JP2008153007A - プラズマ発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ワークの複数の面に対して処理を行うことができるプラズマ発生装置を提供する。
【解決手段】ワークに対して所定の処理を行う第1チャンバー1と第2チャンバー3とを、チャンバー間搬送機構7を挟んで一列に配置している。第1チャンバー1は、その上面に2つのSWPユニット11を備えて、ワークWの上方に表面波プラズマが生成される生成空間Bを形成している。第2チャンバー3は、その下面に2つのSWPユニット11を備えて、ワークWの下方に生成空間Bを形成している。これにより、ワークWの上面と下面の両側に対して所定の処理を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークに対して処理を行うプラズマ発生装置に係り、特にワークに対して複数の方向から処理を行う技術に関する。
半導体製品、液晶パネル、太陽電池アレイ等の製造プロセスでは、アッシングやCVD処理等においてプラズマが利用されている。また、これら以外にも、幅広い分野において、種々の被処理対象物(以下、単に「ワーク」と総称する)にプラズマを利用した表面改質処理や撥水処理等が行われている。
プラズマ発生装置の具体的構成は、真空チャンバー内にワークを保持する保持部を収容するとともに、チャンバーの内外にわたって誘電体プレート(たとえば、石英)が配置されている。チャンバー外に露出する誘電体プレートの表面には、大気圧下でマイクロ波を導く導波管が配備されている。誘電体プレートと対向する導波管の一側面にはマイクロ波が通じるスロットアンテナが形成されている。また、真空チャンバー外には、真空チャンバー内を減圧する排気系、真空チャンバー内に所定のガス(たとえば、希ガス、酸素等)を供給するガス供給系、真空チャンバーに対してワークを搬送する搬送系等が配備されている。
そして、真空チャンバー内を所定のガス雰囲気で減圧した状態において、導波管から誘電体の表面側にマイクロ波を供給することにより、真空チャンバー内では誘電体プレートの裏面側において表面波プラズマ(SWP: Surface Wave Plasma)が生成される。これにより、保持部に保持されたワークに所定の処理が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−118698号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、誘電体の裏面側、すなわち、プラズマが生成される領域に対向するワークの1面のみしか、処理を行うことができない。したがって、ワークの表裏面の両方など、ワークの複数の面に対して所定の処理を行う場合には、ワークの姿勢を変える反転機構を別途配備する必要がある。この場合、装置の高コスト化、複雑化、処理時間の長大化等の不都合を招く。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ワークの複数の面に対して処理を行うことができるプラズマ発生装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、プラズマを発生させてワークに所定の処理を行うプラズマ発生装置において、第1真空チャンバーと、前記第1真空チャンバー内でワークを保持する第1保持手段と、前記第1真空チャンバー内に形成される第1プラズマ生成部と、第2真空チャンバーと、前記第2真空チャンバー内でワークを保持する第2保持手段と、前記第2真空チャンバー内であって、前記第1保持手段に対する前記第1プラズマ生成部の相対的な位置関係とは異なる位置に形成される第2プラズマ生成部と、前記第1真空チャンバーと前記第2真空チャンバーとの間でワークを受け渡すチャンバー間搬送機構と、を備えていることを特徴ものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、第1保持手段に対する第1プラズマ生成部の相対的な位置関係と、第2保持手段に対する第2プラズマ生成部の相対的な位置関係とは異なるので、第1、第2真空チャンバーによってワークの複数の面に対して所定の処理を行うことができる。
この発明において、前記第1プラズマ生成部は前記第1保持手段の上方であり、前記第2プラズマ生成部は前記第2保持手段の下方であることが好ましい(請求項2)。ワークの上面と下面との両面に対して処理を行うことができる。
また、上述した発明において、前記第1真空チャンバーの内側と外側とにわたって設置される第1誘電体プレートと、前記第1真空チャンバーの外側に露出する前記第1誘電体プレートの表面にマイクロ波を供給する第1導波管と、を備え、前記第1プラズマ生成部は、前記第1真空チャンバーの内側に面した前記第1誘電体プレートの裏面側において表面波プラズマを生成し、前記第2真空チャンバーの内側と外側とにわたって設置される第2誘電体プレートと、前記第2真空チャンバーの外側に露出する前記第2誘電体プレートの表面にマイクロ波を供給する第2導波管と、を備え、前記第2プラズマ生成部は、前記第2真空チャンバーの内側に面した前記第2誘電体プレートの裏面側において表面波プラズマを生成することが好ましい(請求項3)。表面波プラズマを好適に生成することができる。
また、上述した発明において、前記第1プラズマ生成部は複数であり、前記第2プラズマ生成部は複数であることが好ましい(請求項4)。複数のワークを同時に処理することができる。これにより、処理効率を向上させることができる。
また、上述した発明において、前記第1、第2真空チャンバーは、平面視で前記チャンバー間搬送機構を挟んで一列に並べられていることが好ましい(請求項5)。チャンバー間搬送機構の搬送路を簡略化できる。
また、上述した発明において、前記第1真空チャンバーおよび前記第2真空チャンバーには、ワークを搬入するための搬入口と、ワークを搬出するための搬出口とがそれぞれ別個に設けられていることが好ましい(請求項6)。ワークの搬入と搬送とを並行して行うことができ、搬送効率を高めることができる。
また、上述した発明において、前記第1、第2プラズマ生成部は、それぞれ平面視で細幅の短冊形状を呈し、前記第1保持手段は、前記第1プラズマ生成部の長手方向と交差する方向にワークを搬送させる第1搬送機構で構成され、前記第2保持手段は、前記第2プラズマ生成部の長手方向と交差する方向にワークを搬送させる第2搬送機構で構成されていることが好ましい(請求項7)。ワークに対して均一な処理を行うことができる。
また、上述した発明において、前記第1、第2搬送機構は、それぞれ前記チャンバー間搬送機構との間でワークを受け渡すことが好ましい(請求項8)。第1、第2チャンバー内に配備される機構を簡略化することができる。
なお、本明細書は、次のようなプラズマ発生装置に係る発明も開示している。
(1)請求項1から請求項8のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、前記第1保持手段を挟んで前記第1プラズマ生成部と対向する位置において前記第1真空チャンバーと連通し、前記第1真空チャンバー内の気体を排出する第1排出管と、前記第2保持手段を挟んで前記第2プラズマ生成部と対向する位置において前記第2真空チャンバーと連通し、前記第2真空チャンバー内の気体を排出する第2排出管と、を備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(1)に記載の発明によれば、第1、第2真空チャンバーを好適に減圧することができる。
(2)前記(1)に記載のプラズマ発生装置において、前記第1、第2排出管がそれぞれ前記第1、第2真空チャンバーに接続される排出孔の周囲に、気流の流れを前記第1、第2保持手段の側方に逃がすための案内板をそれぞれ備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(2)に記載の発明によれば、第1、第2保持手段に気流が直接当たることを防止することができる。
(3)請求項1から請求項8のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、前記第1真空チャンバーと連通し、前記第1プラズマ生成部に向けて所定のガスを噴出する第1ガス供給管と、前記第2真空チャンバーと連通し、前記第2プラズマ生成部に向けて所定のガスを噴出する第2ガス供給管と、を備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(3)に記載の発明によれば、第1、第2プラズマ生成部を好適に形成することができる。
(4)請求項2に記載のプラズマ発生装置において、前記第2保持手段に付設され、前記第2プラズマ生成部において生成されるプラズマから前記第2保持手段を保護する保護板を備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(4)に記載の発明によれば、第2保持手段を好適に保護することができる。
