JP4580378B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、結露を生じることなく、効率よく調和空気を吹き出すことが可能な空気調和機に関するものである。
空気調和機の室内ユニットの吹出口から指向性よく所望の方向に調和空気を吹き出すために、特許文献1に示すように、吹出口を開閉するカバー体(第1パネル)を吹出口の上端又は下端の近傍に設け、これを回動させる構成のものが知られている。
上記第1パネルは、吹出口の上端又は下端近傍に設けられた、軸方向がケーシング左右方向に平行な回動軸周りに回動可能とされている。
特開2005−315536号公報
しかしながら、上記空気調和機においては、第1パネルは左右幅広に形成されるため、左右方向に撓みが生じる。したがって、第1パネルを回動軸周りにスムーズに回動させるためには、第1パネルとケーシングとの間に撓みを見込んだ隙間を設けておく必要があった。
具体的に、第1パネルを吹出口上端近傍で回動可能に取り付けた場合、冷房運転時に第1パネルを下向きに回動させて冷風を下方に吹出す際に、第1パネルの裏面側は吹出口から吹出す冷風が接触し、反対の表面側では室内の未調和の空気が接触する。このとき、第1パネルとケーシングの間に隙間があると、そこからパネル表面側に冷風が漏れ出てパネル表面や ケーシングを冷やすことになる。そこに、未調和の含湿空気が接触すると、結露が生じて汚れや雑菌の繁殖の原因となるといった問題が生じていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、結露を生じることなく、効率よく調和空気を吹き出すことが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、本発明に係る空気調和機は、空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、前記吹出口を覆うカバー体とを備え、前記カバー体は、吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りに回動自在に設けられ、少なくともカバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに前記カバー体と前記ケーシングの隙間を塞ぐシール手段が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、シール手段がカバー体とケーシングの隙間を塞ぐことにより、該隙間から調和空気が漏れ出るのを効果的に防止することが可能となり、結露が生じることなく、効率よく所望の方向に空気を吹き出すことができる。
シール手段としては、例えば、カバー体とケーシングとの間に両者の隙間を塞ぐシール材を配設し、常時、前記隙間を塞ぐようにすることができる。また、シール手段の別の態様として、カバー体が、吹出口を覆う本体部と、該本体部を延長する延長部とを備え、延長部は回動軸線を挟んで前記本体部の反対側に位置するように設けられ、カバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、延長部に当接して延長部とケーシングとの間の隙間を塞ぐ当接部がケーシングに設けられ、延長部と当接部とによってシール手段を構成することも可能である。これにより、カバー体の回動途中における摩擦をできるだけ少なくすることができる。
カバー体は、吹出口の上端縁近傍又は下端縁近傍のケーシングに回動可能に取り付けることができるが、吹出口上端縁近傍のケーシングに取り付けて、吹出口から水平方向に吹出そうとする調和空気の方向を吹出口の下方に導く際に、特に有効に効果を発揮することが可能となる。
カバー体は、吹出口の上端縁近傍に取り付ける場合、カバー体上端部において回動軸線周りに回動可能に取り付けられる。カバー体を吹出口の下端縁近傍に取り付ける場合は、カバー体下端部において回動軸線周りに回動可能に取り付けられる。カバー体は、本体部と延長部とから構成され、延長部は、回動軸線を挟んで本体部の反対側に位置するように設けられている。したがって、カバー体の本体部が吹出口を開放する方向に回動するときには、延長部はケーシングに接近する方向に回動することになり、延長部が当接部に当接して両者の隙間を塞ぐことができる。
本発明においては、吹出口を直接カバー体で覆うようにするほかに、吹出口の周辺部分まで覆う、充分な長さを有する導風パネルの一部としてカバー体を使用することも可能である。
具体的に、本発明では、空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、該ケーシングの吹出口及びその周辺部分を被覆する導風パネルとを備え、導風パネルは、吹出口から吹き出す空気を通過させる通気部を有し、吹出口周辺部分を被覆するパネル体と、通気部を塞ぐカバー体とから構成され、導風パネルは、その下端部において、吹出口の下端縁の近傍でケーシングに対して回動可能に取り付けられ、カバー体は、その上端部近傍において、ケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りにパネル体に対して回動自在に設けられ、少なくともカバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときにカバー体とケーシングの隙間を塞ぐシール手段が設けられた構成とすることができる。
上記構成によれば、シール手段がカバー体とケーシングの隙間を塞ぐことにより、該隙間から調和空気が漏れ出るのを効果的に防止することが可能となり、結露が生じることなく、効率よく所望の方向に空気を吹き出すことができる。本構成では、パネル体がケーシングを被覆する状態において、カバー体がパネル体の通気部を塞ぐことによって吹出口を閉鎖し、また、カバー体がパネル体の通気部を開放することで吹出口を開放することが可能となる。
シール手段としては、例えば、カバー体とケーシングとの間に両者の隙間を塞ぐシール材を配設し、常時、前記隙間を塞ぐようにすることができる。また、シール手段の別の態様としては、前述したように、カバー体が、通気部を塞ぐ本体部と、該本体部を延長する延長部とを備え、延長部は回動軸線を挟んで前記本体部の反対側に位置するように設けられ、カバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、延長部に当接して延長部とケーシングとの間の隙間を塞ぐ当接部がケーシングに設けられ、延長部と当接部とによってシール手段を構成することも可能である。これにより、カバーパネルの回動途中における摩擦をできるだけ少なくすることができる。
上記構成の空気調和機においては、導風パネルをケーシングに対して一体的に回動させて前方に向けることにより、導風パネルの充分な長さによって水平方向に遠方まで効率よく空気を送り出すことができ、また、パネル体はケーシングを被覆する姿勢のまま、カバー体のみパネル体に対して回動させることにより、通気部からの空気をケーシングの下方に吹き出させることが可能となる。これにより、運転モードに応じて効率よく調和空気を吹き出すことが可能となる。
そして、カバー体を回動させて下向きの姿勢をとったときに、延長部と当接部との隙間をシールすることにより、該隙間から調和空気が漏れ出るのを効果的に防止することが可能となり、冷房運転時において結露を生じることなく、効率よく所望の方向に空気を吹出すことができる。
また、上記構成の空気調和機において、延長部及びパネル体の少なくとも一方に、カバー体が通気部を塞ぐ姿勢をとったときに、延長部とパネル体の間の隙間をシールするシール材を配設することができる。これにより、導風パネルを一体的に回動させて前方に向けて吹出口から調和空気を吹き出させると、延長部とパネル体との間の隙間から調和空気が漏れることなく、導風パネルに沿ってより遠方まで調和空気を送り出すことができる。
さらに、導風パネル及びケーシングの一方に、導風パネルを一体的に回動させて吹出口を開放する姿勢をとったときに、導風パネルとケーシングの間の隙間をシールするシール材を配設すれば、導風パネルとケーシングとの間の隙間から調和空気が漏れることなく、より一層効率よく導風パネルに沿って遠方まで調和空気を送り出すことができる。
また、延長部及び当接部の少なくとも一方に、両者が接触する部分にシール材を配設すれば、カバー体に撓みが生じていたとしても、延長部と当接部との間の隙間を確実にシールすることが可能となる。
当接部は、延長部の回動軌道に介入するように形成すればよく、例えば、吹出口の上端縁又は下端縁に突状の当接部を形成することができる。そのほかには、カバー体をその上端部近傍において回動軸周りに回動自在とし、ケーシングの吹出口の上方に、ケーシング左右方向に延長部の回動を妨げない溝部を形成し、溝部の下壁部が延長部の回動軌道に介入して当接するように設定し、溝部の下壁部が当接部として機能するようにすることも可能である。
カバー体が、その上端部において回動軸線周りに回動可能に取り付けられる場合、回動軸線は吹出口よりも上方位置に設定するのが好ましい。上記構成によれば、当接部において延長部が直接当接する部分を吹出口と反対側の面に形成することが可能となり、これにより吹出口から吹き出す調和空気の風圧が延長部と当接部との当接部分に直接かかるのを防止して調和空気の漏れをより確実に抑えることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、ケーシングの吹出口を覆うカバー体を吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りに回動自在に設け、カバー体には回動軸線を挟んでカバー体の反対側の位置にカバー体に連接する延長部を設け、カバー体及び延長部が前記回動軸線周りに回動し、カバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、延長部に当接して延長部とケーシングの間の隙間を塞ぐ当接部をケーシングに設けたため、結露を生じることなく、効率よく調和空気を吹き出すことが可能となる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のセパレート型空気調和機の室内ユニットを示す断面図であり、図2はその斜視図である。
本実施形態における室内ユニット1は、図1及び図2に示すように、ケーシング2の上面に空気の吸込み口3が形成され、ケーシング2の前面下部に空気の吹出口4が形成されている。そして、吸込み口3から吹出口4に至るケーシング2の内部空気流通路には、熱交換器5が配置され、熱交換器5に囲まれて、その吹出口4側にクロスフローファンからなる室内ファン6が内蔵されている。
吹出口4には、縦ルーバ36aと横ルーバ36bとからなる風向変更装置36が設けられ、吹出口4から吹出す風の向きを変更することができるようになっている。この風向変更装置36は、公知の構造のものである。本発明では、この風向変更装置36とは別に、ケーシング2の前面に導風パネル7が設けられる。導風パネル7は、ケーシング2の前面下部から前面にかけて、吹出口4及びその周辺部分を被覆するように形成されている。すなわち、導風パネル7は、吹出口4よりも大きく形成されており、ケーシング2の前面のほぼ全域を覆う大きさとされている。従って、後述するように、導風パネル7が回動して調和空気を前方に吹き出す姿勢をとったときには、ルーバーとして充分な長さを確保することができ、調和空気を遠方まで効率よく送ることができる。
導風パネル7は、吹出口4から吹き出す空気を通過させるための通気部9aを有し、吹出口4周辺部分を被覆するパネル体9と、パネル体9の前方から通気部9aを塞ぐカバー体8とから構成されている。通気部9aは、パネル体9の下部に形成されている。本実施形態においては、パネル体9の下端に切り込みを形成し、これを通気部9aとしているが、このほかにもパネル体9に開口を形成し、これを通気部9aとすることもできる。
また、本実施形態では、通気部9aは吹出口4とほぼ同じ大きさに形成されている。カバー体8は、パネル体9とほぼ同じ幅で、通気部9aとほぼ同じ長さに形成されている。したがって、カバー体8は、通気部9aのみならず、通気部9aの両側に位置するパネル体部分9bをも被覆するようになっている。すなわち、カバー体8の裏面の左右両端部に凹部8aが形成されており、この凹部8aにパネル両端部9bが重ねられ、その状態で他の部分と面一になるように形成されている。
カバー体8は、パネル体9に対して、カバー体8の上端に設けられた回動軸11の軸線11a回りに回動可能に取り付けられている。すなわち、カバー体8の左右両端部に形成された凹部8aにそれぞれケーシング2の左右方向と平行に回動軸11が形成され、パネル両端部9bに図示しない軸受部が形成されている。軸受部は、吹出口4上端よりも上方位置で回動軸11を軸支している。なお、回動軸11をパネル両端部9b側に設け、軸受部をカバー体の左右凹部8a側に形成してもよい。
カバー体8は、通気部9aを塞ぐ本体部801と、本体部801を延長する延長部802とを備えており、本体部801と、延長部802とは回動軸11aを挟んで対向するように形成されている。
図3は、カバー体8が回動して通気部9aを開放した状態を示す断面図であり、図4はその斜視図である。ケーシング2において、吹出口4の上方にケーシング左右幅方向Aに溝部19が形成されている。これにより、カバー体8が回動して通気部9aを開放するときに、延長部802がケーシング2に接近する方向に回動するのを妨げない構造とされている。
そして、溝部19の下壁部が延長部802の回動軌道に介入して延長部802に当接するように設定され、当接部13として利用されている。本実施形態においては、ケーシング2に溝部19を形成し、その下壁部を当接部13としているが、溝部を設けずに吹出口4に突状の当接部を形成することも可能である。
カバー体8及び延長部802の回動軸線11aは、ケーシング2の吹出口4上端よりも上方位置に設定されており、これにより、当接部13において延長部802が当接する面を吹出口4とは反対側の面に形成することが可能となる。当接部13において、延長部802が当接する部分には、シール材14が配設されている。これにより延長部802が当接部13に当接したときに両者の間の隙間を完全にシールして塞ぐようになっている。
カバー体8には、回動軸11を中心とする扇状ギア15が設けられており、パネル体9がケーシングに接する状態のときに、扇状ギア15がケーシング内に設置された駆動ギア(図示せず)に噛合してカバー体8が回動するようになっている。
上述したように、カバー体8が通気部9aを開放するように回動するときに、延長部802はケーシング2に接近するように回動する。したがって、パネル両端部9bの上部は延長部802の回動軌道に干渉しないように湾曲した形状とされている。
パネル体9は、パネル両端部9bの下端部に形成された回動軸10の軸線10a周りにケーシング2に対して回動可能とされている。回動軸線10a及び回動軸線11aは、いずれも軸線方向がケーシング左右方向Aと平行になるように設定されている。
図5は、導風パネル7として、カバー体8とパネル体9とが一体的に回動軸線10a周りに回動して吹出口4を開放した状態を示す断面図であり、図6はその斜視図である。図5に示すように、導風パネル7を構成するパネル体9の左右両端部には、アーム16が取り付けられており、アーム16には回動軸10を中心として円弧状に湾曲するラック部16aが形成されている。
ラック部16aは、ケーシング2内に設置されている図示しないピニオンと噛合しており、ピニオンが駆動することによって導風パネル7が回動軸線10a周りに回動する。導風パネル7が吹出口4を開放する際には、カバー体8は通気部9aを塞ぐ姿勢のままでパネル体9とともに一体的に回動軸線10a周りに回動するようになっている。
パネル体8には、延長部802とパネル体8との間の隙間をシールするシール材17が配設されており、さらに、ケーシング2には導風パネル7とケーシング2との間の隙間をシールするシール材18が配設されている。
これにより、導風パネル7を一体的に回動させて前方に向けて吹出口4から調和空気を吹き出させるときに、導風パネル7とケーシング2との間の隙間及び延長部802とパネル体8との間の隙間から調和空気が漏れることがなく、導風パネル7に沿ってより遠方まで調和空気を送り出すことができる。なお、上記シール材14、17及び18の材質としては、弾性を有するものが好ましく、例えば、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂又はこれらの発泡体を適宜用いることができる。
[第2実施形態]
図7及び図8は、本発明の第2実施形態を示セパレート型空気調和機の室内ユニットの断面図であり、図1はカバー体が吹出口を塞いだ状態を、図2はカバー体が吹出口を開放した状態を、それぞれ示す。本実施形態においては、導風パネルを使用せずに、吹出口を直接カバー体で覆うようにした点が特徴とされている。
本実施形態における室内ユニット1は、図7に示すように、ケーシング2の前面下部に形成された吹出口4を覆うカバー体8を備えている。カバー体8は、カバー体上端に回動軸11が形成されており、ケーシング2の吹出口4上端よりも上方位置で回動軸11を受ける図示しない軸受部が形成されている。そして、カバー体8は、通気部9aを塞ぐ本体部801と、本体部801を延長する延長部802とを備えており、本体部801と、延長部802とは回動軸11aを挟んで対向するように形成されている。なお、回動軸11をケーシング2側に設け、カバー体8側に軸受部を形成してもよい。
ケーシング2において、当接部13の上方には、ケーシング左右幅方向に溝部19が形成されており、これにより延長部802の回動を妨げない構造とされている。当接部13において、延長部802が当接する部分には、シール材14が配設されている。これにより、図8に示すように、延長部802が回動軸線11a回りに回動して当接部13に当接したときに両者の間の隙間を完全にシールして塞ぐようになっている。
本発明の第1実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの断面図 図1の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットのカバー体が回動した状態を示す断面図 図3の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットの導風パネルが回動した状態を示す断面図 図5の室内ユニットの外観を示す斜視図 本発明の第2実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの断面図 図7における室内ユニットのカバー体が回動した状態を示す断面図
