JP4575264B2 - イオン電流検出装置を備える点火装置 - Google Patents

イオン電流検出装置を備える点火装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4575264B2
JP4575264B2 JP2005278265A JP2005278265A JP4575264B2 JP 4575264 B2 JP4575264 B2 JP 4575264B2 JP 2005278265 A JP2005278265 A JP 2005278265A JP 2005278265 A JP2005278265 A JP 2005278265A JP 4575264 B2 JP4575264 B2 JP 4575264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
ion current
switching element
current detection
ignition device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005278265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007085306A (ja
Inventor
良夫 石田
学 竹内
豪之助 稲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2005278265A priority Critical patent/JP4575264B2/ja
Publication of JP2007085306A publication Critical patent/JP2007085306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575264B2 publication Critical patent/JP4575264B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

この発明は主として内燃機関に用いられるイオン電流検出装置を備える点火装置に関し、点火栓での放電点火後に発生する燃焼イオン電流を検出し、点火時期などの燃焼制御を行うものである。
従来より、内燃機関の点火装置においては、点火時に燃焼室内で発生するイオン電流を検出することで点火制御を行うものが幾つか提案されている(例えば、特開平10−141197など)。
しかし、近年の排気ガス対策や燃費向上のための高圧縮リーン混合気での燃料直噴内燃機関などに対応するために、通常の高電流遮断方式の点火装置に加え、ダブルスパーク点火装置やマルチスパーク点火装置あるいは交流スパーク点火装置など様々な高エネルギー点火装置が提案される一方、内燃機関の失火やノックなどの燃焼状態を検出するイオン電流検出装置は、点火エネルギーの一部をキャパシタに一次的に蓄積して放電終了後のイオン検出電流源として利用しており、その充電電圧は、一般的に70V〜300V程度の範囲で使用されることが多く、電圧が高いほどイオン検出のSN比が高くなり設計自由度が上がるが、当該電圧を上げると本来放電に必要な点火装置のエネルギーが損なわれること、さらには当該損失に耐える放熱設計が必要となると云う欠点が有った。
さらに近年の排気ガス対策では、内燃機関の始動時から高回転域に至るまでイオン電流の変化情報をきめ細かく収集して、空燃比をEGRと組み合わせて制御するシステムが望まれているために、上記のイオン電流での燃焼悪化状態やノッキングを検出するには上死点を過ぎてから15度程度以後がイオン電流判別の重要な時間帯であることが確かめられてきたが、当該判別時間を確保する一方では、リーン燃料での燃料直噴内燃機関などに対応するために、イオン電流による制御以前の問題として高出力エネルギーの点火装置が望まれているが、汎用の高出力エネルギーの点火装置を用いた場合は、機関回転数の高い時にも放電持続時間が長いために、イオン電流検出に必要な十分な時間が取れないと云う問題があった。
上述の課題を解決するために、この発明では次のような構成とする。請求項1においては、点火装置を構成する点火コイルの一次側に駆動電源と、上記点火コイルの二次側に点火栓とイオン電流検出装置を備える点火装置において、当該イオン電流検出装置の電流源を構成するキャパシタに、上記キャパシタを分路するスイッチング素子を構成し、上記スイッチング素子は少なくとも点火栓での放電持続時間の前半はオン状態とする制御手段を有することによって、イオン検出電源電圧を上げても点火エネルギーの損失を最小限に抑えるイオン電流検出装置を備える点火装置を得る。
この発明の請求項2に係るイオン電流検出装置を備える点火装置では、上記点火装置は、多重放電型点火装置とすることにより、上記点火装置の放電回数制御と組み合わせてイオン電流検出時間を比較的自由に制御することが可能になることから、点火エネルギーを損なわない制御の特徴が最大限発揮される。
この発明の請求項3に係るイオン電流検出装置を備える点火装置では、点火装置の放電持続時間が内燃機関の回転数1000rpmの時0.7ms〜1.5ms、8000rpmの時0.5ms以内の勾配をもって変化する構成とすることにより、機関の回転数に拘わらず燃焼状態のきめ細かな情報を、イオン電流検出によって得ることができる。
この発明の請求項4に係るイオン電流検出装置を備える点火装置では、上記スイッチング素子がオン状態からオフに移行する時間を、少なくとも内燃機関実用回転域においてATDC(圧縮上死点後)15度以前とすることにより、点火エネルギー損失を最小限にして、上記同様に燃焼状態のきめ細かな情報を、イオン電流検出によって得ることができる。
この発明の請求項5に係るイオン電流検出装置を備える点火装置では、前記多重放電型点火装置の多重放電の最後の一サイクルを残して、上記スイッチング素子をオフ設定することにより、制御の簡略化を図ることができる。
この発明によれば、近年の燃費と排気ガス対策で要求されている高圧縮リーン混合気での燃料直噴内燃機関などに対応するための高出力エネルギーの点火装置と、内燃機関の始動時から高回転域に至るまで燃焼イオン電流の変化情報をきめ細かく収集して、空燃比をEGRと併用して点火時期制御などをするイオン電流検出装置の組み合わせに対して、通常は点火エネルギーの損失源となるイオン電流検出装置の主回路を分路するスイッチング素子を構成して、当該スイッチング素子のスイッチング時間を適宜制御する制御手段を付加することによって、イオン検出電源電圧を上げても点火エネルギーの損失を最小限に抑えるイオン電流検出装置を備える点火装置を得る。
また、多重放電周期や回数を機関の回転数や負荷条件および前記電源電圧により適宜変更することのできる自由度の高い多重放電型点火装置と組み合わせて、イオン電流での燃焼悪化状態やノッキングをきめ細かく検出するために必要なATDC15度程度からの判別時間を、機関の回転数によって放電持続時間を変化させるなどによって確保し、点火エネルギーの損失を最小限に抑えるイオン電流検出装置を備える点火装置を得ることが出来るものである。
図1は点火装置に多重放電型点火装置を用いたこの発明の実施例である。図2は当該実施例の作動を説明するための各部波形図であり、図3と図4は各々この発明の他の実施例であり、図中同一記号は機能が同一または同等のものである。
図1において、直流電源1と点火スイッチ2とエネルギー蓄積コイル3と逆流防止手段4およびスイッチング素子5の直列回路と、上記スイッチング素子5はキャパシタ6と点火コイル7の一次線輪71による直列回路と定電圧ダイオードからなる上記スイッチング素子5の保護素子8のそれぞれによって分路されている。上記点火コイル7の二次線輪72の出力の高電圧側には点火栓9、低電圧側にはイオン電流検出装置100の端子10が接続されている。また、スイッチング素子5の制御端子は駆動回路11に接続され、さらに上記駆動回路11の入力端子はECU12の出力端子に接続されている。上記イオン電流検出装置100は、上記端子10とキャパシタ15とダイオード16の直列回路を構成し、この直列回路は定電圧ダイオード17と第二のスイッチング素子18の各々によって分路されている。さらに上記キャパシタ15とダイオード16の接続点からイオン電流検出用のレジスタ19を経てイオン検出回路20に接続され、当該検出回路20の出力端子13は、上記ECU12の入力端子に接続されている。そして、上記第二のスイッチング素子18の制御端子14は上記ECU12の出力端子に接続されている。
上記逆流防止手段4、スイッチング素子5、キャパシタ6、点火コイル7、保護素子8,点火栓9および駆動回路11およびイオン電流検出装置100からなる構成は、内燃機関の一気筒当たりのユニットであり、通常はエネルギー蓄積コイル3とECU12を共用した多気筒で構成されるが、当該実施例では他の気筒のユニットを省略している。
点火スイッチ2が投入されるとエネルギー蓄積コイル3と逆流防止手段4とキャパシタ6および点火コイル7の一次線輪71を電流が流れ、キャパシタ6には直流電源電圧までの電荷が蓄積される。次に、駆動回路11と第二のスイッチング素子18がECU12から時間t0で各々が異なる信号を受け、スイッチング素子5がオンとなって上記キャパシタ6の充電電荷が一次線輪71に放電すると同時に、エネルギー蓄積コイル3に電流が流れることにより誘導性エネルギーの蓄積が開始される一方、第二のスイッチング素子18もまたオンとなる。
上記キャパシタ6の一次線輪71への放電により、二次線輪72に第二のスイッチング素子18を介して1.6kV程度の電圧を誘起するが、点火栓9に放電するには至らず上記放電電荷はキャパシタ6のキャパシタンスと一次線輪71のインダクタンスからなる自由振動、当該実施例の場合の振動周期0.4mSにより、電流方向はスイッチング素子5への通電から保護素子8への通電に反転し終了してさらに0.2mS経過後、時間t1でスイッチング素子5がオフとなって、エネルギー蓄積コイル3の蓄積エネルギーの誘起電圧350V程度により、上記キャパシタ6に充電すると同時に、当該充電初期の大電流が一次線輪71に印加されることによって、二次線輪72に低電圧ダイオード17を介して40kV程度の電圧を誘起して点火栓9に放電を開始する。
当該機関クランキングの最初の0.6mSの放電遅れは、クランキング回転数の遅延角にして0.5度程度であるために問題にはならないが、当該時間は短く設定できる。
上記スイッチング素子5がオフ状態に移行しても、この間上記第二のスイッチング素子18は、後述の時間tnまでオンを保持しているために、電流源であるキャパシタ15に充電がされずイオン電流検出装置は静止している。
次に、上記放電終了する前の時間例えば0.3mSの後に、時間t2に改めてスイッチング素子5がオンとなることにより、キャパシタ6の高電荷が一次線輪71に印加されて、二次線輪72には第二のスイッチング素子18を介し、前記放電電圧とは逆方向の電圧を誘起して、点火栓9に反転電流が流れると同時に、エネルギー蓄積コイル3に再度誘導エネルギーの蓄積が始まる。