(5)請求項3に記載のプラズマ発生装置において、前記第1、第2誘電体プレートの裏面の周囲に凸設され、平面視で前記第1、第2プラズマ生成部の範囲を制限するスカート部材を備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(5)に記載の発明によれば、第1、第2プラズマ生成部の全体にわたって均一な密度のプラズマを生成することができる。
(6)請求項6に記載のプラズマ発生装置において、前記第1、第2真空チャンバーはそれぞれ正面視で略台形状を呈し前記搬入口および前記搬出口は、傾斜する両側面にそれぞれ設けられていることを特徴とするプラズマ発生装置。
前記(6)に記載の発明によれば、搬入口、搬出口の面積を大きくすることができ、第1、第2真空チャンバー内のメンテナンスを容易に行うことができる。
この発明に係るプラズマ発生装置によれば、第1保持手段に対する第1プラズマ生成部の相対的な位置関係と、第2保持手段に対する第2プラズマ生成部の相対的な位置関係とは異なるので、第1、第2真空チャンバーによってワークの複数の面に対して所定の処理を行うことができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は実施例のプラズマ発生装置の全体構成を示すブロック図であり、図2は実施例のプラズマ発生装置の平面図である。
実施例に係るプラズマ発生装置は、平板形状のワークWに対して所定の処理を行う装置である。本装置は、第1チャンバー1および第2チャンバー3と、ワークを搬送する入口搬送機構5、チャンバー間搬送機構7、および、出口搬送機構9とを有し、これらが1列に配備されている。本実施例では、各搬送機構5、7、9は、一方向(図では左から右へ向かう方向)にワークWを搬送し、第1チャンバー1、第2チャンバー3の順で所定の処理を行うものである。第1チャンバー1と第2チャンバー3とは、それぞれこの発明における第1真空チャンバーと第2真空チャンバーとに相当する。
第1チャンバー1は正面視台形を呈する箱状物である。材質としてはステンレス等が例示される。第1チャンバー1の上面には、短冊状の2つの開口が並んで形成されており、これらの開口を塞ぐように2つのSWPユニット11が配備されている。各SWPユニット11にはそれぞれマイクロ波電源部13が接続されており、マイクロ波が供給可能に構成されている。各SWPユニット11は、マイクロ波の供給を受けると、第1チャンバー内において表面波プラズマ(以下、適宜「プラズマ」と略記する)を生成する。ここで、プラズマが生成される領域を生成空間Bと呼ぶ。第1チャンバー1に形成される生成空間Bは、この発明における第1プラズマ生成部に相当する。
第1チャンバー1内には、SWPユニット11の下方、すなわち生成空間Bの下方にワークWを載置して搬送する第1チャンバー内搬送機構15が配備されている。また、第1チャンバー1の上面において所定のガスを供給するガス供給管17と、第1チャンバー1の下面において第1チャンバー1の気体を排出する排出する排出管19とがそれぞれ連通接続されている。ガス供給管17の他端側は、流量調節弁21を介してガス供給源23に接続されている。供給されるガスとしては、酸素やArガス等の稀ガス族元素ガス等が例示される。また、各排出管19の他端側は、真空計25を介して真空吸引源27に接続されている。また、各排出管19から分岐して大気と連通する小径のリーク弁28と大径のリーク弁29が設けられている。第1チャンバー内搬送機構15は、この発明における第1搬送機構に相当する。また、第1チャンバー1に設けられるガス供給管17と排出管19とは、この発明における第1ガス供給管と第1排出管とに相当する。
第2チャンバー3の場合は、その下面に2つのSWPユニット11が配置されている。第2チャンバー3のSWPユニット11の姿勢は、第1チャンバー1のSWPユニット11の姿勢と上下反対である。よって、第2チャンバー3内は、SWPユニット11の上方、すなわち、生成空間Bの上方に第2チャンバー内搬送機構31が配備されている。また、ガス供給管17は第2チャンバー3の下面に、排出管19は第2チャンバー3の上面に接続されている。第2チャンバー3に形成される生成空間Bは、この発明における第2プラズマ生成部に相当する。また、第2チャンバー内搬送機構31は、この発明における第2搬送機構に相当する。なお、第2チャンバー3に設けられるガス供給管17と排出管19とは、この発明における第2ガス供給管と第2排出管とに相当する。
