JP4568770B2 - 計算機システムの電力制御方法、計算機システム、及び、管理計算機 - Google Patents

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Description

本発明は、計算機システムの電力を制御する技術に関し、特に、入出力デバイスの消費電力を低減する方法に関する。
計算機システムを構成するサーバ、外部ディスク装置、ネットワークスイッチ、及びロードバランサ等の情報処理装置は、その性能の向上によって消費電力が増大している。このため、計算機システムにおいて、情報処理装置の電力供給及び冷却にかかるコストが益々増大している。
計算機システムの入出力(I/O)デバイスは、利用できるI/Oデバイス数が限られており、従来はI/Oデバイスに対する省電力効果を要求されることは少なかった。近年、I/Oスイッチ装置内蔵のブレードサーバが登場し、多くのI/Oデバイスを利用可能になった反面、I/Oデバイスにかかる消費電力が増大することになり、I/Oデバイスの省電力化が有効となりうる。
特許文献1には、ネットワークスイッチ装置間をつなぐ複数の回線を束ねてポートを集約し、データが伝送されていないポートの電源を切断することによって省電力化を図る技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−243790号公報
特許文献1に開示された技術では、ネットワークスイッチ装置のポートのみを対象にしており、すべてのポートが同じ機能を有することを前提としている。したがって、前述したI/Oデバイス用のブレードのように、複数の種類のI/Oデバイスを備える場合には対応することができない。
本発明では、システムに含まれる複数の種類のI/Oデバイスの省電力化を図ることを目的とする。
本発明の代表的な一形態によれば、複数の入出力デバイスが接続された入出力スイッチ装置と、前記入出力スイッチ装置に接続され、前記入出力デバイスを利用するサーバ装置と、前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続される管理計算機とを含む計算機システムにおける電力制御方法であって、前記管理計算機は、前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続されるインターフェースと、前記インターフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、を備え、前記入出力デバイスが接続された前記入出力スイッチ装置のポートと、前記入出力デバイスが接続されたデバイスとの対応、及び前記入出力デバイスの利用率を含む管理情報を管理し、前記方法は、前記管理情報に基づいて、前記利用率が所定の第1の閾値よりも小さい入出力デバイスを選択し、前記選択された入出力デバイスに対する要求を、前記入出力スイッチ装置に接続された他の入出力デバイスが処理する。
本発明の一形態によれば、負荷の小さい入出力デバイスを他の入出力デバイスと集約(片寄せ)することによって、計算機システムの消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成を示す図である。
本発明の第1の実施の形態の計算機システムは、管理サーバ(管理計算機)101、ネットワークスイッチ113、サーバ装置114、SVP(Service Processor)120、I/Oスイッチ装置115、ソケット116、I/Oデバイス117、ファイバチャネルスイッチ118及びストレージ装置119を含む。
管理サーバ101、サーバ装置114、SVP120、及び、I/Oスイッチ装置115は、イーサネット(「イーサネット」は登録商標、以下同じ)などのネットワークを介して互いに接続される。
管理サーバ101は、計算機システム全体及び各構成を管理する。本発明の第1の実施の形態では、管理サーバ101は、主に、サーバ装置114、SVP120及びI/Oスイッチ装置115を管理する。さらに、ストレージ装置119を管理してもよいし、ストレージ装置119については別の計算機で管理してもよい。
管理サーバ101は、I/Oデバイス管理部102及び各種管理情報を格納する。I/Oデバイス管理部102は、I/Oデバイス電力制御部103、I/Oデバイス電力監視部104、I/Oデバイス選択部105、I/Oデバイス片寄せ部106、I/Oデバイス片寄せ解除部107、及びI/Oデバイス省電力化判定部108を含む。各種管理情報には、I/Oスイッチ管理テーブル109、サーバ管理テーブル110、サーバI/O構成情報テーブル111、及びデバイスプール管理テーブル112を含む。管理サーバ101の構成については、図2にて説明する。また、各構成の詳細については、図6以降に説明する。
ネットワークスイッチ113は、計算機システムに含まれる機器間を接続するネットワーク上を転送されるパケットの経路を制御する。
SVP120は、ハイパーバイザと連携し、物理的なサーバ装置114に含まれる計算機資源、及びサーバ装置114によって利用される計算機資源を論理的に分割することによって、サーバ装置を仮想化し、論理的なサーバ装置を提供する。SVP120は、物理的なサーバ装置と論理的なサーバ装置とを一元的に運用管理する。
サーバ装置114は、利用者からの要求に基づいて各種業務処理を実行する。サーバ装置114は、ファイバチャネルなどによるSAN(Storage Area Network)を介してストレージ装置119に接続する。サーバ装置114の構成については、図3にて後述する。
I/Oスイッチ装置115は、サーバ装置114がI/Oデバイス117を介して外部のネットワークなどに接続する場合に、サーバ装置114とI/Oデバイス117とを接続する。ソケット116は、I/Oデバイス117を接続する。
I/Oデバイス117は、ネットワークなどに接続するためのインターフェースである。具体的には、イーサネットによるネットワークに接続するネットワークインタフェースカード(NIC)、又は、SANに接続するホストバスアダプタ(HBA)などである。また、特定の機器に接続するためのインターフェースであってもよい。
ファイバチャネルスイッチ118は、SANを介してデータが送受信される各種装置を相互に接続し、転送されるデータの経路を制御する。具体的には、サーバ装置114がI/Oデバイス117であるホストバスアダプタを介して、ストレージ装置119とデータを送受信する場合に、サーバ装置114とストレージ装置119とを中継する。
ストレージ装置119は、サーバ装置114で業務処理を実行するために必要なデータを格納する。ストレージ装置119の構成については、図4にて後述する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の管理サーバ101の構成を示す図である。
管理サーバ101は、メモリ201、プロセッサ202、入力装置205、出力装置206、ディスクインタフェース203、及びネットワークインタフェース204を備える。
メモリ201は、OS及びアプリケーションなどのプログラム及び当該プログラムによって使用されるデータを記憶する。具体的には、I/Oデバイス管理部102及び各種管理情報を記憶する。I/Oデバイス管理部102には、I/Oデバイス117の電源を制御するプログラムが含まれる。
プロセッサ202は、メモリ201に記憶されたプログラムを実行することによって、計算機システムを制御する。入力装置205は、ユーザからの指示などの入力を受け付ける。出力装置206は、I/Oデバイス管理部102による処理結果などを含む管理情報を出力する。
ディスクインタフェース203は、データ又はプログラムを格納するストレージ装置に接続するインターフェースである。例えば、SANに接続するHBAであってもよいし、NICであってもよい。具体的には、ネットワークスイッチ113を介してI/Oスイッチ装置115に接続し、I/Oデバイス117からストレージ装置119に接続するようにしてもよい。
ネットワークインタフェース204は、ネットワークを介して管理対象の装置に接続するインターフェースである。
ここで、メモリ201に格納されたI/Oデバイス管理部102及び各種管理情報についてさらに説明する。
I/Oデバイス管理部102は、前述のように、I/Oデバイス電力制御部103、I/Oデバイス電力監視部104、I/Oデバイス選択部105、I/Oデバイス片寄せ部106、I/Oデバイス片寄せ解除部107、及びI/Oデバイス省電力化判定部108を含む。
I/Oデバイス電力制御部103は、後述するI/Oデバイス電力監視部104などを実行することによって、I/Oデバイス117の電力を制御する。処理の詳細については、図11にて後述する。
I/Oデバイス電力監視部104は、各I/Oデバイス117で測定された電力を監視し、I/Oスイッチ管理テーブル109に記録する。処理の詳細については、図12にて後述する。
I/Oデバイス選択部105は、片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する。片寄せとは、前述したように、複数のI/Oデバイスを1つのI/Oデバイスに集約することである。処理の詳細については、図14にて後述する。
I/Oデバイス片寄せ部106は、I/Oデバイスの片寄せを実行する。処理の詳細については、図15にて後述する。I/Oデバイス片寄せ解除部107は、I/Oデバイスの片寄せを解除する。処理の詳細については、図16にて後述する。
I/Oデバイス省電力化判定部108は、I/Oデバイスに片寄せを実行するか否かを判定する。処理の詳細については、図13A及び図13Bにて後述する。
また、各種管理情報には、I/Oスイッチ管理テーブル109、サーバ管理テーブル110、サーバI/O構成情報テーブル111、及びデバイスプール管理テーブル112を含む。
I/Oスイッチ管理テーブル109は、ソケット116を介してI/Oスイッチ装置115に接続されているI/Oデバイス117の管理情報が格納される。詳細については、図6にて後述する。
サーバ管理テーブル110は、管理対象のサーバ装置114の管理情報が格納される。具体的には、当該サーバ装置114に備えられるプロセッサの構成及び使用中のI/Oデバイスなどが格納される。詳細については、図7にて後述する。
サーバI/O構成情報テーブル111は、管理対象のサーバ装置114とI/Oデバイスとの対応を記録する。また、各I/Oデバイスの状態及び片寄せによる効果を示す重要度などを含む。詳細については、図8にて後述する。
デバイスプール管理テーブル112は、使用されていないI/Oデバイスを管理するテーブルである。詳細については、図9にて後述する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のサーバ装置114の構成を示す図である。
サーバ装置114は、メモリ301、プロセッサ306、I/Oスイッチインターフェース307及びネットワークインタフェース308を備える。
メモリ301は、アプリケーション302、OS303及びI/Oハイパーバイザ304を含む。アプリケーション302は、プロセッサ306に実行されることによって、OS303上で、各種業務処理を実行する。
I/Oハイパーバイザ304は、サーバ装置114によって利用されるI/Oデバイスを論理的に分割することによって、I/Oデバイスを仮想化する。I/Oハイパーバイザ304は、仮想デバイス制御部305を含む。仮想デバイス制御部305は、仮想デバイスと物理デバイスとの対応付けを変更する。仮想デバイス制御部305による処理の詳細は、図17にて後述する。なお、前述したSVP120がハイパーバイザと連携することによって、I/Oデバイス117を仮想化してもよい。
プロセッサ306は、メモリ301に記憶されたアプリケーション302などのプログラムを処理することによって、各種処理を実行する。
I/Oスイッチインターフェース307は、I/Oデバイス117に接続するためのインターフェースである。サーバ装置114は、I/Oスイッチインターフェース307を介してストレージ装置119に接続し、データを読み書きする。
ネットワークインタフェース308は、ネットワークスイッチ113に接続する。
図4は、本発明の第1の実施の形態のストレージ装置119の構成を示す図である。
ストレージ装置119は、サーバ装置114によって実行される業務処理で使用されるデータを格納する。ストレージ装置119は、ストレージ制御装置401、ディスク装置402、及びインターフェース404を備える。
ストレージ制御装置401は、サーバ装置114などからのアクセス要求に基づいて、データの読み書きを制御する。ディスク装置402は、データが読み書きされるLU(Logical Unit)403を提供する。インターフェース404は、SANなどに接続され、サーバ装置114などとデータを送受信する。
図5は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイスの片寄せの概要を説明する図である。
I/Oハイパーバイザ304は、論理的なI/Oデバイスを提供し、物理的なI/Oデバイスに対応付ける。また、複数の論理的なI/Oデバイスを1つの物理的なI/Oデバイスに対応付けることができる。
図5に示すサーバ装置114では、I/Oハイパーバイザ304によって、仮想HBA501A、仮想HBA501B、仮想NIC502A、及び仮想NIC502Bが使用されている。仮想HBA501Aは、論理的なHBAであって、I/Oハイパーバイザ304によって物理的なHBA503Aに割り当てられている。また、HBA503Aは、I/Oデバイス117に対応している。なお、仮想HBA501B、仮想NIC502A、及び仮想NIC502Bについても同様である。
片寄せ前の状態では、仮想HBA501AはHBA503Aに、仮想HBA501BはHBA503Bに、仮想NIC502AはNIC504Aに、仮想NIC502BはNIC504Bに対応している。
ここで、管理サーバ101によって、サーバ装置114のI/Oハイパーバイザ304にI/Oデバイスの片寄せが指示されると、仮想HBA501Bに対応付けられた物理的なI/OデバイスをHBA503BからHBA503Aに変更する。同様に、仮想NIC502Bに対応付けられた物理的なI/OデバイスをNIC504BからNIC504Aに変更する。
以上のように、I/Oデバイスの片寄せとは、複数の論理的なI/Oデバイスを1つの物理的なI/Oデバイスに集約することである。I/Oデバイスの片寄せを実行すると、HBA503B及びNIC504Bが未使用状態になるため、管理サーバ101がHBA503B及びNIC504Bに省電力モードへの移行又は電源の切断を指示し、消費電力を低減させることができる。
図6は、本発明の第1の実施の形態のI/Oスイッチ管理テーブル109を示す図である。
I/Oスイッチ管理テーブル109は、I/Oスイッチ装置115に接続されたI/Oデバイス117を管理するテーブルである。
I/Oスイッチ管理テーブル109は、I/Oスイッチ識別子601、ポート番号602、接続デバイス603、デバイス識別子604、状態605、及び電力量606を含む。
I/Oスイッチ識別子601は、I/Oスイッチ装置115の識別子である。ポートとは、I/Oデバイスを接続するインターフェースである。ポート番号602は、ポートを識別する番号である。
接続デバイス603は、ポートに接続されたI/Oデバイスの種類である。接続デバイス603には、例えば、NIC、HBAなどが記録される。また、NIC又はHBAを使用するサーバ装置114も記録される。
デバイス識別子604は、ポートに接続されたI/Oデバイスの識別子である。例えば、NICであればMACアドレス、HBAであればWWN(World Wide Name)が記録される。
状態605は、ポートに接続されたデバイスの状態である。状態605の値は、「正常」又は「異常」以外にも、例えば、I/Oデバイスが片寄せされたことによって省電力状態になっている場合には、「省電力」と記録される。
電力量606は、ポートに接続されたデバイスの消費電力である。電力量606は、後述するI/Oデバイス電力監視部104によって随時更新される。
図7は、本発明の第1の実施の形態のサーバ管理テーブル110を示す図である。
サーバ管理テーブル110は、管理サーバ101によって管理されるサーバ装置114の情報を格納する。
サーバ管理テーブル110は、サーバ装置識別子701、プロセッサ構成702、メモリ容量703、サーバ接続I/Oポート704、サーバ割当てI/Oポート705、仮想デバイス706、及び割当てディスク707を含む。
サーバ装置識別子701は、サーバ装置114の識別子である。プロセッサ構成702は、サーバ装置114に備えられるプロセッサの構成情報である。メモリ容量703は、サーバ装置114に備えられるメモリの容量である。なお、プロセッサ構成702及びメモリ容量703以外にもサーバ装置114の構成情報を追加してもよい。
サーバ接続I/Oポート704は、サーバ装置114が接続するI/Oスイッチ装置115の識別子及び接続されているポートの識別子が格納される。サーバ割当てI/Oポート705は、サーバ装置114で使用されるポートの識別子である。各ポートには、I/Oハイパーバイザ304によって提供される仮想デバイスが割り当てられる。
仮想デバイス706は、I/Oハイパーバイザ304によって提供される仮想デバイスの識別子である。仮想デバイス706は、サーバ割当てI/Oポート705に対応付けられる。割当てディスク707は、提供されている仮想デバイスがHBAの場合に、接続先のストレージ装置119によって提供されるLUの識別子が記録される。
図8は、本発明の第1の実施の形態のサーバI/O構成情報テーブル111を示す図である。
サーバI/O構成情報テーブル111は、管理対象のサーバ装置114と、I/Oデバイスとの対応関係を格納する。
サーバI/O構成情報テーブル111は、I/Oスイッチ識別子801、ポート番号802、仮想デバイス803、接続先デバイス804、物理デバイス805、転送データ量806、状態807、及び重要度808を含む。
I/Oスイッチ識別子801は、I/Oスイッチ装置115の識別子である。ポート番号802は、I/Oスイッチ装置115のポートを識別する番号である。
仮想デバイス803は、サーバ装置114で使用される仮想デバイスの識別子である。接続先デバイス804は、仮想デバイス803から接続されるデバイスである。具体的には、仮想デバイス803がNICの場合にはネットワークの識別子が格納され、HBAの場合にはSANの識別子が格納される。物理デバイス805は、仮想デバイス803に対応付けられる物理的なI/Oデバイス117の識別子である。
転送データ量806は、仮想デバイス803を介して転送されるデータ量である。転送データ量806は、定期的に収集され、記録される。
状態807は、仮想デバイス803の状態を示している。例えば、仮想デバイス803が省電力モードである場合には「省電力」が記録される。
また、I/OデバイスがSANに接続されている場合に、状態807の値が「省電力」となっている場合には、SANがリンクダウンしているとファイバチャネルスイッチ118が判定する可能性がある。この場合に、ファイバチャネルスイッチ118によってポートの再割当てが実行されると、再割当てによる負荷が大きいため、スループットが悪化するおそれがある。そこで、I/OデバイスがSANに接続され、当該I/Oデバイスが片寄せされた場合には、その旨をファイバチャネルスイッチ118に通知することによってポートの再割当てが実行されないように制御する。
重要度808は、仮想デバイス803の片寄せを実行する条件を判定するための指標である。例えば、重要度808には、「レベル3」「レベル2」「レベル1」が格納される。具体的には、補足809に示すように、「レベル3」は、片寄せ不可のI/Oデバイスであることを示す。「レベル3」は、データ転送量又は消費電力などに関わらず片寄せが実行されず、HA構成(冗長化)の待機用サーバに接続されている場合などに適用される。また、急激にトラフィックが増減するI/Oデバイスの場合、又は、比較的短い周期でトラフィックが増減するI/Oデバイスについても「レベル3」に設定することによって、性能を安定させるようにしてもよい。
「レベル2」は、消費電力が大きいI/Oデバイスであることを示す。したがって、片寄せの実行による省電力効果が大きいため、積極的に片寄せを実行する。消費電力が大きいI/Oデバイスは、例えば、HBAである。「レベル1」は、消費電力が小さいI/Oデバイスであることを示す。したがって、片寄せによる省電力効果が小さいため、データ転送量が極めて小さい場合などに片寄せを実行する。
なお、重要度808は、I/Oスイッチ管理テーブル109の電力量606の値を利用して自動的に設定されてもよいし、管理者によって設定されてもよい。
図9は、本発明の第1の実施の形態のデバイスプール管理テーブル112を示す図である。
デバイスプール管理テーブル112は、未使用のI/Oデバイス117を管理する。片寄せを解除する場合に、デバイスプール管理テーブル112に基づいて、片寄せされたI/Oデバイスを片寄せ前の状態に戻すことができる。
デバイスプール管理テーブル112は、I/Oスイッチ識別子901、ポート番号902、状態903、及びデバイスプール割当て904を含む。
I/Oスイッチ識別子901は、I/Oスイッチ装置115の識別子である。ポート番号902は、I/Oスイッチ装置115のポートを識別する番号である。
状態903は、I/Oスイッチ装置115のポートに割り当てられたI/Oデバイス117の状態を示している。具体的には、「割当て済み」「未割当て」の他に片寄せされているために空きデバイスとなっていることを示す「片寄せ」が記録される。デバイスプール割当て904は、空きデバイスの集合の識別子である。
図10は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス117の構成を示す図である。
I/Oデバイス117は、ソケット116を介してI/Oスイッチ装置115に接続される。
I/Oデバイス117は、バス制御部1001、プロトコル制御プロセッサ部1002、外部I/F部1003、及び電源部1004を含む。
バス制御部1001は、I/Oデバイス117に含まれる各構成の間のデータの転送を制御する。プロトコル制御プロセッサ部1002は、管理サーバ101などから送信されたコマンドに従って、指示された処理を実行する。外部I/F部1003は、ネットワークなどに接続する。図10では、SANに接続され、ファイバチャネルスイッチ118を経由してストレージ装置119に接続される。
電源部1004は、I/Oデバイス117の各構成に電力を供給するなどの電力制御を行う。電源部1004には、電力測定部1005が含まれ、I/Oデバイス自身で消費電力を測定できる構成となっている。
I/Oデバイス117は、管理サーバ101又はサーバ装置114から送信された電力値取得用のコマンドを受信すると、まず、プロトコル制御プロセッサ部1002が電源部1004の電力測定部1005に指示する。次に、電力測定部1005が当該I/Oデバイス117の消費電力を測定し、プロトコル制御プロセッサ部1002に通知する。プロトコル制御プロセッサ部1002は、コマンドの送信元に測定結果を応答する。
図11は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイスの電力制御処理全体の手順を示すフローチャートである。
I/Oデバイスの電力制御処理は、I/Oデバイス電力制御部103が管理サーバ101のプロセッサ202に処理されることによって実行される。本処理では、管理対象のすべてのI/Oデバイスについて片寄せを実行又は解除するか否かを判定し、判定結果に基づいて片寄せを実行又は解除する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、まず、I/Oデバイス電力監視部104を実行する(ステップ1101)。I/Oデバイス電力監視部104による処理では、片寄せを実行又は解除するか否かを判定するために、I/Oスイッチ装置115に接続されたI/Oデバイス117の消費電力を取得する。処理の詳細については、図12にて後述する。なお、片寄せを実行又は解除するか否かを判定するための情報は、消費電力だけではなく、前述したように、当該I/Oデバイスを介して転送されたデータ量であってもよい。したがって、ステップ1101の処理では、消費電力以外のI/Oデバイス117の負荷量を測定及び収集するようにしてもよい。
管理サーバ101のプロセッサ202は、続いて、I/Oデバイス省電力化判定部108を実行する(ステップ1102)。I/Oデバイス省電力化判定部108では、まず、I/Oデバイスが省電力制御を実行可能な状態であるか否かを判定する。そして、省電力制御が実行可能な状態の場合には、実際に省電力制御を実行するか否かを判定する。処理の詳細については、図13Aにて後述する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイス省電力化判定部108の実行結果に基づいて、I/Oデバイスの片寄せを実行するか否かを判定する(ステップ1103)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの片寄せを実行する場合には(ステップ1103の結果が「Yes」)、片寄せ可能なI/Oデバイスを選択するI/Oデバイス選択部105を実行する(ステップ1104)。I/Oデバイス選択部105の処理の詳細については、図14にて後述する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、さらに、選択された片寄せ可能なI/Oデバイスに対し、I/Oデバイス片寄せ部106を実行する(ステップ1105)。I/Oデバイス片寄せ部106の処理の詳細については、図15にて後述する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの片寄せを実行しない場合(ステップ1103の結果が「No」)、又はI/Oデバイスの片寄せの実行が終了した場合には、I/Oデバイス省電力化判定部108の実行結果に基づいて、I/Oデバイスの片寄せを解除するか否かを判定する(ステップ1106)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの片寄せを解除する場合には(ステップ1106の結果が「Yes」)、片寄せが実行されているI/Oデバイスを解除するI/Oデバイス片寄せ解除部107を実行する(ステップ1107)。I/Oデバイス片寄せ解除部107の処理の詳細については、図16にて後述する。
最後に、管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの電力制御処理を停止する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップ1108)。停止指示を受け付けた場合には(ステップ1108の結果が「Yes」)、本処理を終了する(ステップ1109)。停止指示を受け付けていない場合には(ステップ1108の結果が「No」)、ステップ1101の処理を再度実行し、定常的にI/Oデバイス117の消費電力を監視する。
図12は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス電力監視部104によるI/Oデバイスの消費電力を監視する手順を示すフローチャートである。
管理サーバ101のプロセッサ202は、サーバ装置114を介して、消費電力を取得するためのコマンドを各I/Oデバイス117に送信する。コマンドを受信したI/Oデバイス117は、電力測定部1005によって消費電力を測定し、管理サーバ101に送信する(ステップ1301)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、各I/Oデバイス117の消費電力を受信すると、I/Oスイッチ管理テーブル109の電力量606を更新する(ステップ1302)。このとき、コマンドを送信してもI/Oデバイス117から応答がなかった場合には状態を「異常」と判定し、状態605を更新してもよい。また、状態605については別のタイミングで更新してもよい。I/Oスイッチ管理テーブル109の電力量606を更新すると、本処理は終了する(ステップ1303)。
図13Aは、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス省電力化判定部108によるI/Oデバイス117に省電力制御を実行するか否かを判定する手順を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施の形態では、I/Oデバイスにおいて転送されるデータ量及びI/Oデバイスの重要度に基づいて、I/Oデバイスに省電力制御(片寄せの実行又は解除)を実行するか否かを判定する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、省電力制御の対象となるI/Oデバイスを選択する(ステップ1201)。このとき、省電力制御を実行することができないI/Oデバイスについては、省電力制御の対象から除外する。また、複数の(仮想)I/Oデバイスが一つの物理的なI/Oデバイスに対応付けられている場合には、すべての仮想デバイスを別の物理的なI/Oデバイスに割り当て直す必要があるため、省電力制御の対象から除外する。なお、本処理は、省電力制御の対象のI/Oデバイスすべてに対して実行される。
管理サーバ101のプロセッサ202は、ステップ1201の処理で選択されたI/Oデバイスを介して転送されるデータ量を取得し、当該転送データ量が最大スループットの5%以下か否かを判定する(ステップ1202)。すなわち、転送データ量が最大スループットの5%以下の状態は、I/Oデバイスの負荷が小さい状態であるため、片寄せが可能であれば、スループットを低下させることなく消費電力を低減することが可能である。本発明の第1の実施の形態では、負荷が小さい状態を示す負荷量を5%としているが、システムに応じた値を適宜設定すればよい。
管理サーバ101のプロセッサ202は、転送データ量が最大スループットの5%以下の場合には(ステップ1202の結果が「Yes」)、さらに、I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」であるか否かを判定する(ステップ1203)。I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」の場合には(ステップ1203の結果が「Yes」)、前述したようにI/Oデバイスの片寄せが禁止されているため、本処理を終了する(ステップ1205)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」でない場合には(ステップ1203の結果が「No」)、片寄せによる省電力効果が期待されるため、対象のI/Oデバイスの片寄せを実行すると判定し、本処理を終了する(ステップ1205)。
一方、管理サーバ101のプロセッサ202は、転送データ量が最大スループットの5%を超える場合には(ステップ1202の結果が「Yes」)、転送データ量が最大スループットの10%以下であるか否かを判定する(ステップ1206)。すなわち、転送データ量が最大スループットの10%以下の状態は、I/Oデバイスの負荷が比較的小さい状態であるため、消費電力が大きいI/Oデバイスであれば、片寄せによって省電力効果を期待することができる。
管理サーバ101のプロセッサ202は、転送データ量が最大スループットの10%以下である場合には(ステップ1206の結果が「Yes」)、I/Oデバイスの重要度808が「レベル2」であるか否かを判定する(ステップ1207)。I/Oデバイスの重要度808が「レベル2」である場合には(ステップ1207の結果が「Yes」)、当該I/Oデバイスの消費電力が大きく、片寄せによる省電力効果が大きいため、対象のI/Oデバイスの片寄せを実行すると判定し、本処理を終了する(ステップ1205)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、転送データ量が最大スループットの10%を超える場合には(ステップ1206の結果が「Yes」)、転送データ量が最大スループットの30%以上であるか否かを判定する(ステップ1209)。すなわち、I/Oデバイスに一定以上の負荷がかかっているか否かを判定する。転送データ量が最大スループットの30%未満である場合には(ステップ1209の結果が「No」)、本処理を終了する(ステップ1205)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、転送データ量が最大スループットの30%以上の場合には(ステップ1209の結果が「Yes」)、I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」であるか否かを判定する(ステップ1210)。I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」の場合には(ステップ1210の結果が「Yes」)、省電力制御が実行されないため、本処理を終了する(ステップ1205)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの重要度808が「レベル3」でない場合には(ステップ1203の結果が「No」)、片寄せによるスループットの低下を防ぐため、I/Oデバイスが片寄せされている場合には片寄せを解除すると判定し、処理を終了する(ステップ1205)。
図13Bは、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス省電力化判定部108によってI/Oデバイスの省電力制御を行うか否かを示す表である。
図13Bに示す表は、I/Oデバイス省電力化判定部108による処理によって、実行される省電力制御の判定結果をまとめたものである。本発明の第1の実施の形態では、省電力制御を実行するか否かは、I/Oデバイスの転送データ量1801及びI/Oデバイスの重要度1802に基づいて決定される。なお、表中の記号は、注釈1803に示すように、片寄せを実施する場合には「○」、片寄せを実施しない場合には「×」、片寄せを解除する場合には「◎」が付されている。
図13Bに示す表を参照すると、重要度1802が「レベル1」の消費電力の小さいI/Oデバイスでは、転送データ量1801が5%以下の場合にのみ片寄せが実行される。一方、重要度1802が「レベル2」の消費電力の大きいI/Oデバイスでは、転送データ量1801が10%以下の場合に片寄せが実行される。また、いずれの場合であっても、転送データ量が最大スループットの30%以上になった場合には、スループットの低下を防ぐために片寄せを解除する。なお、重要度1802が「レベル3」の場合には、片寄せの実行も解除もなされない。
本発明の第1の実施の形態では、片寄せの実行又は解除を制御するためのI/Oデバイスの利用率(負荷量)を監視する。具体的には、仮想デバイスごとの転送データ量を監視対象としていたが、他の情報を監視対象としてもよい。例えば、物理デバイスごとの転送データ量を監視対象としてもよい。さらに、仮想デバイス又は物理デバイスごとの処理パケット数、又は、I/O処理に要した時間であってもよい。また、本発明の第1の実施の形態では、I/Oデバイスの種類に関わらず監視対象を共通としているが、I/Oデバイスの種類ごとに、消費電力の削減効果の大きい監視対象を設定してもよい。
図14は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス選択部105による片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する手順を示すフローチャートである。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイス省電力化判定部108によって片寄せすると判定されたI/Oデバイスと接続デバイス603が同じI/OデバイスをI/Oスイッチ管理テーブル109から抽出する(ステップ1401)。
さらに、管理サーバ101のプロセッサ202は、ステップ1401の処理で抽出されたI/Oデバイスの中から片寄せ対象のI/Oデバイスと接続先デバイス804が同じI/Oデバイスを抽出する(ステップ1402)。具体的には、まず、I/Oスイッチ管理テーブル109から抽出されたI/OデバイスのI/Oスイッチ識別子601及びポート番号602に基づいて、サーバI/O構成情報テーブル111からI/Oデバイスを抽出する。さらに、片寄せ対象のI/Oデバイスと接続先デバイス804が同じI/Oデバイスを抽出する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、ステップ1402の処理で抽出されたI/Oデバイスを及び当該I/Oデバイスに関する情報を通知する(ステップ1403)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、ステップ1402の処理で抽出された片寄せ可能な(片寄せ先)I/Oデバイスを自動で選択するか又は手動で選択するかを判定する(ステップ1404)。片寄せ先のI/Oデバイスを自動で選択するか又は手動で選択するかについては、あらかじめユーザが設定ファイルなどに指定しておいてもよいし、ユーザからの入力を受け付けてもよい。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ先のI/Oデバイスを自動で選択する場合には(ステップ1404の結果が「自動」)、抽出された片寄せ可能なI/Oデバイスから条件に最も合致する片寄せ先のI/Oデバイスを1つ選択する(ステップ1405)。具体的には、片寄せ後にスループットが悪化しないように、片寄せ後の転送データ量が所定の閾値を超えないI/Oデバイスを選択する。また、片寄せ後の消費電力を予測できる場合には、片寄せ後の消費電力が最も少なくなるI/Oデバイスを選択してもよい。すなわち、ステップ1405の処理における条件は、片寄せ後のスループットの許容範囲及び消費電力の低減効果などに基づいて決定される。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ先のI/Oデバイスを手動で選択する場合には(ステップ1404の結果が「手動」)、抽出された片寄せ可能なI/Oデバイスから片寄せ先のI/Oデバイスの選択を受け付ける(ステップ1406)。すなわち、片寄せ先のI/Oデバイスを手動で選択する場合には、ユーザが適切なI/Oデバイスを選択する。
最後に、管理サーバ101のプロセッサ202は、選択されたI/Oデバイスを片寄せ先のI/Oデバイスとし(ステップ1407)、本処理を終了する(ステップ1408)。
図15は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス片寄せ部106によるI/Oデバイスの片寄せを実行する手順を示すフローチャートである。
本処理では、片寄せ対象のI/Oデバイスの切り替え、片寄せされたI/Oデバイスを省電力モードに移行させる。
管理サーバ101のプロセッサ202は、サーバ装置114に仮想デバイス制御部305の実行を指示し、片寄せ対象のI/Oデバイスの片寄せを実行する(ステップ1501)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの片寄せが完了した後、片寄せ元の物理I/Oデバイスに対して省電力モードに移行するように指示する(ステップ1502)。このとき、省電力モードに移行する代わりに、I/Oデバイスの電源を切断してもよい。
さらに、管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ後の状態を各テーブルに反映させる。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、サーバI/O構成情報テーブル111の対応するレコードの状態807を“正常”から“省電力”に変更する(ステップ1503)。このとき、接続先デバイスに状態の変更を通知する。具体的には、サーバI/O構成情報テーブル111の状態807を変更した後に接続先デバイスに通知してもよいし、サーバI/O構成情報テーブル111の状態807の変更に連動して、接続先デバイスに通知するようにしてもよい。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、I/Oスイッチ管理テーブル109の対応するレコードの状態605を“正常”から“省電力”に変更する(ステップ1504)。I/Oスイッチ管理テーブル109の状態605を変更することによって、I/Oスイッチ装置115に状態の変更を通知する。このとき、I/Oスイッチ装置115に状態の変更を通知する。具体的には、I/Oスイッチ管理テーブル109の状態605を変更した後にI/Oスイッチ装置115に通知してもよいし、I/Oスイッチ管理テーブル109の状態605の変更に連動して、I/Oスイッチ装置115に通知するようにしてもよい。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、デバイスプール管理テーブル112の対応するレコードの状態903を“割当て済み”から“片寄せ”に変更する(ステップ1505)。レコードの状態903を“片寄せ”とすることによって、片寄せを解除する場合に片寄せ元のI/Oデバイスに戻すことが可能となる。
以上のように、片寄せ後の状態を各テーブルに反映させた後、本処理を終了する(ステップ1506)。
図16は、本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス片寄せ解除部107によるI/Oデバイスの片寄せを解除する手順を示すフローチャートである。
管理サーバ101のプロセッサ202は、サーバ装置114に仮想デバイス制御部305の実行を指示し、片寄せ対象のI/Oデバイスの片寄せを解除する(ステップ1601)。
管理サーバ101のプロセッサ202は、I/Oデバイスの片寄せが完了すると片寄せ元の物理I/Oデバイスに対して省電力モードを解除するように指示する(ステップ1502)。なお、I/Oデバイスの電源が切断されていた場合には、電源を再投入する。
さらに、管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ後の状態を各テーブルに反映させる。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、サーバI/O構成情報テーブル111の対応するレコードの状態807を“省電力”から“正常”に変更する(ステップ1603)。前述のように、サーバI/O構成情報テーブル111の状態807を変更するタイミングで、接続先デバイスに状態の変更を通知する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、I/Oスイッチ管理テーブル109の対応するレコードの状態605を“省電力”から“正常”に変更する(ステップ1604)。前述のように、I/Oスイッチ管理テーブル109の状態605を変更するタイミングで、I/Oスイッチ装置115に状態の変更を通知する。
管理サーバ101のプロセッサ202は、片寄せ元のI/Oデバイスが接続されているI/Oスイッチ装置115のポートについて、デバイスプール管理テーブル112の対応するレコードの状態903を“片寄せ”から“割当て済み”に変更する(ステップ1605)。
以上のように、片寄せ解除後の状態を各テーブルに反映させた後、本処理を終了する(ステップ1606)。
図17は、本発明の第1の実施の形態の仮想デバイス制御部305によるI/Oデバイスの片寄せを実行及び解除する手順を示すフローチャートである。
仮想デバイス制御部305は、前述したI/Oデバイス片寄せ部106及びI/Oデバイス片寄せ解除部107によって実行される。仮想デバイス制御部305は、仮想デバイスと物理デバイスとを対応付ける処理を行う。
サーバ装置114のプロセッサ306は、まず、I/Oデバイスの片寄せを実行するか否かを判定する(ステップ1701)。I/Oデバイスの片寄せを実行する場合には(ステップ1701の結果が「Yes」)、ステップ1708以降の処理を実行する。また、I/Oデバイスの片寄せを実行しない場合には(ステップ1701の結果が「No」)、I/Oデバイスの片寄せを解除するか否かを判定する(ステップ1702)。I/Oデバイスの片寄せを解除する場合には(ステップ1702の結果が「Yes」)、ステップ1703以降の処理を実行する。
サーバ装置114のプロセッサ306は、I/Oデバイスの片寄せを実行する場合には、まず、片寄せ対象(片寄せ元)の仮想デバイスに対するリクエスト処理を一時停止させる(ステップ1708)。さらに、片寄せ対象の仮想デバイスに対応する物理デバイスの処理中リクエストがすべて完了するまで待機する(ステップ1709)。
サーバ装置114のプロセッサ306は、片寄せ対象の仮想デバイスと対応する物理デバイスとの対応付けを削除する(ステップ1710)。さらに、片寄せ対象の仮想デバイスと片寄せ先の物理デバイスとを対応付ける(ステップ1711)。最後に、片寄せ対象の仮想デバイスに対するリクエスト処理の一時停止を解除する(ステップ1708)。
一方、サーバ装置114のプロセッサ306は、I/Oデバイスの片寄せを解除する場合には、まず、片寄せ解除対象(片寄せ元)の仮想デバイスに対するリクエスト処理を一時停止させる(ステップ1703)。さらに、片寄せ解除対象の仮想デバイスが片寄せされていた(片寄せ先)物理デバイスの処理中リクエストがすべて完了するまで待機する(ステップ1704)。なお、片寄せ解除対象の仮想デバイスに対するリクエスト処理が完了すれば、以降の処理を実行してもよい。
サーバ装置114のプロセッサ306は、片寄せ解除対象の仮想デバイスと片寄せされていた物理デバイスとの対応付けを削除する(ステップ1705)。さらに、片寄せ解除対象の仮想デバイスと、片寄せ解除対象の仮想デバイスがもともと割り当てられていた物理デバイスとを対応付ける(ステップ1706)。片寄せ解除対象の仮想デバイスがもともと割り当てられていた物理デバイスは、デバイスプール管理テーブル112を参照することによって、特定することができる。最後に、片寄せ解除対象となる仮想デバイスに対するリクエスト処理の一時停止を解除する(ステップ1707)。
本発明の第1の実施の形態によれば、負荷の小さいI/Oデバイスを集約(片寄せ)し、使用されていないI/Oデバイスを省電力モードに移行させることによって、計算機システムの消費電力を低減させることができる。例えば、時刻によって負荷にばらつきがあるシステムでは、負荷の小さい時間帯ではI/Oデバイスの片寄せを実行することによって消費電力を低減し、負荷の大きい時間帯ではI/Oデバイスの片寄せを解除することによって、処理性能を維持することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、仮想デバイスの接続先の経路情報(トポロジ情報)に基づいて片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する手順について説明する。なお、第1の実施の形態と共通する内容については適宜説明を省略する。
第2の実施の形態の計算機システム及び各装置は、図1から図4及び図10に示した第1の実施の形態の計算機システム及び各装置と同様である。また、管理サーバ101のメモリに記憶されたI/Oデバイス管理部102及び各管理情報についても、サーバ管理テーブル110及びI/Oデバイス選択部105以外は第1の実施の形態と同じである。
図18は、本発明の第2の実施の形態のサーバ管理テーブル110を示す図である。
第2の実施の形態のサーバ管理テーブル110には、第1の実施の形態のサーバ管理テーブル110の構成に加え、接続デバイス1901が追加される。
接続デバイス1901は、最終的な接続先のデバイスまでに経由するポートなどの情報を含む。例えば、“HOST1”の“仮想NIC1”は、最終的にサーバ装置(#1)のポート番号#1のポートに接続される。途中、I/Oスイッチ装置(SW#4)のポート番号#1のポートを経由している。
図19は、本発明の第2の実施の形態のI/Oデバイス選択部105による片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する手順を示すフローチャートである。
第2の実施の形態では、トポロジ情報を利用して自動的にI/Oデバイスを選択する点で第1の実施の形態と相違する。具体的には、ステップ1405の処理の前に、管理サーバ101のプロセッサ202は、トポロジ情報を利用することによって、片寄せ後の性能及び消費電力の削減効果を予測し、片寄せ先のI/Oデバイスを絞り込む(ステップ2001)。
例えば、転送データ量について、仮想デバイスの片寄せ先の物理デバイスについては最大スループットと比較して十分余裕があっても、接続経路上にボトルネックとなる機器が含まれる場合が考えられ、接続経路全体における性能の変化を予測することができる。
また、接続経路上で使用されなくなった機器が存在するように片寄せを実行することによって、さらに計算機システム全体の消費電力の低減を図ることも可能となる。
さらに、トポロジ情報を利用することによって、片寄せ後も同じ接続先に接続されるように、片寄せ先のI/Oデバイスを自動的に絞り込むことが可能となる。
本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、接続経路上のデバイスを考慮することによって、片寄せ後の消費電力の削減効果及び性能の変化を予測することが可能となり、さらに計算機システムの消費電力を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態の計算機システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の管理サーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバ装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のストレージ装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイスの片寄せの概要を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態のI/Oスイッチ管理テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバ管理テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態のサーバI/O構成情報テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態のデバイスプール管理テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイスの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイスの電力制御処理全体の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス電力監視部によるI/Oデバイスの消費電力を監視する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス省電力化判定部によるI/Oデバイスに省電力制御を行うか否かを判定する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス省電力化判定部によってI/Oデバイスの電力制御を行うか否かを示す表である。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス選択部による片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス片寄せ部によるI/Oデバイスの片寄せを実行する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のI/Oデバイス片寄せ解除部によるI/Oデバイスの片寄せを解除する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の仮想デバイス制御部によるI/Oデバイスの片寄せを実行及び解除する手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のサーバ管理テーブルを示す図である。 本発明の第2の実施の形態のI/Oデバイス選択部による片寄せ対象のI/Oデバイスを選択する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 管理サーバ
102 I/Oデバイス管理部
103 I/Oデバイス電力制御部
104 I/Oデバイス電力監視部
105 I/Oデバイス選択部
106 I/Oデバイス片寄せ部
107 I/Oデバイス片寄せ解除部
108 I/Oデバイス省電力化判定部
109 I/Oスイッチ管理テーブル
110 サーバ管理テーブル
111 サーバI/O構成情報テーブル
112 デバイスプール管理テーブル
113 ネットワークスイッチ
114 サーバ装置
115 I/Oスイッチ装置
116 ソケット
117 I/Oデバイス
118 ファイバチャネルスイッチ
119 ストレージ装置
120 SVP
201 メモリ
202 プロセッサ
203 ディスクインタフェース
204 ネットワークインタフェース
205 入力装置
206 出力装置
301 メモリ
302 アプリケーション
303 OS
304 I/Oハイパーバイザ
305 仮想デバイス制御部
306 プロセッサ
307 I/Oスイッチインターフェース
308 ネットワークインタフェース
401 ストレージ制御装置
402 ディスク装置
403 LU(Logical Unit)

Claims (12)

  1. 複数の入出力デバイスが接続された入出力スイッチ装置と、前記入出力スイッチ装置に接続され、前記入出力デバイスを利用するサーバ装置と、前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続される管理計算機とを含む計算機システムにおける電力制御方法であって、
    前記管理計算機は、
    前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続されるインターフェースと、前記インターフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、を備え、
    前記入出力デバイスが接続された前記入出力スイッチ装置のポートと、前記入出力デバイスが接続されたデバイスとの対応、及び前記入出力デバイスの利用率を含む管理情報を管理し、
    前記方法は、
    前記管理情報に基づいて、前記利用率が所定の第1の閾値よりも小さい入出力デバイスを選択し、
    前記選択された入出力デバイスに対する要求を、前記入出力スイッチ装置に接続された他の入出力デバイスが処理することを特徴とする電力制御方法。
  2. 前記計算機システムは、前記入出力デバイスを仮想化することによって、物理的な入出力デバイスが割り当てられた論理入出力デバイスを提供し、
    前記方法は、前記選択された入出力デバイスに対応する前記論理入出力デバイスに、異なる物理的な入出力デバイスを割り当てることによって、前記選択された入出力デバイスに対する要求を前記他の入出力デバイスが処理することを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  3. 前記入出力デバイスは、消費電力を低減させる省電力モードに切り替え可能であって、
    前記方法は、さらに、前記選択された入出力デバイスを前記省電力モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  4. 前記方法は、さらに、前記選択された入出力デバイスの電源を遮断することを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  5. 前記方法は、前記他の入出力デバイスの利用率が所定の第2の閾値よりも大きい場合には、前記選択された入出力デバイスに対する要求を前記選択された入出力デバイスが処理することを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  6. 前記管理計算機は、前記サーバ装置に接続される機器の経路情報を管理し、
    前記方法は、前記経路情報に基づいて、前記入出力デバイスを選択することを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  7. 前記方法は、前記入出力デバイスによって消費される電力量に基づいて、前記入出力デバイスを選択することを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  8. 前記利用率は、前記入出力デバイスを介して転送されるデータ量に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  9. 前記第1の所定の閾値は、前記入出力デバイスによって消費される電力量及び前記入出力デバイスの接続先の少なくとも一方に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  10. 前記入出力デバイスの利用率及び前記所定の第1の閾値は、前記入出力デバイスの種類に基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  11. 複数の入出力デバイスが接続された入出力スイッチ装置と、前記入出力スイッチ装置に接続され、前記入出力デバイスを利用するサーバ装置と、前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続される管理計算機とを含む計算機システムであって、
    前記管理計算機は、
    前記入出力スイッチ装置及び前記サーバ装置に接続されるインターフェースと、前記インターフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、を備え、
    前記入出力デバイスが接続された前記入出力スイッチ装置のポートと、前記入出力デバイスが接続されたデバイスとの対応、及び前記入出力デバイスの利用率を含む管理情報を管理し、
    前記管理情報に基づいて、前記利用率が所定の閾値よりも小さい入出力デバイスを選択し、
    前記選択された入出力デバイスに対する要求を、前記入出力スイッチ装置に接続された他の入出力デバイスが処理するように設定することを特徴とする計算機システム。
  12. 複数の入出力デバイスが接続された入出力スイッチ装置、及び前記入出力スイッチ装置に接続され、前記入出力デバイスを利用するサーバ装置に接続される管理計算機であって、
    前記入出力スイッチ装置に接続されるインターフェースと、前記インターフェースに接続されるプロセッサと、前記プロセッサに接続されるメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記入出力デバイスが接続された前記入出力スイッチ装置のポートと、前記入出力デバイスが接続されたデバイスとの対応、及び前記入出力デバイスの利用率を含む管理情報を管理し、
    前記管理情報に基づいて、前記利用率が所定の閾値よりも小さい入出力デバイスを選択し、
    前記選択された入出力デバイスに対する要求を、前記入出力スイッチ装置に接続された他の入出力デバイスが処理するように設定することを特徴とする管理計算機。
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