JP4578371B2 - 監視情報取得装置 - Google Patents

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本発明は、監視情報取得装置に関し、特にSNMPネットワークを用いて監視情報を取得し、ネットワークマネージャに与える監視情報取得装置に関するものである。
図8は、従来の監視情報取得装置を用いたSNMPネットワークを示したもので、1は、監視情報取得装置を示し、この監視情報取得装置1は、IPネットワークNWを介してネットワークマネージャ2によってトラフィックが監視される構成になっている。
監視情報取得装置1は、さらに、警報監視情報収集部3とSNMP機能部4とで構成されている。SNMP機能部4は、さらに、メッセージ受付部41と状態変化情報処理部48とTRAP送信部43とMIB共通テーブル46とリクエスト受付処理部47とで構成されている。
このような従来の監視情報取得装置における動作を、図9に示したシーケンスも参照して以下に説明する。
まず、警報監視情報収集部3は、監視情報取得装置1の各監視項目の状態を常時収集し、例えば項目1の状態変化(以下、単に状変と称することがある。)を検出すると、状変通知(a)をSNMP機能部4のメッセージ受付部41へ送信する。メッセージ受付部41はさらにその状変通知を状態変化情報処理部48へ転送(b)すると、状態変化情報処理部48は、TRAP送信部43に対してTRAP送信依頼(c)を行うと同時にMIB共通テーブル46に対して項目1の状態変化情報の書込(j)を行う。なお、状態変化には警報発生も含むものとする。
TRAPの送信依頼(c)を受けたTRAP送信部43は、TRAP(d)をIPネットワークNWを経由してネットワークマネージャ2へ送る。これに応答してネットワークマネージャ2はリクエスト受付処理部47に対してGetリクエスト(f)を与えるので、リクエスト受付処理部47は、MIB共通テーブル46から、先に書込(j)を行った状態変化情報の読出(q)を実行し、Getレスポンス(g)としてネットワークマネージャ2に送信する。
別の監視項目2についても、上記のTRAP(d)、Getリクエスト(f)、読出(q)、及びGetレスポンス(g)が実行される。すなわち、1つの状変毎に同じシーケンスが実行される。
一方、ネットワーク装置側で収集しているMIBの値を、ネットワーク装置側からマネージャに転送することなく、特定のMIBがユーザの設定した閾値を超えた際の処理をネットワーク装置側で実行すると共に、収集しているMIBの値が、ユーザの指定した閾値を超え、ユーザの指定した処理が実行された際に、ユーザの指定した条件に基づき、マネージャへ通知するネットワーク装置がある。
特開平11-234274号公報
図8及び図9に示した従来の監視情報取得装置1では、状態変化が発生した場合、ネットワークマネージャ2へ1つの状変につきTRAP(通常TRAP)を1回送信しており、ネットワークマネージャ2はTRAPを受信したら、監視情報取得装置1へGetリクエスト(f)を発行し、Getレスポンス(g)を受信することにより各監視項目の状変詳細情報を認識していた。
しかしながら、監視情報取得装置1において状態変化または警報が一度に大量に発生した場合、上記のような従来例では監視項目毎のトラフィック管理は行っておらず、上記の動作を1状変毎に繰り返して行わなければならず、ネットワークトラフィック増大の要因となっていた。
また、状変が多発する要因としては、複数の監視項目を含む同一機能群や同一ユニット等から発せられる特定の監視情報の変化が大半を占めており、時折発生する他の監視情報の状態変化が大量のパケット送出によるタイムラグ発生によりネットワークマネージャでの状変検出が遅延したり、最悪の場合、パケット破棄や装置をリセットしなければならなくなるという課題もあった。
