JP4582330B2 - 画像判定装置、画像判定方法および画像判定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像判定装置、画像判定方法および画像判定プログラムに関する。
従来より、写真を撮影したときの焦点が合っていない、いわゆるピンぼけした画像データを検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1、参照。)。
かかる構成では、画像データの各画素の色変動の高周波成分を用いて抽出し、抽出した高周波成分が多いことをもって画像データがピンぼけしていないと判定している。
特開2000−67554号公報
しかしながら、上述した技術において色変動の高周波成分を解析するためには、フーリエ変換等により画像データを空間周波数のデータに変換しておく必要があり、処理負荷が大きいという課題があった。また、微少なノイズも高周波成分として検出されるため、微少なノイズを含むピンぼけ画像も正常であると誤判定してしまうという課題もあった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、高速、かつ、正確にピンぼけを判定することが可能な画像判定装置、画像判定方法および画像判定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため発明では、画像データは色信号を有する複数の画素で構成される。ブロック設定手段は、上記画像データにおいて複数のブロックを設定する。偏差取得手段は、上記画像データにおいて所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号を取得するとともに、この色信号同士の偏差を算出する。例えば、上記画像データの各画素の色が表現される表色系がRGB表色系である場合にはRGBの値の偏差が算出されるし、同表色系がYCbCr表色系である場合にはYCbCrの値の偏差が算出される。また、各要素色の単独の偏差を算出するものに限られず、複数の要素色の色信号値を線形結合等の手法によって組み合わせてから偏差を算出するようにしてもよい。
最大偏差検出手段は、上記ブロックごとに上記偏差の最大値を検出する。すなわち、各ブロック内において複数の上記偏差が算出されるため、各ブロックについて最大のものを検出する。判定手段は、各ブロックについて上記偏差の最大値が所定の閾値を上回るかどうかを判定し、同最大値が所定の閾値を上回っている上記ブロックの分布を取得する。そして、上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの分布が所定の条件を満足するかどうかによって上記画像データの良否を判断する。
上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックにおいては、上記基準距離における色の変化度合いが急激となる部分が含まれているということができる。従って、このようなブロックには焦点が合った被写体の輪郭が含まれている可能性が高いと判断することができる。さらに、このようなブロックの分布を把握することにより、上記画像データにおける輪郭の形状を推定することができる。従って、上記画像データにおける輪郭の形状が写真における被写体の形状として相応しければ当該画像データにおいて焦点が合った被写体が含まれていると判断することができる。一方、上記画像データにおける輪郭の形状が写真における被写体の形状として相応しくなければ当該画像データにおいて焦点が合った被写体が含まれていないと判断することができる。すなわち、当該画像データはピンぼけしていると判定することができる。
記判定手段は、上記画像データにおいて上記ブロックよりも大きい複数の大ブロックを設定する。そして、いずれかの上記大ブロックにおいて当該大ブロックに属する上記ブロックのうち上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回るかどうかを判定する。上記大ブロックにおいて上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回った場合には、当該画像データが良品であると判定する。上記大ブロックにおいて被写体の輪郭と推定される上記ブロックの構成比率が高い場合には、同大ブロックにおいて被写体の輪郭が広く分布していると考えることができる。
いいかえれば、上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回った場合には、ピントが合った状態の被写体が上記大ブロックにまたがって存在していると考えることができる。一方、上記大ブロックにおいて上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が低い場合には、同大ブロックにおいて色変動が大きい部分がまばらにしか存在していないと考えることができる。このようなブロックは、撮影者が意図した被写体の輪郭でなく、先鋭なノイズであると考えることができる。従って、上記大ブロックにおいて上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回るときに当該画像データを良品と判定することにより、ピントがいずれかの被写体に合った上記画像データを良品として判定することができる。
