JP4578527B2 - 運動用股付き衣類 - Google Patents

運動用股付き衣類 Download PDF

Info

Publication number
JP4578527B2
JP4578527B2 JP2007552454A JP2007552454A JP4578527B2 JP 4578527 B2 JP4578527 B2 JP 4578527B2 JP 2007552454 A JP2007552454 A JP 2007552454A JP 2007552454 A JP2007552454 A JP 2007552454A JP 4578527 B2 JP4578527 B2 JP 4578527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
crotch
exercise
main body
tightening portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007552454A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009034621A1 (ja
Inventor
千鶴 福與
望 清家
浩司 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacoal Corp
Original Assignee
Wacoal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacoal Corp filed Critical Wacoal Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4578527B2 publication Critical patent/JP4578527B2/ja
Publication of JPWO2009034621A1 publication Critical patent/JPWO2009034621A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D1/00Garments
    • A41D1/06Trousers
    • A41D1/08Trousers specially adapted for sporting purposes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D1/00Garments
    • A41D1/06Trousers
    • A41D1/08Trousers specially adapted for sporting purposes
    • A41D1/088Trousers specially adapted for sporting purposes with crotch reinforcement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/0015Sports garments other than provided for in groups A41D13/0007 - A41D13/088
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/18Elastic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/18Elastic
    • A41D31/185Elastic using layered materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B21/00Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices
    • A63B21/02Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices using resilient force-resisters
    • A63B21/055Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices using resilient force-resisters extension element type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B21/00Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices
    • A63B21/40Interfaces with the user related to strength training; Details thereof
    • A63B21/4023Interfaces with the user related to strength training; Details thereof the user operating the resistance directly, without additional interface
    • A63B21/4025Resistance devices worn on the user's body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D2400/00Functions or special features of garments
    • A41D2400/38Shaping the contour of the body or adjusting the figure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D2600/00Uses of garments specially adapted for specific purposes
    • A41D2600/10Uses of garments specially adapted for specific purposes for sport activities

Description

本発明は、着用者の体幹・下肢の運動をサポートする運動用股付き衣類に関する。
各種運動のパフォーマンスの向上には、下半身、特に骨盤から股関節にかけての骨盤帯の柔軟性や安定性が重要となる。近年では、下半身をサポートすることにより、運動パフォーマンスの向上を図った運動用股付き衣類が知られている。運動用股付き衣類に対するニーズは非常に根強いものがあり、ゴルフを例に挙げれば、日々の筋力トレーニングやストレッチなどをせずとも、クラブのスイングスピードを上げて飛距離を伸ばしたいと考えているユーザは、顕在的に数多く存在している。
運動用股付き衣類としては、例えば特許文献1に記載の下肢部保護衣料がある。この従来の運動用股付き衣類は、伸縮性を有する身頃と、身頃よりも強い緊締力を有するサポート部とを備えており、サポート部の第1ラインが大殿筋の上部から中殿筋及び大転子を通り、サポート部の第2ラインが中殿筋前部から大殿筋下部を通るようになっている。大転子を中心とする下肢部のサポートにより、歩行時などにおける脚部の前後方向の動きをスムーズ化し、体軸に対する重心のブレを防止している。
特開2006−322121号公報
ところで、上述した従来の運動用股付き衣類では、サポート部の第1ライン及び第2ラインが大転子の位置で交差しており、大転子に緊締力が直接作用する構成となっている。しかしながら、このような構成では、大転子に過剰な緊締力が作用し、骨盤帯の柔軟性がかえって阻害されてしまうという問題がある。そのため、従来の構成では、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動きが制限され、スイング動作などを行う各種の運動におけるパフォーマンスの向上効果が十分に発揮されないおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作を伴う各種の運動におけるパフォーマンスを十分に向上させることが可能な運動用股付き衣類を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る運動用股付き衣類は、着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、緊締部は、本体部の側部において、着用者の大転子の周囲を囲むように環状に形成された左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る運動用股付き衣類は、着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、緊締部は、本体部の側部において、着用者の大転子よりも上側を通る第1ラインと、着用者の大転子よりも下側を通る第2ラインとからなり、大転子の位置に接近するに従って第1ラインと第2ラインとの間隔が拡がることで、大転子の周囲を囲むように配置される左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る運動用股付き衣類は、着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、緊締部は、本体部の側部において、着用者の大転子の周囲を囲むように複数の緊締部を配置してなる左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴としている。
これらの運動用股付き衣類では、本体部よりも高い緊締力を有する第1緊締部が、着用者の大転子の周囲を囲むように形成されている。この第1緊締部は、大転子の周囲に存在する中殿筋、大殿筋、大腿筋膜張筋といった筋肉群の動きを助長し、骨盤帯の可動領域が広くなるように作用する。一方、第1緊締部は、大転子を直接的に圧迫せず、大転子自体は自在に動くことが可能となっている。したがって、これらの運動用股付き衣類では、大転子周りの筋肉群のサポートと、骨盤帯の柔軟性の確保の双方を実現でき、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作を伴う各種の運動におけるパフォーマンスを効果的に向上させることができる。
また、緊締部は、本体部の前部において、着用者の鼠蹊部に沿って延在すると共に第1緊締部に連結された帯状の第2緊締部を更に備えたことが好ましい。この第2緊締部は、着用者の骨盤帯を僅かに前傾させる作用を有する。このように、骨盤体が前傾姿勢を保つことで、体幹・下肢の動き易さの更なる向上が図られる。
また、緊締部は、本体部の後部において、着用者の腰部に対応する位置で第1緊締部同士を連結する第3緊締部を更に備えたことが好ましい。この第3緊締部は、着用者の腰部の位置を安定させ、運動時の快適性を高める。
また、第1緊締部は、大転子の周囲において、当該本体部における後部上側から前部下側にかけて延在していることが好ましい。運動時における大転子の位置は、人体の側方から見て、背面上側から前面下側にかけて斜めに動くことが多い。したがって、第1緊締部の延在方向を大転子の動き方向と合わせることで、体幹・下肢の動き易さを一層確保できる。
また、第2緊締部・第3緊締部は、複数の緊締部によって形成されていてもよい。このような構成であっても、上述した作用効果を奏することが可能である。
本発明に係る運動用股付き衣類によれば、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作を伴う各種の運動におけるパフォーマンスを十分に向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る運動用股付き衣類を示す斜視図である。 図1に示した運動用股付き衣類の正面図である。 図1に示した運動用股付き衣類の背面図である。 図1に示した運動用股付き衣類の側面図である。 図1に示した運動用股付き衣類を下方から見た斜視図である。 正面から見た人体下肢部の骨格群及び筋群を示す図である。 背面から見た人体下肢部の骨格群及び筋群を示す図である。 本発明の変形例に係る運動用股付き衣類を示す側面図である。 本発明の別の変形例に係る運動用股付き衣類を示す側面図である。 第1緊締部の機能試験結果を示す図である。 第1緊締部の別の機能試験結果を示す図である。 第1緊締部の幅についての確認試験結果を示す図である。 第2緊締部の機能試験結果を示す図である。 第3緊締部の機能試験結果を示す図である。 本発明の更に別の変形例に係る運動用股付き衣類を示す側面図である。 本発明の更に別の変形例に係る運動用股付き衣類を示す側面図である。
符号の説明
1,30,40,50,60…運動用股付き衣類、10…本体部、20…緊締部、21,31,61…第1緊締部、21a,61a…第1ライン、21b,61b…第2ライン、22,42,62…第2緊締部、23,43,63…第3緊締部、A…大転子位置。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る運動用股付き衣類の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る運動用股付き衣類を示した斜視図である。図2〜4は、図1に示した運動用股付き衣類の正面図、背面図、及び側面図である。また、図5は、図1に示した運動用股付き衣類を下方から見た図である。図1及び図5においては、着用状態における形状を示している。
図1〜図5に示すように、運動用股付き衣類1は、例えばゴルファーが練習を行う際、或いはコースでプレーを行う際などに、スイング速度をアップさせる目的で着用するスパッツ型のスポーツ用衣類である。
運動用股付き衣類1は、着用者の腰部から大腿部にわたって密着する本体部10と、本体部10の表側に縫合された帯状の緊締部20とを備えている。本体部10の左右は、前部10aから後部10bにかけての中央部分を通る縫着ラインL1によって互いに縫着されている。また本体部10の左右の裾部10cは、股部の中心で縫着ラインL1と交差する縫着ラインL2によって形成されている。本体部10のウエスト部10dには、例えばゴム入りのインサイドテープが通されており、着用時のウエストのフィット感が確保されている。
本体部10を構成する素材には、伸縮性を有する素材が用いられる。このような素材としては、例えばポリエステル混糸率82.9%、ポリウレタン混糸率17.1%のツーウェイリコットを用いることができる。この場合、着用者に対する運動用股付き衣類1の密着性が良好なものとなる。
緊締部20は、本体部10の側部に形成された第1緊締部21と、本体部10の股部付近に形成された第2緊締部22と、本体部10の後部に形成された第3緊締部23とによって構成されている。緊締部20は、本体部10よりも高い緊締力を有しており、その緊締力の作用により、第1緊締部21〜第3緊締部23があてがわれた部分の着用者の筋肉・骨格をサポートする機能を有している。緊締部20は、例えばナイロンの混糸率79%、ポリウレタンの混糸率21%のサテンパワーネットを本体部10に縫着することによって形成されている。
なお、緊締部20は、本体部10への縫着のほか、本体部10への貼り付けによって形成してもよく、本体部10に接ぎ合わせて形成してもよい。また、本体部10の編み方を変更したり、ウレタンなどの樹脂を塗布したりすることによって本体部10と一体的に形成してもよい。緊締部20における着圧は、例えば0.5kPa〜2.5kPaとすることが好ましい。
ここで、第1緊締部21〜第3緊締部23の説明に先立って、その緊締力が作用する主な骨格・筋肉について説明する。図6は、正面から見た人体下肢部の骨格群及び筋群を示す図である。図7は、背面から見た人体下肢部の骨格群及び筋群を示す図である。
図6及び図7に示すように、人体下肢部の骨盤帯は、寛骨・仙骨・尾骨からなる骨盤、及び股関節などを含んで構成されている。大転子は、大腿骨の上部に位置しており、股関節からやや外側に突出している。骨盤帯の可動には、多くの筋肉が関連しているが、本発明では、大殿筋、中殿筋、及び大腿筋膜張筋の3つの筋肉に着目している。大殿筋は、臀部の表層側において、骨盤下部と大腿骨上部とを結ぶように位置しており、中殿筋は、大殿筋の深部に位置している。大腿筋膜張筋は、太腿の前部から側部にかけて、大腿骨に沿って上下に延在している。
第1緊締部21は、着用者の大転子の周りの筋肉群をサポートする部分である。第1緊締部21は、図1及び図4に示すように、本体部10の側部において、左右一対に形成されている。第1緊締部21は、大転子に対応する位置A(以下、「大転子位置A」と称す)よりも上側を通る第1ライン21aと、大転子位置Aよりも下側を通る第2ライン21bとによって構成され、全体として大転子位置Aの周囲を囲むような環状をなしている。
第1ライン21a及び第2ライン21bは、本体部10における後部10bの上側から前部10aの下側にかけて斜めに延びており、着用状態において、着用者の大殿筋及び中殿筋の上部外側と大腿筋膜張筋の上部とを結ぶようにして、臀部及び大腿部を横断するようになっている。第1ライン21a及び第2ライン21bの幅は、例えば2.5cm〜6cmとなっており、より好ましくは、4cm〜6cmとなっている。
ここで、第1ライン21aは、緩やかな上向きのカーブをなしているのに対し、第2ライン21bは、緩やかな下向きのカーブをなしている。第1ライン21aと第2ライン21bとの間隔は、大転子位置Aに接近するに従って徐々に拡がるようになっている。これにより、第1ライン21aと第2ライン21bとの間には、本体部10が露出する部分(以下、当該部分を「サイドホール24」と称す)が形成されている。
サイドホール24は、長軸方向の両端が尖った略楕円状をなしており、第1ライン21a及び第2ライン21bの延在方向に対応するように、本体部10における後部10bの上側から前部10aの下側にかけて斜めに延在している。このサイドホール24は、大転子にかかる第1緊締部21の緊締力を緩和する部分として機能する。なお、サイドホール24に該当する部分の本体部10を構成する素材は、本体部10の他の部分よりも低い緊締力を有する素材を別途に用いてもよい。
第2緊締部22は、着用者の鼠蹊部をサポートする部分である。第2緊締部22は、図1及び図5に示すように、本体部10の前部10aにおいて、第1緊締部21の第1ライン21aと一体に、左右一対に形成されている。第2緊締部22は、第1ライン21aの下端部分から縫合ラインL2の上部にかけて、サイドホール24の長軸方向とほぼ平行に斜めに延びており、着用状態において、着用者の鼠蹊部に沿うようになっている。第2緊締部22の幅は、例えば3cm〜6cm程度となっている。
第3緊締部23は、左右の第1緊締部21,21を連結する部分である。第3緊締部23は、図3及び図4に示すように、本体部10の後部10bにおいて、第1緊締部21の第2ラインと一体に、左右一対に形成されている。第3緊締部23は、サイドホール24の長軸方向とほぼ平行に斜めに延びており、左右の第3緊締部23,23は、ウエスト部10d及びウエスト部10dの下側において、縫合ラインL1で互いに連結されている。第3緊締部23の幅は、例えば6〜8cm程度となっている。
このような運動用股付き衣類1では、着用状態において、第1緊締部21による緊締力が大転子の周囲に存在する中殿筋、大殿筋、及び大腿筋膜張筋といった筋肉群に作用し、着用者が体幹や両脚の動作を行おうとする際に、骨盤帯の可動領域が広がるようにサポートされる。第1緊締部21は、大転子位置Aの周囲を囲むように環状に形成されているため、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作が十分にサポートされる。
一方、環状の第1緊締部21の内側には、第1ライン21aと第2ライン21bとの間隔が大転子位置Aに接近するに従って徐々に拡がることにより、サイドホール24が形成されている。このようなサイドホール24の形成により、着用者の大転子が第1緊締部21によって直接的に圧迫されることはなく、大転子自体は自在に動くことが可能となっている。したがって、運動用股付き衣類1では、第1緊締部21による大転子周りの筋肉群のサポート、及びサイドホール24による骨盤帯の柔軟性の確保により、クラブやラケットのスイング速度といった各種の運動パフォーマンスを効果的に向上させることができる。
また、運動用股付き衣類1では、着用状態において、第2緊締部22による緊締力が鼠蹊部に沿って作用する。このため、着用者の骨盤帯が僅かに前傾するようにサポートされる。骨盤帯の前傾姿勢を維持することにより、体幹・下肢の動き易さをアップさせ、運動パフォーマンスの更なる向上が図られる。さらに、運動用股付き衣類1では、左右の第1緊締部21,21が、本体部10の後部10bに形成された第3緊締部23により、着用者の腰部に対応する位置で互いに連結されている。これにより、着用者の腰がふらつかずに安定し、運動時の快適性が高められる。
これに加え、運動用股付き衣類1では、大転子の周囲において、第1緊締部21が本体部10における後部10bの上側から前部10aの下側にかけて延在しており、サイドホール24の長軸が同方向に沿って斜めに延在している。このような形状は、人体の側方から見た場合の運動時における大転子の動きを考慮したものであり、第1緊締部21(サイドホール24)の延在方向を大転子の動き方向と合わせることで、体幹・下肢の動き易さを一層確保することが可能となる。
次に、本発明の変形例に係る運動用股付き衣類について説明する。図8は、変形例に係る運動用股付き衣類の側面図である。
図8に示すように、運動用股付き衣類30は、第1緊締部31が1つのラインで真円状に形成されている点で、第1緊締部21が第1ライン21a及び第2ライン21bによって長軸方向の両端が尖った略楕円状をなしている上記実施形態と異なっている。サイドホール32も、第1緊締部31の形状に対応して真円状となっている。その他の構成については、上記実施形態と同様である。
この運動用股付き衣類30においても、運動用股付き衣類1と同様に、第1緊締部31が大転子位置Aの周囲を囲むように環状に形成されているため、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作がサポートされる。また、サイドホール32の形成により、着用者の大転子が第1緊締部31によって直接的に圧迫されることはなく、大転子自体は自在に動くことが可能となっている。したがって、大転子周りの筋肉群のサポート、及び骨盤帯の柔軟性の確保により、各種の運動パフォーマンスを効果的に向上させることができる。
また、図9は、別の変形例に係る運動用股付き衣類を示す側面図である。図9に示すように、運動用股付き衣類40は、第2緊締部42及び第3緊締部43がそれぞれ、上側を通る第1ライン42a,43a及び下側を通る第2ライン42b,43bによって形成されている点で、第2緊締部22及び第3緊締部23が1つのラインで形成されている上記実施形態と異なっている。その他の構成については、上記実施形態と同様である。
すなわち、運動用股付き衣類40では、第2緊締部42の第1ライン42a及び第3緊締部43の第1ライン43aは、第1緊締部21の第1ライン21aと一体に形成され、サイドホール24の長軸方向とほぼ平行に斜めに延びている。また、第2緊締部42の第2ライン42b及び第3緊締部43の第2ライン43bは、第1緊締部21の第2ライン21bと一体に形成され、サイドホール24の長軸方向とほぼ平行に斜めに延びている。
この運動用股付き衣類40においても、運動用股付き衣類1と同様に、第1緊締部21が大転子位置Aの周囲を囲むように環状に形成されているため、体幹の回旋や、両脚の回旋・外転・内転といった三次元的な動作がサポートされる。また、サイドホール24の形成により、着用者の大転子が第1緊締部21によって直接的に圧迫されることはなく、大転子自体は自在に動くことが可能となっている。したがって、大転子周りの筋肉群のサポート、及び骨盤帯の柔軟性の確保により、各種の運動パフォーマンスを効果的に向上させることができる。
続いて、上述した運動用股付き衣類1の機能試験結果について説明する。
[第1緊締部の機能試験]
第1緊締部の機能試験では、まず、10名のモニターにゴルフクラブのスイングを行わせ、10回のスイング速度の平均を計測した。各モニターには、実施例として、運動用股付き衣類30と同様のサンプルを着用させた。また、従来例として、緊締部が全く形成されていないサンプルを着用させ、比較例として、サイドホールが形成されていない(大転子位置が緊締部で覆われる)サンプルを着用させた。図10は、その試験結果を示す図である。同図に示すように、10名のモニターの従来例に対するスイング速度の増加量の平均は、比較例では0.21m/sであったのに対し、実施例では0.53m/sであった。
次に、3名のモニターにゴルフクラブのスイングを行わせ、5回のスイングにおける腰の回旋速度の平均を計測した。各モニターには、上記と同様の実施例、比較例、従来例の3種のサンプルを着用させた。図11は、その試験結果を示す図である。同図に示すように、3名のモニターの腰の回旋速度の平均は、従来例では446.3deg/s、比較例では447.0deg/sであったのに対し、実施例では462.4deg/sであった。
以上の結果から、大転子位置に直接的に緊締力を加えると、従来例に比べてスイング速度の向上が見られるものの、腰の回旋速度には大きな変化がないことがわかった。このことから、比較例では、緊締力が筋肉に作用する一方で、骨盤帯の動きが阻害され、スイング速度の向上効果が十分に得られないことが確認できた。これに対し、実施例では、大転子の動きをフリーにすることで、骨盤帯の柔軟性を生かした自然なスイングが可能となり、スイング速度の向上効果が十分に得られることが確認できた。
[第1緊締部の幅についての確認試験]
この確認試験では、第1緊締部の幅が異なるサンプルを順次着用させた6名のモニターにゴルフクラブのスイングを行わせ、10回のスイング速度の増加量の平均を計測した。実施例1では、第1緊締部の幅を6.0cm(外径18.0cm、内径6.0cm)とし、実施例2では、第1緊締部の幅を4.0cm(外径18.0cm、内径10.0cm)とした。また、比較例1では、第1緊締部の幅を4.5cm(外径15.0cm、内径6.0cm)とし、比較例2では、第1緊締部の幅を2.5cm(外径15.0cm、内径10.0cm)とした。比較例3では、第1緊締部の幅を3.0cm(外径12.0cm、内径6.0cm)とした。
図12は、その試験結果を示す図である。同図に示すように、6名のモニターのスイング速度の増加量の平均は比較例1及び比較例2では、いずれも0.6m/sであり、比較例3では、0.3m/sであった。これに対し、実施例1では0.9m/s、実施例2では1.1m/sであった。この結果から、第1緊締部の幅は、2.5cm〜6cm程度とすることが好適であり、4cm〜6cm程度とすることがより好適であることが確認できた。なお、第1緊締部の外径は、本体部の形状の関係から18cm以下とすることが好ましく、第1緊締部の内径は、運動時の大転子の動きと着用者の体型の個人差とを考慮し、6cm以上とすることが好ましい。
[第2緊締部の機能試験]
第2緊締部の機能試験では、5名のモニターにゴルフクラブのスイングを行わせ、10回のスイング速度の増加量の平均を計測した。各モニターには、実施例として、第1緊締部及び第2緊締部が形成されたサンプルを着用させ、比較例として、第1緊締部のみが形成されたサンプルを着用させた。なお、実施例における第2緊締部の幅は、3.5cmとした。
図13は、その試験結果を示す図である。同図に示すように、5名のモニターのスイング速度の増加量の平均は、比較例では0.42m/sであったのに対し、実施例では0.54m/sであった。このことから、第2緊締部によって骨盤帯の前傾姿勢を維持させることが、運動パフォーマンスの向上に寄与することが確認された。
[第3緊締部の機能試験]
第3緊締部の機能試験では、5名のモニターにゴルフクラブのスイングを行わせ、テイクバックのとり易さ、及びスイング時の腰の捻り易さについて、10点を満点(基準点5点)とする主観評価を行った。各モニターには、実施例として、運動用股付き衣類1と同様のサンプルを着用させた。また、比較例1として、緊締部が全く形成されていないサンプルを着用させ、比較例2として、第1緊締部及び第2緊締部のみが形成されたサンプルを着用させた。
図14は、その試験結果を示す図である。図14(a)に示すように、テイクバックのとり易さについては、各モニターの評価の平均は、比較例1では5.0点、比較例2では6.6点であったのに対し、実施例では7.2点であった。また、図14(b)に示すように、スイング時の腰の捻り易さについては、各モニターの評価の平均は、比較例1では5.0点、比較例2では6.2点であったのに対し、実施例では7.4点であった。以上の結果から、第3緊締部による腰の安定化が、運動時の快適性の向上につながっていることが確認できた。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上述した運動用股付き衣類1,30,40では、第1緊締部21,31が大転子位置Aの周囲を完全に囲むようになっているが、例えば図15に示す運動用股付き衣類50のように、第1ライン21aの前側の端部と第2ライン21bの前側の端部との間、及び第1ライン21aの後側の端部と第2ライン21bの後ろ側の端部との間が途切れていてもよい。また、例えば図16に示す運動用股付き衣類60のように、複数の円形状の緊締部20を略ライン状に配置することにより、第1緊締部61の第1のライン61a及び第2のライン61b、第2緊締部62、及び第3緊締部63を形成するようにしてもよい。円形状の緊締部20は、1列とは限らず、メッシュ状に配列してもよい。複数の緊締部20の形状は、円形状の他、四角形、星形などとしてもよい。
緊締部20は、本体部10の裏側に設けてもよい。この場合、緊締部20が着用者の肌側に隠れるので、運動用股付き衣類1,30,40の見た目をすっきりさせることができる。また、上述した実施形態では、スパッツ型の股付き衣類を例示したが、スパッツ型のほか、例えばパンツ、ガードル、タイツ、ストッキングといった各種の股付き衣類にも適用可能である。

Claims (8)

  1. 着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、
    伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、
    前記本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、
    前記緊締部は、
    前記本体部の側部において、前記着用者の大転子の周囲を囲むように環状に形成された左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴とする運動用股付き衣類。
  2. 着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、
    伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、
    前記本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、
    前記緊締部は、
    前記本体部の側部において、前記着用者の大転子よりも上側を通る第1ラインと、前記着用者の大転子よりも下側を通る第2ラインとからなり、前記大転子の位置に接近するに従って前記第1ラインと前記第2ラインとの間隔が拡がることで、前記大転子の周囲を囲むように配置される左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴とする運動用股付き衣類。
  3. 着用者の下半身の少なくとも一部を被覆する運動用股付き衣類であって、
    伸縮性を有する素材によって形成された本体部と、
    前記本体部よりも高い緊締力を有する緊締部とを備え、
    前記緊締部は、
    前記本体部の側部において、前記着用者の大転子の周囲を囲むように複数の緊締部を配置してなる左右一対の第1緊締部を備えたことを特徴とする運動用股付き衣類。
  4. 前記緊締部は、前記本体部の前部において、前記着用者の鼠蹊部に沿って延在すると共に前記第1緊締部に連結された帯状の第2緊締部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の運動用股付き衣類。
  5. 前記緊締部は、前記本体部の後部において、前記着用者の腰部に対応する位置で前記第1緊締部同士を連結する第3緊締部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の運動用股付き衣類。
  6. 前記第1緊締部は、前記大転子の周囲において、当該本体部における後部上側から前部下側にかけて延在していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の運動用股付き衣類。
  7. 前記第2緊締部は、複数の緊締部によって形成されていることを特徴とする請求項4記載の運動用股付き衣類。
  8. 前記第3緊締部は、複数の緊締部によって形成されていることを特徴とする請求項5記載の運動用股付き衣類。
JP2007552454A 2007-09-12 2007-09-12 運動用股付き衣類 Active JP4578527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/067708 WO2009034621A1 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 運動用股付き衣類

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4578527B2 true JP4578527B2 (ja) 2010-11-10
JPWO2009034621A1 JPWO2009034621A1 (ja) 2010-12-16

Family

ID=40450974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007552454A Active JP4578527B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 運動用股付き衣類

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9596893B2 (ja)
EP (1) EP2186427B1 (ja)
JP (1) JP4578527B2 (ja)
KR (1) KR101359442B1 (ja)
CN (1) CN101754698B (ja)
CA (1) CA2629459C (ja)
HK (1) HK1145422A1 (ja)
TW (1) TWI439236B (ja)
WO (1) WO2009034621A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4762335B2 (ja) * 2009-09-14 2011-08-31 株式会社ゴールドウイン スポーツ用衣服
JP4918151B2 (ja) * 2010-03-31 2012-04-18 株式会社ワコール 股付き衣類
JP4601020B1 (ja) * 2010-05-14 2010-12-22 敬司 岡本 ボトム衣類
GB201103883D0 (en) * 2011-03-08 2011-04-20 Smith Aaron F Gilmore's groin & aductor support shorts
EP2842436B1 (en) * 2012-04-10 2017-12-20 Wacoal Corp. Crotched exercise garment
ITMI20120904A1 (it) 2012-05-24 2013-11-25 Freddy Spa Pantalone, in particolare un pantalone per modellare la natiche ed i fianchi femminili
ITMI20120907A1 (it) * 2012-05-24 2013-11-25 Freddy Spa Indumento per modellare le natiche ed i fianchi femminili, n particolare un indumento sportivo per danza o ginnastica
US9872526B2 (en) * 2012-12-13 2018-01-23 Marc Safran Brace for preventing symptoms of femoral acetabular impingement
WO2016019111A1 (en) * 2014-07-30 2016-02-04 Vf Imagewear, Inc. Pants configured for enhancing worker mobility
GB2533077B (en) 2014-08-22 2017-12-06 Speedo Int Ltd Swimming garments
DE102015217841A1 (de) 2015-09-17 2017-03-23 Adidas Ag Sportbekleidungsartikel mit Unterstützungselementen
USD809245S1 (en) * 2015-11-27 2018-02-06 Adidas Ag Garment
WO2017170272A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 東レ株式会社 衣類
KR200487825Y1 (ko) * 2017-02-23 2018-11-08 임호택 몸매 보정용 하의
USD827983S1 (en) * 2017-03-24 2018-09-11 Nike, Inc. Garment

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001192903A (ja) * 1999-04-21 2001-07-17 Wacoal Corp 衣 料
JP2005048332A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Goldwin Technical Center:Kk 運動用被服
JP2006144210A (ja) * 2004-10-19 2006-06-08 Onyone Kk スポーツウェア
JP2007016361A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Hiromi Hori 男性用下着
JP2007023465A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Mizuno Corp 運動用スパッツ

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US750187A (en) * 1904-01-19 Drawers
US2250218A (en) * 1940-04-13 1941-07-22 Cadous Esther Pantie
US2958327A (en) * 1957-03-29 1960-11-01 Gladys W Geissmann Foundation garment
US3298373A (en) * 1965-03-08 1967-01-17 Marchisella Americo Feminine foundation garment especially for separately shaping the individual buttocks of a wearer
US3542033A (en) * 1967-11-09 1970-11-24 Sarong Inc Action zone girdle
CH544518A (de) * 1971-11-11 1973-11-30 Tempelhof Hermann Hose, insbesondere Arbeitshose aus luftundurchlässigem Material
US4089064A (en) * 1976-01-19 1978-05-16 Chandler Jr Franklin Woodrow Protective athletic pants hose
US4625336A (en) * 1985-05-30 1986-12-02 Nike, Inc. Athletic garment
US4862523A (en) * 1988-01-11 1989-09-05 Sergei Lipov Buttock and leg support
US5201074A (en) * 1991-06-10 1993-04-13 Dicker Timothy P Exercise suit with resilient reinforcing
US5267928A (en) * 1992-05-12 1993-12-07 Brace International Rehabilitation device
JP2898225B2 (ja) * 1995-07-20 1999-05-31 キシ株式会社 体型補整機能裏地付き衣服
US5737773A (en) * 1997-02-20 1998-04-14 Dicker; Timothy P. Aerobic exercise garment
JP3012819B2 (ja) * 1997-04-01 2000-02-28 株式会社ワコール 下肢部保護衣料
GB9919969D0 (en) * 1999-08-24 1999-10-27 Courtaulds Textiles Holdings An undergarment
GB9929867D0 (en) * 1999-12-17 2000-02-09 Speedo International Limited Articles of clothing
US6430753B2 (en) * 1999-12-30 2002-08-13 Intermarketing Express Inc Reinforced undergarment
US6279161B1 (en) * 2000-01-19 2001-08-28 Steven E. Johnston Biographics: apparel that has moving graphics and patterns
TW475887B (en) * 2000-04-20 2002-02-11 Wacoal Corp Leg portions supporting wear
JP2002212814A (ja) 2000-11-09 2002-07-31 Combi Corp 脚力増強衣類
EP1342423B1 (en) 2000-12-11 2007-03-07 Wacoal Corp. Garment
US20040111781A1 (en) * 2001-01-29 2004-06-17 Jo Miyake Clothing
AU2003206656B2 (en) * 2002-02-08 2008-05-15 Brand Factory Swiss Gmbh Thermoregulating item of clothing and method for removing humidity from areas of the skin
US6874337B2 (en) * 2002-06-05 2005-04-05 Mizuno Corporation Underpant garment
US7730552B2 (en) * 2003-04-15 2010-06-08 Wacoal Corp. Pants garment
WO2004096105A1 (ja) * 2003-05-01 2004-11-11 Wacoal Corp. 股付き衣類
US7546751B2 (en) 2003-10-15 2009-06-16 Thomas Lutz Garment
US7670205B2 (en) * 2003-11-28 2010-03-02 Wacoal, Corp. Crotch-possessing corrective garment
DE102004006485A1 (de) * 2004-02-10 2005-08-25 Adidas International Marketing B.V. Bekleidungsstück
CN100466926C (zh) * 2004-05-20 2009-03-11 华哥尔株式会社 下身衣服
US20080196138A1 (en) * 2004-07-12 2008-08-21 Shinji Takeuchi Wear Provided with a Crotch Part
US7615027B2 (en) * 2004-07-22 2009-11-10 Nordt Development Co., Llc Support with framework fastened to garment
US7615023B2 (en) * 2004-07-22 2009-11-10 Nordt Development Co., Llc Donning support with framework fastened to garment
JP4018682B2 (ja) * 2004-09-21 2007-12-05 株式会社アシックス スパッツ
EP2193728B1 (en) * 2004-09-23 2019-11-20 Skins International Trading AG Method of manufacture of compression garments
ATE536109T1 (de) * 2004-12-21 2011-12-15 Smart Fitness Products Llc Vail Colorado Kleidungsstück mit verbesserter kniestütze
FR2879900B1 (fr) * 2004-12-24 2007-10-12 Promiles Sa Collant a effet localise de contention pour la pratique d'un sport
JP4294598B2 (ja) * 2005-01-26 2009-07-15 有限会社 中澤研究室 タイツ
US7087032B1 (en) * 2005-03-07 2006-08-08 Chieko Ikeda Controlling undergarment
JP2006322121A (ja) 2005-05-20 2006-11-30 Keio Gijuku 下肢部保護衣料
JP3924580B2 (ja) * 2005-05-27 2007-06-06 株式会社ワコール ボトム衣類
JP4673182B2 (ja) * 2005-10-18 2011-04-20 アサヒマカム株式会社 衣類
KR101202726B1 (ko) * 2006-02-27 2012-11-19 요시하루 하리모토 남성용 팬티
GB2444804B (en) * 2006-12-15 2009-04-01 Speedo Int Ltd Elasticated sports garments
JP4061336B1 (ja) * 2006-12-26 2008-03-19 株式会社ワコール 運動用衣類

