JP4584000B2 - ネットワークシステム、ネットワーク制御装置、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置、ネットワークに接続可能なデータ伝送装置、およびネットワークシステムの制御方法 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワーク制御装置、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置、ネットワークに接続可能なデータ伝送装置、およびネットワークシステムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明はネットワークに接続される装置間のデータ伝送に関し、より特定的には、ネットワークを介したデータ通信により処理を実現する技術に関する。
外部からデータの入力を受け付けることが可能な入力装置からデータの入力を受け付けて出力可能な出力装置への転送は、従来、入力装置と出力装置とを直接接続することにより実現されている。この場合、他の装置をさらに追加する場合には上記の接続を一旦解消する必要がある。たとえば転送されるデータを変換するためのコンバータを使用する場合、入力装置と出力装置との間に接続する必要がある。そのため、上記の接続を一旦解消して、当該コンバータを間に接続し直す必要があり、設定の変更を簡単に実行できない場合がある。
そこで、ネットワーク環境を構築して、各装置をネットワークに接続することにより、装置間のデータ伝送をネットワークを介して行なう技術が開示されている(たとえば特表2002−514879号公報(特許文献1)、特表2004−506988号公報(特許文献2))。
特表2002−514879号公報 特表2004−506988号公報
しかしながら、ネットワーク環境においては、各装置を連携して作動させるためには、ネットワーク上の装置を制御する制御装置が、各装置の情報、たとえばどのような機能を有しているか等を保持している必要がある。
そのため、たとえば制御装置が認識できない装置をネットワークに接続した場合、当該装置をそのまま使用することはできない。また、複数の制御装置が接続されている場合には、ネットワーク構成が変わるたびにすべての制御装置の情報を修正する必要がある。
また、たとえばユーザにより指定された機能を実現するために必要な装置がネットワークに接続されていることが認識されていない場合には、当該機能をその装置に実行させることができない。
また、ネットワークに接続されている装置が、すでに他の指令に応じて作動している場合には、重複して処理を実行できない場合もある。たとえば、出力装置として機能するDVD(Digital Versatile Disc)レコーダがすでにデータを録画している場合、制御装置からの指令に基づいて記録動作を実行することができない。そのため、目的とするデータの記録が実現されない場合もあった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ネットワーク環境において、装置の接続状態の変更が容易なネットワークシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、複数の制御装置が接続されている場合において、一の制御装置が機能の実行に必要な他の装置を認識できない場合であっても、他の制御装置に当該機能を実現させることができるネットワークシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、指定された機能の実行のために必要な装置が使用できない場合であっても、当該機能の実現を可能にすることができるネットワークシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、ネットワークへの装置の接続状態が変更されても、当該装置の制御を実現できるネットワーク制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、機能の実行に必要な装置を認識できない場合であっても、他の制御装置に当該機能を実現させることができるネットワーク制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、指定された機能の実行のために必要な装置が使用できない場合であっても、当該機能の実現を可能にすることができるネットワーク制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ネットワークを介して入力された指令に基づいて、データの入力を受け付けて出力することができる、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置を提供することである。
本発明の他の目的は、入力されたデータに対して予め定められた処理を実行して出力することができる、ネットワークに接続可能なデータ伝送装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ネットワーク環境において、装置の接続状態の変更が容易なネットワークシステムを制御する制御方法を提供することである。
本発明の他の目的は、複数の制御装置が接続されているネットワークシステムにおいて、一の制御装置が機能の実行に必要な他の装置を認識できない場合であっても、他の制御装置に当該機能を実現させることができるネットワークシステムを制御する制御方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、指定された機能の実行のために必要な装置が使用できない場合であっても、当該機能の実現を可能にすることができるネットワークシステムを制御する制御方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、データをネットワークの内部に出力する入力装置と、ネットワークに接続され、ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、データをネットワークの外部に出力する出力装置と、ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備える。第1の制御装置は、ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶手段と、外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、指示の入力に基づいて、指示に応じたタスクを実現するための機能と、機能を実現する装置とを選択する選択手段と、選択された装置の識別データに基づいて、入力装置および出力装置に、選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備える。
好ましくは、機能は、入力装置が実行可能な第1の機能と、出力装置が実行可能な第2の機能とを含む。識別データは、入力装置を識別するための第1の入力識別データと、出力装置を識別するための第1の出力識別データとを含む。選択手段は、指示の入力に基づいて、第1の機能と第2の機能とを選択する。ネットワークシステムは、さらに、第1の機能に基づいて、入力装置を選択する第1の選択手段と、第2の機能に基づいて、出力装置を選択する第2の選択手段とを備える。タスク制御手段は、第1の機能と第1の識別データとに基づいて、選択された入力装置に対して、入力されたデータを選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、入力装置にデータの転送処理を実行させる入力制御手段と、第2の機能と第2の識別データとに基づいて、選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、出力装置にデータの出力処理を実行させる出力制御手段とを含む。
好ましくは、ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する中間処理装置をさらに備える。第1の記憶手段は、予め定められた中間処理装置を識別するための第1の伝送識別データをさらに格納する。第1の制御装置は、指示と第1の伝送識別データとに基づいて、中間処理装置を選択する第3の選択手段と、指示に基づいて、データの伝送経路を決定する決定手段とを含む。伝送経路は、中間処理装置を介した入力装置から出力装置までの経路である。第1の制御装置はさらに、選択された入力装置からのデータに対して予め定められた処理を実行するための制御信号を中間処理装置に送信することにより、選択された中間処理装置を制御する伝送制御手段を含む。
好ましくは、ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいてネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備える。第1の制御装置は、さらに、指示に基づいて、ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含む。第2の制御装置は、予め定められた入力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第1の状態データと、予め定められた出力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第2の状態データと、予め定められた中間処理装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第3の状態データとを格納する第2の記憶手段と、ネットワークを介してタスク実行依頼を受信する受信手段と、第1の状態データと第2の状態データと第3の状態データとのいずれかに基づいて、タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、制御データに基づく指令を送信することにより、ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、ネットワークに新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む。
好ましくは、ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいてネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備える。第1の制御装置は、さらに、指示に基づいて、ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含む。第2の制御装置は、ネットワークを介してタスク実行依頼を受信する受信手段と、受信されたタスク実行依頼に基づいて、ネットワークに接続されている入力装置と出力装置と中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、ネットワークに出力する出力手段とを含む。入力装置は、送信要求の受信に応じて状態データを出力する。出力装置は、送信要求の受信に応じて状態データを出力する。中間処理装置は、送信要求の受信に応じて状態データを出力する。第2の制御装置はさらに、状態データに基づいて、タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、制御データに基づく指令を送信することにより、ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、ネットワークに新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む。
好ましくは、出力装置は、データを記録可能な記録装置である。記録装置は、データを格納する記録手段を含む。指示は、記録装置にデータを記録させるための記録指示を含む。第1の生成手段は、記録指示に基づいて、記録装置に入力されるデータを記録手段に格納させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、入力装置は、データを格納する記録手段と、記録手段に格納されているデータを読み出す再生手段とを含む。指示は、記録手段からデータを読み出して再生するための再生指示を含む。第1の生成手段は、再生指示に基づいて、記録手段に格納されているデータを再生手段に再生させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、出力装置は、入力データに基づいて映像を表示する表示手段をさらに含む。指示は、表示手段に映像を表示させるための表示指示を含む。第1の生成手段は、表示指示に基づいて、入力データに応じた映像を表示させるための表示指令が含まれるタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、出力装置は、データを格納する記録手段と、検索のために入力されるデータに基づいて記録手段に格納されているデータを検索して読み出す検索手段とを含む。指示は、検索のための条件を表わす検索条件が含まれた検索指示を含む。第1の生成手段は、検索指示に基づいて、検索手段に対して、記録手段から検索条件を満足するデータを検索させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、指示は、ネットワークに接続されている装置を検索する検索指示を含む。第1の生成手段は、検索指示に基づいて、ネットワークに接続されている装置を第2の制御装置に検索させるため検索データが含まれるタスク実行依頼を生成する。第2の制御装置は、検索データに基づいて、第2の記憶手段に格納されているデータから、ネットワークに接続されている装置を検索する検索手段をさらに含む。
好ましくは、第1の出力手段は、予め定められた回数の範囲内でタスク実行依頼を出力する。
好ましくは、第2の記憶手段は、タスク実行依頼に基づく処理が実行されたか否かを表わす履歴データをさらに格納する。第2の制御装置は、履歴データが、タスク実行依頼に基づく処理が実行されたことを表わしている場合に、タスク実行依頼に応じた制御を禁止する禁止手段をさらに含む。
好ましくは、指示は、ネットワークに接続されている複数の装置の各々による処理のための各々の動作指示を含む。第1の生成手段は、各々の動作指示に基づいて、複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、第2の制御装置は、さらに、指示に基づいて、ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第2の生成手段と、タスク実行依頼を出力する第2の出力手段とを含む。指示は、ネットワークに接続されている複数の装置の各々による処理のための各々の動作指示を含む。第1の生成手段は、各々の動作指示に基づいて、複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成する。第2の生成手段は、各々の動作指示に基づいて、複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、第2の制御装置は、制御データに基づく処理の終了に応答して、タスク実行依頼に基づく処理が終了したことを通知する通知データを生成する通知データ生成手段と、第1の制御装置に、通知データを送信する通知データ送信手段とをさらに含む。
好ましくは、指示は、ネットワークに接続されている装置を識別するための装置データを有する選択指示を含む。第1の制御装置は、識別データと装置データとに基づいて、ネットワークに接続されている装置を選択する装置選択手段をさらに含む。
好ましくは、第1の制御装置は、装置選択手段により選択された装置からの情報に基づいて、選択された装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、選択された装置が使用不可能である場合に、第1の記憶手段に格納されている識別データに基づいて、使用可能な装置を検索する代替装置検索手段と、検索された使用可能な装置に対して、選択指示により指示された処理を実行させるための指令を送信することにより、使用可能な装置を制御する代替装置制御手段とをさらに含む。
好ましくは、選択指示は、ネットワークに接続されている出力装置を識別するための出力装置識別データと、出力識別データにより特定される出力装置にデータを出力するための出力指示とを含む。第1の記憶手段は、ネットワークに接続されている出力装置が使用可能であるか否かを表わす状態データと、出力装置を識別するためのデータとを関連付けて格納する。判断手段は、出力装置識別データと状態データとに基づいて、出力識別データにより特定される出力装置が使用可能であるか否かを判断する。代替装置検索手段は、出力識別データにより特定される出力装置が使用不可能である場合に、状態データと第1の出力識別データとに基づいて、使用可能な代替の出力装置を検索する。第1の生成手段は、出力指示に基づく出力を代替の出力装置に受け付けさせるための指令が含まれる代替タスク実行依頼を生成する。第1の出力手段は、代替の出力装置に、代替タスク実行依頼を送信する。代替の出力装置のデータ入力手段は、代替タスク実行依頼に基づいて、外部から入力されるデータを格納する記録手段を含む。第1の制御装置は、使用不可能な出力装置からのデータに基づいて、使用不可能と判断された出力装置が使用可能な状態に遷移したことを検出する検出手段をさらに含む。第1の生成手段は、使用不可能と判断された出力装置が使用可能な状態に遷移している場合に、記録手段に格納されているデータを、代替の出力装置から使用不可能な出力装置に送信させるための指令が含まれる転送タスク実行依頼を生成する。第1の出力手段は、代替の出力装置に転送タスク実行依頼を送信する。
好ましくは、通知データ生成手段は、代替の出力装置による処理の終了に応答して、処理が終了したことを通知する第1の通知データを生成する。通知データ送信手段は、第1の制御装置に、第1の通知データを送信する。通知データ生成手段は、転送タスク実行依頼に基づくデータの転送の終了に応答して、選択指示に基づく処理が完了したことを通知する第2の通知データを生成する。通知データ送信手段は、第1の制御装置に、第2の通知データを送信する。
この発明の他の局面に従うと、ネットワーク制御装置は、ネットワークにそれぞれ接続されている入力装置と出力装置と中間処理装置とを識別するための識別データと、複数の装置の各々が実行可能な機能とを関連付けて格納する記憶手段を備える。入力装置は、データの入力を受け付けてデータをネットワークに出力する。出力装置は、データの入力を受け付けてデータを出力する。中間処理装置は、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する。ネットワーク制御装置は、外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、指示の入力に基づいて、指示に応じたタスクを実現するための機能と、機能を実現する装置とを選択する選択手段と、選択された装置の識別データに基づいて、入力装置と出力装置と中間処理装置とに、選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備える。
好ましくは、機能は、入力装置が実行可能な第1の機能と、出力装置が実行可能な第2の機能と、中間処理装置が実行可能な第3の機能とを含む。タスク制御手段は、第1の機能を入力装置に実行させるための指令を生成する第1の生成手段と、第2の機能を出力装置に実行させるための指令を生成する第2の生成手段と、第3の機能を中間処理装置に実行させるための指令を生成する第3の生成手段とを含む。ネットワーク制御装置は、生成された各指令を出力する出力手段をさらに備える。
好ましくは、第1の生成手段は、入力された指示に基づいて、外部からデータの入力を受け付けて、受け付けられたデータを中間処理装置に対して送信する処理を入力装置に実行させるための指示を生成する。第2の生成手段は、入力された指示に基づいて、外部からのデータの入力を受け付ける処理を出力装置に実行させるための指示を生成する。第3の生成手段は、入力装置からのデータに対して予め定められた処理を実行して、出力装置に送信する処理を中間処理装置に実行させるための指示を生成する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、ネットワークに接続されている他の装置による、入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段をさらに備える。出力手段は、ネットワークに対してタスク実行依頼を出力する。
好ましくは、記憶手段は、入力装置が使用可能であるか否かを表わす第1の状態データと、出力装置が使用可能であるか否かを表わす第2の状態データと中間処理装置が使用可能であるか否かを表わす第3の状態データをさらに格納する。第1の状態データと第2の状態データと第3の状態データとに基づいて、指示に応じた処理を実行可能な入力装置と出力装置と中間処理装置とのいずれかを検索する検索手段をさらに備える。依頼生成手段は、指示に応じた処理を実行可能な入力装置と出力装置と中間処理装置とのいずれかが検索されない場合に、検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、入力された指示に基づいて、ネットワークに接続されている入力装置と出力装置と中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、ネットワークに出力する出力手段をさらに含む。ネットワークに接続されている各装置は、送信要求の受信に応答して、状態データをネットワークに出力する。ネットワーク制御装置は、状態データに基づいて、タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段を含む。依頼生成手段は、指示に応じた処理を実行可能な入力装置と出力装置と中間処理装置とのいずれかが検索されない場合に、検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する。
好ましくは、指示は、複数の装置のいずれかの装置を選択するための選択データを含む。タスク制御手段は、選択データに基づいて、いずれかの装置に実行させるための指示を生成する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、選択されたいずれかの装置からの情報に基づいて、いずれかの装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、いずれかの装置が使用不可能である場合に、記憶手段に格納されている識別データに基づいて、使用可能な代替の装置を検索する代替装置検索手段とをさらに備える。タスク制御手段は、入力された指示に関連付けられる処理を代替の装置に実行させるための指示を生成する。
