン
4a チェーン
4b チェーン
40 チェーンコントローラ
40a チェーンコントローラ
40b チェーンコントローラ
41 コンポーネント
42 コンポーネント
43 コンポーネント
5 入力装置
6 出力装置
7 コンポーネント状態管理部
8 記憶装置
80 コンポーネント状態情報

Claims (8)

  1. 記憶部とプロセッサとを備えたマルチメディア処理システムであって、
    前記記憶部には、
    設定された複数の動作モードのいずれかに基づいて所定のマルチメディア処理の少なくとも一部の処理を行う複数のコンポーネントプログラムと、
    前記マルチメディア処理の種類毎に予め用意され、前記マルチメディア処理の種類に応じた所定の動作モードを含むモード情報を有し、前記複数のコンポーネントプログラムを用いて前記マルチメディア処理を制御するチェーンコントロールプログラムと、
    前記マルチメディア処理の種類を識別するチェーン識別情報と、前記複数のコンポーネントプログラムと、前記チェーンコントロールプログラムとの関連付けであるチェーンをマルチメディア処理の種類毎に定義するチェーン構成定義情報と、
    前記マルチメディア処理の種類のうち少なくとも1つのマルチメディア処理に対応するチェーンの指定を含むチェーン形成コマンドを有するアプリケーションプログラムと、
    前記チェーン形成コマンドに含まれるチェーンの指定と前記チェーン構成定義情報とに基づいて前記指定されたチェーンに対応するマルチメディア処理の制御を前記チェーンコントロールプログラムに指示する構成管理プログラムとが格納され、
    前記プロセッサは、前記アプリケーションプログラムを読み込み、当該アプリケーションプログラム内に含まれる前記チェーン形成コマンドを実行し、
    前記プロセッサは、前記チェーン形成コマンドの実行に応じて前記構成管理プログラムと前記チェーン構成定義情報とを読み込み、当該構成管理プログラムを実行することにより前記チェーン形成コマンドに含まれるチェーンの指定に対応するチェーン識別情報を前記チェーン構成定義情報から特定し、特定されたチェーン識別情報に関連付けられたチェーンコントロールプログラムと複数のコンポーネントプログラムとを決定し、
    前記プロセッサは、前記決定されたチェーンコントロールプログラムを読み込んで実行することにより、前記構成管理プログラムから処理対象として通知された前記決定されたコンポーネントプログラムに対して当該チェーンコントロールプログラムが有する前記モード情報に基づいて前記所定の動作モードの設定を行い、かつ、当該処理対象のコンポーネントプログラム間の接続の設定を行い、
    前記プロセッサは、前記所定の動作モードの設定及び前記接続の設定に基づき、前記決定されたコンポーネントプログラムを読み込んで実行することで前記マルチメディア処理を実行するマルチメディア処理システム。
  2. 前記コンポーネントプログラムは、前記所定のマルチメディア処理の少なくとも一部の処理を行うハードウェア装置のソフトウェアドライバである請求項1に記載のマルチメディア処理システム。
  3. 前記プロセッサは、前記決定されたチェーンコントロールプログラムを読み込んで実行することにより、前記処理対象のコンポーネントプログラム間の接続の設定を行う際に、接続元となるコンポーネントプログラムが有するバッファアドレスとサイズ情報とを接続先となるコンポーネントプログラムに通知することを特徴とする、請求項1又は2に記載のマルチメディア処理システム。
  4. 前記チェーンコントロールプログラムは、前記処理対象のコンポーネントプログラム間の処理タイミング通知手段として前記プロセッサを更に機能させ、当該処理タイミング通知手段は、接続元コンポーネントプログラムから接続先コンポーネントプログラムへのデータ処理が完了したことを接続先コンポーネントプログラムへ通知することを特徴とする請求項に記載のマルチメディア処理システム。
  5. 前記構成管理プログラムは、前記アプリケーションプログラムからの要求に基づいて実行したチェーンの情報を前記記憶部に格納する手段と、前記アプリケーションプログラムのチェーン形成コマンドが実行されたときに、指定されたチェーンが実行中かどうかを前記記憶部に格納されているチェーンの情報を参照して判断する手段と、前記指定されたチェーンが実行中であった場合には、前記決定されたチェーンコントロールプログラムを実行せず、前記アプリケーションプログラムに指定されたチェーンが実行中であることを通知する手段として前記プロセッサを更に機能させる、請求項1乃至のいずれか1つに記載のマルチメディア処理システム。
  6. 前記アプリケーションプログラムのチェーン形成コマンドの代わりに、指定されたチェーンに対する解除コマンドであった場合で、前記プロセッサが当該解除コマンドを実行した場合は、前記構成管理プログラムは、前記記憶部に格納されている解除対象のチェーンの情報を未実行に変更する手段として前記プロセッサを更に機能させる請求項に記載のマルチメディア処理システム。
  7. 前記記憶部には、前記複数のコンポーネントプログラムのそれぞれについて実行可否情報が更に格納され、
    前記構成管理プログラムは、前記アプリケーションプログラムのチェーン形成コマンドが実行されたときに、決定された複数のコンポーネントプログラムが実行可能かどうかを前記記憶部に格納されている実行可否情報を参照して判断する手段と、前記決定された複数のコンポーネントプログラムのすべてが実行可能だった場合には、前記決定されたチェーンコントロールプログラムと前記決定された複数のコンポーネントプログラムとを実行するとともに、前記決定された複数のコンポーネントプログラムの実行可否情報をすべて実行不可に変更する手段と、前記決定された複数のコンポーネントプログラムのうち、すくなくとも1つが実行不可であった場合は、前記決定されたチェーンコントローラプログラムを実行せず、前記アプリケーションプログラムに指定されたチェーンが実行不能であることを通知する手段として前記プロセッサを更に機能させる、請求項1乃至のいずれか1つに記載のマルチメディア処理システム。
  8. 前記アプリケーションプログラムのチェーン形成コマンドの代わりに、指定されたチェーンに対する解除コマンドであった場合で、前記プロセッサが当該解除コマンドを実行した場合は、前記構成管理プログラムは、前記記憶部に格納されている前記チェーン構成定義情報を参照し、解除対象に指定されたチェーンを構成している複数のコンポーネントプログラムを決定し、当該決定された複数のコンポーネントプログラムの実行可否情報を実行可能に変更する手段として前記プロセッサを更に機能させる請求項に記載のマルチメディア処理システム。
JP2008133783A 2008-05-22 2008-05-22 データ処理システム、及びコンポーネント管理方法 Expired - Fee Related JP4584324B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008133783A JP4584324B2 (ja) 2008-05-22 2008-05-22 データ処理システム、及びコンポーネント管理方法
US12/453,771 US20090292829A1 (en) 2008-05-22 2009-05-21 Data processing system and component management method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008133783A JP4584324B2 (ja) 2008-05-22 2008-05-22 データ処理システム、及びコンポーネント管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009282730A JP2009282730A (ja) 2009-12-03
JP4584324B2 true JP4584324B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=41342899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008133783A Expired - Fee Related JP4584324B2 (ja) 2008-05-22 2008-05-22 データ処理システム、及びコンポーネント管理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090292829A1 (ja)
JP (1) JP4584324B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9325500B2 (en) * 2010-03-03 2016-04-26 Red Hat, Inc. Providing support for multiple authentication chains
EP2696285A4 (en) 2012-07-06 2014-02-26 Huawei Device Co Ltd METHOD AND DEVICE FOR ALLOCATING A RESOURCE
JP5467172B1 (ja) * 2013-09-18 2014-04-09 オリバー カルトシュタイン 情報処理システム、および情報処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287301A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Yamaha Corp ネットワーク接続された複数の機器の動作及び接続設定のための統合プログラム
JP2007193291A (ja) * 2005-11-18 2007-08-02 Yamaha Corp ネットワークを介して接続された複数の機器で構成される音楽システムの制御装置及び該音楽システムを制御するための統合的なソフトウェアプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3444940B2 (ja) * 1993-09-28 2003-09-08 ローランド株式会社 可変アルゴリズム音源
JPH08328880A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Mitsubishi Electric Corp 複数のアプリケーションプログラムを同時に実行できるオペレーティングシステムにおける計算機運転管理システム
WO2004006587A1 (en) * 2000-12-06 2004-01-15 Realnetworks, Inc. Intra coding video data methods and apparatuses
US7372999B2 (en) * 2002-09-09 2008-05-13 Ricoh Company, Ltd. Image coder and image decoder capable of power-saving control in image compression and decompression