従って、本発明は、警報を含む状態変化が大量に発生した場合、ネットワークマネージャとの間で発生するネットワークトラフィックを軽減することができる監視情報取得装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る監視情報取得装置は、自装置の監視項目毎に状態変化の発生回数をカウントし、該発生回数が単位時間当たりの閾値を超過したか否かを判定する第1手段と、該発生回数が該閾値を超過するまでは該状態変化の通常TRAPをネットワークマネージャに発出すると共に該発生回数が該閾値を超過したときには、超過した事を知らせる状変多発中TRAPを該ネットワークマネージャに1回だけ発出し、その後該発生回数が該閾値未満に回復するまで該通常TRAPの発出を禁止する第2手段と、を備え、該第2手段は、該状態変化の発生回数が該閾値を超過していない場合であっても、その監視項目が属する上位機能群内の状態変化該発生回数が該上位機能群に対して設定された単位時間当たりの別の閾値を超過したとき、該ネットワークマネージャに対して該状変多発中TRAPを1回だけ発出し、その後、該発生回数が該別の閾値未満に回復するまで該上位機能群に属する全監視項目について、該通常TRAPの発出を禁止する手段を含むことを特徴としている。
本発明を図1に示したシーケンスで説明する。
まず、監視項目毎に対して状態変化が発生した場合、単位時間当たりの状態変化の発生回数GFが閾値Th(許容値)より低い場合(GF<Th)には、通常のTRAPを発生し、図9と同様にTRAP(d)、Getリクエスト(f)、読出(q)、及びGetレスポンス(g)をくり返す。
一方、単位時間内に当該監視項目の状態変化発生回数GFが閾値Thを超過した場合(GF≧Th)、監視情報取得装置1からネットワークマネージャ2へ閾値超過を意味する状変多発中TRAP(d)を1回だけ発出する。監視情報取得装置1では、この状変多発中TRAP(d)の発出以降、状変発生回数が閾値未満に回復するまで(GF<Th)、状態変化の情報をラッチ処理テーブル45に書き込み(m)、当該監視項目の状変発生に対する通常TRAPは発出させない。ネットワークマネージャ2は、状変多発中TRAP(d)を受信しても監視情報取得装置1へのGetリクエスト(f)は行わず、ユーザに対しては、例えば、「状変多発中」という状態のみ表示出力する。
また、各監視項目に対して設定される上記の単位時間、及び状変閾値は、該ネットワークマネージャから例えばユーザが任意に設定又は変更ができ、設定値又は変更値は第1手段にて管理する。
これにより、各監視項目に対して設定される単位時間や、状変閾値は、システムに影響させること無く処理に反映することが可能となる。
また、該第2手段が、当該監視項目又は、その上位機能群について該通常TRAPの発出を禁止していても、該監視項目を除くその他の監視項目又はその上位機能群(そこに属する各監視項目を除く)については、該通常TRAPの発出を禁止しない手段を含むことができる。
すなわち、各監視項目の状態変化を他の監視項目に影響させないようにするため、該第2手段は、全監視項目についてそれぞれ独立に管理する。上位機能群についても、そこに属する各監視項目の通常TRAP発出には影響するが、その他の項目については独立しており、通常TRAP発出状態に影響せずに、監視情報取得装置1からネットワークマネージャ2へ通常TRAPを送ることができる。
また、該第2手段が、当該監視項目について該通常TRAPの発出を禁止している間に発生した状態変化の情報をバックアップしておき、該通常TRAPの発出許可時に共通データベースに格納する手段を含むことができる。
すなわち、図1において、ある監視項目がTRAP禁止中の場合、例えばラッチ用MIBテーブル450へ監視項目情報をラッチ格納(m)しておき、TRAP発出許可状態となった時に、例えば、MIB共通テーブル46へ当該監視項目情報をコピー(n)する。
これにより、TRAP発出禁止中に発生し検出した状態変化又は警報の取りこぼしを無くすことができる。
さらに、該第2手段は、該発生回数が該閾値未満に回復したとき、該ネットワークマネージャへ回復TRAPを1回送信し、該ネットワークマネージャから該回復TRAPに伴うGetリクエストを受けたときには、該通常TRAPの発出禁止中に該共通データベースに格納された状態変化の情報を1回のみのGetレスポンスとして該ネットワークマネージャへ送信する手段を含むことができる。
すなわち、状変多発中の当該監視項目が上記閾値範囲内まで状変発生回数が回復したとき、ネットワークマネージャ2へ状変回復TRAP(d)を1回送信する。ネットワークマネージャ2は、状変回復TRAP(d)を受信したら、監視情報取得装置1へGetリクエスト(f)を発行し、これに応答して監視情報取得装置1は、MIB共通テーブル46に上記ラッチ格納(n)しておいた情報の読出(q)を行う。ネットワークマネージャ2は、その情報をGetレスポンス(g)により受け取り、ネットワークマネージャ端末等へ出力する。
