JP4556180B2 - ハンマドリル - Google Patents

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Description

本発明は、先端工具に打撃力を与える打撃機構部と、同先端工具に回転を伝達してこれを回転駆動する回転伝達機構部を備えてハンマとドリルの機能を兼備するハンマドリルに関するものである。
打撃機構部と回転伝達機構部を備えるハンマドリルの動作モードには、先端工具に打撃力と回転の双方を伝達する打撃・回転モードと、先端工具に回転のみを伝達する回転モードと及び先端工具に打撃力のみを伝達する打撃モードの3種類があり、これらの動作モードは動作モード切替機構によって作業の種類に応じて適宜切り替えられる。
この種のハンマドリルの動作モード切替機構としては、例えば特許文献1に提案されているものが知られている。この動作モード切替機構は、打撃機構部と回転伝達機構部のそれぞれにギヤとクラッチ機構を設け、クラッチ機構によってモータからの回転の伝達を断接することによって動作モードを切り替える方式を採用している。
特開2002−192481号公報
ところで、ハンマドリルには前記3種類の動作モード以外にニュートラルモードがあり、このニュートラルモードにおいては、先端工具への回転の伝達が機構的に遮断されているため、作業者は、電源スイッチをOFFにした状態で先端工具を取り替えたり、先端工具を軸中心回りに回転させてその刃先の角度を任意に調整することができる。
ところが、従来のハンマドリルにおいては、ニュートラルモード時に打撃力が先端工具に伝達し得る構成が採用されていたため、先端工具を交換したり、先端工具の刃先を調整している間に電源スイッチがONされたような場合には、先端工具に打撃力が加わるために該先端工具の交換や刃先の調整を行うことができなくなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、先端工具の交換や刃先の角度調整を安定的に行うことができるハンマドリルを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、シリンダ内に打撃子を摺動自在に嵌装し、駆動源であるモータの回転をピストンの前記シリンダ内での往復運動に変換し、前記シリンダ内に前記ピストンと前記打撃子によって画成される空気室の圧力変動によって前記打撃子を介して先端工具に打撃力を伝達する打撃機構部と、
前記モータの回転をギヤを介して前記シリンダに伝達し、該シリンダとこれに係合する前記先端工具を回転駆動する回転伝達機構部と、
前記打撃機構部による前記先端工具への打撃力の伝達及び前記回転伝達機構部による前記先端工具への回転の伝達をON/OFFすることによって、動作モードを少なくとも回転・打撃モード、打撃モード又はニュートラルモードに切り替え可能とする切替機構と、
前記打撃モード時に前記シリンダに係合してこれの回転をロックする回転係止機構と、を備えて成るハンマドリルにおいて、
前記ニュートラルモード時には、前記打撃機構部による打撃力の伝達と前記回転伝達機構部による回転の伝達及び前記回転係止機構によるシリンダの回転ロックをOFFすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シリンダに形成された呼吸孔をシリンダに摺動可能に外嵌されたスリーブによって開閉して前記空気室と外気とを遮断/連通させることによって前記打撃機構部による打撃力の伝達をON/OFFするとともに、ニュートラルモード時には、前記スリーブの位置を規制手段によって規制して前記呼吸孔を開放することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記回転伝達機構部に、前記シリンダの外周に摺動可能にスプライン嵌合して前記ギヤに係脱可能な連結部材を設け、前記回転係止機構に、前記連結部材に係脱可能であって且つハウジングに摺動可能にスプライン嵌合する回転係止部材を設けるとともに、前記規制手段を前記回転係止部材で構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記切替機構を偏心ピンとカムを備える切替部材で構成し、該切替部材を回動操作することによって、前記偏心ピンによって前記連結部材を摺動させてこれを前記ギヤと前記回転係止部材に係脱せしめるとともに、前記カムによって前