JP4560316B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に関し、特に、有機ELパネルと液晶パネルを備え、カラー偏光板を用いて表示色を変化させる表示装置に関する。
近年の情報通信分野における急速な技術開発の進展に伴い、CRTに代わるフラットディスプレイに大きな期待が寄せられている。なかでも有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイは、高速応答性、視認性、輝度などの点において優れているため、盛んに研究がなされている。当初の有機EL素子構造は、有機薄膜の2層積層構造を有し、発光層にトリスアルミニウムを使用し、10V以下の低電圧駆動によって緑色の発光を生じ、1000cd/m2の輝度が得られた。
最近の研究においては、正孔注入電極と電子注入電極に挟まれた有機層が1〜10層程度の様々な積層型の有機EL素子が開発されている。有機EL材料に関しては、低分子を使用するもの、あるいは高分子を使用するものが研究されている。有機EL素子の製造方法としては、低分子化合物を真空蒸着法等による薄膜形成する方法のみならず、高分子系化合物をスピンコート法、インクジェット、ダイコート、フレキソ印刷といった方法で薄膜形成して有機EL素子を形成する方法が提案されている。
有機EL素子は、有機薄膜層を挟む正孔注入電極と電子注入電極の間に電圧を印加することによって、電流駆動によって有機EL素子を発光させる。駆動方法としては、画素を構成する有機EL素子の選択のためにスイッチ素子を使用するアクティブ駆動、あるいは、スイッチ素子を使用しないパッシブ駆動などが知られている。
有機ELディスプレイは、単色発光によって表示を行うものや、部分的に異なる色で表示するエリアカラー表示、あるいは、フルカラーの表示を行うものが知られている。単色有機ELディスプレイは、単色の有機EL素子を備えており、例えば、赤色、青色、緑色あるいは白色の発光を行う有機EL素子が知られている。
一方、カラー表示を行う有機EL素子は、表示領域を複数のエリアに区分し、各エリアで異なる色の表示を行うエリアカラー表示を行う有機ELディスプレイや、各画素がRGBの色を表示することによってカラー表示を行う有機ELディスプレイが知られている。画素レベルでRGBの異なる色を表示するために、有機EL素子の有機層がRGBのいずれかの色で発光するもの、あるいは、白表示を行う有機EL素子の前にRGBのカラーフィルタ層を形成することによってカラー表示を行うものなどが知られている。
尚、モノクロームの画像表示装置にカラー偏光板を適用してカラー画像表示装置を構成することが知られている(特許文献1を参照)。具体的には、モノクローム陰極線管の蛍光面の混合蛍光体は、波長450〜480nmの青色発光蛍光体、波長520nm〜550nmの緑色発光蛍光体、波長600〜630nmの赤色発光蛍光体である。
モノクローム陰極線管の前に設置されル3枚のカラー偏光フィルタは、それぞれ波長550nm以下、波長520nm以上波長710nm以下、波長480nm以下および波長600nm以上の波長域で吸収軸の透過率が20%以下である。カラー偏光フィルタ相互間の透過スペクトルの重なり部分に存在する蛍光面の発光をきわめて低く抑制でき、不必要なスペクトルの混入が抑制して混色を防止し、色純度の低下を抑制する。
特開2001−112013号公報
表示装置のアプリケーションとして、通常の表示動作において特定色による表示を行い、所定のケースにおいて表示色を切替えることが要求される場合がある。このような表示装置において、表示品質が優れていること、あるいは、シンプルな構造によって表示色の変換を実現することは極めて重要なファクタとなる。また、表示効果を高めるために、より多彩な色表示を行うことができることが必要とされる。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであって、本発明の一つの目的は、表示色の切り替えを効果的に行うことができる表示装置を提供することである。本発明の他の目的は、表示装置において、表示色の切り替え及び表示品質の向上を効率的な構成によって実現することである。本発明の他の目的は、多彩な表示色の切り替えを効果的に行うことができる表示装置を提供することである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるだろう。