従って、従来は、同一監視項目の状態変化が多発しても、1状態変化発生毎に通常TRAP発出→Getリクエスト→Getレスポンスというパケット送出処理を繰り返していたが、図1に示すように、TRAP通知を状態変化多発時の状変多発中TRAPを1回だけ送出し、状態変化回復時の状変回復TRAPを1回だけ送出し、状態回復TRAPを発行したときに1回のGetリクエスト→Getレスポンスパケットの送出のみで、当該監視項目の詳細を知ることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、状変発生回数が許容範囲内に回復するまで、監視情報取得装置は当該監視項目又はその上位機能群の状変発生に対する通常TRAPのは発出しないのでネットワークマネージャは、監視情報取得装置へのGetリクエストは行わず、ユーザに対しては、例えば「状変多発中」という状態のみ表示させることにより、同一監視項目によるネットワークトラフィックを軽減させることが可能となる。
図2は、本発明に係る監視情報取得装置の一実施例の構成を示したものである。この実施例においては、図8に示した従来例に対して、トラフィック管理テーブル44及びラッチ処理部45を設けると共に、状態変化情報処理部48の代わりにトラフィック監視制御部42を用いている点が異なっている。なお、文中のカッコ内記号は、各処理を表しており、図2のカッコ内記号と対応している。
この実施例の動作を、図3〜図7を参照して以下に説明する。
まず、警報監視情報収集部3は、監視情報取得装置1の監視項目毎に状態を常時収集しており、状態変化を検出すると、状変通知(a)をメッセージ受付部41へ送信する。メッセージ受付部41は、状変通知(a)をトラフィック監視制御部42へ転送(b)する。
トラフィック監視制御部42の動作:
このトラフィック監視制御部42での処理を、図3のフローチャートに沿って以下に説明する。
トラフィック監視制御部42は監視項目毎にトラフィック監視を行っている。このトラフィック監視は、図4に示したトラフィック管理テーブル44の当該監視項目の番号(1)、所属上位項目番号(2)、状態変化発生回数(3)、状変閾値(4)、状変計測実行状態(5)、及びTRAP発出フラグ(6)を確認することによって実行される。なお、所属上位項目番号(2)は最上位機能群(γ)には不必要なため設けられていない。
最初に、当該監視項目が状変計測中であるか否かを状変計測実行状態(5)によりチェックする(ステップS1)。非計測の場合は、MIB共通テーブル46へ当該監視項目情報の書込(j)を行い(ステップS7)、TRAP送信部43へ通常TRAPの送信依頼(c)を行う(ステップS8)。
状変計測中の場合は、最初にトラフィック管理テーブル44の状変カウンタ(3)を“1”だけカウントアップさせる(ステップS2)。このとき、当該監視項目が属する上位機能群(β)、(γ)の状変カウンタ(3)も“1”だけカウントアップさせる。
次に、状変カウンタ(3)=状変の発生回数GFが状変閾値(4)=Th未満であるか否かを判定する(ステップS3)。なお、このときの監視項目は小項目である。状変閾値(4)未満の場合、当該監視項目(1)が属する上位機能群(2)(例えば中項目(β))に対して、状変計測中及び状変閾値内であるか否かをチェックする(ステップS4,S5)。
この結果、上位機能群が非計測時又はその状変発生回数GFが状変閾値Th未満の場合、当該監視項目のTRAP発出フラグ(6)をチェックする(ステップS6)。TRAP発出許可中の場合は、MIB共通テーブル46へ当該項目情報の書込(j)を行い(ステップS7)、TRAP送信部43へ通常TRAPの送信依頼(c)を行う(ステップS8)。TRAP禁止中の場合は、ラッチ処理部45内のラッチ用MIBテーブル450へ当該監視項目情報の書込(m)を行う(ステップS9)。
上位機能群が状変計測中で、且つ状変閾値Thを超過した場合は、上位機能群(β),(γ)のTRAP発出フラグ(6)をチェックし(ステップS10)、TRAP発出許可中の場合は、TRAP発出フラグ(6)を“TRAP発出禁止”とする。このとき、当該機能群が属する全ての監視項目について、TRAP発出禁止に設定し、TRAP禁止中リストへ当該監視項目番号(1)を書き込む(ステップS11,S12)。次にTRAP送信部43へ“状変多発中TRAP”を送信依頼(c)し(ステップS13)、ラッチ用MIBテーブル450へ当該監視項目情報の書込(m)を行う(ステップS14)。
ステップS10で、上位機能群がTRAP発出禁止の場合は、ステップS14へ進んでラッチ用MIBテーブル450へ当該監視項目情報を書き込む。
ステップS3に戻って、当該監視項目が状変閾値Thを超過した場合、まず当該監視項目のTRAP発出フラグ(6)をチェックし(ステップS15)、“TRAP発出許可中”の場合は、上記のステップS11〜S14と同様にステップS16〜S19を実行し、当該監視項目がTRAP発出禁止の場合は、ステップS19へ進んでラッチ用MIBテーブル450へ当該監視項目情報を書き込む。
なお、上記のステップS4では、上位機能群として中項目(β)についてチェックを行ったが、図4のトラフィック管理テーブル44の要素(2)に示すように、中項目(β)のチェックに続いて大項目(γ)のチェックも同様に行えばよい。従って「監視項目」には、小項目(γ)の上位機能群(β)及び(γ)も含み得る。
次に、単位時間通知用タイマハンドラ5から“単位時間タイムアウト通知”を受信したときのトラフィック監視制御部42の動作を説明する。
まず、単位時間および単位時間タイマハンドラ5について、図2を参照して説明する。
単位時間通知用タイマハンドラ5は、所定の単位時間毎にトラフィック監視制御部42へ“単位時間タイムアウト通知”(e)を送信している。タイムアウト後は自分自身でのタイマ再起動はできない。タイマの起動・再起動(r)はトラフィック監視制御部42が行う。
この単位時間はトラフィック管理テーブル44内に設定されており(図4(7))、単位時間通知用タイマハンドラ5は単位時間タイムアウト毎にこれの読出(q)を行い、次の周期のタイムアウト時間を決めている。
単位時間は、任意のタイミングでユーザがネットワークマネージャ2より設定変更できる。すなわち、ネットワークマネージャ2から設定変更のSetリクエスト(h)が、監視情報取得装置1のリクエスト受付処理部47に送られ、リクエスト受付処理部がこれをさらにトラフィック管理テーブル44の単位時間格納領域(7)へ書込(o)する。単位時間が変更された場合、新単位時間の適用のタイミングは、現単位時間タイムアウト後の次の単位時間からとなる。
次に、単位時間毎のTRAP発出状態について、図5の例を使って説明する。一例として、監視項目“A”の状変閾値Thを「20」とする。
まず、単位時間(1)では状変カウンタ=5であり、状変閾値Thの範囲内であるため通常TRAP発出は許可となる。次の単位時間(2)において、状変カウンタが「20」を超え最終的に「30」となったが、通常TRAP発出状態は、単位時間(2)の途中であっても状変カウンタが閾値Th=20を越えた時点でTRAP発出禁止となる。
単位時間(3)では、単位時間(2)からの通常TRAP発出禁止状態が継続しており、また単位時間(2)のタイムアウト時の状変カウンタが「25」で閾値超過したため、次の単位時間(4)も引き続き通常TRAP発出禁止となる。単位時間(4)では、通常TRAP発出禁止状態が継続中であり、状変カウンタは閾値範囲内であるが単位時間(4)タイムアウトまでは状変計測中のため通常TRAP発出は禁止となる。単位時間(4)のタイムアウト時点において、状変カウンタが閾値範囲内であるため、次の単位時間(5)からは通常TRAP発出許可となる。
次に、トラフィック監視制御部42が単位時間タイムアウト通知を受信した時の処理を、図2及び図6を参照し説明する。
トラフィック監視制御部42は、単位時間タイマハンドラ5から、単位時間毎に単位時間タイムアウト通知(e)を受信すると(ステップS21)、TRAP禁止中リスト420に登録されている監視項目番号を順次読出し(ステップS22,S23)、該当項目毎に次の処理を行う。
当該監視項目について、トラフィック管理テーブル44の状変カウンタが閾値(Th)範囲内であるか否かをチェックする(ステップS24)。閾値範囲内である場合、トラフィック管理テーブル44のTRAP発出フラグ(6)を“TRAP発出許可中”に設定し(ステップS26)、TRAP送信部43へ状変回復TRAPの送信依頼(c)を行う(ステップS27)。これにより、TRAP禁止中項目リスト420から当該監視項目番号が削除される(ステップS28)。