次に、上記スイッチング素子5は、0.3mS後の時間t3に再度オフと成ることにより、エネルギー蓄積コイル3の蓄積エネルギーの誘起電圧300V程度により、上記キャパシタ6を充電を開始すると同時に、一次線輪71を介して二次線輪72に34kV程度の電圧を誘起して、点火栓9の放電電流が反転する。
以下、スイッチング素子5は、0.3mSの等間隔でオン・オフを繰り返すことにより、点火栓9ではキャパシタ6の放電による容量性放電と、エネルギー蓄積コイル3によるキャパシタ6充電による誘導性放電を交互に繰り返し、例えば5回繰り返しの後の時間tnにスイッチング素子5がオフとなると、点火栓9の放電は終了するがキャパシタ6にはエネルギー蓄積コイル3の誘導エネルギーによる充電される電荷を十分に蓄えて、次の点火タイミングまで待機する。
上記時間tnではECU12から第二のスイッチング素子18にもオフ信号が加わることによりオンからオフに移行し、上記スイッチング素子5が最終のオフになって点火栓9での火花放電が終了すると同時に、点火コイル7の二次線輪72と点火栓までの間のインダクタンスと漏洩キャパシタンスによる数kVの自由振動電圧によって、低電圧ダイオード17によってほぼ制限される電圧までキャパシタ15が充電される。
上記キャパシタ15の充電電圧が二次線輪72を介して点火栓9に印可されることにより、上述の多重放電火花により点火されて発生した燃焼イオン電流をレジスタ19により検出してイオン検出回路20にて増幅や波形処理をした後、端子13を経てECU12に送信する。
再度点火タイミングが来ると、時間t0でスイッチング素子5と第二のスイッチング素子18がほぼ同時にオンとなり、キャパシタ6に前述した十分な充電電荷が一次線輪71に印加されることにより、二次線輪72に誘起された40kV程度の電圧によって第二のスイッチング素子18を介して点火栓9に火花放電を開始すると同時に、エネルギー蓄積コイル3に誘導エネルギーの蓄積が始まる。続いて0.3mS後の時間t1にスイッチング素子5がオフとなると、上記誘導エネルギーがキャパシタ6の充電電流となると同時に、一次線輪71を介して二次線輪72に誘起された電圧により、定電圧ダイオード8を介して点火栓9には反転放電電流が流れ、当該放電が終了する前の0.3mS後の時間t2に再度スイッチング素子5をオンとして、キャパシタ6の放電による容量性放電が点火栓9に再反転放電として行われ、以下、ECU12の制御信号に基づく駆動回路11からの出力が継続する間、繰り返し多重放電が行われ、放電が終了すると同時にキャパシタ15に定電圧ダイオード17の制限電圧まで充電され、これにより燃焼イオン電流が検出されてイオン検出回路20を経てECU12に送られる。
上述の作動は図2に示され、Sは機関の回転数や負荷条件および電源電圧により適宜制御判断されECU12が決定する点火動作範囲であり、イオン電流検出装置100の不作動時間をも決めている。Vsは上記同様に上記ECU12の決定する駆動回路11へのスイッチング出力信号、Vcはキャパシタ6の両端電圧、i2は点火栓9の放電電流である。
図2に示されるように、点火栓9の放電の最初は40kV程度の高い電圧を要求されるが、一度放電が行われると、点火栓9の近傍のイオン化により25kV程度の低い電圧でも放電を継続することができるために、スイッチング素子5のスイッチング周期を上げて出力電圧を低下させている。
図2のi2で示される出力電流の最後の斜線部分i0は放電終了後の自由振動電圧によってキャパシタ15へされる充電電流を示しており、時間tiからが実質的なイオン電流検出装置のイオン検出開始時間となる。
機関回転数が高くなると、これに反比例して放電持続時間Sを短く設定する必要があり、上記スイッチング素子5のオン・オフ周期を短くすることも行われるが、負荷条件によっては、まれに高い放電電圧が要求されることもあり、スイッチング素子5のスイッチング回数を減少させることが好ましく、点火装置の放電持続時間が内燃機関の回転数1000rpmの時0.7ms〜1.5ms、8000rpmの時0.5ms以内の勾配をもって変化する構成とすることにより、機関の回転数に拘わらず燃焼状態のきめ細かな情報を、イオン電流検出によって得ることができる。
上述の放電持続時間を回転数に連動して制御する手段と、イオン電流検出装置100の第二のスイッチング素子18がオン状態からオフに移行する時間を同時制御することにより、少なくとも内燃機関実用回転域においてATDC(圧縮上死点後)15度以前とすることにより、点火エネルギー損失を最小限にして、上記同様に燃焼状態のきめ細かな情報を、イオン電流検出によって得ることができる。
当該実施例の出力電圧の高低制御は、エネルギー蓄積コイル3へのエネルギー蓄積通電時間、言い換えればスイッチング素子5のオン時間で決まり、特に、前述した点火スイッチ投入時の機関クランキング時の一発目以外は、時間tnの直前のオン時間がエネルギー蓄積コイル3の蓄積エネルギーを決め、キャパシタ6の充電電荷量を左右することになるために、ことのほか重要である。特に、当該オン時間は、機関クランキング時とそれに続くアイドル回転時などの直流電源1の電圧が低い時に、長く設定される。
上記29段落の安価な実現の方法は、通常時の時間tnの直前のスイッチング素子5のオン時間は、それ以前のオン時間に対して比較的長く固定設定される。
この場合、イオン電流検出装置の第二のスイッチング素子18のオンからオフに制御するタイミングを、上記固定設定に連動して上記多重放電型点火装置の最後の一サイクルを残してオフ設定することにより、制御の簡略化ができる。
上記エネルギー蓄積コイル3は最大通電時間設定に対して、通常は磁気飽和しないように設計されている。
