JP4566783B2 - 屋根消雪パイプの取付用金具 - Google Patents

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Description

本発明は、散水や放熱によって消雪するパイプ体を屋根に設置するための取付用金具に関するものである。
屋根の積雪に対して雪下ろしを行う煩雑さを解消するために従前より種々の屋根積雪の消雪手段が提案されている。その一つとして屋根に散水パイプを設置し、散水によって消雪することや、放熱パイプを屋根に設置して熱融雪によって消雪する手段が知られている。
前記の散水パイプや放熱パイプを屋根に固定する手段として、屋根の巻ハゼ部分を挟持する挟持固定部にパイプ挿通部を形成した金具(特許文献1,2)を使用したり、挟持固定部にパイプ挿通部を螺子止めして付設した金具(特許文献3)を使用することが知られている。
又前記の専用金具を使用しない場合には、適宜な屋根用雪止め金具を使用し、パイプを針金などで金具に結束する手段が採用されている。
更に特許文献4には、屋根に支持棒を設置固定し、パイプを抱持する金具を前記支持棒に連結固定する手段が開示されている。
意匠登録第1167311号公報。 意匠登録第1167312号公報。 特開2004−132060号公報。 特開2002−322828号公報。
前記したパイプ体の屋根への設置手段は、金具を屋根の所定位置に固定した後、パイプの装着を行うが、長尺のパイプを横列又は縦列した各金具のパイプ挿通部に順次挿通する作業が煩雑であるし、勿論針金によるパイプの結束固定はより煩雑な作業となる。
また特許文献4に記載の支持棒の採用は、瓦屋根のような特別に金具の固定が困難な場合にのみ対象となるもので、特許文献1,2,3記載の金具が採用できる屋根においては、支持棒を別置することは、コストアップの原因となる。
そこで本発明は、屋根に固定した金具本体にワンタッチでパイプの装着を可能とした新規なパイプ取付金具を提案したものである。
本発明に係る屋根消雪パイプの取付用金具は、金具本体と前記金具本体に装着するクリップ体で構成され、金具本体が屋根装着部及び設置対象の消雪パイプが上方から嵌入できる大きさの溝部を備え、クリップ体が、所定の弾性を備えたU状板で形成され、下方部分を設置対象の消雪パイプを抱持する大きさの形状とした抱持部と、抱持部の上方部分をくびれ部を介して逆ハ状に開口した操作部とを備え、金具本体の溝部内とクリップ体の操作部に、クリップ体を溝部内に装着した際に、クリップ体の離脱防止となる係止部を設けてなることを特徴とするものである。
従って金具本体を屋根の所定位置に固定し、クリップ体の抱持部に消雪パイプ(散水パイプや放熱パイプ)を納め、操作部を挟圧した状態でクリップ体を溝部に嵌入し、所定の位置で操作部の挟圧を解除すると、クリップ体と金具本体が係止され、クリップ体で抱持された消雪パイプは、金具本体に装着されることになる。
本発明の構成は上記のとおりであるから、屋根の所定位置に金具本体を装着し、クリップ体に消雪パイプを抱持させて金具本体に装着すると、簡単に屋根上に消雪パイプを設置することができ、パイプ設置の作業能率を格段に向上させるものである。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した取付用金具は、瓦棒屋根に使用する金具で、金具本体1とクリップ体2とで構成される。
金具本体1は、従前の瓦棒屋根用金具と同様な構成で、下方開口コの字状の装着部11と、装着部11の側面部間に装着される貫通ボルト12と、貫通ボルト12に螺合する緊締ナット13と、貫通ボル12に吊り下げられた上部開口コの字状の内板部14と、内板部14を後方に延長して装着部11より後方に露出した箇所の両側を立ち上げて形成した立上板部15を備えているものである。
特に立上板部15は、立上板部15の前端面と、装着部11の後端との間が、設置対象の消雪パイプAが上方から嵌入できる大きさの溝部aが形成されるように設けてなり、更に立上板部15の前端面の上部に凹部(係止部)16を設けてなる。
クリップ体2は、全体が所定の弾性を備えたU状板で、下方部分を設置対象の消雪パイプAの半周面以上を抱持する大きさの形状とした抱持部21と、抱持部21の上方部分をくびれ部22を介して逆ハ状に開口した操作部23とを備え、且つ前記凹部16と対応する位置に切欠部(係止部)24を形成したものである。
而して金具本体1を瓦棒屋根Bの所定位置(横列状態)に装着固定し、クリップ体2の抱持部21に消雪パイプAを納め、操作部23を挟圧して消雪パイプAを抱持したクリップ体2を溝部a内に嵌入する。
消雪パイプAが溝部内の最下位置に到達し、クリップ体2の操作部23の挟圧を解除すると、クリップ体2の切欠部24が凹部16内に入り、切欠部24の下縁と凹部16の上縁が当接し、クリップ体2の上方移動を阻止するように係止されることになり、クリップ体2で抱持された消雪パイプAは、金具本体1に装着され、屋根上に設置されるものである。
尚本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、係止部においては、前記の切欠部24と凹部16の組み合わせの他に、切欠部に代えて透孔でも良いし、また逆に立上板部15に前方突出部を設け、操作部23に透孔を設ける逆の構造でも良いし、更に係止箇所を装着部11の後端部に設けるようにしても良い。
また屋根装着部も、前記の瓦棒屋根用に限定されるものではなく、金具本体に所定の溝部を備えるものであれば、屋根装着部は、装着対象の屋根構造に対応して任意に定めることができるものである。
本発明の実施形態の全体斜視図。 同金具本体の取付状態の説明図(背面図)。 同使用状態を示す側面図。
符号の説明
1 金具本体
11 装着部
12 貫通ボルト
13 緊締ナット
14 内板部
15 立上板部
16 凹部(係止部)
2 クリップ体
21 抱持部
22 くびれ部
23 操作部
24 切欠部(係止部)

Claims (1)

  1. 金具本体と前記金具本体に装着するクリップ体で構成され、金具本体が、下方開口コの字状で、側面部間に貫通ボルトを装着し、緊締ナットを螺合した瓦棒屋根用の装着部と、貫通ボルトに吊り下げられた上部開口コの字状で、装着部より後方に延長して露出した箇所の両側を立ち上げて、装着部後端面と立上板部前端面の間を、設置対象の消雪パイプが上方から嵌入できる大きさの溝部とする内板部とを備え、クリップ体が、所定の弾性を備えたU状板で形成され、下方部分を設置対象の消雪パイプを抱持する大きさの形状とした抱持部と、抱持部の上方部分をくびれ部を介して逆ハ状に開口した操作部とを備え、金具本体の前記溝部を構成する立上板部の前端面の上部に凹部を設け、クリップ体の操作部における凹部対応箇所に切欠部または透孔を設けて、クリップ体を溝部内に装着した際に、クリップ体の離脱防止となる係止部としてなることを特徴とする屋根消雪パイプの取付用金具。
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