JP4561951B2 - ツルーイング方法およびツルーイング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ツルーイング方法およびツルーイング装置に関し、さらに詳しくは、被加工物の研削加工する断面形状と対応して研削加工部の断面形状が成形された研削工具に対してツルーイング工具を相対的に移動させて、研削工具を整形するツルーイング方法、および、被加工物の研削加工する断面形状と対応して断面形状が成形された研削工具の研削加工部を整形するツルーイング工具と、該ツルーイング工具と研削工具とを制御可能に相対的に移動させる移動手段と、を備えてなるツルーイング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ツルーイングは、被加工物を精度よく研削加工するために、研削工具の研削加工部を所定の形状に整形するものである。
ツルーイングの従来の技術としては、ツルーイング工具の摩耗に応じて研削工具(砥石)の研削加工部を所定の形状に整形するために、ダイヤモンドツール(ツルーイング工具)の先端位置を計測器によりドレッシングごとに計測してその計測値にもとづいて摩耗量を求め、その摩耗量を補正値としてドレッシングされた砥石の砥石データ及びドレッシング座標系オフセット値の補正を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、別の従来の技術として、砥石の表面の形状を測定して、その測定結果をもとにツルーイングの目標値を決定し、この目標値との段差が公差以上である部分のツルーイングを実行することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−4166号公報
【特許文献2】
実開平4−125565号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の技術にあっては、被加工物の研削加工精度を低下させる要因となるツルーイング工具の摩耗量を測定して砥石データ及びドレッシング座標系オフセット値を補正するという言わば間接的な測定を行う手法であるため、工程数が多く、煩雑であるという問題があった。そして、特許文献1に開示された従来の技術にあっては、ツルーイング工具の摩耗量を求めるために、その先端位置をドレッシングごとに計測しなければならず、手間や時間がかかるというなどの問題があった。
【0006】
また、上記特許文献2に開示された従来の技術にあっては、被加工物の研削加工精度を阻害する要因となる砥石の表面の形状を測定するものであり、特許文献1と同様に言わば間接的な測定を行う手法であるため、工程数が多く、煩雑であり、手間や時間がかかるなどの問題があった。また、特許文献2に開示された従来の技術にあっては、ツルーイングの目標値との段差が公差以上である部分のツルーイングを実行するものであるため、砥石の表面に凹凸が生じるという問題があった。
【0007】
そして、一般に、ツルーイング工具は、研削工具の研削加工部と対向するように配置されており、比較的薄い円板状に成形されてその外周縁が研削加工部を整形する部分となっており、ツルーイング工具の磨耗量を正確に且つ容易に測定することが困難であるという問題があった。また、研削工具の研削加工部も、ワークと対向するように配置され、しかも、その周囲にカバーなどが設けられているために、研削工具の測定を容易に行うことができないという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、容易に且つ精度良く短時間で研削工具のツルーイングを行うことができるツルーイング方法およびツルーイング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1のツルーイング方法に係る発明は、上記目的を達成するため、被加工物の研削加工する断面形状と対応して研削加工部の断面形状が成形された研削工具に対してツルーイング工具を相対的に移動させて、研削工具を整形するツルーイング方法であって、被加工物の公差のデータを予め記憶し、ツルーイングされた研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定し、該測定結果が被加工物の前記公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標とすることを特徴とするものである。
請求項2のツルーイング方法に係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、前記仮想の設計ポイントの座標から公差の範囲内でツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算することを特徴とするものである。
