JP2005078595A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大容量ストレージ装置通信路の保守の信頼性向上。
【解決手段】 1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で論理的に設定される通信路の1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、論理パスと論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶させ、ストレージ装置及び情報処理装置が論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示させ、ユーザインタフェースから入力された論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶させ、特定された論理パスを構成する構成機器を含んで設定されている全ての論理パスについて、それらの論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パスが存在するか否かを判定させ、判定の結果をユーザインタフェースに出力させるためのプログラムに関する。
【選択図】 図20

Description

本発明はプログラム及び情報処理装置に関する。
近年情報処理システムで取り扱われるデータ量が増大しており、ストレージ装置の大容量化が進んでいる。大容量のストレージ装置では記憶容量に見合うだけの入出力性能と信頼性を確保することが必要である。そのためストレージ装置への通信路を多重化し、入出力性能の向上と信頼性の向上を図る技術が開発されている。
W.Curtis Preston著、 金崎裕己監訳、 豊沢聡訳「 SAN&NASストレージネットワーク管理」 オライリー・ジャパン 2002年10月30日、 pp.66-67
しかしながら、通信路の保守作業を行う際、例えば情報処理装置とストレージ装置との間のデータ入出力を継続したまま通信ケーブルを交換する場合には、オペレータはその通信ケーブルに設定されている通信路を代替する通信路が他の通信ケーブルに設定されていることを確認してから作業を行う必要がある。
また、代替する通信路が他の通信ケーブルに設定されていたとしても、交換予定の通信ケーブルに設定された通信路でデータ入出力が行われている最中にその通信ケーブルを取り外してしまうと、データが消失するおそれもある。
そのため、通信路の保守作業を安全に行うために必要な情報をオペレータに提供し、保守作業の負担を軽減する技術が求められていた。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、プログラム及び情報処理装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶するステップと、前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示するステップと、前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶するステップと、前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、前記第2の論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス)が存在するか否かを判定するステップと、前記判定の結果をユーザインタフェースに出力するステップとを実行させるためのプログラムに関する。
プログラム及び情報処理装置を提供することができる。
===全体構成===
まず本実施の形態に係る情報処理装置100及びストレージ装置200を含む情報処理システムの全体構成を示すブロック図を図1に示す。
情報処理装置100はCPUやメモリ、入出力装置等を備えたコンピュータである。情報処理装置100により各種の情報処理サービスが提供される。例えば銀行の自動預金預け払いサービスやインターネットのホームページ閲覧サービスのようなオンラインサービスを始め、科学技術分野における実験シミュレーションを行うバッチ処理サービス等である。
各情報処理装置100はLAN(Local Area Network)400により通信可能に接続される。LAN400は例えばインターネットのような公共的なネットワークとすることもできるし、プライベートなネットワークとすることもできる。
また情報処理装置100はSAN(Storage Area Network)300を介してストレージ装置200に接続される。ストレージ装置200は情報処理装置100が情報処理サービスを提供する際に必要とするデータを記憶する少なくとも1つ以上の記憶ボリューム220を備える。記憶ボリューム220とは、ハードディスク装置や半導体記憶装置等により構成されるディスクドライブにより提供される物理的な記憶領域である物理ボリュームや、物理ボリューム上に論理的に設定される記憶領域である論理ボリュームを含む記憶資源である。
SAN300は、通信ケーブル320やFC−SW(Fibre Channel-SWitch)310を通信路として、情報処理装置100とストレージ装置200との間でデータの送受信を行うためのネットワークである。情報処理装置100とストレージ装置200との間でのデータの送受信は、情報処理装置100が備えるHBA(Host Bus Adapter)190や、通信ケーブル320、FC−SW310を構成要素として論理的に設定される論理パス330を通じて行われる。
次に本実施の形態に係る情報処理装置100とストレージ装置200との構成を示すブロック図を図2に示す。
情報処理装置100は、パス描画判定部510、I/Oグラフ表示部520、パス保守判定部530、HBA保守判定部540、I/O監視部550及びI/O処理部560を備える。これらは後述するように情報処理装置100がプログラム500を実行することにより構成される。また図1に示したように情報処理装置100はHBA190を備える。図2に示す例では6つのHBA190のHポート191(1乃至6)が示されている。Hポート191はストレージ装置200とデータの送受信を行うためのHBA190の通信ポートであり、SCSI(Small Computer Systems Interface)通信規格で用いられる概念である。本実施の形態におけるHBA190には2つのHポート191が設けられている。従って図2に示す情報処理装置100は3つのHBA190を備えていることになる。
一方ストレージ装置200は少なくとも1つ以上の記憶ボリューム220を備える。図2に示す例ではLU0(Logical Unit0)が記憶ボリューム220である。またストレージ装置200は、情報処理装置100との間で記憶ボリューム220に記憶されたデータの送受信の制御を行うCHA(CHannel Adapter)210を備える。図2に示す例ではストレージ装置200は2つのCHA(CHA0、CHA1)210を備える。各CHA210は2つのCHAポート211を備える。CHAポート211は情報処理装置100とデータの送受信を行うためのCHA210の通信ポートである。
図2に示す例では、情報処理装置100とストレージ装置200との間のデータの送受信は、4本の論理パス330(Pa、Pb、Pc、Pd)を通じて行われる。論理パス330とは、HBA190や通信ケーブル320を構成要素とし、情報処理装置100とストレージ装置200との間でデータの送受信を行うために論理的に設定される通信路のことである。論理パス330については後述する。
論理パスPa330は、Hポート191のNo2とCHA0(210)のCHAポートA(211)を経路としてLU0(220)に記憶されるデータを送受信するための通信路である。論理パスPb330は、Hポート191のNo3とCHA0(210)のCHAポートB(211)を経路として、図2には示されていないがLU1(220)に記憶されるデータを送受信するための通信路である。論理パスPc330は、Hポート191のNo4とCHA1(210)のCHAポートA(211)を経路として、図2には示されていないがLU1(220)に記憶されるデータを送受信するための通信路である。論理パスPd330は、Hポート191のNo6とCHA1(210)のCHAポートB(211)を経路としてLU0(220)に記憶されるデータを送受信するための通信路である。
===情報処理装置===
次に、本実施の形態に係る情報処理装置100の構成を示すブロック図を図3に示す。
情報処理装置100は、CPU110、メモリ120、ポート130、記録媒体読取装置140、入力装置150、出力装置160、記憶装置180、HBA190を備える。
CPU110は情報処理装置100の全体の制御を司るもので、記憶装置180に記憶された各種の動作を行うためのコードから構成されるプログラム500を適宜メモリ120に読み出して実行することにより本実施の形態に係る各種機能を実現する。また上述した銀行の自動預金預け払いサービス等の情報処理サービスの提供は、CPU110がアプリケーションプログラム(不図示)を実行することにより行われる。
記録媒体読取装置140は記録媒体170に記録されているプログラムやデータを読み取るための装置である。読み取られたプログラムやデータはメモリ120や記憶装置180に格納される。従って、例えば記録媒体170に記録されたプログラム500を、記録媒体読取装置140を用いて上記記録媒体170から読み取って、メモリ120や記憶装置180に記憶するようにすることができる。記録媒体170としてはフレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等を用いることができる。
プログラム500は、パス描画判定部510、I/Oグラフ表示部520、パス保守判定部530、HBA保守判定部540、I/O監視部550及びI/O処理部560を実現するための各種モジュールを備えて構成される。プログラム500は、これらの各モジュールを含んで一つの集合体として構成されるようにすることができる他、複数のサブプログラムの集合体として構成されるようにすることもできる。またこれらの各サブプログラムは同一の情報処理装置100により実行されるようにすることもできるし、異なる情報処理装置100により実行されるようにすることもできる。例えばパス描画判定部510やI/Oグラフ表示部520の機能を実現するためのサブプログラムを別の情報処理装置100で実行させるようにすることもできる。記録媒体読取装置140は情報処理装置100に内蔵されている形態とすることもできるし、外付されている形態とすることもできる。記憶装置180は、例えばハードディスク装置や半導体記憶装置等である。
また記憶装置180は情報処理装置100に内蔵されるようにすることもできるし、外付けされるようにすることもできる。外付けされる場合には、LAN400を介して接続される他の情報処理装置100の記憶装置180とすることもできる。またSAN300を介して接続されるストレージ装置200とすることもできる。記憶装置180に記憶されるパス/LU判定テーブル600やI/ODBテーブル700、パス保守テーブル800、論理パス構成テーブル1000、HBA保守テーブル1100については後述する。入力装置150は情報処理装置100を操作するオペレータ等による情報処理装置100へのデータ入力等のために用いられるユーザインタフェースである。入力装置150としては例えばキーボードやマウス等が用いられる。出力装置160は情報を外部に出力するためのユーザインタフェースである。出力装置160としては例えばディスプレイやプリンタ等が用いられる。ポート130はLAN400を通じて他の情報処理装置100と通信を行うための装置である。これにより、例えばプログラム500を、ポート130を介して他の情報処理装置100から受信して、メモリ120や記憶装置180に記憶するようにすることもできる。
HBA190は、情報処理装置100とストレージ装置200との間でデータの送受信を行うための装置である。HBA190は情報処理装置100に内蔵されている形態とすることもできるし、外付けされる形態とすることもできる。
ここで、論理パス構成要素記憶部や特定論理パス記憶部、データ送受信有無記憶部、使用率記憶部は、メモリ120とすることもできるし、記憶装置180とすることもできる。また接続表示部や判定結果出力部、代替パス表示部、データ送受信有無出力部、使用率推移表示部、代替パス判定部は、情報処理装置100が備える各種ハードウエアを制御しながらCPU110がプログラム500を実行することにより情報処理装置100に構成される。
===I/O処理の様子===
次に本実施の形態に係る情報処理装置100においてI/O処理が行われる様子を図4を参照しながら説明する。
情報処理装置100は、ストレージ装置200との間でデータの送受信を行うことが必要になった場合には、ストレージ装置200へのコマンドであるデータ入出力要求、及び書き込み要求の場合には書き込みデータを所定のデータ長毎に例えばパケットとして分割した上で、I/Oキュー551に記憶する。I/Oキュー551はI/O監視部550によって制御される例えばメモリ120上の記憶領域である。図4に示す例では、I/Oキュー551にはA乃至Fの6つのパケットが記憶されている。I/O監視部550はこれらのパケットを適宜I/O処理部560に振り分ける。振り分けはデータ入出力要求に記載されている当該データ入出力要求の送信先である記憶ボリューム220を指定するための情報に基づいて行われる。すなわち、I/O処理部560は論理パス330毎に設けられており、I/O監視部550は、データ入出力要求の送信先である記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている論理パス330に応じたI/O処理部560にパケットを振り分ける。例えば図2に示す例において、論理パスPa330はLU0(220)にアクセス可能に設定され、論理パスPb330はLU1(220)にアクセス可能に設定されているので、I/O監視部550は、LU0(220)へのデータ入出力要求は論理パスPa330に対応したI/O処理部560に振り分け、LU1(220)へのデータ入出力要求は論理パスPb330に対応したI/O処理部560に振り分けるようにする。
なお、情報処理装置100がデータ入出力要求や書き込みデータのパケットをI/Oキュー551に記憶する際に、I/O処理部560を指定してしまうようにすることもできる。この場合I/O監視部550は、I/Oキュー551に記憶されているパケットを、指定されているI/O処理部560に順次割り当てる。
ここで、同一の記憶ボリューム220に対して複数の論理パス330が設定されている場合には、I/O監視部550は各論理パス330に対応するI/O処理部560のいずれにもパケットを振り分けることができる。この場合I/O監視部550は、各論理パス330の負荷が均等になるようにパケットを振り分ける様にすることができる。例えば図2に示す例において、論理パスPa330と論理パスPd330とはいずれもLU0(220)にアクセス可能に設定されているので、I/O監視部550は、LU0(220)へのデータ入出力要求を、論理パスPa330の負荷と論理パスPd330との負荷が均等になるように、それぞれのI/O処理部560に振り分けるようにすることができる。この場合、論理パスPd330は論理パスPa330の「代替パス」である。同様に論理パスPa330は論理パスPd330の「代替パス」である。
このようなパケットの均等な振り分けにより、各論理パス330の負荷を均等にすることができる。均等なパケットの振り分けは、例えばラウンドロビン方式で行うことができる。また同一の論理ボリューム220に対して複数の論理パス330を設定するようにすることにより、ある論理パス330に障害が発生したとしても、代替パス330により当該記憶ボリューム220へのデータ入出力処理(I/O処理)を継続することができるようになる。
I/O処理部560はI/O監視部550からパケットを受け取ると、論理パス330を通じてパケットをストレージ装置200に送信する。
===論理パスを構成する要素について===
次に、論理パス330を構成する要素について図5に示す。論理パス330はHLU(Host Logical Unit)194、TID(Target ID)193、Bus192、Hポート(Host bus adapter Port)191、通信ケーブル320、CHAポート211、CHA210、及び記憶ボリューム220のハードウエアまたはソフトウエアにより構成される。HLU194、TID193、Bus192、Hポート191はSCSI通信規格で用いられる概念であり、それぞれホスト論理ユニット、ターゲットID、論理バス、ホストバスアダプタ側ポートを示す。CHAポート211はCHA210のポートを示す。もちろん論理パス330の構成要素は必ず上記要素によらなければならない訳ではなく、システムにより上記要素のいずれかは不要とすることもできるし、上記以外の要素により論理パス330を構成することもできる。論理パス330を構成する構成機器は、論理パス330の構成要素の内、記憶ボリューム220以外のものを言う。
論理パス330と、論理パス330を構成する構成要素とは、図40に示す論理パス構成テーブル1000により対応付けられている。論理パス構成テーブル1000は、論理パス330の設定が行われる際に論理パス構成要素記憶部に記憶される。上述したように論理パス構成要素記憶部はメモリ120とすることもできるし記憶装置180とすることもできる。
論理パス構成テーブル1000は、”論理パス”欄、”記憶ボリューム”欄、”CHA”欄、”CHAポート”欄、”通信ケーブル”欄、”Hポート”欄、”パスステータス”欄を備える。
”論理パス”欄には、論理パス330の識別子が記載される。図40に示す例では、論理パス330の識別子としてPa、Pb、Pc、Pd、Peが記載されている。”記憶ボリューム”欄には、”論理パス”欄で識別される各論理パス330によりアクセス可能な記憶ボリュームの識別子が記載される。図40に示す例では、PaとPdはLU0に対してアクセス可能に設定され、PbとPcはLU1に対してアクセス可能に設定されていることが示される。”CHA”欄には、各論理パス330が設定されるCHA210の識別子が記載される。”CHAポート”欄には、各論理パス330が設定されるCHAポート211の識別子が記載される。”通信ケーブル”欄には、各論理パス330を構成する通信ケーブル320の有無が記載される。同一の通信ケーブル320に複数の論理パス330が設定されるようにすることもできる。”Hポート”欄には、各論理パス330が設定されるHBA190のHポート191の識別子が記載される。同一の通信ケーブル320に複数の論理パス330が設定される場合には、それらの論理パス330に対して同一のHポート191の識別子が記載される。”パスステータス”欄には、各論理パス330が通信可能に設定されているか否かを記録するための欄である。通信可能に設定されている場合には”パスステータス”欄には「ON」と記載される。通信可能に設定されていない場合には”パスステータス”欄には「OFF」と記載される。通信可能に設定されていない場合には、情報処理装置100とストレージ装置200との間に論理パス330が設定されていてもデータの送受信を行うことはできない。パスステータスの設定は、例えば情報処理装置100が備えるユーザインタフェースからオペレータにより入力されたパスのステータスを「ON」にするか「OFF」にするかを示す情報をプログラム500が受け付け、メモリ120や記憶装置180に記憶することにより行うことができる。
===I/O監視部の処理===
次に、本実施の形態に係るI/O監視部550における処理の流れを示すフローチャートを図6に示す。I/O監視部550は上述したようにデータ入出力要求のI/O処理部560への振り分け処理を行うが、その他に各論理パス330の使用率を計測し記憶する処理も行う。論理パス330の使用率については後述する。
情報処理装置100が備えるCPU110によりアプリケーションプログラムが実行され、ストレージ装置200へのデータの送受信が行われる場合には、I/O監視部550はデータ入出力要求(I/O要求)を受信する(S1000)。そしてI/O監視部550はデータ入出力要求を受信する毎に、データ入出力要求を受信した時刻や、送受信されるデータの量(例えばバイト数)等を計測する(S1010)。そしてユーザ設定I/O判定時間Tをメモリ120あるいは記憶装置180から読み取って(S1020)、I/ODBテーブル700を作成する(S1030)。そして作成したI/ODBテーブル700を記憶装置180に記憶する(S1040)。
ユーザ設定I/O判定時間Tは、情報処理装置100とストレージ装置200との間でのデータの送受信の有無を判定するために設定される値である。ユーザ設定I/O判定時間Tすなわち過去のある設定された期間内にデータの送受信が行われていなければデータの送受信がなかったと判定し、ユーザ設定I/O判定時間T以内にデータの送受信が行われていればデータの送受信があったと判定する。ユーザ設定I/O判定時間Tは論理パス330毎に設定されるようにすることもできる。設定は、情報処理装置100を操作するオペレータ等によりユーザインタフェースを通じて入力された値をメモリ120や記憶装置180に記憶しておくことにより行うことができる。
ユーザ設定I/O判定時間Tの設定を行うためのフローチャートを図7に示す。まずI/O監視部550は、オペレータ等によりユーザインタフェースを通じて入力されたユーザ設定I/O判定時間Tを受け付ける(S2000)。そしてメモリ120や記憶装置180に記憶する(S2010)。これによりユーザ設定I/O判定時間Tの設定を行うことができる。ここで設定されたユーザ設定I/O判定時間Tは、I/ODBテーブル700作成時に上述したS1020において読み出される。
ユーザ設定I/O判定時間Tの入力をオペレータが行うためのユーザインタフェースの例を図8に示す。図8に示した例は、情報処理装置100が備える出力装置160であるディスプレイ装置に表示されるウインドウ画面900を通じてユーザ設定I/O判定時間Tの入力を行う場合の例である。オペレータはウインドウ画面900に表示されるユーザ設定I/O判定時間入力欄910にユーザ設定I/O判定時間Tを入力する。なおユーザ設定I/O判定時間Tの単位は、図8に示すように「秒」とすることもできるし、例えば「ミリ秒」等、その他の単位とすることもできる。
次にI/ODBテーブル700を図9に示す。I/ODBテーブル700は、”パス”欄、”データ時間”欄、”データ量”欄、”ユーザ設定時間”欄、”設定時間I/O”欄、”現在I/Oの判定”欄、”キュー判定”欄を備える。
”パス”欄には、論理パス330の識別子が記載される。”データ時間”欄には、例えばI/O監視部550がデータ入出力要求を受信した時刻が記載される。”データ量”欄には、I/O監視部550が受信したデータの量が記載される。”ユーザ設定時間”欄には、ユーザ設定I/O判定時間Tが記載される。図9の例ではユーザ設定I/O判定時間Tは論理パス330毎に記載されている(Ta、Tb、Tc、Td)。”設定時間I/O”欄には、ユーザ設定I/O判定時間T以内にデータの送受信があったか否かが記載される。”現在I/Oの判定”欄には、I/O処理部560によりデータの送受信が行われている場合には「有」が記載され、データの送受信が行われていない場合には「無」が記載される。”キュー判定”欄には、I/Oキュー551にパケットが記憶されているか否かが記載される。
I/ODBテーブル700は、I/O監視部550がデータ入出力要求を受信する毎に更新される。つまりI/O監視部550がデータ入出力要求を受信する毎に、そのデータ入出力要求についての上記各欄に記載される値をそれぞれ追加してゆく。
その場合、論理パス330の使用率は、例えば”データ量”欄に記載されたデータのサイズを、そのデータ入出力要求の”データ時間”欄に記載された時刻と同一論理パス330の前回のデータ入出力要求の”データ時間”欄に記載された時刻との差により求まる時間で割った値とすることができる。そして、論理パス330の使用率の推移とは、上記求めた論理パス330の使用率をデータ入出力要求毎に時系列に並べたものとすることができる。またユーザ設定I/O判定時間T以内にデータの送受信があったか否かは、そのデータ入出力要求の”データ時間”欄に記載された時刻と同一論理パス330の前回のデータ入出力要求の”データ時間”欄に記載された時刻との差により求まる時間と、ユーザ設定I/O判定時間Tとを比較することにより判定することができる。
またI/ODBテーブル700の更新は、所定時間毎に行うようにすることもできる。例えば1分毎にI/ODBテーブル700の更新を行うようにする場合には、”データ量”欄は、1分間に送受信のなされたデータの量の累積が記載される。この場合の論理パス330の使用率とは、1分間あたりの”データ量”欄に記載されたデータのサイズとなる。そして論理パス330の使用率の推移とは、上記求めた論理パス330の使用率を1分毎に時系列に並べたものとすることができる。ユーザ設定I/O判定時間T以内にデータの送受信があったか否かは、ユーザ設定I/O判定時間T以内に送受信されたデータのサイズを求めることにより判定することができる。
===論理パスの表示===
次に、本実施の形態に係る情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態がユーザインタフェースに図示される様子を図10に示す。情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態は、例えば情報処理装置100が備える出力装置160であるディスプレイ装置に表示されるウインドウ画面900に図示される。図10に示すウインドウ画面900の表示は、大きく2つの部分に分けられている。左側には、情報処理装置100に接続されているストレージ装置200が表示されている。ここでは情報処理装置A100に、ストレージ装置A200と、ストレージ装置B200と、ストレージ装置C200とが接続されていることが表示されている。そして右側には、情報処理装置A100とストレージ装置A200とが4本の論理パス330により接続されている状態が図示される。ウインドウ画面900の左側の表示部分で、マウス等の入力装置150を用いてストレージ装置A200の表示部分をクリックするとストレージ装置A200が選択されて、ウインドウ画面900の右側の部分に情報処理装置A100とストレージ装置A200とが論理パス330により接続されている状態が図示される。
情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態をユーザインタフェースに図示するための処理は、パス描画判定部510が論理パス構成テーブル1000を参照することにより行うことができる。
===オペレータによる処理の選択===
本実施の形態に係る情報処理装置100は、オペレータによるユーザインタフェースからの入力を受け付けて、「I/Oグラフ表示」、「パス保守」、「HBA保守」の各処理を実行することができる。その様子を図11に示す。
「I/Oグラフ表示」は、オペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330を特定するための情報を受け付けて、オペレータにより特定された論理パス(第1の論理パス)330を構成する構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)330について、論理パス330の使用率の推移をユーザインタフェースに図示する処理である。
また、少なくとも第2の論理パス330について、ユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無をユーザインタフェースに出力する様にすることもできる。
なお、ユーザインタフェースに図示される論理パス330のうち、第2の論理パス330、及び第2の論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている、第2の論理パス330を構成する構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス、代替パス)330のみを、ユーザインタフェースに図示するようにすることもできる。
これにより、オペレータは情報処理装置100とストレージ装置200との間で行われているデータ送受信の状態を視覚的に把握することが可能となる。そのため、オペレータは通信ケーブル320の交換やHBA190の交換等の保守作業を、情報処理装置100とストレージ装置200との間で行われているデータ送受信の状態を視覚的に把握した上で行うことが可能となる。これにより、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらず通信ケーブル320やHBA190、FC−SW310等を取り外してしまったり、それらの電源スイッチを切ってしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
図11に示すように「I/Oグラフ表示」の処理はパス描画判定部510、I/O監視部550、I/Oグラフ表示部520により実現される。
「パス保守」は、オペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330を特定するための情報を受け付けて、オペレータにより特定された論理パス(第1の論理パス)330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)330について、第2の論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている、第2の論理パス330を構成する通信ケーブル320を通信ケーブル320として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス、代替パス)330が存在するか否かを判定する処理である。
その際、第3の論理パス330が存在する場合には、第1の論理パス330を構成する通信ケーブル320を取り外すことが可能である旨をユーザインタフェースに表示するようにすることもできる。また第3の論理パス330が存在しない場合には、第1の論理パス330を構成する通信ケーブル320を取り外すことが不可能である旨をユーザインタフェースに表示するようにすることもできる。
これにより、オペレータが通信ケーブル320の交換等の保守作業を行う際に、オペレータは通信ケーブル320を安全に取り外すことができるか否かについての判断結果を得ることが可能となる。これにより、保守作業の軽減を図ることが可能となる。また、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらず通信ケーブル320を取り外してしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
図11に示すように、「パス保守」はパス描画判定部510、I/O監視部550、パス保守判定部530により実現される。
「HBA保守」は、オペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330を特定するための情報を受け付けて、オペレータにより特定された論理パス(第1の論理パス)330を構成するHBA190を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)330について、第2の論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている、第2の論理パス330を構成するHBA190をHBA190として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス、代替パス)330が存在するか否かを判定する処理である。
その際、第3の論理パス330が存在する場合には、第1の論理パス330を構成するHBA190を取り外すことが可能である旨をユーザインタフェースに表示するようにすることもできる。また第3の論理パス330が存在しない場合には、第1の論理パス330を構成するHBA190を取り外すことが不可能である旨をユーザインタフェースに表示するようにすることもできる。
これにより、オペレータがHBA190の交換等の保守作業を行う際に、オペレータはHBA190を安全に取り外すことができるか否かについての判断結果を得ることが可能となる。これにより、保守作業の軽減を図ることが可能となる。また、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらずHBA190を取り外してしまったり、電源スイッチを切ってしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
図11に示すように、「HBA保守」はパス描画判定部510、I/O監視部550、HBA保守判定部540により実現される。
オペレータが情報処理装置100に「I/Oグラフ表示」、「パス保守」、「HBA保守」の各処理を実行させる際に情報処理装置100に指示を入力するためのウインドウ画面の例を図12に示す。すなわちオペレータは、ウインドウ画面900内のI/Oグラフ表示選択欄920、パス保守選択欄930、HBA保守選択欄940をマウス等の入力装置150を用いて選択することにより、各処理を情報処理装置100に実行させることができる。
===I/Oグラフ表示===
次に情報処理装置100が「I/Oグラフ表示」を実行した場合に、ユーザインタフェースに表示される画面例を図13乃至図16に示す。
図13は、情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態がユーザインタフェースに図示される様子を示したものである。この状態でオペレータが論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を情報処理装置100に入力すると、情報処理装置100は入力された情報を記憶し、図14に示す画面を表示する。図14は、図13においてオペレータが論理パスPa330を示す線にマウスのカーソルを重ねてクリックすることにより、論理パスPa330を特定する情報を情報処理装置100に入力した場合に表示される画面の例である。
図14において情報処理装置100は、オペレータにより特定された論理パスPa330と、その代替パスである論理パスPd330のみを図示している。さらに論理パスPa330について、ユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無をも表示している。つまり図14において、論理パスPa330を示す線に重ねて三角形の印331が表示されているのは、論理パスPa330についてユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があったことを示している。
さらに情報処理装置100は、オペレータに特定された論理パスPa330とその代替パスである論理パスPd330について、I/ODBテーブル700を参照することにより、それぞれの論理パス330の使用率の推移をユーザインタフェースに図示することができる。その様子を示したのが図16である。図16の表示画面は、例えば図13の表示画面において論理パスPa330を示す線にマウスのカーソルをあわせ、ダブルクリックすることにより表示させることができる。
なお、情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態のユーザインタフェースへの図示は、図15に示すような態様で行うことも可能である。
===パス描画判定部の処理の流れ===
次に本実施の形態に係るパス描画判定部510の処理の流れを示すフローチャートを図17に示す。
まずパス描画判定部510は、ストレージ装置200及び情報処理装置100が論理パス330により接続されている状態をユーザインタフェースに図示する(S3000)。そしてオペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を受け付けてメモリ120等に記憶する(S3010)。次にパス描画判定部510は論理パス構成テーブル1000を参照し、オペレータにより特定された論理パス330を構成する構成機器を含んで設定されている全ての論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220を特定する(S3020)。そして特定された記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている代替パス330の有無を判定する(S3030)。代替パスがあった場合には、オペレータにより選択された論理パス330と代替パス330とについて、ホスト側HBA190の表示とCHAポート211の表示と論理パス330の表示とを強調表示する(S3040)。例えば当該論理パス330の表示色を他の論理パス330の表示色と異なる色にするようにすることもできる。あるいは当該論理パス330の表示を点滅させるようにすることもできる。続いて、当該記憶ボリューム220にアクセス不可能に設定されている論理パス330の表示を消去する(S3050)。そして後述するパス/LU判定テーブル600を作成して記憶装置180に記憶する。続いてI/ODBテーブル700を参照して(S3060)、ユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を判定する(S3070)。送受信があった場合には図14に示したような三角形の印331を表示する(S3080)。送受信がなかった場合には三角形の印331は表示しない(S3090)。以上でパス描画判定部510の処理を終了する。
次に、前述したパス/LU判定テーブル600を図18に示す。
パス/LU判定テーブル600は”選択パス”欄、”HBAポート”欄、”CHAポート”欄、”LU”欄、”交代パス判定”欄、”パス表示結果”欄、”パスステータス”欄を備える。
”選択パス”欄には、オペレータにより特定された論理パス330の識別子が記載される。”HBAポート”欄には、その論理パス330が設定されているHBA190のHポート191の識別子が記載される。”CHAポート”欄には、その論理パス330が設定されているCHAポート211の識別子が記載される。”LU”欄には、その論理パス330がアクセス可能な記憶ボリューム220の識別子が記載される。”交代パス判定”欄には、その論理パス330の交代パス330の識別子が記載される。”パス表示結果”欄には、その論理パス330がユーザインタフェースに図示されているか否かが記載される。図18において「○」と記載されている場合にはユーザインタフェースに図示されていることを示す。また「×」と記載されている場合にはユーザインタフェースに図示されていないことを示す。”パスステータス”欄には、その論理パス330が通信可能に設定されているか否かが記載される。通信可能に設定されている場合には”パスステータス”欄には「ON」と記載される。通信可能に設定されていない場合には”パスステータス”欄には「OFF」と記載される。
===I/Oグラフ表示部の処理の流れ===
次に本実施の形態に係るI/Oグラフ表示部520の処理の流れを示すフローチャートを図19に示す。
まずI/Oグラフ表示部520は、ストレージ装置200及び情報処理装置100が論理パス330により接続されている状態をユーザインタフェースに図示する(S4000)。そしてオペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を受け付けてメモリ120等に記憶する(S4010)。次にI/Oグラフ表示部520は論理パス構成テーブル1000を参照し、オペレータにより特定された論理パス330を構成する構成機器を含んで設定されている全ての論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220を特定する(S4020)。そして特定された記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている代替パス330の有無を判定する(S4030)。代替パスがあった場合には、オペレータにより選択された論理パス330と代替パス330とについて、ホスト側HBA190の表示とCHAポート211の表示と論理パス330の表示とを強調表示する(S4040)。例えば当該論理パス330の表示色を他の論理パス330の表示色と異なる色にするようにすることもできる。あるいは当該論理パス330の表示を点滅させるようにすることもできる。続いて、当該記憶ボリューム220にアクセス不可能に設定されている論理パス330の表示を消去する(S4050)。そして図18に示すパス/LU判定テーブル600を作成して記憶装置180に記憶する。続いてI/ODBテーブル700を参照して(S4060)、ユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を判定する(S4070)。送受信があった場合には図14に示したような三角形の印331を表示する(S4080)。送受信がなかった場合には三角形の印331は表示しない(S4090)。そしてI/Oグラフ表示部520は、I/ODBテーブル700を参照して、当該論理パス330の使用率の推移をユーザインタフェースに図示する(S4100)。以上でI/Oグラフ表示部520の処理を終了する。
以上の処理により、オペレータは情報処理装置100とストレージ装置200との間で行われているデータ送受信の状態を視覚的に把握することが可能となる。そのため、オペレータは通信ケーブル320の交換やHBA190の交換等の保守作業を、情報処理装置100とストレージ装置200との間で行われているデータ送受信の状態を視覚的に把握した上で行うことが可能となる。これにより、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらず通信ケーブル320やHBA190、FC−SW310等を取り外してしまったり、それらの電源スイッチを切ってしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
===パス保守===
次に情報処理装置100が「パス保守」を実行した場合に、ユーザインタフェースに表示される画面例を図20に示す。
図20においては、情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態がユーザインタフェースに図示される様子が示されている。この状態でオペレータが論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を情報処理装置100に入力すると、情報処理装置100は入力された情報を記憶する。そしてオペレータにより特定された論理パス330に対する代替パスが存在するか否かを判定し、判定の結果をユーザインタフェースに出力する。図20においては、「選択されたパスを交換できます」、又は「選択されたパスは交換できません」のいずれかの表示がユーザインタフェースになされる場合の例が示される。論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報の情報処理装置100への入力は、図20において、例えば論理パスPs330を示す線にマウスのカーソルを重ねてクリックすることにより行うことができる。
===パス保守判定部の処理の流れ===
次に本実施の形態に係るパス保守判定部530の処理の流れを示すフローチャートを図21乃至図26に示す。
まずパス保守判定部530は、ストレージ装置200及び情報処理装置100が論理パス330により接続されている状態をユーザインタフェースに図示する(S5000)。そしてオペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を受け付けてメモリ120等に記憶する(S5010)。次にパス保守判定部530は論理パス構成テーブル1000を参照し、オペレータにより特定された論理パス330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220を特定する(S5020)。そして特定された記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている代替パス330の有無を判定する(S5030)。代替パスがあった場合には、パス/LU判定テーブル600を作成して記憶装置180に記憶する(S5040)。続いてオペレータにより特定された論理パス330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330のそれぞれのステータス及びその代替パス330のステータスをパス/LU判定テーブル600から読み出す(S5050、S5060)。さらにI/ODBテーブル700を参照して(S5070)、各論理パス330のユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を判定する(S5080)。送受信がない場合には保守判定Cの処理を行う(S5090)。
保守判定Cの処理を図26に示す。すなわち、パス保守判定部530は当該論理パス330についての新規データ入出力の受け付けを停止し(S5350)、当該論理パス330のステータスを「OFF」にする(S5360)。これにより当該論理パス330によるデータの送受信が行われなくなる。
なお新規データ入出力の受け付け停止は、I/Oキュー551に記憶されているパケットをI/O処理部560に振り分けないことにより行うようにすることもできる。この場合I/O監視部550は、例えばCPU110からの指示により新規データ入出力の受け付けを停止するようにすることができる。
そしてパス保守判定部530は、図27に示すパス保守テーブル800を作成し(S5200)、パス保守判定を行う(S5210)。パス保守判定は、パス保守テーブルの”保守判定A”欄に「OK」と記載されているか「NG」と記載されているかにより行う。
パス保守テーブル800は、”PathID”欄と、”PSio”欄と、”PP”欄と、”PPs”欄と、”PPio”欄と、”保守判定A”欄とを備える。
”PathID”欄には、当該論理パス330のステータスが記載される。”PSio”欄には、当該論理パス330に対応するI/O処理部560又はI/Oキュー551の少なくともいずれかに送受信すべきパケットが記憶されているか否かが記載される。「○」と記載されている場合にはパケットが記憶されていることを示す。また「×」と記載されている場合にはパケットが記憶されていないことを示す。”PP”欄には、代替パス330の有無が記載される。”PPs”欄には、代替パス330のステータスが記載される。”PPio”欄には、代替パス330に対応するI/O処理部560又はI/Oキュー551の少なくともいずれかに送受信すべきパケットが記憶されているか否かが記載される。「○」と記載されている場合にはパケットが記憶されていることを示す。また「×」と記載されている場合にはパケットが記憶されていないことを示す。”保守判定A”欄には、当該論理パス330についての保守の可否が記載される。「OK」と記載されている場合には保守が可能であることが示される。「NG」と記載されている場合には保守が不可能であることが示される。具体的には、当該論理パス330のステータスが「OFF」であり、かつ、代替パス330のステータスが「ON」である場合に”保守判定A”欄は「OK」となる。
オペレータにより特定された論理パス330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330について、パス保守判定の結果が「OK」の場合は(S5220)、パス交換可能のメッセージを出力する(S5230)。例えば図20で示した「選択されたパスを交換できます」の表示を行う。その後、パス交換を行うか否かの確認メッセージを出力することにより、保守を行うか否かを判定するようにすることもできる(5240)。そして保守を行う場合には保守するパスのランプを点滅させるようにすることもできる(S5250)。
保守するパスのランプとは、例えば図32に示したHBA190が備える表示ランプ196である。図32に示すHBA190は2つのHポート191を備えている。そして各Hポート191に対応するように2つの通信ケーブル差込口195が備えられている。表示ランプA196と表示ランプD195とは、通信ケーブル320によりHBA190とストレージ装置200とが接続されている時に点灯する。また表示ランプB196と表示ランプC196とは、HBA190が情報処理装置100に装着され、HBA190に電力が供給されている状態の時に点灯する。
そしてパス保守判定部530により行われる上記表示ランプ196の点滅は、例えば図32の例では、HポートNo1(191)に接続された通信ケーブル320の保守の際には表示ランプA(196)を点滅させるようにすることができる。同様に、HポートNo2(191)に接続された通信ケーブル320の保守の際には表示ランプD(196)を点滅させるようにすることができる。同じく、HポートNo1(191)とHポートNo2(191)とに接続された2本の通信ケーブル320の保守の際には表示ランプA(196)と表示ランプD(196)とを点滅させるようにすることができる。また詳細は後述するが、HBA190の保守の際には表示ランプA〜D(196)を全て点滅させるようにすることができる。
一方、オペレータにより特定された論理パス330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されているいずれかの論理パス330について、パス保守判定の結果が「NG」の場合は(S5220)、パス交換不可能のメッセージを出力する(S5260)。例えば図20で示した「選択されたパスは交換できません」の表示を行う。そして論理パス330のステータスをオンライン状態にして(S5270)処理を終了する。
一方、S5080においてユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があった場合には「Y」に進む。そしてユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があった旨の表示を行う(S5100)。具体的には例えば図14において示したような三角形の印331を論理パス330を示す線に重ねて表示する。続いてパス保守判定部530は、現在I/Oの有無及びI/Oキュー551内のI/Oパケットの有無を判定する(S5110、S5120、S5150)。現在I/Oがなく、かつI/Oキュー内にI/Oパケットもない場合には、S5120において「無」に進み、パス保守判定テーブル作成の後パス保守判定を行う(S5200以降)。現在I/OはないがI/Oキュー内にI/Oパケットが記憶されている場合には、S5120において「有」に進む。
そしてS5130において、オペレータに対してパス保守判定を行うか否かの確認を行う。具体的には図31に示すメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S5130において「N」に進み、パス保守判定処理を終了する。
また「詳細」を選択するとサブウインドウ画面が開き、現在のパス情報が表示される。現在のパス情報は、”パス”欄、”T”欄、”ステータス”欄、”I/O”欄、”que”欄を備える。”パス”欄には、オペレータにより特定された論理パス330を構成する通信ケーブル320を含んで設定されている各論理パス330とその代替パス330の識別子が表示される。”T”欄には、各論理パス330及び各代替パス330について、I/ODBテーブル700の”データ時間”欄に記載されている時刻が表示される。”ステータス”欄には、各論理パス330及び各代替パス330のステータスが表示される。”I/O”欄には、各論理パス330及び各代替パス330の現在I/Oの有無が表示される。「○」が表示されている場合には現在I/Oが有ることを示す。「×」が表示されている場合には現在I/Oが無いことを示す。”que”欄には、各論理パス330及び各代替パス330のI/Oキュー551内のI/Oパケットの有無が表示される。「○」が表示されている場合にはパケットが有ることを示す。「×」が表示されている場合にはパケットが無いことを示す。
また「はい」を選択すると、図22に戻って保守判定Aを実行する(S5140)。保守判定Aの処理を図24に示す。すなわち、パス保守判定部530は当該論理パス330についての新規データ入出力の受け付けを停止し(S5280)、I/Oキュー551に記憶されているパケットが無くなり、かつ現在I/Oの処理も全て終了するまで待って(S5290、S5300)、当該論理パス330のステータスを「OFF」にする(S5310)。これにより当該論理パス330によるデータの送受信が行われなくなる。その後パス保守判定テーブル作成、パス保守判定の処理を行う(S5200以降)。そしてパス保守判定の結果に応じて図31に示すようなメッセージを表示する。
なお新規データ入出力の受け付け停止は、I/Oキュー551に記憶されているパケットをI/O処理部560に振り分けないことにより行うようにすることもできる。この場合I/O監視部550は、例えばCPU110からの指示により新規データ入出力の受け付けを停止するようにすることができる。
また、I/Oキュー551に記憶されているパケットの有無は以下のようにして判定することができる。つまりI/Oキュー551に記憶されているパケットにI/O処理部560を指定する情報が付加されていない場合には、I/Oキュー551に記憶されているパケットの内、保守対象パスで処理される可能性のあるパケット(保守対象パスの構成要素である論理ボリューム220を送信先とするパケット)がI/Oキュー551に無いか否かを判定する。また、I/Oキュー551に記憶されているパケットにI/O処理部560を指定する情報が付加されている場合には、I/Oキュー551に記憶されているパケットの内、保守対象パスで処理される可能性のあるパケット(保守対象パスに対応するI/O処理部560が指定されているパケット)がI/Oキュー551に無いか否かを判定する。
一方、S5110において現在I/Oが有った場合には「有」に進む。そしてI/Oキュー内にI/Oパケットがない場合にはS5150において「無」に進む。
そしてS5160において、オペレータに対してパス保守判定を行うか否かの確認を行う。具体的には図30に示すメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S5160において「N」に進み、パス保守判定処理を終了する。また「詳細」を選択するとサブウインドウ画面が開き、現在のパス情報が表示される。また「はい」を選択すると、図22に戻って保守判定Bを実行する(S5170)。保守判定Bの処理を図25に示す。すなわち、パス保守判定部530は当該論理パス330についての新規データ入出力の受け付けを停止し(S5320)、現在I/Oの処理が全て終了するまで待って(S5330)、当該論理パス330のステータスを「OFF」にする(S5340)。これにより当該論理パス330によるデータの送受信が行われなくなる。その後パス保守判定テーブル作成、パス保守判定の処理を行う(S5200以降)。そしてパス保守判定の結果に応じて図30に示すようなメッセージを表示する。
なお新規データ入出力の受け付け停止は、I/Oキュー551に記憶されているパケットをI/O処理部560に振り分けないことにより行うようにすることもできる。この場合I/O監視部550は、例えばCPU110からの指示により新規データ入出力の受け付けを停止するようにすることができる。
また、S5150においてI/Oキュー内にI/Oパケットが有った場合には「有」に進む。そしてS5180において、オペレータに対してパス保守判定を行うか否かの確認を行う。具体的には図29に示すメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S5180において「N」に進み、パス保守判定処理を終了する。また「詳細」を選択するとサブウインドウ画面が開き、現在のパス情報が表示される。また「はい」を選択すると、図22に戻って保守判定Aを実行する(S5170)。その後パス保守判定テーブル作成、パス保守判定の処理を行う(S5200以降)。そしてパス保守判定の結果に応じて図29に示すようなメッセージを表示する。
なお図22における処理は、図28に示すように行うことも可能である。図28に示す処理は、ユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があった場合及びなかった場合共に(S5370)、オペレータにパス保守判定を行うか否かを確認した後(S5400)、現在I/Oの有無、及びI/Oキュー内のI/Oパケットの有無に拘わらず、保守判定Aの処理を行うようにした(S5410)ものである(S5370〜S5430)。図22に示すように処理を行うことも図28に示すように処理を行うこともいずれとすることも可能である。
以上の処理により、オペレータが通信ケーブル320の交換等の保守作業を行う際に、オペレータは通信ケーブル320を安全に取り外すことができるか否かについての判断結果を得ることが可能となる。これにより、保守作業の軽減を図ることが可能となる。また、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらず通信ケーブル320を取り外してしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
さらに、保守対象パスの通信ケーブル320を交換する等により保守対象パスを通じた記憶ボリューム220へのパケット送受信ができなくなっても、代替パスによる当該記憶ボリューム220への通信経路が保証されていることにより、当該記憶ボリューム220へのパケット送受信の経路が常に確保される状態を保つことができる。
===HBA保守===
次に情報処理装置100が「HBA保守」を実行した場合に、ユーザインタフェースに表示される画面例を図33に示す。
図33においては、情報処理装置100とストレージ装置200とが論理パス330により接続されている状態がユーザインタフェースに図示される様子が示されている。この状態で、例えばオペレータが論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を情報処理装置100に入力すると、情報処理装置100は入力された情報を記憶する。そして特定された論理パス330に対する代替パスが存在するか否かを判定し、判定の結果をユーザインタフェースに出力する。図33においては、「選択されたパスのHBAを交換できます」、又は「選択されたパスのHBAは交換できません」のいずれかの表示がユーザインタフェースになされる場合の例が示される。論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報の情報処理装置100への入力は、図33において、例えば論理パスPs330を示す線にマウスのカーソルを重ねてクリックすることにより行うことができる。なお、論理パス330の特定は必ずしもオペレータによって行われる必要はない。例えば他の情報処理装置100から論理パス330を特定するための情報を受信することにより行うようにすることもできる。
===HBA保守判定部の処理の流れ===
次に本実施の形態に係るHBA保守判定部540の処理の流れを示すフローチャートを図34乃至図36に示す。
まずHBA保守判定部540は、ストレージ装置200及び情報処理装置100が論理パス330により接続されている状態をユーザインタフェースに図示する(S6000)。そしてオペレータによりユーザインタフェースから入力された論理パス330の少なくともいずれかを特定する情報を受け付けてメモリ120等に記憶する(S6010)。次にHBA保守判定部540は、論理パス構成テーブル1000を参照し、オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190にHポート191がいくつあるかを判定する(S6020)。
オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190のHポート191の数が一つである場合には、S6030において「1」に進む。そしてそのHポート191に接続されている通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220を特定する(S6040)。そして特定された記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている代替パス330の有無を判定する(S6050)。その様子を図38に示す。代替パスがあった場合には、パス/LU判定テーブル600を作成して記憶装置180に記憶し、各論理パス330のそれぞれのステータス及びその代替パス330のステータスをパス/LU判定テーブル600から読み出す(S6060)。さらにI/ODBテーブル700を参照して(S6070)、各論理パス330のユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を判定する(S6140)。送受信がない場合には保守判定Cの処理を行う(S6250)。
そしてHBA保守判定部540は、HBA保守テーブル1100を作成し(S6260)、HBA保守判定を行う(S6270)。HBA190のHポート191の数が一つである場合のHBA保守テーブル1100は、図27に示したパス保守テーブル800と同様である。HBA保守判定は、HBA保守テーブル1100の”保守判定”欄に「OK」と記載されているか「NG」と記載されているかにより行う。
オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190を含んで設定されている全ての論理パス330について、HBA保守判定の結果が「OK」の場合は(S6280)、HBA交換可能のメッセージを出力する(S6290)。例えば図33で示した「選択されたパスのHBAを交換できます」の表示を行う。その後、HBAの交換を行うか否かの確認メッセージを出力することにより、保守を行うか否かを判定するようにすることもできる(S6300)。そして保守を行う場合には保守するHBA190のランプを点滅させるようにすることもできる(S6310)。
保守するHBA190のランプとは、例えば前述したように、図32に示したHBA190が備える表示ランプ196である。HBA190の保守を行う場合には表示ランプA〜D(196)を全て点滅させるようにすることができる。
一方、オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190を含んで設定されているいずれかの論理パス330について、HBA保守判定の結果が「NG」の場合は(S6280)、HBA交換不可能のメッセージを出力する(S6320)。例えば図33で示した「選択されたパスのHBAは交換できません」の表示を行う。そして論理パス330のステータスをオンライン状態にして(S6330)処理を終了する。
一方、S6140においてユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があった場合には「Y」に進む。そしてユーザ設定I/O判定時間T内にデータの送受信があった旨の表示を行う(S6150)。具体的には例えば図14において示したような三角形の印331を論理パス330を示す線に重ねて表示する。図33にはその様子が示されている。続いてHBA保守判定部540は、現在I/Oの有無及びI/Oキュー551内のI/Oパケットの有無を判定する(S6160、S6170、S6200)。現在I/Oがなく、かつI/Oキュー内にI/Oパケットもない場合には、S6170において「無」に進み、HBA保守判定テーブル作成の後HBA保守判定を行う(S6260以降)。現在I/OはないがI/Oキュー内にI/Oパケットが記憶されている場合には、S6170において「有」に進む。
そしてS6180において、オペレータに対してHBA保守判定を行うか否かの確認を行う。確認は例えば図31において示したパス保守判定の際と同様のメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S6180において「N」に進み、HBA保守判定処理を終了する。「はい」を選択すると、S6180において「Y」に進み、保守判定Aを実行する(S6190)。その後HBA保守判定テーブル作成、HBA保守判定の処理を行う(S6260以降)。そしてHBA保守判定の結果に応じて図33に示すようなメッセージを表示する。
一方、S6160において現在I/Oが有った場合には「有」に進む。そしてI/Oキュー内にI/Oパケットがない場合にはS6200において「無」に進む。
そしてS6210において、オペレータに対してHBA保守判定を行うか否かの確認を行う。確認は例えば図30において示したパス保守判定の際と同様のメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S6210において「N」に進み、HBA保守判定処理を終了する。また「はい」を選択すると、S6210において「Y」に進み保守判定Bを実行する(S6220)。その後HBA保守判定テーブル作成、HBA保守判定の処理を行う(S6260以降)。そしてHBA保守判定の結果に応じて図33に示すようなメッセージを表示する。
また、S6200においてI/Oキュー内にI/Oパケットが有った場合には「有」に進む。そしてS6230において、オペレータに対してHBA保守判定を行うか否かの確認を行う。確認は例えば図29において示したパス保守判定の際と同様のメッセージをユーザインタフェースに表示する。オペレータが「いいえ」を選択すると、S6230において「N」に進み、HBA保守判定処理を終了する。また「はい」を選択すると、S6230において「Y」に進み保守判定Aを実行する(S6240)。その後HBA保守判定テーブル作成、HBA保守判定の処理を行う(S6260以降)。そしてパス保守判定の結果に応じて図33に示すようなメッセージを表示する。
一方、S6020においてオペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190にHポート191がいくつあるかを判定した結果、Hポート191の数が複数である場合には、S6030において「>1」に進む。そしてそれらの各Hポート191に接続されている通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330によりアクセス可能に設定されている記憶ボリューム220を特定する(S6080)。そして特定された記憶ボリューム220にアクセス可能に設定されている代替パス330の有無を判定する(S6090)。その様子を図39に示す。代替パス330があった場合には、パス/LU判定テーブル600を作成して記憶装置180に記憶し、各代替パス330のステータスをパス/LU判定テーブル600から読み出す(S6100)。さらにI/ODBテーブル700を参照して(S6110)、各代替パス330のユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を読み出す(S6110)。続いて各Hポート191に接続されている通信ケーブル320を含んで設定されている全ての論理パス330のステータスをパス/LU判定テーブル600から読み出す(S6120)。さらにI/ODBテーブル700を参照して(S6130)、各論理パス330のユーザ設定I/O判定時間T内における送受信の有無を読み出す(S6120)。以下の処理はHBA190のHポート191の数が一つの場合と同じである。
そして、オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190を含んで設定されている全ての論理パス330について、HBA保守判定の結果が「OK」の場合は(S6280)、HBA交換可能のメッセージを出力する(S6290)。また保守するHBA190のランプを点滅させるようにすることもできる(S6310)。
オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190を含んで設定されているいずれかの論理パス330について、HBA保守判定の結果が「NG」の場合は(S6280)、HBA交換不可能のメッセージを出力する(S6320)。そして論理パス330のステータスをオンライン状態にして(S6330)処理を終了する。
HBA190のHポート191の数が複数である場合のHBA保守テーブル1100を図37に示す。図37に示す例は、オペレータにより特定された論理パス330を構成するHBA190を含んで設定されている論理パス330が「PS」及び「PP」である場合の例である。
論理パス「PS」330用のHBA保守テーブル1100は、”Path”欄、”PSs”欄、”PSS”欄、”PSSs”欄、”保守判定HnPS”欄を備える。”Path”欄には、論理パス330の識別子が記載される。”PSs”欄には、論理パス330のステータスが記載される。”PSS”欄には、代替パス330の有無が記載される。”PSSs”欄には、代替パス330のステータスが記載される。”保守判定HnPS”欄には、保守の可否が記載される。「OK」と記載されている場合には保守が可能であることを示す。「NG」と記載されている場合には保守が不可能であることを示す。
また論理パス「PP」330用のHBA保守テーブル1100は、”Path”欄、”PPs”欄、”PPS”欄、”PPSs”欄、”保守判定HnPP”欄を備える。”Path”欄には、論理パス330の識別子が記載される。”PPs”欄には、論理パス330のステータスが記載される。”PPS”欄には、代替パス330の有無が記載される。”PPSs”欄には、代替パス330のステータスが記載される。”保守判定HnPP”欄には、保守の可否が記載される。「OK」と記載されている場合には保守が可能であることを示す。「NG」と記載されている場合には保守が不可能であることを示す。
そして上述したように、上記各HBA保守テーブル1100のいずれもが「OK」である場合にのみ、HBA190の保守判定(保守判定Hn)がOKとなる。
以上の処理により、オペレータがHBA190の交換等の保守作業を行う際に、オペレータはHBA190を安全に取り外すことができるか否かについての判断結果を得ることが可能となる。これにより、保守作業の軽減を図ることが可能となる。また、例えばデータの送受信が行われているにもかかわらずHBA190を取り外してしまったり、電源スイッチを切ってしまったりするといった作業ミスを防止することが可能となる。
なお、上記の説明ではオペレータが論理パス330をマウスでクリックして、論理パス330を特定する場合の例を説明したが、キーボード等の入力装置150を用いて論理パス330の識別子を入力することによっても論理パス330を特定できるようにすることもできる。同様にHBA190の交換可否を判断させる場合には、論理パス330をマウスでクリックして特定する他、直接HBA190をマウスでクリックして特定することもできるようにすることもできる。
以上発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る情報処理装置とストレージ装置との構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る情報処理装置を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置におけるI/O処理の様子を示す図である。 本実施の形態に係る論理パスを構成する要素を示す図である。 本実施の形態に係るI/O監視部における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るI/O判定時間設定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るI/O判定時間の入力画面を示す図である。 本実施の形態に係るI/ODBテーブルを示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置とストレージ装置とが論理パスにより接続されている状態がGUI画面に表示される様子を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置における処理が選択される様子を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置における処理を選択するためのGUI画面表示例を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置とストレージ装置とが論理パスにより接続されている状態がGUI画面に表示される様子を示す図である。 本実施の形態に係るGUI画面において選択されたパスのI/Oの有無及び代替パスがGUI画面に表示される様子を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置とストレージ装置とが論理パスにより接続されている状態がGUI画面に表示される様子を示す図である。 本実施の形態に係るGUI画面において選択されたパスのI/Oの頻度がグラフ表示される様子を示す図である。 本実施の形態に係るパス描画判定部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス/LU判定テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るI/Oグラフ表示部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るGUI画面において選択されたパスの交換可否が出力される様子を示す図である。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るパス保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るパス保守モードにおけるGUI画面表示例である。 本実施の形態に係るパス保守モードにおけるGUI画面表示例である。 本実施の形態に係るパス保守モードにおけるGUI画面表示例である。 本実施の形態に係るホストバスアダプタにおいて点滅制御されるランプを示す図である。 本実施の形態に係るGUI画面において選択されたHBAの交換可否が出力される様子を示す図である。 本実施の形態に係るHBA保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るHBA保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るHBA保守モード部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るHBA保守テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るホストバスアダプタが1ポートタイプである場合を示す図である。 本実施の形態に係るホストバスアダプタが2ポートタイプである場合を示す図である。 本実施の形態に係る論理パス構成テーブルを示す図である。