プラズマ発生装置は、さらに制御部10を備えている。制御部10は、入口搬送機構5、チャンバー間搬送機構7、出口搬送機構9、第1チャンバー内搬送機構15、第2チャンバー内搬送機構31、マイクロ波電源部13、流量調節弁21、真空計25、真空吸引源27、リーク弁28、29のほか、後述する扉駆動機構73と接続されており、ワークWに対する処理を統括的に制御する。制御部10は、所定のプログラムを読み出して実行する中央演算処理装置(CPU)や、各種情報を記憶するRAM(Random-Access Memory)や固定ディスク等の記憶媒体等で実現される。
第1チャンバー1およびその周辺設備について図2、図3を参照して説明する。図3は第1チャンバーの垂直断面図である。SWPユニット11は、図2に示すように、平面視でワークWの搬送方向に対して交差する方向に延びる導波管41と、この導波管41の一端に設けられるショートプランジャ43とを備えている。また、図3に示すように、導波管41の下面側で保持される誘電体プレート45を備えている。導波管41の内部には、断面視長方形の直線的な管路Dが内部に形成されている。
図4を参照する。図4は、SWPユニットの水平断面図とマイクロ波電源部の構成を模式的に示す図である。図示するように、ショートプランジャ43は、導波管41内の管路Dと連通接続しており、内部に管路Dを遮蔽する仕切り板44を摺動可能に備えている。これによって、導波管41の管路D内に所望の定在波を生じさせる。また、図示するように、管路Dの底面には、複数の細幅の開口であるスロットアンテナ42が井桁状に形成されている。この複数のスロットアンテナ42を介して誘電体プレート45の上面は管路Dと連通している。誘電体プレート45は、平面視で管路Dとほぼ同形状の矩形形状を呈し、スロットアンテナ42が設けられた一側面側に配置されている。本明細書では、スロットアンテナ42と対向する誘電体プレート45の面を「表面」と呼び、表面と反対側の面を「裏面」と呼ぶ。生成空間Bはこの裏面側に形成される。本実施例では、生成空間Bは平面視で細幅の短冊形状を呈する。誘電体45の材質としては、石英またはアルミナ等が例示される。第1チャンバー1に設けられるSWPユニット11を構成する導波管41と誘電体プレート45は、この発明における第1導波管と第1誘電体プレートに相当する。
マイクロ波を供給するマイクロ波電源部13は、マグネトロン発振管51とアイソレータ53とチューナー55等で構成されており、マグネトロン発振管51には交流電源57が接続されている。マグネトロン発振管51は交流電源57からの電力供給を受けて周波数2.45GHzのマイクロ波は発生させる。発生したマイクロ波はアイソレータ53およびチューナー55を通じて導波管41に供給される。また、チューナー55は、導波管41から反射して戻ってくるマイクロ波を再び導波管41に返すとともに、アイソレータ53は、反射したマイクロ波の余剰分を図示省略の水抵抗で消費させて、マグネトロン発振管51にマイクロ波が還流することを防ぐ。
再び、図3を参照する。導波管41の底面の両端側には、爪部61とつば部63とスカート部65とがそれぞれ形成されている。爪部61は、その内側にOリング等(図示省略)を備えており、誘電体プレート45を保持して、誘電体プレート45の表面側と裏面側の空間を遮断する。これにより、誘電体プレート45自体が第1チャンバー1の側壁の一部となる。すなわち、誘電体プレート45は第1チャンバー1の内側と外側とにわたって配置されて、その表面は第1チャンバー1の外側に露出し、その裏面は第1チャンバー1の内側に面することになる。
水平方向に張り出したつば部63は、ボルト等の締結部材によって第1チャンバー1と気密に締結される。爪部61から鉛直方向に垂れ下がるスカート部65は、生成空間Bが側方に広がることを防止する。スカート部65は、この発明におけるスカート部材に相当する。
また、ガス供給管17が、SWPユニット11のつば部63において連結されている。図2に示すように、ガス供給管17は複数であり、一定の間隔で設けられている。つば部63および爪部61の内部には、ガス供給管17と連通する管路が穿設されており、この管路は生成空間Bに向けて噴出するように曲げられている。
上述したような各SWPユニット11は、さらに、蝶番67によって第1チャンバー1に支持されており、つば部63と第1チャンバー1との締結を解除することで、観音開きとなるようにそれぞれ回動自在に構成されている。
第1チャンバー1には、さらに、傾斜する側面においてワークWを搬入、搬出するための搬入口Aiと搬出口Aeとが形成されており、これら搬入口Aiと搬出口Aeとを閉塞する入口扉71と出口扉73とが配備されている。入口扉71と出口扉73とは、それぞれ側壁に沿って昇降させるエアシリンダーと、側壁に略垂直な方向に進退させるエアシリンダーとを組み合わせた扉駆動機構75に連結されている。そして、それぞれ搬入口Aiまたは搬出口Aeに嵌め込まれた閉塞位置と、搬入口Aiまたは搬出口Aeと対向しない位置まで下降した開放位置(図4において実線で明示した位置)との間で移動可能に構成される。
図3および図5を参照する。図5は、第1、第2チャンバー内搬送機構の正面図である。第1チャンバー内搬送機構15は、誘電体プレート45の下方、すなわち生成空間Bの下方に設けられている。第1チャンバー内搬送機構15は、搬入口Aiと搬出口Aeとの間を、平行に3本並べて配設されたベルト81を備えている。各ベルト81は、図示省略のモータに連結された主動プーリー83と、主動プーリー83と平行に対向配備された遊転自在の従動プーリー85とにそれぞれ掛け回しされている。また、両側のベルト81の外側には、ワークWが搬送路から外れることを規制するガイドレール87が設けられている。ベルト81の材質としては、ポリウレタン等が例示される。
2本の排出管19は、第1チャンバー1の底面であって、第1チャンバー内搬送機構15を挟んで各生成空間Bと対向する位置に通接続している。第1チャンバー1の内部には、排出管19と連結する排出孔19aの周囲に、気体の流れを第1チャンバー搬送機構15の側方に逃がすための案内板89が配備されている。
次に、第2チャンバー3およびその周辺設備について説明する。なお、第1チャンバー1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。図6は、第2チャンバーの断面図である。第2チャンバー3に配備されるSWPユニット11には、第1チャンバー1に配備されるSWPユニット11のように蝶番で支持されていない。しかしながら、第2チャンバー3のSWPユニット11の下側には、SWPユニット11を保持して昇降可能な2台のジャッキ91が配備されている。なお、第2チャンバー3に設けられるSWPユニット11を構成する導波管41と誘電体プレート45は、この発明における第2導波管と第2誘電体プレートに相当する。
第2チャンバー内搬送機構31は、各ベルト81の下方に設けられる保護カバー82を備えており、生成空間Bで生成されるプラズマから各ベルト81を保護する(図5(b)参照)。保護カバー82の材質としては、ステンレス等が例示される。2本の排出管19は、第2チャンバー3の上面であって、第2チャンバー内搬送機構31を挟んで各生成空間Bと対向する位置にそれぞれ設けられている。保護カバー82は、この発明における保護板に相当する。
次に、入口搬送機構5、チャンバー間搬送機構7、および、出口搬送機構9について説明する。各搬送機構5、7、9は、第1チャンバー内搬送機構15と同様の構成である。そして、入口搬送機構5の3本のベルト5aは、第1チャンバー1の搬入口Ai近傍まで配設されており、チャンバー間搬送機構7の各ベルト7aは、第1チャンバー1の搬出口Ae近傍から第2チャンバー3の搬入口Ai近傍まで配設されており、出口搬送機構9の各ベルト9aは、第2チャンバー3の搬出口Ae近傍まで配設されている。
次に、実施例に係るプラズマ発生装置の動作について説明する。入口搬送機構5には、2枚のワークWが搬送方向に並べて載置されている。まず、入口搬送機構5が2つのワークWを搬送する。各ワークWは、第1チャンバー1の開放されている搬入口Aiを通じて、第1チャンバー内搬送機構15に順次受け渡される。このとき、入口搬送機構5と第1チャンバー内搬送機構15の間のギャップは短く、ワークWの受け渡しが妨げられることはない。第1チャンバー内搬送機構15は、2つのワークWをそれぞれ所定位置まで搬送して停止する。
図7は、所定の処理を行う際のワークの位置を模式的に示す図である。(a)は処理を開始する時のワークの位置であり、(b)は処理中のある時点のワークの位置であり、(c)は処理を終了するときのワークの位置である。ここで、説明の便宜上、2つのSWPユニット11について、搬送方向側をSWPユニット41aと、他方をSWPユニット41bと記載する。また、各SWPユニット41a、41bの1組をスカート部65のうち、搬送方向側を前スカート65aと、他方を後スカート65bと記載する。また、2枚のワークWのうち、搬送方向側のワークWをワークW1と、他方をワークW2と記載する。また、各ワークW1、W2のうち、搬送方向側の端部を前端、他方の端部を後端と記載する。