記回転係止部材を摺動させて前記スリーブの位置を規制することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記打撃モード時においては、前記連結部材を前記回転係止部材に係合させて前記シリンダ及び先端工具の回転をロックすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記切替機構は、前記回転・打撃モード、打撃モード及びニュートラルモードの他、前記打撃機構部による打撃力の伝達をOFF、前記回転伝達機構部による回転の伝達をONすることによって前記先端工具に回転のみを伝達する回転モードに切り替え可能であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記切替機構による動作モードの切替順序において、前記打撃モードと前記回転モードの間に前記ニュートラルモードを設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ニュートラルモード時には、打撃機構部による打撃力の伝達と回転伝達機構部による回転の伝達及び回転係止機構によるシリンダの回転ロックがOFFされるため、たとえ電源スイッチがONされたとしても、先端工具には打撃力も回転も伝達されない。このため、先端工具を取り外してこれを別のものと交換したり、先端工具を軸中心回りに回転させてその刃先の角度を調整することができ、これらの作業を安定的に行うことができる。
請求項2及び3記載の発明によれば、ニュートラルモード時には、規制手段によってスリーブはその位置が呼吸孔を開放する位置に規制されるため、シリンダ内の空気室が呼吸孔を介して外気に連通し、該空気室には圧力変動が発生せず、先端工具に打撃力が伝達されない。従って、ニュートラルモード時において先端工具への打撃力の伝達を確実にOFFすることができる。
請求項4及び6記載の発明によれば、単一の切替部材の回動操作で該切替部材の偏心ピンによって連結部材を摺動させるとともに、カムによって回転係止部材を摺動させることによって、動作モードを回転・打撃モード、打撃モード、回転モード又はニュートラルモードに切り替えることができ、切替機構と切替操作の単純化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、打撃モードにおいて連結部材を回転係止部材に係合させてシリンダ及び先端工具の回転をロックするようにしたため、先端工具には打撃力のみが確実に伝達され、当該ドリルハンマはハンマとしての機能を発揮することができる。
請求項7記載の発明によれば、切替機構による動作モードの切替順序において、打撃モードと回転モードの間にニュートラルモードを設けたため、打撃モードから回転モード又はその逆への切り替えに際しては必ずニュートラルモードを通過する。このため、先端工具の交換を必要とする打撃モードから回転モード又はその逆への切り替えに際しては、動作モードの切り替えに先立ってニュートラルモードにおいて先端工具の交換を簡単に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るハンマドリルの側面図であり、図示のハンマドリル1は、動作モードとして回転・打撃モード、回転モード、打撃モード及びニュートラルモードの4つのモードを備えるものであって、そのハウジング2には、打撃機構部と、回転伝達機構部及び切替機構が内蔵されている。
そして、ハウジング2の後端部(図1の右端部)にはハンドル3が設けられ、このハンドル3には電源スイッチ4が設けられるとともに、給電用の電気コード5が接続されている。又、ハウジング2の側部には、動作モード切替用のダイヤル状の切替部材6が回動可能に設けられており、その前方にはサブハンドル7が横方向(図1の手前側)に突設されている。
而して、ハンマドリル1の先端部には後述の先端工具26(図2参照)が装着され、この先端工具26が打撃力又は回転力或はその双方を受けて所要の作業を行う。
次に、ハンマドリル1の内部構造の詳細を図2及び図3に基づいて説明する。
図2はハンマドリル要部の側断面図、図3(a)は切替部材の側面図、同図(b)は同切替部材の底面図である。尚、図2においては、ハウジング2の側部に設けられた前記切替部材6は、便宜上、位相を90°ずらした状態で図示されている。
ハウジング2は、モータハウジング2Aとこれの上部に被着されたシリンダケース2Bとで構成されており、モータハウジング2A内には、駆動源としてのモータ8が縦置き状態で収納されている。そして、このモータ8の上方へ延出する出力軸(モータ軸)9の上端にはピニオン10が一体に形成されている。
又、上記モータ8の出力軸(モータ軸)9を挟んでこれの両側には、クランク軸11と中間軸12がそれぞれ垂直且つ回転可能に支承されており、これらのクランク軸11と中間軸12の各中間高さ位置にはギヤ13,14がそれぞれ結着され、これらのギヤ13,14は、前記モータ軸9の端部に形成された前記ピニオン10に噛合している。尚、両ギヤ13,14の径はピニオン10のそれよりも大きく設定されている。そして、クランク軸11の上端には、クランクピン15が回転中心に対して偏心した位置に垂直且つ一体に立設されており、中間軸12の上端には小径のベベルギヤ16が一体に形成されている。
他方、水平方向に長く延びる前記シリンダケース2B内には、シリンダ17がその軸方向両端部をボールベアリング18とメタル軸受19によって回転可能に支承されて水平に配されており、このシリンダ17内にはピストン20と打撃子21がそれぞれ摺動可能に嵌装されている。そして、ピストン20は、コンロッド22を介して前記クランク軸11のクランクピン15に連結されており、コンロッド22の一端は、ピストンピン23を介してピストン20に連結されている。
又、シリンダ17内には、前記打撃子21とピストン20によって空気室24が画成されており、シリンダ17には、空気室24に開口する複数の呼吸孔25が形成されている。尚、これらの呼吸孔25は、空気室24と外気とを選択的に連通させるものである。
更に、シリンダ17の細くなった先端部には着脱可能な先端工具26が装着されており、この先端工具26は、シリンダ17に対して軸方向(前後方向)に摺動可能且つ周方向に回転不能に係合している。そして、シリンダ17内の先端工具26と打撃子21との間には、中間子27が水平方向に摺動可能に嵌装されており、この中間子27の軸方向端面は先端工具26と打撃子21の各端面に当接している。
上記中間子27の打撃子21側の端部は、中間部よりも小径に成形され、この端部は、シリンダ17内に水平方向に摺動可能に嵌装された円環部材28の中心孔部に嵌合保持されており、該端部と中間部との間に形成されたテーパ状の段部27aは、円環部材28の一端面に当接している。従って、円環部材28は、打撃子21側(後方)へは中間子27と共にシリンダ17内を摺動するが、先端工具26側(前方)へは中間子27と共には移動せず、中間子27のみが単独で移動する。又、円環部材28の外周部には、係止部材としての複数のピン29が垂直に挿入保持されており、シリンダ17には、各ピン29が係合する軸方向に長い長孔17aが形成されている。従って、ピン29を保持して成る円環部材28は、ピン29がシリンダ17の長孔17a内で摺動し得る範囲で軸方向(前後方向)に移動することができる。
一方、シリンダ17の外周部には前後方向に2つのスライドスリーブ30,31が摺動可能に外嵌されており、一方(前側)のスライドスリーブ30の前端内周部には軸方向に長い複数の係合溝30aが形成され、各係合溝30aには前記ピン29が係合している。
又、他方(後方)のスライドスリーブ31の外周側には回転係止部材32が配されており、この回転係止部材32は、その外周部がシリンダケース2Bの内周部に軸方向に摺動可能且つ周方向に回転不能にスプライン嵌合されており、これと前記ボールベアリング18との間に縮装されたスプリング33よって常時後方に付勢され、その後端面は図示のように前記切替部材6のカム6aの外周面(カム面)に当接している。
ここで、切替部材6の構成の詳細は図3に示されるが、該切替部材6には、図3(b)に示すようなフロフィルのカム面を有する前記カム6aが一体に形成されており、該カム6aの端面の当該切替部材6の回動中心から偏心した位置には偏心ピン6bが一体に突設されている。
ところで、図2に示すように、前記シリンダ17の後端部外周には大径のベベルギヤ34が回転可能に支承されており、該ベベルギヤ34は、前記中間軸12の上端に形成された小径の前記ベベルギヤ16に噛合している。尚、ベベルギヤ34は、シリンダ17の後端部と共に前記メタル軸受19によってシリンダケース2Bに回転可能に支承されている。
又、シリンダ17の外周の前記回転係止部材32とベベルギヤ34との間には、連結部材35が軸方向に(前後方向)に摺動可能且つ周方向に回転不能にスプライン嵌合されており、該連結部材35は、これと前記スライドスリーブ31との間に縮装されたスプリング36によって常時後方に付勢され、その前端外周部に形成された段部は前記切替部材6の偏心ピン6bに当接している。そして、この連結部材35の前端部には、前記回転係止部材32の後端面に形成された複数の係合爪32aに選択的に係合する複数の係合爪35aが形成され、同連結部材35の後端部には、前記ベベルギヤ34に形成された複数の係合爪34aに選択的に係合する複数の係合爪35bが形成されており(図5参照)、該連結部材35は回転係止部材32及びベベルギヤ34と共にドグクラッチを構成している。
而して、以上説明したギヤ13、クランク軸11、コンロッド22、シリンダ17、ピストン20、打撃子21、中間子27等が打撃機構部を構成しており、この打撃機構部によってモータ8の出力軸(モータ軸)9の回転がピストン20の往復運動に変換されて先端工具26に打撃力が与えられる。
又、ギヤ14、中間軸12、ベベルギヤ16,34、連結部材35、シリンダ17等が回転伝達機構部を構成しており、この回転伝達機構部によってモータ8の出力軸(モータ軸)9の回転が先端工具26に伝達されて該先端工具26が回転駆動される。
更に、呼吸孔25、円環部材28、ピン29、スライドスリーブ30,31、切替部材6、連結部材35、回転係止部材32等が切替機構を構成している。
次に、以上の構成を有するハンマドリルの作用を1)回転・打撃モード、2)回転モード、3)打撃モードの各モード及び4)ニュートラルモードについて図2及び図4〜図10に基づいてそれぞれ説明する。尚、図2は回転・打撃モード時のハンマドリル要部の側断面図、図4、図5、図6はそれぞれ回転モード時、打撃モード時、ニュートラルモード時のハンマドリル要部の側断面図、図7、図8、図9、図10はそれぞれ回転・打撃モード時、回転モード時、打撃モード時、ニュートラルモード時の切替部材のカム及び偏心ピンの位置を示す図である。
1)回転・打撃モード:
回転・打撃モードは、先端工具26に打撃力を加えつつ該先端工具26を回転駆動するモードであって、切替部材6が回動操作されて回転・打撃モードが選択された状態では、切替部材6のカム6aと偏心ピン6bは図7に示す位置にある。従って、このとき、図2に示すように、連結部材35はベベルギヤ34に連結され、両者の係合爪35b,34a(図5参照)は係合状態(クラッチON状態)にあり、後端面が切替部材6のカム6aの端面(カム面)に当接する回転係止部材32は、図示のように連結部材35から離間した状態(クラッチOFF状態)にある。
而して、モータ8が駆動されると、その出力軸(モータ軸)9の回転は、ピニオン10、ギヤ14、中間軸12、ベベルギヤ16,34を経て減速され、ベベルギヤ34に連結された連結部材35を経てシリンダ17に伝達されるため、該シリンダ17とこれの先端部に装着された先端工具26が回転駆動され、先端工具26はドリルとしての機能を果たす。
又、同時にモータ8の出力軸(モータ軸)9の回転は、ピニオン10とギヤ13を経て減速されてクランク軸11に伝達され、該クランク軸11が所定の速度で回転駆動されるが、このクランク軸11の回転は、クランクピン15とコンロッド22によってピストン20のシリンダ17内における前後方向の往復直線運動に変換される。このとき、先端工具26が不図示の被削材に押し付けられると、その反力が中間子27、円環部材28、ピン29及び一方のスライドスリーブ30を経て他方のスライドスリーブ31に伝達されるため、該スライドスリーブ31がスプリング36の付勢力に抗してシリンダ17上を後方へ移動してシリンダ17の呼吸孔25を閉塞する。この結果、シリンダ17内に形成された前記空気室24は略密閉状態となり、前述のピストン20の往復運動によって空気室24の内圧が変動し、この内圧の変動によって打撃子21がシリンダ17内を前後方向に往復動して中間子27に間欠的に衝突するため、中間子27から先端工具26に打撃力が伝達される。
2)回転モード:
回転モードは、先端工具26に回転力のみを伝達してこれを回転駆動するモードであって、切替部材6が図7に示す位置から180°回動操作されて回転モードが選択された状態では、切替部材6のカム6aと偏心ピン6bは図8に示す位置にある。
従って、このとき、図4に示すように、その外周段部が切替部材6の偏心ピン6bに当接する連結部材35は、前記回転・打撃モード時と同様にベベルギヤ34に連結され、両者の係合爪35b,34a(図5参照)は係合状態(クラッチON状態)にある。又、後端面が切替部材6のカム6aの端面(カム面)に当接する回転係止部材32は、カム6aによってスプリング33の付勢力に抗して前方へと移動せしめられ、スライドスリーブ31に当接してこれを他方のスライドスリーブ30と共にシリンダ17の外周に沿って前方へ移動させるため、スライドスリーブ31による呼吸孔25の閉塞が解除され、シリンダ内17の空気室24は、開放状態にある呼吸孔25を介して外気と連通状態にある。
以上のように、回転モードにおいては、連結部材35とベベルギヤ34とは連結状態(クラッチON状態)にあるため、前記回転・打撃モードと同様に、モータ8の出力軸(モータ軸)9の回転は、前記経路を経てシリンダ17に伝達され、該シリンダ17とこれに装着された先端工具26が回転駆動され、該先端工具26はドリルとしてのみ機能する。
他方、この回転モードにおいても、モータ8の出力回(モータ軸)9の回転は前記回転・打撃モードと同様に、ピストン20のシリンダ17内での往復直線運動に変換されるが、前述のようにシリンダ17の呼吸孔25は開放状態にあり、シリンダ20内の空気室24は外気に連通しているため、ピストン20が往復動しても空気室24内には圧力変動が発生せず、従って、先端工具26への打撃力の伝達が遮断され、先端工具26は回転駆動されるのみとなる。尚、このとき、先端工具26の被削材への押付力の反力は、中間子27、円環部材28、ピン29及びスライドスリーブ30,31に伝達されるが、スライドスリーブ31は、回転連結部材32に当接してその軸方向位置が規制されているために移動せず、シリンダ17の呼吸孔25は開放状態が維持される。
3)打撃モード:
打撃モードは、先端工具26に打撃力のみを伝達するモードであって、切替部材6が図8に示す位置から時計方向に90°回動すなわち切替部材6が後述する図10に示す位置から45°回動操作されて打撃モードが選択された状態では、切替部材6のカム6aと偏心ピン6bは図9に示す位置にある。
従って、このとき、図5に示すように、その外周段部が切替部材6の偏心ピン6bに当接する連結部材35は、偏心ピン6bによってシリンダ17上を前方へと移動せしめられ、ベベルギヤ34から離間して回転係止部材32に連結されてその回転がロックされる。即ち、連結部材35とベベルギヤ34の係合爪35b,34a同士は離脱状態(クラッチOFF状態)にあり、連結部材35と回転係止部材32の係合爪35a,32a同士は係合状態(クラッチON状態)にある。従って、打撃モードにおいては、シリンダ17及び先端工具26の回転がロックされるため、先端工具26には打撃力のみが伝達され、当該ハンマドリル1はハンマとしての機能を十分発揮することができる。
又、後端面が切替部材6のカム6aの端面(カム面)に当接する回転係止部材32は、回転・打撃モードと同じ位置に移動し、スライドスリーブ31は、先端工具26を被削材へ押し付ける反力が加わるとシリンダ17の呼吸孔25を閉塞する位置に移動する。
以上のように、打撃モードにおいては、連結部材35とベベルギヤ34とは離脱状態(クラッチOFF状態)にあるため、ベベルギヤ34はシリンダ17上で空回転し、その回転のシリンダ17への伝達が遮断され、該シリンダ17及びこれに装着された先端工具26は非回転状態にあり、これらの回転は、連結部材35と回転係止部材32との連結によってロックされている。
他方、この打撃モードにおいては、前記回転・打撃モードと同様に、シリンダ17の呼吸孔25がスライドスリーブ31によって閉塞されるため、シリンダ17内の空気室24は略密閉状態に保たれ、ピストン20の往復動に伴って空気室24内に圧力変動が発生し、前述と同様に打撃力が打撃子21及び中間子27を経て先端工具26に伝達され、該先端工具26はハンマとしてのみ機能する。
4)ニュートラルモード
ニュートラルモードは、先端工具26に回転力も打撃力も伝達しないモードであって、切替部材6が図に示す位置から時計方向に略45°回動操作されてニュートラルモードが選択された状態では、切替部材6のカム6aと偏心ピン6bは図10に示す位置にある。
従って、このとき、図6に示すように、その外周段部が切替部材6の偏心ピン6bに当接する連結部材35は、偏心ピン6bによってシリンダ17上を前方へと移動せしめられ、ベベルギヤ34から離間し、ベベルギヤ34にも回転係止部材32にも連結されない状態にある。
又、後端面が切替部材6のカム6aの端面(カム面)に当接する回転係止部材32は、前記回転モードと同様に、カム6bによってスプリング33の付勢力に抗して前方へと移動せしめられ、スライドスリーブ31に当接してこれを他方のスライドスリーブ30と共にシリンダ17の外周に沿って前方へ移動させるため、スライドスリーブ31による呼吸孔25の閉塞が解除され、シリンダ17内の空気室24は外気に連通した状態となる。
以上のように、ニュートラルモードにおいては、連結部材35とベベルギヤ34及び回転係止部材32とは離脱状態(クラッチOFF状態)にあり、シリンダ17の呼吸孔25は開放状態にあるため、先端工具26には打撃力も回転力も共に伝達されず、該先端工具26は非作動状態にある。
而して、このニュートラルモードにおいては、先端工具26は空転可能であるため、先端工具26を別のものと交換したり、先端工具26の回転方向の位置を容易に変更して刃先の角度を任意に調整することができる。そして、このニュートラルモードにおいては、回転係止部材32によってスライドスリーブ31の位置が呼吸孔25を常に開放する位置に規制されるため、先端工具26には打撃力が伝達されることがなく、先端工具26の交換や刃先角度の調整中にたとえ電源スイッチ4がONされたとしても先端工具26が回転されることはなく、該先端工具26の交換や回転工具26の刃先の角度調整を安定的に行うことができる。
又、従来のハンマドリルでは、ニュートラルモード時に電源スイッチ4をONすると先端工具26に打撃力が伝達される構成が採用されていたため、作業者がモード切り替え時に打撃モードに設定したものと思い込んでニュートラルモードの状態で作業を開始すると、先端工具26が回転してしまうという不具合が発生する可能性があったが、以上説明した本実施の形態によれば、ニュートラルモードに設定された状態で作業が行われてしまうという不具合の発生を確実に防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態では、切替部材6を操作してスライドスリーブ31によってシリンダ17の呼吸孔25を開閉して打撃モードを切り替え、連結部材35をベベルギヤ34に対して係脱させて回転モードを切り替える構成を採用したため、切替機構を構成するスライドスリーブ31や連結部材35をシリンダ17の周囲に集約的に配置することができ、該切替機構の構造が単純化されて構成部品点数が削減され、これによって当該ハンマドリル1の小型コンパクト化と軽量化、コストダウン、操作性及び耐久性の向上が図られる。
又、単一の切替部材6の回動操作で該切替部材6の偏心ピン6bによって連結部材35を摺動させるとともに、カム6aによって回転係止部材32を摺動させることによって、動作モードを回転・打撃モード、打撃モード、回転モード又はニュートラルモードに切り替えることができ、切替機構の切替操作の単純化を図ることができる。
ところで、打撃モードから回転モード又はその逆への切り替えに際しては先端工具26を取り替える必要がある。このため、本実施の形態では、図7〜図8に示すように、切替部材6による動作モードの切替順序において、打撃モードと回転モードの間にニュートラルモードを設けており、このように構成することによって、先端工具26の交換を必要とする打撃モードから回転モード又はその逆への切り替えに際してはニュートラルモードを必ず通過する。従って、動作モードの切り替えに先立ってニュートラルモードにおいて先端工具26の交換を簡単に行うことができ、好都合である。
ここで、本実施の形態において、動作モードとして回転・打撃モード、打撃モード、ニュートラルモード及び回転モードを選択した場合の回転伝達のON/OFF(連結部材35のベベルギヤ34との係脱)と打撃伝達のON/OFF(スライドスリーブ31によるシリンダ17の呼吸孔25の開閉)及び回転係止機能のON/OFF(連結部材35の回転係止部材32への係脱)の組み合わせを表1に示す。
Figure 0004556180
本発明は、動作モードを切り替える切替機構を備えるハンマドリルに対して有用である。
本発明に係るハンマドリルの側面図である。 本発明に係るハンマドリルの回転・打撃モード時の状態を示す側断面図である。 (a)は切替部材の側面図、(b)は同切替部材の底面図である。 本発明に係るハンマドリルの回転モード時の状態を示す側断面図である。 本発明に係るハンマドリルの打撃モード時の状態を示す側断面図である。 本発明に係るハンマドリルのニュートラルモード時の状態を示す側断面図である。 本発明に係るハンマドリルの回転・打撃モード時における切替部材のカム及び偏心ピンの位置を示す図である。 本発明に係るハンマドリルの回転モード時における切替部材のカム及び偏心ピンの位置を示す図である。 本発明に係るハンマドリルの打撃モード時における切替部材のカム及び偏心ピンの位置を示す図である。 本発明に係るハンマドリルのニュートラルモード時における切替部材のカム及び偏心ピンの位置を示す図である。
符号の説明
1 ハンマドリル
6 切替部材
6a カム
6b 偏心ピン
8 モータ
9 出力軸(モータ軸)
10 ピニオン
11 クランク軸
12 中間軸
13,14 ギヤ
15 クランクピン
16 ベベルギヤ
17 シリンダ
20 ピストン
21 打撃子
22 コンロッド
24 空気室
25 呼吸孔
26 先端工具
27 中間子
28 円環部材
29 ピン
30,31 スライドスリーブ(スリーブ)
32 回転係止部材(規制手段)
33 スプリング
34 ベベルギヤ
35 連結部材
36 スプリング

Claims (7)

  1. シリンダ内に打撃子を摺動自在に嵌装し、駆動源であるモータの回転をピストンの前記シリンダ内での往復運動に変換し、前記シリンダ内に前記ピストンと前記打撃子によって画成される空気室の圧力変動によって前記打撃子を介して先端工具に打撃力を伝達する打撃機構部と、
    前記モータの回転をギヤを介して前記シリンダに伝達し、該シリンダとこれに係合する前記先端工具を回転駆動する回転伝達機構部と、
    前記打撃機構部による前記先端工具への打撃力の伝達及び前記回転伝達機構部による前記先端工具への回転の伝達をON/OFFすることによって、動作モードを少なくとも回転・打撃モード、打撃モード又はニュートラルモードに切り替え可能とする切替機構と、
    前記打撃モード時に前記シリンダに係合してこれの回転をロックする回転係止機構と、
    を備えて成るハンマドリルにおいて、
    前記ニュートラルモード時には、前記打撃機構部による打撃力の伝達と前記回転伝達機構部による回転の伝達及び前記回転係止機構によるシリンダの回転ロックをOFFすることを特徴とするハンマドリル。
  2. 前記シリンダに形成された呼吸孔をシリンダに摺動可能に外嵌されたスリーブによって開閉して前記空気室と外気とを遮断/連通させることによって前記打撃機構部による打撃力の伝達をON/OFFするとともに、ニュートラルモード時には、前記スリーブの位置を規制手段によって規制して前記呼吸孔を開放することを特徴とする請求項1記載のハンマドリル。
  3. 前記回転伝達機構部、前記シリンダの外周に摺動可能にスプライン嵌合して前記ギヤに係脱可能な連結部材を介してシリンダを回転駆動し、前記回転係止機構、前記連結部材に係脱可能であって且つハウジングに摺動可能にスプライン嵌合する回転係止部材を介して連結部材及びシリンダの回転をロックし、前記規制手段を前記回転係止部材で構成したことを特徴とする請求項2記載のハンマドリル。
  4. 前記切替機構を偏心ピンとカムを備える切替部材で構成し、該切替部材を回動操作することによって、前記偏心ピンによって前記連結部材を摺動させてこれを前記ギヤあるいは前記回転係止部材に係脱せしめるとともに、前記カムによって前記回転係止部材を摺動させて前記スリーブの位置を規制することを特徴とする請求項3記載のハンマドリル。
  5. 前記回転係止機構は、前記打撃モード時において、前記連結部材を前記回転係止部材に係合させることにより前記シリンダ及び先端工具の回転をロックすることを特徴とする請求項3又は4記載のハンマドリル。
  6. 前記切替機構は、前記回転・打撃モード、打撃モード及びニュートラルモードの他、前記打撃機構部による打撃力の伝達をOFF、前記回転伝達機構部による回転の伝達をONすることによって前記先端工具に回転のみを伝達する回転モードに切り替え可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のハンマドリル。
  7. 前記切替機構による動作モードの切替順序において、前記打撃モードと前記回転モードの間に前記ニュートラルモードを設けたことを特徴とする請求項6記載のハンマドリル。
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