符号の説明
1 室内ユニット
2 ケーシング
3 吸込み口
4 吹出口
5 熱交換器
6 室内ファン
7 導風パネル
8 カバー体
801 本体部
802 延長部
8a 凹部
9 パネル体
9a 通気部
9b パネル両端部
10 第1回動軸
11 第2回動軸
13 当接部
14 シール材
15 扇状ギア
16 アーム
16a ラック部
17、18 シール材
19 溝部
A ケーシング左右方向

Claims (9)

  1. 空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、前記吹出口を覆うカバー体とを備え、前記カバー体は、吹出口の上端縁又は下端縁の近傍でケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りに回動自在に設けられ、少なくともカバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、前記カバー体と前記ケーシングの隙間を塞ぐシール手段が設けられたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記カバー体は、前記吹出口を覆う本体部と、該本体部を延長する延長部とを備え、前記延長部は前記回動軸線を挟んで前記本体部の反対側に位置するように設けられ、カバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、前記延長部に当接して延長部とケーシングとの間の隙間を塞ぐ当接部がケーシングに設けられ、前記延長部と当接部とによって前記シール手段が構成されたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 空気を吹き出す吹出口を有するケーシングと、該ケーシングの吹出口及びその周辺部分を被覆する導風パネルとを備え、前記導風パネルは、吹出口から吹き出す空気を通過させる通気部を有し、吹出口周辺部分を被覆するパネル体と、通気部を塞ぐカバー体とから構成され、前記導風パネルは、その下端部において、吹出口の下端縁の近傍でケーシングに対して回動可能に取り付けられ、カバー体は、その上端部近傍において、ケーシング左右方向と平行に設定された回動軸線周りにパネル体に対して回動自在に設けられ、少なくともカバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、カバー体とケーシングの隙間を塞ぐシール手段が設けられたことを特徴とする空気調和機。
  4. 前記カバー体は、前記通気部を塞ぐ本体部と、該本体部を延長する延長部とを備え、前記延長部は前記回動軸線を挟んで前記本体部の反対側に位置するように設けられ、カバー体が吹出口を開放する姿勢をとったときに、前記延長部に当接して延長部とケーシングの間の隙間を塞ぐ当接部がケーシングに設けられ、前記延長部と当接部とによって前記シール手段が構成されたことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
  5. 前記延長部及びパネル体の少なくとも一方に、カバー体が通気部を塞ぐ姿勢をとったときに、延長部とパネル体の間の隙間をシールするシール材が配設されたことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. 前記導風パネル及びケーシングの少なくとも一方に、導風パネルが回動して吹出口を開放する姿勢をとったときに、導風パネルとケーシングの間の隙間をシールするシール材が配設されたことを特徴とする請求項3、4又は5記載の空気調和機。
  7. 前記延長部及び当接部の少なくとも一方に、両者が接触する部分にシール材を配設したことを特徴とする請求項2、4又は5記載の空気調和機。
  8. 前記カバー体は、その上端部近傍において回動軸線周りに回動自在とされ、前記ケーシングの吹出口の上方に、ケーシング左右方向に前記延長部の回動を妨げない溝部が形成され、該溝部の下壁部が延長部の回動軌道に介入して当接するように設定され、前記溝部の下壁部が当接部として機能することを特徴とする請求項2、4、5又は7のいずれかに記載の空気調和機。
  9. 前記回動軸線が前記吹出口よりも上方位置に設定されたことを特徴とする請求項8記載の空気調和機。
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