そうすると、ワークW1を処理するのはSWPユニット41aであり、ワークW2に対応するのはSWPユニット41bである。各SWPユニット41a、41bが一時に処理可能な範囲は、主として生成空間Bに対向する範囲、すなわち、前および後スカート65a、65bによって囲まれた範囲となる。よって、処理を開始する時の位置は、各ワークW1、W2の前端がそれぞれ前スカート65aの位置である望ましい(図7(a)参照)。
ワークWが所定位置まで搬送されると、扉駆動機構75を操作して入口扉71を閉塞位置に移動させて第1チャンバー1を密閉する。そして、真空吸引源27を駆動させて排出管19から第1チャンバー1内の気体を排出しながら、流量調節弁21を操作してガス供給管17からガスを生成空間Bに向けて噴出する。これにより、第1チャンバー1内を所定の圧力に減圧されたガス雰囲気にする。
そして、マイクロ波電原部13を操作して、周波数2.45GHzのマイクロ波電力を導波管41に供給するとともに、ワークWを再び搬送方向に移動させる。導波管41に供給されたマイクロ波はスロットアンテナ42を介して誘電体プレート45の表面に供給され、誘電体プレート45の裏面全体に電界が分布する。この電界によってガスが励起され、各生成空間Bには表面波プラズマが生成される。このとき、生成空間Bは、誘電体プレート45の裏面の形状に応じて細幅の短冊形状を呈する。また、スカート部65によって側方に広がることなく、表面波プラズマの密度は平面視で均一にすることができる。
ワークWは、各生成空間Bの長手方向と交差する方向に移動する。これにより、主としてワークWの上面が前端から後端にかけて処理されていく(図7(b)参照)。
そして、各ワークWの後端が、それぞれ後スカート部65bの位置まで移動すると、処理を終了する(図7(c)参照)。すなわち、マイクロ波電原部13を操作してプラズマの生成を停止させるとともに、第1チャンバー内搬送機構15によるワークWの移動を停止させる。このとき、後方のワークW2が、前方のSWPユニット11aによって処理されてしまうことを防ぐため、前後のワークW1、W2の間は少なくとも30mm以上の間隔をあけることが望ましい。
次いで、真空吸引源27を停止して、小径のリーク弁28を開放し、その後大径のリーク弁29を開放して、第1チャンバー1内の圧力を大気圧に戻す。リーク弁28、29の開放に伴って第1チャンバー1内に急激に流入する気体は、案内板89によって第1チャンバー1の側方に進み(図3に一点鎖線で気流を模式的に示す)、第1チャンバー搬送機構15に直接衝撃を与えることはない。
第1チャンバー1内が大気圧に戻ると、出口扉73は開放位置に移動し、第1チャンバー1の搬出口Aeを開放させる。第1チャンバー内搬送機構15は再びワークWを移動させて、チャンバー間搬送機構7にワークWを受け渡す。チャンバー間搬送機構7は第2チャンバー3の搬入口Aiを通じて第2チャンバー内搬送機構31にワークWを受け渡す。
第2チャンバー内搬送機構31は、第1チャンバー1内における処理と同様に、ワークWに処理を開始する所定の位置まで移動させて停止する。そして、入口扉71を閉塞位置まで移動させて第2チャンバー3を密閉すると、第2チャンバー3に応じた真空吸引源27と流量調節弁21を操作して、第2チャンバー3内を所定の圧力に減圧されたガス雰囲気にする。
そして、第2チャンバー3に配備されたSWPユニット11のマイクロ波電原部13を操作してプラズマを生成するとともに、第2チャンバー内搬送機構31によってワークWを移動させる。このとき、ワークWの下面が主として処理される。
所定の処理が終了すると、真空吸引源27、リーク弁28、29を操作して、第2チャンバー3内を大気圧に戻し、出口扉73を開放位置まで移動させて搬出口Aeを開放する。第2チャンバー内搬送機構31は出口搬送機構9にワークWを受け渡し、出口搬送機構9は表裏面に処理を行った2枚のワークWを搬出する。
このように、実施例に係るプラズマ発生装置によれば、第1チャンバー1ではワークWに対して上方に生成空間Bを形成し、第2チャンバー3ではワークWに対して下方に生成空間Bを形成しているので、ワークWの上面と下面の両側に所定の処理を行うことができる。
また、第1、第2チャンバー1、3ともにそれぞれ生成空間Bを2つずつ形成することで、同時に2枚のワークWに対して処理を行うことができる。
また、生成空間Bはスカート部65によって広がることがないので、表面波プラズマの密度は生成空間B全体にわたって均一である。
また、第1、第2チャンバー1、3ともに、傾斜する側面に搬入口Ai、搬出口Aeを形成しているので、たとえば鉛直な側面に開口部を形成する場合に比べて、搬入口Ai、搬出口Aeの面積を大きくすることができる。これによって、第1、第2チャンバー1、3内の各搬送機構15、31等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、第1、第2チャンバー1、3ともに、搬入口Aiと搬出口Aeとを別個に設けているので、処理済みのワークWを搬出するとともに、未処理のワークWを搬入することができ、搬送効率が高い。
また、第1、第2チャンバー内搬送機構15、31、入口搬送機構5、チャンバー間搬送機構7、出口搬送機構9は、ガイドレール87を備えているので、ワークWが搬送路から外れることを規制することができる。
また、第1、第2チャンバー1、3の排出孔19aの周囲に案内板89を備えているので、第1、第2チャンバー内搬送機構15、31に、直接気流が当たることを防止することができる。
また、第1チャンバー1に配備されているSWPユニット11は蝶番67によって開放させることができるので、本装置のメンテナンスをさらに容易にすることができる。
また、第2チャンバー3に配備されているSWPユニット11の下方には、ジャッキ91が配備されているので、SWPユニット11を第3チャンバー3に脱着するときにジャッキ91によってSWPユニット11を保持しながら行うことができ、SWPユニット11が脱落することを防止できる。
また、第2チャンバー内搬送機構31は保護カバー82を備えており、生成空間Bで生成されるプラズマから各ベルト81を保護することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、生成空間Bは、第1チャンバー1ではワークWの上方に設けられ、第2チャンバー2ではワークWの下方に設けていたが、これに限られない。例えば、各チャンバー1、3において生成空間BをワークWの右側方、左側方にそれぞれ設けるなど、生成空間Bの位置を適宜に変更することができる。
(2)上述した実施例では、生成空間Bは平面視で細幅の短冊形状を呈していたが、これに限られない。たとえば、平面視でワークWよりも大きな矩形形状、円形形状を呈するように適宜に変更してもよい。この場合には、ワークWに処理を行う際、ワークWを移動させることを要しない。
(3)上述した実施例では、第1チャンバー1および第2チャンバー3にはSWPユニット11をそれぞれ2つずつ配置したが、これに限られない。すなわち、各チャンバー1、3に単一のSWPユニット11を配置してもよいし、3個以上のSWPユニット11を配置してもよい。
(4)上述した実施例では、第1チャンバー1と第2チャンバー3とをチャンバー間搬送機構7を挟んで一列に配置していたが、これに限られない。たとえば、チャンバー間搬送機構7を角とするL字型に配置してもよいし、第1チャンバー1と第2チャンバー3とを上下に配置してもよい。
(5)上述した実施例では、第1、第2チャンバー1、3ともに、第1、第2チャンバー内搬送機構15、31がワークWを保持する機能を兼ねていたが、これに限られない。すなわち、専らワークWを処理位置で保持する機構を別途設けてもよい。
(6)上述した実施例では、搬入口Aiと搬出口Aeとを別個に設けていたがこれに限られない。たとえば、搬入口Aiと搬出口Aeとを共通化した搬入搬出口を設けてもよい。この場合、チャンバー間搬送機構7が第1、第2チャンバー1、3の搬入搬出口に対してワークWを搬送する構成となり、入口搬送機構5と出口搬送機構9とを省略することができ、本装置の設置面積を縮小化することができる。
(7)上述した実施例では、処理を開始するときにワークWの位置と、処理を終了するときのワークWの位置とを例示したが、これに限定されるものではない。ワークWに均一に処理が行えるように、適宜にワークWの位置合わせ等を変更してもよい。
(8)上述した実施例では、ワークWは平板形状であると説明したが、ワークWの形状はこれに限られない。たとえば、球形状、または箱状であってもよい。また、ワークWについては、基板やウエハ等に限られず、工業製品や日用品等であってもよい。プラズマを利用した処理の対象であるかぎり、いかなる物もワークWに該当する。
実施例のプラズマ発生装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例のプラズマ発生装置の平面図である。 第1チャンバーの垂直断面図である。 SWPユニットの水平断面図とマイクロ波電源部の構成を模式的に示す図である。 (a)は第1チャンバー内搬送機構の正面図であり、(b)は第2チャンバー内搬送機構の正面図である。 第2チャンバーの垂直断面図である。 所定の処理を行う際のワークの位置を模式的に示す図である。
符号の説明
1 …第1チャンバー
3 …第2チャンバー
7 …チャンバー間搬送機構
10 …制御部
11 …SWPユニット
15 …第1チャンバー内搬送機構
17 …ガス供給管
19 …排出管
19 …排出孔
31 …第2チャンバー内搬送機構
41 …導波管
45 …誘電体プレート
65 …スカート部
82 …保護カバー
89 …案内板
W …ワーク
B …生成空間
Ai …搬入口
Ae …搬出口

Claims (8)

  1. プラズマを発生させてワークに所定の処理を行うプラズマ発生装置において、
    第1真空チャンバーと、
    前記第1真空チャンバー内でワークを保持する第1保持手段と、
    前記第1真空チャンバー内に形成される第1プラズマ生成部と、
    第2真空チャンバーと、
    前記第2真空チャンバー内でワークを保持する第2保持手段と、
    前記第2真空チャンバー内であって、前記第1保持手段に対する前記第1プラズマ生成部の相対的な位置関係とは異なる位置に形成される第2プラズマ生成部と、
    前記第1真空チャンバーと前記第2真空チャンバーとの間でワークを受け渡すチャンバー間搬送機構と、
    を備えていることを特徴とするプラズマ発生装置。
  2. 請求項1に記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1プラズマ生成部は前記第1保持手段の上方であり、
    前記第2プラズマ生成部は前記第2保持手段の下方であることを特徴とするプラズマ発生装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1真空チャンバーの内側と外側とにわたって設置される第1誘電体プレートと、
    前記第1真空チャンバーの外側に露出する前記第1誘電体プレートの表面にマイクロ波を供給する第1導波管と、
    を備え、前記第1プラズマ生成部は、前記第1真空チャンバーの内側に面した前記第1誘電体プレートの裏面側において表面波プラズマを生成し、
    前記第2真空チャンバーの内側と外側とにわたって設置される第2誘電体プレートと、
    前記第2真空チャンバーの外側に露出する前記第2誘電体プレートの表面にマイクロ波を供給する第2導波管と、
    を備え、前記第2プラズマ生成部は、前記第2真空チャンバーの内側に面した前記第2誘電体プレートの裏面側において表面波プラズマを生成することを特徴とするプラズマ発生装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1プラズマ生成部は複数であり、
    前記第2プラズマ生成部は複数であることを特徴とするプラズマ発生装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1、第2真空チャンバーは、平面視で前記チャンバー間搬送機構を挟んで一列に並べられていることを特徴とするプラズマ発生装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1真空チャンバーおよび前記第2真空チャンバーには、ワークを搬入するための搬入口と、ワークを搬出するための搬出口とがそれぞれ別個に設けられていることを特徴とするプラズマ発生装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1、第2プラズマ生成部は、それぞれ平面視で細幅の短冊形状を呈し、
    前記第1保持手段は、前記第1プラズマ生成部の長手方向と交差する方向にワークを搬送させる第1搬送機構で構成され、
    前記第2保持手段は、前記第2プラズマ生成部の長手方向と交差する方向にワークを搬送させる第2搬送機構で構成されていることを特徴とするプラズマ発生装置。
  8. 請求項7に記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1、第2搬送機構は、それぞれ前記チャンバー間搬送機構との間でワークを受け渡すことを特徴とするプラズマ発生装置。
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