符号の説明
100 情報処理装置
110 CPU
120 メモリ
130 ポート
140 記録媒体読取装置
150 入力装置
160 出力装置
170 記録媒体
180 記憶装置
190 ホストバスアダプタ
191 Hポート
200 ストレージ装置
210 チャネルアダプタ
211 CHAポート
220 記憶ボリューム
300 SAN
320 通信ケーブル
330 論理パス
400 LAN
500 プログラム
510 パス描画判定部
520 I/Oグラフ表示部
530 パス保守判定部
540 HBA保守判定部
550 I/O監視部
560 I/O処理部
600 パス/LU判定テーブル
700 I/O DBテーブル
800 パス保守テーブル
1000 論理パス構成テーブル
1100 HBA保守テーブル

Claims (10)

  1. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶するステップと、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示するステップと、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶するステップと、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、前記第2の論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス)が存在するか否かを判定するステップと、
    前記判定の結果をユーザインタフェースに出力するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  2. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶するステップと、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示するステップと、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶するステップと、
    前記ユーザインタフェースに図示される前記論理パスのうち、前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)、及び前記第2の論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス)のみを、前記ユーザインタフェースに図示するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  3. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶するステップと、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示するステップと、
    前記データの送受信の有無を前記論理パス毎に記憶するステップと、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶するステップと、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、過去のある設定された期間内における前記送受信の有無を前記ユーザインタフェースに出力するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  4. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置に、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶するステップと、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示するステップと、
    前記論理パスの使用率を前記論理パス毎に記憶するステップと、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶するステップと、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、前記論理パスの使用率の推移を前記ユーザインタフェースに図示するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  5. 前記論理パスの構成機器は、
    前記情報処理装置と前記ストレージ装置とを接続する通信ケーブル又はホストバスアダプタの少なくともいずれか
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置であって、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶する論理パス構成要素記憶部と、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示する接続表示部と、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶する特定論理パス記憶部と、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、前記第2の論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス)が存在するか否かを判定する代替パス判定部と、
    前記判定の結果をユーザインタフェースに出力する判定結果出力部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置であって、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶する論理パス構成要素記憶部と、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示する接続表示部と、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶する特定論理パス記憶部と、
    前記ユーザインタフェースに図示される前記論理パスのうち、前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)、及び前記第2の論理パスによりアクセス可能に設定されている記憶ボリュームにアクセス可能に設定されている、前記構成機器を構成要素として含まずに設定されている他の論理パス(第3の論理パス)のみを、前記ユーザインタフェースに図示する代替パス表示部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置であって、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶する論理パス構成要素記憶部と、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示する接続表示部と、
    前記データの送受信の有無を前記論理パス毎に記憶するデータ送受信有無記憶部と、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶する特定論理パス記憶部と、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、過去のある設定された期間内における前記送受信の有無を前記ユーザインタフェースに出力するデータ送受信有無出力部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 少なくとも1つ以上の記憶ボリュームを備えるストレージ装置との間で、論理的に設定される通信路である少なくとも1つ以上の論理パスを通じてデータの送受信を行う情報処理装置であって、
    前記論理パスと、前記論理パスを構成する構成機器との対応付けを記憶する論理パス構成要素記憶部と、
    前記ストレージ装置及び前記情報処理装置が前記論理パスにより接続されている状態をユーザインタフェースに図示する接続表示部と、
    前記論理パスの使用率を前記論理パス毎に記憶する使用率記憶部と、
    前記ユーザインタフェースから入力された前記論理パスの少なくともいずれかを特定する情報を記憶する特定論理パス記憶部と、
    前記特定された前記論理パス(第1の論理パス)を構成する前記構成機器を含んで設定されている全ての論理パス(第2の論理パス)について、前記論理パスの使用率の推移を前記ユーザインタフェースに図示する使用率推移表示部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記論理パスの構成機器は、
    前記情報処理装置と前記ストレージ装置とを接続する通信ケーブル又はホストバスアダプタの少なくともいずれか
    であることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の情報処理装置。
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