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287301A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Yamaha Corp ネットワーク接続された複数の機器の動作及び接続設定のための統合プログラム
JP2007193291A (ja) * 2005-11-18 2007-08-02 Yamaha Corp ネットワークを介して接続された複数の機器で構成される音楽システムの制御装置及び該音楽システムを制御するための統合的なソフトウェアプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090292829A1 (en) 2009-11-26
JP2009282730A (ja) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160210159A1 (en) User Mode Driver Extension and Preprocessing
JP5438371B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20230097620A1 (en) Memory management in graphics and compute application programming interfaces
JP4584324B2 (ja) データ処理システム、及びコンポーネント管理方法
JP2013062566A (ja) 情報処理装置、演算方法およびプログラム
JPWO2012039216A1 (ja) 情報処理装置、その方法及びそのプログラム
TWI597662B (zh) 電視系統中的儲存媒體及其應用程式管理方法
US8386584B2 (en) Multimedia processing control apparatus and multimedia processing control method
WO2008056489A1 (fr) Système à processeurs multiples, son procédé de commande et support d'enregistrement d'informations
KR102238720B1 (ko) 인코딩과 업로딩의 병행 처리를 통해 미디어 파일의 전송 시간을 단축시킬 수 있는 방법 및 시스템
US11252457B2 (en) Multimedia streaming and routing apparatus and operation method of the same
JP2010081332A (ja) 情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システム
WO2020122024A1 (ja) ネットワークインタフェースカード、コンピュータ、回路情報の書き換え方法及びプログラム
US20070271567A1 (en) Apparatus and method for performing a task
JPWO2007060932A1 (ja) 動的再構成論理回路を有するマルチスレッドプロセッサ
JP5452125B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JP6222079B2 (ja) 計算機システム、その処理方法、及びプログラム
WO2024157849A1 (ja) 情報処理装置、デバイス、データ処理制御システム、データ処理制御方法及びプログラム
WO2019188174A1 (ja) 情報処理装置
JP5460289B2 (ja) ストリーム処理装置及び処理方法
US9854117B2 (en) Information processing system including device provided with circuit capable of configuring logic circuit according to circuit information and plurality of control units
JP6608688B2 (ja) 半導体装置
WO2014045500A1 (ja) Lsi及びlsi製造方法
JP2003303099A (ja) ソフトウェア構成方法及び記録媒体
JP2009043234A (ja) データ処理装置及びデータ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees