JP4574423B2 - 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム - Google Patents

給電路を二重化した海底ケーブル通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP4574423B2
JP4574423B2 JP2005122397A JP2005122397A JP4574423B2 JP 4574423 B2 JP4574423 B2 JP 4574423B2 JP 2005122397 A JP2005122397 A JP 2005122397A JP 2005122397 A JP2005122397 A JP 2005122397A JP 4574423 B2 JP4574423 B2 JP 4574423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
submarine cable
power supply
submarine
communication system
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005122397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006303886A (ja
Inventor
高久 吉住
泰久 金丸
雅彦 近藤
一成 深川
博幸 庄山
一 墨谷
泰一 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005122397A priority Critical patent/JP4574423B2/ja
Publication of JP2006303886A publication Critical patent/JP2006303886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574423B2 publication Critical patent/JP4574423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

本発明は、給電路を二重化した海底ケーブル通信システムに関し、特に、海中の分岐装置を用いて光通信用の海底ケーブルを分岐し、3局以上の陸揚げ局間で通信を行う海底ケーブル通信システムにおいて、二重化した給電路により電源供給を行う海底ケーブル通信システムに関する。
海底ケーブル通信システムは、図11に示すように、陸揚げ局11−1,11−2,11−3の間を繋ぐ海底ケーブル11−4に適当な間隔をおいて複数の海底中継器11−5が設けられ、各海底中継器11−5に給電するため、陸上の陸揚げ局(以下陸上局という)に給電装置、海底ケーブル内に給電路を備えることが必要となる。
陸上局間を繋ぐ海底ケーブルの途中に分岐点が無い海底ケーブル通信システムでは、両端の陸上局に給電装置を設置し、一方の陸上局の給電装置を正電圧(+)電源、他方の陸上局の給電装置を負電圧(−)電源として、1系統の給電設備により電源供給が行われている。海底ケーブル通信システムを構成する各海底中継器は、ツェナーダイオードを用いて所定の電源電圧を取り出し、自中継器内の各回路部に給電する構成となっている。
また、図11に示すように、陸上局間を繋ぐ海底ケーブルの途中に分岐点を有する海底ケーブル通信システムでは、分岐点に海中分岐装置(BU)11−6を設け、該海中分岐装置(BU)11−6に給電路の切り換えを行う機能を具備し、海底ケーブルの切断等による障害発生により各海底中継器への給電が停止される事態を極力回避するよう、給電路の切り換えを行っていた。
分岐点を有する従来の海底ケーブル通信システムの給電経路の構成例を図12に示す。正常時には同図に示すように、第1の陸上局(A局)の給電装置12−4の正電圧(+)電源から、海中分岐装置(BU)12−3を素通りして、第3の陸上局(C局)の給電装置12−6の負電圧(−)電源へ電流が流れる給電経路12−1と、海中分岐装置(BU)12−3の海中アース(SE:Sea Earth)から第2の陸上局(B局)の給電装置12−5の負電圧(−)電源へ電流が流れる給電経路12−1とにより、海底ケーブル通信システム内の各海底中継器12−2に給電を行っていた。
図13は、前述の図12の給電経路の構成例の海底ケーブル通信システムによって中継される光通信経路を示す。図13に示すように、第1の陸上局(A局)と第3の陸上局(C局)、第3の陸上局(C局)と第2の陸上局(B局)、及び第2の陸上局(B局)と第1の陸上局(A局)が、それぞれ光ケーブ13−1及び海底中継器13−1を介して相互に接続され、それぞれの陸上局間で相互に光通信が可能となる。
図14に従来の海底中継器内の給電回路の構成を示す。同図に示すように、海底中継器内の給電回路は、給電入出力端子(POWER IN/OUT)から流入する電流を平滑する平滑コイル(L1,L2)、電圧調整用の抵抗器(R1〜R10)、給電入出力端子(POWER IN/OUT)から流入する電流の極性に関わりなく一定の極性の電圧を与えるツェナーダイオード(ZD1〜ZD4)による整流回路、一定の電源電圧を負荷回路(Smoothing PCB)に与えるツェナーダイオード(ZD5)、及び落雷等に対する過電圧保護のためのアレスタARR1を備える。
図15に海底ケーブルの障害時の海中分岐装置(BU)による給電経路切り換えの様態を示す。同図の(a)は正常時の場合を示し、この状態では図12に示した給電経路と同様の経路により給電が行われる。同図の(b)は第2の陸上局(B局)と海中分岐装置(BU)との間の海底ケーブルに障害が発生した場合を示し、この場合は第1の陸上局(A局)と第3の陸上局(C局)との間の各海底中継器には正常に給電されるが、第2の陸上局(B局)と海中分岐装置(BU)との間の各海底中継器には給電されない。
また、同図の(c)は第1の陸上局(A局)と海中分岐装置(BU)との間の海底ケーブルに障害が発生した場合を示し、この場合は、第2の陸上局(B局)の給電装置の正電圧(+)電源から、第3の陸上局(C局)の給電装置の負電圧(−)電源へ流れる給電経路となるように、海中分岐装置(BU)で給電経路を切り換え、これにより、第2の陸上局(B局)と第3の陸上局(C局)との間の各海底中継器には給電されるが、第1の陸上局(A局)と海中分岐装置(BU)との間の各海底中継器には給電されない。
また、同図の(d)は第3の陸上局(C局)と海中分岐装置(BU)との間の海底ケーブルに障害が発生した場合を示し、この場合は、第1の陸上局(A局)の給電装置の正電圧(+)電源から、第2の陸上局(B局)の給電装置の負電圧(−)電源へ流れる給電経路となるように、海中分岐装置(BU)で給電経路を切り換え、これにより、第1の陸上局(A局)と第2の陸上局(B局)との間の各海底中継器には給電されるが、第3の陸上局(C局)と海中分岐装置(BU)との間の各海底中継器には給電されない。
上述した従来の海底ケーブル通信システムは1系統のみの給電路を有し、該1系統の給電路を通信用光ファイバと一体に構成した海底ケーブルの構造を図16に示す。該海底ケーブルは同図に示すように、光ファイバ16−2の外周を絶縁層16−2で覆い、その外周に給電路16−3を設け、その外周を外皮16−4で覆った構造を有している。
前述した海中分岐装置の給電切替え回路については、下記の特許文献1及び2等に記載されている。
特開平7−264105公報 特開平4−70127公報
前述のような分岐点を有する従来の海底ケーブル通信システムは、1系統の給電経路しか有していないため、給電路が切断されるなどの障害が発生した場合、一旦、全給電装置からの電源供給を停止し、給電路の障害区間を探索して特定した後、障害の無い区間の給電路に電源供給を開始する。このように電源供給の停止から再び電源供給を開始するまでの数時間の間、全く損傷の無い給電路の通信区間まで一時的にせよ一旦通信不可能な状態に陥り、通信サービスの品質を著しく低下させる要因の一つになっていた。本発明は、海底で給電路が切断された場合でも、海底中継器に対して給電が途絶えることなく行われ、通信が無瞬断となる海底ケーブル通信システムを提供することを目的とする。
本発明の海底ケーブル通信システムは、(1)双方向に直流電流が流れ二重化した給電路を有する海底ケーブルと、前記海底ケーブルのそれぞれの給電路から給電される電流を整流回路により整流し、該整流回路からそれぞれ出力される電流をダイオードオア回路により合成して負荷回路に供給する海底中継器と、を備えたことを特徴とする。
また、(2)前記二重化した給電路のそれぞれの導体を、1本の海底ケーブル内に収容したことを特徴とする。
また、(3)前記二重化した給電路として、断面が略半円状の2個の導体を同一円周上に向かい合わせに配置し、該2個の導体の間に突起部を有する絶縁層を設けた構造を有することを特徴とする。
また、(4)前記二重化した給電路として、それぞれ複数の細線の導体の集合体により構成したことを特徴とする。
また、(5)前記二重化した給電路として、帯状の2個の導体を、海底ケーブルの中心軸を中心とする同心円上にスパイラル状に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、各海底中継器に対して、二重化した給電路により一方の系統の給電路からは正極の給電を行い、他方の系統の給電路からは負極の給電を行い、両系統からの給電をダイオードオア回路で合成して負荷回路の供給することにより、何れか一方の給電路に障害が発生しても他方の給電路から給電が途切れることなく行われ、また、仮に海底で給電路が切断された場合でも、切断点で海水接地を帰路とした給電が行われるため、海底中継器に対して無瞬断の給電を行うことが可能となり、通信サービスを中断させることなく、通信サービスの信頼性を向上させることができる。
また、二重化した給電路の導体を、断面が略半円状の2個の導体を同一円周上に向かい合わせに配置することにより、径の細い海底ケーブルを構成することができる。また、二重化した給電路として、それぞれ複数の細線の導体の集合体により構成したことにより、曲げ易い海底ケーブルとすることができる。また、二重化した給電路として、帯状の2個の導体をスパイラル状に配置したことにより、内部の光ファイバの負荷にならない範囲で屈曲性を増大させることができる。
図1は本発明による海底ケーブル通信システムの正常時の給電経路を示す。本発明では、各海底中継器1−1への給電路1−2を従来の1系統の給電路から二重化構成の給電路とし、各海底中継器1−1にそれぞれ2系統の給電路1−2から給電し、図1に示すように、第1の陸上局(A局)1−3と第3の陸上局(C局)1−5との間、第1の陸上局(A局)1−3と第2の陸上局(B局)1−4との間、第2の陸上局(B局)1−4と第3の陸上局(C局)1−5との間に2系統の給電路1−2を固定的に接続する。これにより、従来のような海中分岐装置(BU)における給電経路切り換えの機能は、本発明では不要となる。
本発明では給電路の二重化のため、従来の海底ケーブルにおける1系統の導体のみの給電路に対し、2系統の導体を有する構造とし、各海底中継器は該2系統の給電路からそれぞれ電源電流を取り出し、それぞれの電源電流をダイオードオア回路により合成して内部の負荷回路に給電する。
各海底中継器に2系統の給電路から電源を供給するため、各陸上局には各給電路対応に2つの給電装置(電源設備)をそれぞれ備え、各給電系統に各給電装置から電流を供給する。また、海中分岐装置(BU)には、従来の1系統の給電路の場合に必要であった給電路切替え機能を備えることなく、本発明における海中分岐装置(BU)は、各給電路を素通しで対向陸上局と接続する。また、従来の海中分岐装置(BU)に備えていた海中アース(SE)も不必要となる。
図2は、本発明における海底ケーブル切断時の給電経路を示す。同図に示すように、海底ケーブル切断部分において、2系統の給電路の内、少なくとも何れか一方の給電路で海中アース(SE)を帰路とする給電経路が形成されることにより、各中継器への給電が確保される。
例えば、海中分岐装置(BU)と第1の陸上局(A局)との間の海底ケーブルが切断された場合、海中分岐装置(BU)と第1の陸上局(A局)との間の海底中継器は、切断点より第1の陸上局(A局)寄りの海底中継器2−1は、第1の陸上局(A局)の給電装置と海中接地(SE)により給電され、切断点より海中分岐装置(BU)寄りの海底中継器2−2,2−3,2−4は、第2の陸上局(B局)の給電装置と海中接地(SE)により給電される。他の海底中継器は、図1に示した正常時と同様の給電経路により給電される。
図3は、本発明による海底中継器内の給電回路の第1の構成例を示す。海底中継器は2系統の給電路(図中の給電路A及び給電路B)が供給され、それぞれの給電路に対して、ツェナーダイオードZD1〜ZD4及びツェナーダイオードZD6〜ZD9の各清流回路により整流し、ツェナーダイオードZD5及びツェナーダイオードZD10により所定の電源電圧を取り出す。
2系統の給電路からの電流をダイオードオア(OR)回路3−1によって合成し、2系統の給電路の内、少なくとも一方の給電路からの給電があれば、ダイオードオア(OR)回路3−1の出力から負荷回路3−2に給電され、冗長構成が採られたことになる。
図4は、本発明による海底中継器内の給電回路の第2の構成例を示す。この第2の構成例は、高価なツェナーダイオードZDの使用個数が少なくなるよう構成した回路であり、第1の構成例おける整流用のツェナーダイオードと所定の電源電圧を取り出すためのツェナーダイオードとをそれぞれ機能を兼用させて構成し、ZD1〜ZD4の4つのツェナーダイオードにより、2系統の給電路からの給電の整流回路及び所定電源電圧を取り出す回路4−1を構成し、その出力をダイオードオア(OR)回路4−2により合成する回路構成としている。
このように、各海底中継器に対して、二重化した給電路により一方の系統の給電路からは正極の給電を行い、他方の系統の給電路からは負極の給電を行い、両系統からの給電をダイオードオア回路で合成して負荷回路の供給することにより、何れか一方の給電路に障害が発生しても他方の給電路から給電が途切れることなく行われる。また、海中接地されることなく、海底ケーブル内で給電路が切断された場合でも、一方の給電路の正極電源から他方の給電路負極電源への経路で給電路が形成されるため、給電が途切れることなく行われる。
図5〜図10に本発明による2系統の給電路を1本の海底ケーブル内に装着した構造を示す。各図に示す本発明による2系統の給電路を有する海底ケーブルの構造の特徴を以下に説明する。
図5に示す海底ケーブルは、2つの給電路(A,B)5−1,5−2の導体を、その断面が同心円上に2層構造として配置されるよう構成し、その2つの給電路5−1,5−2の間に絶縁層5−3を設けたものである。
図6に示す海底ケーブルは、細線の導体6−1,6−2に絶縁被覆6−3,6−4を施した複数本のケーブルをそれぞれの給電路に用い、該細線の導体に絶縁被覆を施した複数本のケーブルから成る各給電路を同心円上に二重に配置し、海底ケーブル全体としての屈曲性を増大させたものである。なお、図6の構造による海底ケーブルでは、図5の海底ケーブルにおける絶縁層5−3は不要である。
図7に示す海底ケーブルは、断面が略半円状の2個の給電路7−1,7−2を同一円周上に向かい合わせに配置し、該2個の給電路7−1,7−2の間に突起部を有する絶縁層7−3を設け、十分な絶縁性が確保されるように構成したものである。この構成により径の細い海底ケーブルを構成することができる。
図8に示す海底ケーブルは、図7に示した断面が略半円状の給電路の導体として、複数の絶縁皮膜細線導体8−1,8−2をそれぞれの給電路に用い、屈曲性を増大させたものである。
図9に示す海底ケーブルは、2つの給電路9−1,9−2をその間に絶縁層9−3を有するスパイラル構造とし、屈曲性を増大させた構造である。
図10に示す海底ケーブルは、断面が円弧状の2つの給電路の導体10−1,10−2の円弧の中心をずらし、互いに絶縁層10−3を介して部分的に重なり合う2層構造とすることにより、給電路の導体の断面積を増大させて導体抵抗を低減化させたものである。
本発明の特徴点をまとめると以下のとおりである。
(付記1)双方向に直流電流が流れる二重化した給電路を有する海底ケーブルと、前記海底ケーブルのそれぞれの給電路から給電される電流を整流回路により整流し、該整流回路からそれぞれ出力される電流をダイオードオア回路により合成して負荷回路に供給する海底中継器と、を備えたことを特徴とする海底ケーブル通信システム。
(付記2)前記二重化した給電路のそれぞれの導体を、1本の海底ケーブル内に収容したことを特徴とする請求項1に記載の海底ケーブル通信システム。
(付記3)前記二重化した給電路として、断面が略半円状の2個の導体を同一円周上に向かい合わせに配置し、該2個の導体の間に突起部を有する絶縁層を設けた構造を有することを特徴とする請求項2に記載の海底ケーブル通信システム。
(付記4)前記二重化した給電路として、それぞれ複数の細線の導体の集合体により構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の海底ケーブル通信システム。
(付記5)前記二重化した給電路として、帯状の2個の導体を、海底ケーブルの中心軸を中心とする同心円上にスパイラル状に配置したことを特徴とする請求項2に記載の海底ケーブル通信システム。
(付記6)前記二重化した給電路として、断面が円弧状の2つの導体の円弧の中心をずらし、互いに絶縁層を介して部分的に重なり合う2層構造としたことを特徴とする請求項2に記載の海底ケーブル通信システム。
本発明による海底ケーブル通信システムの正常時の給電経路を示す図である。 本発明による海底ケーブル通信システムの海底ケーブル切断時の給電経路を示す図である。 本発明による海底中継器内の給電回路の第1の構成例を示す図である。 本発明による海底中継器内の給電回路の第2の構成例を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 本発明による海底ケーブルの構造を示す図である。 海底ケーブル通信システムの構成例を示す図である。 分岐点を有する従来の海底ケーブル通信システムの給電経路の構成例を示す図である。 分岐点を有する海底ケーブル通信システムによって中継される光通信経路を示す図である。 従来の海底中継器内の給電回路の構成を示す図である。 海底ケーブルの障害時の従来の海中分岐装置(BU)による給電経路切り換えの様態を示す図である。 従来の1系統の給電路の海底ケーブルの構造を示す図である。
符号の説明
1−1 海底中継器
1−2 給電路
1−3 第1の陸上局(A局)
1−4 第2の陸上局(B局)
1−5 第3の陸上局(C局)
BU 海中分岐装置

Claims (5)

  1. 海中の分岐装置を用いて光通信用の海底ケーブルを分岐し、3局以上の陸揚げ局間で通信を行う海底ケーブル通信システムにおいて、
    双方向に直流電流が流れる二重化した給電路を有する海底ケーブルと、
    前記海底ケーブルのそれぞれの給電路から給電される電流を整流回路により整流し、該整流回路からそれぞれ出力される電流をダイオードオア回路により合成して負荷回路に供給する海底中継器と、
    を備えたことを特徴とする海底ケーブル通信システム。
  2. 前記二重化した給電路のそれぞれの導体を、1本の海底ケーブル内に収容したことを特徴とする請求項1に記載の海底ケーブル通信システム。
  3. 前記二重化した給電路として、断面が略半円状の2個の導体を同一円周上に向かい合わせに配置し、該2個の導体の間に突起部を有する絶縁層を設けた構造を有することを特徴とする請求項2に記載の海底ケーブル通信システム。
  4. 前記二重化した給電路として、それぞれ複数の細線の導体の集合体により構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の海底ケーブル通信システム。
  5. 前記二重化した給電路として、帯状の2個の導体を、海底ケーブルの中心軸を中心とする同心円上にスパイラル状に配置したことを特徴とする請求項2に記載の海底ケーブル通信システム。
JP2005122397A 2005-04-20 2005-04-20 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム Expired - Fee Related JP4574423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005122397A JP4574423B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005122397A JP4574423B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006303886A JP2006303886A (ja) 2006-11-02
