JP4556608B2 - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents
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本発明による車両用運転操作補助装置は、車線内における自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、走行状態検出手段の検出結果に基づいて、車線内を維持して自車両を走行させる車線維持制御において必要な制御量を算出する制御量算出手段と、制御量算出手段によって算出される制御量に従って、自車両の挙動を制御する挙動制御手段と、車線維持制御の制御状態を運転者に知らせるための情報伝達量を算出する伝達情報算出手段と、伝達情報算出手段によって算出される情報伝達量に応じて、運転座席の右サイド部および/または左サイド部から、運転者に押圧力を与える押圧力発生手段とを備え、伝達情報算出手段は、情報伝達量として、制御量の大きさに基づいて振動の振幅を算出し、押圧力発生手段は、押圧力として、伝達情報算出手段によって算出された振幅の振動を運転者に与え、伝達情報算出手段は、制御量の大きさと制御量の最大値との比に応じて連続的に変化する振幅を算出する。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図である。図2は、自車両の操舵系の構成を示す図であり、図3(a)(b)は運転者用シートの構成を示す図である。
前方カメラ10は、車両のフロントウィンドウ上部に取り付けられた小型のCCDカメラ、またはCMOSカメラ等であり、前方道路の状況を画像として検出し、制御量算出装置30へと出力する。前方カメラ10による検知領域は車両の前後方向中心線に対して水平方向に±30deg程度であり、この領域に含まれる前方道路風景が画像として取り込まれる。
図4(a)に示すように自車両が車線中央から右側へ離れる方向へ進んでいる場合は、ステアリングホイール21を反時計回りに動かすような操舵アシストトルクを発生する。これと同時に、シート70の右サイド部73iからドライバに押圧力を与え、右方向からアシストトルクが働いていることをドライバに直感的に知らせる。これにより、ドライバは車線維持支援システムの制御状態を常に知ることができ、ドライバ自らが操舵操作を開始するような状況でも、自車両周囲の状況に応じた適切な操作を迅速に行うことができる。
θR=Ks・To+Kv・v
θL=0 ・・・(式1)
θR=0
θL=Ks・To+Kv・v ・・・(式2)
図9に、目標操舵アシストトルクTdとシート70の回転角θとの関係を示す。図9の横軸は目標操舵アシストトルクTdを表し、縦軸の上方向に右サイド部73iの回転角θR、下方向に左サイド部73jの回転角θLを表している。
目標操舵アシストトルクTdと回転角θR,θLとの関係を、図10に示すように設定することも可能である。すなわち目標操舵アシストトルクTdが微小な領域(-Tmin≦Td≦+Tmin)にある場合は、回転角θR,θLを0としてシート70の左右サイド部73i,73jを回転させない。これにより、アシストトルクが小さく自車両の走行状態が安定している場合は、車線維持支援システムの制御状態をドライバに伝達しない。アシストトルクが大きくなるとシート70から押圧力を発生させ、制御状態が変化していることをドライバに直感的に知らせる。
(1)車両用運転操作補助装置1の制御量算出装置30は、車線内における自車両の走行状態、すなわち所定距離L前方の偏差Xに基づいて、車線内を維持して自車両を走行させる車線維持制御において必要な出力アシストトルク(制御量)Toを算出する。アシストモータ23は、出力アシストトルクToに従って操舵トルクを制御し、自車両の挙動を制御する。伝達情報決定装置40は、車線維持制御の制御状態をドライバに知らせるための情報伝達量、すなわちシート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLを算出する。モータユニット73e,73fは、算出された回転角θR,θLに応じて左右サイド部73i,73jを回転し、ドライバに押圧力を与える。これにより、車線維持制御を行っている際に、どの程度の制御を行っているかをドライバに伝えることができる。ドライバは、シート70の左右サイド部73i,73jからの押圧力によって車線維持制御の制御状態を直感的に認識することができるので、ドライバ自らが操舵操作を開始するような状況でも、自車両周囲の状況に応じた適切な操舵操作を迅速に行うことができる。
(2)伝達情報決定装置40は、制御量が大きくなるほど押圧力が連続的に大きくなるように情報伝達量を算出する。具体的には、図9に示すように目標操舵アシストトルクTdが大きくなるほど、シート70のサイド部の回転角θが大きくなる。これにより、シート70のサイド部から押圧力を与え、制御量の変化を連続的にドライバに知らせることができる。
(3)目標操舵アシストトルクTdが自車両を左旋回させる方向である場合、シート70の右サイド部73iから押圧力を発生し、目標操舵アシストトルクTdが自車両を右旋回させる方向である場合、シート70の左サイド部73jから押圧力を発生する。これにより、アシストトルクの発生方向に応じたシート70のサイド部から押圧力が発生するので、車線維持制御の制御状態をドライバにわかりやすく伝えることができる。