上記色信号から算出した輝度の偏差が上記色信号の偏差として取得される。人間の知覚は輝度の変動に対して敏感であるため、輝度変動が緩やかであるとピンぼけと認識されやすい。従って、輝度の偏差に基づいた判定を行うことにより、人間に知覚されやすいピンぼけの判定を実現することができる。
上記画像データにおいて各画素が行列状に配列する。そして、上記偏差取得手段は、上記色信号の偏差を同画像データの縦方向と横方向のそれぞれについて取得する。これにより、上記画像データの縦方向と横方向のそれぞれについて色変動の上記偏差を取得することができ、各方向の輪郭を検出することができる。
また、上記基準距離の好適な一例として、請求項2にかかる発明では、上記画像データをL版の大きさで印刷したときに約0.3mmとなるように上記基準距離が設定される。L版を視認する場合において、0.3mm程度が人間が色変動を知覚できる限界となる。従って、上記基準距離をL版上の約0.3mmとすることにより、人間に知覚され得るピンぼけを判定することができる。
さらに、上記大ブロックの大きさの好適な一例として、請求項3にかかる発明では、上記画像データをL版の大きさで印刷したときに約10mmとなるように上記大ブロックの大きさが設定される。L版において通常の被写体は最低限10mm以上の大きさを有していると考えることができるため、L版において約10mmの上記大ブロックにまたがるような被写体の輪郭が検出されたことをもって、当該画像データにはピンぼけしていない被写体が含まれていると推定することができる。
むろん、以上の発明は、装置のみならず、請求項のような画像判定方法によって実現することも可能であるし、請求項のように上記方法に従った処理を実行する画像判定プログラムによって実現することも可能である。また、本発明にかかる装置、方法、プログラムは単独で実施される場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で他の装置、方法、プログラムとともに実施されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものであり、適宜、変更可能である。例えば、本発明の画像判定装置がデジタルスチルカメラ等の画像入力機器に組み込まれていてもよい。
さらに、本発明のプログラムを記録した記録媒体として提供することも可能である。このプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地無く同等である。さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。また、必ずしも全部の機能を単独のプログラムで実現するのではなく、複数のプログラムにて実現させるようなものであってもよい。この場合、各機能を複数のコンピュータに実現させるものであればよい。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)コンピュータの構成:
(2)画像判定処理の流れ:
(3)変形例:
(4)まとめ:
(1)コンピュータの構成:
図1は、本発明の画像判定装置としてのコンピュータの概略構成を示している。同図において、コンピュータ10には、内部バス10aによって接続されたCPU11とRAM12とHDD13とUSBインターフェイス(I/F)14と入力機器インターフェイス(I/F)15とビデオインターフェイス(I/F)16とが備えられており、HDD13には各種プログラムデータ13aと複数の画像データ13b,13b,13b・・・が記憶されている。CPU11は、このプログラムデータ13aを読み出して、同プログラムデータ13aに基づいた処理をRAM12をワークエリアとして利用しながら実行する。USBI/F14にはプリンタ20とデジタルスチルカメラ30が接続されており、入力機器インターフェイス15にはマウス40およびキーボード50が接続されている。さらに、ビデオI/F16にはディスプレイ60が接続されている。
図2は、コンピュータ10にて実行されるプログラムのソフトウェア構成を示している。コンピュータ10においては図示しないオペレーティングシステム(O/S)が実行されており、同O/S上にて画像管理プログラムP1とプリンタドライバP2とが実行されている。画像管理プログラムP1は、概略、画像判定部P1aと画像管理部P1bとから構成されている。画像管理部P1bは、HDD13に記憶された画像データ13b,13b,13b・・・を管理するための機能を提供する。具体的には、各画像データ13b,13b,13b・・・が保存されたパスごとに同画像データ13b,13b,13b・・・のサムネイルをディスプレイ60に表示させたり、同画像データ13b,13b,13b・・・のヘッダ情報等に基づいて画像データ13b,13b,13b・・・の検索を行ったり、同画像データ13b,13b,13b・・・の削除やコピー、保存パスの変更等を行ったりする。
一方、画像判定部P1aは、ブロック設定部P1a1と偏差取得部P1a2と最大偏差検出部P1a3と判定部P1a4とから構成されている。ブロック設定部P1a1は、判定対象として指定された画像データ13bをHDD13から取得し、当該画像データ13bのヘッダに記述された同画像データ13bの縦および横の画素数を取得する。画像データ13bの縦および横の画素数に基づいて、小ブロックと大ブロックの縦横の画素数、および、基準距離の画素数を算出する。具体的には、当該画像データ13bを写真モードの印刷解像度にてL版サイズで印刷した時に正方形の大ブロックの縦横の長さがそれぞれ10mmとなるような縦および横の画素数を設定する。また、基準距離についても、当該画像データ13bを写真モードの印刷解像度にてL版サイズで印刷した時に、距離が0.3mmとなるような画素数を設定する。一方、小ブロックは大ブロックよりも小さく設定され、本発明のブロックに相当する。例えば縦横の長さが大ブロックの10分の1の大きさとなるように設定される。
偏差取得部P1a2は、判定対象の画像データ13bから注目画素を選択するとともに、同注目画素から左方向および上方向に基準距離だけ離れた位置にある2個の比較画素を検索する。そして、注目画素と2個の比較画素の色信号を取得する。本実施形態において、画像データ13bの各画素の色が色信号値としてのRGB値で表現されているため、注目画素と2個の比較画素のRGB値を取得する。そして、注目画素と2個の比較画素について、RGB値から輝度値Yを算出する。輝度値Yは下記の公知式によって算出することができる。
Y=0.299×R+0.587×G+0.114×B
そして、注目画素の輝度値Yから2個の比較画素の輝度値Yをそれぞれ減算し、その絶対値を偏差として算出する。一つの注目画素について2個の偏差が算出されることとなる。偏差取得部P1a2は、注目画素を画像データ13bの全体にわたってシフトさせることにより、画像データ13bの全体について偏差を算出する。最大偏差検出部P1a3は、画像データ13bについて予め設定されている各小ブロックについて注目画素の偏差の最大値を検出する。すなわち、各小ブロックについて最大偏差が特定される。
判定部P1a4は、各小ブロックの最大偏差と所定の閾値を比較し、最大偏差が同閾値を上回っている小ブロックを特定する。そして、予め設定されている各大ブロックにおいて最大偏差が同閾値を上回っている小ブロックが占める構成比率を算出する。そして、その構成比率が基準値40%を満足している大ブロックの有無を判定し、ひとつでも構成比率が基準値40%を満足している大ブロックがあれば当該画像データ13bについては良品であると判定する。一方、ひとつも構成比率が基準値40%を満足している大ブロックがなければ当該画像データ13bについてピンぼけ不良であると判定する。このような判定を行うことにより、画像データ13bの画像自体を実際に見ることなくピンぼけ判定を行うことができ、ピンぼけのない画像データ13bのみを印刷指定することができる。
プリンタドライバP2は画像データ13bを取得するとともに、同画像データ13bをL版サイズで印刷するための処理を実行する。具体的には、L版サイズで印刷ができるように画像データ13bのサイズを変換する。本実施形態では、プリンタ20が写真モードの印刷解像度で印刷を行うため、同印刷解像度とL版サイズとを考慮して画像データ13bのサイズ変換が行われる。サイズ変換を行うにあたっては、オリジナルの画像データ13bに対して画素数を増減させる必要がるため、適宜、画素の補間や間引きが行われる。次に、各画素の色がRGB値で表現された画像データ13bをプリンタ20が使用するインクの色で表現された画像データ13bに色変換する。
例えば、プリンタ20がCMYKインクを吐出可能なインクジェットプリンタである場合には、各画素の色がCMYK値で表現された画像データ13bに変換される。さらに、色変換後の画像データ13bに対して誤差拡散法やディザ法等のハーフトン処理を行うことにより、各画素についてインクを吐出させるかさせないかを特定するハーフトーンデータに変換する。次に、ハーフトーンデータを印刷順に並べ替え、印刷用紙や印刷解像度を指定するヘッダを添付することにより、プリンタ20にて出力可能な印刷データを生成する。印刷データはUSBI/F14を介してプリンタ20に出力され、同プリンタ20にて同印刷データに基づく印刷が行われる。
(2)画像判定処理の流れ:
図3は、画像判定処理の流れを示している。同図において、ステップS100では、ブロック設定部P1a1が画像判定を行う画像データ13bをHDD13から取得する。ステップS110において、ブロック設定部P1a1が画像データ13bのヘッダに記述された当該画像データ13bの縦および横の画素数を取得する。本実施形態において、約500万画素のデジタルスチルカメラ30にて撮影された横2560画素×縦1920画素の画像データ13bが判定対象として指定されたものとして以下説明する。また、本実施形態において印刷を行う写真モードにおいてはプリンタ20における印刷解像度が横2880dpi×縦2880dpiとされる。また、L版とは横127mm(5.0inch)×縦89mm(3.5inch)の大きさであり、JIS規格ではB7サイズに相当する。
ステップS120において、ブロック設定部P1a1が基準距離の設定を行う。基準距離はL版の印刷用紙上において0.3mmとなるように設定される。横2560画素×縦1920画素の画像データ13bを横127mm×縦89mmのL版に印刷するため、画像データ13bの1画素は、印刷用紙上において横0.050(=127/2560)mm、縦0.046(=89/1920)mmに相当する。さらに、印刷用紙上の横0.3mmは画像データ13bの横方向の6(=0.3/0.050)画素に相当し、印刷用紙上の縦0.3mmは画像データ13bの縦方向の6(≒0.3/0.046)画素に相当する。従って、本実施形態においてブロック設定部P1a1は、横方向の基準距離を6画素とし、縦方向の基準距離を6画素と設定する。
ステップS130においては、ブロック設定部P1a1が大ブロックの設定を行う。大ブロックはL版の印刷用紙上において横10mm×縦10mmとなるように設定される。画像データ13bの1画素は、印刷用紙上において横0.050mm、縦0.046mmに相当するため、印刷用紙上の横10mmは画像データ13bの横方向の200(≒10/0.050)画素に相当し、印刷用紙上の縦0.3mmは画像データ13bの縦方向の200(≒10/0.046)画素に相当する。従って、本実施形態においてブロック設定部P1a1は、大ブロックの横の画素数を200画素とし、縦方向の画素数を200画素と設定する。
さらに、ステップS140において、ブロック設定部P1a1が小ブロックの設定を行う。本実施形態において小ブロックは大ブロックの1/10の大きさとされる。すなわち。ブロック設定部P1a1は、小ブロックの横の画素数を20画素とし、縦方向の画素数を20画素と設定する。以上説明したように、本発明においては、大ブロックと小ブロックと基準距離がL版で印刷したときの印刷用紙上の大きさを基準として設定されるため、対象の画像データ13bの縦横の画素数に応じて大ブロックと小ブロックと基準距離が設定されることとなる。ステップS150において、偏差取得部P1a2が画像データ13bなかから注目画素を選択する。画像データ13bにおいて基準距離の6画素周期の格子点上にある画素が注目画素として選択される。
図4は、画像データ13bにおける各画素の配列を模式的に示している。同図において、各画素が行列状に配列されており、注目画素として選択され得る画素を黒く図示している。例えば、まず最初に左上端の画素A1が注目画素として選択されるものとする。注目画素を選択すると、偏差取得部P1a2はステップS160にて同注目画素と比較を行う比較画素を特定する。具体的には、基準画素から左方向および上方向に基準距離の6画素だけ離れた位置の画素が比較画素として特定される。従って、比較画素として選択されうる画素も、注目画素として選択され得る画素と同じであり、縦横6画素周期の格子点上の画素となっている。左上端の画素A1が注目画素として選択された場合には、注目画素A1よりも左と上の画素は存在しない。このように比較画素がない場合には、ステップS170では偏差が0であるとされる。注目画素A1に関しては左方向と上方向とも注目画素が存在しないため、いずれの方向についても偏差が0であるとされる。
ステップS180においては、全ての注目画素について偏差を算出したかどうかが判定される。すなわち、図4に示すように画像データ13bにおいて6画素周期の格子点上にある注目画素として選択され得る画素が、全てステップS150にて選択されたかどうかが判定される。そして、全て選択されていない場合には、ステップS150に戻り、次の注目画素が選択される。本実施形態においては、ステップS150にて注目画素が順に右へシフトするように選択されるものとする。従って、次の注目画素として画素A2が選択される。注目画素A2においては、上方向の比較画素は存在しないものの、左に6画素離れた位置に画素A1が存在しているため、画素A1が比較画素として特定される。このように比較画素A1が存在する場合には、ステップS170にて偏差取得部P1a2が注目画素A2と比較画素A1のRGB値を取得するとともに、同RGB値から注目画素A2と比較画素A1の輝度値Yをそれぞれ算出する。輝度値Yの算出においては上記の公知式が利用される。さらに、偏差取得部P1a2が注目画素A2と比較画素A1の輝度値Yを差し引き、その絶対値を偏差として算出する。