本発明の第1の態様にかかる表示装置は、情報表示を行う表示領域を有する有機ELパネルと、前記表示領域の視認側に配置された位相差板と、前記位相差板の視認面側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第1の液晶パネルと、前記位相差板の視認側において、前記第1の液晶パネルを挟むように配置された偏光板及び第1のカラー偏光板と、前記偏光板の視認側であって前記第1のカラー偏光板の視認側となる位置に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第2の液晶パネルと、前記第2の液晶パネルの視認側に配置された第2のカラー偏光板と、を有する。この構成を有することによって、有機ELパネルを使用した表示装置において、効果的に表示色の切り替えを行うことができる。ここで、前記第1のカラー偏光板と前記第2のカラー偏光板の選択透過光は異なる色であることによって、多彩な色表示が可能となる。
本発明の第2の態様にかかる表示装置は、情報表示を行う表示領域を有する有機ELパネルと、前記表示領域の視認側に配置された位相差板と、前記位相差板の視認側に配置された第1のカラー偏光板と、前記第1のカラー偏光板の視認面側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第1の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルの視認側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第2の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルの視認側に配置され、前記第2の液晶パネルを挟むように配置された偏光板及び第2のカラー偏光板と、を有する。この構成を有することによって、有機ELパネルを使用した表示装置において、効果的に表示色の切り替えを行うことができる。ここで、前記第1のカラー偏光板と前記第2のカラー偏光板の選択透過光は異なる色であることによって、多彩な色表示が可能となる。
前記位相差板はλ/4板であることが好ましい。さらに、前記位相差板の延伸軸と前記偏光板の透過軸との間の角度は、実質的に45°であることが好ましい。これによって、有機ELパネルによる光の反射を効果的に遮断することができる。あるいは、前記第1及び第2の液晶パネルはTNモードの液晶パネルであることが、表示品質あるいはシンプルな構成の点から好ましい。
前記偏光板は前記位相差板と前記第1の液晶パネルの間に配置され、前記第1のカラー偏光板は前記第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネルの間に配置されていることが好ましい。さらに、前記第1及び第2の液晶パネルはTNモードの液晶パネルであり、前記偏光板の透過軸と前記第1のカラー偏光板の透過軸との間の角度が実質的に90°であり、前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記第2のカラー偏光板の透過軸との間の角度が実質的に90°であることが好ましい。あるいは、前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記偏光板の透過軸との間の角度が、前記第1の液晶パネルによって透過光の偏光方向が回転される角度と実質的に同一であり、前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記第2のカラー偏光板の透過軸との間の角度が、前記第1の液晶パネルによって透過光の偏光方向が回転される角度と実質的に同一であることが好ましい。これによって、無電界状態において有機ELからの表示色での表示を行うことができ、消費電力の低減に寄与することができる。
本発明によれば、有機ELパネルを有する表示装置において、効果的に表示色の切り替えを行うことができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。尚、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
図1は、本実施形態における表示装置100の概略構成を示す断面図である。図1において、101は、画像表示を行うことができる有機EL(Electro Luminescence)パネル、102は位相差板の一例であるλ/4板、103は所定方向に振動する直線偏光を選択的に透過する偏光板である。104は表示色切り替えのために透過光の偏光状態を制御する第1の液晶パネルである。105は第1のカラー偏光板である。
106は、表示色切り替えのために透過光の偏光状態を制御する第2の液晶パネルである。107は第2のカラー偏光板であり、本例においては、その吸収軸(透過軸の垂直軸)において第1のカラー偏光板とは異なる色の光が透過する。本形態においては、好ましい例として、TNモードの液晶パネルが使用される。表示装置100において、視認側から、第2のカラー偏光板107、第2の液晶パネル106、第1のカラー偏光板105、第1の液晶パネル104、偏光板103、λ/4板102、有機ELパネル101の順に積層配置されている。
有機ELパネル101は、典型的には、単色光による表示を行う。好ましくは、白色光を発光する有機EL素子を使用する有機ELパネルが使用される。有機ELパネル101は、ドット表示あるいはセグメント表示などによって、画像あるいは文字などの情報表示を行うことができる。尚、以下の記載においては、この白発光有機ELパネルを例として説明される。
第1及び第2の液晶パネル104、106は、表示領域全体の光の偏光状態を同様に制御する。具体的には、第1及び第2の液晶パネル104、106の2つの透明基板の内側それぞれに、一つの透明電極層が表示領域全面に渡って形成され、外部からの信号に応じて二つの透明電極間の全面に印加される電界によって、表示領域全体の液晶層がスタティックに駆動される。
図2、3は本例の表示装置100の表示動作を示す図であり、図4は、液晶パネル104、106のON/OFFに応じた表示色を示す表である。図3、4において、第1のカラー偏光板105として赤色系偏光板を使用し、第2の偏光板107として青色系偏光板を使用する例が示されている。図3、4に示されるように、有機ELパネル101からの白色光は、第1及び第2の液晶パネル104、106の状態に応じて、白色光、青色光、もしくは赤色光として表示面側に表示される。光が透過しない場合が、黒と示されている。
図4に示すように、第1及び第2の液晶パネル104、106が共にOFF状態にある、つまり、各液晶パネルの液晶層に電界が印加されていない場合、有機ELパネル101からの白色光は、白色光として視認される(白表示状態)。第1及び第2の液晶パネル104、106が共にON状態にある、つまり、各液晶パネルの液晶層に電界が印加されている場合、有機ELパネル101からの白色光は、赤色光として視認される(赤表示状態)。第1の液晶パネル104がOFF状態にあり、第2の液晶パネル106がON状態にある場合、青色光として視認される(青表示状態)。最後に、第1の液晶パネル104がON状態にあり、第2の液晶パネル106がOFF状態にある場合、黒色として視認される(黒表示状態)。
本形態の表示装置100は、例えば、自動車のインストルメントパネルなどに適用することができる。上記構成の他、図5に示すように、カラー偏光板の色あるいはカラー偏光板の位置を変更することによって、液晶表示パネルのON/OFFに応じた表示色の変更を行うことができる。表示装置100は、通常においては白色によって速度などを表示し、緊急時などに表示色を変更することができる。
図6を参照して、カラー偏光板105、107の機能について説明する。赤色系のカラー偏光板105を例として説明する。カラー偏光板は、透過軸と平行な方向に振動する直線偏光を可視光域のほぼ全域において透過し、透過軸と垂直な方向(吸収軸方向)に振動する直線偏光を、所定の波長域(本例では赤色系の波長域)について選択的に透過する。図5に示すように、カラー偏光板105の透過軸が紙面上の左右方向と平行である場合を例として説明する。
図6に示すように、自然白色光601がカラー偏光板105に入射すると、紙面と平行な透過軸方向の直線偏光は、可視光全波長領域(白色光)において、カラー偏光板105を透過する。透過軸と垂直方向(紙面垂直方向)の直線偏光は、所定波長域においてのみ、カラー偏光板105を透過する。図6の赤色系カラー偏光板を例とすれば、カラー偏光板105は赤色の光を選択的に透過する。他の波長域の光は、カラー偏光板105に大きく吸収される。
一方、図6に示すように、紙面と平行な透過軸方向の白色直線偏光602が第1のカラー偏光板105に入射すると、その白色直線偏光が第1のカラー偏光板105を透過する。あるいは、透過軸方向と垂直方向(紙面垂直方向)の白色直線偏光603が第1のカラー偏光板105に入射すると、第1のカラー偏光板105は、所定色の紙面垂直方向の直線偏光を選択的に透過する。本例においては赤系の色が透過される。他の波長域の光は、第1のカラー偏光板105に大きく吸収される。以上のように、第1のカラー偏光板105は、入射光の偏光方向に応じて、透過光の波長を変化させる。
カラー偏光板105、107の光学特性は、カラー偏光板を製造する際に自由に設定することができる。カラー偏光板は、例えば、2色性色素を高分子に含浸配向させることによって形成することができる。図6は、赤色系のカラー偏光板(図7(a))と青色系のカラー偏光板(図7(b))のそれぞれの光学特性の一例を示している。図4の各グラフにおいて、X軸は光の波長を示しており、Y軸は光の透過率を示している。
各グラフにおいて、カラー偏光板単体に光を入射した場合、カラー偏光板の他にもう一枚の偏光板を用意し、その偏光板とカラー偏光板との透過軸が平行に配置されている場合(平行配置)、偏光板とカラー偏光板との透過軸が垂直に配置されている場合(垂直配置)、のそれぞれの吸収率と波長の関係が示されている。図6に示すように、各カラー偏光板は、透過軸と垂直方向の直線偏光が入射すると、所定波長域以外の光を大きく吸収する。尚、図から理解されるように、各カラー偏光板は、赤あるいは青などの指定色以外の光の一部についても、相応の透過率を有することができる。
図8は、表示装置100の各構成要素の光学軸の方向を示している。偏光板103もしくは第1のカラー偏光板105の透過軸と、第1の液晶パネル104のそれらに対向する側の面における各配向軸は、実質的に平行となっている。つまり、偏光板103の透過軸に対して、第1の液晶パネル104の背面透明基板104aにおける配向軸は、実質的に平行である。第1の液晶パネル104の前面透明基板104bの配向軸は、背面透明基板104aにおける配向軸と実質的に90°ねじれている。第1のカラー偏光板105の透過軸は、前面透明基板104bにおける配向軸と平行である。
一方、第1のカラー偏光板105もしくは第2のカラー偏光板107の透過軸と、第2の液晶パネル106のそれらに対向する側の面における各配向軸は、実質的に平行となっている。つまり、第1のカラー偏光板105の透過軸に対して、第2の液晶パネル106の背面透明基板106aにおける配向軸は、実質的に平行である。第2の液晶パネル106の前面透明基板106bの配向軸は、背面透明基板106aにおける配向軸と実質的に90°ねじれている。第2のカラー偏光板107の透過軸は、前面透明基板106bにおける配向軸と平行である。
偏光板103と第1のカラー偏光板105の透過軸の角度は、実質的に90°であり、第1の液晶パネル104が直線偏光を回転する角度と実質的に同一である。また、第1のカラー偏光板と第2のカラー偏光板の吸収軸は、実質的に90°となっており、第2の液晶パネル106が直線偏光を回転する角度と実質的に同一である。上記のように、各液晶パネル104、106を挟む光学部材(偏光板103、第1のカラー偏光板105、第2のカラー偏光板107)の各光学軸の角度の関係は、液晶パネルがOFF状態において直線偏光を回転する角度と実質的に同一となっている。偏光板103、第1のカラー偏光板105、第2のカラー偏光板107、第1及び第2の液晶パネル104、106が上記関係を有することによって、液晶パネル104、106がOFF状態において、有機ELパネルの発行色による表示を行うことができ、消費電力の低減に寄与することができる。
上記は、各構成要素の方向性の好ましい関係の一つを示しており、各軸の角度はこれに限定されるものではない。例えば、偏光板103の透過軸と第1の液晶パネル104の背面透明基板104aにおける配向軸の角度をほぼ90°に設定する。さらに、第1のカラー偏光板105の透過軸と前面透明基板104bにおける配向軸の角度をほぼ90°に設定することができる。このとき、第1の液晶パネル104の前面透明基板104bの配向軸は、背面透明基板104aにおける配向軸と90°ねじれている。
また、第1のカラー偏光板105の透過軸と第2の液晶パネル106の背面透明基板106aにおける配向軸の角度をほぼ90°に設定する。さらに、第2のカラー偏光板107の透過軸と前面透明基板106bにおける配向軸の角度をほぼ90°に設定することができる。このとき、第2の液晶パネル106の前面透明基板106bの配向軸は、背面透明基板106aにおける配向軸と90°ねじれている。
ここで、λ/4波長板102の延伸軸と偏光板103の透過軸の角度は、反射光を効果的に防止するために実質的に45°が好ましい。
図9及び10を参照して、表示装置100の表示動作について説明する。図9(a)は第1及び第2の液晶パネル104、106がOFFの状態にある白表示状態の表示装置100を示している。図9(b)は第1及び第2の液晶パネル104、106がONの状態にある赤表示状態の表示装置100を示している。図10(a)は第1の液晶パネル104がOFF状態、第2の液晶パネル106がONの状態にある青表示状態の表示装置100を示している。図10(b)は第1の液晶パネル104がON状態、第2の液晶パネル106がOFFの状態にある黒表示状態の表示装置100を示している。図9、10における状態の順序は、図2、3に示されたものと同一である。また、図9、10における各構成要素の光学軸方向は、図8に示された好ましい例と同一である。
まず、偏光板103とλ/4板102による反射防止機能について説明する。視認側から光が有機ELパネル101に入射すると、有機ELパネル101内の金属電極などによって入射光が反射される。この反射光は、表示画像の視認性の低下あるいはコントラストの低下をもたらす。このため、有機ELパネル101による反射光を抑制することが好ましい。有機ELパネル101の前面に配置されたλ/4板102、及びそのλ/4板102の前に配置された偏光板103によって、有機ELパネル101による反射光を遮断することができる。
視認側から入射した光の内、偏光板103の透過軸方向に平行な直線偏光成分のみが、偏光板103を透過する。図9、10の例においては、紙面と平行な方向の直線偏光のみが、偏光板103を透過し、偏光板103は他の成分の光を透過しない。偏光板103を透過した直線偏光は、λ/4板102によって円偏光に変換され、有機ELパネル101に入射する。
有機ELパネル101によって反射された光は再びλ/4板102に入射し、円偏光状態から直線偏光状態に変換される。この直線偏光の偏光方向は、偏光板103からλ/4板102に入射した直線偏光と90°ずれており、これらは垂直となっている。λ/4板102によって直線偏光に変換された光の偏光方向は、偏光板103の透過軸と垂直であるので、有機ELパネル101による反射光は偏光板103を透過することなく偏光板103に吸収される。
次に、図8、9に示された各状態における、有機ELパネル101からの光の光学状態変化について説明する。まず、図9(a)を参照して、白表示状態について説明する。有機ELパネル101から照射された白色光はλ/4板102を透過し、偏光板103に入射する。偏光板103によって、偏光板103の透過軸方向に振動する直線偏光成分の光が、選択的に透過される。本例においては、紙面と平行な偏光方向の直線偏光が偏光板103を透過する。
直線偏光は、第1の液晶パネル104の背面透明基板104aを透過し、さらに、配向膜によってねじれ状態にある液晶層を透過する。第1の液晶パネル104はTNモードであるので、直線偏光の偏光方向は、液晶のねじれ状態に従って90°変化させられる。本例においては、紙面に平行な方向から紙面に垂直な方向に偏光方向が90°回転する。
前面透明基板104bを透過した光は第1のカラー偏光板105に入射する。カラー偏光板105の透過軸と直線偏光の偏光方向は平行である。従って、第1のカラー偏光板105は入射光の可視光域において光を透過し、有機ELパネル101からの白色光が、色変化されることなく透過する。
第1のカラー偏光板105からの直線偏光は、第2の液晶パネル106の背面透明基板106aを透過し、さらに、配向膜によってねじれ状態にある液晶層を透過する。第2の液晶パネル106はTNモードであるので、直線偏光の偏光方向は、液晶のねじれ状態に従って90°変化させられる。本例においては、紙面に垂直な方向から紙面に平行な方向に偏光方向が90°回転する。
前面透明基板106bを透過した光は第2のカラー偏光板107に入射する。第2のカラー偏光板107の透過軸と直線偏光の偏光方向は平行である。従って、第2のカラー偏光板107は入射光の可視光域において光を透過し、有機ELパネル101からの白色光が、色変化されることなく透過する。これによって、視認側において白表示がなされる。
次に、図9(b)を参照して、第1及び第2の液晶パネル104、106がONの状態である場合について説明する。液晶パネル104、106がON状態にセットされ、液晶層に電界が印加されると、液晶分子の長軸が電界と平行(基板平面と垂直)方向に配列し、入射光の偏光状態を変化させることなく入射光を透過する。尚、有機ELパネル101による反射光の遮断については、上記説明と同様である。
有機ELパネル101から照射された白色光はλ/4板102を透過し、偏光板103に入射する。偏光板103によって、偏光板103の透過軸方向に振動する直線偏光成分の光が、選択的に透過される。本例においては、紙面と平行な偏光方向の直線偏光が偏光板103を透過する。
直線偏光は、第1の液晶パネル104の背面透明基板104aを透過し、さらに、印加電界によって、基板面と垂直方向に配列された液晶層を透過する。直線偏光の偏光方向が液晶層によって変化させられることなく、直線偏光は液晶層を透過する。直線偏光は、前面透明基板104bを透過し、第1のカラー偏光板105に入射する。
このとき、直線偏光の偏光方向は、偏光板103の透過軸方向と平行であり、つまり、紙面と平行な方向である。第1のカラー偏光板105の透過軸は、偏光板103の透過軸に対して実質的に90°の角度であり、紙面と垂直な方向である。従って、第1のカラー偏光板105に入射した直線偏光の内、所定波長域の光のみが透過する。本例においては、直線偏光の赤色光が透過する。
第1のカラー偏光板105の赤色光は、第2の液晶パネル106の背面透明基板106aを透過し、さらに、印加電界によって、基板面と垂直方向に配列された液晶層を透過する。直線偏光の偏光方向が液晶層によって変化させられることなく、直線偏光は液晶層を透過する。赤色直線偏光は、前面透明基板106bを透過し、第2のカラー偏光板107に入射する。
このとき、直線偏光の偏光方向は、第1のカラー偏光板105の透過軸と実質的に垂直であり、紙面と平行な方向である。第2のカラー偏光板107の透過軸は、第1のカラー偏光板105の透過軸と実質的に垂直である。赤色直線偏光の偏光方向は、第2のカラー偏光板107の透過軸と実質的に平行であるので、入射した赤色直線偏光が第2のカラー偏光板107を透過する。このため、赤色光が視認され、赤表示となる。
続いて、図10(a)を参照して、第1の液晶パネル104がOFF状態、第2の液晶パネル106がONの状態である場合について説明する。有機ELパネル101から照射された白色光はλ/4板102を透過し、偏光板103に入射する。偏光板103によって、偏光板103の透過軸方向に振動する直線偏光成分の光が、選択的に透過される。本例においては、紙面と平行な偏光方向の直線偏光が偏光板103を透過する。
直線偏光は、第1の液晶パネル104の背面透明基板104aを透過し、さらに、配向膜によってねじれ状態にある液晶層を透過する。第1の液晶パネル104はTNモードであるので、直線偏光の偏光方向は、液晶のねじれ状態に従って90°変化させられる。本例においては、紙面に平行な方向から紙面に垂直な方向に偏光方向が90°回転する。
背面透明基板104bを透過した光は第1のカラー偏光板105に入射する。カラー偏光板105の透過軸と直線偏光の偏光方向は平行である。従って、第1のカラー偏光板105は入射光の可視光域において光を透過し、有機ELパネル101からの白色光が、色変化されることなく透過する。
白色直線偏光は第2の液晶パネル106の背面透明基板106aを透過し、さらに、印加電界によって、基板面と垂直方向に配列された液晶層を透過する。直線偏光の偏光方向が液晶層によって変化させられることなく、直線偏光は液晶層を透過する。白色直線偏光は、前面透明基板106bを透過し、第2のカラー偏光板107に入射する。
第2の液晶パネル106からの白色直線偏光の偏光方向は、第1カラー偏光板105の透過軸と平行であって、紙面に対して垂直な方向である。第2カラー偏光板107の透過軸は第1カラー偏光板105の透過軸と実質的に垂直であるので、直線偏光の変更方向は、第2カラー偏光板107の透過軸と実質的に垂直(90°)である。第2カラー偏光板107は、入射した光の所定波長の光、本例においては、青色系の光を選択的に透過する。このため、視認側においては、青表示となる。
最後に、図10(b)を参照して、第1の液晶パネル104がON状態、第2の液晶パネル106がOFFの状態である場合について説明する。有機ELパネル101から照射された白色光はλ/4板102を透過し、偏光板103に入射する。偏光板103によって、偏光板103の透過軸方向に振動する直線偏光成分の光が、選択的に透過される。本例においては、紙面と平行な偏光方向の直線偏光が偏光板103を透過する。
直線偏光は、第1の液晶パネル104の背面透明基板104aを透過し、さらに、印加電界によって、基板面と垂直方向に配列された液晶層を透過する。直線偏光の偏光方向が液晶層によって変化させられることなく、直線偏光は液晶層を透過する。直線偏光は、前面透明基板104bを透過し、第1のカラー偏光板105に入射する。
このとき、直線偏光の偏光方向は、偏光板103の透過軸方向と平行であり、つまり、紙面と平行な方向である。第1のカラー偏光板105の透過軸は、偏光板103の透過軸に対して実質的に90°の角度であり、紙面と垂直な方向である。従って、第1のカラー偏光板105に入射した直線偏光の内、所定波長域の光のみが透過する。本例においては、紙面に平行な方向の直線偏光の赤色光が透過する。
第1のカラー偏光板105からの直線偏光は、第2の液晶パネル106の背面透明基板106aを透過し、さらに、配向膜によってねじれ状態にある液晶層を透過する。第2の液晶パネル106はTNモードであるので、直線偏光の偏光方向は、液晶のねじれ状態に従って90°変化させられる。本例においては、紙面に平行な方向から紙面に垂直な方向に偏光方向が90°回転する。
前面透明基板106bを透過した光は第2のカラー偏光板107に入射する。第2のカラー偏光板107の透過軸と直線偏光の偏光方向は垂直である。また、入射光は赤色光である。従って、第2のカラー偏光板107への入射光は実質的に透過することなく、視認側において黒表示がなされる。
上記のように、有機ELパネル101とTN液晶パネル104の間に配置された偏光板103は、有機ELパネル101の反射防止機能、さらに、有機ELパネルからの光の表示色の変更機能に寄与する。カラー偏光板、偏光板及びλ/4板を使用することによって、少ない光学要素によって、表示色の切り替えと表示品質の向上を効果的に達成することができる。また、2枚のカラー偏光板と液晶パネルを備えることによって、多彩な色表示が可能となる。尚、3枚以上のカラー偏光板あるいは液晶パネルを有することも可能である。
尚、TN液晶パネル104は、分離された透明電極を有することによって、複数の表示セグメントを備えることができる。各セグメントに対して異なる制御を行うことによって、表示色の変化による表示をより効果的に行うことができる。尚、好ましくは、上記のように、液晶パネルがOFF状態において有機ELパネルの発光色による通常表示を行い、液晶パネルがONにおいてカラー偏光板による表示色切り替えを行うが、光学素子の軸配置などを変更することによって液晶パネルの状態と表示色の関係を変更することも可能である。
表示装置100の構成において、λ/4板102と偏光板103は、有機ELパネル101もしくは第1の液晶パネル104のいずれに付着することも可能である。例えば、λ/4板102と偏光板103の双方を、有機ELパネル101に付着し、この有機ELパネル101とTN液晶パネル104を積層配置することによって表示装置100を構成することができる。シンプルな構造、表示品質の点などからTN液晶パネルが好ましいが、STNなどの他のタイプの液晶パネルを使用することが可能である。尚、各光学板の配置順序は、本発明の範囲において変更し、適切な配置を選択することができる。また、上記黒表示ではカラー偏光板の光学特性上、光を完全に遮断することができず、わずかな光が透過する。そこで、暗い環境下で視認する場合における減光(Diming)表示として使用することも可能である。
実施例
本発明に含まれる表示装置について評価を行った。TNの90°の左ツイストで、ΔnLC・dLC=420nmになるように第1及び第2の液晶パネル104、106を調整した。第1のカラー偏光板105として青色系カラー偏光板((株)ポラテクノ製 V32−18245T)を使用し、第2のカラー偏光板107として赤色系カラー偏光板((株)ポラテクノ製 SHC−R28U−HC)を使用し、偏光板103として(株)ポラテクノ製SKN−18243Tを使用した。λ/4板102としては、ΔnF・dF=140nmのλ/4板を使用した。また、各光学要素の光学軸方向は、図11に示したとおりである。スタティック10Vで駆動したところ、図12に示すように良好な表示色の切り替えを行うことができた。x、yは、それぞれx−y色度座標における、x及びy座標値を示している。尚、暗い紫は輝度が非常に小さく、200:1の減光表示として有効であった。
本実施形態における、表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本実施形態における、表示装置の表示動作を示す図である。 本実施形態における、表示装置の表示動作を示す図である。 本実施形態における、液晶パネルの状態と表示装置の表示状態の関係を示す図である。 本実施形態における、液晶パネルの状態と表示装置の表示状態の関係を示す図である。 本実施形態における、カラー偏光板の光学機能を説明する図である。 本実施形態における、カラー偏光板の光学特性を示す図である。 本実施形態における、表示装置の構成要素の光学軸配置を示す図である。 本実施形態における、表示装置の表示動作を説明する図である。 本実施形態における、表示装置の表示動作を説明する図である。 実施例に示された表示装置の構成要素の光学軸配置を示す図である。 実施例に示された表示装置の表示特性を示す表である。
符号の説明
100 表示装置、101 有機ELパネル、102 1/4波長板、
103 偏光板、104 第1の液晶パネル、104a 背面透明基板、
104b 前面透明基板、105 第1のカラー偏光板、
106 第2の液晶パネル、106a 背面透明基板、
106b 前面透明基板、107 第2のカラー偏光板

Claims (10)

  1. 情報表示を行う表示領域を有する有機ELパネルと、
    前記表示領域の視認側に配置された位相差板と、
    前記位相差板の視認面側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第1の液晶パネルと、
    前記位相差板の視認側において、前記第1の液晶パネルを挟むように配置された偏光板及び第1のカラー偏光板と、
    前記偏光板の視認側であって前記第1のカラー偏光板の視認側となる位置に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第2の液晶パネルと、
    前記第2の液晶パネルの視認側に配置された第2のカラー偏光板と、
    を有する表示装置。
  2. 情報表示を行う表示領域を有する有機ELパネルと、
    前記表示領域の視認側に配置された位相差板と、
    前記位相差板の視認側に配置された第1のカラー偏光板と、
    前記第1のカラー偏光板の視認面側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第1の液晶パネルと、
    前記第1の液晶パネルの視認側に配置され、液晶層に印加する電界によって透過光の偏光方向を制御する第2の液晶パネルと、
    前記第1の液晶パネルの視認側に配置され、前記第2の液晶パネルを挟むように配置された偏光板及び第2のカラー偏光板と、
    を有する表示装置。
  3. 前記第1及び第2の液晶パネルはTNモードの液晶パネルである、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記位相差板はλ/4板である、請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記位相差板の延伸軸と前記偏光板の透過軸との間の角度は、実質的に45°である、請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記偏光板は前記位相差板と前記第1の液晶パネルの間に配置され、
    前記第1のカラー偏光板は前記第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネルの間に配置されている、
    請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第1及び第2の液晶パネルはTNモードの液晶パネルであり、
    前記偏光板の透過軸と前記第1のカラー偏光板の透過軸との間の角度が実質的に90°であり、
    前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記第2のカラー偏光板の透過軸との間の角度が実質的に90°である、
    請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記偏光板の透過軸との間の角度が、前記第1の液晶パネルによって透過光の偏光方向が回転される角度と実質的に同一であり、
    前記第1のカラー偏光板の透過軸と前記第2のカラー偏光板の透過軸との間の角度が、前記第1の液晶パネルによって透過光の偏光方向が回転される角度と実質的に同一である、
    請求項6に記載の表示装置。
  9. 前記表示領域は単色光によって情報表示を行う、請求項1〜8のいずれかに記載の表示装置。
  10. 前記第1のカラー偏光板と前記第2のカラー偏光板の選択透過光は異なる色である、請求項1〜9のいずれかに記載の表示装置。
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