また、請求項3のツルーイング装置に係る発明は、上記目的を達成するため、被加工物の研削加工する断面形状と対応して断面形状が成形された研削工具の研削加工部を整形するツルーイング工具と、該ツルーイング工具と研削工具とを制御可能に相対的に移動させる移動手段と、を備えてなるツルーイング装置であって、ツルーイングされた研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定する測定手段と、被加工物の公差のデータを記憶し、前記測定結果が被加工物の前記公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標として、該仮想の座標から公差の範囲内でツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算する演算手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項1の発明では、被加工物の公差のデータを予め記憶しておき、ツルーイングされた研削工具によって試し研削加工し、その被加工物の形状を三次元測定する。被加工物の試し研削加工された断面形状は、その試し研削加工を行った研削工具の断面形状が反映された状態で転写される。そのため、研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定することにより、その研削工具の形状が特定できる。そして、三次元測定された被加工物の(すなわち、研削工具の)断面の外郭の各位置におけるそれぞれの座標(測定ポイント)が、予め記憶された研削加工により成形しようとする被加工物の対応する位置における座標(設計ポイント)の公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出する。そして、測定ポイントを始点として、この測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、この補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標として、研削工具に対してツルーイング工具を仮想の設計ポイントの座標にしたがって相対的に移動させて、研削工具の形状を整形する。ツルーイング工具の摩耗量を補正することなく、研削工具が設計された通りの断面形状に整形される。
請求項2の発明では、請求項1に記載の発明において、仮想の設計ポイントの座標とされた演算された各補正ポイントの座標を結合した線、すなわち、研削工具の研削加工部に対してツルーイング工具が接する相対的な移動軌跡が設定された公差の範囲内で滑らかとなるように各補正ポイントを修正して補正データを演算することにより、ツルーイング工具によって研削工具の表面が滑らかに整形されることとなる。
請求項3の発明では、ツルーイングされた研削工具によって被加工物を試し研削加工し、その被加工物の形状を測定手段によって三次元測定する。被加工物の試し研削加工された断面形状は、その試し研削加工を行った研削工具の断面形状が反映される。そのため、研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を測定手段で三次元測定することにより、その研削工具の形状を特定することができる。演算手段は、三次元測定された被加工物の(すなわち、研削工具の)断面の外郭の各位置におけるそれぞれの座標(測定ポイント)が、予め記憶された研削加工により成形しようとする被加工物の対応する位置における座標(設計ポイント)の公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、この測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、この補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標として、さらに、この仮想の座標から公差の範囲内でツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算して、この補正データにしたがって研削工具に対してツルーイング工具を相対的に移動させて、研削工具の形状を整形する。ツルーイング工具の摩耗量を補正することなく、研削工具が設計された通りの断面形状に整形される。
【0011】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明のツルーイング装置の実施の一形態を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。同一符号は同様の部分または相当する部分を示すものとする。
【0012】
本発明のツルーイング装置は、概略、被加工物(以下、ワークという)Wの研削加工形状に応じて成形された回転駆動される研削工具(以下、砥石という)Gを有する研削加工装置10に設けられるもので、砥石の形状を整形するツルーイング工具(以下、ツルーアという)Tと、ツルーアTと砥石GとをNC制御可能に相対的に移動させる移動手段(後述する)と、ツルーイングされた砥石Gによって試し研削加工されたワークWの形状を三次元測定する測定手段(以下、三次元測定装置という)20と、ワークWの公差データを記憶し、三次元測定装置の測定結果がワークWの公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントMPの座標と設計ポイントDPの座標との誤差量Δdを算出して、測定ポイントMPを始点として、この測定ポイントMPから設計ポイントDPの延長線上の方向に、測定ポイントMPの座標と設計ポイントDPの座標との誤差量Δdの2倍の長さである2Δdをシフトさせた補正ポイントCPを演算し、この補正ポイントCPの座標を仮想の設計ポイントの座標として、さらに、ツルーアTの整形部Taと砥石Gの被整形部Gaとなる研削加工部との相対的な移動軌跡が公差の範囲内で滑らかとなるように、各補正ポイントCPを公差の範囲内で修正した修正データCDを演算する演算手段(後述する)と、を備えている。
【0013】
この実施の形態においては、ワークWが、自動車のドライブシャフトなどに使用される等速ジョイント(CVJ)を構成する外輪を成形するための鍛造型である場合により説明する。CVJの外輪の内部は、公知の通り、複数のボールがそれぞれ転動する溝と各溝の間の突条とが複数形成されてなる。そのため、鍛造型であるワークWは、外輪の溝を形成するための突条Waと外輪の突条を形成する溝Wbとが、外輪の内部の形状に応じて形成される。砥石Gは、研削加工部Gaとなるその外周面における断面の形状が、ワークWの単一の突条Waを所定の設計された形状に研削加工することができるように、各突条Waの設計された断面形状と対応して成形されている必要がある。
【0014】
この実施の形態における全体の構成は、図1に概念図で示すように、加工機1と測定機2とで構成されている。
加工機1は、ワークWを研削加工する研削加工装置10と、ツルーアTが設けられたツルーイング実行部11と、研削加工装置10およびツルーイング実行部11をNC制御するNC制御部12と、を備えている。
一方、測定機2は、ワークWの形状を測定する三次元測定装置20と、これを制御する制御部21と、三次元測定装置20から制御部21を介して三次元測定されたデータを所定の形式に変換して加工機1のNC制御部12に出力するデータ変換・出力部22と、を備えている。
なお、この実施の形態における全体の構成は、図1に示した実施の形態に限定されることはなく、三次元測定装置20、制御部21、およびデータ変換・出力部22を備えた専用の測定機2に替えて、図2に示すように、例えばCADデータを処理することができるパーソナルコンピュータなどのような汎用の制御装置21’を、汎用の三次元測定装置20’およびデータ変換部22’と、加工機1のNC制御部とに接続した構成とすることもできる。この場合には、三次元測定装置20’で測定されたワークWの形状のデータを制御装置21’が受けとってデータ変換部22’で所定の形式に変換させて加工機1のNC制御部12に出力する。このような構成とすることにより、大型の測定機2のユニットを使用することなく、汎用の三次元測定装置20’および制御装置21'を使用するために、全体の構成を小型化すると共にコストを低減させることができる。
【0015】
図3は、加工機1の実施の一形態を示したもので、研削加工装置10とツルーイング実行部11とは共通の基台30上に設けられている。加工機1の砥石Gは、円板状に成形されてなるもので、その外周面がワークWの突条Waと対応した形状の研削加工部Gaとなっている。砥石Gは、その砥石軸が砥石台31に保持されて回転駆動され、図示しない砥石移動アクチュエータによって図4のX方向、Y方向、およびZ方向の任意の位置にNC制御可能に移動される。
研削加工装置10は、ワークWをその軸周りの所定の位相に位置決め保持する保持手段32、33を有している。
【0016】
ツルーイング実行部11は、砥石Gの研削加工部Gaを整形するためのツルーアTと、ツルーアTを回転駆動可能に支持するツルーア台34と、ツルーア台34を傾動させる傾動手段としてツルーア台34を支持して傾動軸Rの軸周りに揺動させる図示しないツルーアアクチュエータと、を備えている。図6に示すように、この実施の形態におけるツルーアTは、比較的薄い円盤状で、砥石Tの被整形部となる研削加工部Gaを整形するための整形部Taとなるその外周縁先端が断面において中心C(図6)から所定の半径を有する所謂アール形状に成形されており、回転された状態の砥石Gの研削加工部Gaの任意の位置を任意の量だけ削りとって任意の形状に整形することができる。また、ツルーア台34は、ツルーアTの回転軸の位置を図5の矢印XおよびY方向に調整するために図示しない調整機構を備えている。図4や図5に示すように、ツルーア台34は、傾動軸Rの軸周りに揺動して傾くように構成されている。
このように構成されたツルーイング実行部11では、図3および図6に示したように、ツルーアTのアール形状とされた外周縁先端の中心Cの上方における水平線との接線Chがホルダの傾動軸Rと一致するように、ツルーア台34に対するツルーアTの回転軸の位置が調整機構によって調整される。
【0017】
NC制御部12は、砥石Gを回転制御しながら、図3に示すように研削加工装置10においてワークWの突条Waを設定された形状に研削加工させるようにX方向およびZ方向に移動させ、また、研削加工装置10からツルーイング実行部11にZ方向に移動させて、ツルーアTを回転制御しながら、ツルーアTに対して砥石Gの研削加工部Gaの所定の位置が接するように、図4に示すように砥石GのX方向およびY方向の移動を制御すると共に、砥石Gの研削加工部Gaと接するツルーアTの外周縁先端の整形部Taの位置に応じて適切にツルーア台34の傾動軸R回りの傾動を制御して、ツルーアTを所定の角度に傾動させた状態で回転駆動し、砥石Gを回転させながらその研削加工部GaをツルーアTの外周縁先端の整形部Taに相対的に近づけて所定の形状に削って設計された任意の形状に整形する。
【0018】
三次元測定装置20は、この実施の形態の場合、研削加工装置10の保持手段32、33に保持されたワークWの突条Waの軸方向における任意の位置の形状を測定してそのデータを出力するものである。データ変換・出力部22は、制御部21を介して三次元測定装置20から出力された測定データを受けとって所定の形式に変換して加工機1のNC制御部12に出力する。
【0019】
ツルーアTと砥石Gとを相対的に移動させる移動手段は、この実施の形態の場合、砥石GをX,Y,Z方向に移動させる図示しない砥石移動アクチュエータと、ツルーア台34を傾動させる傾動手段としての図示しないツルーアアクチュエータと、により構成されている。
また、補正ポイントCPとその修正データCDを演算する演算手段は、加工機1のNC制御部12が機能するよう構成されている。なお、NC制御部12が行う演算処理内容については後述する。
【0020】
次に、本発明のツルーイング方法を、上述したように構成されたツルーイング装置を使用する場合により、NC制御部12が行う演算処理内容と共に図7〜図12に基づいて詳細に説明する。同一符号は同様の部分または相当する部分を示すものとする。
本発明のツルーイング方法は、概略、ワークWの突条Waの研削加工断面形状に応じて成形された回転駆動される砥石Gに対してツルーアTを相対的に移動させて、砥石Gの研削加工部Gaを整形するもので、被加工物の公差のデータを予め記憶し、砥石GによってワークWを試し加工し、この試し加工されたワークWの形状を三次元測定し、この測定結果が予め記憶されたワークWの公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントMPの座標と設計ポイントDPの座標との誤差量Δdを算出して、測定ポイントMPを始点として、この測定ポイントMPから設計ポイントDPの延長線上の方向に、測定ポイントMPの座標と設計ポイントDPの座標との誤差量Δdの2倍の長さである2Δdをシフトさせた補正ポイントCPを演算し、この補正ポイントCPの座標を仮想の設計ポイントの座標としてこの補正ポイントCPに従って砥石Gの被成形部である研削加工部Gaを整形するものである。そして、本発明のツルーイング方法はさらに、演算され仮想の設計ポイントとされた補正ポイントCPから公差の範囲内でツルーアTと砥石Gとの相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データCDを演算して、この補正データにしたがって砥石Gに対してツルーアTを相対的に移動させて砥石Gを整形するものである。
【0021】
この実施の形態の説明では、ワークWとして自動車のCVJの外輪を成形するための鍛造型を製造するために、その鍛造型(ワーク)Wの単一の突条Waを設計された形状に研削加工するために、砥石Gの研削加工部GaをワークWの突条Waの設計された形状と対応するように整形するものとする。
【0022】
図7に示すように、砥石Gの研削加工部Gaを設計された断面形状に成形するにあたっては、最初に、ツルーアTのアール形状とされた整形部Taとなる外周縁先端の中心Cの上方における水平線との接線Chがホルダの傾動軸Rと一致するように(図3または図6を参照)、ツルーイング実行部11のツルーアTの回転軸の位置を調整する(図7のST1)。
【0023】
次いで、砥石Gの研削加工部GaをツルーアTによって整形するツルーイングを行う(図7のST2)。このツルーイングされたときの砥石Gの研削加工部Gaは、後に再びツルーイングにより削り取られることを考慮して、断面形状が設定以下の大きさに整形される。
【0024】
その後、ツルーイングされた砥石Gを使用してワークWの突条Waを試しに研削加工する(図7のST3)。研削加工されたワークWの突条Waの断面形状は、図8に示すように、砥石Gの研削加工部Gaの断面形状が転写されることとなる。ここで、砥石Gの研削加工部GaをツルーイングしたツルーアTは、使用により摩耗することとなり、しかもその使用条件によっては摩耗が部分的となることがある。このように摩耗したツルーアTによって砥石Gの研削加工部Gaにツルーイングを行うと、砥石Gの研削加工部Gaは、設定された形状に整形されない。図9に示すように、ツルーアTの摩耗量TVは、砥石Gの研削加工部Gaの削り取ることができない量GVとなる。そして、ツルーアTの摩耗量TVと同量が削り取られなかった研削加工部Gaの断面形状は、研削加工を行ったワークWの突条Waの断面形状に反映されて転写されることとなる。そこで、本発明では、従来の技術のようにツルーアTの形状やツルーイングされた砥石Gの研削加工部Gaの形状を測定してツルーアTや砥石Gの摩耗量を補正するのではなく、ツルーアTによってツルーイングされた砥石Gを使用して試し研削加工されることにより砥石Gの研削加工部Gaの断面形状が転写されたワークWの断面形状Waを三次元測定することとしたのである(図7のST4)。なお、本発明では、三次元測定装置20を用いて直接的にワークWの形状を測定することに限定されることなく、砥石GのワークWに対する送り量や、CAE解析やシミュレーションから間接的にワークWの形状を三次元測定することもできる。
【0025】
図10に示すように、三次元測定装置20は、ワークWの突条Waの所定の断面における形状を測定してその測定値のデータを出力する。NC制御部12には、ワークWの設計された形状とその誤差を許容する所定範囲の公差のデータが予め記憶されている。図10に示した実施の形態では、公差が設計された形状のプラス側およびマイナス側の双方に設定されている。しかしながら、本発明は、この実施の形態に限定されることなく、公差が設計形状のプラス側とマイナス側のいずれか一方だけに設定されている場合にも適用することができる。NC制御部12は、三次元測定装置20が出力した測定値のデータが公差の範囲内であるかを判断する(図7のST5)。
【0026】
そして、NC制御部12は、測定値のデータが公差の範囲内にない場合(図7のST5においてNの場合)には、測定値のデータから所定のピッチの測定ポイントMPの座標と、設計された形状における測定ポイントMPに対応する設計ポイントDPの座標を作成して、各測定ポイントMPの座標と各設計ポイントDPの座標との誤差量Δdをそれぞれ算出し(図7のST6)、次いで、設計ポイントDPの座標から反対側にそれぞれの誤差量Δdをシフトさせた補正ポイントCPの座標を演算する(図7のST7)。すなわち、補正ポイントCPとは、各計測ポイントMPの座標から各設計ポイントDPの座標の延長線上に各誤差量Δd×2をシフトさせた座標、言換えれば、ツルーアTと砥石Gの摩耗による誤差を含んだままの状態で、NC制御によって砥石Gの研削加工部Gaに対するツルーアTの整形部Taの相対的な移動軌跡を通過させる仮想の座標を意味する。
【0027】
次いで、NC制御部12は、砥石Gの研削加工部Gaを滑らかに整形するために、各補正ポイントCPの結合した線(砥石Gの研削加工部Gaに対するツルーアTの整形部Taの相対的な移動軌跡)を滑らかにするように修正した補正データCDを演算・作成する(図7のST8)。補正データCDは、図11に示すように、先に演算により求められた補正ポイントCPの隣接する3点を結合した線が公差の範囲内で円弧となるように演算することにより求めることができる。そして、補正データCDは、図12に示すように、隣接する3点の補正ポイントCPを結合した線を円弧となるように演算し、3点の補正ポイントCPの内で片端と中央との2点の補正ポイントCP1,CP2と次に隣接する1点の補正ポイントCP3との合計3点の補正ポイントCP1,CP2,CPの結合した線が公差の範囲内で円弧となるように各補正ポイントCPの座標を演算・修正して移動させた修正移動ポイントCP1’、CP2’、CP3’を求めて、この修正移動ポイントCP1’、CP2’、CP3’を結合した補正データCD’を作成し、次いで、修正移動ポイントCP2’、CP3’、と隣接する補正ポイントCP4の結合した線が公差の範囲内で円弧となるように各補正ポイントCPの座標を演算・修正して移動させた修正移動ポイントCP2’、CP3’、CP4’を求めて、この修正移動ポイントCP2’、CP3’、CP4’を結合した補正データCD’を作成するというように、順にオーバラップさせながら修正移動ポイントCP’とその補正データCD'を演算することにより、砥石Gの研削加工部Gaに対するツルーアTの整形部Taの相対的な移動軌跡がさらに滑らかとなり、したがって、砥石Gの研削加工部Gaをさらに滑らかに整形することができるようになる。
【0028】
補正データCDが作成されると、NC制御部12は、その補正データCDを実際に砥石Gの研削加工部GaとツルーアTの外周縁先端の整形部Taとを相対的に移動させるためのNCデータに変換して出力し(図7のST9)、NCデータを補正して(図7のST10)、この補正されたNCデータに従って再び砥石Gの研削加工部GaをツルーアTにより整形するツルーイングを行う(図7のST2)。これらの工程(図7のST2〜ST10)は、試し加工されたワークWの測定データMDが公差の範囲内となるまで(図7のST5においてYとなるまで)繰り返し行われる。砥石Gの研削加工部Gaは、ツルーアTによって整形されると同時に、目詰まりが取り除かれるドレッシングも行われる。
【0029】
一方、三次元測定装置20が検出した測定データMDが公差の範囲内にあると判断された場合(図7のST5においてYの場合)には、その砥石Gを使用してワークWの各突条Waを研削加工し(図7のST11)、ワークWの各突条Waが設計された断面形状に成形されると、研削加工を終了する(図7のST12)。
【0030】
これらのツルーイングのための一連の工程は、ワークWとして鍛造型を製造する毎に行うことができ、また、所定の使用回数または使用経過時間が経過した砥石Gの研削加工部Gaをメンテナンスするために行うこともできる。メンテナンスの場合にあっては、三次元測定するためのワークWは試し加工されたものではなく、砥石Gによって連続して研削加工されたものの内から選択される。
【0031】
なお、本発明は、ワークWとしてCVJの外輪を成形するための鍛造型に限定されることなく、砥石Gによって研削加工される他のワークにも適用することができる。
【0032】
本発明では、設計された形状のワークWを研削加工するために、従来の技術のようにツルーアTの摩耗を測定したりツルーイングされた砥石Gの寸法を測定するなど間接的な測定を行って砥石GやツルーアTに関するNC制御を補正する必要がなく、試し研削加工されたワークを三次元測定するという容易な工程によって補正ポイントCPを求め、ツルーアTと砥石Gの摩耗による誤差を含んだままの状態で、砥石Gの研削加工部Gaに対してツルーアTの外周縁先端の整形部Taを相対的に移動させるためのNC制御を補正するので、ワークWを精度良く研削加工することができるように、容易に且つ適切に砥石Gをツルーイングすることができる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、三次元測定する対象が研削工具によって試し研削加工されたワークの形状であるため、容易に三次元測定を行うことができ、しかも、この測定結果が被加工物の公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標とするため、短時間で精度良く研削工具のツルーイングを行うことができるツルーイング方法を提供することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、仮想の設計ポイントの座標からツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを公差の範囲内で容易に演算することができ、したがって、研削工具の研削加工部を公差の範囲内で容易に滑らかに整形することができるツルーイング方法を提供することができる。
請求項3の発明によれば、測定手段がツルーイングされた研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定するものであり、演算手段が被加工物の公差のデータを記憶し、前記測定結果が被加工物の前記公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントとするものであるという簡単な構成で、容易に補正ポイントを短時間で演算することができ、しかもツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算するため、精度良く研削工具のツルーイングを自動的に行うことができるツルーイング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のツルーイング装置および研削加工装置の全体の構成を示す概念図である。
【図2】本発明のツルーイング装置および研削加工装置の全体の別の構成を示す概念図である。
【図3】図1に示した加工機の実施の一形態を示す正面図である
【図4】ツルーイング実行部の斜視図である。
【図5】ツルーアが傾動軸Rの軸周りに揺動される状態を示す説明図である。
【図6】ツルーアのアール形状に成形された外周縁先端の中心Cと傾動軸Rとにズレが生じてツルーアの回転軸の位置を調整することが必要な場合を概念的に示した説明図である。
【図7】本発明のツルーイング方法の実施の一形態を示すフローチャートである。
【図8】部分的に摩耗したツルーアによって整形されて設定された断面形状となっていないた砥石と、この砥石によって研削加工されて断面形状が転写されたワークとを示す部分断面図である。
【図9】部分的に摩耗したツルーアの摩耗量と、砥石の研削加工部の削り取ることができない量とを説明するための部分拡大断面図である。
【図10】ワークの測定データから演算される所定ピッチの測定ポイントと、ワークの設計された形状のデータに基づく設計ポイントおよびその公差と、測定ポイントおよび設計ポイントから求められる補正ポイントと、を説明するための概念図である。
【図11】隣接する3点の補正ポイントを結合した線を滑らかにするように円弧状にした補正データを説明するための概念図である。
【図12】補正ポイントを結合した線がさらに滑らかとなるようにするために、補正データの演算順序を説明するための概念図である。
【符号の説明】
W ワーク(被加工物)
T ツルーア(ツルーイング工具)
G 砥石(研削工具)
MD 測定データ
MP 測定ポイント
DP 設計ポイント
CP 補正ポイント
CP’ 修正補正ポイント
CD 修正データ
1 加工機
10 研削加工装置
11 ツルーイング実行部
12 NC制御部(演算手段)
2 測定機
20 三次元測定装置
Claims (3)
- 被加工物の研削加工する断面形状と対応して研削加工部の断面形状が成形された研削工具に対してツルーイング工具を相対的に移動させて、研削工具を整形するツルーイング方法であって、
被加工物の公差のデータを予め記憶し、
ツルーイングされた研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定し、
該測定結果が被加工物の前記公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、
該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標とすることを特徴とするツルーイング方法。 - 前記仮想の設計ポイントの座標から公差の範囲内でツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算することを特徴とする請求項1に記載のツルーイング方法。
- 被加工物の研削加工する断面形状と対応して断面形状が成形された研削工具の研削加工部を整形するツルーイング工具と、該ツルーイング工具と研削工具とを制御可能に相対的に移動させる移動手段と、を備えてなるツルーイング装置であって、
ツルーイングされた研削工具によって試し研削加工された被加工物の形状を三次元測定する測定手段と、
被加工物の公差のデータを記憶し、前記測定結果が被加工物の前記公差の範囲内であるか否かを判断して、公差の範囲内にない場合に、測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量を算出して、測定ポイントを始点として、該測定ポイントから設計ポイントの延長線上の方向に、前記測定ポイントの座標と設計ポイントの座標との誤差量の2倍の長さをシフトさせた補正ポイントを演算し、該補正ポイントの座標を研削工具の仮想の設計ポイントの座標として、該仮想の座標から公差の範囲内でツルーイング工具と研削工具との相対的な移動軌跡が滑らかとなるような補正データを演算する演算手段と、を設けたことを特徴とするツルーイング装置。
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