好ましくは、選択データは、出力装置を選択するための出力選択データを含む。ネットワーク制御装置は、選択された出力装置からの情報に基づいて、選択された出力装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、選択された出力装置が使用不可能である場合に、識別データに基づいて、使用可能な代替の出力装置を検索する代替装置検索手段とをさらに備える。タスク制御手段は、入力されるデータを格納する処理を代替の出力装置に実行させるための代替タスク指示を生成する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、代替タスク指示に基づく処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段をさらに備える。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、ネットワークを介してタスク実行依頼を受信する受信手段をさらに備える。タスク実行依頼は、処理を実行する指定装置を識別するための第1の識別データと、処理を特定するため第2の識別データとを含む。タスク制御手段は、第1の識別データと第2の識別データとに基づいて、指定装置に処理を実行させるための指示を生成する。
好ましくは、タスク実行依頼は、タスク実行依頼を送信した他のネットワーク制御装置を特定するための送信元データをさらに含む。ネットワーク制御装置は、タスク実行依頼に基づく処理の実行の終了に応答して、処理の実行が終了したことを表わす通知データを生成する通知データ生成手段と、送信元データに基づいて、他のネットワーク制御装置に対して、通知データを送信する送信手段とをさらに備える。
好ましくは、タスク実行依頼は、指示入力手段を介して入力された指示により選択された出力装置を識別する第1の出力識別データと、代替の出力装置を識別する第2の識別データと、代替の出力装置に記録されているデータを選択された出力装置に転送する指示とを含む。タスク制御手段は、入力されるデータを格納する処理を代替の出力装置に実行させるための代替タスク指示を生成する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、代替タスク指示に基づく処理の終了を検出する終了検出手段と、終了の検出に応答して、選択された出力装置からの情報に基づいて、選択された出力装置が使用可能であるか否かを判断する使用可否判断手段とをさらに備える。タスク制御手段は、選択された出力装置が使用可能の状態である場合に、代替の出力装置に格納されたデータを、代替の出力装置から選択された出力装置に転送させるための転送指示を生成する。出力手段は、代替の出力装置に転送指示を出力する。
好ましくは、ネットワーク制御装置は、代替タスク指示に基づく処理の終了に応答して、代替タスク指示に基づく処理の終了を通知するための第1の通知データを生成する第1の通知データ生成手段をさらに備える。出力手段は、タスク実行依頼の送信元に、第1の通知データを送信する。タスク実行依頼は、ネットワークに接続されている他の装置による、入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのデータである。ネットワーク制御装置は、転送指示に基づく処理の終了に応答して、転送指示に基づく処理の終了を通知するための第2の通知データを生成する第2の通知データ生成手段をさらに備える。出力手段は、タスク実行依頼の送信元に、第2の通知データを送信する。
この発明の他の局面に従うと、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置は、ネットワークを介して、データの出力指示を受信する受信手段を備える。出力指示は、データを受信可能な受信装置を識別するための識別データと、受信装置にデータを転送するタスク実行指示とを含む。データ入出力装置は、出力指示に基づいて、ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けるための入力手段と、タスク実行指示と識別データとに基づいて、入力されたデータをネットワークを介して受信装置に出力する出力手段とを備える。
好ましくは、入力手段は、映像音声信号を受信する信号受信手段を含む。
好ましくは、入力手段は、データを格納する記録手段と、データを読み出す再生手段とを含む。
好ましくは、データ入出力装置は、自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、ネットワークに接続されている制御装置から、状態データの送信要求を受信する受信手段と、送信要求に基づいて、制御装置に対して状態データを送信する送信手段とをさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、データ入出力装置は、ネットワークを介して、データの入力指示を受信する受信手段を備える。入力指示は、データを送信する送信装置を識別するための識別データを含む。データ入出力装置は、ネットワークに接続され、識別データに基づいて、送信装置により送信されたデータの入力を受け付ける入力手段と、データをネットワークの外部に出力する出力手段とを備える。
好ましくは、入力手段は、ネットワークを介して、記録指示と識別データとに基づいて、入力されたデータを格納する記録手段を含む。
好ましくは、記録手段は、着脱可能な記録媒体が装着される駆動手段と、入力されたデータを記録媒体に記録する書込手段とを含む。
好ましくは、出力手段は、データに基づいて映像を表示する表示手段を含む。
好ましくは、データ入出力装置は、自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、ネットワークに接続されている制御装置から、状態データの送信要求を受信する受信手段と、送信要求に基づいて、制御装置に対して状態データを送信する送信手段とをさらに備える。
この発明の他の局面に従うと、ネットワークに接続可能なデータ伝送装置は、ネットワークを介してデータの入力を受け付ける入力手段を備える。データは、制御信号と、ネットワークを伝送される信号とを含む。制御信号は、ネットワークに接続されている装置を識別する識別データと、装置に応じて予め定められた処理を特定するための処理情報と、装置に信号を送信する転送指示とを有する。データ伝送装置は、さらに、処理情報に基づいて、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段と、転送指示と識別データとに基づいて、処理の実行後のデータを装置に送信する送信手段とを備える。
好ましくは、処理手段は、入力されたデータの特性を予め定められた特性に変換する変換手段を含む。
好ましくは、データ伝送装置は、自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、ネットワークに接続されている制御装置から、状態データの送信要求を受信する受信手段と、送信要求に基づいて、制御装置に対して状態データを送信する送信手段とをさらに備える。
この発明のさらに他の局面に従う制御方法は、ネットワークシステムを制御する。ネットワークシステムは、ネットワークにそれぞれ接続されている複数の装置を備える。複数の装置は、ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、データをネットワークの内部に出力する入力装置と、ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、データをネットワークの外部に出力する出力装置と、ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備える。制御方法は、第1の制御装置において、ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶ステップと、第1の制御装置において、外部から指示の入力を受け付ける指示入力ステップと、指示の入力に基づいて、指示に応じたタスクを実現するための機能と、機能を実現する装置とを選択する選択ステップと、選択された装置の識別データに基づいて、入力装置および出力装置に、選択された機能を実行させるタスク制御ステップとを備える。
本発明に係るネットワークシステムによると、第1の制御装置に対して入力された指示に基づいて、入力装置と出力装置とが選択される。第1の制御装置は、ネットワークを介して接続されている入力装置および出力装置を制御する。たとえば、第1の制御装置は、入力装置に対してデータの転送指令を送信し、出力装置に対して入力データを出力するように制御信号を送信する。その結果、入力装置および出力装置が離れて設置されている場合であっても、データの入出力(たとえば放送信号の受信と、受信データの記録等)を容易に制御することができる。また、各装置を直接接続する必要がないため、配置場所の変更その他の接続関係の変更を容易に実現することができる。これにより、ネットワーク環境において、装置の接続状態の変更が容易なネットワークシステムを提供することができる。
本発明に係るネットワークシステムによると、入力装置と出力装置との間に中間処理装置を接続して、中間処理装置に予め定められた処理(タスク)を実行させることができる。
本発明に係るネットワークシステムによると、複数の制御装置が接続されている場合には、各制御装置が指示されたタスクの実行のために必要な装置をそれぞれ検索できる。そのため、各制御装置に、それぞれネットワークに接続されている装置の情報をすべて持たせる必要が無い。したがって、ネットワークに接続される装置の情報の管理を簡略化することができる。また、ネットワーク構成を柔軟に変更することができる。
本発明に係るネットワークシステムによると、複数の出力装置が接続されている場合において動作が指示された第1の出力装置が動作を実行できないとき、第2の出力装置に代替的に当該動作を実行させてタスクを実現することができる。また、第1の出力装置が動作を実行可能になったとき、第2の出力装置から第1の出力装置に対するデータ転送が実行されるため、最終的には、当初の指示に応じたタスクが完了する。これにより、ネットワークシステムのユーザの指示が実行されない場合の発生を防止することができる。
本発明に係るネットワーク制御装置によると、入力された指示に基づいて、入力装置と出力装置とが選択される。ネットワーク制御装置は、ネットワークを介して接続されている入力装置および出力装置を制御する。ネットワーク制御装置は、入力装置に対してデータの転送指令を送信し、出力装置に対して入力データを出力するように制御信号を送信する。その結果、入力装置および出力装置が離れて設置されている場合であっても、データの入出力(たとえば放送信号の受信と、受信データの記録等)を容易に制御することができる。また、各装置を直接接続する必要がないため、配置場所の変更その他の接続関係の変更を容易に実現することができる。これにより、ネットワーク環境において、装置の接続状態の変更が容易なネットワーク制御装置を提供することができる。
本発明に係るネットワークに接続可能なデータ入出力装置によると、指示された入力経路により取得されるデータを、指示された装置に出力することができる。このようにすると、データ入出力装置の配置場所を変更しても、ネットワークを介したデータの入出力を実現することができる。
本発明に係るデータ伝送装置によると、予め定められた処理の実行指示に基づいて、入力されるデータに対する処理が実行され、指示された出力先に送信される。このようにすると、データ伝送装置の配置場所を変更しても、ネットワークを介して当該処理を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム10の構成を表わす図である。ネットワークシステム10は、以下、家庭内で構築されるAV(Audio Visual)システムとして説明されるが、他のシステムであってもよい。たとえば、各種の計算装置、プリンタ、ストレージ、モニタ等が接続された情報処理ネットワークシステムであってもよい。
ネットワークシステム10は、ネットワーク190にそれぞれ接続された端末100,130,140,160を含む。ネットワーク190は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394に基づくバス接続型のネットワークであるが、他の態様であってもよい。たとえば、インターネット型のネットワークであってもよい。また、ネットワーク190は、伝送媒体として同軸ケーブル、光ファイバケーブル、無線等により実現される。
端末100は、ネットワーク190に接続するための接続インターフェイス102と、ユーザインターフェイス108と、チューナ106と、コントローラ200とを含む。チューナ106には、アンテナ104が接続されている。端末100は、たとえばアナログ放送またはデジタル放送を受信可能な受信装置である。この場合、チューナ106は、ネットワークに対しては、データの入力リソースとして機能する。コントローラ200は、後述するように、チューナ106、アンテナ104を制御すると共に、ネットワーク190に接続されている他の装置と通信することにより、ユーザインターフェイス108を介して入力されたタスクの実行指示を実現する。
端末130は、たとえば入力データに対して予め定められた処理を実行して出力可能なコンバータ装置である。すなわち、端末130は、ネットワーク190に接続するための接続インターフェイス132と、ダウンコンバータ134とを含む。ダウンコンバータ134は、接続インターフェイス132を介して入力される信号を予め定められた処理を実行することにより解像度を下げて、接続インターフェイス132を介して出力する。この場合、ダウンコンバータ134は、中間処理リソースとして機能する。なお、中間処理リソースとして機能する装置は、ダウンコンバータに限られない。たとえば、フォーマットコンバータ等であってもよい。
端末140は、たとえば、DVD記録再生装置である。すなわち、端末140は、ネットワーク190に接続するための接続インターフェイス142と、DVDレコーダ144と、コントローラ150とを含む。DVDレコーダ144には、DVD146が装着される。コントローラ150は、接続インターフェイス142を介して入力される信号に基づいて予め定められた処理を実行し、その信号に応じた信号を再び出力する。
DVDレコーダ144は、したがって、外部からデータの入力を受けてネットワーク190に出力する観点から入力リソースとして機能する一方、外部にデータを出力可能な出力リソースとしても機能する。なお、入力リソースの態様は、上述のものに限られない。たとえばデジタル信号の入力を受けることが可能な入力インターフェイスであってもよい。また、出力リソースの態様は、上述の態様以外の記録媒体が着脱可能な記録装置、プリンタの出力インターフェイスなどであってもよい。
コントローラ150は、さらに外部から入力される信号に基づいてあるいは予め定められた条件が成立した場合に、DVDレコーダ144の動作を制御するための指令を出力する。DVDレコーダ144は、コントローラ150から出力される信号に基づいて、装着されているDVD146にデータを記録したりあるいは再生する。DVDレコーダ144はさらに、コントローラ150からの指示に基づいてDVD146に記録されているデータを読み出して、接続インターフェイス142を介して指示された送信先に送信する。
端末160は、たとえば、ハードディスクレコーダである。すなわち、端末160は、ネットワーク192に接続するための接続インターフェイス162と、HDD(Hard Disk Drive)装置166と、外部からの信号の入力を受け付けるための外部入力部164とを含む。HDD装置166は、接続インターフェイス162を介して入力される信号あるいは外部入力部164より入力される信号を所定の領域に格納する。HDD装置166は、さらに接続インターフェイス162を介して入力される信号に基づいて、格納されているデータを読み出して、指示された送信先に当該データを送信する。したがって、HDD装置166は、ハードディスクに記録されているデータをネットワーク190に出力する観点から入力リソースとして機能する一方、ネットワーク190からのデータを受けることができる出力リソースとしても機能する。外部入力部164は、ケーブル(図示しない)が接続される端子(図示しない)である。
ここで、ネットワークシステム10における信号の流れについて説明する。端末100において、ユーザインターフェイス108がユーザの指示の入力を受け付けると、その指示に応じた信号は、コントローラ200に対して出力される。コントローラ200は、その信号に応じて、たとえばチャネルを選局するための選局信号をチューナ106に送信する。コントローラ200は、またユーザにより指示された解像度あるいは予め定められた解像度により、入力信号のダウンコンバート処理を実行するように、端末130に対して指令信号を送信する。コントローラ200は、ユーザインターフェイス108を介して入力される信号の記録指示に基づいて取得される信号を記録するようにDVDレコーダ144あるいはHDD装置166に当該信号を送信する。
DVDレコーダ144あるいはHDD装置166の光ピックアップ(図示しない)は、当該信号に基づいて入力される信号を所定の記録媒体(すなわちディスク)に逐次書き込む。端末100においてチューナ106は、アンテナ104により受信される信号から選局指示に基づいて選局された信号を出力する。出力される信号は、たとえば端末130に入力される。当該信号は、あるいは、ネットワーク190を介して端末140あるいは端末160にそれぞれ送信される。
端末130において、ダウンコンバータ134から出力される信号は、ネットワーク190を介して端末160に送信される。また、ダウンコンバータ134から出力される信号は、出力先が端末140に指定されている場合には、当該信号を端末140に送信する。この場合、信号は、端末140のDVDレコーダ144に入力される。
図2を参照して、端末100が備えるコントローラ200の構成について説明する。図2は、コントローラ200の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ200は、入力検知回路210と、機能ピックアップ回路220と、リソース検索回路230と、転送経路決定回路240と、リソースロック回路250と、タスク実行指示回路260と、メモリ270とを含む。メモリ270は、タスク記憶テーブル300とリソース記憶テーブル400とを含む。
入力検知回路210は、ユーザインターフェイス108を介して入力される指示を検知する。入力検知回路210は、検知した指示に応じて予め定められた変換処理を実行し、その指示に応じた信号を各回路に出力する。入力検知回路210により検知される指示は、たとえばチャネルの選局指示、録画指示、再生指示、データ転送指示、データ転送のモード指示、データの記録を開始する時刻あるいは終了する時刻などを含む。
機能ピックアップ回路220は、入力検知回路210により出力される機能の選択指示に基づいて、当該指示の実行に必要な機能を検索する。すなわち機能ピックアップ回路220は、メモリ270に格納されているタスク記憶テーブル300を参照して、入力された指示(以下タスクと称す。)の実行に必要な機能を特定する。機能ピックアップ回路220は、必要な機能を特定すると、当該機能を表わすデータをランダムアクセスメモリ(図示しない)の所定の領域に一時的に格納する。
リソース検索回路230は、機能ピックアップ回路220により検索された機能に基づいて、当該機能を実現するために必要なリソースを検索する。ここでリソースとは、ネットワークシステム10を構成する各機能を実現するためのハードウェア資源あるいはソフトウェア資源をいう。以下、リソースは、装置を示す
図1を再び参照して、たとえばチューナ106は、外部から信号の入力を受けるためのリソースとして機能する。ダウンコンバータ134は、中間処理リソースとして機能するリソースである。すなわち、ダウンコンバータ134は、入力される信号に対して予め定められた解像度に基づいて変換処理を実行して出力する。なお、予め定められた条件が成立している場合には、ダウンコンバータ134は、当該変換処理を実行することなく、入力された信号をそのまま出力してもよい。この場合、ダウンコンバータ134は、データ伝送リソースとして機能する。この場合、中間処理という概念は、データ伝送に含まれることになり、中間処理は、データ伝送の一態様であるともいえる。
コントローラ200,150は、他のリソースを制御するための制御手段として機能するリソースである。すなわち、コントローラ200,150は、入力される指示または予め定められた条件の成立に基づいて指定された他の装置を制御する。
DVDレコーダ144あるいはHDD装置166は、入力リソースとして機能するリソースである。DVDレコーダ144あるいはHDD装置166は、入力される信号をデータ記録媒体(ディスク)の所定の領域に格納する機能を実現する。またDVDレコーダ144,HDD装置166は、当該データ記録媒体に格納されているデータを読み出して出力する機能を実現する。したがってDVDレコーダ144,HDD装置166は、出力リソースとして機能するリソースでもある。
図2を再び参照して、転送経路決定回路240は、ユーザインターフェイス108を介して入力された指示に基づいてデータを転送するための経路を決定する。この経路は、データが取得されてから最終的な出力先である記録装置まで当該データが伝送される経路を表わす。転送経路を表わすデータの態様については、後述する。
リソースロック回路250は、リソース検索回路230により検索された各リソースを他のコントローラにより使用されないようにロックする。すなわちリソースロック回路250は、ユーザインターフェイス108を介して入力された指示に基づいて、所定の機能を実現するために必要なリソースを排他的に使用可能とするための制御信号を出力する。たとえば、リソースロック回路250は、上記の他のコントローラからの信号を受信すると、当該信号に基づく動作を拒否することを表わす拒否信号(Negative Acknowledgment)を、当該他のコントローラに返信する。この信号を受信した他のコントローラは、他のコントローラによる制御信号に対しては何ら応答しないため、コントローラ200のみが当該リソースを排他的に使用することができる。
タスク実行指示回路260は、利用が排他的に確保されたリソースに対して、当該指示に基づく機能の実行を指令する。タスク実行指示回路260は、ネットワーク190に接続されている各々のリソースに対して、ユーザの指示に応じた処理を遂行するための指令を出力する。たとえば、タスク実行指示回路260は、チューナ106に対して、指示されたチャネルを選局するように指令信号を送信する。タスク実行指示回路260は、ダウンコンバータ134に対して、入力される映像音声信号に対して解像度を下げて出力するように指令信号を送信する。また、タスク実行指示回路260は、HDD装置166に対して、入力される映像音声信号を所定の時間記録するように指令信号を送信する。
メモリ270は、たとえばフラッシュメモリにより実現される。メモリ270は、予め定められたタスクの種類と当該タスクの実現に必要な機能とを関連付けて格納している。メモリ270は、さらにネットワーク190に接続されている各リソースを、そのアドレスと状態とに関連付けて格納している。メモリ270におけるデータ構造については後述する。