(4)伝達情報決定装置40は、車線維持制御の制御量の大きさに基づき、情報伝達量として振動の振幅を算出する。ドライバは、シート70の左右サイド部73i,73jから発生する振動の振幅により、車線維持制御の制御量がどの程度であるかを直感的に認識することができる。
(5)伝達情報決定装置40は、制御量の大きさと制御量の最大値との比に応じて、連続的に変化する振幅を算出する。具体的には、図8に示すように|Td/Tmax|に応じた変数Kvを算出する。これにより、最大値Tmaxに対して目標操舵アシストトルクTdが大きくなるほど振幅が大きくなるので、ドライバは車線維持制御の制御状態を直感的に認識することができる。とくに、出力アシストトルクToが最大値Tmaxに近づくと振動が発生するので、車線維持制御の上限に近づきつつあることをドライバにわかりやすく伝えることができる。
(6)目標操舵アシストトルクTdが自車両を左旋回させる方向である場合、シート70の右サイド部73iから振動を発生し、目標操舵アシストトルクTdが自車両を右旋回させる方向である場合、シート70の左サイド部73jから振動を発生する。これにより、アシストトルクの発生方向に応じたシート70のサイド部から振動が発生するので、車線維持制御の制御状態をドライバにわかりやすく伝えることができる。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図11に、第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置2の構成を示す。図11において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
ステップS208では、ステップS207で算出した出力アシストトルクToに基づいて、シート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLを算出する。目標操舵アシストトルクTdが負の場合(Td<0)は、以下の(式3)から回転角θR,θLをそれぞれ算出する。
θR=Ks・To
θL=0 ・・・(式3)
θR=0
θL=Ks・To ・・・(式4)
(式3)及び(式4)に示すように、回転角θR,θLは出力アシストトルクToに比例し、振動は発生させない。
θR←θR+Cs
θL←θL+Cs ・・・(式5)
図15に、目標操舵アシストトルクTdとシート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLとの関係を示す。
不安定度Sを、過去一定時間に算出した自車両の現在位置における車線中央からの距離(車線内横位置)の標準偏差として算出することもできる。例えば外乱が非常に大きい場合は、車線維持支援システムが作動しているにも関わらず自車両の走行状態が不安定になることがある。すなわち、車線維持支援システムの制御成績がばらついてしまうことがある。このような場合は、車線内横位置の標準偏差を不安定度Sとして算出し、車線維持支援システムの能力を超えるような不安定な状況であることをドライバに知らせる。
(1)不安定度算出装置50は、車線維持制御による自車両の車線維持状態の不安定度を算出し、伝達情報決定装置40は、算出された不安定度に基づいて情報伝達量を補正する。これにより、車線維持制御が不安定な状態では、その情報をドライバに伝達し、ドライバ自らの操舵操作が必要な場合でもドライバが速やかに対処できるようにする。
(2)不安定度算出装置50は、現時点までの一定時間内における目標操舵アシストトルクの絶対値|Td|の平均値を不安定度Sとして算出する。これにより、車線維持制御によってどの程度のアシストトルクが発生しているのかをドライバにわかりやすく伝えることができる。
(3)不安定度Sが高くなるほど左右サイド部73i,73jの両方からの押圧力を増加させる。両サイド部73i,73jから締め付け力が発生するので、ドライバの姿勢を保持してドライバ自らが操舵操作を行うような状況に備えさせることができる。
(4)現時点までの一定時間内における自車両の車線内横位置のばらつきに基づいて、不安定度Sを算出することにより、車線維持制御システムの能力を超えるような状況であることをドライバに知らせ、ドライバ自らが操舵操作を行って車線維持制御システムに介入する状況に備えさせることができる。
(5)走行状態を検出するセンサ、例えば前方カメラ10の白線認識の不確定度合(確信度)に基づいて不安定度Sを算出することにより、センサの不具合等により白線が正確に認識できていないことをドライバに知らせ、ドライバ自らが操舵操作を行って車線維持制御システムに介入する状況に備えさせることができる。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図16に、第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置3の構成を示す。図16において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
ステップS308では、ステップS307で算出した出力アシストトルクToに基づいて、シート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLを算出する。目標操舵アシストトルクTdが負の場合(Td<0)は、以下の(式6)から回転角θR,θLをそれぞれ算出する。
θR=Ks・To
θL=0 ・・・(式6)
θR=0
θL=Ks・To ・・・(式7)
(式6)及び(式7)に示すように、回転角θR,θLは出力アシストトルクToに比例し、振動は発生させない。
Cr=0
Cl=Kr・ρ ・・・(式8)
Cr=Kr・|ρ|
Cl=0 ・・・(式9)
(式8)および(式9)において、Krは、道路曲率ρを補正係数Cr、Clに変換するために適切に設定された所定値である。
θR←θR+Cr
θL←θL+Cl ・・・(式10)
図19に、目標操舵アシストトルクTdとシート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLとの関係を示す。図19は、自車両が左カーブを走行する場合を例として示している。
(1)道路曲率算出装置51は、自車線の道路形状を検出し、伝達情報決定装置40は、道路形状に応じて押圧力を補正する。具体的には、自車線の道路曲率ρに基づいてシート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLを補正する。これにより、自車両がカーブを走行する際に車線維持支援システムによって自車両に旋回力が発生することをドライバに伝えることができる。
(2)自車線が左カーブである場合、シート70の右サイド部73iの押圧力を増加し、右カーブである場合、左サイド部73jの押圧力を増加する。これにより、自車両がどのような形状の道路を走行しているのかをドライバにわかりやすく伝えることができる。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
θR=Ks・To
θL=0 ・・・(式11)
目標操舵アシストトルクTdが正の場合(Td≧0)
θR=0
θL=Ks・To ・・・(式12)
(式11)及び(式12)に示すように、回転角θR,θLは出力アシストトルクToに比例し、振動は発生させない。
θR←θR+Ca
θL←θL+Ca ・・・(式13)
θR=Kx・X
θL=0 ・・・(式14)
θR=0
θL=Kx・|X| ・・・(式15)
(式14)及び(式15)において、Kxは、偏差Xを回転角θR,θLに変換するために適切に設定された所定値である。
図21に、目標操舵アシストトルクTdとシート70の左右サイド部73i,73jの回転角θR,θLとの関係を示す。
(1)伝達情報決定装置40は、車線維持制御が作動しているときの押圧力(第1の押圧力)と、車線維持制御が非作動のときの押圧力(第2の押圧力)とをそれぞれ算出する。これにより、車線維持制御が作動しているときと非作動のときで押圧力を切り替えて発生させることができ、車線維持支援システムの作動状態をドライバにわかりやすく伝えることができる。
(2)伝達情報決定装置40は、制御量に基づいて第1の押圧力を算出し、自車両の走行状態に基づいて第2の押圧力を算出する。具体的には、出力アシストトルクToに基づいて第1の押圧力に対応する回転角θR、θLを算出し、自車両の現在位置における車線内横位置に基づいて第2の押圧力に対応する回転角θR,θLを算出する。これにより、車線維持制御の作動/非作動に応じた適切な情報をドライバに伝えることができる。
(3)車線維持制御の作動中には、シート70の左右サイド部73i,73jから締め付け力を発生するので、車線維持制御が作動中であることをドライバにわかりやすく伝えることができる。
以下に、本発明の第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、上述した第4の実施の形態との相違点を主に説明する。
θR=θL=Ks・|To|+Kv・v ・・・(式16)
(式16)において、Ksは予め適切に設定された所定値であり、Kvは例えば図8に示すマップから算出される変数である。
20:ドライバ操作検出装置
30:制御量算出装置
40:伝達情報決定装置
50:不安定度算出装置
51:曲率算出装置
Claims (13)
- 車線内における自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段の検出結果に基づいて、前記車線内を維持して前記自車両を走行させる車線維持制御において必要な制御量を算出する制御量算出手段と、
前記制御量算出手段によって算出される前記制御量に従って、前記自車両の挙動を制御する挙動制御手段と、
前記車線維持制御の制御状態を運転者に知らせるための情報伝達量を算出する伝達情報算出手段と、
前記伝達情報算出手段によって算出される前記情報伝達量に応じて、運転座席の右サイド部および/または左サイド部から、運転者に押圧力を与える押圧力発生手段とを備え、
前記伝達情報算出手段は、前記制御量算出手段によって算出される前記制御量が大きくなるほど、前記押圧力が大きくなるように前記情報伝達量を算出し、
前記挙動制御手段が前記制御量に従って前記自車両を左旋回させる場合、前記押圧力発生手段は、前記運転座席の前記右サイド部から前記押圧力を発生し、前記挙動制御手段が前記制御量に従って前記自車両を右旋回させる場合、前記押圧力発生手段は、前記運転座席の前記左サイド部から前記押圧力を発生することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 車線内における自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段の検出結果に基づいて、前記車線内を維持して前記自車両を走行させる車線維持制御において必要な制御量を算出する制御量算出手段と、
前記制御量算出手段によって算出される前記制御量に従って、前記自車両の挙動を制御する挙動制御手段と、
前記車線維持制御の制御状態を運転者に知らせるための情報伝達量を算出する伝達情報算出手段と、
前記伝達情報算出手段によって算出される前記情報伝達量に応じて、運転座席の右サイド部および/または左サイド部から、運転者に押圧力を与える押圧力発生手段とを備え、
前記伝達情報算出手段は、前記情報伝達量として、前記制御量の大きさに基づいて振動の振幅を算出し、
前記押圧力発生手段は、前記押圧力として、前記伝達情報算出手段によって算出された前記振幅の振動を運転者に与え、
前記伝達情報算出手段は、前記制御量の大きさと前記制御量の最大値との比に応じて連続的に変化する前記振幅を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記挙動制御手段が前記制御量に従って前記自車両を左旋回させる場合、前記押圧力発生手段は、前記運転座席の前記右サイド部から前記振動を発生し、前記挙動制御手段が前記制御量に従って前記自車両を右旋回させる場合、前記押圧力発生手段は、前記運転座席の前記左サイド部から前記振動を発生することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記車線維持制御による前記自車両の車線維持状態の不安定度を算出する不安定度算出手段と、
前記不安定度算出手段によって算出される前記不安定度に基づいて、前記伝達情報算出手段によって算出される前記情報伝達量を補正する伝達情報補正手段とをさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記不安定度算出手段は、現時点までの一定時間内における前記自車両の車線内横位置のばらつきに基づいて、前記不安定度を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記不安定度算出手段は、現時点までの一定時間内における前記制御量の平均値に基づいて、前記不安定度を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記不安定度算出手段は、前記走行状態検出手段によって前記自車線の白線を認識する際の、白線認識の不確定度合に基づいて、前記不安定度を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4から請求項7のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置において、
前記伝達情報補正手段は、前記不安定度が高くなるほど、前記右サイド部および前記左サイド部からの前記押圧力を増加するように前記情報伝達量を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記自車線の道路形状を検出する道路形状検出手段と、
前記道路形状検出手段によって検出される前記道路形状に応じて、前記情報伝達量を補正する伝達情報補正手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項9に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記伝達情報補正手段は、前記自車線が左カーブである場合、前記右サイド部の前記押圧力を増加し、前記自車線が右カーブである場合、前記左サイド部の前記押圧力を増加するように前記情報伝達量を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記伝達情報算出手段は、前記情報伝達量として、前記車線維持制御が作動しているときの第1の押圧力と、前記車線維持制御が非作動のときの第2の押圧力とを算出し、
前記伝達情報算出手段は、前記制御量算出手段によって算出される前記制御量に基づいて、前記第1の押圧力を算出し、前記前記走行状態検出手段によって検出される前記自車両の走行状態に基づいて、前記第2の押圧力を算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項11に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記押圧力発生手段は、前記第1の押圧力を、前記右サイド部および前記左サイド部の両方から発生させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項12のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
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