JP4574423B2 true JP4574423B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37471648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005122397A Expired - Fee Related JP4574423B2 (ja) 2005-04-20 2005-04-20 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574423B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2171887B1 (en) * 2007-07-23 2016-12-21 Tyco Electronics Subsea Communications Llc Signaling between elements in an undersea optical communication system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847707A (ja) * 1971-10-18 1973-07-06
JPS54141503A (en) * 1978-04-25 1979-11-02 Nec Corp Feeding system for submarine relay system using optical cable
JPH0423622A (ja) * 1990-05-18 1992-01-28 Nec Corp 光海底ケーブルの給電方法
JPH09145969A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 光ファイバーケーブル
JP2002164820A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Japan Marine Sci & Technol Center 海底給電方式

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847707A (ja) * 1971-10-18 1973-07-06
JPS54141503A (en) * 1978-04-25 1979-11-02 Nec Corp Feeding system for submarine relay system using optical cable
JPH0423622A (ja) * 1990-05-18 1992-01-28 Nec Corp 光海底ケーブルの給電方法
JPH09145969A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 光ファイバーケーブル
JP2002164820A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Japan Marine Sci & Technol Center 海底給電方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006303886A (ja) 2006-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6396391B1 (en) Communications and control network having multiple power supplies
US10263712B2 (en) Submarine optical cable shore landing apparatus
CN102934377A (zh) 在海水下传输电力并提供光纤通信的系统和方法
CN107005269B (zh) 馈电线分支装置以及馈电线分支方法
EP2738959B1 (en) System and method for providing underwater communication data
JPH0897692A (ja) 海底通信システム用の分岐装置
JP4574423B2 (ja) 給電路を二重化した海底ケーブル通信システム
JP6973495B2 (ja) 海底分岐装置及び海底分岐方法
JP2786524B2 (ja) 海中分岐装置の給電路切替回路および海底ケーブル通信システムの給電方法
JPS6091732A (ja) 通信方式及びそのための分岐ユニツト
JP2007312466A (ja) 雷保護通信システム
JP2006333618A (ja) 配電網の監視制御用通信ネットワーク
JP6856303B2 (ja) 直流送電設備
JP7448018B2 (ja) 海底光ケーブルシステム
EP2874324B1 (en) Power supply for a submarine branching unit
EP3540892B1 (en) Transmission system having a trunk and a branch
JPH05327561A (ja) 給電路切替回路
US7269353B2 (en) Branching unit for an optical transmission system
JP3341246B2 (ja) 給電路切替回路
JPS6218098B2 (ja)
JP3171862B2 (ja) 通信ケーブルの給電方式及び方法
JPH04256225A (ja) 海底ケーブル通信システムの給電方法および給電路切替え回路
JPS63299721A (ja) 海底中継伝送路の給電切替方式
EP1322046B1 (en) Submarine branching unit having asymmetrical architecture
JP3687073B2 (ja) 海底分岐装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees