JP4554396B2 - タンク保管台 - Google Patents

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本発明は、ジェット戦闘機に装備される機外燃料タンクの保管に使用されるタンク保管台に関する。
ジェット戦闘機に装備される機外燃料タンクの保管には、通常、保管台が使用される。従来の典型的な保管台は、機外燃料タンクを効率よく収納するために、中心線の両側に2段ずつ計4個収納する2段のラック構造になっている。そして、機外燃料タンクを使用するときは、これを保管台からタンク搬送台車に移し替え、機体まで搬送する。一方、使用後に機体から取り外された機外燃料タンクは、タンク搬送台車によって保管台まで搬送される。
しかしながら、このような従来の保管台においてはタンクの積み下ろしに関して次のような問題があった。保管台には空のタンクが保管されるが、空の状態と言えどもその重量は約160kgもある。また、その直径は1m近くある。このため、これまでは4人以上で積み下ろし作業を行っていた。その結果、この積み下ろし作業は非常に非効率なものになっていた。加えて、上段への搬入、上段からの搬出は高い位置での作業を伴うため、クレーン、フォークリフト等の機器も必要としていた。
保管台におけるタンク積み下ろし作業の機械化も考えられるが、その作業、特に保管台から搬送台車への移載作業は、戦闘機の特質から短時間にタンクを取り付ける場合が殆どであり、緊急を要するのが通例であるため、これまでは人海戦術でないと対処できないという事情もあった。すなわち、機械化した場合、作業者の負担は軽減されるものの、人海戦術によるような迅速な作業は困難であり、緊急事態に対処できない危険性があった。
本発明の目的は、タンク搬送台車との機外燃料タンクの授受作業をクレーン、フォークリフト等の機器を必要とせず、しかも僅かの人員で無理なく行え、更には緊急事態にも対応できる迅速な作業が可能な機能的なタンク保管台を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のタンク保管台は、機外燃料タンクを中心線の両側に複数段に支持する保管台本体と、保管台本体に横付けされたタンク搬送台車に対して機外燃料タンクの授受を行うために保管台本体に装備されたタンク積み下ろし機構とを備えており、タンク積み下ろし機構は、保管台本体の中心線上に立設され、上端部から両側へ水平アームが延出したT字状の固定フレームと、該固定フレームのアーム部をスライドガイドとして保管台本体の外側へ引き出され、引き出し位置で保管台本体に横付けされたタンク搬送台車上の機外燃料タンクを吊り上げるように構成された左右一組のスライド式吊り上げ装置とを有している。
本発明のタンク保管台においては、機外燃料タンクを中心線の両側に複数段に支持する保管台本体にタンク積み下ろし機構が装備されている。タンク積み下ろし機構は、保管台本体の中心線上に立設されたT字状の固定フレームの水平アーム部をスライドガイドとする左右一組のスライド式吊り上げ装置を装備している。T字状の固定フレームは、保管台本体の中心線両側に複数段に搭載される機外燃料タンクと干渉しない。左右一組のスライド式吊り上げ装置は、保管台本体の外側へ引き出され、保管台本体に横付けされたタンク搬送台車上の機外燃料タンクを吊り上げる。すなわち各吊り上げ装置は、保管台本体の外側でタンクを吊り上げ、保管台本体に引き込んで載置する。
タンク積み下ろし機構は、T字状の固定フレームを用い、両側のスライド式吊り上げ装置により保管台の外側で吊り上げ・吊り下ろし作業を行うため、保管台本体と干渉しない。このため、保管台本体は従来の保管台と実質的に同じ構造を採用でき、タンク内のリブ等により補強された理想的な位置を支持することができる。保管台本体に横付けられるタンク搬送台車についても従来のものをそのまま使用でき、経済的である。両側のスライド式吊り上げ装置のそれぞれが、T字状固定フレームの水平部全体、すなわち両側の水平アーム部の一端から他端までをスライドガイドとして利用できる。このため、片側のスライド式吊り上げ装置が保管台本体の外側に引き出された場合も安定性が高い。スライド操作は労力を要しないので、手動で瞬時に行うことができ、これにより迅速な作業が可能になる。
保管台本体は、中心線両側の各段に機外燃料タンクを前後2ヶ所で支承する構成が好ましい。これにより、従来どおりにタンク内のリブ等により補強された理想的な位置でタンクを支持することができる。この場合、タンク積み下ろし機構は前後2ヶ所のタンク支承位置の間に一基装備すればよい。
保管台本体は又、車輪を備えた移動式が好ましい。その場合、前部及び後部の中心線上に牽引レバーを取付け、その牽引レバーを両側に回動可能として、回動位置でアウトリガーを兼ねる構成とするのが好ましい。この構成により、保管台本体の片側でタンクを操作する場合の安定性を更に向上させることができる。
左右一組のスライド式吊り上げ装置は、固定フレームの水平部分の前面又は後面の何れか一方に沿ってスライドする水平部と、水平部の外側の端部から下方へ垂下した垂直部とを組み合わせた逆L字状の可動フレームを備えており、可動フレーム水平部の側端部近傍にタンク吊り上げ用のウインチを装備すると共に、当該可動フレーム及びウインチを操作する操作部を可動フレーム垂直部の下端部近傍に装備する構成が好ましい。この構成により、操作部が低い位置に下がり、操作性が特に良好となる。
本発明のタンク保管台は、機外燃料タンクを中心線の両側に複数段に支持する保管台本体と、保管台本体の中心線上に立設されたT字状の固定フレームの水平アーム部をスライドガイドとする左右一組のスライド式吊り上げ装置を装備したタンク積み下ろし機構とを具備することにより、保管台本体に横付けされたタンク搬送台車に対して、機外燃料タンクをクレーン、フォークリフト等の機器を使わずに僅かの人員で無理なく授受することができ、合理化に寄与する。しかも、緊急事態に対しても対応が可能な迅速な作業を行うことができ、非常に機能的である。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示すタンク保管台の斜視図、図2は同タンク保管台の正面図、図3は同タンク保管台の側面図、図4は同タンク保管台の平面図、図5は同タンク保管台におけるスライド式吊り上げ装置の主要部を示す斜視図である。
本実施形態のタンク保管台は、図1〜図4に示すように、4個の機外燃料タンク10を中心線の両側に2段に収納するラック式の保管台本体Aと、機外燃料タンク10を積み下ろしするために保管台本体Aに取付けられたタンク積み下ろし機構Bとからなる。紡錘形の機外燃料タンク10は、機体から外された後、牽引式のタンク搬送台車90により当該保管台まで搬送され、また当該保管台から機体まで搬送される。タンク搬送台車90は従来から使用されているものである。
保管台本体Aは、角枠状のベース部20と、ベース部20の前部及び後部に立設されたタンク支持部30,30とを備えている。ベース部20は、中心線の両側に機外燃料タンク10をそれぞれ支持する構成になっており、より詳しくは、中心線の両側で前後の横材21,21により機外燃料タンク10,10の前後の定位置を下から支持する。機外燃料タンク10の支持位置は予め指定されており、内部をリブで補強された部分である。このタンク支持のために、前後の横材21,21には左右一組の受け座22,22が設けられている。
ベース部20は又、四隅部にキャスター23を装備する可動式であり、前部及び後部に牽引バー24,24を装備している。前後の牽引バー24,24は基部を中心として両側へ直角状態まで回動可能であり、側方へ回動した状態でベース部20の外側へ大きく張り出すことによりアウトリガーを兼ねる。
前後のタンク支持部30,30は、前後の横材21,21の中央部に立設された垂直な支柱31,31と、支柱31,31の各上端部にT状に取付けられた水平な横材32,32とを有している。横材32,32は、ベース部20の横材21,21の真上にあってこれらと同じ長さであり、下段の横材21,21で支持された両側の機外燃料タンク10,10の上に、機外燃料タンク10,10を同じ定位置で支持する。この支持のために、前後の横材32,32にも左右一組の受け座33,33が設けられている。
タンク積み下ろし機構Bは、保管台本体Aの前後方向の中央部、すなわち前後のタンク支持部30,30の間の中間点に設けられている。この積み下ろし機構Bは、ベース部20の前後の横材21,21の間に設けられた中間の横材25の中央部に立設されたT状の固定フレーム40と、これに装備された左右一組のスライド式吊り上げ装置50,50とを備えている。
固定フレーム40は、前記横材25の中央部に立設された垂直な支柱41と、支柱41の上端部にT状に連結された水平な横材42とを有している。横材42は、ベース部20の両側部分に2段に搭載される機外燃料タンク10より高い位置にあり、且つベース部20の幅と概ね同じ長さに設定されている。支柱41の両側に張り出すこの横材42はH型材からなり、対向する2つのフランジが上下で水平になり、上下フランジ間のウエブが垂直となる姿勢に固定されている。
左右一組のスライド式吊り上げ装置50,50は、固定フレーム40の横材42に取付けられている。これらの吊り上げ装置50,50は、何れも逆L状の可動フレーム60と、これに取付けられたタンク吊り上げ用のウインチ70とを有している。可動フレーム60は、固定フレーム40の横材42とほぼ同じ長さの水平部61と、水平部61の外側の端部から下方に垂下した垂直部62とからなり、水平部61は横材42をガイドとして水平方向へスライド自在に支持されている。可動フレーム60,60の水平部61,61同士の干渉を回避するために、一方の水平部61は横材42の前面側の上下フランジ間に嵌合しており、他方の水平部61は横材42の後面側の上下フランジ間に嵌合している。
水平部61のスライドにより、可動フレーム60は収納位置Xと使用位置Yとの間を往復移動する。収納位置Xでは、水平部61は横材42と重なる。垂直部62は、保管台本体Aの片側に支持された機外燃料タンク10に接触しない範囲内で固定フレーム40の横材42に最も接近し、保管台本体Aの片側に支持された機外燃料タンク10の中心線上に、後述するワイヤの垂下部を位置させる。一方、使用位置Yでは、水平部61は横材42の外側へほぼ半分が突出する。垂直部62は固定フレーム40から離れ、保管台本体Aにタンク搬送台車90を横付けしたとき、そのタンク搬送台車90に載置された機外燃料タンク10の中心線上に、後述するワイヤの垂下部を位置させる。これを実現するために、可動フレーム60の外側へのスライド量Sは機外燃料タンク10の直径より若干大きく設定されている。
可動フレーム60の垂直部62は、その下端部に作業者の手が容易に届くように、固定フレーム40の高さのほぼ1/2の長さに設定されており、その下端部には、可動フレーム60を手動でスライド操作するためのグリップ63,63が取付けられている。
ウインチ70は、図5に示すように、可動フレーム60の水平部61の外側の端部近傍に設けられたドラム71を有している。ドラム71は、ここでは垂直部62の上端部から内側へ延出した水平な支持板64上に回転自在に支持された水平な回転軸72の奥側の端部に取付けられている。回転軸72の端側の端部はセルフロック式減速機73の出力軸と接続されており、セルフロック式減速機73の入力軸には歯車74が取付けられている。そして歯車74は、可動フレーム60の垂直部62の下端部に取付けられた操作ハンドル75と図示されないチェーンによって連結されており、この操作ハンドル75によって正逆両方向へ手動で回転操作される。
ウインチ70のドラム71にはワイヤ76が巻回されている。ワイヤ76の両端部はドラム71から相反する方向へ同じ長さだけ延出している。ワイヤ76の一方の端部は、当該保管台の前部側へ延出しプーリ77を介して下方へ垂下しており、その下端部にはフック78が取付けられている。ワイヤ76の他方の端部は、当該保管台の後部側へ延出しプーリ77を介して下方へ垂下しており、その下端部にはフック78が取付けられている。前後のプーリ77,77は、可動フレーム60の水平部61の端部に直角に取付けられたアーム65の両端部に支持されており、ワイヤ76の両方の垂下部の間隔を機外燃料タンク10の前後のフック11,11の間隔に一致させている。ワイヤ76の両方の垂下部は、機外燃料タンク10の揺れ止めのために前後のガイド66,66により支持されている。
すなわち、前後のガイド66,66は、可動フレーム60の垂直部62に沿って昇降自在であると共に、各基部を中心に水平方向に回転自在であり、且つ先端部をワイヤ76の両方の垂下部が先端部を貫通する。そして、フック78,78によって下方から支持されており、フック78,78の昇降に伴って昇降することにより、フック78,78の近傍でワイヤ76の両方の垂下部を支持し、懸吊する機外燃料タンク10の触れを止める。
機外燃料タンク10の前後のフック11,11は当該タンクの中央部近傍に設けられており、保管台本体Aによる前後の支持位置より十分に中央寄りである。
次に、本実施形態のタンク保管台の使用方法及び機能について説明する。まず当該タンク保管台へ機外燃料タンク10を搬入する場合について説明する。
タンク積み下ろし機構Bにおいて、両側のスライド式吊り上げ装置50,50の可動フレーム60,60は収納位置Xに押し込まれている。ウインチ70,70におけるワイヤ76,76の両垂下部は上限まで巻き上げられている。
機体から取り外した機外燃料タンク10を、従来から使用されている牽引式のタンク搬送台車90に載せ、当該タンク保管台のところへ運ぶ。そのタンク搬送台車90を保管台本体Aのベース部20の横に横付けする。横付けした側の吊り上げ装置50の可動フレーム60を外側の使用位置Yまで引き出す。具体的には、作業者が両手でグリップ63,63をもち、可動フレーム60を外側へ引き出す。これにより、ウインチ70におけるワイヤ76の両垂下部は、タンク搬送台車90に載置された機外燃料タンク10のフック11,11の真上に位置する。この状態でワイヤ76の両垂下部が下がる方向へハンドル75を操作する。両垂下部の下端に取付けられたフック78,78を機外燃料タンク10のフック11,11に引っ掛ける。ハンドル75を逆方向へ操作してワイヤ76の両垂下部をドラム71に巻き取り、機外燃料タンク10を引き上げる。
機外燃料タンク10が保管台本体Aの下段、すなわちフレーム部20に載置可能な高さまで引上げられると、吊り上げ装置50の可動フレーム60を内側の収納位置Xへ押し込む。ハンドル75を操作してワイヤ76の両垂下部を僅かに下げることにより、機外燃料タンク10がフレーム部20の片側に載置される。かくして、保管台本体Aの下段の片側に機外燃料タンク10がクレーン、フォークリフト等の機器を使用することなく収納される。
次の機外燃料タンク10は、保管台本体Aの下段の反対側に同様にして収納される。その次の機外燃料タンク10は、保管台本体Aの上段の何れかの側に収納される。
具体的には、機外燃料タンク10が搭載されたタンク搬送台車90を保管台本体Aに横付けし、吊り上げ装置50の可動フレーム60を外側の使用位置まで引き出す。ハンドル75を操作して、ワイヤ76の両垂下部を下げ、フック78,78を機外燃料タンク10のフック11,11に引っ掛ける。ハンドル75を逆方向へ操作してワイヤ76の両垂下部をドラム71に巻き取り、機外燃料タンク10を引き上げる。
保管台本体Aの上段、すなわち前後のタンク支持部30,30に載置可能な高さまで引上げられると、吊り上げ装置50の可動フレーム60を内側の収納位置Xへ押し込む。このとき下段に収納された機外燃料タンク10との干渉は生じない。ハンドル75を操作してワイヤ76の両垂下部を僅かに下げることにより、機外燃料タンク10がタンク支持部30,30の片側に載置される。かくして、保管台本体Aの上段の片側に機外燃料タンク10がクレーン、フォークリフト等の機器を使用することなく収納される。
最後の機外燃料タンク10は、保管台本体Aの上段の反対側に同様にして収納される。このようにして、4つの機外燃料タンク10が保管台本体Aの中心線両側に下段から順番 に収納される。作業者は一人でよく、二人もいれば十分であり、従来の4人以上と比べて大幅な合理化が達成される。しかもクレーン、フォークリフト等の機器を使用する必要がない。
保管台本体Aの側方で機外燃料タンク10の積み込みを行うとき、重心が積み込み側へ移動するが、転倒しないように当該タンク保管台の重量、重心位置等が設計されている。加えて、積み込み作業は必ず下段優先で行われる。先に上段への積み込みを行うと、上段の機外燃料タンク10にワイヤ76の両垂下部が干渉し、下段への積み込みを行うことができない。この制約のため、上段への積み込みを行うとき、その下段には機外燃料タンク10が収納されていることになり、これも安定性の向上に寄与する。前後の牽引バー24,24を作業側へ回動させておけば、これがアウトリガーとして機能し、安定性、安全性は一層向上する。
保管台本体Aから機外燃料タンク10を搬出するときは、タンク積み下ろし機構Bの両側のスライド式吊り上げ装置50,50を使用し、搬入のとは逆の手順により、上段の機外燃料タンク10から順番にタンク搬送台車90に移載する。
この作業も、吊り上げ装置50のスライド操作、ハンドル75の回転操作及びフック78,78の引っ掛けにより迅速に行うことができ、作業者についても一人乃至は二人で十分なため、大幅な合理化が可能となる。また作業が楽で、作業者の負担が軽減される。更にクレーン、フォークリフト等の機器を使用する必要がない。そして何よりも、非常に迅速な作業が可能であるので、緊急事態における戦闘機への取付けでも問題のない対応が可能である。
これに加え、本実施形態のラック保管台では、ドラム71とハンドル75の間にセルフロック式減速機73が介在している。このため、機外燃料タンク10の昇降操作を楽に行うことができるだけでなく、ハンドル75から手を離してもドラム71が勝手に回転しない。このため操作がより楽になり、何よりも高い安全性が確保される。
本発明の一実施形態を示すタンク保管台の斜視図である。 同タンク保管台の正面図である。 同タンク保管台の側面図である。 同タンク保管台の平面図である。 同タンク保管台におけるスライド式吊り上げ装置の主要部を示す斜視図である。
符号の説明
A 保管台本体
B タンク積み下ろし機構
10 機外燃料タンク
11 フック
20 ベース部
30 タンク支持部
40 固定フレーム
50 スライド式吊り上げ装置
60 可動フレーム
63 グリップ
70 ウインチ
71 ドラム
75 ハンドル
76 ワイヤ
78 フック
90 タンク搬送台車

Claims (4)

  1. 機外燃料タンクを中心線の両側に複数段に支持する保管台本体と、保管台本体に横付けされたタンク搬送台車に対して機外燃料タンクの授受を行うために保管台本体に装備されたタンク積み下ろし機構とを備えており、タンク積み下ろし機構は、保管台本体の中心線上に立設され、上端部から両側へ水平アームが延出したT字状の固定フレームと、該固定フレームのアーム部をスライドガイドとして保管台本体の外側へ引き出され、引き出し位置で保管台本体に横付けされたタンク搬送台車上の機外燃料タンクを吊り上げるように構成された左右一組のスライド式吊り上げ装置とを有するタンク保管台。
  2. 前記保管台本体は、中心線両側の各段に機外燃料タンクを前後2ヶ所で支承する構成であり、前記タンク積み下ろし機構を前後2ヶ所のタンク支承位置の間に装備する請求項1に記載のタンク保管台。
  3. 前記保管台本体は車輪を備えた移動式であって、前部及び後部の中心線上に牽引レバーを備えており、該牽引レバーは両側に回動可能であって、回動位置でアウトリガーを兼ねるように構成されている請求項1に記載のタンク保管台。
  4. 左右一組のスライド式吊り上げ装置は、固定フレームの水平部分の前面又は後面の何れか一方に沿ってスライドする水平部と、水平部の外側の端部から下方へ垂下した垂直部とを組み合わせた逆L字状の可動フレームを備えており、可動フレーム水平部の側端部分にタンク吊り上げ用のウインチを装備すると共に、当該可動フレーム及びウインチを操作する操作部を可動フレーム垂直部の下端部分に装備する請求項1に記載のタンク保管台。
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