JP4569505B2 - 溶湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳造を行う鋳造機と、鋳造機にて用いられる溶湯を保持する保持炉などから成る溶湯装置に関するものである。
脱ガス処理後の溶湯を取鍋から保持炉に移す際、溶湯を貯留する貯留部と貯留部の底部に開口させた筒状の配湯部を有する漏斗を使用する。漏斗内に溶湯が貯留している際にポーラスプラグ等から不活性ガスを供給して、水素ガスの除去を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−99363号公報
不活性ガスが溶湯内に残存している場合、ガス気泡に付着した不純物が溶湯表面に浮上する。また、配湯時には保持炉内の残湯と新しく補給した溶湯が混ざるため、しかるべき時間の沈静が必要となる。この途中の溶湯は不純物が浮遊している。不純物を含んだ溶湯(清浄度の低い溶湯)を用いて鋳造が行われた場合、鋳造によって形成される鋳造品の品質の低下が懸念される。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、鋳造品の品質を向上させることのできる溶湯装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、溶湯を保持する2つの保持炉と、前記溶湯を用いて鋳造を行う鋳造機と、前記2つの保持炉のいづれかの溶湯を前記鋳造機に供給する注湯手段と、該注湯手段へ溶湯を採取する保持炉を切り替えるための指令信号を送信する制御装置と、を備え、前記保持炉にはそれぞれ、溶湯の表面に浮遊する不純物を除去する不純物除去手段と、前記保持炉に溶湯が補充された後に前記不純物除去手段が使用されたか否かを判断する判断手段と、前記不純物除去規制手段が使用されたかをどうかを表示する表示手段と、前記保持炉内の溶湯が所定高さ以上か否かを検知する湯面検知センサとが設けられた溶湯装置において、注湯が行われている一方の前記保持炉の湯面が前記所定高さ以上でないと検知され、前記制御装置が前記注湯手段に前記指令信号を送信する際に、前記制御装置は、他方の前記保持炉に設けられた前記不純物除去手段が使用されていない場合、前記注湯手段に前記指令信号の送信を行わないことを特徴とする構成としたことである。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項2に記載の様に、請求項1に記載の溶湯装置において、前記保持炉に溶湯が補充された後の時間を計るタイマーが設けられ、注湯が行われている一方の前記保持炉の湯面が前記所定高さ以上でないと検知され、前記制御装置が前記注湯手段に前記指令信号を送信する際に、前記制御装置は、他方の前記保持炉にて溶湯が補充された後に所定時間が経過していない場合、前記注湯手段に前記指令信号の送信を行わないこと構成としたことである。
本発明によれば、溶湯の表面に浮遊する不純物の除去が完了した保持炉のみで鋳造するため、鋳造によって形成される鋳造品内に溶湯中不純物が巻き込まれる事が減少する。また、溶湯が供給された後所定時間が経過した保持炉のみで鋳造するため、鋳造品内に溶湯中不純物が巻き込まれる事が減少する。このように、清浄度を向上させた溶湯を使用することで、鋳造品の品質の向上と管理が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係る溶湯装置20の構成を示す図である。同図において、1は鋳造機としてのダイカストマシン(DCM)、3はB炉湯不足ランプ(表示手段)、4はA炉湯不足ランプ(表示手段)、5は配湯指令スイッチ、6はB炉配湯完了ランプ、7はA炉配湯完了ランプ、8はB炉配湯完了ボタン、9はA炉配湯完了ボタン、10はB炉プラグ付垢取治具(不純物除去手段)、11はA炉プラグ付垢取治具(不純物除去手段)、12は保持炉B(B炉)、13は保持炉A(A炉)、14は注湯ロボット(注湯手段)、15は起動スイッチ、16はタイマー、30は制御装置である。
図1に示す様に、本実施形態の溶湯装置20においては、1つのダイカストマシン1と2つの保持炉12、13(保持炉A、保持炉B)が設置され、保持炉12と保持炉13の溶湯が、注湯ロボット14によってダイカストマシン1に注湯される。注湯ロボット14は、アーム14aを有し、アーム14a駆動することで、A炉13からダイカストマシン1あるいはB炉からダイカストマシン1に溶湯を注湯する注湯手段である。A炉プラグ付垢取治具11、B炉プラグ付垢取治具10には、プラグ11a、10aがそれぞれ備えられており、A炉13及びB炉12にそれぞれ設けられる治具保持部13a,12aにプラグ11a、10aを介して着脱可能にそれぞれ保持されている。A炉13、B炉12にはそれぞれ湯面検知センサ18、17がそれぞれ設けられている。湯面検知センサ18、17は、それぞれの保持炉における湯面の高さが所定高さ以上か否かを判断するものである。制御装置30は、ダイカストマシン1、B炉湯不足ランプ3、A炉湯不足ランプ4、配湯指令スイチ5、B炉配湯完了ランプ6、A炉配湯完了ランプ7、B炉配湯完了ボタン8、A炉配湯完了ボタン9、治具保持部10a、11a、注湯ロボット14、湯面検知センサ17、18及び起動スイッチ15と電気的に接続されている。
治具保持部10a、11aは、プラグ10a、11aが保持されている状態か非保持状態かを判断し、その情報を制御装置30に伝達する機能を有する。例えば、保持状態と非保持状態とで異なる信号を制御装置30に送信するようになっている。制御装置30は、治具保持部10a、11aからの信号に基づいて、溶湯の不純物が除去されたかどうか判断することができる。
ここで、治具保持部10a、11a及び制御装置30の組合せ、あるいはタイマー16と制御装置30の組合せが本実施形態における判断手段を構成する。また、B炉湯不足ランプ3、A炉湯不足ランプ4及び制御装置30が本実施形態における規制手段を構成する。
図2は、本発明の溶湯装置20における動作を説明するフローチャートである。
まず、保持炉(A炉、B炉)の準備が完了した状態で、鋳造作業者が、起動スイッチ15を操作すると、起動信号が注湯ロボット14に送信され、原位置にある注湯ロボット14が起動される(ステップ1。以下、ステップを「S」と表記。)。続いて、待機位置にあるA炉にて(S2)、湯面検知センサ18にて湯面検知動作(S4)が行われ、続いて溶湯計量動作(S5)が行われる。その後、ダイカストマシン(DCM)から注湯OK信号が出ていれば(S6)、注湯ロボット14がアーム14aを駆動してA炉13の溶湯をDCM1へ注湯し(S7)、鋳造が行われる。なお、DCM1から注湯OK信号が出ていない場合は、排湯動作が行われ(S20)、注湯ロボット14が原位置に戻る。S4での湯面検知動作にて、最終設定高さ(炉内の溶湯が減少して湯汲み不能となる寸前の湯面高さ)になるまで、鋳造サイクル毎にA炉からDCM1へ注湯が繰り返し行われる。S4での湯面検知動作にて、A炉の溶湯の湯面が最終設定高さに達したことが湯面検知センサ18により検知された場合は(S3)、湯面検知センサ18からその旨の信号が制御装置30に送信される。この信号を受信した制御装置30は、A炉13からB炉12への切換が必要であると判断して、B炉12から溶湯を採取する指令信号を注湯ロボット14に送信する。指令信号を受けた注湯ロボット14は、アーム14aの駆動を、A炉13から溶湯を取得する動作からB炉12から溶湯を取得する動作に切り替える。この状態の後、DCM1から溶湯の要求があれば、注湯ロボット14は、アーム14aによりB炉12から溶湯を取得してDCM1に供給する。これにより、DCM1に注湯される溶湯がA炉13のものからB炉12のものに替わる。その後、A炉の場合と同様に鋳造を行う(S8、S9)。B炉12の溶湯を用いて鋳造が行われている間に、新たな溶湯がA炉13に配湯される。そして、S8の湯面検知において、湯面検知センサ17によってB炉の溶湯の湯面が最終設定高さに達したと判断されたら、今度はA炉13の溶湯がDCM1に注湯され、鋳造が行われる(この繰り返しとなる)。
次に、A(B)炉への配湯の手順を説明する。
湯面検知センサ18(17)が保持炉の湯面が最終設定高さに達したことを検出し、その旨の信号が制御装置30に送信されると、制御装置30は、A(B)炉湯不足ランプ4(3)を点灯させる。鋳造作業者がA(B)炉湯不足ランプ4(3)の点灯を確認すると(S10)、作業者は配湯指令スイッチ5を切り替え(S11)、集中溶解所へ配湯指令を出す。配湯指令スイッチ5が切り替えられると、制御装置30は、A(B)炉配湯完了ランプ7(6)を消灯させる(S12)。これにより、配湯作業者は配湯が必要な炉を認識できる。集中溶解所から配湯車が到着し、A(B)炉に溶湯が配湯されたら(S13)、配湯作業者が配湯完了ボタン9(8)を操作する(S14)。配湯完了ボタン9(8)の操作が検知されれば、制御装置30はA(B)炉配湯完了ランプ7(6)を点灯させる(S15)。これにより、鋳造作業者はA炉13の配湯が完了した事を確認できる。
さらに、配湯完了ボタン9(8)が操作されたことが検知された場合に、制御装置30は、A(B)炉湯不足ランプ4(3)を点滅させる(S16)。A(B)炉湯不足ランプ4(3)を点滅させることで、鋳造作業者にA炉13(B炉12)が準備不足状態であることを報知することができる。これにより、A炉13(B炉12)からダイカストマシン1に溶湯を供給するような操作を、作業者が行うことを規制することができる。
さらに、配湯完了ボタン9(8)が操作されたことが検知された場合に、制御装置30は、タイマー16を起動する。これにより、タイマー16はA炉13における配湯が完了してからの経過時間をカウントすることになる。
さらに、配湯完了ボタン9(8)が操作されたことが検知された場合に、制御装置30は、注湯ロボット14によるA炉13(B炉12)からダイカストマシン1への注湯を禁止する規制状態となる。具体的には、制御装置30が規制状態であることを示すフラグを立てる手法を例示できる。
続いて、鋳造作業者がA(B)炉湯不足ランプ4(3)の点滅を確認し、プラグ付垢取治具にて溶湯表面の垢取(不純物除去)を実施する(S17)。この時、プラグ付垢取治具11(10)のプラグ11a(10a)が、治具保持部13a(12a)から離脱したことを治具保持部13a(12a)は検知し、その旨の信号を制御装置30に送信する。さらに、プラグ11a(10a)が離脱した状態から、保持部13a(12a)に再度保持されたことを検知して、その旨の信号を制御装置30に送信する。制御装置30は、これらの信号を受信することで、プラグ付垢取治具11(10)が使用されたかどうかを判断することができる。プラグ付垢取治具11(10)が使用されたと判断された場合には、溶湯装置20は、不純物除去完了状態となる。具体的には、制御装置30が不純物除去完了のフラグを立てる手法を例示できる。なお、プラグ付垢取治具11(10)が使用されたかどうかを判断する手法としては、これに限られるものではない。例えば、保持部13a(12a)自身がプラグ付垢取治具11(10)が使用されたかどうかを判断して、その判断結果を制御装置30に送信するようにしてもよい。また、保持部13a(12a)と制御装置30との通信は無線通信でもよい。
そして、タイマー16により配湯完了から所定時間(30分)経過したことが検知されるとその旨の信号が制御装置30に送信され、配湯完了から所定時間経過したかどうかが判断される。これにより、沈静時間タイマー30分がタイムアップする。具体的には、制御装置30が、沈静完了のフラグを立てる手法を例示できる。ここで、制御装置30は、不純物除去完了と沈静完了のいずれの条件も満たされているかどうかを判断し、不純物除去完了でかつ沈静完了である場合に、A(B)炉湯不足ランプ4(3)を消灯させる。これにより、鋳造作業者が保持炉準備完了となった事を確認することができる。さらに、制御装置30は、その規制状態を解除する(規制解除状態)。これにより、注湯ロボット14によるA炉13(B炉12)からダイカストマシン1への溶湯の供給が可能となる。これらの条件を満たすことで、A炉13(B炉12)は、準備完了状態となる(S18、S19)。
このとき、A(B)炉湯不足ランプ4(3)は、配湯完了から保持炉の準備完了まで点滅し続けているため、配湯完了から保持炉の準備完了までの間、A炉13(B炉12)からダイカストマシン1に溶湯を供給するような操作を、作業者が行うことを規制することができる。
ここで、A炉13(B炉12)の準備が完了していない(準備完了状態でない)と、A炉13(B炉12)からの注湯は禁止されているので、仮にB炉12(A炉13)の溶湯が少なくなっても、注湯ロボット14はA炉13から溶湯をダイカストマシン1に供給することができないようになっている。具体的には、面検知センサ17(18)により湯面が最終設定高さに達したことが検知され、その信号が制御装置30に送信されても、制御装置30が規制状態である場合には、該制御装置30は、溶湯を取得する保持炉を切り替えるように指令する信号を注湯ロボット14に送信しないようになっている。この場合、鋳造サイクルを中断してもよいし、あるいはB炉12(A炉13)から引き続き溶湯を取得するようにしてもよい。
本実施形態の溶湯装置20では、溶湯品質を管理するため、配湯完了後に以下の項目を完了しないと保持炉準備完了とならないインターロックを取っている。(1)溶湯表面の垢取を実施した事を確認するため、プラグ付き垢取治具が一度抜かれ、再度さしこまれた事。(2)しかるべき時間の沈静が完了した事を確認するため、沈静時間タイマーの30分がタイムアップした事。
本実施形態の溶湯装置20によれば、溶湯表面に浮遊する不純物の除去が完了した保持炉のみで鋳造するため、鋳造によって形成される鋳造品内に溶湯中不純物が巻き込まれる事が減少する。また、しかるべき時間の沈静が完了した保持炉のみで鋳造するため、鋳造品内に溶湯中不純物が巻き込まれる事が減少する。このように、清浄度を向上させた溶湯を使用する事で、鋳造品の品質の向上と管理が可能となる。
また、本実施形態においては、不純物除去手段により不純物が除去されたか否か、あるいは配湯完了から所定時間が経過したか否かをランプ(表示手段)により鋳造作業者に報知することができる。これにより、保持炉が準備完了かどうかを作業者が認識することができるため、準備が完了していない保持炉からダイカストマシンに溶湯を供給する操作を作業者が行うことを規制することができる。したがって、作業者の操作によって注湯手段が駆動されるような状況であっても、鋳造品の品質の向上と管理が可能となる。
また、本実施形態においては、保持炉が準備完了状態とならなければ、注湯手段が該保持炉から溶湯を取得することができないので、準備不足の保持炉から溶湯が鋳造機に供給されることを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、不純物除去が完了したことのみを条件として、保持炉を準備完了状態としてもよい。また、配湯完了から所定時間経過したことをのみを条件として、保持炉を準備完了状態としてもよい。
本発明に係る溶湯装置20の構成を示すシステム図。 溶湯装置20における動作を説明するフローチャート。
符号の説明
1 ダイカストマシン(DCM、鋳造機)
3 B炉湯不足ランプ(表示手段、規制手段)
4 A炉湯不足ランプ(表示手段、規制手段)
5 配湯指令スイッチ
6 B炉配湯完了ランプ
7 A炉配湯完了ランプ
8 B炉配湯完了ボタン
9 A炉配湯完了ボタン
10 B炉プラグ付垢取治具(不純物除去手段)
11 A炉プラグ付垢取治具(不純物除去手段)
12 保持炉B(保持炉)
12a 治具保持部(判断手段)
13 保持炉A(保持炉)
13a 治具保持部(判断手段)
14 注湯ロボット(注湯手段)
15 起動スイッチ
16 タイマー(判断手段)
20 溶湯装置
30 制御装置(判断手段、規制手段)

Claims (2)

  1. 溶湯を保持する2つの保持炉と、
    前記溶湯を用いて鋳造を行う鋳造機と、
    前記2つの保持炉のいづれかの溶湯を前記鋳造機に供給する注湯手段と、
    該注湯手段へ溶湯を採取する保持炉を切り替えるための指令信号を送信する制御装置と、を備え、
    前記保持炉にはそれぞれ、
    溶湯の表面に浮遊する不純物を除去する不純物除去手段と、前記保持炉に溶湯が補充された後に前記不純物除去手段が使用されたか否かを判断する判断手段と、前記不純物除去規制手段が使用されたかをどうかを表示する表示手段と、前記保持炉内の溶湯が所定高さ以上か否かを検知する湯面検知センサとが設けられた溶湯装置において、
    注湯が行われている一方の前記保持炉の湯面が前記所定高さ以上でないと検知され、前記制御装置が前記注湯手段に前記指令信号を送信する際に、
    前記制御装置は、他方の前記保持炉に設けられた前記不純物除去手段が使用されていない場合、前記注湯手段に前記指令信号の送信を行わないことを特徴とする溶湯装置。
  2. 請求項1に記載の溶湯装置において、
    前記保持炉に溶湯が補充された後の時間を計るタイマーが設けられ、
    注湯が行われている一方の前記保持炉の湯面が前記所定高さ以上でないと検知され、前記制御装置が前記注湯手段に前記指令信号を送信する際に、
    前記制御装置は、他方の前記保持炉にて溶湯が補充された後に所定時間が経過していない場合、前記注湯手段に前記指令信号の送信を行わないことを特徴とする溶湯装置。
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