以上のようにステップS150〜S180を繰り返して行うことにより、順に注目画素をシフトさせつつ、各注目画素について偏差を取得していくことができる。なお、注目画素が画像データ13bの右端までシフトしたところで、次の行の左端の注目画素が選択される。例えば、1行目の右端まで選択した後には2行目の左端の注目画素B1が選択される。このようにすることにより、画像データ13bの全体にわたって注目画素を選択していくことができる。なお、注目画素B2以降は、上方向と左方向の双方に比較画素が存在するため、上方向の比較画素に対する偏差と、左方向の比較画素に対する偏差の双方がステップS170にて算出されることとなる。
そして、最終的にステップS180にて全ての注目画素について偏差が算出できたことが確認できると、ステップS190において最大偏差検出部P1a3がステップS140において設定された各小ブロックにおける最大偏差を検出する。図4においては、太線によって囲まれた横20画素×縦20画素の正方形状の小ブロックが図示されており、例えば左上端の小ブロックにて16個の注目画素A1〜A4,B1〜B4,C1〜C4,D1〜D4が含まれるため、当該小ブロックにおいては、左方向と上方向の偏差が2×16個算出されていることとなる。ステップS190においては、このなから最大の偏差を検出する。同様に全ての小ブロックについて最大偏差を検出していく。
各小ブロックについて最大偏差が検出されると、ステップS200にて判定部P1a4が各小ブロックの最大偏差と所定の閾値とを比較する。この閾値は、L版サイズで印刷したときに0.3mm離れた注目画素と比較画素の輝度の偏差が全体の輝度階調の4〜5%となるように設定される。例えば、画像データ13bのRGB階調幅が256階調である場合には、12階調の偏差が閾値となる。注目画素と比較画素との輝度の偏差が閾値を上回る場合には、L版サイズで印刷したときの0.3mmの間に急激な色変動があり、焦点の合った被写体の輪郭が注目画素の周辺に存在していると考えることができる。ステップ200を行うことにより、各小ブロックについて最大偏差が閾値を上回るか上回らないかが特定された2値中間画像データを生成することができる。なお、最大偏差が閾値を上回る小ブロックを以下エッジブロックというものとし、最大偏差が閾値を下回る小ブロックを以下非エッジブロックというものとする。
図5は、ステップS200にて生成された2値中間画像データを模式的に示している。同図において、1つのセルが各小ブロックに対応しており、画像データ13bにおける位置に応じて小ブロックが行列状に配列されている。これらの小ブロックがエッジブロック(黒)か非エッジブロック(白)かによって塗り分けられている。また、同図においてはステップS130にて設定した大ブロックが太線によって図示されている。上述したとおり、本実施形態において大ブロックはL版サイズで印刷したときの横10mm×縦10mmに相当する横200画素×縦200画素の正方形に設定されており、各大ブロックにおいては横10ブロック×縦10ブロックの小ブロックが属することとなる。ステップS210においては、各大ブロックにおいてエッジブロックが何ブロックあるかを計数し、同大ブロックに属する全体の小ブロック数(10×10=100ブロック)によって除算する。これにより、各大ブロックにおけるエッジブロックの構成比率を算出することができる。
全ての大ブロックについてエッジブロックの構成比率を算出すると、判定部P1a4はステップS210にて各大ブロックにおけるエッジブロックの構成比率と所定の基準値とを比較する。本実施形態において基準値は40%として設定されている。そして、ステップS220では、全ての大ブロックのうちいずれかの大ブロックにおいてエッジブロックの構成比率が基準値を上回っているかどうかが判定される。いずれかの大ブロックにおいてエッジブロックの構成比率が基準値を上回っている場合には、ステップS230にて、判定対象の画像データ13bがピンぼけしておらず良品であると判定する。一方、全ての大ブロックのうちいずれの大ブロックにおいてもエッジブロックの構成比率が基準値を上回っていない場合には、ステップS230にて判定対象の画像データ13bがピンぼけした不良であると判定する。
L版サイズで印刷したときに横10mm×縦10mmの領域に相当する大ブロックにおいて所定の基準値よりも高い構成比率で色変動の激しい小ブロックが存在している場合には、当該大ブロックにおいて大規模な輪郭が存在していると考えることができる。写真の撮影にあたって、撮ろうとする被写体の大きさがL版サイズに換算したときに横10mm×縦10mmのサイズよりも小さくなるように撮影を行う可能性は極めて低いということができる。従って、いずれかの大ブロックにてエッジブロックの構成比率が基準値を上回っている場合には、撮ろうとした被写体に焦点が合っていると判断することができる。多くの場合、被写体は大ブロックよりも大きくなるため、被写体の輪郭に相当するエッジブロックは、図5のように大ブロックにまたがるように分布することとなる。
図6は、色の変動が激しい先鋭なノイズが含まれた大ブロックを示している。色の変動が激しい先鋭なノイズが含まれる場合には、同ノイズが含まれる小ブロックはエッジブロックと判断されることとなる。しかしながら、ノイズによるエッジブロックの構成比率が横10mm×縦10mmの領域に相当する大ブロックにおいて基準値を上回ることはないため、先鋭ノイズによって画像データ13bがピンぼけしていないと誤判定されることが防止できる。このように、画像データ13bをディスプレイ60に表示させてユーザーが画像のよしあしを判断することなく、画像データ13bのピンぼけ判定をすることができ、ビンぼけした画像データ13bが印刷されることが防止できる。また、簡単な偏差を算出するだけでピンぼけを判定することができるため、高速な判定を実現することができる。
(3)変形例:
以上においては、本発明のピンぼけ判定機能がコンピュータ10上にて実行される画像管理プログラムP1に組み込まれるものを例示したが同ピンぼけ判定機能を他のプログラムに組み込んでもよい。例えば、プリンタドライバP2にてピンぼけ判定を行うようにしてもよい。プリンタドライバP2においては、印刷条件と印刷する画像データ13bが指定された段階で、当該画像データ13bのピンぼけ判定を行うようにしてもよい。そして、指定された画像データ13bが上述した手法によってピンぼけしていると判定された場合には、ディスプレイ60に警告画面を表示させたり、印刷を実行させないようにすることもできる。
また、プリンタドライバP2は指定された印刷条件から印刷する用紙サイズを取得することができる。従って、印刷指定された画像データ13bが印刷用紙上においてどのような大きさで印刷されるかを認識することができる。すなわち、画像データ13bの印刷サイズに応じたピンぼけ判定を行うことも可能である。上述した実施形態では、印刷サイズがL版であることを前提としたが、例えばA4用紙全体に印刷を行う場合や、ポスターに印刷を行う場合等、種々の印刷サイズに適合したピンぼけ判定を行うことができる。L版サイズの場合、ピンぼけが人間に知覚され得る最小の距離として、基準距離を印刷用紙上において0.3mmとするのが適切であった。しかし、知覚の空間周波数特性は、観察距離に依存するため、観察距離によって基準距離を最適化することが望ましい。例えば、A4用紙やポスターの場合、L版写真よりも観察距離が長く、微少なピンぼけは感じられにくくなるため、基準距離を0.3mmよりも大きくすることができる。
さらに、上述したとおり本発明は簡単な偏差を算出するだけでピンぼけを判定することができるため、演算処理能力の乏しい機器においても容易に実現させることができる。例えば、デジタルスチルカメラにて、ピンぼけ判定を行うようにしてもよい。このようにすることにより、デジタルスチルカメラの限られた記憶領域に撮影に失敗した画像データが蓄積されることが防止できるため、撮影に成功した画像データをより多く保存することができる。また、コンピュータを経由することなく、デジタルスチルカメラやメモリカードから画像データを印刷することができるプリンタにて、ピンぼけ判定を行うようにしてもよい。この場合も、ピンぼけした画像データが実際に印刷されることが防止でき、印刷用紙やインク等の消耗品の無駄を軽減させることができる。デジタルスチルカメラやプリンタにおいては、視覚的にピンぼけを判断するのに十分な表示装置や演算能力の高いCPUを備えることが困難であるため、画像を見ることなく簡単な演算処理によってピンぼけ判定ができる本発明を適用することの意義は大きいといえる。
各画素の色がRGB以外の表色系によって表現された画像データにおいても、当然、本発明を適用することができる。例えば、YCbCr表色系の場合、輝度をそのまま偏差の算出に使用することができる。むろん、輝度以外の偏差を算出するようにしてもよい。例えば、RGB表色系においてGの値のみで偏差を算出するようにしてもよい。Gチャンネルは輝度に対する寄与率が最も大きいため、輝度差を算出した場合と近い判定を行うことができるとともに、処理負担をさらに軽減させることができる。また、上述した実施形態において大ブロックにおけるエッジブロックの分布として、その構成比率をピンぼけ判定の基準とするようにしたが、他の基準によってピンぼけ判定を行うようにしてもよい。例えば、エッジブロックと非エッジブロックの境界追跡によってエッジブロック群の形状を特定し、同形状をピンぼけ判定の基準としてもよい。エッジブロック群の形状が小規模であれば先鋭ノイズであると判断することができるし、エッジブロック群の形状が大規模であれば被写体の輪郭であると判断することができる。
(4)まとめ:
本発明では、画像データ13bにおいて所定の基準距離だけ離れた注目画素と比較画素との輝度値の偏差を取得する。そして、この偏差の最大値が所定の閾値を上回っている小ブロックをエッジブロックとし、同偏差が同閾値を上回っていない小ブロックを非エッジブロックとする。大ブロックには複数の小ブロックが属するとともに、各大ブロックにおけるエッジブロックの構成比率が算出される。この構成比率が所定の基準値を上回る場合にはピンぼけでないと判定し、同構成比率が同基準値を上回らない場合にはピンぼけであると判定する。すなわち、色変動が激しいエッジに相当するエッジブロックがいずれかの小ブロックにおいて大規模に分布している場合には、ピンぼけでないと判定する。
コンピュータのハードウェアブロック図である。 コンピュータのソフトウェアブロック図である。 画像判定処理の流れを示すフローチャートである。 画像データの模式図である。 輪郭が含まれる大ブロックの模式図である。 ノイズが含まれる大ブロックの模式図である。
符号の説明
10…コンピュータ(画像判定装置),10a…バス,11…CPU,12…RAM,13…HDD,13a…プログラムデータ,13b…画像データ,14…USBI/F,15…入力機器I/F,16…ビデオI/F,20…プリンタ,30…デジタルスチルカメラ,40…マウス,50…キーボード,60…ディスプレイ,P1…画像管理プログラム,P1a1…ブロック設定部,P1a2…偏差取得部,P1a3…最大偏差検出部,P1a4…判定部,P1b…画像管理部,P2…プリンタドライバ

Claims (5)

  1. 行列状に配列し、それぞれ色信号を有する複数の画素で構成された画像データの良否を判定する画像判定装置において、
    上記画像データにおいて複数のブロックを設定するブロック設定手段と、
    上記画像データの縦方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差と、上記画像データの横方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差とを取得する偏差取得手段と、
    上記ブロックごとに上記偏差の最大値を検出する最大偏差検出手段と、
    上記画像データにおいて上記ブロックよりも大きい複数の大ブロックを設定するとともに、いずれかの上記大ブロックにおいて当該大ブロックに属する上記ブロックのうち上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回る場合に当該画像データが良品であると判定する判定手段とを具備することを特徴とする画像判定装置。
  2. 上記基準距離は、上記画像データをL版の大きさで印刷したときに約0.3mmとなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像判定装置。
  3. 上記大ブロックの大きさは、上記画像データをL版の大きさで印刷したときに約10mmとなるように設定されることを特徴とする請求項1または請求項のいずれかに記載の画像判定装置。
  4. 行列状に配列し、それぞれ色信号を有する複数の画素で構成された画像データの良否を判定する画像判定方法において、
    上記画像データにおいて複数のブロックを設定するブロック設定工程と、
    上記画像データの縦方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差と、上記画像データの横方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差とを取得する偏差取得工程と、
    上記ブロックごとに上記偏差の最大値を検出する最大偏差検出工程と、
    上記画像データにおいて上記ブロックよりも大きい複数の大ブロックを設定するとともに、いずれかの上記大ブロックにおいて当該大ブロックに属する上記ブロックのうち上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回る場合に当該画像データが良品であると判定する判定工程とを具備することを特徴とする画像判定方法。
  5. 行列状に配列し、それぞれ色信号を有する複数の画素で構成された画像データの良否を判定する機能をコンピュータに実行させる画像判定プログラムにおいて、
    上記画像データにおいて複数のブロックを設定するブロック設定機能と、
    上記画像データの縦方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差と、上記画像データの横方向において所定の基準距離だけ離れた上記画素の上記色信号からそれぞれ算出された輝度同士の偏差とを取得する偏差取得機能と、
    上記ブロックごとに上記偏差の最大値を検出する最大偏差検出機能と、
    上記画像データにおいて上記ブロックよりも大きい複数の大ブロックを設定するとともに、いずれかの上記大ブロックにおいて当該大ブロックに属する上記ブロックのうち上記偏差の最大値が所定の閾値を上回る上記ブロックの構成比率が所定の基準値を上回る場合に当該画像データが良品であると判定する判定機能とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な画像判定プログラム。
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