次に、ラッチ処理部45へ当該監視項目についてのラッチOFF通知(i)を送信する(ステップS29)。ラッチ処理部45はラッチOFF通知(i)を受信したら、ラッチ用MIBテーブル450の当該項目情報を、MIB共通テーブル46へコピー(n)を行う。コピー(n)後、ラッチ用MIBテーブル450の当該項目情報はクリアされる。ステップS25で、当該監視項目が閾値超過である場合は、何も処理を行わない。
TRAP禁止中リスト内の全ての監視項目に対する処理が完了したら(ステップS30)、トラフィック管理テーブルの全項目の状変カウンタ(3)の発生回数GFをすべて“0”にクリアする(ステップS31)。
上記処理完了後、単位時間タイマハンドラ5を再起動(r)させる。
ネットワークマネージャの動作:
次に、ネットワークマネージャ2の動作について、図1及び図7(1)〜(3)を参照して説明する。
(1)監視情報取得装置1より通常TRAPを受信した場合(ステップS41)、監視情報取得装置1の当該監視項目のGetリクエスト(f)を送信する(ステップS42)。監視情報取得装置1からはGetリクエスト(f)に対するGetレスポンス(g)が通知され(ステップS43)、ネットワークマネージャ2へ結果を表示させる(ステップS44)。
(2)状変多発中TRAP(閾値超過TRAP)を受信した場合(ステップS51)、ネットワークマネージャ2の内部で当該項目の“状変多発中”状態を保持しておき(ステップS52)、ネットワークマネージャ2には“状変多発中(当該監視項目名または番号)”を表示させる。この表示は、次に当該監視項目の状変回復TRAPを受信するまで表示させる(ステップS53)。
(3)状変回復TRAPを受信した場合(ステップS61)、ネットワークマネージャ2の内部で保持していた当該監視項目の“状変多発中”状態をクリアする(ステップS62)。次に、監視情報取得装置1へ当該監視項目のGetリクエスト(f)を送信し(ステップS63)、監視情報取得装置1からGetリクエスト(f)に対するGetレスポンス(g)を受信する(ステップS64)。ネットワークマネージャ2の“状変多発中”表示を消去し、Getレスポンス(g)の結果を表示させる(ステップS64)。
なお、上記実施例によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって様々の変更が可能なことは明らかである。
(付記1)
監視項目毎に状態変化の発生回数をカウントし、該発生回数が単位時間当たりの閾値を超過したか否かを判定する第1手段と、
該発生回数が該閾値を超過するまでは該状態変化の通常TRAPをネットワークマネージャに発出すると共に該発生回数が該閾値を超過したときには、超過した事を知らせる状変多発中TRAPを該ネットワークマネージャに1回だけ発出し、その後、該発生回数が該閾値未満に回復するまで該通常TRAPの発出を禁止する第2手段と、
を備えたことを特徴とする監視情報取得装置。
(付記2)付記1において、
該第2手段は、該状態変化の発生回数が該閾値を超過していない場合であっても、その監視項目が属する上位機能群内の状態変化発生回数が該上位機能群に対して設定された単位時間当たりの別の閾値を超過したとき、該ネットワークマネージャに対して該状変多発中TRAPを1回だけ発出し、その後、該発生回数が該別の閾値未満に回復するまで該上位機能群に属する全監視項目について、該通常TRAPの発出を禁止する手段を含むことを特徴とする監視情報取得装置。
(付記3)付記1又は2において、
各閾値が、該ネットワークマネージャから任意に設定または変更が可能であることを特徴とした監視情報取得装置。
(付記4)付記1又は2において、
該単位時間が、該ネットワークマネージャから任意に設定または変更可能であることを特徴とした監視情報取得装置。
(付記5)付記1又は2において、
該第2手段が、当該監視項目について該通常TRAPの発出を禁止していても、該監視項目を除くその他の監視項目については、該TRAPの発出を禁止しない手段を含むことを特徴とした監視情報取得装置。
(付記6)付記5において、
該第2手段が、当該監視項目について該通常TRAPの発出を禁止している間に発生した状態変化の情報をバックアップしておき、該通常TRAPの発出許可時に共通データベースに格納する手段を含むことを特徴とした監視情報取得装置。
