JP4578355B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品、特に女性の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品に関する。
従来、女性の陰唇間の空間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、その肌当接面が直接陰唇間と密着して装着されるものであり、その防漏性が高められている。また、この種の吸収性物品は、通常、陰唇間の空間に挟まれて、その挟持力で装着状態が維持されている。従って、使用者の身体の動き等により、装着位置がずれてしまう場合があり、その高い密着性及び防漏性が発揮できないおそれがある。
また、陰唇間における装着状態を維持することが可能なフラップ付き陰唇間パッドが提案されている。
例えば、特許文献1において、横長矩形のミニシート片が、縦長の陰唇間パッドの非肌当接面側に且つその両側縁それぞれからはみ出すように取り付けられて一対のフラップ部を形成されており、一対のフラップ部それぞれの肌当接面側に粘着剤が塗布されており、陰唇間パッドが陰唇間に介在された状態で、一対のフラップ部それぞれを大陰唇の表面に接着されるようになされている陰唇間パッドが開示されている。
再表2002−94150号公報
特許文献1記載の陰唇間パッドは、一対のフラップ部により使用者の身体に接着されており、その装着位置がずれないようになされている。しかし、一対のフラップ部は、該パッドに部分的に取り付けられているので、使用者の動きが激しい場合には、該パッドの肌当接面と陰唇間との密着性が維持できないおそれがある。
また、比較的少量の体液であれば該パッドのみで吸収保持することができるものの、排泄される体液の量が多い場合には、該パッドの外へ体液が漏れてしまうおそれもある。
従って、本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る陰唇間に挟んで使用される吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収層及び防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体を有し、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、前記吸収性本体の全周縁から延出する環状延出部を有しており、該環状延出部は、前記吸収性本体の長手方向及び幅方向に伸縮性を有しており、該環状延出部の肌当接面側には粘着部が設けられている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品によれば、使用者の身体の動きに柔軟に追従して密着し、防漏性に優れている。
以下、本発明の吸収性物品の好ましい本実施形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
本実施形態の吸収性物品1は経血の吸収パッドであって、図1〜図3に示すように、吸収層10及び防漏層11を備えた実質的に縦長の吸収性本体12を有し、陰唇間に挟んで使用される。吸収層10は、液透過性の表面シート2と液保持性の吸収体4とから形成されており、防漏層11は、防水性の裏面シート3からなる。
また、本物品1は、吸収性本体12の全周縁から延出する環状延出部5を有しており、環状延出部5は、吸収性本体12の長手方向及び幅方向に伸縮性を有しており、環状延出部5の肌当接面側には粘着部6が設けられている。本明細書において、環状延出部5の長手方向は、吸収性本体12の長手方向と一致しており、環状延出部5の幅方向は、吸収性本体12の幅方向と一致している。
本実施形態の吸収性物品1について詳述すると、吸収性本体12は、図1及び図3に示すように、その幅方向中央部が着用者の肌側に向かって隆起した尾根部を形成しており、女性の陰唇間の空間に安定して挟まり易い形状を有している。該隆起している部分の高さは、図1に示すように、長手方向の前端部から急激に高くなり、その後長手方向の後端部に向け漸次傾斜しながら低くなっている。吸収性本体12は、中実であり、略同形の吸収体4を有している。
表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、平面視において楕円形状であって、その前端部が幅広となっている。また、吸収体4は、図3に示すように、表面シート2と裏面シート3との間に挟持固定されており、平面視形状が、表面シート2と略相似形である。
表面シート2は、吸収体4の周縁より延出した部分において、図3に示すように、後述する粘着部6を介して裏面シート3と接合されている。
本実施形態の吸収性本体1における環状延出部5について、更に説明すると、環状延出部5は、図2及び図3に示すように、吸収性本体12の全周縁から延出した裏面シート3から形成されている。環状延出部5の平面形状は、吸収性本体12と略相似形である。環状延出部5の前方部は幅広となっていて、使用者の腹側に当接し易い形状を有しており、環状延出部5の後方部は、その先端が細くなっていて、使用者のヒップ部に当接し易い形状を有している。
吸収性本体12は、環状延出部5を形成している裏面シート3の上に載置されており、その位置は、図2に示すように、幅方向中央且つ長手方向の中央であって、やや前方寄りに配されている。
環状延出部5の少なくとも非肌当接面側は防水性を有しており、生理用品自主基準に準拠した下記の防水試験において、環状延出部5が染み出しを生じない。
・防水試験
ろ紙を平らな台の上に載せ、コンゴーレッド溶液(コンゴーレッド0.2gをイオン交換水に溶解し、全容積を100mLに調整した液)1mLを、スポイト等を用いて、該ろ紙のほぼ中央部に静かに流下し、環状延出部5を、該ろ紙の上に、該環状延出部5の非肌当接面側の面を該ろ紙に向けて載せ、次いで、直径50mmの滲出確認用ろ紙(ADVANTEC製、No.2)2枚を、環状延出部5の肌当接面側の面の上に載せ、1分間静置し、該滲出確認用ろ紙の中央部に、直径50mmの円柱状で重さが200gの重りを載せたとき、環状延出部5を通って該滲出確認用ろ紙に前記コンゴーレッド溶液が滲出するか否かを確認する。
尚、参考評価法であるが、十分に大きな試験片が採取可能な場合、具体的には150mm×150mmの試験片が切り出せる場合は、更にJIS L1092(静水圧法、B法)に準拠した耐水圧試験によって、耐水性の程度を耐水圧として測定が可能である。このときの好ましい耐水圧は70g/cm2以上、より好ましくは100g/cm2以上である。
裏面シート3は、このような防水性を有しているので、装着されている本物品1の外側から、裏面シート3を通って吸収性本体12へ水が入り込むことが防止されると共に、吸収性本体12に吸収された体液が、裏面シート3を通って本物品1の外側へ漏れることが防止されている。入浴程度の時間であれば、本物品1を装着し水中で使用することが可能である。また、生理中の女性が排泄する経血量は、通常、1時間当たり2〜4cc程度である。入浴中に排泄される体液の量がこの程度であれば、本物品1で十分に吸収保持することができる。また入浴時の身体の動き程度であれば、前記防水性裏面シートによって浴槽内のお湯が裏面シート3を通じて/あるいは環状延出部5と身体との隙間を通じて本物品1に侵入して来る危険は少ない。
前述した参考評価法である耐水圧試験は、以下のように行われる。環状延出部5を形成している裏面シート3から、15×15cmの試験片を採取し、試験片の非肌当接面側が水に接する様にし、その反対面にろ紙、金網、水受け容器とを重ね、試験装置に取り付ける。以下、前記B法に従って耐水圧試験機の所定の方法で、しみ出しを生じる圧力を測定して耐水圧とする。
また、環状延出部5は、低荷重においても優れた伸張性を有し且つ該荷重が除かれた後には、優れた回復性を有することが好ましい。そこで、環状延出部5は、下記の方法で測定される伸張率が、吸収性本体12における長手方向で30%以上且つ幅方向で25%以上であり、且つ、下記の方法で測定される残留ひずみ率が、吸収性本体12における長手方向で5%以下且つ幅方向で5%以下であることが好ましい。
・伸張率
伸張される方向と直交する方向の長さが20mmの環状延出部5からなる試験片を用い、該試験片の伸張される方向に所定の間隔をあけた2点に印を付け、該2点間の長さを測定してL1とし、前記2点それぞれの外側における該試験片の端部を摘み、該端部それぞれを、無荷重から漸次荷重を増加しながら荷重が100cNとなるまで反対方向に引っ張り、荷重100cNにおける前記2点間の長さを測定してL2とし、式(L2−L1)/L1×100から求められる値を伸張率とする。環状延出部5は、該伸張率の値が高い程、伸張性が優れている。
・残留ひずみ率
前述した伸張率の測定において、荷重100cNの状態で伸長状態にある環状延出部5の試験片を用い、漸次荷重を減少しながら無荷重となるまで、伸張している該試験片を縮ませ、無荷重における前記2点間の長さを測定してL3とし、式(L3−L1)/L1×100から求められる値を残留ひずみ率とする。環状延出部5は、該残留ひずみ率の値が低い程、荷重が除かれた後の回復性が優れている。
詳細を以下に説明する。
前記伸張率及び残留ひずみ率それぞれの評価の考え方は、JIS1018(メリヤス生地試験方法)を参考にして、例えば、以下のように行う。
1)試験片の準備:環状延出部5から十分な試験片を切り出せる場合は、引っ張り方向100mm、該引っ張り方向と直交する幅方向20mmでサンプリングする。(製品から切り出す場合など)引っ張り方向の長さが取れない場合、幅は20mm、長さは取れる範囲で切り出す。尚、引っ張り方向は、製品長手方向で測定する場合は長手方向と一致し、製品幅方向で測定する場合は幅方向と一致する。
また、試験片に身体装着用の接着剤が塗布されている場合、各種有機溶剤(トルエン、キシレン、酢酸エチル、各種アルコール、ベンジンなど)に浸漬して接着剤を洗い落とし、ドラフトで室温放置して乾燥後測定することが、基材自体の機械特性を測る上で好ましいが、後述の如く粘着剤塗布量が多い場合、事実上洗い落としが困難であり、かつ機械特性に影響を及ぼすことになるので、実使用上の特性把握のためそのまま測定することも可能である。
2)測定
2−1)伸張率:オリエンテック製テンシロン引っ張り試験機を用い、前記1)で準備した試験片をチャック間にはさむ。このとき、標準長さで試験片が準備可能な場合は、チャック間距離を70mmで設定し、長さがとれない場合、挟める範囲で最大限長く設定する。いずれの場合も、チャック挟持部分で試験片が滑ってズレない様、チャック内側に両面テープをつけるなど滑り止めの工夫をすることが好ましい。尚、このとき試験片がたるみをもたないよう、また斜めにならず垂直に挟まる様慎重に位置決めをする。
チャック挟持後、マジックでサンプルの上下方向に2点印をつける。標準長さの場合、印は50mm開いた位置(上下チャックからそれぞれ10mm内側)に、長さが短い場合はとれる範囲で最大長さになるようつける。
以上の準備の後、テンシロンを引張速度200mm/分、停止荷重を100cN(荷重100cN位置でそのまま停止する設定)で設定して、測定を行う。
測定は、装置停止後に前述の2点間の距離を定規で実測する。元の2点間距離をL1、伸張後をL2とすると、伸張率は、
伸張率=(L2−L1)/L1×100(%)である。
同様の測定を3回行い、その平均値を代表値に用いる。
尚、テンシロン引っ張り試験機で出力されるチャートを用い、チャック間距離の変化を読み取ることで、同様に伸張率を測定することも可能である。
2−2)残留ひずみ率:2−1)で説明した伸張率測定後に試験片をそのまま10分保持する。その後速度100mm/分、停止荷重0cNで設定して試験片を0荷重まで戻す。このときの2点間距離を実測し(L3)、以下の通り残留ひずみを算出する。
残留ひずみ率=(L3−L1)/L1×100(%)
ここで戻し速度を遅くするのは正確に0cNで停止させ、行きすぎないようにするためで、戻り速度自体はひずみの大きさに直接影響しない。
また、前記伸張率測定と同様に、3回測定の平均を代表値とし、チャートの読みからひずみを簡便に算出することも可能である。ただし0cN荷重付近ではチャートが寝ており、読み取り誤差が大きくなるので、チャートのレンジを拡大する、戻り速度を更に遅くするなどの工夫を適宜行う必要がある。
環状延出部5は、このような伸縮性を有しているので、使用者の日常生活における身体の動きに柔軟に追従することが可能である。環状延出部5は、後述する粘着部6を介して、使用者の身体に接着された状態において、使用者が姿勢を変えたり、動いている間においても、環状延出部5と身体との高い密着性が維持されるようになされている。