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001192903A (ja) * 1999-04-21 2001-07-17 Wacoal Corp 衣 料
JP2005048332A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Goldwin Technical Center:Kk 運動用被服
JP2006144210A (ja) * 2004-10-19 2006-06-08 Onyone Kk スポーツウェア
JP2007023465A (ja) * 2005-06-13 2007-02-01 Mizuno Corp 運動用スパッツ
JP2007016361A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Hiromi Hori 男性用下着

Also Published As

Publication number Publication date
EP2186427A1 (en) 2010-05-19
CN101754698B (zh) 2015-06-03
TW200911152A (en) 2009-03-16
US9596893B2 (en) 2017-03-21
EP2186427B1 (en) 2017-02-08
US20100162466A1 (en) 2010-07-01
TWI439236B (zh) 2014-06-01
CA2629459A1 (en) 2009-03-12
KR101359442B1 (ko) 2014-02-07
EP2186427A4 (en) 2016-03-02
CA2629459C (en) 2014-04-08
HK1145422A1 (en) 2011-04-21
CN101754698A (zh) 2010-06-23
JPWO2009034621A1 (ja) 2010-12-16
WO2009034621A1 (ja) 2009-03-19
KR20100059743A (ko) 2010-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578527B2 (ja) 運動用股付き衣類
US11844385B2 (en) Articles of apparel providing enhanced body position feedback
TWI428095B (zh) 運動用衣服
US10314348B2 (en) Apparel with reduced friction zones
JP2019143290A (ja) 増強されたボディポジションフィードバックを提供するアパレル製品
WO2013153624A1 (ja) 運動用股付き衣類
WO2013111660A1 (ja) 衣服
US20140005010A1 (en) Exercise garment
US20030014804A1 (en) Workout garment
JP5290261B2 (ja) ゴルフ用上衣
US10624398B2 (en) Golf garment with shoulder joint support
JP4846349B2 (ja) スパッツ
US20140101826A1 (en) Girls' modesty garments
US20240065357A1 (en) Articles of Apparel Providing Enhanced Body Position Feedback

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4578527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250