JP4561958B2 - 記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4561958B2 JP4561958B2 JP2004000780A JP2004000780A JP4561958B2 JP 4561958 B2 JP4561958 B2 JP 4561958B2 JP 2004000780 A JP2004000780 A JP 2004000780A JP 2004000780 A JP2004000780 A JP 2004000780A JP 4561958 B2 JP4561958 B2 JP 4561958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- lever
- sub
- main
- recording head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
本発明の第2の態様によれば、記録ヘッドの傾きを補正するに際し、最初にメインレバーを操作して大まかな角度調整を行い、その後、サブレバーを操作して微細な角度調整を行うことが可能となるから記録ヘッドの角度調整が容易且つ迅速となる。
本発明の第3の態様によれば、メインレバーとサブレバーは、回動支点をほぼ同じくし、しかも別々に回動できるから、メインレバーによる調整分解能と、サブレバーによる調整分解能とが相乗的に組み合わさって極めて高い調整分解能が達成される。また構成も比較的簡易である。
本発明の第4の態様によれば、メインレバーないしサブレバーの偏心構造によってカム作用部のカム作用が奏せられるから、その偏心量に対応した押込み量が得られて記録ヘッドの角度調整が可能となる。
本発明の第5の態様によれば、カム作用部自体の形状によってカム作用が奏せられるから、そのカム高さに対応した押込み量が得られて記録ヘッドの角度調整が可能となる。また上記偏心構造と組み合わせれば更に大きな押込み量を得ることができる。
本発明の第6の態様によれば、単一のレバーではなし得なかったような極めて高い調整分解能が達成され、微量な記録ヘッドの傾きにも対応でき、高精度の印刷を実行できる記録装置を提供することが可能となる。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して適用される本願発明に係る記録ヘッドの角度調整機構について説明する。図3は非作動状態の記録ヘッドの角度調整機構を示す平面図、図4は角度調整レバー周辺を拡大して示す平面図、図5は同上側断面図である。また、図6はサブキャリッジの回動軸部周辺を拡大し、水平方向に破断した状態を示す平面図、図7は同上側断面図である。また、図8は角度調整レバー周辺を拡大して示す分解斜視図、図9は角度調整レバーを裏側から見た状態を示す斜視図である。また、図10はメインレバーを作動した状態の記録ヘッドの角度調整機構を示す平面図、図11はサブレバーのみを作動した状態の記録ヘッドの角度調整機構を示す平面図である。また図12はサブキャリッジを前方斜め下方から見た状態を示す斜視図である。
本願発明に係る記録ヘッドの角度調整機構及び該角度調整機構を備えた記録装置等は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、記録ヘッドの角度調整機構1は、プリンタ本体3の後部上方に給送用トレイ、前部下方に排出用スタッカを備える構成のインクジェットプリンタ等、他のタイプの記録装置等に適用することが可能である。
4 ピックアップローラ、10 キャリッジ、11 無端ベルト、
12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、
15 リバースローラ、16 ホッパ、17 揺動軸、
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、19 搬送用ローラ、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、
20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用ギザローラ、22 補助ギザローラ、
26 記録ポジション、28 プラテン、30 メインキャリッジ、
31 サブキャリッジ、32 角度調整レバー、33 メインレバー、34 サブレバー、35 回動軸部、36 角度調整バネ(付勢手段)、37 カム作用部、
38 カムフォロワ作用部、39 回動管部、40 嵌合凹部、41 嵌合穴部、
42 下部嵌合部、43 上部嵌合部、44 窓部、45 突条、46 係合穴部、
47 係合凸部、48 係合凹部、49 係合凸部、50 排出用スタッカ、
51 載置面、53 嵌合軸、54 穴部、55 軸部、56 摺接胴部、
57 ホルダ部、60 スペーサ部材、100 インクジェットプリンタ、
P 用紙(被記録材)、PG (記録ヘッドと被記録材との間の)ギャップ、
B 押上げバネ、A 用紙搬送方向、AF 給送回転方向、RR 戻し回転方向
Claims (5)
- キャリッジガイド軸に沿って記録ヘッドの主走査方向に往復動するメインキャリッジと、記録ヘッドが搭載され、メインキャリッジに対して取付角度が調整自在に取り付けられるサブキャリッジとの間に設けられる記録ヘッドの角度調整機構であって、
前記記録ヘッドの角度調整機構は、メインキャリッジとの係合位置を替えることによって、段階的に係合位置を可変し得るメインレバーと、メインレバーとの係合位置を替えることによって、前記メインレバーより更に細かく段階的に係合位置を可変し得ると共に、サブキャリッジに対して直接当接し、メインキャリッジとサブキャリッジとの間に張設されている付勢手段の付勢力に抗してサブキャリッジを所定の方向に所定の角度ずつ回動させるサブレバーとを備えており、
前記メインレバーを操作した場合にはサブレバーはメインレバーとの係合位置を維持し、メインレバーと一体に移動すると共に、サブレバーのみを操作した場合には、メインレバーとメインキャリッジとの係合位置はそのままで、サブレバーのみが係合位置を可変し得るように構成されており、
前記メインレバーの基端部にはメインレバーと直交する方向に延びる筒状の回動管部が設けられ、一方前記サブレバーの基端部にはサブレバーと直交する方向に延び、前記回動管部に内嵌する棒状の嵌合軸が設けられており、当該嵌合軸にはサブキャリッジに設けたカムフォロワ作用部と当接するカム作用部が設けられていることを特徴とする記録ヘッドの角度調整機構。 - 請求項1に記載の記録ヘッドの角度調整機構において、前記カム作用部は回動管部をメインレバーに対して偏心した状態で設け、あるいは嵌合軸をサブレバーに対して偏心した状態で設け、あるいはこれらの双方を偏心した状態で設けることによってカム作用を奏するように構成されていることを特徴とする記録ヘッドの角度調整機構。
- 請求項1または2に記載の記録ヘッドの角度調整機構において、前記カム作用部は自らの形状をカム形状とすることによってカム作用を奏するように構成されていることを特徴とする記録ヘッドの角度調整機構。
- キャリッジガイド軸に沿って記録ヘッドの主走査方向に往復動するメインキャリッジと、記録ヘッドが搭載され、メインキャリッジに対して取付角度が調整自在に取り付けられるサブキャリッジと、メインキャリッジとサブキャリッジとの間に設けられる記録ヘッドの角度調整機構とを備える記録装置であって、
前記記録ヘッドの角度調整機構は請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録ヘッドの角度調整機構であることを特徴とする記録装置。 - キャリッジガイド軸に沿って液体噴射ヘッドの主走査方向に往復動するメインキャリッジと、液体噴射ヘッドが搭載され、メインキャリッジに対して取り付け角度が調整自在に取り付けられるサブキャリッジと、メインキャリッジとサブキャリッジとの間に設けられる液体噴射ヘッドの角度調整機構とを備える液体噴射装置であって、
前記液体噴射ヘッドの角度調整機構は、メインキャリッジとの係合位置を替えることによって、段階的に係合位置を可変し得るメインレバーと、メインレバーとに係合位置を替えることによって、前記メインレバーより更に細かく段階的に係合位置を可変し得ると共に、サブキャリッジに対して直接当接し、メインキャリッジとサブキャリッジとの間に張設されている付勢手段の付勢力に抗してサブキャリッジを所定の方向に所定の角度ずつ回動させるサブレバーとを備えており、
前記メインレバーを操作した場合にはサブレバーはメインレバーとの係合位置を維持し、メインレバーと一体に移動すると共に、サブレバーのみを操作した場合には、メインレバーとメインキャリッジとの係合位置はそのままで、サブレバーのみが係合位置を可変し得るように構成されており、
前記メインレバーの基端部にはメインレバーと直交する方向に延びる筒状の回動管部が設けられ、一方前記サブレバーの基端部にはサブレバーと直交する方向に延び、前記回動管部に内嵌する棒状の嵌合軸が設けられており、当該嵌合軸にはサブキャリッジに設けたカムフォロワ作用部と当接するカム作用部が設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000780A JP4561958B2 (ja) | 2004-01-06 | 2004-01-06 | 記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004000780A JP4561958B2 (ja) | 2004-01-06 | 2004-01-06 | 記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005193458A JP2005193458A (ja) | 2005-07-21 |
JP4561958B2 true JP4561958B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=34816465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004000780A Expired - Fee Related JP4561958B2 (ja) | 2004-01-06 | 2004-01-06 | 記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4561958B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5729232B2 (ja) * | 2011-09-20 | 2015-06-03 | ブラザー工業株式会社 | 液体噴射装置及び液体噴射装置におけるヘッドホルダの傾き調整方法 |
JP2018015984A (ja) | 2016-07-28 | 2018-02-01 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01178907A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体レーザの光学レンズ調整治具 |
JPH06210880A (ja) * | 1992-12-01 | 1994-08-02 | Intermec Corp | 印字ヘッドを調節する方法及び装置 |
JPH0999603A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JPH11138789A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-25 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置における記録ヘッドの位置調整機構 |
JP2002067279A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置用記録ヘッド位置調整機構 |
JP2002258126A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Harada Denshi Kogyo Kk | 部品保持装置 |
-
2004
- 2004-01-06 JP JP2004000780A patent/JP4561958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01178907A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体レーザの光学レンズ調整治具 |
JPH06210880A (ja) * | 1992-12-01 | 1994-08-02 | Intermec Corp | 印字ヘッドを調節する方法及び装置 |
JPH0999603A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JPH11138789A (ja) * | 1997-11-14 | 1999-05-25 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置における記録ヘッドの位置調整機構 |
JP2002067279A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録装置用記録ヘッド位置調整機構 |
JP2002258126A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Harada Denshi Kogyo Kk | 部品保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005193458A (ja) | 2005-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004130774A (ja) | 記録装置 | |
JP4120802B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4702532B2 (ja) | 被記録媒体排出装置、記録装置 | |
JP4379606B2 (ja) | 給送装置における媒体ガイド装置 | |
JP2007118504A (ja) | キャリッジガイド軸支持機構及び液体噴射装置と記録装置 | |
US7731178B2 (en) | Feeding device | |
JP4561958B2 (ja) | 記録ヘッドの角度調整機構、記録装置及び液体噴射装置 | |
JP4497311B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4748306B2 (ja) | 記録装置及び液体噴射装置 | |
JP4748309B2 (ja) | 被搬送媒体、記録装置、液体噴射装置 | |
JP2005193472A (ja) | 記録ヘッドの角度調整装置、記録装置及び液体噴射装置 | |
JP5077602B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4508897B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2005297297A (ja) | キャリッジ搬送装置、記録装置及び液体噴射装置 | |
JP4530124B2 (ja) | 記録装置、液体噴射装置 | |
JP4006588B2 (ja) | ローラ支持体、記録装置、液体噴射装置 | |
JP4292384B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4640584B2 (ja) | 被記録媒体検出装置、記録装置 | |
JP3965574B2 (ja) | 給送装置、記録装置及びクラッチ装置 | |
JP2006076118A (ja) | 被記録媒体検出装置、記録装置、液体噴射装置 | |
JP4419792B2 (ja) | 媒体給送装置 | |
JP2007126273A (ja) | 媒体給送装置及び液体噴射装置と記録装置 | |
JP4623306B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4788817B2 (ja) | 記録装置及び液体噴射装置 | |
JP4788818B2 (ja) | 記録装置及び液体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100707 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4561958 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100720 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |