JP4556832B2 - 車両用シート空調装置 - Google Patents

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本発明は、シートに設けられた吹出口から乗員に向けて空気を吹き出す車両用シート空調装置に関する。
従来、シートの吹出口から吹き出される空気温度を変化させて運転者を覚醒させる車両用シート空調装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両用シート空調装置の構成について図4を参照して説明する。
車両用シート空調装置は、空気通路1、空気を吹き出す送風機2、送風機2からの送風された空気を冷却するペルチェ素子3、ペルチェ素子3により冷却された空気を吹き出す複数の吹出口4、運転者のまばたき運動に基づいて運転者の居眠りを検出する居眠り検出部5、および居眠り検出部5の検出信号に基づいてペルチェ素子3を制御する電子制御装置6を備えている。
このものにおいては、電子制御装置6が居眠り検出部5の検出信号に基づいて運転者が居眠りしていると判定したときには、ペルチェ素子3を制御してペルチェ素子3の冷却能力を高める。これに伴い、複数の吹出口4から吹き出される空気温度が低下するため、運転者を覚醒させることができる。
特開10−278541号公報
しかし、上述の車両用シート空調装置では、送風空気がペルチェ素子3を通過する際に大きな圧力損失を生じるため、運転者を覚醒させるのに最適な大きな風量を得ることができない。そこで、高出力の送風機を用いることも考えられるが、高出力の送風機は、発生する騒音が大きくなるといった問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、高出力の送風機を用いることなく、大きな送風量を得られるようにした車両用シート空調装置を提供することを目的とする。
本発明は、熱交換器をバイパスして空気を流すバイパス通路と、車室内のシートに設けられ、空気通路内を流れる空気を前記シートに着座した乗員に向けて吹き出す吹出口と、熱交換器に空気が流入することを防止するためのドアと、ドアを変位させる駆動部と、吹出口から吹き出す送風量を増加するために、駆動部を制御して熱交換器に空気が流入することを防止するようにドアを変位させる制御部と、を備え
熱交換器は、空気通路内に配設されて吸熱および放熱のうち一方を行う第1の熱交換部と、空気通路の外部に配設されて吸熱および放熱のうち他方を行う第2の熱交換部とを備えるペルチェ素子であり、
空気通路は、当該第2の熱交換部に向けて空気を吹き出す空気取入口を備えており、
ドアは、熱交換器に空気が流入することを防止するために、第1の熱交換部の空気上流側を遮蔽するものであり、
またドアは、第1の熱交換部の空気上流側を遮蔽する際に空気取入口をも遮蔽するようになっていることを特徴とする。
したがって、空気がバイパス通路を通過するが、熱交換器には空気が流入しなくなるため、圧力損失を生じない。このため、高出力の送風機を用いることなく、大きな送風量を得ることができる。
図1に本発明の車両用シート空調装置が適用された車両用居眠り検出装置の一実施形態を示す。
車両用居眠り検出装置は、図1に示すように、シート空調部100、デジタルカメラ200、および電子制御装置300から構成されている。シート空調部100は、運転シートに設けられた各吹出口に向けて空調風を吹き出す。デジタルカメラ200は、当該車両のインストルメントパネルにて車両後方側に向けて配置されて、運転者の顔を映す。電子制御装置300は、デジタルカメラ200により撮影された画像に基づいてシート空調部100を制御する。
以下、シート空調部100の具体的な構成について図2について説明する。
シート空調部100は空調ダクト10を有し、空調ダクト10には、車室内の空気を吸入するための吸入口10aが設けられている。この吸入口10aの下流側には、空気を送風する電動式の送風機11が配置されている。送風機11は、遠心式の羽根車を電動モータにより駆動するものであり、電動モータに付与される電圧により送風量が変化する。
送風機11の下流側には、ペルチェ素子12が配置されており、ペルチェ素子12は、第1の熱交換部をなす吸熱部12aと、第2の熱交換部をなす放熱部12bを備える周知の半導体素子である。吸熱部12aは、空調ダクト10内に配置されて、空調ダクト10内の空気から吸熱する第1の電極部である。放熱部12bは、空調ダクト10の外側で、かつ空気取入口10bの下流側に配置されて、空調ダクト10の外側に放熱する第2の電極部である。
ここで、ペルチェ素子12は、第1、第2の電極部12a、12bに与える電圧の極性を切り換えることにより、第1、第2の電極部12a、12bで行う作用(吸熱、放熱)を切り替えることも可能である。そこで、ペルチェ素子12は、第1の電極部12aにより吸熱して、第2の電極部12bで放熱する場合に限らず、第1の電極部12aにより放熱して、第2の電極部12bで吸熱するようにしてもよい。すなわち、第1の電極部12aが空調ダクト10内の空気に放熱してこの空気を加熱するようにしてもよい。
空気取入口10bは、空調ダクト10において放熱部12bの空気上流側に開口形成されている。
また、ペルチェ素子12の吸熱部12aの側方には、吸熱部12aをバイパスして空気を流すバイパス通路15が設けられている。ペルチェ素子12の上流側には、回転可能に支持される板状の遮蔽ドア13が設けられ、遮蔽ドア13は、その回転開度がサーボモータ13aにより駆動されて調整可能になっている。なお、遮蔽ドア13が特許請求の範囲に記載のドアに相当する。
遮蔽ドア13は、第1位置(図2中aの位置)に配置されているときには、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口を開放する。また、遮蔽ドア13は、第2位置(図2中b位置)に配置されているときには、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ開放し、かつバイパス通路15の空気吸入口を閉鎖する。
空調ダクト10の下流側には、分岐ダクト16、17が接続されている。分岐ダクト16は、ヘッドレスト32の吹出口33aに向けて空気を流し、吹出口33aは、運転者の首元に向けて空気を吹き出す。なお、ヘッドレスト32の吹出口33aが特許請求項の範囲に記載の吹出口に相当する。
分岐ダクト17は、シートバック31およびシートクッション30の各吹出口33bに向けて空気を流す。なお、分岐ダクト16、17および空調ダクト10が特許請求の範囲に記載の空気通路を構成している。
シートクッション30の各吹出口33bは、運転者の尻部に向けてそれぞれ空気を吹き出し、シートバック31の各吹出口33bは、運転者の背部に向けてそれぞれ空気を吹き出す。
分岐ダクト16、17の空気上流側には、回転可能に支持される分岐ドア14が配置され、分岐ドア14は、その回転開度がサーボモータ14bにより駆動されて、調整可能になっている。なお、サーボモータ14bが特許請求の範囲に記載の駆動部に相当する。
分岐ドア14は、第1位置(図2中c位置)に配置されているときには、分岐ダクト17の空気吸入口を閉鎖し、かつ分岐ダクト16の空気吸入口を開放する。分岐ドア14は、第2位置(図2中d位置)に配置されているときには、分岐ダクト16の空気吸入口を閉鎖し、かつ分岐ダクト17の空気吸入口を開放する。
また、電子制御装置300は、マイクロコンピュータ、メモリおよびタイマ等から構成され、デジタルカメラ200から出力される画像データに基づいてサーボモータ13a、14b、送風機11の電動モータを制御する。なお、電子制御装置300が特許請求の範囲に記載の制御部に相当する。
次に、本実施形態の動作について説明する。電子制御装置300は、図3に示すフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。このコンピュータプログラムは、イグニッションスイッチIGがオンされると実行開始される。
まず、ステップ101において、デジタルカメラ200により撮影された運転者の顔の画像を取り込む。次のステップ102において、運転者の顔の画像に基づいて運転者の瞬きの状態(例えば、瞬き前の目縦幅、瞬き時の閉眼時目縦幅、瞬きの閉眼時間)を検出し、この検出された瞬きの状態に基づいて運転者が居眠り状態であるか否かについて判定する。なお、ステップ102の処理は、特開平8−153288で公知であるため、具体的な処理の説明を省略する。
ここで、運転者が居眠り状態でないときには、ステップ101においてNOと判定し、ステップ110でタイマをリセットして、次のステップ111に進んでシート空調モードを実施する。
具体的には、送風機11の電動モータに電圧Vtを付与する。サーボモータ13aにより遮蔽ドア13を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ開放し、サーボモータ14bによって分岐ドア14を回転駆動して、分岐ダクト17の空気吸入口を開放し、かつ分岐ダクト16の空気吸入口を閉鎖させる。さらに、ペルチェ素子12への通電を開始する。
したがって、送風機11が吸入口10aを介して車室内の空気を吸入して吹き出す。すると、送風機11からの送風空気が吸熱部12aの空気吸入口12c内に流入し、吸熱部12aが送風機11からの送風空気を冷却し、この吸熱部12aにより冷却された空気が分岐ダクト17内を通過して、シートバック31およびシートクッション30の各吹出口33bから運転者の尻部および背部に吹き出される。
また、送風機11から吹き出される空気が空気取入口10bからペルチェ素子12の放熱部12bに向けて吹き出される。このため、放熱部12bが送風機11からの送風空気に放熱し、この放熱された送風空気が空調ダクト10の外に吹き出される。
その後、ステップ101に進んで、デジタルカメラ200により撮影された運転者の顔の画像を取り込む。次のステップ102において、運転者が居眠り状態である場合には、YESと判定し、以下のように運転者覚醒モードを実施する。
次のステップ104において、送風機11の電動モータに付与する電圧を最大電圧Vmax(>Vt)に設定する。このため、送風機11が最大風量で送風することになる。
次のステップ105において、サーボモータ13aにより遮蔽ドア13を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口が開放させる。
次のステップ106において、サーボモータ14bにより分岐ドア14を回転駆動して、分岐ダクト17の空気吸入口を閉鎖し、かつ分岐ダクト16の空気吸入口を開放させる。その後、ステップ106aにおいて、ペルチェ素子12への通電停止状態にする。
すると、送風機11から吹き出される空気がバイパス通路15内および分岐ダクト16内を通して、ヘッドレスト32の吹出口33aから運転者の首元に吹き出される。
次のステップ107においてタイマの計時を開始させる。そして、タイマの計時開始後一分以上を経過していないと判定し(ステップ108:NO)、かつステップ102において運転者が居眠り状態であると判定する限り、運転者顔画像取り込み(ステップ101)、居眠り判定(ステップ102)、最大送風設定(ステップ104)、バイパス通路開放(ステップ106)、および時間経過判定(ステップ108)等の処理を繰り返す。なお、この処理の繰り返しでは、ステップ107におけるタイマスタートの処理をスキップする。
以上により、1分間に亘り、バイパス通路15内を通過した送風機11からの空気をヘッドレスト32の吹出口33aから運転者の首元に吹き吹き付けることになる。
その後、運転者の居眠り状態が続き、上述のタイマの計時開始から一分以上を経過すると、ステップ108の判定でYESとなり、ステップ109でサーボモータ13aにより遮蔽ドア13を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ開放し、かつバイパス通路15の空気吸入口が閉鎖させる。次のステップ109aにおいて、ペルチェ素子12に通電を開始させる。
したがって、送風機11からの送風空気が吸熱部12aの空気吸入口12c内に流入し、吸熱部12aが送風機11からの送風空気を冷却し、この冷却された空気が分岐ダクト16およびヘッドレスト32の吹出口33aから運転者の首元に吹き出される。
また、送風機11から吹き出される空気が空気取入口10bからペルチェ素子12の放熱部12bに向けて吹き出される。このため、放熱部12bが送風機11からの送風空気に放熱し、この放熱された送風空気が空調ダクト10の外に吹き出される。
その後、ステップ102において運転者が覚醒状態であると判定しない限り、バイパス通路閉鎖(ステップ109)、ペルチェ素子のオン(ステップ109a)、運転者顔画像取り込み(ステップ101)、および居眠り判定(ステップ102)を繰り返す。
そして、運転者が覚醒状態になるとステップ102の判定でNOになり、ステップ110でタイマをリセットして、次のステップ111に進んで、上述と同様のシート空調モードを実施する。
以上説明した本実施形態によれば、電子制御装置300は、運転者が居眠り状態であると判定すると、サーボモータ13aにより遮蔽ドア13を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口が開放させる。
これに伴い、送風機11からの空気は、バイパス通路15内を通過するが、ペルチェ素子12に空気が流れ込まない。したがって、圧力損失を生じない。このため、高出力の送風機を用いることなく、大きな送風量を得ることができる。これに伴い、運転者の首元に大きな送風量を与えることができるので、運転者をより効果的に覚醒させることができる。
また、本実施形態では、運転者が居眠り状態であると判定した後一分間経つと、送風機11からの空気をペルチェ素子12により冷却して運転者の首元に吹き付ける。このとき、送風機11からの空気がペルチェ素子12を通過するので、圧力損失が生じるため大きな送風量を得られないものの、冷たい感覚を運転者に与えることができるので、運転者に対する覚醒効果を維持することができる。
また、本実施形態では、遮蔽ドア13によりバイパス通路15を開放する際には、ペルチェ素子12の吸熱部12aの空気吸入口12c以外に、空気取入口10bを閉鎖するため、送風機11から吹き出される空気が空調ダクト10の外に漏れるのを防ぐことができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、シート空調部100として、送風機11を有するものについて説明したが、これに限らず、シート空調部100としては、例えば、室内用空調ユニットから吹き出される送風空気を取り入れて、送風機11を用いない構成のものを用いてもよい。
上述の実施形態では、電子制御装置300は、運転者が居眠り状態であると判定したときに、遮蔽ドア13により吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口を開放させるようにした例について説明したが、これに限らず、次のようにしてもよい。
風量増加するために操作されるスイッチを設け、このスイッチが操作されたときに電子制御装置300がサーボモータ13aにより遮蔽ドア13を回転駆動して、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口を開放させるようにする。
また。当該スイッチを上述の実施形態の構成に追加して、運転者の居眠り状態を判定されたときに限らず、スイッチが操作されたときに、遮蔽ドア13により吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ閉鎖し、かつバイパス通路15の空気吸入口を開放させるようにしてもよい。
