JP4570134B2 - 大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法 - Google Patents

大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体基板などの被処理物の表面処理装置に係り、特に被処理物を大気圧又はその近傍の圧力下において表面処理を行うための大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法に関する。
半導体製造装置の分野では、半導体基板に対して有機物を除去するアッシングや半導体基板の表面を除去するエッチング、さらには酸化や窒化等の種々の表面処理が行われている。半導体基板の表面に存在する有機物をアッシングする場合には、半導体基板を配置した真空容器内に酸素を供給して真空プラズマを発生させ、真空プラズマによって生成した活性な酸素により有機物を燃焼させていた。また、半導体基板をエッチングする場合には、半導体基板を酸などの溶液に浸したり、半導体基板を配置した真空容器中にCFなどの処理ガスを導入し、真空プラズマによって活性なフッ素などを生成して半導体基板をエッチングしていた。
ところで、真空プラズマを用いたアッシングやエッチングは、高価な真空機器を設置しなければならないとともに、容器内を真空にするための処理に多くの時間を必要とする。また、真空プラズマを発生させるために大きなエネルギーを必要とし、半導体製造装置の製造コストを上昇させる要因となる。また、半導体基板を酸溶液に浸漬するウエットエッチングは、エッチング後に純粋による洗浄、乾燥を行わなければならないため、多くの時間と手間が必要で、生産性が低下して製造コストを増大させる要因となる。
そこで、大気圧又はその近傍の圧力において処理ガスをプラズマ化し、いわゆる大気圧プラズマによって活性化したガスを用いてアッシングやエッチングを行うことが従来から提案されている。
図4に示すように、従来の大気圧プラズマ処理装置100は、下部電極で構成され半導体基板Mなどの被処理物を配置するステージ102と、ステージ102の上方にかつステージ102に対向するように配置されて高周波電源104に接続した高周波電極106と、を有している。この高周波電極106とステージ102との間が放電空間108となっている。なお、ステージ102は、所定の配線等によりアースに接続されている。また、高周波電極106と高周波電源104との間には、高周波マッチング回路110が設けられている。また、放電空間108の近傍には、処理ガス供給ノズル112が配置してあり、放電空間108にヘリウムと酸素との混合ガスや、ヘリウムと四フッ化炭素(CF)との混合ガスなどを供給できるようになっている。
上記した大気圧プラズマ処理装置100によれば、ステージ102上に半導体基Mを配置させた後、処理ガス供給ノズル112から放電空間108に処理ガスを供給し、高周波電源104によって高周波電極106とステージ102との間に高周波電圧を印加させる。これにより放電空間108内の処理ガスが電離してプラズマPが発生し、処理ガスが電離した励起状態となって活性化される。放電空間108に発生したプラズマPがステージ上の半導体基板Mに衝突することにより、半導体基板Mの表面処理が行われる。
特開2003−273084号公報
しかしながら、上記した大気圧プラズマ処理装置では、高周波電極とステージとの間の放電空間に半導体基板が配置された状態で、プラズマにより表面処理が行われるため、効率良く表面処理を行うためには絶縁物である半導体基板の厚みを可能な限り薄くする必要がある。このため、半導体基板を大気圧プラズマ処理装置により表面処理する場合には、常に半導体基板の厚みを考慮しなければならず、半導体基板の表面処理効率が低下する問題がある。
また、半導体基板はプラズマにより表面処理されることになるが、この処理時には上方の高周波電極から下方のステージに向かってプラズマが流れるため、半導体基板とプラズマとの衝突により半導体基板の表面が破損(以下、適宜「プラズマダメージ」と称する。)することもある。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、半導体基板などの被処理物の厚みを考慮することなく表面処理を行うことにより表面処理効率の低下を防止することができ、かつ、被処理物のプラズマダメージを大幅に低減することができる大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、大気圧下においてプラズマにより被処理物の表面処理を行う大気圧プラズマ処理装置であって、アースに接続され前記被処理物の表面に対して直交するように配置された第1電極と、前記第1電極に対向するように配置され前記第1電極との間に前記被処理物を前記表面処理するための放電空間を形成する第2電極と、前記第2電極にマッチング回路を介して接