JP4575885B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

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本発明は、子機の電池に充電を行うコードレス電話装置に関する。
コードレス電話装置は、たとえば子機と呼ばれるコードレス電話機に充電式の電池を搭載し、親機と呼ばれる電話機本体に設けられた充電台あるいは専用の充電台に、子機をセットすることによって、子機の充電を行うものである。親機には、ファクシミリなどの機能が含まれることもある。子機が充電台にセットされたとき転倒しないように、子機の底面を広くする、あるいは子機を収納する凹部の深さを深くするなどの工夫が施されている。
携帯部の電池に充電を行う第1の従来の技術として、無接点充電を行うコードレス電話がある。このコードレス電話は、充電装置に設けられた第1のコイルに磁気結合する第2のコイル、および第2のコイルから出力される交番電流を整流する整流回路を子機に設け、その整流回路の整流出力を子機の充電式電池にその充電電圧として供給するものである。携帯部の底面の広さを広くすることによって、携帯部を載置したときの転倒を防いでいる(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術として、無接点充電を行うコードレス電話装置がある。このコードレス電話装置は、基地局に設けられた一次巻線に対向するように、移動局である子機に二次巻線を設け、その一次巻線および二次巻線の電磁誘導によって発生する交流を用いて、子機の電池を充電するものである(たとえば特許文献2参照)。特許文献2には、移動局である子機および基地局の形状は記載されていない。
第3の従来の技術として、携帯部の接近を検出すると無接点充電を行うコードレス電話装置がある。このコードレス電話装置は、本体部に、携帯部の接近を検出する接近検出手段および発振手段に接続された給電コイルが設けられ、携帯部に、携帯部が本体部に格納されたときに給電コイルと電磁的に結合するように配置された受電コイルおよび整流手段が設けられる。接近検出手段が携帯部の接近を検出すると、発振手段を駆動するものである(たとえば特許文献3参照)。特許文献3には、携帯部である子機および本体部の形状は記載されていない。
第4の従来の技術として、導電性異物を排除することができる無接点充電方式の充電用電源接続装置がある。この充電用電源接続装置は、充電台に絶縁カバーで被われた一次コイル部を設け、これに対応するコードレス電話機等の被充電物に絶縁カバーで被われた二次コイル部を設ける。被充電物を充電台に載置すると、両コイル部が互いに近接し、電磁誘導作用によって充電台から被充電物の充電用バッテリーに電力を供給する。さらに充電台の一次コイル部に対応する絶縁カバーの部位の外面に、導電性異物を側方へ自重で滑落させて排除する異物排除部を設けたものである。被充電物の底面の広さを広くすることによって、被充電部を載置したときの転倒を防いでいる(たとえば特許文献4参照)。
特開平6−90201号公報 特開平3−208441号公報 特開平3−235626号公報 実開平6−24356号公報
しかしながら、コードレス電話装置は、小型軽量化に対する要望が強く、充電台を小型化するために、子機の底面の広さ小さくするとともに充電台の厚みを薄くする必要がある。上述した従来の技術は、いずれも無接点充電方式で電池を充電するものであるが、第1および第4の従来の技術は、子機の底面を広くして子機を載置したときの転倒を防止するものであり、子機の底面を狭くすることができないという問題がある。第2および第3の従来の技術については、特許文献2および特許文献3には、子機および充電台の形状は記載されていない。
本発明の目的は、子機の底面を狭くしかつ充電部の凹部を浅くしても子機の転倒を防止することができるコードレス電話機を提供することである。
本発明は、長手方向一端部の端面の中央部に第1の凹部が設けられた子機と、
上方に臨む平坦な底面を有し、子機が載置されたとき、子機の第1の凹部と嵌合する突起部がその底面の中央部に形成された第2の凹部が設けられた充電部とを含み、
その突起部の形状は、載置された子機が、第1の凹部が設けられた前記端面の周縁の一部が充電部の第2の凹部の底面に接触した状態で傾いて支持され、かつ長手方向に延在する子機の外周面の角部のうちの一部が充電部の第2の凹部の内周面に接触したとき、第1の凹部の内周面と前記一端部の端面とが交叉する周縁の一部が前記突起部の外周面に接触し、
前記充電部の第2の凹部の内周面の重力方向に垂直な面で切断された形が円形であり、
前記子機の長手方向に垂直な切断面の外周の四辺がそれぞれ接する矩形の四辺のうち、1組の平行な2辺の長さが、他の組の平行な2辺の長さよりも短く、
第2凹部の内周面の高さが突起部の外周面の高さよりも高いことを特徴とするコードレス電話装置である。
本発明に従えば、子機に、長手方向一端部の端面の中央部に第1の凹部が設けられ、充電部に、上方に臨む平坦な底面を有し、子機が載置されたとき、子機の第1の凹部と嵌合する突起部がその底面の中央部に形成された第2の凹部が設けられ、その突起部の形状が、載置された子機が、第1の凹部が設けられた前記端面の周縁の一部が充電部の第2の凹部の底面に接触した状態で傾いて支持され、かつ長手方向に延在する子機の外周面の角部のうちの一部が充電部の第2の凹部の内の内周面に接触したとき、第1の凹部の内周面と前記一端部の端面とが交叉する周縁の一部が前記突起部の外周面に接触する。そして、前記充電部の第2の凹部の内周面の重力方向に垂直な面で切断された形が円形であり、前記子機の長手方向に垂直な切断面の外周の四辺がそれぞれ接する矩形の四辺のうち、1組の平行な2辺の長さが、他の組の平行な2辺の長さよりも短く、第2凹部の内周面の高さが突起部の外周面の高さよりも高い。
このように、子機の長手方向一端部の端面の中央部に第1の凹部を子機に設け、上方に臨む平坦な底面を有する第2の凹部であって、子機が載置されたとき、子機の第1の凹部と嵌合する突起部がその底面の中央部に形成された第2の凹部を充電部に設け、その突起部の形状を、載置された子機が、第1の凹部が設けられた前記端面の周縁の一部が充電部の第2の凹部の底面に接触した状態で傾いて支持され、かつ長手方向に延在する子機の外周面の角部のうちの一部が充電部の第2の凹部の内周面に接触したとき、第1の凹部の内周面と前記端部の一端面とが交叉する周縁の一部が前記突起部の外周面に接触するので、子機の底面を狭くしかつ充電部の凹部を浅くしても、子機の底面のずれを防ぐことができ、子機の転倒を防止することができる。
また、充電部の第2の凹部の内周面の重力方向に垂直な面で切断された形が円形であるので、子機をいずれの方向に向けても載置することができる。
また、子機の長手方向に垂直な切断面の外周の四辺がそれぞれ接する矩形の四辺のうち、1組の平行な2辺の長さが、他の組の平行な2辺の長さよりも短いので、子機の底面部分も含めて、子機の厚みを薄くすることができる。
また本発明は、前記子機は、電池を充電するための第1のコイルであって、前記第1の凹部が設けられた端面に近接する内部に配置される第1のコイルを含み、
前記充電部は、電磁誘導によって第1のコイルに電力を供給するための第2のコイルであって、子機が第2の凹部に載置されたときに第1のコイルに対向するように第2の凹部底面に近接する内部に配置される第2のコイルを含むことを特徴とする。
本発明に従えば、子機は、電池を充電するために第1の凹部が設けられた端面に近接する内部に配置される第1のコイルを含み、充電部は、電磁誘導によって第1のコイルに電力を供給するための第2のコイルであって、子機が第2の凹部に載置されたときに第1のコイルに対向するように第2の凹部底面に近接する内部に配置される第2のコイルを含むので、子機を充電部に載置したとき、充電部の第2のコイルからの電磁誘導によって、子機の第1のコイルに起電力が生じる。
また本発明は、前記子機の第1の凹部が設けられた端面は、子機が前記充電部の第2の凹部に載置されたとき、第2の凹部の底面と接する平坦面を有することを特徴とする。
本発明に従えば、子機の第1の凹部が設けられた端面は、子機が充電部の第2の凹部に載置されたとき、第2の凹部の底面と接触する平坦面を有するので、子機を立てて置くことができる。
本発明によれば、子機の底面を狭くしかつ充電部の凹部を浅くしても、子機の底面のずれを防ぐことができ、子機の転倒を防止することができるので、コードレス電話装置を小型化することができる。さらに、転倒による子機の破損あるいは、充電部から外れることによる充電不足を防止することができる。
また、子機をいずれの方向に向けても載置することができるので、親機の向きに限定されずに、子機を載置することができる。
また、子機の底面部分も含めて、子機の厚みを薄くすることができるので、子機の形状を手に持ちやすい形状とし、小型にすることができる。
また本発明によれば、子機を充電部に載置したとき、充電部の第2のコイルからの電磁誘導によって、子機の第1のコイルに起電力が生じるので、子機の電池に充電することができる。さらに第2の凹部に突起部が設けられているので、小銭などの導電性の異物が第2の凹部に入った場合、その異物の大きさが突起部の外周と第2の凹部の側面との距離より大きければ、その異物が第2の凹部底面に接することがなく、異物と第2のコイルとを離すことができるので、磁界の変化によって生じる導電性の異物の発熱を、異物が第2の凹部底面に接触した場合よりも抑えることができる。
また本発明によれば、子機を立てて置くことができるので、子機を取り易い形態で置いておくことができる。
図1は、本発明の実施の一形態であるコードレス電話装置1の断面図である。コードレス電話装置1は、親機10および子機20を含む電話装置であり、親機10は、ファクシミリ機能などの機能を含んでもよい。図1は、コードレス電話装置1を重力方向に平行な面で切断した切断面を示している。
親機10は、電話回線に直接接続され、子機20と無線通信を行い、子機20での通話を可能にするものである。親機10は、子機20を充電するための充電台部分つまり充電部を含む。親機10には、商用電源から電力が給電され、充電台部分にも給電される。充電台部分には、子機20を収納するための凹部である子機収納部13が設けられ、子機収納部13の凹部の底面中央部に転倒防止突起部11が設けられている。親機10の内部に、転倒防止突起部11に近接して、親機充電コイル12が設けられている。この親機充電コイル12は、電磁誘導によって子機20に電力を供給して、子機20の電池を充電するためのものである。
子機20は、電池を含む携帯型の通話機であり、6つの四角形からなる六面体の角に丸みを付けた形状である。以下、六面体を構成する四角形の中で最も長い面を有する面の長軸方向を、子機20の長手方向という。長手方向一端部の一端面が平端面を有し、その端面中央部に、親機10の転倒防止突起部11を収納するための凹部である転倒防止突起収納部21が設けられている。子機20は、転倒防止突起収納部21のある面が親機10の子機収納部13の底面に接するように載置され、親機10は、子機20を立てた状態、すなわち子機20の長手方向が重力方向と平行になる状態で、子機20を子機収納部13に収納することができる。子機20が子機収納部13に収納されたとき、転倒防止突起部11は、転倒防止突起収納部21に嵌合して収納される。
コイルの中の磁界を変化させると、そのコイルの中に電流を流そうとする力つまり誘導起電力が生じる。誘導起電力は、コイルを貫く磁界の単位時間当たりの変化の大きさに比例するというファラデーの法則に従う。すなわち、子機20には、内部に転倒防止突起収納部21に近接して子機充電コイル22が設けられ、子機20が親機10の子機収納部13に収納されたとき、子機充電コイル22は、親機充電コイル12に最も近づく。この子機充電コイル22によって、親機充電コイル12からの電磁誘導による電力を受け、電池を充電する。
磁界を発生させるコイルたとえば親機充電コイル12から子機充電コイル22までの距離が大きくなるほど、誘導起電力が生じる子機充電コイル22を横切る磁束密度が減るので、子機充電コイル22の磁界の変化量も減少する。親機充電コイル12から子機充電コイル22までの距離がある程度以上になると、子機充電コイル22を横切る磁界の変化がなくなり、電池への充電が行われなくなる。このような無接点充電方式による充電のための親機10および子機20の回路は、従来技術によるものであり、説明は省略する。
図2は、図1に示した親機10の構成の一例を示す。図2(a)は、親機10の平面図であり、親機10を水平面に載置したとき、親機10の上方向からみた図である。円形の子機収納部13の中央部に円形の転倒防止突起部11がある。親機充電コイル12は、転倒防止突起部11と同心円状に配置されている。この例では、親機充電コイル12の上から見た形状を円形としているが、必ずしも円形である必要はない。
図2(b)は、図2(a)に示した子機収納部13の中心を含む重力方向の切断面における親機10の断面図である。親機充電コイル12は、転倒防止突起部11に近接して、親機10の内部に配置されている。子機収納部13の底面は、転倒防止突起部11を除き平面である。子機収納部13の内径は、たとえば44.9mmである。転倒防止突起部11の直径は、たとえば10mmであり、転倒防止突起部11の高さは、たとえば2.15mmである。
図2(c)は、親機充電コイル12を示し、親機充電コイル12は、中央部が貫通している。親機充電コイル12の直径は、たとえば21mmであり、貫通部の直径は、たとえば7.5mmである。
図3は、図1に示した子機20の構成の一例を示す。図3(a)は、子機20を長手方向に切断したときの断面のうち、転倒防止突起収納部21のある側の断面を示す。子機充電コイル22は、転倒防止突起収納部21の中心と同心円状であって、転倒防止突起収納部21に対して長手方向の子機20の内部に、転倒防止突起収納部21に近接して、転倒防止突起収納部21を覆うように配置されている。子機20の横幅は、たとえば44.6mmである。子機20の横幅とは、子機20の長手方向に垂直な切断面の外周に接する矩形を構成する辺のうち長いほうの辺の長さである。転倒防止突起収納部21の内径は、たとえば10.1mmであり、転倒防止突起収納部21の深さは、たとえば2.2mmである。
図3(b)は、転倒防止突起収納部21のある面(以下、底面という)を示す。底面には、転倒防止突起収納部21の凹部があり、子機充電コイル22は、転倒防止突起収納部21と同心円状に配置され、子機充電コイル22の一部が転倒防止突起収納部21と重なった位置関係にある。子機20の厚みは、たとえば28mmである。子機20の厚みとは、子機20の長手方向に垂直な切断面の外周に接する矩形を構成する辺のうち短いほうの辺の長さである。図3(c)は、子機充電コイル22を示し、子機充電コイル22は、中央部が貫通している。子機充電コイル22の直径は、たとえば21mmであり、貫通部の直径は、たとえば7.5mmである。
図4は、図1に示した子機20の構成の他の例を示す。図4(a)は、子機20を長手方向に切断したときの断面のうち、転倒防止突起収納部21のある側の断面を示す。子機充電コイル23は、転倒防止突起収納部21の中心と同心円状であって、転倒防止突起収納部21の深さの範囲内の子機20の内部に、転倒防止突起収納部21に近接して、転倒防止突起収納部21を囲うように配置されている。子機20の横幅は、たとえば44.6mmである。転倒防止突起収納部21の内径は、たとえば10.1mmであり、転倒防止突起収納部21の深さは、たとえば2.2mmである。
図4(b)は、子機20の底面を示す。底面には、転倒防止突起収納部21の凹部があり、子機充電コイル23は、転倒防止突起収納部21と同心円状に配置されている。この場合、子機充電コイル23は、転倒防止突起収納部21と重なる位置関係になっていない。子機20の厚みは、たとえば28mmである。図4(c)は、子機充電コイル23を示し、子機充電コイル23は、中央部が貫通している。子機充電コイル22の直径は、たとえば21mmであり、貫通部の直径は、たとえば15mmである。
図2に示した親機充電コイル12は、貫通部の直径7.5mmのものを用いたが、図4に示した子機充電コイル23と同様に、親機10の上方から見て、親機充電コイル12と転倒防止突起部11とが重ならない位置関係になる充電コイル、たとえば貫通部の直径が15mmである充電コイルを用いてもよい。
図5は、図1に示したコードレス電話装置1の転倒防止メカニズムを説明するための図である。図5(a)は、子機20が載置されたコードレス電話装置1を転倒防止突起部11の中心を含む重力方向に平行な面で切断した切断面を示し、図5(b)は、図5(a)に示した切断面XXを示す。いずれも子機20aは、子機20が傾いた状態を示す。
子機20は、子機20の底面の周縁の一部Cが子機収納部13の凹部の底面に接した状態でずれて傾いて支持され、子機20の長手方向の外周面の一部が子機収納部13の凹部の内周面と、A部および/またはA’部で接触して、子機20aの状態になったとき、子機20の転倒突起収納部21の内周面と子機20の底面とが交叉する周縁の一部が、親機10の転倒防止突起部11の外周面とB部で接触するので、子機20の底面の周縁の一部Cのずれが止まり、子機20の転倒を防ぐことができる。このとき、切断面XXでの子機20のずれは、1.2mmであり、子機20の傾きは、5.8度である。
上述した実施の形態では、親機10と子機20とについて説明したが、コードレス電話装置1は、充電専用の充電台を含んでもよい。この充電専用の充電台には、図2に示した親機10と同じ形状の子機収納部および親機充電コイルが設けられ、子機20への充電を行うことができる。充電専用の充電台を含めた場合、親機10から充電台部分を除いてもよい。
このように、子機の長手方向一端部の端面の中央部に第1の凹部を子機に設け、上方に臨む平坦な底面を有する第2の凹部であって、子機が載置されたとき、子機の第1の凹部と嵌合する突起部がその底面の中央部に形成された第2の凹部を充電台に設け、その突起部の形状を、載置された子機が、第1の凹部が設けられた前記端面の周縁の一部が充電台の第2の凹部の底面に接触した状態で傾いて支持され、長手方向に延在する子機の外周面の一部が充電台の第2の凹部の内周面に接したとき、第1の凹部の内周面と前記一端部の端面とが交叉する周縁の一部が前記突起部の外周面に接触するので、子機の底面を狭くしかつ充電台の凹部を浅くしても、子機の底面のずれを防ぐことができ、子機の転倒を防止することができる。したがって、コードレス電話装置を小型化することができる。さらに、転倒による子機の破損あるいは、充電台から外れることによる充電不足を防止することができる。
さらに、子機20は、電池を充電するために第1の凹部つまり転倒防止突起収納部21が設けられた端面に近接する内部に配置される第1のコイルたとえば子機充電コイル22を含み、充電台たとえば親機10の充電台部分は、電磁誘導によって第1のコイルに電力を供給するための第2のコイルであって、子機20が第2の凹部つまり子機収納部13に載置されたときに第1のコイルに対向するように第2の凹部底面に近接する内部に配置される第2のコイルたとえば親機充電コイル12を含むので、子機20を充電台に載置したとき、充電台の第2のコイルたとえば親機充電コイル12からの電磁誘導によって、子機の第1のコイルたとえば子機充電コイル22に起電力が生じる。したがって、子機の電池に充電することができる。
さらに、子機収納部13に転倒防止突起部11が設けられているので、小銭などの導電性の異物が子機収納部13に入った場合、その異物の大きさが転倒防止突起部11の外周と子機収納部13の側面との距離より大きければ、その異物が子機収納部13の凹部底面に接することがなく、異物と親機充電コイル12とを離すことができる。親機充電コイル12から子機充電コイル22までの距離が大きくなると、誘導起電力が生じる子機充電コイル22を横切る磁束密度が減るので、子機充電コイル22の磁界の変化量も減少する。子機収納部13に入った導電性の異物についても、子機充電コイル22と同様に磁界が変化する。転倒防止突起物11によって、導電性の異物と親機充電コイル12との距離を離すことができるので、異物に対する磁界の変化量も減少することができる。したがって、磁界の変化によって生じる導電性の異物の発熱を、異物が第2の凹部つまり子機収納部13底面に接した場合よりも抑えることができる。
さらにまた、充電台の第2の凹部つまり子機収納部13の内周面の重力方向に垂直な面で切断した形が円形であるので、子機20をいずれの方向すなわち子機収納部13の中心を通る重力方向を中心にして360度いずれの方向に向けても載置することができる。したがって、親機10の向きに限定されずに、子機20を載置することができる。
さらに、子機20の第1の凹部である転倒防止突起収納部21が設けられた端面は、子機20が充電台の第2の凹部である子機収納部13に載置されたとき、第2の凹部底面の平面と接する平面を含むので、子機20を立てて置くことができる。したがって、子機20を取り易い形態で置いておくことができる。
さらにまた、子機20の長手方向に垂直な切断面の外周が四辺のそれぞれと接する矩形の四辺のうち、1組の平行な2辺の長さが、他の組の平行な2辺の長さよりも短いので、子機20の底面部分も含めて、子機20の厚みを薄くすることができる。したがって、子機20の形状を手に持ちやすい形状とし、小型にすることができる。
本発明の実施の一形態であるコードレス電話装置1の断面図である。 図1に示した親機10の構成の一例を示す。 図1に示した子機20の構成の一例を示す。 図1に示した子機20の構成の他の例を示す。 図1に示したコードレス電話装置1の転倒防止メカニズムを説明するための図である。
符号の説明
1 コードレス電話装置
10 親機
11 転倒防止突起部
12 子機充電コイル
13 子機収納部
20 子機
21 転倒防止突起収納部
22,23 親機充電コイル

Claims (3)

  1. 長手方向一端部の端面の中央部に第1の凹部が設けられた子機と、
    上方に臨む平坦な底面を有し、子機が載置されたとき、子機の第1の凹部と嵌合する突起部がその底面の中央部に形成された第2の凹部が設けられた充電部とを含み、
    その突起部の形状は、載置された子機が、第1の凹部が設けられた前記端面の周縁の一部が充電部の第2の凹部の底面に接触した状態で傾いて支持され、かつ長手方向に延在する子機の外周面の角部のうちの一部が充電部の第2の凹部の内周面に接触したとき、第1の凹部の内周面と前記一端部の端面とが交叉する周縁の一部が前記突起部の外周面に接触し、
    前記充電部の第2の凹部の内周面の重力方向に垂直な面で切断された形が円形であり、
    前記子機の長手方向に垂直な切断面の外周の四辺がそれぞれ接する矩形の四辺のうち、1組の平行な2辺の長さが、他の組の平行な2辺の長さよりも短く、
    第2凹部の内周面の高さが突起部の外周面の高さよりも高いことを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 前記子機は、電池を充電するための第1のコイルであって、前記第1の凹部が設けられた端面に近接する内部に配置される第1のコイルを含み、
    前記充電部は、電磁誘導によって第1のコイルに電力を供給するための第2のコイルであって、子機が第2の凹部に載置されたときに第1のコイルに対向するように第2の凹部底面に近接する内部に配置される第2のコイルを含むことを特徴とする請求項1に記載のコードレス電話装置。
  3. 前記子機の第1の凹部が設けられた端面は、子機が前記充電部の第2の凹部に載置されたとき、第2の凹部の底面と接する平坦面を有することを特徴とする請求項2に記載のコードレス電話装置。
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