上述の実施形態では、運転者の顔の画像に基づいて乗員が居眠り状態であるか否かについて判定した例について判定したが、これに限らず、運転者の挙動(例えば、ステアリングの操作)、呼吸、心拍数など検出してこの検出結果に基づいて乗員が居眠り状態であるか否かについて判定してもよい。
上述の実施形態では、熱交換器として冷風を発生するペルチェ素子を用いた例について説明したが、これに限らず、冷媒の蒸発により空気を冷却する冷房用熱交換器を用いてもよく、また、冷房用熱交換器に限らず、空気を加熱する暖房用熱交換器を用いてもよい。
上述の実施形態では、運転者覚醒モードおよびシート空調モードを実施する際に送風機11により連続的に送風する例について説明したが、これに限らず、送風機11により間欠的に送風してもよい。
ここで、冷風が連続的に首元に吹き出されると、首元の皮膚感覚が麻痺する可能性があるが、送風機11により間欠的に送風させることにより、当該皮膚感覚の麻痺を避けうる。
上述の実施形態では、運転者覚醒モードを実施する一定期間を一分間とする例について説明したが、運転者覚醒モードを実施する一定期間を一分間以外の時間に設定してもよい。
上述の実施形態では、シート空調モードを実施する際に、分岐ドア14により、分岐ダクト17の空気吸入口を開放し、かつ分岐ダクト16の空気吸入口を閉鎖させる例について説明したが、これに限らず、分岐ダクト17、16のそれぞれを開放しても良い。
上述の実施形態では、シート空調モードを実施する際に、遮蔽ドア13により、吸熱部12aの空気吸入口12cおよび空気取入口10bをそれぞれ開放し、かつバイパス通路15の空気吸入口が閉鎖させるようにした例について説明したが、これに限らず、吸熱部12aの空気吸入口12c、空気取入口10bおよびバイパス通路15のそれぞれを開放してもよい。
上述の実施形態では、変位可能に支持されるドアとして、回転可能に支持される板状の遮蔽ドア13を用いた例について説明したが、これに限らず、スライド可能に支持されるスライドドアを用いてもよい。
本発明の車両用居眠り検出装置の一実施形態を示す模式図である。 上述の車両用居眠り検出装置の概略構成を示す模式図である。 図2の電子制御装置の処理を示すフローチャートである。 従来の車両用居眠り検出装置を示す模式図である。
符号の説明
10b…空気取入口、11…送風機、12a…吸熱部、
12c…空気吸入口、13…遮蔽ドア、13a…サーボモータ、
12…ペルチェ素子、15…バイパス通路、50…電子制御装置。

Claims (4)

  1. 空気が流れる空気通路と、
    前記空気通路内に設けられ、前記空気通路内を流れる空気と熱交換する熱交換器と、
    前記空気通路内に形成され、前記熱交換器をバイパスして空気を流すバイパス通路と、
    前記バイパス通路および前記熱交換器の空気下流側に配置され、かつ車室内のシートに設けられ、前記空気通路内を流れる空気を前記シートに着座した乗員に向けて吹き出す吹出口と、
    変位可能に支持され、前記熱交換器に空気が流入することを防止するドアと、
    前記ドアを変位させる駆動部と、
    前記吹出口からの送風量を増加させる条件が生じたとき、前記駆動部を制御して前記熱交換器に空気が流入することを防止するように前記ドアを変位させる制御部と、を備え、
    前記熱交換器は、前記空気通路内に配設されて吸熱および放熱のうち一方を行う第1の熱交換部と、前記空気通路の外部に配設されて前記吸熱および放熱のうち他方を行う第2の熱交換部とを備えるペルチェ素子であり、
    前記空気通路は、当該第2の熱交換部に向けて空気を吹き出す空気取入口を備えており、
    前記ドアは、前記熱交換器に空気が流入することを防止するために、前記第1の熱交換部の空気上流側を遮蔽するものであり、
    また前記ドアは、前記第1の熱交換部の空気上流側を遮蔽する際に前記空気取入口をも遮蔽するようになっていることを特徴とする車両用シート空調装置。
  2. 前記制御部は、前記シートに着座した乗員の居眠り状態を検出する居眠り検出手段からの検出信号に基づいて前記シートに着座した乗員が居眠り状態であると判定したときに、前記駆動部を制御して前記熱交換器に空気が流入することを防止するように前記ドアを変位させることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート空調装置。
  3. 前記制御部は、前記乗員が居眠り状態であると判定して、一定期間経過すると、前記駆動部を制御して前記熱交換器に空気を流入させるように前記ドアを変位させることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート空調装置。
  4. 前記吹出口は、前記シートに着座した乗員の首元に向けて空気を吹き出すように配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用シート空調装置。
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