本実施形態において、環状延出部5は、吸収性本体12の全周縁から延出した裏面シート3から形成されており、裏面シート3はこのような伸縮性を有しているが、吸収性本体12の下に位置している裏面シート3の部分は、粘着部6を介して表面シート2と全周にわたって接着されて固定されている。
本実施形態の吸収性物品1において、粘着部6は、環状延出部5における全周縁の内側に連続的に形成されていることが、防水性を高める上で好ましく、本実施形態においては、図2及び図3に示すように、裏面シート3の肌当接面側の略全体に、粘着剤が塗布されて形成されている。
また、該粘着剤は、肌側に接着するために、少なくとも1)安全で、肌に対して刺激性が少ないこと、2)使用中はずれない程度の接着性があり、かつ外すときに痛くないこと、の2つの要件を満足する必要がある。この様な特性を満たす粘着剤としては、例えば、再表2002−94160号公報明細書に記載のものが挙げられる。即ち1.含水ゲルの湿潤粘弾性を利用して適度な範囲の粘着性を持たせた粘着剤である。この他2.アクリル系の非含水型の粘着剤、3.シリコーン系粘着剤、4.ゴム系の粘着剤などが利用可能である。前記1は、具体的には、水性高分子、架橋剤、可塑剤、水分から成るゲル粘着剤等が挙げられる。詳述すると、水性高分子はゼラチン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルアルコール、カルボキシルメチルセルロース等が挙げられ、架橋剤としては塩化カルシウム、硫酸マグネシウムのような水溶性金属塩が一般的に使用され、可塑剤としてはグリセリン、ワックス、パラフィンなどが挙げられる。
前記2は、各種アクリレート系ポリマー、またはスチレン−アクリレートブロックポリマーを主成分としたもの。前記3は、シリコーン生ゴム(主鎖がSi−O−Si)を主成分とする、ゴム状の粘着剤、前記4は、a)天然ゴムを加硫、アクリル系成分を付加処理するなどの方法で適当な粘弾性と粘着特性を与えたものの他、b)ネオプレン、イソプレン、ブチレンなどのゴム成分単独、又はスチレンブロックを導入したゴム状物質を主成分とする。前記2、3又は4いずれも、可塑剤、粘着付与剤で粘着力を調整して用いることが可能である。
好ましい粘着剤の塗布坪量は、用いる粘着材の特性によって大きく異なる。
本願に関わる吸収性物品の好ましい実施形態においては、肌の動きや変形に十分追随し、隙間なく密着していられるだけの柔軟性や変形性が必須であり、更に好ましくは入浴の際にお湯の侵入を防げる防壁になる。このためには通常の粘着剤に比べ低粘性(低接着力)の粘着剤を、厚く塗るのが次の観点で有利である。第1に、粘着剤の膜厚が厚い分ゴム的な柔軟性が増し、肌の凹凸に追随する変形性が得られるので(表面タック-べたべたした粘着力-が大きくなくても)肌に接着しやすく、はがしやすいという特性を調整しやすい。第2に、同様の理由で粘着剤部分のゴム的な柔軟性/変形特性が強まるため、身体の動きや変形への追随性が高まる。更に第3に、膜が厚い分お湯の侵入を防ぐ防水壁としての機能が高まる。
以上より、好ましい実施形態における粘着剤塗工坪量は、前記1、2、3又は4いずれの組成においても40〜200g/cm2で、更に好ましくは60〜150g/cm2である。
尚、前記2、3又は4の粘着剤の場合、本物品1の用途として防水性よりも粘着性が求められる場合には、膜厚をあまり厚くせず、その分接着力を強める剤設計として、粘着剤塗工坪量を20〜100g/cm2、好ましくは30〜80g/cm2とするような設計も可能である。
また、裏面シート3の周縁近傍には、粘着剤が塗布されていないドライエッジが形成されている。
本物品1の装着時には、吸収性本体12の周囲において、環状延出部5と使用者の肌とが、粘着部6によって密着し接着されているので、吸収性本体12に吸収された体液が、使用者の運動時等にも、吸収性本体12から環状延出部5の肌当接面側を伝わって、本物品1の外側へ漏れること防止され、且つ使用者が入浴等により本物品1が水中にある状態においても、本物品1の外側から吸収性本体12へ水が入り込むことが防止されている。
本実施形態の吸収性物品1を平面視した場合、本物品1の装着状態が維持され且つ環状延出部5と使用者の肌との密着性を高める観点から、環状延出部5における周縁の内側に連続的に形成される粘着部6の面積は、環状延出部5の面積に対して55%以上であることが好ましく、70%以上であることが特に好ましい。製造上の簡便さ、並びに入浴でのお湯の侵入防止を最優先で考える場合は、粘着部6の塗工面積は100%、即ち環状延出部5と一致しているのも好ましい。本実施形態においては、前述したように、前記ドライエッジの部分をのぞいて、環状延出部5の略全面に粘着部6が形成されている。
また、本実施形態において、環状延出部5は吸収性本体12の全周縁から延出した裏面シート3から形成されているが、環状延出部5の面積は、裏面シート3から吸収性物品12が載置されている部分を除いた面積である。
また、本実施形態の吸収性物品1において、吸収性本体12と身体との密着性をより高める観点から、表面シート2の周縁内側の部分に、図2及び図3に示すように、補助粘着部61が設けられている。補助粘着部61は、粘着剤が表面シート2の周縁内側に連続的に塗布されて形成されている。補助粘着部61は、同じ幅で塗布されていることが好ましく、具体的には、その幅は5〜10mmであることが好ましい。現実的には本体と相似形で塗工形状を作ること自体が難しいので、略10mm程度延出した楕円形、矩形、多角形などの非相似パターンであってもよい。補助粘着部61に塗布されている粘着剤は、粘着部6に塗布されているものと同じでも良いし、異なっていても良い。好ましい一例として、前述した各種組み合わせのうち、例えば補助粘着部61は比較的強接着の薄膜粘着剤(たとえばアクリル系、塗工坪量30g/cm2)とし、粘着部6は比較的弱接着の厚膜粘着剤(例えばシリコーン系、塗工坪量85g/cm2)とし、外側はゴム状で柔らかくつき、内側は剥がれない様比較的しっかりつく、というように機能分担しても良い。
本実施形態の吸収性物品1について、更にまた説明すると、図1及び図2に示すように、本物品1の長手方向の前端部に、陰唇間への装着及び取り外しを容易とする摘み部13が設けられている。摘み部13は、環状延出部5における長手方向前端部の幅方向中央部が前方に延出して形成されている。摘み部13には、粘着部6は形成されていない。
また、本物品1の包装時には、粘着部6を含む肌当接面側全体に、剥離紙が載置粘着されて、使用時まで保護されている。装着に際しては、剥離紙を剥離し、本物品1が装着される。
本実施形態の吸収性本体12の寸法は、長さが12cm、幅が6cm、厚さが2cmそれぞれを超えない大きさとなることが、女性の陰唇間に挟まれ陰唇部と密着して体液の漏れを防ぐ上で好ましく、更に好ましい範囲は長さが6〜10cm、幅が2〜4cm、厚さが0.6〜1.5cmである。長さ及び幅は、吸収性本体12の長手方向又は幅方向それぞれの最大の値である。厚みは、例えばピーコック製卓上厚みゲージによって、適当な大きさの測定用プレートを載せて2.5g/cm2荷重下の厚みを測定される。
環状延出部5の大きさは、長さが12〜22cm、更に好ましくは14〜18cmであって、幅が4〜15cm、更に好ましくは6〜12cmであることが、使用者の動きを妨げず且つ体液が漏れないように吸収性本体12を挟んだ陰唇部の周囲を覆う上で好ましい。長さ及び幅は、環状延出部5の長手方向又は幅方向それぞれの最大の値である。また、環状延出部5は、吸収性本体12の周縁から15〜40mm延出して形成されていることが好ましい。
本実施形態の吸収性物品1を構成する各部材について説明すると、環状延出部5を兼ねている裏面シート3の形成材料としては、伸縮性を有し従来の吸収性物品において用いられているものを各種使用できるが、特に、伸縮性を有する不織布と樹脂シートとの積層体、又はウレタン樹脂、ポリオレフィン、またはこれらの複合樹脂からなるシートが好ましい。中でも、高い防漏性を必要としない用途では、ウレタン樹脂のメルトブローン層の両側にオレフィンエラストマー樹脂スパンボンド不織布を貼り合わせ、一体的にエンボス結合したSMSが柔らかい感触の面で好ましく、高い防漏性を必要とする用途ではウレタン系またはオレフィンエラストマー(メタロセン触媒重合ポリエチレンなどで形成したエラストマー)樹脂を押し出し成型した坪量30〜60g/cm2のフィルムが好ましい。
これらのシートにおける、その他の好ましい形態について以下更に詳述する。
前記積層体は、伸縮性を有する不織布の非肌当接面側に、同じく伸縮性を有する防水性の樹脂シートが接合されて形成されており、その縦横方向だけでなく、面内の何れの方向にも伸縮性を有している。
前記伸縮性を有する不織布としては、例えば、以下に説明するものが好ましい。裏面シート3を形成する不織布は、図4(a)及び(b)に示すように、非肌当接面側に配される第1層33と肌当接面側に配される第2層34とが積層されて所定パターンの接合部35で部分的に接合された積層シートからなる。前記積層シートの第1層33と第2層34の接合部35は、いわゆる千鳥状のパターンで配されており、個々の接合部35は、それぞれ平面視円形で不連続に形成されている。接合部35は、圧密化されており、前記積層シートにおける他の部位に比して厚みが小さく且つ密度が大きくなっている。
第2層34は、第1層33との接合部35以外の部分が肌側に凸状をなしている。即ち、前記積層シートを平面視した場合において、第2層34の接合部35同士間に位置する部分(詳細には、四隅部に接合部35を有する略矩形状部分)が凸状(ドーム状)をなしており、それにより、多数の凸部36が裏面シート3の肌当接面側に形成されている。各凸部36の内部は、第2層34を構成する繊維で満たされており、また、接合部同士間における第2層34と第1層33との界面は、接合はされていないが全域に亘って密着した状態とされている。
次に、前記不織布を形成している第1層33及び第2層34を構成する繊維について詳述すると、第1層33を構成する繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなり且つ熱収縮性を有するものが用いられる。また該繊維は、エラストマー的挙動を示すものが用いられる。そのような繊維の例としては、潜在捲縮性繊維が挙げられる。潜在捲縮性繊維は、加熱される前は、従来の不織布用の繊維と同様に取り扱うことができ、且つ所定温度での加熱によって螺旋状の捲縮が発現して収縮する性質を有する繊維である。潜在捲縮性繊維を用いることで、熱収縮性とエラストマー的挙動の両者を同時に発現させることができる。
潜在捲縮性繊維は、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維からなる。その例としては、特開平9−296325号公報や特許2759331号明細書に記載のものが挙げられる。
第2層34を構成する繊維としては、熱可塑性ポリマー材料からなる繊維が好適に用いられる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。またこれらの熱可塑性ポリマー材料の組み合わせからなる芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維も用いることができる。また第2層34を構成する繊維として、実質的に熱収縮性を有しないか、又は前述した第1層33を構成する繊維の熱収縮温度以下で熱収縮しないものを用いる。前記繊維の繊度は、具体的な用途にもよるが、0.5〜20dtex、特に1.0〜10dtexであることが、繊維の製造の容易さの点、及び吸収性物品の構成部材として用いる場合に良好な感触を発現させる点から好ましい。
第1層33及び第2層34には、前記以外の繊維、例えばレーヨン、コットン、親水化アクリル系繊維などの吸水性繊維、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル単繊維などの疎水性繊維等を混綿することもできる。
第1層33を構成する繊維の集合体の形態としては、(1)潜在捲縮性繊維を含み且つカード法によって形成されたウエブ、または(2)熱収縮性を有する不織布として、熱融着法によって形成された不織布、水流交絡法によって形成された不織布、ニードルパンチ法によって形成された不織布、溶剤接着法によって形成された不織布、スパンボンド法によって形成された不織布、メルドブローン法によって形成された不織布が挙げられる。ここで、熱収縮性を有する不織布とは、所定温度での加熱によって収縮する性質の不織布のことである。更に、(3)熱収縮性を有するネットが挙げられる。
一方、第2層34を構成する繊維の集合体の形態としては、例えばカード法によって形成されたウエブ、熱融着法によって形成された不織布、水流交絡法によって形成された不織布、ニードルパンチ法によって形成された不織布、溶剤接着法によって形成された不織布、スパンボンド法によって形成された不織布、メルトブローン法によって形成された不織布、又は編地などが挙げられる。第2層34が、カード法によって形成されたウエブの形態である場合には、不織布に、嵩高で且つ該ウエブを構成する繊維で満たされた凸部36が形成され、また該繊維が凸部36に沿うように配向する。一方、第2層34が不織布又は編地の形態である場合には、中空のドーム状の凸部36が形成される。特に、第2層34が、カード法によって形成されたウエブを用いて構成されていると、第2層34が極めて疎な構造となり、本発明の吸収体2は、粘度の高い液の透過や保持が可能となる。また吸収体2を厚み方向へ圧縮させたときの圧縮変形性も高くなる。
カード法によって形成されたウエブとは、不織布化される前の状態の繊維集合体のことである。つまり、不織布を製造する際に用いられるカードウエブに加えられる後処理、例えばエアスルー法やカレンダー法による加熱融着処理が施されていない状態にある、繊維同士が極めて緩く絡んでいる状態の繊維集合体のことである。カード法によって形成されたウエブを第2層に用いる場合に、第2層34と第1層33を接合させると同時に、または接合させた後、第2層34中の繊維同士を、熱融着若しくは溶剤による接着又は機械的に交絡させる。
伸縮性を有する前記防水性の樹脂シートとしては、以下に説明するものが好ましい。前記防水性の樹脂シートは、前述した各種エラストマー樹脂を用いることができる。たとえばウレタン系エラストマー樹脂として日本合成樹脂(株)製「フレックマー」を用いて、35g/cm2のフィルムを押し出し成型したものを前記ウエブと複合一体化したものが、フィルムに十分な伸縮性がありかつ透湿性も有するため好ましい。
また、前記ウレタン樹脂からなるシートは、その縦横方向だけでなく、平面内の何れの方向にも伸縮性を有しており、また、該シートは防水性を有している。ウレタン樹脂からなるシートとしては、前述した複合シートに用いるフィルムをそのまま用いることが可能である。
本実施形態の吸収性物品1は、その装着時には、女性の陰唇間にはさまれ、吸収性本体12の肌当接面が該陰唇間と好ましく密着して着用される。吸収性本体12の吸収層10は、柔らかく、陰唇間の形状に従って柔軟に変形し当接する。吸収性本体12における肌当接面側の幅方向中央部の前記尾根部が、女性の陰唇間の空間の奥へ配されて使用されるので、排泄された体液が、該尾根部に沿って長手方向に移動するようになされており、吸収性本体12全体で体液の吸収がなされる。本物品1は、その長手方向の前端部側を着用者の腹側にして装着される。
また、吸収性本体12が陰唇間の空間に挟まれると共に、環状延出部5は陰唇部の周囲を覆うように、使用者の肌に密着し接着される。環状延出部5の粘着部6を、肌に接着する際には、環状延出部5にシワを生じさせないようにすることが、環状延出部5と肌との間の密着性を維持する上で好ましい。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、環状延出部5が粘着部6を有しているため、本物品1の装着位置が維持される。また、環状延出部5が伸縮性を有しているため、本物品1は、使用者の身体の動きに柔軟に追従して、密着し防漏性に優れており、更に水中においても使用可能である。
また、表面シート2の周縁内側に、補助粘着部61が設けられており、本物品1の装着位置の維持性及び本物品1と使用者の肌との密着性が更に高められている。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品における環状延出部及び裏面シートは、防水性を有しているが、液透過性を有していても良い。この場合、下着の内側に装着固定された生理用ナプキン等を併用することが好ましい。
また、本発明の吸収性物品は、経血の吸収パッドであっても良いが、失禁パッド等であっても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の吸収性物品の表側からみた平面図である。 図3は、図2のX−X線断面図である。 図4は、第1実施形態の吸収性物品における裏面シートの要部を示しており、(a)は要部の斜視図であり、(b)は(a)のY−Y線拡大断面図である。
符号の説明
1 吸収性物品
10 吸収層
11 防漏層
12 吸収性本体
13 摘み部
2 表面シート
3 裏面シート
33 第1層
34 第2層
35 接合部
36 凸部
4 吸収体
5 環状延出部
6 粘着部
61 補助粘着部

Claims (6)

  1. 吸収層及び防漏層を備えた実質的に縦長の吸収性本体を有し、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、
    前記吸収性本体の全周縁から延出する環状延出部を有しており、
    前記環状延出部は、前記吸収性本体の長手方向及び幅方向に伸縮性を有しており、該環状延出部の肌当接面側には粘着部が設けられており、
    前記環状延出部における長手方向前端部に前方に延出する摘み部を有しており、該摘み部には、前記粘着部は形成されておらず、
    前記吸収性本体は、着用者の肌当接面に、幅方向中央部が着用者の肌側に向かって隆起した尾根部を形成しており、該尾根部の高さは前記摘み部側から長手方向後方に向け漸次低くなっており、
    前記環状延出部は、その平面視形状において、前記摘み部側が幅広となっており、長手方向後方に向け先細り形状となっている吸収性物品。
  2. 前記環状延出部の少なくとも非肌当接面側は防水性を有しており、生理用品自主基準に準拠した下記の防水試験において、前記環状延出部が染み出しを生じない請求項1記載の吸収性物品。
    ・防水試験
    ろ紙を平らな台の上に載せ、コンゴーレッド溶液(コンゴーレッド0.2gをイオン交換水に溶解し、全容積を100mLに調整した液)1mLを、該ろ紙のほぼ中央部に静かに流下し、前記環状延出部を、該ろ紙の上に、該環状延出部の非肌当接面側の面を該ろ紙に向けて載せ、次いで、直径50mmの滲出確認用ろ紙 (ADVANTEC製、No.2)2枚を、該環状延出部の肌当接面側の面の上に載せ、1分間静置し、該滲出確認用ろ紙の中央部に、直径50mmの円柱状で重さが200gの重りを載せたとき、該環状延出部を通って該滲出確認用ろ紙に前記コンゴーレッド溶液が滲出するか否かを確認する。
  3. 前記粘着部は、前記環状延出部における全周縁より内側に連続的に形成されており、該全周縁近傍に形成されておらず、
    前記環状延出部は、前記全周縁近傍に、前記粘着部が設けられていないドライエッジを有している請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記粘着部の面積は、前記環状延出部の面積に対して55%以上であり、該粘着部の塗工坪量は、40〜200g/cm2である請求項3記載の吸収性物品。
  5. 前記環状延出部は、下記の方法で測定される伸張率が、前記吸収性本体における前記長手方向で30%以上且つ前記幅方向で25%以上であり、
    且つ、下記の方法で測定される残留ひずみ率が、前記吸収性本体における前記長手方向で5%以下且つ前記幅方向で5%以下である請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
    ・伸張率
    伸張される方向と直交する方向の長さが20mmの前記環状延出部からなる試験片を用い、該試験片の伸張される方向に所定の間隔をあけた2点に印を付け、該2点間の長さを測定してL1とし、前記2点それぞれの外側における該試験片の端部を摘み、該端部それぞれを、無荷重から漸次荷重を増加しながら荷重が100cNとなるまで反対方向に引っ張り、荷重100cNにおける前記2点間の長さを測定してL2とし、式(L2−L1)/L1×100から求められる値を伸張率とする。
    ・残留ひずみ率
    前記伸張率の測定において、荷重100cNの状態で伸長状態にある前記試験片を用い、漸次荷重を減少しながら無荷重となるまで、伸張している前記試験片を縮ませ、無荷重における前記2点間の長さを測定してL3とし、式(L3−L1)/L1×100から求められる値を残留ひずみ率とする。
  6. 前記環状延出部が前記吸収性本体の全周縁から延出した前記防漏層から形成されている請求項1〜5の何れかに記載の吸収性物品。
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