(付記7)付記6において、
該第2手段は、該発生回数が該閾値未満に回復したとき、該ネットワークマネージャへ回復TRAPを1回送信し、該ネットワークマネージャから該回復TRAPに伴うGetリクエストを受けたときには、該通常TRAPの発出禁止中に該共通データベースに格納された状態変化の情報を1回のみのGetレスポンスとして該ネットワークマネージャへ送信する手段を含むことを特徴とする監視情報取得装置。
(付記8)付記1、2、5、6、又は7において、
該監視項目が、その上位機能群を含み、該状態変化が警報の発生を含むことを特徴とする監視情報取得装置。
本発明に係る監視情報取得装置の動作概念を示したシーケンス図である。 本発明に係る監視情報取得装置の一実施例を示したブロック図である。 本発明に係る監視情報取得装置におけるトラフィック監視制御部の処理動作を示すフローチャート図である。 本発明に係る監視情報取得装置に用いられるトラフィック管理テーブル構成例を示した図である。 本発明に係る監視情報取得装置における単位時間毎のTRAP発出状態を説明するための図である。 本発明に係る監視情報取得装置におけるトラフィック監視制御部の単位時間タイムアウト受信処理動作を示すフローチャート図である。 本発明に係る監視情報取得装置におけるネットワークマネージャの処理動作を示すフローチャート図である。 従来の監視情報取得装置の構成例を示したブロック図である。 図8の従来例による動作シーケンスを示した図である。
符号の説明
1 監視情報取得装置
2 ネットワークマネージャ
3 警報監視情報収集部
4 SNMP機能部
41 メッセージ受付部
42 トラフィック監視制御部
420 TRAP禁止中項目リスト
43 TRAP送信部
44 トラフィック管理テーブル
45 ラッチ処理部
450 ラッチ用MIBテーブル
46 MIB共通テーブル
47 リクエスト受付処理部
5 単位時間通知用タイマハンドラ
NW IPネットワーク
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

  1. 自装置の監視項目毎に状態変化の発生回数をカウントし、該発生回数が単位時間当たりの閾値を超過したか否かを判定する第1手段と、
    該発生回数が該閾値を超過するまでは該状態変化の通常TRAPをネットワークマネージャに発出すると共に該発生回数が該閾値を超過したときには、超過した事を知らせる状変多発中TRAPを該ネットワークマネージャに1回だけ発出し、その後、該発生回数が該閾値未満に回復するまで該通常TRAPの発出を禁止する第2手段と、
    を備え、該第2手段は、該状態変化の発生回数が該閾値を超過していない場合であっても、その監視項目が属する上位機能群内の状態変化発生回数が該上位機能群に対して設定された単位時間当たりの別の閾値を超過したとき、該ネットワークマネージャに対して該状変多発中TRAPを1回だけ発出し、その後、該発生回数が該別の閾値未満に回復するまで該上位機能群に属する全監視項目について、該通常TRAPの発出を禁止する手段を含むことを特徴とする監視情報取得装置。
  2. 請求項1において、
    該第2手段が、当該監視項目について該通常TRAPの発出を禁止していても、該監視項目を除くその他の監視項目については、該TRAPの発出を禁止しない手段を含むことを特徴とした監視情報取得装置。
  3. 請求項において、
    該第2手段が、当該監視項目について該通常TRAPの発出を禁止している間に発生した状態変化の情報をバックアップしておき、該通常TRAPの発出許可時に共通データベースに格納する手段を含むことを特徴とした監視情報取得装置。
  4. 請求項3において、
    該第2手段は、該発生回数が該閾値未満に回復したとき、該ネットワークマネージャへ回復TRAPを1回送信し、該ネットワークマネージャから該回復TRAPに伴うGetリクエストを受けたときには、該通常TRAPの発出禁止中に該共通データベースに格納された状態変化の情報を1回のみのGetレスポンスとして該ネットワークマネージャへ送信する手段を含むことを特徴とする監視情報取得装置。
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