続され前記第2電極に高周波電力を供給する高周波電源と、前記放電空間に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、前記被処理物を搬送するための搬送ローラと、を有し、前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して前記処理ガスを供給することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、処理ガス供給手段により第1電極と第2電極との間に形成された放電空間に処理ガスを供給し、高周波電源により第2電極に高周波電力を供給し第1電極と第2電極との間に高周波電圧を印加する。これにより、放電空間内の処理ガスが電離してプラズマが発生し、処理ガスが電離した励起状態となって活性化される。そして、放電空間内に発生したプラズマが第2電極から第1電極に向かって流れる。
ここで、第1電極と第2電極とはそれぞれ被処理物の表面に対して略直交するように配置されているため、プラズマも被処理物の表面に対して直交するように流れる。このとき、プラズマの一部が被処理物の表面をかすり、被処理物の表面処理が行われる。
以上のように、本発明によれば、被処理物を放電空間内部に置き被処理物の上方から下方に流れるプラズマによりその表面処理を行わないため、被処理物の厚みを厚くした場合でも、表面処理精度を低下することなく表面処理を行うことができる。これにより、表面処理をする際に被処理物の厚みを考慮する必要が無いため、表面処理効率の低下を防止できる。
また、プラズマが被処理物の表面に対して直交するように流れるため、プラズマが被処理物の表面に向かって流れ衝突する場合と比較して、被処理物へのプラズマダメージを大幅に低減することができる。これにより、表面処理時にプラズマが被処理物に及ぼす悪影響を防止することができる。
また、被処理物が搬送ローラにより搬送される構成であるため、被処理物の表面処理時において被処理物に熱による曲げ応力が作用する。これにより、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位が反ろうとする。
ここで、処理ガス供給手段により、放電空間内の他に、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位(前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物)に処理ガスを供給することにより、この処理ガスの供給に伴う圧力が被処理物の反りに対抗するように被処理物に作用し、被処理物の反りが阻止される。この結果、被処理物を搬送するための搬送空間を可能な限り狭くすることができるため、放電空間に供給するための処理ガスの量を低減することができ、被処理物の表面処理に要するコストを低減することができる。
また、処理ガス供給手段により、放電空間内の他に、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位に処理ガスを供給することにより、外気が処理ガスによって遮断されるため、被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位から放電空間側に向かって外気が入り込むことを防止できる。この結果、処理ガスに外気が混入することを防止でき、NOの発生を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の大気圧プラズマ処理装置において、前記放電空間のガスを排気する排気手段を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、排気手段により放電空間近傍のガスが排気されるため、処理ガスの他に、処理ガスが被処理物の有機物と反応して生成した生成ガスも放電空間近傍から除外することができる。これにより、前記生成ガスがプラズマによる被処理物の表面処理に影響することがなく、被処理物の表面処理の均一化を図ることができる。
なお、本明細書において、「ガス」とは、処理ガスの他に、処理ガスが被処理物である半導体基板の有機物と反応して生成した生成ガス等を含めたものを意味する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の大気圧プラズマ処理装置において、前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して、前記排気手段により排気された前記ガスを導き供給する再供給手段を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位(前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物)に、排気手段により排気されたガスが再供給手段により導き供給されることにより、排気されたガスを再利用することができる。これにより、処理ガスの使用量を大幅に低減することができ、被処理物の表面処理に要するコストを大幅に低減することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の大気圧プラズマ処理装置において、前記放電空間と前記被処理物を搬送するための搬送空間とを区画する区画部材を設け、前記区画部材には前記放電空間と前記搬送空間とを連通するための連通孔が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、放電空間内部のイオンが区画部材により遮断され、かつ放電空間内部のラジカルのみが区画部材に形成された連通孔を通って半導体基板に誘導されるため、イオンが半導体基板に及ぼす悪影響(イオンダメージ)を低減することができる。
請求項に記載の発明は、アースに接続された第1電極と、マッチング回路を介して高周波電源に接続された第2電極と、をそれぞれ被処理物の表面に対して直交するように配置させ、前記高周波電源により前記第2電極に高周波電力を供給して前記第1電極と前記第2電極との間の放電空間に高周波電圧を印加し、前記放電空間に処理ガス供給手段により供給した処理ガスを電離させてプラズマを発生させ、大気圧下において前記プラズマにより前記放電空間に位置する前記被処理物を表面処理する大気圧プラズマ処理方法であって、前記被処理物は、搬送ローラにより搬送され、前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して前記処理ガスが供給されることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、処理ガス供給手段により第1電極と第2電極との間に形成された放電空間に処理ガスを供給し、高周波電源により第2電極に高周波電力を供給し第1電極と第2電極との間に高周波電圧を印加する。これにより、放電空間内の処理ガスが電離してプラズマが発生し、処理ガスが電離した励起状態となって活性化される。そして、放電空間内に発生したプラズマが第2電極から第1電極に向かって流れる。
ここで、第1電極と第2電極とはそれぞれ被処理物の表面に対して略直交するように配置されているため、プラズマも被処理物の表面に対して直交するように流れる。このとき、プラズマの一部が被処理物の表面をかすり、被処理物の表面処理が行われる。
以上のように、本発明によれば、被処理物を放電空間内部に置き被処理物の上方から下方に流れるプラズマによりその表面処理を行わないため、被処理物の厚みを厚くした場合でも、表面処理精度を低下することなく表面処理を行うことができる。これにより、表面処理をする際に被処理物の厚みを考慮する必要が無いため、表面処理効率の低下を防止できる。
また、プラズマが被処理物の表面に対して直交するように流れるため、プラズマが被処理物の表面に向かって流れ衝突する場合と比較して、被処理物へのプラズマダメージを大幅に低減することができる。これにより、表面処理時にプラズマが被処理物に及ぼす悪影響を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、被処理物が搬送ローラにより搬送される構成であるため、被処理物の表面処理時において被処理物に熱による曲げ応力が作用する。これにより、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位が反ろうとする。
ここで、処理ガス供給手段により、放電空間内の他に、プラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位(前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物)に処理ガスを供給することにより、この処理ガスの供給に伴う圧力が被処理物の反りに対抗するように被処理物に作用し、被処理物の反りが阻止される。この結果、被処理物を搬送するための搬送空間を可能な限り狭くすることができるため、放電空間に供給するための処理ガスの量を低減することができ、被処理物の表面処理に要するコストを低減することができる。
また、処理ガス供給手段により、放電空間内の他に、プラズマにより表面処理される部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位に処理ガスを供給することにより、外気が処理ガスによって遮断されるため、被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位から放電空間側に向かって外気が入り込むことを防止できる。この結果、処理ガスに外気が混入することを防止でき、NOの発生を抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の大気圧プラズマ処理方法において、前記放電空間のガスを排気手段により排気することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、排気手段により放電空間近傍のガスが排気されるため、処理ガスの他に、処理ガスが被処理物の有機物と反応して生成した生成ガスも放電空間近傍から除外することができる。これにより、前記生成ガスがプラズマによる被処理物の表面処理に影響することがなく、被処理物の表面処理の均一化を図ることができる。
なお、本明細書において、「ガス」とは、処理ガスの他に、処理ガスが被処理物である半導体基板の有機物と反応して生成した生成ガス等を含めたものを意味する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の大気圧プラズマ処理方法において、前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して、前記排気手段により排気された前記ガスを再供給手段により導き供給することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、排気手段により排気されたガスが再供給手段によりプラズマにより表面処理される被処理物の部位を基準として被処理物の搬送方向上流側の部位及び搬送方向下流側の部位(前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物)に導き供給されることにより、排気されたガスを再利用することができる。これにより、処理ガスの使用量を大幅に低減することができ、被処理物の表面処理に要するコストを大幅に低減することができる。
本発明では、半導体基板などの被処理物の厚みを考慮することなく表面処理を行うことにより表面処理効率の低下を防止することができ、かつ、被処理物のプラズマダメージを大幅に低減することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る大気圧プラズマ処理装置及び大気圧プラズマ処理方法について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、大気圧プラズマ処理装置10は、上側に位置する大気圧プラズマ処理装置本体12と、大気圧プラズマ処理装置本体12の下側に配置され大気圧プラズマ処理装置本体12との間に半導体基板(被害処理物)Mを搬送するための搬送空間16を形成する被処理物搬送装置14と、を有している。
大気圧プラズマ処理装置本体12は、導電性の処理ガス供給部材(処理ガス供給手段)20を備えている。この処理ガス供給部材20には、ヘリウムと酸素との混合ガスや、ヘリウムと四フッ化炭素(CF)との混合ガスなどの処理ガスが流れる処理ガス流路18が形成されている。また、処理ガス供給部材20の下端部に設けられた金属製の接続部材Tにより、処理ガス供給部材20と高周波電極(第2電極)22とが接続されている。また、処理ガス供給部材20には、マッチング回路24を介して高周波電源26が接続されている。これにより、高周波電極22には、処理ガス供給部材20を介して高周波電源26により高周波電力が供給される。
また、処理ガス供給部材20には、高周波電極22と対向するように、アース側電極(第1電極)28が設けられている。このように、高周波電極22とアース側電極28が半導体基板Mの表面(搬送方向)に対して略直交するように配置された状態となっている。また、アース側電極28は、接続部材30により処理ガス供給部材20と接続されている。さらに、アース側電極28は、アースに接続されている。また、処理ガス供給部材20と接続部材30とアース側電極28とにより第1空間部32が形成されている。処理ガス供給部材20に形成された処理ガス流路18は、第1空間部32に開口している。また、接続部材30には、第1空間部32に供給された処理ガスを放電空間34内に導くための連通路36が複数形成されている。これにより、第1空間部32と放電空間34とが連通した状態となっており、第1空間部32に供給された処理ガスが連通路を通って放電空間34に流れることが可能となる。
また、アース側電極28の外側には大気圧プラズマ処理装置本体12を支持するための支持部材38が位置しており、この支持部材38には放電空間34の近傍の処理ガス及びその他の生成ガスを大気圧プラズマ処理装置本体12の上方に位置する第2空間部40に排気するための排気流路(排気手段)42が形成されている。排気流路42の一端が搬送空間16に開口しており、他端が大気圧プラズマ処理装置本体12の上方の第2空間部40に開口している。
また、支持部材38の外側には取付部材44が位置しており、この取付部材44には大気圧プラズマ処理装置本体12の上方の第2空間部40に排気された処理ガス及びその他の生成ガスを搬送空間16に戻すための再供給流路(再供給手段)46が形成されている。この再供給流路46の一端が搬送空間16に開口しており、他端が大気圧プラズマ処理装置本体12の上方の第2空間部40に開口している。
ここで、再供給流路46の搬送空間16に開口する一端は、プラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に位置するように、設定されている。
また、排気流路42と再供給流路46とが連通するように構成されている。
また、搬送空間16に開口する再供給流路46の一端を複数の孔状に形成し、全ての孔から処理ガス及びその他の生成ガスを半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給するようにしてもよい。
また、大気圧プラズマ処理装置本体12の上方には、第2空間部40を形成するための第2空間部形成ダクト48が配置されている。この第2空間部ダクト48には、第2空間部40の内部に排気された処理ガス及びその他の生成ガスを大気圧プラズマ処理装置本体12側に向けるためのファンなどの加圧手段(図示省略)が取り付けられている。
さらに、取付部材44の外側には、処理ガス供給ダクト50が取り付けられている。この処理ガス供給ダクト50は筒状に形成されており、第2空間部40に排気された処理ガス及びその他の生成ガスが処理ガス供給ダクト50の内部を流れて半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給できるようになっている。
また、大気圧プラズマ処理装置本体12の下側に位置する被処理物搬送装置14は、複数の搬送ローラ52を備えている。各搬送ローラ52は、回転可能に設けられた回転軸54に取り付けられており、モータなどの駆動手段(図示省略)により回転軸54が回転駆動させられて、回転できるようになっている。
また、被処理物搬送装置14は、各搬送ローラ52を支持するための土台部56を備えている。この土台部56は高さ調整機構58を備えており、この高さ調整機構58の上下方向の作動により土台部56がその高さ方向に調整可能となっている。これにより、大気圧プラズマ処理装置本体12と被処理物搬送装置14との間に形成された搬送空間16の大きさを調整することができる。また、高さ調整機構58に高周波電源(図示省略)を接続し、かつ高さ調整機構58の上部にアースに接続されたアース側電極(図示省略)を設ける構成にすれば、高周波電極22とアース側電極との間にプラズマPを放電する放電空間を形成することができ、さらに、高さ調整機構58を上方に移動させることにより、高周波電極22とアース側電極との間の空間(隙間)を狭くすることができる。そして、高さ調整機構58にRFバイアスをかけることにより上記放電空間34内のプラズマPから必要な量だけイオン及びラジカルを半導体基板M側に引き出すことができる。
次に、本実施形態に係る大気圧プラズマ処理装置の作用及び効果について説明する。
図1に示すように、搬送ローラ52が駆動手段により回転駆動させられ、半導体基板Mが搬送方向(図1中矢印A方向)に沿って搬送空間16内を搬送される。半導体基板Mの表面処理を行う部位が高周波電極22の下方に位置すると、駆動手段の駆動が停止し搬送ローラ52の回転が停止する。
搬送ローラ52の回転が停止し、半導体基板Mが所定の位置に到達すると、処理ガスが処理ガス流路18を通って第1空間部32に流れ込む。第1空間部32に流れ込んだ処理ガスは、連通路36を通って放電空間34に流れる。このように、放電空間34に処理ガスが供給される。
また、高周波電源26によって高周波電極22とアース側電極28との間に高周波電圧が印加される。これにより、放電空間34内の処理ガスが電離してプラズマPが発生し、処理ガスが電離した励起状態となって活性化される。
ここで、図2に示すように、放電空間34に発生したプラズマPは、アース側電極28がアースに接続されているため、高周波電極22側からアース電極28側に移動する。すなわち、放電空間34に発生したプラズマPは、高周波電極22とアース側電極28とが半導体基板Mの表面に対して略直交するように配置されているため、半導体基板Mの表面に対して略直交する方向に移動し、このときプラズマPの一部が半導体基板Mの表面にかする。これにより、プラズマPによる表面処理が行われる。
なお、このとき、処理ガスが半導体基板Mの有機物と反応することにより、生成ガスが発生する。
このように、本実施形態の大気圧プラズマ処理装置10では半導体基板Mを放電空間34内部に置き半導体基板Mの上方から下方に流れるプラズマPによりその表面処理を行わないため、半導体基板Mの厚みを厚くした場合でも、表面処理精度を低下することなく表面処理を行うことができる。これにより、表面処理をする際に半導体基板Mの厚みを考慮する必要が無いため、表面処理効率の低下を防止できる。
また、プラズマPが半導体基板Mの表面に対して直交するように流れるため、プラズマPが半導体基板Mの表面に向かって流れ衝突する場合(図4参照)と比較して、半導体基板Mへのプラズマダメージを大幅に低減することができる。これにより、表面処理時にプラズマPが半導体基板Mに及ぼす悪影響を防止することができる。
一方、放電空間34及び搬送空間16は比較的狭い空間であるから、放電空間34に供給された処理ガス及び生成ガスは、搬送空間16を外側(図1中矢印A方向及びB方向)に流れていき、さらに排気流路42に流れ込む。排気流路42に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスの一部は、第2空間部40に流れ込む。第2空間部40の内部ではファンなどの加圧手段により加圧されているため、第2空間部40に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスの一部が再供給流路46に入り、排気流路42に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスの一部と合流して、再度、搬送空間16に流れ込む。
また、第2空間部40に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスの一部は、加圧手段による加圧により、処理ガス供給ダクト50に入り込む。処理ガス供給ダクト50に入り込んだ処理ガス及び生成ガスは、その内部を下方に流れ、さらに搬送空間16に流れ込む。
このように、再供給流路46及び処理ガス供給ダクト50から搬送空間16に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスは、プラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給される。処理ガス及び生成ガスが供給されると、半導体基板Mには処理ガス及び生成ガスの供給に伴う圧力が下側に作用する。
ところで、半導体基板Mが搬送ローラ52により搬送される構成を採用すると、半導体基板MのプラズマPによる表面処理時において半導体基板Mに熱による曲げ応力が作用する。これにより、プラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位が下側に凸となるように反ろうとする。
ここで、上述したように、再供給流路46及び処理ガス供給ダクト50から搬送空間16に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスをプラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給することにより、この処理ガス及び生成ガスの供給に伴う圧力が半導体基板Mの反りに対抗するように半導体基板Mに作用し、半導体基板Mの反りが阻止される。この結果、半導体基板Mを搬送するための搬送空間16を可能な限り狭くすることができるため、放電空間34に供給するための処理ガスの量を低減することができ、半導体基板Mの表面処理に要するコストを低減することができる。
また、再供給流路46及び処理ガス供給ダクト50から搬送空間16に流れ込んだ処理ガス及び生成ガスをプラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給することにより、外気が処理ガス及び生成ガスによって遮断されるため、半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位から放電空間34側に向かって外気が入り込むことを防止できる。この結果、処理ガスに外気が混入することを防止でき、NOなどの発生を抑制することができる。
特に、プラズマPにより表面処理される半導体基板Mの部位を基準として半導体基板Mの搬送方向上流側(図1中矢印A方向側)の部位及び搬送方向下流側(図1中矢印B方向側)の部位に供給するガスとして、処理ガスと、処理ガスと半導体基板Mの有機物との反応で生成した生成ガスとを用いることにより、排気された処理ガス及び生成ガスを再利用することができる。これにより、処理ガスの使用量を大幅に低減することができ、半導体基板Mの表面処理に要するコストを大幅に低減することができる。
なお、上記のように処理ガスを再利用する構成がコストの観点から最も好ましいものであるが、処理ガスを再利用する構成に限られることはなく、例えば、処理ガス供給ノズル(図示省略)を第2空間部40の内部に別途設け、この処理ガス供給ノズルから第2空間部40に処理ガスを供給するようにしてもよい。第2空間部に供給された処理ガスは、上記した通り、搬送空間16に供給され、半導体基板Mの反りの発生を防止する。
さらに、放電空間34の近傍の生成ガスが排気流路42を通って第2空間部40に排気されるため、生成ガスを放電空間34の近傍から除外することができる。これにより、生成ガスがプラズマによる被処理物の表面処理に影響することがなく、半導体基板Mの表面処理の均一化を図ることができる。
次に、本実施形態の大気圧プラズマ処理装置の変形例について説明する。