図3は、この発明の第二の実施例であり、図1の実施例のイオン電流検出装置100の部分のみ変更したものである。図1からの変更点はキャパシタ15とダイオード16の直列回路を分路していた定電圧ダイオード17と第二のスイッチング素子18の各々を上記キャパシタ15のみを分路する回路とし、さらに上記ダイオード16に逆向きに他のダイオード21を追加したもので、キャパシタ15への充電電荷電圧をより正確に設定することができる。
図4は、この発明の第三の実施例であり、図3と同様に図1の実施例のイオン電流検出装置100の部分のみ変更したものである。図1からの変更点はキャパシタ15とダイオード16の直列回路を分路していた定電圧ダイオード17のアノードを第二のスイッチング素子18の制御端子に接続し、さらに別のダイオード21を上記第二のスイッチング素子18の制御端子に上記低電圧ダイオード17と通電方向を揃えて接続したもので、キャパシタ15への充電時の定電圧ダイオード17の電流負担を第二のスイッチング素子18で肩代わりしており、定電圧ダイオード17には、多重放電型点火装置のスイッチング素子5のオフ時に流れる比較的ピーク電流の小さい反転放電電流のみが、ダイオード21を介してスイッチング素子18と分担して流れるために、定電圧ダイオード17の少容量化が図れる。
何れの実施例に於いても当該定電圧ダイオード17は、低い電圧設定の時でも多重点火エネルギーをそのまま印加すると大きな消費電力となるが、この発明では最小限の消費電力に設定できる。従って、定電圧ダイオード17は通常のツェナーダイオードは勿論、アバランシェダイオードの使用も可能である。
また、多重放電型点火装置のスイッチング素子5や第二のスイッチング素子18は、通常のトランジスタやIGBTおよびFETなど適宜選択することができる。
そして、実施例ではスイッチング素子5の保護素子8には定電圧ダイオードを用いたが、通常のダイオードでも良く、スイッチング素子5の制御端子に低抵抗器やダイオードを付加することにより、省略することも可能である。
同様に、実施例では放電持続時間を決める波形Sで示される信号や多重放電型点火装置のVsで示される多重放電周期波形の制御は、ECU12の制御ソフトウェアによるものとしたが、他のICなどによっても構成できる。
さらに実施例では、容量性放電と誘導性放電を交互に繰り返す多重放電型点火装置をのみ示したが、他の点火装置で有っても点火エネルギーの一部をイオン電流検出装置の電流源を構成するキャパシタに充電する方式の点火装置である限り、この発明に係るイオン電流検出装置を備える点火装置の機能は何ら失われない。
発明の第一の実施例を示す図。 発明の第一の実施例の各部作動波形。 発明の第二の実施例の主要部分を示す図。 発明の第三の実施例の主要部分を示す図。
符号の説明
3:エネルギー蓄積コイル
4:逆流防止手段
5:スイッチング素子
6:キャパシタ
7:点火コイル
71:一次線輪
72:二次線輪
8:保護素子
9:点火栓
100:イオン電流検出装置
10,13,14:イオン電流検出装置の端子
11:駆動回路
12:ECU
15:キャパシタ
16,21:ダイオード
17:定電圧ダイオード
18:第二のスイッチング素子
19:レジスタ
20:イオン検出回路

Claims (5)

  1. 点火装置を構成する点火コイルの一次側に駆動電源と、上記点火コイルの二次側に点火栓とイオン電流検出装置を備える点火装置において、当該イオン電流検出装置の電流源を構成するキャパシタに、上記キャパシタを分路するスイッチング素子を構成し、上記スイッチング素子は少なくとも点火栓での放電持続時間の前半はオン状態とする制御手段を有することを特徴とするイオン電流検出装置を備える点火装置。
  2. 上記点火装置は、多重放電型点火装置とした請求項1に記載のイオン電流検出装置を備える点火装置。
  3. 点火栓での放電持続時間が内燃機関の回転数1000rpmの時0.7ms〜1.5ms、8000rpmの時0.5ms以内の勾配をもって変化する構成とした請求項1と2に記載のイオン電流検出装置を備える点火装置。
  4. 上記スイッチング素子がオン状態からオフに移行する時間を、少なくとも内燃機関実用回転域においてATDC(圧縮上死点後)15度以前とした請求項1乃至3に記載のイオン電流検出装置を備える点火装置。
  5. 前記多重放電型点火装置の多重放電の最後の一サイクルを残して、上記スイッチング素子をオフ設定した請求項1乃至4に記載のイオン電流検出装置を備える点火装置。
JP2005278265A 2005-09-26 2005-09-26 イオン電流検出装置を備える点火装置 Expired - Fee Related JP4575264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005278265A JP4575264B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 イオン電流検出装置を備える点火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005278265A JP4575264B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 イオン電流検出装置を備える点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007085306A JP2007085306A (ja) 2007-04-05
JP4575264B2 true JP4575264B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37972525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005278265A Expired - Fee Related JP4575264B2 (ja) 2005-09-26 2005-09-26 イオン電流検出装置を備える点火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4575264B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5124031B2 (ja) * 2011-05-10 2013-01-23 三菱電機株式会社 内燃機関の点火装置
JP6324432B2 (ja) * 2016-04-12 2018-05-16 三菱電機株式会社 内燃機関の点火制御装置および点火制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054547A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
JP2002070712A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Hitachi Ltd 内燃機関点火装置
JP2003222066A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Ngk Spark Plug Co Ltd 失火検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054547A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
JP2002070712A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Hitachi Ltd 内燃機関点火装置
JP2003222066A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Ngk Spark Plug Co Ltd 失火検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007085306A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002168170A (ja) 内燃機関のイオン電流検出装置
EP1316723A2 (en) Ignition device for internal combustion engine
JP4577031B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2009085166A (ja) 内燃機関用点火コイル装置
US6298823B1 (en) Knock control apparatus for internal combustion engine
US5606118A (en) System and method for detecting misfire in an internal combustion engine
US20170292492A1 (en) Ignition control device and ignition control method for internal combustion engine
JP2007009890A (ja) イオン電流検出装置を備える点火装置
US5429103A (en) High performance ignition system
JP4575264B2 (ja) イオン電流検出装置を備える点火装置
US9382852B2 (en) Control device for internal combustion engine having cylinder resting mechanism
JP2019210827A (ja) 内燃機関用制御装置
US10808673B2 (en) Control device and control method for internal combustion engine
JP4494264B2 (ja) 内燃機関点火装置
JP2007032352A (ja) イオン電流検出装置を備える点火装置
JP2007154829A (ja) イオン電流検出装置を備える多点点火装置
JP5047247B2 (ja) 内燃機関の点火制御装置
JP2009203864A (ja) 燃焼状態検出装置及び点火制御システム
JP4494297B2 (ja) 内燃機関点火装置
JP3584664B2 (ja) コンデンサ放電式内燃機関用点火装置
CN108730096B (zh) 内燃机的控制装置及控制方法
JP3480588B2 (ja) 容量放電型点火装置
JP2003286933A (ja) 内燃機関用点火装置
JP3838058B2 (ja) コンデンサ放電式内燃機関用点火装置
US7827959B2 (en) Ignition device for internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4575264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160827

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees