JP4576294B2 - 回路基板検査装置 - Google Patents

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本発明は、回路基板に対して所定の電気的検査を実行する回路基板検査装置に関するものである。
この種の回路基板検査装置として、特開2001−235500号公報において出願人が開示した回路基板検査装置が知られている。この回路基板検査装置は、基板保持機構、検査用プローブおよび制御部などを備えて、回路基板についての電気的検査を実行可能に構成されている。この場合、基板保持機構は、回路基板を載置可能な載置台、および載置台の内部の空気を吸い出すエアポンプを備えて構成され、載置台に載置された回路基板を吸着によって保持する。
特開2001−235500号公報(第3頁、第1図)
ところが、上記の回路基板検査装置には、改善すべき以下の課題がある。すなわち、この回路基板検査装置では、吸着によって回路基板を載置台に保持させている。この場合、例えば、複数個取りの回路基板には、一般的に、導体パターン等が形成されていないフラットな余白部分が外周縁部に形成されている。このため、この種の回路基板を載置台に載置した際には、この余白部分が載置台の載置面に密着して回路基板が確実に保持される。一方、複数個取りの回路基板を個々の回路基板に切断するときには、余白部分も一緒に切断される。このため、切断後の単一の回路基板をこの載置面に載置した際には、余白部分が存在しない結果、吸着による保持が困難となる。この場合、この種の単一の回路基板を確実に保持するために、出願人は、特開平11−304885号公報において開示している回路基板検査装置を既に開発している。しかしながら、単一の回路基板および上記した複数取りの回路基板の双方を検査するためには、この回路基板検査装置および上記した回路基板検査装置の2台の回路基板検査装置を用いる必要があり、検査コストが高騰するという課題が存在する。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、検査コストを低減し得る回路基板検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の回路基板検査装置は、回路基板を保持する回路基板保持装置を備えて当該回路基板に対して所定の電気的検査を実行する回路基板検査装置であって、前記回路基板保持装置は、前記回路基板を吸着して保持するための第1吸気経路を有する第1保持板、前記回路基板の角部を対角線方向に押圧する押圧部を有して当該回路基板を保持する第2保持板と、前記第1保持板および前記第2保持板を入れ替えて装着可能な装着部が形成されると共に当該装着部に装着された前記第1保持板の前記第1吸気経路に連通する第2吸気経路が形成された本体部と、前記装着部に装着された前記第2保持板の前記押圧部を駆動させる駆動部とを備えて構成され、前記第1保持板は、開口部が形成されると共に、当該開口部の外周部を取り囲むように形成されて前記回路基板の外周縁部を載置可能な段部を有する載置部を備え、かつ当該載置部の上面に前記第1吸気経路の吸気口が形成されて構成され、当該載置部に載置されている前記回路基板の前記外周縁部を前記吸気口からの空気の吸引によって吸着して保持する
また、請求項2記載の回路基板検査装置は、請求項1記載の回路基板検査装置において、前記第1保持板への前記回路基板の吸着を補助するためのシート体を前記装着部に向けて移動させる移動機構を備え、前記移動機構は前記駆動部によって駆動させられる。
請求項1記載の回路基板検査装置によれば、第1保持板および第2保持板を入れ替えて装着可能な装着部が形成されると共に第1保持板の第1吸気経路に連通する第2吸気経路が形成された本体部と、第2保持板の押圧部を駆動させる駆動部とを備えて回路基板保持装置を構成したことにより、回路基板を吸着して保持する機能、および回路基板を押圧して保持する機能のいずれか一方しか有していない従来の回路基板検査装置とは異なり、吸着によって保持するのが好ましい複数個取りの回路基板、および押圧によって保持するのが好ましい単一の回路基板の双方を保持板の交換だけで確実に保持することができる。したがって、この回路基板検査装置によれば、これらの回路基板についての電気的な検査を1台で実行することができる結果、検査コストを十分に低減することができる。
また、請求項2記載の回路基板検査装置によれば、移動機構を駆動部によって駆動するように構成したことにより、移動機構を駆動するための専用の動力源を不要とすることができるため、その分、回路基板保持装置を簡易に構成することができる結果、回路基板保持装置ひいては回路基板検査装置の製造コストを十分に低減することができる。
以下、本発明に係る回路基板検査装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、回路基板検査装置1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示す回路基板検査装置1は、本発明に係る回路基板検査装置の一例であって、例えば、図3,4にそれぞれ示す回路基板100a,100b(以下、区別しないときには「回路基板100」ともいう)に対して所定の電気的検査を実行可能に構成されている。ここで、回路基板100aは、一例として、4個取りの回路基板であって、ほぼ長方形に形成されると共に、導体パターンが形成されていないフラットな余白部101が外周縁部と個々の回路基板間とに形成されている。一方、回路基板100bは、回路基板100aにおける余白部101を切断して4分割した後の単一の回路基板であって、ほぼ正方形に形成されている。
回路基板検査装置1は、図1に示すように、回路基板保持装置(以下、単に「保持装置」ともいう)2、検査部3および制御部4を備えて構成されている。保持装置2は、図2に示すようにテーブル11、第1保持板12a(図3参照)、第2保持板12b(図4参照:以下、第1保持板12aおよび第2保持板12bを区別しないときには「保持板12」ともいう)、駆動部13、移動機構14、吸着補助シート15(図5参照)および吸気装置16(図1参照)を備えている。テーブル11は、本発明における本体部に相当し、図2に示すように、全体として矩形の板状に構成されている。また、テーブル11には、平面視が長方形状の開口部21が形成されると共に、開口部21の外周部を取り囲む段部で構成された装着部22が形成されている。この場合、装着部22を構成する段部は、第1保持板12aおよび第2保持板12bを入れ替えて装着(嵌め込み)可能にその大きさが規定されると共に、装着された状態における保持板12の表面がテーブル11の表面と面一(ほぼ面一)となるように、つまり保持板12の厚みとほぼ同じとなるように、その深さが規定されている。
また、テーブル11には、図2に示すように、吸気経路23a,23b,23c(本発明における第2吸気経路:以下、区別しないときには「吸気経路23」ともいう)が形成されている。この場合、吸気経路23a,23bは、吸気装置16(図1参照)に吸気管16aを介して連通している。また、吸気経路23cは、装着部22(段部)の表面に溝状に形成されており、装着部22に装着された第1保持板12aの吸気経路33(図3参照)に連通する。さらに、テーブル11における互いに対向する2辺(図2における上下の2辺)には、後述する移動機構14のスライダ63a,63bをスライドさせるためのレール24a,24bが取り付けられている。また、テーブル11の装着部22には、保持板12を装着する際に位置合わせするための突起部25,25が形成されている。
第1保持板12aは、上記した回路基板100aの検査に際して、回路基板100aを吸着によって保持するための部材であって、図3に示すように、全体として長方形の板状に構成されている。また、第1保持板12の中央部には、平面視が正方形の4つの開口部31,31・・が形成されると共に、各開口部31,31・・の外周部を取り囲む段部で構成された載置部32が形成されている。この場合、載置部32を構成する段部は、回路基板100aを載置(嵌め込み)可能にその大きさが規定されると共に、載置された状態における回路基板100aの表面が第1保持板12aの表面と面一(ほぼ面一)となるように、つまり回路基板100aの厚みとほぼ同じとなるようにその深さが規定されている。また、第1保持板12aには、同図に示すように、吸気経路(本発明における第1吸気経路)33,33・・が形成されている。この場合、吸気経路33は、テーブル11の吸気経路23cに連通して、載置部32の上面に形成された吸気口33aを介して空気が吸引されることにより、載置部32に載置された回路基板100aの余白部101を吸着して回路基板100aを保持する。また、第1保持板12aには、テーブル11の突起部25を挿通可能な位置合わせ用の孔34,34が形成されている。
第2保持板12bは、上記した回路基板100bの検査に際して、回路基板100bを押圧によって保持するための部材であって、図4に示すように、第1保持板12aと同じ大きさの長方形の板状に構成されている。また、第2保持板12bの中央部には、矩形の開口部41が形成されると共に、開口部41の周囲部を取り囲む段部で構成された載置部42が形成されている。この場合、載置部42を構成する段部は、回路基板100bを載置(嵌め込み)可能にその大きさが規定されると共に、載置された状態における回路基板100bの表面が第2保持板12bの表面と面一(ほぼ面一)となるように、つまり回路基板100bの厚みとほぼ同じとなるようにその深さが規定されている。また、第2保持板12bは、載置部42に載置された回路基板100bの角部を対角線方向に押圧して保持する押圧部43を備えている。また、第2保持板12bには、テーブル11の突起部25を挿通可能な位置合わせ用の孔44,44が形成されている。
駆動部13は、図2に示すように、エアシリンダ51、アーム52およびコンプレッサ53(図1参照)を備えて構成されている。エアシリンダ51は、両端部に取り付けられたエアカプラ51b,51cを介してコンプレッサ53から供給される圧縮空気によってスライダ51aを図2に示す矢印A1または矢印A2の方向にスライドさせる。この場合、スライダ51aは、その一端部が移動機構14のベルト61に固定されて、スライドに伴ってベルト61を牽引する。また、スライダ51aには、緩衝用のスプリング51eを介して当接部51dが取り付けられている。アーム52は、支点52aを中心として回動可能にテーブル11に取り付けられている。また、アーム52の一端部には、ベアリング52bが取り付けられている。この場合、アーム52は、スライダ51aのスライドに伴って当接部51dがベアリング52bに当接することによって回動させられる。また、アーム52は、図7に示すように、テーブル11に第2保持板12bが装着されている状態において回動させられたときに、他端部52cが第2保持板12bの押圧部43を移動させる。つまり、第2保持板12bの押圧部43は、駆動部13によって駆動させられる。
移動機構14は、図2に示すように、ベルト61、プーリ62,62・・およびスライダ63a,63bを備えて構成されている。ベルト61は、タイミングベルト(歯付きベルト)であって、同図に示すように、各プーリ62,62・・に架け渡されている。プーリ62,62・・は、テーブル11における各隅部にそれぞれ配設されて、ベルト61をガイドする。スライダ63a,63bは、テーブル11のレール24a,24bにそれぞれスライド可能に取り付けられると共に、ベルト61の両端部にそれぞれ固定されて、ベルト61の牽引に伴って同図に示す矢印A3または矢印A4の方向にスライドさせられる。この場合、スライダ63a,63bは、吸着補助シート15を固定可能に構成されて、固定された吸着補助シート15をテーブル11の装着部22に向けて移動させる。
吸着補助シート15は、本発明におけるシート体に相当し、第1保持板12aを用いた回路基板100aの検査に際して、第1保持板12aへの回路基板100aの吸着を補助するための部材であって、図5に示すように、枠部材81およびシート82を備えて構成されている。枠部材81は、回路基板100aよりもやや大きい開口部81aを有する枠状に形成されている。シート82は、例えば軟質の樹脂で構成されると共に、回路基板100aよりもやや小さい開口部82aが中央部に形成されて、その外周縁部が枠部材81に貼付されている。
検査部3は、図1に示すように、プローブ91および移動機構92を備えて構成され、制御部4の制御に従い、回路基板100についての所定の電気的検査を実行する。制御部4は、コンプレッサ53を制御することにより、駆動部13におけるエアシリンダ51の動作を制御する。また、制御部4は、検査部3を制御して、回路基板100についての所定の電気的検査を実行させる。
次に、回路基板検査装置1を用いた回路基板100a,100bについての検査方法について、図面を参照して説明する。
最初に、回路基板100aについての検査方法について説明する。なお、初期状態において、保持装置2におけるエアシリンダ51のスライダ51aが図6に示す初期位置P1に位置し、移動機構14のスライダ63a,63bが同図に示す初期位置P2,P3にそれぞれ位置しているものとする。この検査では、まず、テーブル11の装着部22に第1保持板12aを装着する。この際に、第1保持板12aの孔34にテーブル11の突起部25を挿通させることにより、第1保持板12aをテーブル11に対して位置合わせする。次いで、第1保持板12aをテーブル11にねじ止めする。この場合、テーブル11の吸気経路23cと第1保持板12aにおける各吸気経路33の外周側の端部とが連通する。続いて、第1保持板12aにおける載置部32(段部)の表面と回路基板100aの裏面とが対向するようにして、回路基板100aを載置部32に載置する。この場合、回路基板100aにおける裏面の外周縁部には導体パターン等が形成されていないフラットな余白部101が存在するため、回路基板100aは、この余白部101と載置部32の表面とが密着した状態で載置部32に載置される。次いで、移動機構14のスライダ63a,63bに吸着補助シート15を架け渡して、吸着補助シート15の両端部をスライダ63a,63bにそれぞれ固定する。
続いて、回路基板検査装置1を作動させる。この際に、吸気装置16が吸気を開始して、第1保持板12aの吸気経路33およびテーブル11の吸気経路23c,23a,23bを通って第1保持板12aにおける載置部32の吸気口33aから空気が吸引される。このため、載置部32の表面に対して回路基板100aの余白部101が吸着されて回路基板100aが第1保持板12aに固定される。次いで、制御部4が、コンプレッサ53からエアシリンダ51へのエアの供給を制御して、エアシリンダ51を作動させる。この場合、制御部4は、エアカプラ51c側からエアを供給させることにより、エアシリンダ51のスライダ51aを図6に示す矢印A1の方向にスライドさせると共に、当接部51dがアーム52のベアリング52bに当接する当接位置P4までスライダ51aが移動した時点でエアの供給を停止させる。この際に、スライダ51aのスライドに伴ってベルト61が牽引されて、スライダ63a,63bが同図に示す矢印A3の方向に移動させられて、スライダ63a,63bに固定されている吸着補助シート15が同図に示す装着位置P5に位置する。続いて、スライダ63a,63bが下方向(同図において紙面の奥側)に移動することにより、吸着補助シート15が第1保持板12a(テーブル11の装着部22)に向けて移動させられる。この場合、例えば、回路基板100aが反っていて、第1保持板12aにおける載置部32の表面と回路基板100aの余白部101との間に隙間が生じてたとしても、吸着補助シート15によってその隙間が塞がれるため、載置部32の表面に対して回路基板100aの余白部101が確実に吸着される結果、回路基板100aが第1保持板12aに確実に固定される。
続いて、制御部4は、検査部3を制御することにより、移動機構92に対して回路基板100a上における所定の位置にプローブ91を移動させると共に、回路基板100aについての検査を実行させる。この場合、回路基板100aが第1保持板12aに確実に固定されているため、回路基板100aについての検査が正確に行われる。次いで、回路基板100aについての検査を終了したときには、制御部4がエアカプラ51b側からエアシリンダ51にエアを供給させることにより、エアシリンダ51のスライダ51aが図6に示す矢印A2の方向にスライドさせられて、初期位置P1に位置する。この際に、スライダ51aのスライドに伴ってベルト61が牽引されて、スライダ63a,63bおよび吸着補助シート15が同図に示す矢印A4の方向に移動させられて、初期位置P2,P3にそれぞれ位置する。以下、他の回路基板100aについての検査を繰り返して行うときには、他の回路基板100aを載置部32に載置して回路基板検査装置1を作動させる。
次に、回路基板100bについての検査方法について説明する。この検査では、第1保持板12aに代えて第2保持板12bを用いるため、まず、テーブル11の装着部22に装着されている第1保持板12aを取り外して、図7に示すように、第2保持板12bを装着部22に装着する。この際に、第2保持板12bの孔44にテーブル11の突起部25を挿通させることによって第2保持板12bをテーブル11に対して位置合わせした後に、第2保持板12bをテーブル11にねじ止めする。続いて、同図に示すように、第2保持板12bにおける載置部42(段部)の表面と回路基板100bの裏面とが対向するようにして、回路基板100bを載置部42に載置する。また、この検査では、吸着補助シート15を用いないため、移動機構14のスライダ63a,63bに固定されている吸着補助シート15を取り外す。
次いで、回路基板検査装置1を作動させる。この際に、制御部4が、エアカプラ51c側からエアを供給させることにより、エアシリンダ51のスライダ51aを図7に示す矢印A1の方向にスライドさせる。続いて、制御部4は、当接部51dがアーム52のベアリング52bに当接する当接位置P4から所定距離だけ矢印A1の方向にスライダ51aをさらにスライドさせた時点でエアの供給を停止させる。一方、スライダ51aが当接位置P4からさらにスライドさせられることで、当接部51dがベアリング52bを押圧する。このため、アーム52が同図に示す矢印A5の方向に回動させられて、アーム52の他端部52cが第2保持板12bにおける押圧部43の一端部を押圧して、押圧部43が同図に示す矢印A6の方向にスライドさせられる。これにより、押圧部43の他端部が回路基板100bの角部を対角線方向に押圧して、第2保持板12bにおける載置部42の角部に回路基板100bを押し付けることにより、回路基板100bが第2保持板12bに確実に保持される。
続いて、制御部4は、検査部3を制御することにより、移動機構92に対して回路基板100b上における所定の位置にプローブ91を移動させると共に、回路基板100bについての検査を実行させる。この場合、回路基板100bが第2保持板12bに確実に固定されているため、回路基板100bについての検査が正確に行われる。次いで、回路基板100bについての検査が終了したときには、制御部4は、エアカプラ51b側からエアシリンダ51にエアを供給させることにより、エアシリンダ51のスライダ51aを図7に示す矢印A2の方向にスライドさせて、初期位置P1に位置させる。この際に、当接部51dによるベアリング52bに対する押圧が解除されて、アーム52が同図に示すばね54の付勢力によって矢印A7の方向に回動させられることにより、押圧部43による回路基板100bに対する押圧が解除される。以下、他の回路基板100bについての検査を繰り返して行うときには、他の回路基板100bを載置部42に載置して回路基板検査装置1を作動させる。
このように、この回路基板検査装置1によれば、第1保持板12aおよび第2保持板12bを入れ替えて装着可能な装着部22が形成されると共に第1保持板12aの吸気経路33に連通する吸気経路23が形成されたテーブル11と、第2保持板12bの押圧部43を駆動させる駆動部13とを備えて保持装置2を構成したことにより、回路基板を吸着して保持する機能、および回路基板を押圧して保持する機能のいずれか一方しか有していない従来の回路基板検査装置とは異なり、吸着によって保持するのが好ましい複数個取りの回路基板100a、および押圧によって保持するのが好ましい単一の回路基板100bの双方を保持板12の交換だけで確実に保持することができる。したがって、この回路基板検査装置1によれば、これらの回路基板100についての電気的な検査を1台で実行することができる結果、検査コストを十分に低減することができる。
また、この回路基板検査装置1によれば、移動機構14を駆動部13によって駆動するように構成したことにより、移動機構14を駆動するための専用の動力源を不要とすることができるため、その分、保持装置2を簡易に構成することができる結果、保持装置2ひいては回路基板検査装置1の製造コストを十分に低減することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、第1保持板12aを用いて複数個取り(上記の例では4個取り)の回路基板100aを検査する例について上記したが、吸着によって保持するのが好ましい各種の回路基板の検査に第1保持板12aを用いることができる。また、第2保持板12bを用いて単一の回路基板100bを検査する例について上記したが、押圧によって保持するのが好ましい各種の回路基板の検査に第2保持板12bを用いることができる。さらに、駆動部13で移動機構14を駆動する例について上記したが、移動機構14専用の駆動部を備えた構成を採用することもできる。また、駆動部13の動力源としてエアシリンダ51を用いた例について上記したが、エアシリンダ51に代えて、モータ等を用いる構成を採用することもできる。
回路基板検査装置1の構成を示すブロック図である。 保持装置2の平面図である。 第1保持板12aおよび回路基板100aの平面図である。 第2保持板12bおよび回路基板100bの平面図である。 吸着補助シート15の平面図である。 回路基板100aについての検査方法を説明するための説明図である。 回路基板100bについての検査方法を説明するための説明図である。
符号の説明
1 回路基板検査装置
2 保持装置
11 テーブル
12a 第1保持板
12b 第2保持板
13 駆動部
14 移動機構
15 吸着補助シート
22 装着部
23a,23b,23c 吸気経路
33 吸気経路
33a 吸気口
43 押圧部
100a,100b 回路基板

Claims (2)

  1. 回路基板を保持する回路基板保持装置を備えて当該回路基板に対して所定の電気的検査を実行する回路基板検査装置であって、
    前記回路基板保持装置は、前記回路基板を吸着して保持するための第1吸気経路を有する第1保持板、前記回路基板の角部を対角線方向に押圧する押圧部を有して当該回路基板を保持する第2保持板と、前記第1保持板および前記第2保持板を入れ替えて装着可能な装着部が形成されると共に当該装着部に装着された前記第1保持板の前記第1吸気経路に連通する第2吸気経路が形成された本体部と、前記装着部に装着された前記第2保持板の前記押圧部を駆動させる駆動部とを備えて構成され
    前記第1保持板は、開口部が形成されると共に、当該開口部の外周部を取り囲むように形成されて前記回路基板の外周縁部を載置可能な段部を有する載置部を備え、かつ当該載置部の上面に前記第1吸気経路の吸気口が形成されて構成され、当該載置部に載置されている前記回路基板の前記外周縁部を前記吸気口からの空気の吸引によって吸着して保持する回路基板検査装置。
  2. 前記第1保持板への前記回路基板の吸着を補助するためのシート体を前記装着部に向けて移動させる移動機構を備え、
    前記移動機構は前記駆動部によって駆動させられる請求項1記載の回路基板検査装置。
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