なお、図3において図1及び図2と重複する構成には図1及び図2の符号と同符号を付し、その説明を省略する。
図3に示すように、本変形例の大気圧プラズマ処理装置では、高周波電極22の高さ方向の寸法(厚み寸法)を短くしアース側電極28の下端部が高周波電極22の下端部よりも下方に位置するように構成するとともに、アース側電極28の下端部に複数の貫通孔(連通孔)82が形成されたプレート(区画部材)80を取り付けるようにしてもよい。
かかる変形例の大気圧プラズマ処理装置によれば、放電空間34内部のラジカルのみを貫通孔82を通して半導体基板Mに誘導することができ、イオンが半導体基板Mに及ぼす悪影響(イオンダメージ)を低減することができる。
なお、この変形例の大気圧プラズマ処理装置においても、高さ調整機構58に高周波電源を接続し、高さ調整機構58の上部にアース接続されたアース側電極を設けることにより、このアース側電極に異周波のバイアスを印加することで、プロセスの幅を持たせることができる。
本発明の一実施形態に係る大気圧プラズマ処理装置の構成図である。 本発明の一実施形態に係る大気圧プラズマ処理装置の要部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る大気圧プラズマ処理装置の変形例となる大気圧プラズマ処理装置の要部の拡大図である。 従来の大気圧プラズマ処理装置の構成図である。
符号の説明
10 大気圧プラズマ処理装置
20 処理ガス供給部材(処理ガス供給手段)
22 高周波電極(第2電極)
24 マッチング回路
26 高周波電源
28 アース側電極(第1電極)
34 放電空間
42 排気流路(排気手段)
46 再供給流路(再供給手段)
52 搬送ローラ
80 プレート(区画部材)
82 貫通孔(連通孔)
M 半導体基板(被処理物)

Claims (7)

  1. 大気圧下においてプラズマにより被処理物の表面処理を行う大気圧プラズマ処理装置であって、
    アースに接続され前記被処理物の表面に対して直交するように配置された第1電極と、
    前記第1電極に対向するように配置され、前記第1電極との間に前記被処理物を前記表面処理するための放電空間を形成する第2電極と、
    前記第2電極にマッチング回路を介して接続され前記第2電極に高周波電力を供給する高周波電源と、
    前記放電空間に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
    前記被処理物を搬送するための搬送ローラと、
    を有し、
    前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して前記処理ガスを供給することを特徴とする大気圧プラズマ処理装置。
  2. 前記放電空間のガスを排気する排気手段を有することを特徴とする請求項1に記載の大気圧プラズマ処理装置。
  3. 前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して、前記排気手段により排気された前記ガスを導き供給する再供給手段を有することを特徴とする請求項2に記載の大気圧プラズマ処理装置。
  4. 前記放電空間と前記被処理物を搬送するための搬送空間とを区画する区画部材を設け、前記区画部材には前記放電空間と前記搬送空間とを連通するための連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の大気圧プラズマ処理装置。
  5. アースに接続された第1電極と、マッチング回路を介して高周波電源に接続された第2電極と、をそれぞれ被処理物の表面に対して直交するように配置させ、
    前記高周波電源により前記第2電極に高周波電力を供給して前記第1電極と前記第2電極との間の放電空間に高周波電圧を印加し、前記放電空間に処理ガス供給手段により供給した処理ガスを電離させてプラズマを発生させ、大気圧下において前記プラズマにより前記放電空間に位置する前記被処理物を表面処理する大気圧プラズマ処理方法であって、
    前記被処理物は、搬送ローラにより搬送され、
    前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して前記処理ガスが供給されることを特徴とする大気圧プラズマ処理方法。
  6. 前記放電空間のガスを排気手段により排気することを特徴とする請求項5に記載の大気圧プラズマ処理方法。
  7. 前記プラズマにより前記被処理物が前記表面処理される前記放電空間よりも前記被処理物の搬送方向上流側及び搬送方向下流側に位置する前記被処理物に対して、前記排気手段により排気された前記ガスを再供給手段により導き供給することを特徴とする請求項6に記載の大気圧プラズマ処理方法。
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