図3および図4を参照して、コントローラ200におけるデータ構造について説明する。図3は、コントローラ200が備えるメモリ270におけるタスク記憶テーブル300の一態様を表わす図である。
タスク記憶テーブル300は、領域310〜領域350を含む。タスクの種類は、領域310に格納されている。当該タスクを実現するために必要な第1の機能を特定するためのデータは、領域320に格納されている。当該タスクを実現するために必要な第2の機能を特定するためのデータは、領域330に格納されている。同様に、第3の機能を特定するためのデータは、領域340に格納されている。その他のデータは、領域350に格納される。
領域310に示されるように、タスクの種類は、たとえば録画、録音、再生、情報の検索、入力リソースの検索、出力リソースの検索、情報の削除などを含む。タスクの種類は、これらに限られず、その他のタスクが領域310に格納されていてもよい。
領域320に示されるように、タスクを実現するための機能は、たとえば映像音声信号を受信する機能、音声信号を受信する機能、信号を読み出す機能、検索キーワードの入力を受け付ける機能、検索を実行する機能、削除対象を特定する機能などを含む。これらの機能は、領域310に格納されているタスクの種類によって予め特定される。
同様に、領域330に示されるように、上記のタスクを実現するための機能は、領域320に格納される機能に加えて、たとえば映像音声信号を変換する機能、検査結果を出力する機能、情報を削除する機能などを含む。当該タスクを実現するためにさらに機能が必要な場合には、さらに、領域340にその機能を特定するためのデータが格納される。また、タスクによっては、領域350に機能を特定するためのデータが格納されていてもよい。
たとえばレコード362を参照して、タスク「録画」は、映像音声信号を受信する機能と、映像音声信号を変換する機能と、映像音声信号を記録する機能とを必要とする。この場合、映像音声信号を受信するためには、たとえば図1に示されるようにアンテナ104に接続されたチューナ106が必要とされる。映像音声信号を予め定められた信号強度、形式、データサイズ等に変換するためには、ネットワーク190に接続された端末130が必要とされる。さらに映像音声信号を記録するためには、ネットワーク190に接続されたDVDレコーダ144あるいはHDD装置166が必要とされる。
同様にレコード370を参照して、タスク「入力リソースの検索」は、検索の実行機能と検索結果を出力する機能とを必要とする。検索を実行する機能は、たとえば検索対象である入力リソースを識別するためのデータを、ネットワーク190に接続されている各装置に対して送信するとともに、入力リソースを識別するデータを有している端末の情報を返信するように指令を送信することにより実現される。検索結果を出力する機能は、ネットワーク190を介して各装置から検索結果が含まれるデータを受信して当該データから入力リソースを識別するためのデータを取得し、さらにユーザインターフェイス108に表示したりあるいはコントローラ200の内部メモリの所定の領域に格納する機能とにより実現される。
なお、コントローラ200が実行するタスクは、領域310に示されるものに限られない。また各タスクの実現に必要な機能は、図3に示されるように最大3つの機能であるとは限らない。したがって、タスクの種類あるいは機能の数に応じて必要なデータは領域350その他の領域にも格納される場合がある。また各タスクとそのタスクに対応付けられる機能とが関連付けられているレコードは、レコード362から374までに限られず、レコード376以降に含まれてもよい。
図4は、メモリが備えるリソース記憶テーブル400の一態様を表わす図である。
リソース記憶テーブル400は、領域410〜領域456を含む。それぞれのレコードを識別するためのデータは、領域410に格納されている。予め取得された、リソースを識別するためのデータは、領域420に格納されている。各々のリソースのネットワーク190におけるアドレスを特定するためのデータは、領域430に格納されている。そのリソースがロックされているか(すなわち当該リソースの利用が既に確保されているか)、あるいは解除されているか(すなわち排他的な利用の設定がされていない状態であるか)を表わすデータは、領域440に格納されている。各リソースが実行可能であるとして予め登録された機能を識別するためのデータは、領域450〜領域456に格納されている。これらの機能は、ある局面においては、各リソースが実行可能な処理に対応する。たとえばDVDレコーダは、録画モードの設定、録画、再生、録画済みデータの消去、初期化、あるいはDVDの取り出し等の処理を実行する。したがって、各処理の各々を機能として特定することにより、図4に示されるテーブルを構成することができる。
なお、機能の特定の程度、すなわち処理の区分の大きさは、図4に示されるものに限られない。また、領域の構成は、図4に示される態様に限られない。
領域410に格納されているデータは、コントローラ200に対してリソースの登録に応じて逐次作成される。領域420に格納されているデータは、それぞれのリソースのネットワーク190に対する接続の完了に応じて、あるいはユーザインターフェイス108を介した入力により生成される。領域430に格納されているアドレスは、ユーザインターフェイス108を介した入力により格納される。あるいは、各リソースがネットワーク190に接続される場合に、当該接続の検知に応じて、予め定められたアドレスを設定するための処理が実行されることにより、所定のデータが生成され領域430に格納されてもよい。領域440に格納されるデータは、ユーザインターフェイス108を介して入力される。あるいは、コントローラ200あるいは接続インターフェイス102を介して入力される信号に基づいて、ロックあるいは解除が変更されて変更後のデータとして格納される。
図4を再び参照して、リソース記憶テーブル400は、レコード462から474を含む。たとえばレコード462は、リソースとしてコントローラを表わすデータを含む。この場合、コントローラのネットワーク190におけるアドレスは、「123.456.789.0」である。コントローラは、ロックされている。すなわちこのコントローラは、他の信号によっては現時点では制御されない。図4において、7つのリソースが登録されているが、ネットワーク190に接続されるリソースが増加する場合には、レコード476以降に順次追加される。
なお、各リソースに関連付けられる情報として、図4には各機能が示されているが、当該情報は、機能に限られない。たとえば、各リソースごとに予め定められた処理をタスクとして関連付けておいてもよい。この場合には、外部から入力される指示に応じたタスクを実行するためのリソースが速やかに特定されるため、限られた機能を実行可能な装置の場合には、後述する制御構造を簡略化することもできる。逆に、図4に示されるように、各リソースと機能とが予め関連付けられている場合には、当該機能を組み合わせることにより、種々のタスクを定義することが可能になるため、ネットワークシステム10により実現されるタスクを柔軟に構成することができる。
図5を参照して、コントローラ200により生成されるデータについて説明する。図5は、コントローラ200の転送経路決定回路240が生成する転送経路データの構成を表わす図である。
転送経路データ500は、5つの領域510〜領域550を含む。決定された転送経路を特定するための番号は、領域510に格納されている。転送経路を構成するそれぞれのリソースを特定するためのデータは、領域520から領域540にそれぞれ格納されている。図5に示される例では、転送経路番号は「100」である。転送経路は、チューナ106とダウンコンバータ134とHDD装置166とを含む。すなわち、信号は、チューナ106から出力され、ダウンコンバータ134を介して、HDD装置166に入力される。なお、転送経路データの態様は、図5に示されるものに限られない。
図6を参照して、本実施の形態に係る端末100の制御構造について説明する。図6は、端末100のコントローラ200が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、たとえばユーザが録画のための指示データ(録画モード、入力ソース、録画時間等)を入力して、予め定められた録画指示のためのボタン(図示しない)を押下した場合に、実行される。
ステップS710にて、コントローラ200は、入力検知回路210により、録画タスクの指示の入力を検知する。ステップS720にて、コントローラ200は、機能ピックアップ回路220により、メモリ270に格納されているデータから、録画タスクの実行に必要な機能を読み出す。ステップS730にて、コントローラ200は、リソース検索回路230により、ネットワーク190に接続されているリソースから、ステップS720にて取得された機能を有するリソースを検索する。
ステップS740にて、コントローラ200は、リソースロック回路250により、検索されたリソースをロックするための指令信号を生成する。ステップS750にて、コントローラ200は、検索されたそれぞれのリソースに対して、当該指令信号を送信する。ネットワーク190に接続されている各装置(すなわち検索されたリソース)が当該信号を受信すると、それぞれのリソースは、その他に入力される動作信号に対して拒絶を表わす信号(たとえばNack(Negative Acknowledgment))を返し、コントローラ200からの指令に基づく機能を実現するために、待機する状態になる。
ステップS760にて、コントローラ200は、接続インターフェイス102を介して、検索されたリソースからロックの完了の応答を受信する。この応答の受信に応じて、コントローラ200は、後述するタスク実行指示信号を生成する。
ステップS770にて、コントローラ200は、ネットワーク190を介して、検索されたリソースに、タスク実行指示を出力する。タスク実行指示を受信した各リソースは、その指示に応じてタスクを実現するための機能を実行する。たとえばチューナ106は、タスク実行指示に含まれるチャネルを選局する。ダウンコンバータ134は、タスク実行指示に含まれる解像度に基づいて、信号の変換処理を実行する。HDD装置166は、タスク実行指示に含まれるデータレートおよび記録時間に基づいて、入力される信号を所定の領域に格納する。
図7および図8を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム10におけるHDD装置166の制御構造について説明する。図7は、HDD装置166の制御部(図示しない)が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、すなわち、特定のコントローラからの制御信号にのみ応答して、他の制御信号に応答しないようにするためのリソースロック処理である。なお、ここでは当該処理を実行する主体を、HDD装置166として説明する。当該処理は、後述するようにハードウェア的に実現される場合もあれば、CPU(Central Processing Unit)その他の中央制御装置によるプログラムの実行により、ソフトウェア的にも実現可能である。
ステップS910にて、HDD装置166は、リソースのロックのための指令信号を接続インターフェイス162を介して端末100から受信する。ステップS920にて、HDD装置166は、指令信号からコントローラ200を識別するための識別データを取得する。ステップS930にて、HDD装置166は、当該識別データを内蔵するメモリ(図示しない)の所定の領域に格納する。これにより、リソースのロックが完了する。その結果、コントローラ200以外の識別データが含まれる指令信号がHDD装置166に入力された場合には、HDD装置166は、その信号に対して拒絶を表わす信号(たとえばNack)を返信する。
ステップS940にて、HDD装置166は、リソースのロックの完了を知らせる通知信号を生成する。ステップS950にて、HDD装置166は、接続インターフェイス162を介して、指令信号の送信元すなわち端末100に対して通知信号を送信する。
図8は、HDD装置166が実行する録画処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、制御信号に基づいて作動することが確保されたコントローラからの信号がHDD装置166に入力されると、実行される。
ステップS1010にて、HDD装置166は、接続インターフェイス162を介してタスク実行指示を有する信号の入力を検知する。ステップS1020にて、HDD装置166は、その信号から送信元を識別するデータを取得する。
ステップS1030にて、HDD装置166は、当該信号の送信元がリソースを確保した送信元であるか否かを判断する。HDD装置166が、送信元はリソースを確保した送信元であると判断すると(ステップS1030にてYES)、処理はステップS1040に移される。そうでない場合には(ステップS1030にてNO)、処理はステップS1070に移される。
ステップS1040にて、HDD装置166は、当該信号からパラメータを取得する。ステップS1050にて、HDD装置166は、取得したパラメータに応じた処理を実行する。HDD装置166は、たとえば指示された録画レートに基づいて、入力される映像音声信号を所定の領域に記録する。これにより、録画処理が実現される。HDD装置166は、その後、録画の終了時刻まで信号の記録を継続する。
ステップS1060にて、HDD装置166は、録画処理の終了条件が成立したか否かを判断する。ここで終了条件とは、たとえば録画の終了時刻になったとき、録画のための領域が不足していることが検知されたとき、あるいは強制終了の指示が入力されたとき等をいう。HDD装置166が、終了条件は成立していると判断すると(ステップS1060にてYES)、処理は終了する。そうでない場合には(ステップS1060にてNO)、処理はステップS1050に戻され、録画処理が継続される。
以上のようにして、本発明の第1の実施の形態に係るネットワークシステム10によると、制御機能を備えた端末100は、ネットワーク190に接続されている各装置の各々を制御することができる。すなわち、ユーザが特定の処理の実行指令を入力すると、端末100は、当該処理を実現するために必要な機能を特定して、必要な装置を特定する。このようにすると、各装置の接続状態を変更することなく、ユーザはたとえば手元にない録画装置に対して、録画処理を実行させることができる。したがって、データの入出力処理の実行時における利便性が向上する。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワークシステム20は、タスク実行指示を出力可能な端末を複数備える点で、前述の第1の実施の形態と異なる。
図9を参照して、ネットワークシステム20は、端末100に代えて端末1100を備え、さらに端末1170を備える。端末1100は、ユーザインターフェイス108と、接続インターフェイス102と、チューナ106と、コントローラ1200とを含む。端末1140は、接続インターフェイス142と、DVDレコーダ144と、コントローラ1500とを含む。DVDレコーダ144には、DVD146が装着される。端末1170は、接続インターフェイス172と、チューナ176と、コントローラ2100とを含む。チューナ176には、アンテナ174が接続されている。
コントローラ1200により生成される指令信号は、ネットワーク190を介して端末1140に入力される。この信号は、コントローラ1500により受信される。コントローラ1500により生成される信号は、ネットワーク190に対して出力され端末1170に伝送される。この信号は、端末1170のコントローラ2100により受信される。コントローラ2100により生成される信号は、チューナ176に入力され、あるいは端末160のHDD装置166に対して伝送される。チューナ176により出力される信号は、ネットワーク190を介して端末160のHDD装置166に入力される。
図10を参照して、本実施の形態に係る端末1100が備えるコントローラ1100について説明する。図10は、コントローラ1200の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ1200は、コントローラ200の構成に加えて、判断回路1210とタスク実行依頼生成回路1220と転送先決定回路230とを含む。メモリ270は、リソース記憶テーブル400に代えて、リソース記憶テーブル1300を含む。
判断回路1210は、リソース検索回路230による検索の結果に基づいてタスクの実行に必要な機能がすべて検索されたか否かを判断する。タスク実行依頼生成回路1220は、判断回路1210による判断の結果に基づいて、タスクの実行を他の装置に依頼するための信号を生成する。すなわち、タスク実行依頼生成回路1220は、指示されたタスクの実行に必要な機能がすべてピックアップされていない場合には、機能を検索して、タスクの実行のために当該機能を確保する旨の指令信号を生成する。転送先決定回路1230は、判断回路1210およびタスク実行依頼生成回路1220の結果に基づいて、タスク実行依頼を送信する相手先すなわちタスク実行指示の出力先を決定する。
図11を参照して、本実施の形態に係るコントローラ1200におけるデータ構造について説明する。図11は、メモリ270に格納されているリソース記憶テーブル1300の構成を表わす図である。
リソース記憶テーブル1300は、図4に示されるテーブルと同様の構成を有する。本実施の形態においては、リソース記憶テーブル1300は、コントローラ1200により制御可能なリソースとしてHDD装置166が準備されていない。すなわち、領域1320に示されるように、HDD装置を識別するためのデータが格納されていない。したがって、この場合HDD装置166を使用するタスク指示がコントローラ1200に対して入力されても、コントローラ1200は、当該タスクの実行のためにHDD装置166をリソースとして確保することができない。そこで、コントローラ1200は、HDD装置166を確保するために、ネットワーク190に接続されている他の端末に対して、HDD装置166を確保する旨の信号すなわちタスク実行依頼信号を生成して送信する。
図12を参照して、本実施の形態に係る端末1100の制御構造について説明する。図12は、端末1100が備えるコントローラ1200が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。なお、第1の実施の形態における処理と同一の処理には、同一のステップ番号を付してある。したがって、それらについての説明は、ここでは繰り返さない。
ステップS1410にて、コントローラ1200の判断回路1210は、タスクの実行に必要なリソースはすべて確保されたか否かを判断する。この判断は、たとえば機能を実行するリソースを識別するためのデータが、すべてランダムアクセスメモリ(図示しない)に格納されているか否かに基づいて行なわれる。判断回路1210が、必要なリソースはすべて確保されていると判断すると(ステップS1410にてYES)、処理はステップS1450に移される。そうでない場合には(ステップS1410にてNO)、処理はステップS1420に移される。
ステップS1420にて、コントローラ1200のタスク実行依頼生成回路1220は、判断回路1210による判断の結果に基づいて、他の端末にタスクの実行を依頼するためのタスク実行依頼データを生成する。ステップS1430にて、コントローラ1200の転送先決定回路1230は、タスク実行依頼の転送先となるコントローラを決定する。この決定は、たとえばメモリ270に予め格納されている他のコントローラの情報と当該コントローラが使用可能なリソースとに基づいて行なわれる。ステップS1440にて、コントローラ1200は、決定された他のコントローラにタスク実行依頼データを送信する。
ステップS1450にて、コントローラ1200は、ステップS740からS770までの処理(図6)を実行する。
次に、図13を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム20を構成する端末1140について説明する。図13は、端末1140が備えるコントローラ1500の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ1500は、外部から信号の入力を受け付けるための入力部1510と、入力信号からタスク実行依頼を取得するためのタスク実行依頼取得部1520と、タスクが既に処理されているか否かを判断するための判断回路1530と、タスクの実行に必要な機能を検索するための機能ピックアップ回路1540と、取得された機能に基づいて利用可能なリソースを検索するためのリソース検索回路1550と、受信したタスク実行依頼を更新して新たなタスク実行依頼を生成するためのタスク実行依頼更新回路1560と、タスク実行依頼を出力するためのタスク実行依頼出力回路1570と、メモリ1580とを含む。メモリ1580は、コントローラ1500が制御可能なリソースを特定するためのデータを格納したリソース記憶テーブル1600と、予め準備されたタスクと当該タスクを実現するために必要な機能とを関連付けたタスク記憶テーブル1582と、タスク実行依頼の処理状態(すなわち当該依頼が処理されたか未処理であるか)を管理するためのメッセージ処理状態テーブル1700とを含む。
図14を参照して、本実施の形態に係る端末1140におけるデータ構造について説明する。図14は、端末1140が備えるメモリ1580におけるデータの格納の一態様を表わす図である。
リソース記憶テーブル1600は、領域1610〜領域1650を含む。各リソースごとに特定されるレコードを識別するためのデータは、領域1610に格納されている。リソースを特定するためのデータは、領域1620に格納されている。各リソースのネットワーク190におけるアドレスを特定するためのデータは、領域1630に格納されている。各リソースがロックされているか解除されているかを表わすデータは、領域1640に格納されている。さらに他のデータが必要な場合には、当該データは、領域1650に格納される。
図15を参照して、コントローラ1500におけるデータ構造についてさらに説明する。図15は、メモリ1580が備えるメッセージ処理状態テーブル1700におけるデータ構造を表わす図である。
メッセージ処理状態記憶テーブル1700は、領域1710〜領域1730を含む。接続インターフェイス142を介して入力されるタスク実行依頼を識別するためのデータは、領域1710に格納されている。そのタスク実行依頼が処理済みであるか否かを表わすデータは、領域1720に格納されている。タスク実行依頼が正常に処理されたか否かを表わすためのデータは、領域1730に格納されている。
たとえばレコード1732は、タスク実行依頼「100」に関し、そのタスク実行依頼は「処理済」であることを表わし、その処理は通常終了(すなわちタスク指示に応じて正常に終了)したことを表わす。他方、レコード1734は、タスク実行依頼の番号が「200」であり、当該タスク実行依頼はまだ処理されていないことを表わす。そのため、領域1730には、未処理であることを表わす制御コード、たとえば「NULL」が格納されている。
図16を参照して、コントローラ1500により生成されるデータについて説明する。図16は、コントローラ1500が生成するタスク実行依頼を表わす図である。
タスク実行依頼1800は、領域1810〜領域1830を含む。当該依頼を特定するためのデータは、領域1810に格納されている。タスクを識別するためのデータは、領域1812に格納されている。当該依頼を最初に生成したリソースを特定するためのデータは、領域1814に格納されている。当該依頼を転送するリソースを特定するためのデータは、領域1816に格納されている。データの入力源として機能する入力リソースを特定するためのデータは、領域1818に格納されている。データの出力先として機能する出力リソースを特定するためのデータは、領域1820に格納されている。データの最終的な出力先として機能する最終出力リソースを特定するためのデータは、領域1822に格納されている。タスクの種別を表わすデータは、領域1824に格納されている。当該タスクの実行に必要なパラメータは、領域1826〜領域1830に格納される。
図16の例では、タスク実行依頼を送信する信号の番号は、「100」である。当該依頼により実行が指示されるタスクは、「101」として特定される。当該依頼の送信元はコントローラ1200である。当該依頼の転送元は、コントローラ1500である。入力リソースは、未決定である。出力リソースは、HDD装置166が確保されている。最終出力リソースは、このタスク実行依頼においては指定されていない。タスクの種類は「録画」である。信号の受信チャネルは、「BS103ch」である。録画レートは、「FINE」に設定されている。データコンバータその他の中間処理装置は指定されていない。
図17を参照して、ネットワークシステム20を構成する端末1140の制御構造について説明する。図17は、端末1140が備えるコントローラ1500が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、たとえば接続インターフェイス142を介して外部からタスク実行依頼信号が入力された場合に、実行される。
ステップS1902にて、コントローラ1500の判断回路1530は、外部から入力されたタスク実行依頼が処理済みのメッセージであるか否かを判断する。この判断は、たとえばメッセージ処理状態テーブル1700(図15)に格納されているデータに基づいて行なわれる。判断回路1530が、その依頼は処理済みであると判断すると(ステップS1902にてYES)、処理は終了する。そうでない場合には(ステップS1902にてNO)、処理はステップS1904に移される。
ステップS1904にて、コントローラ1500は、入力されたタスク実行依頼に対して入力リソースを設定する。ステップS1906にて、コントローラ1500は、タスク実行依頼に対して出力リソースを設定する。ステップS1908にて、コントローラ1500は、タスク実行依頼に対して中間処理リソースを設定する。これらの設定は、たとえば各リソースを特定するためのデータをタスク実行依頼の所定の領域に格納することにより実現される。
ステップS1910にて、コントローラ1500は、必要な設定が完了したか否かを判断する。コントローラ1500が、必要な設定は完了したと判断すると(ステップS1910にてYES)、処理はステップS1912に移される。そうでない場合には(ステップS1910にてNO)、処理はステップS1930に移される。
ステップS1912にて、コントローラ1500は、最終出力リソースが設定されているか否かを判断する。最終出力リソースが設定されていると判断すると(ステップS1912にてYES)、処理はステップS1914に移される。そうでない場合には(ステップS1912にてNO)、処理はステップS1916に移される。
ステップS1914にて、コントローラ1500は、代替出力モードを設定する。ステップS1916にて、コントローラ1500は、各リソースに対しタスクを実行するための指示を出力する。ステップS1918にて、コントローラ1500は、各リソースから所定の処理が完了したことを表わす通知信号を受信する。
ステップS1920にて、コントローラ1500は、代替出力モードが設定済みであるか否かを判断する。コントローラ1500が、代替出力モードは設定済みであると判断すると(ステップS1920にてYES)、処理はステップS1922に移される。そうでない場合には(ステップS1920にてNO)、処理はステップS1924に移される。
ステップS1922にて、コントローラ1500は、予め定められた最終出力先の監視処理を実行する。ステップS1924にて、コントローラ1500は、タスク実行依頼の依頼元(たとえばコントローラ1200)に対して、処理完了通知を送信する。
ステップS1930にて、コントローラ1500は、予め定められた処理を実行して所定のデータを組み合わせることにより、タスク実行依頼を生成する。ステップS1932にて、コントローラ1500は、ネットワーク190に対して、タスク実行依頼を出力する。これにより、タスク実行依頼が他の端末に転送される。
図18を参照して、ネットワークシステム20におけるHDD装置166の制御構造について説明する。図18は、HDD装置166の制御回路(図示しない)が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2010にて、HDD装置166は、タスク実行指示を受信する。ステップS2020にて、HDD装置166は、その指示に基づいてタスク内容を特定する。HDD装置166が実行すべき処理は、タスク実行指示に含まれるタスクを特定するためのデータに基づいて特定される。
ステップS2030にて、HDD装置166は、タスク実行指示に基づいて録画用処理を実行する。HDD装置166は、タスク実行指示に含まれているデータ録画レートあるいは記録時間に合わせて入力される信号を所定の領域に逐次格納する。
ステップS2040にて、HDD装置166は、タスク実行指示に含まれているデータに基づいて再生用処理を実行する。HDD装置166は、データの読取が指定された番組名あるいは領域に対してピックアップ(図示しない)を作動させることによりデータを読み出し、そして接続インターフェイス162を介して出力する。
ステップS2050にて、HDD装置166は、タスク実行指示に含まれるデータに基づいて予め定められた検索処理を実行する。すなわちHDD装置166は、その指示に含まれる検索用キーワードを参照して、ハードディスク(図示しない)に格納されているデータを検索し、その検索結果を接続インターフェイス162を介して出力する。
次に図19を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム20を構成する端末1170について説明する。図19は、端末1170が備えるコントローラ2100の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ2100は、外部から信号の入力を受け付けるための入力部2110と、入力される信号からタスク実行依頼を取得するタスク実行依頼取得部2120と、取得されたタスク実行依頼が既に処理済みであるか否かを判断するための判断回路2130と、取得されたタスク実行依頼に基づいて必要な機能を検索する機能ピックアップ回路2140と、必要なリソースを検索するためのリソース検索回路2150と、検索されたリソースを排他的に使用するための制御信号を出力することにより、そのリソースをロックするリソースロック回路2160と、メモリ2170とを含む。
メモリ2170は、タスクと当該タスクを実行するために必要な機能とが関連付けられたタスク記憶テーブル2172と、入力されるタスク実行依頼の処理状態が格納されているメッセージ処理状態テーブル2174と、コントローラ2100が制御可能なリソースがそのアドレスとともに格納されているリソース記憶テーブル2200とを含む。
図20を参照して、コントローラ2100におけるデータ構造について説明する。図20は、コントローラ2100が備えるメモリ2170におけるリソース記憶テーブル2200の構成を表わす図である。
リソース記憶テーブル2200は、領域2210〜領域2250を含む。格納されているレコードを特定するためのデータは、領域2210に格納されている。コントローラ2100が制御可能なリソースを特定するためのデータは、領域2220に格納されている。そのリソースのネットワーク190における位置を特定するためのアドレスは、領域2230に格納されている。そのリソースがロックされているか否かを表わすためのデータは、領域2240に格納されている。他に必要なパラメータがある場合には、そのデータは、領域2250に格納される。なお、リソース記憶テーブル2200におけるデータ構造は、たとえば図4に示されるデータ構造と同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
図21〜図25を参照して、本実施の形態に係るコントローラ1500の制御構造について説明する。図21は、コントローラ1500が入力リソースを特定するために実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2310にて、コントローラ1500は、入力リソースが確定しているか否かを判断する。この判断は、たとえば入力されたタスク実行依頼により特定される機能のうち入力リソースを識別するためのデータが、ランダムアクセスメモリ(図示しない)に格納されているか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が入力リソースは確定していると判断すると(ステップS2310にてYES)、処理は終了する。そうでない場合には(ステップS2310にてNO)、処理はステップS2320に移される。
ステップS2320にて、コントローラ1500のリソース検索回路1550は、リソース記憶テーブル1600に格納されているデータとタスク実行依頼から取得された入力リソースを特定するためのデータとに基づいて入力リソースを検索する。
ステップS2330にて、コントローラ1500は、検索が成功したか否かを判断する。この判断は、たとえば入力リソースを特定するためのデータが上記ランダムアクセスメモリの所定の領域に格納されたか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、検索は成功したと判断すると(ステップS2330にてYES)、処理はステップS2340に移される。そうでない場合には(ステップS2330にてNO)、処理は終了する。ステップS2340にて、コントローラ1500は、指定されたリソースを排他的に使用するための制御信号を出力することにより、入力リソースをロックする。
ステップS2350にて、コントローラ1500は、入力リソースのロックが成功したか否かを判断する。この判断は、たとえば上記制御信号を送信した入力リソースからロックの完了を表わす応答信号が受信されたか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、入力リソースのロックは成功したと判断すると(ステップS2350にてYES)、処理はステップS2360に移される。そうでない場合には(ステップS2350にてNO)、処理はステップS2320に戻される。
ステップS2360にて、コントローラ1500は、排他的な利用が確保された入力リソースを特定するためのデータを受信したタスク実行依頼の所定の領域に格納することにより、入力リソースを設定する。
図22は、コントローラ1500が出力リソースを確保するために実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2410にて、コントローラ1500は、出力リソースが確定しているか否かを判断する。この判断は、ランダムアクセスメモリの所定の領域に出力リソースを特定するためのデータが格納されているか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、出力リソースは確定していると判断すると(ステップS2410にてYES)、処理は終了する。そうでない場合には(ステップS2410にてNO)、処理はステップS2420に移される。
ステップS2420にて、コントローラ1500は、タスク実行依頼に格納されている出力リソースを特定するためのデータとリソース記憶テーブル1600に格納されているデータとに基づいて、出力リソースを検索する。ステップS2430にて、コントローラ1500は、検索が成功したか否かを判断する。コントローラ1500が、検索は成功したと判断すると(ステップS2430にてYES)、処理はステップS2440に移される。そうでない場合には(ステップS2430にてNO)、処理は終了する。
ステップS2440にて、コントローラ1500は、検索された出力リソースに対して排他的な利用を実現するための制御信号を送信することにより、その出力リソースをロックする。ステップS2450にて、コントローラ1500は、出力リソースのロックが成功したか否かを判断する。この判断は、たとえば上記の制御信号を送信した出力リソースから、排他的な利用のための設定が完了したことを表わす応答信号を受信したか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、出力リソースのロックは成功したと判断すると(ステップS2450にてYES)、処理はステップS2460に移される。そうでない場合には(ステップS2450にてNO)、処理はステップS2420に戻される。ステップS2460にて、コントローラ1500は、出力リソースを識別するためのデータをタスク実行依頼の所定の領域に書き込むことにより、出力リソースを設定する。
図23は、コントローラ1500が実行する中間処理リソースの確保のために行なわれる処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2510にて、コントローラ1500は、実行が指示されたタスクに必要な中間処理リソースがすべて検索されているかあるいは確定しているか否かを判断する。この判断は、たとえばランダムアクセスメモリ(図示しない)の中間処理リソースについて予め定められた領域にそのデータが格納されているか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、中間処理リソースはすべて検索されているあるいは確定していると判断すると(ステップS2510にてYES)、処理は終了する。そうでない場合は(ステップS2510にてNO)、処理はステップS2520に移される。
ステップS2520にて、コントローラ1500は、タスク実行依頼に含まれているデータとリソース記憶テーブル1600に格納されているデータとに基づいて中間処理リソースを検索する。ステップS2530にて、コントローラ1500は、検索が成功したか否かを判断する。この判断は、たとえば中間処理リソースを特定するためのデータが、ランダムアクセスメモリの所定の領域に格納されているか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、検索は成功したと判断すると(ステップS2530にてYES)、処理はステップS2540に移される。そうでない場合には(ステップS2530にてNO)、処理はステップS2510に戻される。
ステップS2540にて、コントローラ1500は、中間処理リソースに対して排他的な利用を実現するための制御信号を送信することにより、中間処理リソースをロックする。ステップS2550にて、コントローラ1500は、接続インターフェイス142を介して入力される信号に基づいて中間処理リソースのロックが成功したか否かを判断する。この判断は、たとえば上記の制御信号を送信した中間処理リソースから、排他的利用のための設定が完了したことを表わす信号を受信したか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、中間処理リソースのロックが成功したと判断すると(ステップS2550にてYES)、処理はステップS2560に移される。そうでない場合には(ステップS2550にてNO)、処理はステップS2510に戻される。
ステップS2560にて、コントローラ1500は、確保された中間処理リソースを設定する。すなわち、中間処理ソースを識別するデータが、タスク実行依頼の所定の領域に格納される。
ここで図24を参照して、本実施の形態におけるリソースのロックのための制御構造について説明する。図24は、コントローラ1500がリソースの排他的利用(すなわちロック)の実現のために実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2610にて、コントローラ1500は、残りのリソース数が0であるか否かを判断する。そのリソース数が0であると判断すると(ステップS2610にてYES)、処理はステップS2640に移される。そうでない場合には(ステップS2610にてNO)、処理はステップS2620に移される。
ステップS2620にて、コントローラ1500は、残りのリソース数を「1」デクリメントする。ステップS2630にて、コントローラ1500は、指示の発行元へリソースのロックの成功を通知する。ステップS2640にて、コントローラ1500は、タスク実行指示の発行元に対してリソースのロックが失敗したことを表わす通知信号を送信する。
図25は、コントローラ1500が実行するタスク実行指示における処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2710にて、コントローラ1500は、接続インターフェイス142を介してタスク実行指示を受信する。ステップS2720にて、コントローラ1500は、タスク実行指示に含まれる予め定められたプロトコルに従い、既に特定されている相手装置と接続関係(コネクション)を確立する。
ステップS2730にて、コントローラ1500は、当該確立が成功したか否かを判断する。コントローラ1500が、コネクションの確立は成功したと判断すると(ステップS2730にてYES)、処理はステップS2740に移される。そうでない場合には(ステップS2730にてNO)、処理はステップS2780に移される。
ステップS2740にて、コントローラ1500は、タスク実行指示に含まれるデータに基づいて、所定の機能を実現するための処理を実行する。この処理には、たとえば信号の受信、信号の転送、信号の変換、信号の記録などが含まれる。ステップS2750にて、コントローラ1500は、上記の処理が正常に終了したか否かを判断する。この判断は、たとえば既に確保されているそれぞれのリソースから正常終了を表わす信号を受信したか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1500が、処理は正常に完了したと判断すると(ステップS2750にてYES)、処理はステップS2760に移される。そうでない場合には(ステップS2750にてNO)、処理はステップS2780に移される。
ステップS2760にて、コントローラ1500は、タスク実行指示の発行元に対して当該タスクが正常終了したことを表わす信号を送信する。ステップS2780にて、コントローラ1500は、タスク実行指示の発行元に対して実行が指示されたタスクが正常に終了しなかったことを表わす信号を送信する。ステップS2790にて、コントローラ1500は、残りのリソース数を「1」インクリメントする。
以上のようにして、本発明の第2の実施の形態に係るネットワークシステム20によると、ネットワーク190に接続されているリソース(入力装置、出力装置等)に指令を出力できる制御装置が、複数接続されている。各制御装置は、制御可能なリソースを特定するための情報を予め有している。したがって、いずれかの制御装置が指示されたタスクの実行に必要な機能を実行可能なリソースを検索できない場合には、当該制御装置は、他の制御装置に、その機能を実行するためのリソースを検索して、タスクの実行のために確保するように指令する。これにより、ネットワークシステム20全体として、タスクを実行することができる。この場合、ユーザは、当該制御装置に対して、必要なリソースを設定登録する必要がない。したがって、ネットワークシステム20は、ネットワーク環境における利便性を向上させることができる。
<第2の実施の形態 変形例>
以下、第2の実施の形態の変形例について説明する。本変形例に係るネットワークシステム22は、既に録画されているデータからキーワードに基づいて検索が指示されたデータを読み出して、指定された出力リソースに対して送信する機能を有する点で、前述の実施の形態と異なる。
図26を参照して、本変形例に係るネットワークシステム22の構成について説明する。図26は、ネットワークシステム22のネットワーク構成を表わすブロック図である。なお、前述の各実施の形態における構成と同一の構成には、同一の番号を付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての説明はここでは繰り返さない。
ネットワークシステム22は、ネットワーク190にそれぞれ接続された端末2800と、端末1140,160とを含む。端末2800は、ユーザインターフェイス108と、コントローラ2900と、チューナ106と、接続インターフェイス102と、モニタ出力部2810とを含む。
モニタ出力部2810には、テレビ2820が接続されている。コントローラ2900により生成されたタスク実行依頼は、ネットワーク190を介してコントローラ3000に入力される。コントローラ3000により生成される制御信号は、ネットワーク190を介して端末2800のモニタ出力部2810、あるいは端末160のHDD装置166にそれぞれ入力される。HDD装置166において読み出された信号は、ネットワーク190を介してモニタ出力部2810に入力される。
図27を参照して、本変形例に係るネットワークシステム22を構成する端末2800について説明する。図27は、端末2800が備えるコントローラ2900の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ2900は、図10に示されるコントローラ1200の構成に加えて、外部から入力されるキーワードに基づいて記録されているコンテンツを検索するための再生コンテンツ検索回路2910をさらに備える。すなわち、入力検知回路210が検索のためのキーワードの入力を検知すると、そのキーワードに応じた信号を再生コンテンツ検索回路2910に送信する。再生コンテンツ検索回路2910は、その信号に基づいて、ネットワーク190に接続されているデータ記録装置から、検索が指示されたキーワードに該当するコンテンツを検索する。ここでは、データ記録装置は、たとえばDVDレコーダ144あるいはHDD装置166である。
次に、図28を参照して、ネットワークシステム22を構成する端末1140について説明する。図28は、端末1140が備えるコントローラ3000の機能的構成を表わすブロック図である。
コントローラ3000は、図13に示されるコントローラ1500の構成に加えて、再生コンテンツ検索回路3010をさらに備える。再生コンテンツ検索回路3010は、外部から入力されるキーワードに基づいてデータ記録装置から当該キーワードに関連付けられるコンテンツを検索する。再生コンテンツ検索回路3010の動作は、前述の再生コンテンツ検索回路2910の動作と同じである。したがって、ここではその動作についての説明は繰り返さない。
図29を参照して、本変形例に係るコントローラ2900により生成されるタスク実行指示について説明する。図29は、コンテンツの検索のためのタスク実行指示データ3100の構成を表わす図である。
タスク実行指示データ3100は、領域3112〜領域3136を含む。タスク実行指示データデータを特定するためのデータは、領域3112に格納されている。実行が指示されているタスクを特定するためのデータは、領域3114に格納されている。当該指示の依頼元であるリソースを特定するためのデータは、領域3116に格納されている。当該データの転送元であるリソースを特定するためのデータは、領域3118に格納されている。入力リソースを特定するためのデータは、領域3120に格納されている。出力リソースを特定するためのデータは、領域3122に格納されている。最終出力リソースを特定するためのデータは、領域3124に格納されている。タスクの種別を表わすデータは、領域3126に格納されている。実行が指示されたタスクの実現のために必要なパラメータは、領域3128〜領域3136に格納されている。
図29に示される例では、タスクの種類は「再生」である(領域3126)。再生されるデータは、モニタ出力される(領域3122)。再生のために検索キーワードとして入力されるデータは、チャネルは「BS103ch」である(領域3130)。データが記録された日時は、2004年9月29日11時00分から13時00分までである(領域3132)。録画レートおよび中間処理リソースについては指定されていない(領域3134,3136)。
以上のようにして、本変形例に係るネットワークシステム22によると、ユーザが記録済みコンテンツの再生のための検索キーワードを入力すると、そのキーワードに基づいてコンテンツが検索され、出力される。この場合、キーワードの入力を受け付ける端末以外の記録媒体に格納されているコンテンツも、検索のためのタスク実行指示に基づいて、検索される。当該コンテンツは、ネットワーク190を介して、指示された出力先に送信される。したがって、ユーザは、検索したいコンテンツが格納されている端末に出向くことなく、身近なテレビその他の出力モニタに、視聴を希望するコンテンツを再生させることができる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワークシステム30は、データ記録媒体の使用状況に応じてデータが一時的に記録されるリソースおよびその後最終的に記録されるリソースを変更する機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。
図30を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステム30について説明する。、図30は、ネットワークシステム30の構成を概略的に表わす図である。
ネットワークシステム30は、図9に示される構成において、端末1140に代えて、端末3250を含む。端末3250は、接続インターフェイス142と、DVDレコーダ144と、コントローラ3300とを含む。コントローラ1200により生成される制御信号は、ネットワーク190を介してコントローラ3300に入力される。コントローラ3300により生成される制御信号は、ネットワーク190を介してHDD装置166あるいはチューナ106に入力される。チューナ106から出力される映像信号あるいは音声信号は、ネットワーク190を介してHDD装置166に入力される。コントローラ3300の機能的構成は、たとえば図28に示されるコントローラ3000の構成と同じである。したがって、ここでは、それらについての説明は繰り返さない。
図31および図32を参照して、本実施の形態におけるタスク実行依頼について説明する。図31は、コントローラ1200がコントローラ3300に対して出力するタスク実行依頼の構成を表わす図である。図32は、コントローラ3300がコントローラ2100に対して出力するタスク実行依頼3200の構成を表わす図である。
図31に示されるように、タスク実行依頼は、領域3310〜3332を含む。当該データを特定するためのデータは、領域3310に格納されている。データ転送のタスクを特定するためのデータは、領域3312に格納されている。データ転送の依頼元であるリソースを特定するためのデータは、領域3314に格納されている。当該指示の転送元であるリソースを特定するためのデータは、領域3316に格納されている。入力リソースを特定するためのデータは、領域3318に格納されている。出力リソースを特定するためのデータは、領域3320に格納されている。最終出力リソースを特定するためのデータは、領域3322に格納されている。タスクの種別を表わすデータは、領域3324に格納されている。データ転送タスクを実現するために必要なパラメータは、領域3326〜領域3332に格納されている。
タスク実行依頼は、コントローラ1200により出力される依頼であり(領域3314)、DVDレコーダ144に録画するための依頼である(領域3322)。データ転送時におけるレートは、「FINE」に設定されている(領域3326)。
次に、図32を参照して、コントローラ3300によるタスク実行依頼3200は、コントローラ1200によるタスク実行依頼と同一の構成を有する。すなわち、タスク実行依頼3200は、領域3210〜3232を含む。この場合、タスク実行依頼3200の転送元がコントローラ3300である点以外は、タスク実行依頼3200は、図31に示されるタスク実行依頼における項目と同じ項目を有する。タスク実行依頼3200を受信する装置は、その依頼に含まれるデータ項目にしたがって作動する。タスク実行依頼3200の依頼元はコントローラ1200である(領域3214)。したがって、タスク実行依頼3200に基づいて作動する装置は、コントローラ1200による指示に応じて作動することになる。
これらのタスク実行依頼が出力される場合について、さらに説明する。すなわち、コントローラ1200は、DVDレコーダ144に録画するための処理を試みたが、DVDレコーダ144は、既に作動中であるため、使用不可である。コントローラ1200は、DVDレコーダ144の代わりに録画処理を実行するための代理録画先を検索するが、そのような装置は検出されない。そこで、コントローラ1200は、コントローラ3300に対して、タスク実行依頼(図31)を送出する。
コントローラ3300は、コントローラ1200からのタスク実行依頼の受信に応答して、代理録画先としてHDD166を検出する。しかし、コントローラ3300は、録画する番組を受信可能なチューナを見つけることはできない。そこで、コントローラ3300は、コントローラ2100に対して、タスク実行依頼2(図32)を送出する。コントローラ2100は、チューナ176を検出して,代理録画をチューナ176およびHDD166へ指示する。これにより、HDD166へのデータの書き込みが開始される。コントローラ2100は、上記録画の完了後,DVDレコーダ144の状態を監視する。コントローラ2100は、監視結果に基づいて、DVDレコーダ144が使用可能になったことを検出すると、データ転送をHDD166およびDVDレコーダ144に指示する。その結果、HDD166に記録されている映像音声データが読み出されて、DVDレコーダ144に書き込まれる。
図33を参照して、本実施の形態に係るコントローラ1200の制御構造について説明する。図33は、コントローラ1200が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS3410にて、コントローラ1200は、録画指令の入力を受け付ける。ステップS3420にて、コントローラ1200は、録画指令から録画を実行する対象である記録媒体を検出する。記録媒体は、たとえばハードディスク、DVD、BD(Blu-ray Disc)等である。
ステップS3430にて、コントローラ1200は、録画がその記録媒体に対して可能であるか否かを判断する。この判断は、たとえば指定された出力リソースに記録媒体が装着されているか否か、あるいは、録画のための領域(録画指令に含まれる時間情報、録画レートなどに基づいて算出される)が十分に存在するか否かに基づいて行なわれる。コントローラ1200が、録画は可能であると判断すると(ステップS3430にてYES)、処理はステップS3460に移される。そうでない場合には(ステップS3430にてNO)、処理はステップS3440に移される。
ステップS3440にて、コントローラ1200は、他の記録媒体が存在するか否かを判断する。この判断は、たとえばコントローラ1200が他の端末と通信することにより、当該他の端末の状態(使用可能、あるいは既に使用中等の状態)を表わすデータを取得することにより行なわれる。あるいは、メモリ270のリソース記憶テーブル1300に録画タスクの対象となり得るリソースが登録されているか否かに基づいて行なわれてもよい。コントローラ1200が、他の記録媒体は存在すると判断すると(ステップS3440にてYES)、処理はステップS3450に移される。そうでない場合には(ステップS3440にてNO)、処理はステップS3480に移される。
ステップS3450にて、コントローラ1200は、検出された当該他の記録媒体を録画先に設定する。この設定は、所定のタスク実行指示データに対して記録媒体を特定するためのデータを書き込むことにより実現される。
ステップS3460にて、コントローラ1200は、指定された記録媒体に対する録画タスク実行依頼を生成する。ステップS3470にて、コントローラ1200は、その記録媒体に対して実行指令を送信する。
ステップS3480にて、コントローラ1200は、録画のためのタスク実行依頼を生成する。ステップS3490にて、コントローラ1200は、ネットワーク190に接続されている他の端末に対して、タスク実行依頼を送信する。
図34を参照して、本実施の形態に係るコントローラ3300のデータ構造について説明する。図34は、コントローラ3300のメモリ1580におけるリソース記憶テーブル3600の一態様を表わす図である。
リソース記憶テーブル3600は、領域3610〜3650を含む。それぞれのレコードを識別するためのデータは、領域3610に格納されている。予め取得された、リソースを識別するためのデータは、領域3620に格納されている。当該リソースは、本実施の形態においては、記憶装置である。各々のリソースのネットワーク190におけるアドレスを特定するためのデータは、領域3630に格納されている。そのリソースにおける空き容量は、領域3640に格納されている。空き容量は、記録可能なデータサイズ、あるいは後述するモードと共に一意に導出される記録可能な時間である。録画モードは、領域3650に格納されている。
リソース記憶テーブル3600のデータは、コントローラ3300がネットワークを介して他の装置と定期的に通信した場合に、入力され、そして更新される。なお、テーブルの構成は、図35に示される態様に限られない。
図35を参照して、本実施の形態に係るコントローラ3300の制御構造について説明する。図35は、コントローラ3300が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS3502にて、コントローラ3300は、録画のためのタスク実行依頼をコントローラ1200から受信する。ステップS3504にて、コントローラ3300は、代理となる出力先を検索する。この検索は、たとえばメモリ1580に格納されているリソース記憶テーブル3600のデータ(図34)に基づいて行なわれる。
ステップS3506にて、コントローラ3300は、検索された出力先を録画データの出力先に設定する。ステップS3508にて、コントローラ3300は、録画のためのタスク実行指示を生成する。ステップS3510にて、コントローラ3300は、ネットワーク190を介してチューナ106とHDD装置166とにタスク実行指示を送信する。
ステップS3512にて、コントローラ3300は、HDD装置166から受信する制御信号に基づいて、実行が指示された録画のタスクが完了したことを検知する。ステップS3514にて、コントローラ3300は、タスク実行依頼の送信元であるコントローラ1200に対して、当該タスクが完了したことを表わす完了通知信号を出力する。
ステップS3516にて、コントローラ3300は、DVDレコーダ144の状態を検知する。ここでDVDレコーダ144の状態とは、DVDレコーダがデータの記録を実行することができる状態であるか否かを表わす。ステップS3518にて、コントローラ3300は、最終出力先であるDVDレコーダ144が利用可能であるか否かを判断する。この判断は、ステップS3516にて検知された状態を表わす信号に基づいて行なわれる。コントローラ3300が、DVレコーダ144は利用可能であると判断すると(ステップS3518にてYES)、処理はステップS3520に移される。そうでない場合には(ステップS3518にてNO)、処理はステップS3518に戻される。
ステップS3520にて、コントローラ3300は、最終出力先であるDVDレコーダ144のリソースをロックする。ステップS3522にて、コントローラ3300は、一時出力先であるDVDレコーダ144のロックを行なう。ステップS3524にて、コントローラ3300は、リソースのロックが成功したか否かを判断する。コントローラ3300が、ロックは成功したと判断すると(ステップS3524にてYES)、処理はステップS3526に移される。そうでない場合には(ステップS3524にてNO)、処理はステップS3518に戻される。
ステップS3526にて、コントローラ3300は、転送指示をHDD装置166に対して出力する。ステップS3528にて、コントローラ3300は、転送の完了を検知する。この検知は、たとえばHDD装置166から転送が完了したことを表わすデータの受信に基づいて行なわれる。ステップS3530にて、コントローラ3300は、録画タスクの依頼元である端末1100のコントローラ1200に対して、転送完了通知を送信する。
以上のようにして、本発明の第3の実施の形態に係るネットワークシステム30によると、ユーザが録画のために指定した録画装置が一時的に使用できない場合には、ネットワーク190に接続されている他の録画装置に対する録画が実行される。これにより、指定された録画は、ネットワークシステム30において確実に実行される。
その後、指定された装置が使用可能な状態になった時に、録画済みデータは、代替的に録画タスクを実行した装置から当該指定された装置に転送される。これにより、ユーザは、当初指定した装置において、録画されたコンテンツを再生することができるため、録画の失敗などの不便さを解消することができる。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るネットワークシステムは、利用可能なリソースあるいは特定のコンテンツの検索機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。なお、本実施の形態に係るネットワークシステムは、前述のいずれかの実施の形態に係るネットワークシステムと同一のハードウェア構成により実現される。それらの機能も同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
図36を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステムにおいて使用されるタスク実行指示データ3700について説明する。図36は、タスク実行指示データ3700の構成を概念的に表わす図である。
タスク実行指示データ3700は、たとえば図32に示されるデータ(タスク実行依頼)と同一の構成を有する。本実施の形態においては、タスクの種別を表わすデータが、「検索」である点で(領域3724)、図32に示されるデータ(領域3224)と異なる。また、検索対象となる記録装置が、HDD装置として指定されている点で(領域3728)、図32に示されるデータ(領域3228)と異なる。
図37を参照して、本実施の形態に係る端末1100(図30)の制御構造について説明する。図37は、端末1100のコントローラ1200が実行する検索処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、検索指示がユーザインターフェイス108を介して入力された場合に実行される。
ステップS3802にて、コントローラ1200は、入力検知回路210を介して検索条件の入力を検知する。検索条件とは、たとえば録画済みデータのファイル名、録画モード、録画時刻、録画チャンネル等である。ステップS3804にて、コントローラ1200は、入力検知回路210を介して検索指示の入力を検知する。
ステップS3806にて、コントローラ1200は、検索条件に合致するHDD装置を検索する。この検索は、たとえばメモリ270に格納されているリソース記憶テーブル1300のデータに基づいて行なわれる。ステップS3808にて、コントローラ1200は、HDD装置が検索されたか否かを判断する。コントローラ1200が、HDD装置は検索されたと判断すると(ステップS3808にてYES)、処理はステップS3810に移される。そうでない場合には(ステップS3808にてNO)、処理はステップS3812に移される。
ステップS3810にて、コントローラ1200は、検索結果に基づいて表示用データを生成する。このデータは、たとえばVRAM(Video Random Access Memory)に書き込まれる。そのデータがモニタ出力部2810を介して出力されると、映像がモニタに表示される。
ステップS3812にて、コントローラ1200は、検索のためのタスク実行依頼を生成する。ステップS3814にて、コントローラ1200は、ネットワーク190に接続されている他のコントローラに対して当該タスク実行依頼を送信する。
ステップS3816にて、コントローラ1200は、ネットワーク190に接続されているコントローラから、当該依頼に応じた検索結果を受信する。ステップS3818にて、コントローラ1200は、受信した検索結果に基づいて表示用データを生成する。ステップS3820にて、コントローラ1200は、生成した表示用データをユーザインターフェイス108に対して出力する。
図38を参照して、本実施の形態に係るコントローラ3300の制御構造についてさらに説明する。図38は、コントローラ3300が実行する検索のための処理の手順を表わすフローチャートである。この処理は、端末3250がネットワーク190を介して検索のためのタスク実行依頼を受信した場合に、実行される。
ステップS3910にて、コントローラ3300は、接続インターフェイス142を介して、検索のためのタスク実行依頼を受信する。ステップS3920にて、コントローラ3300は、その依頼から検索条件を取得する。取得されたデータは、ランダムアクセスメモリ(図示しない)の所定の領域に一時的に格納される。
ステップS3930にて、コントローラ3300は、検索条件を満足するリソース(すなわちHDD装置)を検索する。この検索は、たとえばメモリ1580のリソース記憶テーブル1600に格納されているデータに基づいて行なわれる。
ステップS3940にて、コントローラ3300は、HDD装置が検索されたか否かを判断する。コントローラ3300が、HDD装置は検索されたと判断すると(ステップS3940にてYES)、処理はステップS3950に移される。そうでない場合には(ステップS3940にてNO)、処理はステップS3960に移される。
ステップS3950にて、コントローラ3300は、検索結果を通知するためのデータを生成する。検索結果は、検索されたHDD装置を識別するためのデータを含む。ステップS3960にて、コントローラ3300は、HDD装置が検索されなかった旨を表わす通知データを生成する。ステップS3970にて、コントローラ3300は、タスク実行依頼の送信元(すなわちコントローラ1200)に対して、生成した検索結果を通知するためのデータを送信する。
図39を参照して、本実施の形態に係るネットワークシステムにおける検索結果の表示態様について説明する。図39は、端末1100のユーザインターフェイス108における検索結果の表示画面を表わす図である。
リソースの検索のためのタスクが実行されて、その結果が端末1100に返信されると、端末1100は、受信データに基づいて検索結果をユーザインターフェイス108の表示領域に出力する。たとえば図39に示される例では、検索条件に合致するHDD装置は、HDD166である。その装置において空き容量は20時間存在する。その場合の基準となるモードは「HD」モードである。
このようにすると、ネットワーク190に接続されている各々のリソースに対して、利用可能なリソース(たとえば録画可能な記録装置)を容易に検索することができる。すなわちそれぞれのリソースに対して利用可能か否かを確認することなく、特定のいずれかの端末からネットワーク上におけるリソースの利用状況を一括して把握することができる。したがって、ユーザは、たとえば急な録画を実行する場合でも、容易に記録装置を検索して、録画処理を実行させることができるため、録画の仕損じを防止することができる。
<第4の実施の形態 変形例>
以下、本実施の形態の変形例について説明する。本変形例に係るネットワークシステムは、いずれかの記録装置に録画されているデータを検索する機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。なお、本変形例に係るネットワークシステムにおけるハードウェア構成は、前述のいずれかの実施の形態におけるハードウェア構成と同じである。それらの機能も同じである。したがって、ここではハードウェア構成についての説明は繰り返さない。
図40を参照して、端末1100におけるデータ構造について説明する。図40は、端末1100が備えるメモリ270において格納されている録画データを表わす図である。
テーブル4100は、領域4110〜領域4160を含む。記録済みのデータレコードを識別するためのデータは、領域4110に格納されている。録画ファイルを特定するためのデータは、領域4120に格納されている。録画データの入力源(たとえば受信チャネル)を特定するためのデータは、領域4130に格納されている。録画が実行された日時データは、領域4140に格納されている。データが格納されている場所を特定するためのデータは、領域4150に格納されている。録画モードを表わすデータは、領域4160に格納されている。
テーブル4100において、たとえばレコード4172は、録画ファイルが「sports」であり、チャネルは、「BS103ch」であり、録画された日時は、2004年10月1日10時から11時である。そのデータは、DVDレコーダ144に格納されている。その録画モードは、たとえばLPモードである。レコード4174のデータは、「movie」に関して、同様に録画されたデータであることを表わす。上記のようなデータ構造を端末1100に持たせることにより、記録済みの録画ファイルを容易に検索することができる。なお、データの格納の態様は、図40に示されるものに限られない。
図41を参照して、本変形例に係る端末3250におけるデータ構造について説明する。図41は、端末3250が備えるメモリ1580におけるテーブル4200の構成を表わす図である。
図41に示されるテーブル4200は、図40に示されるテーブル4100と同一の構成を有する。すなわち、外部から入力される検索指示に基づいて、各端末が速やかに検索処理を実行することができるように同一の構成により録画済みのデータは格納されている。したがって、たとえいずれかのコントローラを有する端末において所定のデータが検索されない場合であっても、他のコントローラがさらに別の記録済みデータを有している場合には、最初のコントローラから送信される検索のためのタスク実行指示に基づいて検索処理を実行する。その結果、ネットワーク190に接続されているいずれかの端末が備えるコントローラにより、ユーザが希望する番組を検索することができる。
たとえば、ユーザが端末1100に対して「drama」の検索指示を入力した場合について説明する。端末1100は、「drama」を含むデータレコードを有さない(図40)。そのため、検索のためのタスク実行指示が端末1100のコントローラ1200から端末3250のコントローラ3300に送信される。その場合、コントローラ3300は、テーブル4200に格納されているレコードから、「drama」を有するレコードを検索して、検索結果をコントローラ1200に送信する。
以上のようにして、本変形例に係るネットワークシステムによると、ユーザは、録画済みのファイルを容易に検索することができるため、再生時における利便性を向上させることができる。
以上、詳述したように、各実施の形態に係るネットワークシステムによると、ユーザの指示に応じたタスクを実現するための機能が選択されて、システム全体として当該タスクを実行することができる。このようにすると、実現可能な機能は、システムを構成する各装置が有する機能に限られないため、ネットワークシステムのユーザに多様な利便性をもたらすことができる。また、複数のユーザの各々に応じた機能が実現されるため、必要以上に装置を追加する必要がなくなるため、システムの冗長さを防止することもできる。
なお、本発明において、複数の制御装置(コントローラ)がネットワーク190に接続されている場合において、指示されたタスクを実行することができない場合も考えられる。たとえば、当該タスクの実行に必要な装置がすべて使用中である場合もありえる。この場合には、ユーザが指示を入力した制御装置は、当該タスクを実行することができない旨を通知してもよい。
たとえば、第1〜第3の、3つのコントローラがネットワーク190に接続されているネットワークシステムにおいて、ユーザが第1のコントローラに指示を入力する場合について説明する。
最初に、第1のコントローラが全てのタスクを実行することができない場合、第1のコントローラは、第2のコントローラに、タスク実行依頼を送信する。第2のコントローラが残りのタスクを全て実行することができない場合、第2のコントローラは、第3のコントローラに、実行できないタスクについてのタスク実行依頼を送信する。第3のコントローラが、そのタスクも実行できない場合、第3のコントローラがタスク実行依頼を送信可能なコントローラは、ネットワーク190には存在しない。
この場合、第3のコントローラは、タスク実行依頼に基づくタスクを実行することができないことを表わす通知データを生成し、タスク実行依頼の送信元、すなわち、第2のコントローラに送信する。また、第2のコントローラは、当該通知データを受信した場合には、当該タスク実行依頼に基づくタスクを実行することができないことを表わす通知データを生成し、タスク実行依頼の送信元、すなわち第1のコントローラに通知データを送信する。
第1のコントローラは、通知データを受信すると、指示されたタスクを実行することができないことを報知するための報知データを生成する。たとえば、第1のコントローラが備える表示パネルに、その旨を表示するためのメッセージが生成される。あるいは、異常を通知するためのインジケータを発光させるための発光指令を生成する。
このようにすると、ユーザが指示したタスクが実行されない場合にも、その旨がメッセージとして表示されたり、インジケータが発光するため、ユーザは、指示が実行されないことを速やかに知ることができる。また、各装置の使用状況の確認、ネットワーク190に対する接続異常などを容易に検知することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ネットワークに接続可能な装置、たとえば外部からのデータの入力を受け付けることができるチューナ、DVDレコーダ、HDDレコーダ、VTRその他のデータ記録再生装置、コンバータ等に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る端末が備えるコントローラの機能的構成を表わすブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るコントローラのメモリにおけるデータ構造の一態様を表わす図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るコントローラのメモリにおけるデータ構造の一態様を表わす図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係る端末のコントローラが生成する転送経路データの構成を概念的に表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るネットワークシステムにおけるHDD装置が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るネットワークシステムにおけるHDD装置が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるコントローラの機能的構成を表わすブロック図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるメモリにおけるデータ構造を表わす図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるコントローラの機能的構成を表わすブロック図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるメモリにおけるデータ構造を表わす図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるメモリにおけるデータ構造を表わす図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が生成するタスク実行依頼を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るネットワークシステムを構成する端末が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るネットワークシステムにおけるHDD装置が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が備えるコントローラの機能的構成を表わすブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末のコントローラにデータ構造を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その3)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その4)である。 本発明の第2の実施の形態に係る端末が実行する処理の手順を表わすフローチャート(その5)である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係るネットワークシステムの構成を表わすブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る端末のコントローラの機能的構成を表わすブロック図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る端末のコントローラの機能的構成を表わすブロック図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る端末が生成するタスク実行指示データの構成を表わす図である。 本発明の第3の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を表わす図である。 本発明の第3の実施の形態に係る端末が出力するデータの構成を表わす図(その1)である。 本発明の第3の実施の形態に係る端末が出力するデータの構成を表わす図(その2)である。 本発明の第3の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る端末のコントローラのデータ構造を表わす図である。 本発明の第3の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るネットワークシステムの構成を表わす図である。 本発明の第4の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャート(その1)である。 本発明の第4の実施の形態に係る端末のコントローラが実行する処理の手順を表わすフローチャート(その2)である。 本発明の第4の実施の形態に係る端末における検索結果の表示画面を表わす図である。 本発明の第4の実施の形態の変形例に係る端末のメモリにおけるデータ構造を表わす図(その1)である。 本発明の第4の実施の形態の変形例に係る端末のメモリにおけるデータ構造を表わす図(その2)である。
符号の説明
10,20,22,30 ネットワークシステム、100,130,140,160,1100,1140,1170,2800,3250 端末、102,132,142,162 接続インターフェイス、104 アンテナ、106,176 チューナ、108 ユーザインターフェイス、134 ダウンコンバータ、144 DVDレコーダ、146 DVD、150,200,1200,1500,2100,2900,3000,3300 コントローラ、164 外部入力部、166 HDD装置、190 ネットワーク、210,2110 入力検知回路、220,1540,2140 機能ピックアップ回路、230,1550,2150 リソース検索回路、240 転送経路決定回路、250,2160 リソースロック回路、260 タスク実行指示回路、270,1580,2170 メモリ、300,1582,2172 タスク記憶テーブル、400,1300,1600,2200 リソース記憶テーブル、1210,1530,2130 判断回路、1220 タスク実行依頼生成回路、1230 転送先決定回路、1510 入力部、1520,2120 タスク実行依頼取得部、1560 タスク実行依頼更新回路、1570 タスク実行依頼出力回路、1700,2174 メッセージ処理状態テーブル、2810 モニタ出力部、2820 テレビ、2910 再生コンテンツ検索回路。

Claims (48)

  1. ネットワークシステムであって、
    ネットワークに接続され、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、
    前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、
    前記第1の制御装置は、
    前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶手段と、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択手段は、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択し、
    前記ネットワークシステムは、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択する第1の選択手段と、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択する第2の選択手段とを備え、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させる入力制御手段と、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させる出力制御手段とを含み、
    前記ネットワークシステムは、
    前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置は、さらに、
    前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、
    前記タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含み、
    前記第2の制御装置は、
    予め定められた入力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第1の状態データと、予め定められた出力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第2の状態データと、
    前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信する受信手段と、
    前記第1の状態データと前記第2の状態データとのいずれかに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワークに前記新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む、ネットワークシステム。
  2. ネットワークシステムであって、
    ネットワークに接続され、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、
    前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、
    前記第1の制御装置は、
    前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶手段と、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択手段は、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択し、
    前記ネットワークシステムは、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択する第1の選択手段と、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択する第2の選択手段とを備え、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させる入力制御手段と、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させる出力制御手段とを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する中間処理装置をさらに備え、
    前記第1の記憶手段は、予め定められた中間処理装置を識別するための第1の伝送識別データをさらに格納し、
    前記第1の制御装置は、
    前記指示と前記第1の伝送識別データとに基づいて、中間処理装置を選択する第3の選択手段と、
    前記指示に基づいて、データの伝送経路を決定する決定手段とを含み、前記伝送経路は、前記中間処理装置を介した前記入力装置から前記出力装置までの経路であり、
    前記第1の制御装置はさらに、前記選択された入力装置からのデータに対して前記予め定められた処理を実行するための制御信号を前記中間処理装置に送信することにより、前記選択された中間処理装置を制御する伝送制御手段を含み
    前記ネットワークシステムは、
    前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置は、さらに、
    前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、
    前記タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含み、
    前記第2の制御装置は、
    予め定められた入力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第1の状態データと、予め定められた出力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第2の状態データと、予め定められた中間処理装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第3の状態データとを格納する第2の記憶手段と、
    前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信する受信手段と、
    前記第1の状態データと前記第2の状態データと前記第3の状態データとのいずれかに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワークに前記新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む、ネットワークシステム。
  3. ネットワークシステムであって、
    ネットワークに接続され、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、
    前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、
    前記第1の制御装置は、
    前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶手段と、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択手段は、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択し、
    前記ネットワークシステムは、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択する第1の選択手段と、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択する第2の選択手段とを備え、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させる入力制御手段と、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させる出力制御手段とを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置は、さらに、
    前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、
    前記タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含み、
    前記第2の制御装置は、
    前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信する受信手段と、
    前記受信されたタスク実行依頼に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力する出力手段とを含み、
    前記入力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記出力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記第2の制御装置はさらに、
    前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワークに前記新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む、ネットワークシステム。
  4. ネットワークシステムであって、
    ネットワークに接続され、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、
    前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、
    前記第1の制御装置は、
    前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶手段と、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択手段は、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択し、
    前記ネットワークシステムは、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択する第1の選択手段と、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択する第2の選択手段とを備え、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させる入力制御手段と、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させる出力制御手段とを含み、
    前記ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する中間処理装置をさらに備え、
    前記第1の記憶手段は、予め定められた中間処理装置を識別するための第1の伝送識別データをさらに格納し、
    前記第1の制御装置は、
    前記指示と前記第1の伝送識別データとに基づいて、中間処理装置を選択する第3の選択手段と、
    前記指示に基づいて、データの伝送経路を決定する決定手段とを含み、前記伝送経路は、前記中間処理装置を介した前記入力装置から前記出力装置までの経路であり、
    前記第1の制御装置はさらに、前記選択された入力装置からのデータに対して前記予め定められた処理を実行するための制御信号を前記中間処理装置に送信することにより、前記選択された中間処理装置を制御する伝送制御手段を含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置は、さらに、
    前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第1の生成手段と、
    前記タスク実行依頼を出力する第1の出力手段とを含み、
    前記第2の制御装置は、
    前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信する受信手段と、
    前記受信されたタスク実行依頼に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力する出力手段とを含み、
    前記入力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記出力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記中間処理装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記第2の制御装置はさらに、
    前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御する制御手段と、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワークに前記新たな依頼を出力する第2の出力手段とを含む、ネットワークシステム。
  5. 前記出力装置は、データを記録可能な記録装置であり、
    前記記録装置は、データを格納する記録手段を含み、
    前記指示は、前記記録装置にデータを記録させるための記録指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記記録指示に基づいて、前記記録装置に入力されるデータを前記記録手段に格納させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  6. 前記入力装置は、
    データを格納する記録手段と、
    前記記録手段に格納されているデータを読み出す再生手段とを含み、
    前記指示は、前記記録手段からデータを読み出して再生するための再生指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記再生指示に基づいて、前記記録手段に格納されているデータを前記再生手段に再生させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 前記出力装置は、入力データに基づいて映像を表示する表示手段をさらに含み、
    前記指示は、前記表示手段に映像を表示させるための表示指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記表示指示に基づいて、前記入力データに応じた映像を表示させるための表示指令が含まれるタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 前記出力装置は、
    データを格納する記録手段と、
    検索のために入力されるデータに基づいて前記記録手段に格納されているデータを検索して読み出す検索手段とを含み、
    前記指示は、検索のための条件を表わす検索条件が含まれた検索指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記検索指示に基づいて、前記検索手段に対して、前記記録手段から前記検索条件を満足するデータを検索させるための指令が含まれるタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  9. 前記指示は、前記ネットワークに接続されている装置を検索する検索指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記検索指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置を前記第2の制御装置に検索させるため検索データが含まれるタスク実行依頼を生成し、
    前記第2の制御装置は、前記検索データに基づいて、前記第2の記憶手段に格納されているデータから、前記ネットワークに接続されている装置を検索する検索手段をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  10. 前記第1の出力手段は、予め定められた回数の範囲内で前記タスク実行依頼を出力する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 前記第2の記憶手段は、前記タスク実行依頼に基づく処理が実行されたか否かを表わす履歴データをさらに格納し、
    前記第2の制御装置は、前記履歴データが、前記タスク実行依頼に基づく処理が実行されたことを表わしている場合に、前記タスク実行依頼に応じた制御を禁止する禁止手段をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  12. 前記指示は、前記ネットワークに接続されている複数の装置の各々による処理のための各々の動作指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記各々の動作指示に基づいて、前記複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  13. 前記第2の制御装置は、さらに、
    前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するた
    めの制御データが含まれるタスク実行依頼を生成する第2の生成手段と、
    前記タスク実行依頼を出力する第2の出力手段とを含み、
    前記指示は、前記ネットワークに接続されている複数の装置の各々による処理のための各々の動作指示を含み、
    前記第1の生成手段は、前記各々の動作指示に基づいて、前記複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成し、
    前記第2の生成手段は、前記各々の動作指示に基づいて、前記複数の装置の各々による処理のためのタスク実行依頼を生成する、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  14. 前記第2の制御装置は、
    前記制御データに基づく処理の終了に応答して、前記タスク実行依頼に基づく処理が終了したことを通知する通知データを生成する通知データ生成手段と、
    前記第1の制御装置に、前記通知データを送信する通知データ送信手段とをさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  15. 前記指示は、前記ネットワークに接続されている装置を識別するための装置データを有する選択指示を含み、
    前記第1の制御装置は、前記第1の記憶手段に格納されている前記識別データと、前記選択指示に含まれる前記識別データとに基づいて、前記ネットワークに接続されている装置を選択する装置選択手段をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
  16. 前記第1の制御装置は、
    前記装置選択手段により選択された装置からの情報に基づいて、前記選択された装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記選択された装置が使用不可能である場合に、前記第1の記憶手段に格納されている識別データに基づいて、使用可能な装置を検索する代替装置検索手段と、
    前記検索された使用可能な装置に対して、前記選択指示により指示された処理を実行させるための指令を送信することにより、前記使用可能な装置を制御する代替装置制御手段とをさらに含む、請求項15に記載のネットワークシステム。
  17. 前記選択指示は、前記ネットワークに接続されている出力装置を識別するための出力識別データと、前記出力識別データにより特定される出力装置にデータを出力するための出力指示とを含み、
    前記第1の記憶手段は、前記ネットワークに接続されている出力装置が使用可能であるか否かを表わす状態データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを関連付けて格納し、
    前記判断手段は、前記出力識別データと前記状態データとに基づいて、前記出力識別データにより特定される出力装置が使用可能であるか否かを判断し、
    前記代替装置検索手段は、前記出力識別データにより特定される出力装置が使用不可能である場合に、前記状態データと出力識別データとに基づいて、使用可能な代替の出力装置を検索し、
    前記第1の生成手段は、前記出力指示に基づく出力を前記代替の出力装置に受け付けさせるための指令が含まれる代替タスク実行依頼を生成し、
    前記第1の出力手段は、前記代替の出力装置に、前記代替タスク実行依頼を送信し、
    前記代替の出力装置のデータ入力手段は、前記代替タスク実行依頼に基づいて、外部から入力されるデータを格納する記録手段を含み、
    前記第1の制御装置は、前記使用不可能な出力装置からのデータに基づいて、前記使用不可能と判断された出力装置が使用可能な状態に遷移したことを検出する検出手段をさらに含み、
    前記第1の生成手段は、前記使用不可能と判断された出力装置が使用可能な状態に遷移している場合に、前記記録手段に格納されているデータを、前記代替の出力装置から前記使用不可能な出力装置に送信させるための指令が含まれる転送タスク実行依頼を生成し、
    前記第1の出力手段は、前記代替の出力装置に前記転送タスク実行依頼を送信する、請求項16に記載のネットワークシステム。
  18. 前記通知データ生成手段は、前記代替の出力装置による処理の終了に応答して、前記処理が終了したことを通知する第1の通知データを生成し、
    前記通知データ送信手段は、前記第1の制御装置に、前記第1の通知データを送信し、
    前記通知データ生成手段は、前記転送タスク実行依頼に基づくデータの転送の終了に応答して、前記選択指示に基づく処理が完了したことを通知する第2の通知データを生成し、
    前記通知データ送信手段は、前記第1の制御装置に、前記第2の通知データを送信する、請求項14に記載のネットワークシステム。
  19. ネットワーク制御装置であって、
    ネットワークにそれぞれ接続されている入力装置と出力装置とを識別するための識別データと、前記入力装置と前記出力装置の各々が実行可能な機能とを関連付けて格納する記憶手段を備え、前記入力装置は、データの入力を受け付けて前記データを前記ネットワークに出力し、前記出力装置は、データの入力を受け付けて前記データを出力し、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置と出力装置とに、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能を前記入力装置に実行させるための指令を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の機能を前記出力装置に実行させるための指令を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワーク制御装置は、
    生成された各前記指令を出力する出力手段と、
    前記ネットワークに接続されている他の装置による、前記入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段とをさらに備え、
    前記出力手段は、前記ネットワークに対して前記タスク実行依頼を出力し、
    前記記憶手段は、前記入力装置が使用可能であるか否かを表わす第1の状態データと、前記出力装置が使用可能であるか否かを表わす第2の状態データをさらに格納し、
    前記ネットワーク制御装置は、
    第1の状態データと前記第2の状態データとに基づいて、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置とのいずれかを検索する検索手段をさらに備え、
    前記依頼生成手段は、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置とのいずれかが検索されない場合に、前記検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する、ネットワーク制御装置。
  20. ネットワーク制御装置であって、
    ネットワークにそれぞれ接続されている入力装置と出力装置と中間処理装置とを識別するための識別データと、前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置の各々が実行可能な機能とを関連付けて格納する記憶手段を備え、前記入力装置は、データの入力を受け付けて前記データを前記ネットワークに出力し、前記出力装置は、データの入力を受け付けて前記データを出力し、前記中間処理装置は、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力し、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置と出力装置と前記中間処理装置とに、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能と、前記中間処理装置が実行可能な第3の機能とを含み、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能を前記入力装置に実行させるための指令を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の機能を前記出力装置に実行させるための指令を生成する第2の生成手段と、
    前記第3の機能を前記中間処理装置に実行させるための指令を生成する第3の生成手段とを含み、
    前記ネットワーク制御装置は、
    生成された各前記指令を出力する出力手段と、
    前記ネットワークに接続されている他の装置による、前記入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段とをさらに備え、
    前記出力手段は、前記ネットワークに対して前記タスク実行依頼を出力し、
    前記記憶手段は、前記入力装置が使用可能であるか否かを表わす第1の状態データと、前記出力装置が使用可能であるか否かを表わす第2の状態データと前記中間処理装置が使用可能であるか否かを表わす第3の状態データをさらに格納し、
    前記ネットワーク制御装置は、
    第1の状態データと前記第2の状態データと前記第3の状態データとに基づいて、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかを検索する検索手段をさらに備え、
    前記依頼生成手段は、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかが検索されない場合に、前記検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する、ネットワーク制御装置。
  21. ネットワーク制御装置であって、
    ネットワークにそれぞれ接続されている入力装置と出力装置とを識別するための識別データと、前記入力装置と前記出力装置の各々が実行可能な機能とを関連付けて格納する記憶手段を備え、前記入力装置は、データの入力を受け付けて前記データを前記ネットワークに出力し、前記出力装置は、データの入力を受け付けて前記データを出力し、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置と出力装置とに、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能を前記入力装置に実行させるための指令を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の機能を前記出力装置に実行させるための指令を生成する第2の生成手段と、
    前記ネットワーク制御装置は、
    生成された各前記指令を出力する出力手段と、
    前記ネットワークに接続されている他の装置による、前記入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段とをさらに備え、
    前記出力手段は、前記ネットワークに対して前記タスク実行依頼を出力し、
    前記ネットワーク制御装置は、
    前記入力された指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力する出力手段をさらに含み、前記ネットワークに接続されている各装置は、前記送信要求の受信に応答して、前記状態データを前記ネットワークに出力し、
    前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段を含み、
    前記依頼生成手段は、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置とのいずれかが検索されない場合に、前記検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する、ネットワーク制御装置。
  22. ネットワーク制御装置であって、
    ネットワークにそれぞれ接続されている入力装置と出力装置と中間処理装置とを識別するための識別データと、前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置の各々が実行可能な機能とを関連付けて格納する記憶手段を備え、前記入力装置は、データの入力を受け付けて前記データを前記ネットワークに出力し、前記出力装置は、データの入力を受け付けて前記データを出力し、前記中間処理装置は、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力し、
    外部から指示の入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択手段と、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置と出力装置と前記中間処理装置とに、前記選択された機能を実行させるタスク制御手段とを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能と、前記中間処理装置が実行可能な第3の機能とを含み、
    前記タスク制御手段は、
    前記第1の機能を前記入力装置に実行させるための指令を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の機能を前記出力装置に実行させるための指令を生成する第2の生成手段と、
    前記第3の機能を前記中間処理装置に実行させるための指令を生成する第3の生成手段とを含み、
    前記ネットワーク制御装置は、
    生成された各前記指令を出力する出力手段と、
    前記ネットワークに接続されている他の装置による、前記入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段とをさらに備え、
    前記出力手段は、前記ネットワークに対して前記タスク実行依頼を出力し、
    前記ネットワーク制御装置は、
    前記入力された指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力する出力手段をさらに含み、前記ネットワークに接続されている各装置は、前記送信要求の受信に応答して、前記状態データを前記ネットワークに出力し、
    前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段を含み、
    前記依頼生成手段は、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかが検索されない場合に、前記検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する、ネットワーク制御装置。
  23. 前記ネットワーク制御装置は、
    前記入力された指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力する出力手段をさらに含み、前記ネットワークに接続されている各装置は、前記送信要求の受信に応答して、前記状態データを前記ネットワークに出力し、
    前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断する判断手段を含み、
    前記依頼生成手段は、前記指示に応じた処理を実行可能な入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかが検索されない場合に、前記検索されない装置による処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する、請求項19から22のいずれかに記載のネットワーク制御装置。
  24. 前記指示は、前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置のいずれかの装置を選択するための選択データを含み、
    前記タスク制御手段は、前記選択データに基づいて、前記いずれかの装置に実行させるための指示を生成する、請求項19から22のいずれかに記載のネットワーク制御装置。
  25. 前記選択されたいずれかの装置からの情報に基づいて、前記いずれかの装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記いずれかの装置が使用不可能である場合に、前記記憶手段に格納されている識別データに基づいて、使用可能な代替の装置を検索する代替装置検索手段とをさらに備え、
    前記タスク制御手段は、前記入力された指示に関連付けられる処理を前記代替の装置に実行させるための指示を生成する、請求項24に記載のネットワーク制御装置。
  26. 前記選択データは、前記出力装置を選択するための出力選択データを含み、
    前記ネットワーク制御装置は、
    前記選択された出力装置からの情報に基づいて、前記選択された出力装置が使用可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記選択された出力装置が使用不可能である場合に、前記識別データに基づいて、使用可能な代替の出力装置を検索する代替装置検索手段とをさらに備え、
    前記タスク制御手段は、入力されるデータを格納する処理を前記代替の出力装置に実行させるための代替タスク指示を生成する、請求項24に記載のネットワーク制御装置。
  27. 前記代替タスク指示に基づく処理の実行を要求するためのタスク実行依頼を生成する依頼生成手段をさらに備える、請求項26に記載のネットワーク制御装置。
  28. 前記ネットワーク制御装置は、前記ネットワークを介してタスク実行依頼を受信する受信手段をさらに備え、前記タスク実行依頼は、処理を実行する指定装置を識別するための第1の識別データと、前記処理を特定するため第2の識別データとを含み、
    前記タスク制御手段は、前記第1の識別データと前記第2の識別データとに基づいて、前記指定装置に前記処理を実行させるための指示を生成する、請求項19から22のいずれかに記載のネットワーク制御装置。
  29. 前記タスク実行依頼は、前記タスク実行依頼を送信した他のネットワーク制御装置を特定するための送信元データをさらに含み、
    前記ネットワーク制御装置は、前記タスク実行依頼に基づく処理の実行の終了に応答して、前記処理の実行が終了したことを表わす通知データを生成する通知データ生成手段と、
    前記送信元データに基づいて、前記他のネットワーク制御装置に対して、前記通知データを送信する送信手段とをさらに備える、請求項28に記載のネットワーク制御装置。
  30. 前記タスク実行依頼は、前記指示入力手段を介して入力された指示により選択された出力装置を識別する出力識別データと、代替の出力装置を識別する第2の識別データと、前記代替の出力装置に記録されているデータを前記選択された出力装置に転送する指示とを含み、
    前記タスク制御手段は、入力されるデータを格納する処理を前記代替の出力装置に実行させるための代替タスク指示を生成する、請求項28に記載のネットワーク制御装置。
  31. 前記代替タスク指示に基づく処理の終了を検出する終了検出手段と、
    前記終了の検出に応答して、前記選択された出力装置からの情報に基づいて、前記選択された出力装置が使用可能であるか否かを判断する使用可否判断手段とをさらに備え、
    前記タスク制御手段は、前記選択された出力装置が使用可能の状態である場合に、前記代替の出力装置に格納されたデータを、前記代替の出力装置から前記選択された出力装置に転送させるための転送指示を生成し、
    前記出力手段は、前記代替の出力装置に前記転送指示を出力する、請求項26または30に記載のネットワーク制御装置。
  32. 前記代替タスク指示に基づく処理の終了に応答して、前記代替タスク指示に基づく処理の終了を通知するための第1の通知データを生成する第1の通知データ生成手段をさらに備え、
    前記出力手段は、タスク実行依頼の送信元に、前記第1の通知データを送信し、前記タスク実行依頼は、前記ネットワークに接続されている他の装置による、前記入力された指示に関連付けられる処理の実行を要求するためのデータであり、
    前記転送指示に基づく処理の終了に応答して、前記転送指示に基づく処理の終了を通知するための第2の通知データを生成する第2の通知データ生成手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記タスク実行依頼の送信元に、前記第2の通知データを送信する、請求項31に記載のネットワーク制御装置。
  33. ネットワークを介して、データの出力指示を受信する受信手段を備え、前記出力指示は、前記データを受信可能な受信装置を識別するための識別データと、前記受信装置にデータを転送するタスク実行指示とを含み、
    前記出力指示に基づいて、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けるための入力手段と、
    前記タスク実行指示と前記識別データとに基づいて、入力されたデータを前記ネットワークを介して前記受信装置に出力する出力手段とを備える、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  34. 前記入力手段は、映像音声信号を受信する信号受信手段を含む、請求項33に記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  35. 前記入力手段は、
    データを格納する記録手段と、
    前記データを読み出す再生手段とを含む、請求項33に記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  36. 自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、
    前記ネットワークに接続されている制御装置から、前記状態データの送信要求を受信する受信手段と、
    前記送信要求に基づいて、前記制御装置に対して前記状態データを送信する送信手段とをさらに備える、請求項33から35のいずれかに記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  37. ネットワークを介して、データの入力指示を受信する受信手段を備え、前記入力指示は、前記データを送信する送信装置を識別するための識別データを含み、
    前記ネットワークに接続され、前記識別データに基づいて、前記送信装置により送信されたデータの入力を受け付ける入力手段と、
    前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力手段とを備える、ネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  38. 前記入力手段は、前記ネットワークを介して、前記記録指示と前記識別データとに基づいて、入力されたデータを格納する記録手段を含む、請求項37に記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  39. 前記記録手段は、
    着脱可能な記録媒体が装着される駆動手段と、
    前記入力されたデータを前記記録媒体に記録する書込手段とを含む、請求項38に記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  40. 前記出力手段は、前記データに基づいて映像を表示する表示手段を含む、請求項37に記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  41. 自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、
    前記ネットワークに接続されている制御装置から、前記状態データの送信要求を受信する受信手段と、
    前記送信要求に基づいて、前記制御装置に対して前記状態データを送信する送信手段とをさらに備える、請求項37から40のいずれかに記載のネットワークに接続可能なデータ入出力装置。
  42. ネットワークを介してデータの入力を受け付ける入力手段を備え、前記データは、制御信号と、前記ネットワークを伝送される信号とを含み、前記制御信号は、前記ネットワークに接続されている装置を識別する識別データと、前記装置に応じて予め定められた処理を特定するための処理情報と、前記装置に信号を送信する転送指示とを有し、さらに、
    前記処理情報に基づいて、入力されるデータに対して前記予め定められた処理を実行する処理手段と、
    前記転送指示と前記識別データとに基づいて、前記処理の実行後のデータを前記装置に送信する送信手段とを備える、ネットワークに接続可能なデータ伝送装置。
  43. 前記処理手段は、前記入力されたデータの特性を予め定められた特性に変換する変換手段を含む、請求項42に記載のネットワークに接続可能なデータ伝送装置。
  44. 自らの状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、
    前記ネットワークに接続されている制御装置から、前記状態データの送信要求を受信する受信手段と、
    前記送信要求に基づいて、前記制御装置に対して前記状態データを送信する送信手段とをさらに備える、請求項42または43に記載のネットワークに接続可能なデータ伝送装置。
  45. ネットワークシステムを制御する制御方法であって、前記ネットワークシステムは、ネットワークにそれぞれ接続されている複数の装置を備え、前記複数の装置は、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、前記制御方法は、
    前記第1の制御装置において、前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶ステップと、
    前記第1の制御装置において、外部から指示の入力を受け付ける指示入力ステップと、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択ステップと、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御ステップとを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択ステップは、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択するステップを含み、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択するステップと、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択するステップとを備え、
    前記タスク制御ステップは、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させるステップと、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させるステップとを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置が、前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成するステップと、
    前記第1の制御装置が、タスク実行依頼を出力するステップとを含み、
    前記第2の制御装置が、予め定められた入力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第1の状態データと、予め定められた出力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第2の状態データとをロードするステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記第1の状態データと前記第2の状態データとのいずれかに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークに前記新たな依頼を出力するステップとを含む、ネットワークシステムの制御方法。
  46. ネットワークシステムを制御する制御方法であって、前記ネットワークシステムは、ネットワークにそれぞれ接続されている複数の装置を備え、前記複数の装置は、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、前記制御方法は、
    前記第1の制御装置において、前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶ステップと、
    前記第1の制御装置において、外部から指示の入力を受け付ける指示入力ステップと、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択ステップと、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御ステップとを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択ステップは、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択するステップを含み、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択するステップと、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択するステップとを備え、
    前記タスク制御ステップは、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させるステップと、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させるステップとを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する中間処理装置をさらに備え、
    前記第1の記憶ステップは、予め定められた中間処理装置を識別するための第1の伝送識別データを格納するステップを含み、
    前記制御方法は、
    前記第1の制御装置が、前記指示と前記第1の伝送識別データとに基づいて、中間処理装置を選択するステップと、
    前記第1の制御装置が、前記指示に基づいて、データの伝送経路を決定するステップとを含み、前記伝送経路は、前記中間処理装置を介した前記入力装置から前記出力装置までの経路であり、
    前記第1の制御装置が、前記選択された入力装置からのデータに対して前記予め定められた処理を実行するための制御信号を前記中間処理装置に送信することにより、前記選択された中間処理装置を制御するステップを含み
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備え、
    前記第1の制御装置が、前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成するステップと、
    前記第1の制御装置が、タスク実行依頼を出力するステップとを含み、
    前記第2の制御装置が、予め定められた入力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第1の状態データと、予め定められた出力装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第2の状態データと、予め定められた中間処理装置が制御可能な状態であるか否かを表わすための第3の状態データとをロードするステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記第1の状態データと前記第2の状態データと前記第3の状態データとのいずれかに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークに前記新たな依頼を出力するステップとを含む、ネットワークシステムの制御方法。
  47. ネットワークシステムを制御する制御方法であって、前記ネットワークシステムは、ネットワークにそれぞれ接続されている複数の装置を備え、前記複数の装置は、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、前記制御方法は、
    前記第1の制御装置において、前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶ステップと、
    前記第1の制御装置において、外部から指示の入力を受け付ける指示入力ステップと、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択ステップと、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御ステップとを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択ステップは、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択するステップを含み、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択するステップと、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択するステップとを備え、
    前記タスク制御ステップは、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させるステップと、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させるステップとを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備えており、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の制御装置が、前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成するステップと、
    前記第1の制御装置が、タスク実行依頼を出力するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記受信されたタスク実行依頼に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力するステップとを含み、
    前記入力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記出力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第2の制御装置が、前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークに前記新たな依頼を出力するステップとを含む、ネットワークシステムの制御方法。
  48. ネットワークシステムを制御する制御方法であって、前記ネットワークシステムは、ネットワークにそれぞれ接続されている複数の装置を備え、前記複数の装置は、前記ネットワークの外部からのデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの内部に出力する入力装置と、前記ネットワークの内部のデータの入力を受け付けて、前記データを前記ネットワークの外部に出力する出力装置と、前記ネットワークに接続されている装置を制御する第1の制御装置とを備え、前記制御方法は、
    前記第1の制御装置において、前記ネットワークに接続されている装置を識別するための識別データと、前記装置が実行可能な機能とを関連付けて格納する第1の記憶ステップと、
    前記第1の制御装置において、外部から指示の入力を受け付ける指示入力ステップと、
    前記指示の入力に基づいて、前記指示に応じたタスクを実現するための機能と、前記機能を実現する装置とを選択する選択ステップと、
    前記選択された装置の識別データに基づいて、前記入力装置および前記出力装置に、前記選択された機能を実行させるタスク制御ステップとを備え、
    前記機能は、前記入力装置が実行可能な第1の機能と、前記出力装置が実行可能な第2の機能とを含み、
    前記識別データは、前記入力装置を識別するための入力識別データと、前記出力装置を識別するための出力識別データとを含み、
    前記選択ステップは、前記指示の入力に基づいて、前記第1の機能と前記第2の機能とを選択するステップを含み、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の機能に基づいて、入力装置を選択するステップと、
    前記第2の機能に基づいて、出力装置を選択するステップとを備え、
    前記タスク制御ステップは、
    前記第1の機能と前記入力識別データとに基づいて、前記選択された入力装置に対して、入力されたデータを前記選択された出力装置に転送するための転送指令を送信することにより、前記入力装置にデータの転送処理を実行させるステップと、
    前記第2の機能と前記出力識別データとに基づいて、前記選択された出力装置に対して、入力されるデータを受け付けるための受信指令を送信することにより、前記出力装置にデータの出力処理を実行させるステップとを含み、
    前記ネットワークシステムは、ネットワークに接続され、入力されるデータに対して予め定められた処理を実行して出力する中間処理装置をさらに備えており、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の制御装置において、予め定められた中間処理装置を識別するための第1の伝送識別データと、前記指示とに基づいて、中間処理装置を選択するステップと、
    前記指示に基づいて、データの伝送経路を決定するステップとを含み、前記伝送経路は、前記中間処理装置を介した前記入力装置から前記出力装置までの経路であり、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の制御装置において、前記選択された入力装置からのデータに対して前記予め定められた処理を実行するための制御信号を前記中間処理装置に送信することにより、前記選択された中間処理装置を制御するステップを含み、
    前記ネットワークシステムは、前記ネットワークに接続され、外部から入力される指示に基づいて前記ネットワークに接続されている装置を制御する第2の制御装置をさらに備えており、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第1の制御装置が、前記指示に基づいて、前記ネットワークに接続されている装置による動作を制御するための制御データが含まれるタスク実行依頼を生成するステップと、
    前記第1の制御装置が、タスク実行依頼を出力するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークを介して前記タスク実行依頼を受信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記受信されたタスク実行依頼に基づいて、前記ネットワークに接続されている前記入力装置と前記出力装置と前記中間処理装置とのいずれかの状態を表わす状態データの送信要求を、前記ネットワークに出力するステップとを含み、
    前記入力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記出力装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記中間処理装置は、前記送信要求の受信に応じて前記状態データを出力し、
    前記制御方法は、さらに、
    前記第2の制御装置が、前記状態データに基づいて、前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であるか否かを判断するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記制御データに基づく指令を送信することにより、前記ネットワークに接続されている装置を制御するステップと、
    前記タスク実行依頼に応じた制御が不可能であると判断された場合に、前記第2の制御装置が、前記タスク実行依頼に基づいて新たな依頼を生成するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記ネットワークに前記新たな依頼を出力するステップとを含む、ネットワークシステムの制御方法。
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