JP4553125B2 - 荷電装置、捕集装置及び静電式集塵装置 - Google Patents

荷電装置、捕集装置及び静電式集塵装置 Download PDF

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本発明は、清浄空間に浮遊する塵埃等の粒子をイオン化する荷電装置、及び粒子をイオン化すると共に荷電粒子を捕集する捕集装置及び静電式集塵装置に関する。
近年、空気中の各種粉塵や煙草の煙を除去するために、各種粉塵や煙草の煙などの粒子をコロナ放電によりイオン化し、イオン化した荷電粒子を捕集する静電式集塵装置が知られており、壁掛けタイプの静電式集塵装置、カウンターやテーブルに空気清浄機能を有する捕集部を内蔵したもの、さらには、冷暖房装置などの空調装置に捕集装置を内蔵したものなどが知られている。
このような静電式集塵装置又は捕集装置において、コロナ放電により粒子をイオン化する荷電装置(イオン化装置)は、放電電極となるイオン化線と、このイオン化線に平行に配置された平板状の一対の対向電極とを具備し、放電電極と対向電極との間に電圧を印加して粒子のイオン化を行う。
このような荷電装置においては、イオン化線に微小振動が生じると、徐々にその振動が大きくなり、イオン化線の振動が止まらなくなるという、自励振動現象が生じることが知られている。
このような自励振動現象を防止するために、従来、イオン化線を対向電極の中心位置から何れか一方の対向電極に所定距離だけ移動させた位置に配置する方法が提案されている(特許文献1等参照)。しかしながら、この方法では、コロナ放電のバランスが崩れるため、イオン化の効率が低下するという問題がある。
そこで、イオン化線の位置を上述したように一方の対向電極側に偏らせると共に他方の対向電極との間に空気の流れを制限する部材を設けたものが提案されている(特許文献2参照)。しかしながら、この方法では、空気の流れを制限する部材という余計な部材を設けなければならず、また、イオン化率は上昇するものの、イオン化線を中心に配置した場合と比較するとイオン化率の効率はまだ低いものであった。
特開昭49−64071号公報 特許3293353号公報
本発明は、上述した事情に鑑み、イオン化率及び捕集効率を維持しながら自励振動現象を防止した荷電装置、捕集装置及び静電式集塵装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、互いに平行に配置された平板状の一対の対向電極の間に放電電極となるイオン化線を前記対向電極に平行に配置した荷電装置において、前記イオン化線が前記一対の対向電極からの距離が同一の位置に配置され、且つ当該イオン化線からの電気力線が到達する可能性がある所定距離の範囲内に存在する前記対向電極の面積を有効面積としたとき、前記イオン化線の一方側の対向電極の有効面積に対して他方側の対向電極の有効面積が小さく設定され、前記他方側の有効面積が、前記一方側の有効面積の90%以下であることを特徴とする荷電装置にある。
かかる第1の態様では、イオン化線が対向電極の中心に位置するので、イオン化効率は良好であるが、一方側の対向電極の有効面積より他方側の方が小さく、他方側の有効面積が一方側の90%以下であるので、電気力線の量が両側で異なり、自励振動現象が防止される。
本発明の第の態様は、第の態様において、前記所定距離の範囲内で前記有効面積外となる位置には絶縁体が存在することを特徴とする荷電装置にある。
かかる第の態様では、絶縁体の存在により有効面積が小さく設定される。
本発明の第の態様は、第の態様において、前記所定距離の範囲内で前記有効面積外となる位置には前記対向電極が存在しないことを特徴とする荷電装置にある。
かかる第の態様では、対向電極の寸法を小さくする又は位置を変位させることにより、有効面積が小さく設定される。
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様において、前記一対の対向電極が複数対並列状態で配置され且つ各一対の対向電極間に前記イオン化線が配置され、前記複数対の対向電極の前記有効面積が相対的に小さく設定されている電極が、各イオン化線に対して同一側に配置されており、前記一対の対向電極の一方側が前記イオン化線に直交する方向で且つ当該対向電極に平行な方向に相対的に変位した位置に配置されることにより、前記有効面積が相対的に異なっていることを特徴とする荷電装置にある。
かかる第の態様では、複数対の対向電極の各間に配置されたイオン化線の自励振動現象が防止され、複数のイオン化線の同一側の対向電極の有効面積が小さく設定され、イオン化線の両側の対向電極の位置を互いに平行方向に変位するように設けることにより、有効面積が異なるようにしている。
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様の荷電装置と、この荷電装置の前記イオン化線に直交し且つ前記対向電極に平行な方向の一方側に設けられて当該荷電装置でイオン化された荷電粒子を捕集する集塵装置とを具備することを特徴とする捕集装置にある。
かかる第の態様では、捕集効率を低下させることなく、自励振動現象を防止することができる。
本発明の第の態様は、第の態様において、冷暖房装置に着脱自在に内蔵されて使用されることを特徴とする捕集装置にある。
かかる第の態様では、冷暖房装置に内蔵して使用される捕集装置で、自励振動現象が防止される。
本発明の第の態様は、第5又は6の態様の捕集装置を具備することを特徴とする静電式集塵装置にある。
かかる第の態様では、自励振動現象が防止された静電式集塵装置が実現される。
以上説明したように、本発明によると、対向電極の有効面積が両側で異なるので、自励振動現象が防止され、一方、イオン化線は対向電極の中心に配置されているので、イオン化率及び捕集効率を維持することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1には、実施形態1に係る荷電装置を示す。図1に示すように、この荷電装置10は、イオン化線11の両側に、互いに平行に配置された平板状の一対の対向電極21及び22を配置したものである。かかる荷電装置10は、イオン化線11と、対向電極21,22との間に電圧を印加して両者の間にコロナ放電を生成させ、対向電極21及び22に導入された粒子を荷電粒子とするものである。
ここで、荷電効率を高めるために、イオン化線11は対向電極21、22の中心位置に平行に配置されている。すなわち、イオン化線11と、対向電極21、22のそれぞれとの距離dとdとが同一で且つイオン化線11の長手方向に亘って同一である。
また、対向電極21及び22は、イオン化線11に沿った長手方向の寸法である長さ及び直交する方向の寸法である幅が同一であるが、両者は幅方向に変位して配置されている。すなわち、対向電極22は、対向電極21に対して幅方向に変位して配置されており、イオン化線11は対向電極21の幅方向中央に対向しているが、対向電極22の幅方向中央には対向していない。
ここで、イオン化線11からの電気力線eの到達する可能性のある距離を、この場合には所定距離Dとし、その所定距離Dの内側に存在する対向電極21及び22の面積を有効面積S、Sとすると(電極の長さは同一であるから、S及びSは、電極幅として図示する)、対向電極22が幅方向に変位して配置されているので、対向電極22の有効面積Sは対向電極21の有効面積Sより小さく、S>Sである。
このように有効面積Sを有効面積Sより小さくなるように設定することにより、対向電極21に届く電気力線の量より、対向電極22に届く電気力線の量が少なくなり、イオン化線11の自励振動現象が防止される。
有効面積の差は、イオン化線11の自励振動現象が防止される程度であればよいが、後述するように、一方が他方の約90%以下、好ましくは75%以下である。但し、上述したように、一方を幅方向に変位配置して有効面積が異なるようにした場合には、例えば、対向電極22はその端部がイオン化線11に対向する位置までが好ましく、それ以上変位させると、荷電効率が低下するので、変位した対向電極の有効面積は他方の90〜50%、好ましくは75〜50%とするのがよい。
ここで、このように一方の有効面積に対して他方の有効面積を小さく設定したものであれば、対向電極自体の寸法は同一でなくてもよく、図2(a)や(b)に示すように、一方の対向電極の幅を小さくしてもよい。図2(a)は、対向電極21Aに対して幅寸法が小さい対向電極22Aを一方端を対向させた状態で配置したものであり、図2(b)は対向電極21Bに対して幅寸法の小さい対向電極22Bを中央に配置したものである。また、放電効率が低下するので好ましくはないが、図2(c)のように、両方の対向電極21C及び22Cの寸法が所定距離Dより小さくてもよい。勿論、この場合でも、S>Sであれば自励振動現象が防止される。
また、有効面積に差を設けるためには、幅方向に変位して配置したり、幅方向の寸法を変化させたりする代わりに、図3に示すように、対向電極21Dと同一の幅寸法を有する対向電極22Dの表面に絶縁体31を設けるようにしてもよい。これにより、対向電極22Dの有効面積Sは絶縁体31で覆われていない範囲となり、対向電極21Dの有効面積Sに対して小さくすることができる。
本発明の荷電装置は、相対向する一対の対向電極及びイオン化線が複数段並設されていてもよい。この一例を図4に示す。
図4は、図1の荷電装置10を3段重ねたものを図示したものであるが、実際には、さらに多段の構成とする。すなわち、中央にイオン化線11を配した一対の対向電極21及び22に重ねて対向電極23及び24を配置したものであり、対向電極22及び23の間、対向電極23及び24の間に、それぞれイオン化線12及び13をそれぞれ設けたものである。ここで、対向電極22及び23のイオン化線12に対する位置関係、並びに対向電極23及び24のイオン化線13に対する位置関係は、それぞれ対向電極21及び22のイオン化線11に対する位置関係と同一であり、一対の対向電極21及び22の有効面積はそれぞれS11及びS12(S11>S12)、対向電極22及び23の有効面積はそれぞれS13及びS14(S13>S14)、対向電極23及び24の有効面積はそれぞれS15及びS16(S15>S16)となっている。なお、S11>S12、S13>S14、S15>S16の関係が維持されていれば、S11、S13、S15は、同一面積である必要はなく、S12、S14、S16も同一面積である必要はない。
このように一方の対向電極を変位して配置した場合、変位する側の対向電極を各段で同じ側(図4では、図中下側)を変位することにより、常に同じ側の有効面積が小さく設定され、隣接するイオン化線で間の対向電極を有効に共有することができる。すなわち、図5に示すように、図2の構成に対向電極21Aと同一配置の対向電極23Aを設けて対向電極22A及び23Aの間にイオン化線12を設けた場合、一対の対向電極21A及び22Aの有効面積はそれぞれS11及びS12(S11>S12)となり、一方、対向電極22A及び23Aの有効面積はそれぞれS13及びS14(S13<S14)となる。このように、各段において有効面積が異なるので、自励振動現象は防止されるが、対向電極22Aの幅方向外側に電気力線eとeとが干渉しあう領域が生じ、後述するように、荷電効率が低下する傾向にある。
従って、一方の対向電極を変位させて有効面積を異なるようにするためには、例えば、図4に示すように、常に同一方向に変位させて、常に同一側において有効面積が小さいようにするのが好ましく、また、イオン化線11〜13の配列方向を、対向電極21〜24に直交する方向から傾斜した方向に一列に配置するのが好ましい。
しかしながら、必ずしもこのような配置に限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、図2の対向電極21A及び22Aと同じ構成の対向電極23B及び24Bを重ねて、対向電極22A及び23Bの間のイオン化線12は対向電極23Bの幅方向中央に配置するようにすると、有効面積が小さい側が常に同一側にある訳ではなく、イオン化線の配置も一列ではないが、電気力線の干渉は生じず、且つ自励振動現象が防止される構成となる。
また、電気力線の干渉を防止するためには、絶縁体を設けてもよく、図5と同様な配置をする場合には、例えば、図7に示すように、対向電極22Aの代わりに幅方向一方側の両面に絶縁体31Aを設けた対向電極22Bを配置してもよい。これにより、電気力線の干渉を避けることができ、且つ有効面積が異なるので、自励振動現象が防止される。勿論、絶縁体で電気力線の干渉を防止する場合には、隣接する各段で対向電極を共有せずに、イオン化線に対向する一対の対向電極を独立させて複数段に配置し、各段の間を絶縁体で仕切るようにしてもよい。
以上説明した荷電装置には、上述したようにイオン化線と対向電極間に電圧を印加した状態で、対向電極に沿った一方から被処理空気等を流すと、その被処理空気中に含まれている埃などの粒子が荷電粒子となって他方側に流出される。従って、他方側に集塵装置を配置することにより、荷電粒子を容易に捕捉することができる。
図8には、一実施形態に係る捕集装置の概略構成を示す。図8に示すように、捕集装置100は、荷電装置であるアイオナイザ部110と、集塵装置であるコレクタ部150とを具備する。
アイオナイザ部110は、図4に示すように、複数のイオン化線111を挟むように複数の対向電極112を相対向して配置し、一方側の対向電極112を一方向に所定量だけ順次変位させて配置したものであり、この対向電極112の幅方向一方側に、集塵装置であるコレクタ部150を配置したものである。コレクタ部150は、イオン化線111がプラス側に接続される場合には、相対的にプラス側に接続される非集塵電極151と、マイナス側に接続される集塵電極152を交互に配置し、各電極間の空間に、荷電装置であるアイオナイザ部110でイオン化された荷電粒子が流れるようになっている。なお、イオン化線111がマイナスに接続される場合は、非集塵電極151は相対的にマイナス側の電位に接続し、集塵電極152は相対的にプラス側の電位に接続されることとなる。
このような捕集装置100では、アイオナイザ部110でイオン化されて生成した荷電粒子は、コレクタ部150で捕捉されることとなる。ここで、本実施形態では、非集塵電極151及び集塵電極152を対向電極112にほぼ沿って配置している。したがって、図9(a)に示すように、捕集装置100の奥行きLが小さくなるという利点がある。すなわち、奥行きLを一定とした場合に捕集効率を同一レベルに維持しようとすると、図9(b)に示すように、奥行き寸法Lが大きくなり、逆に奥行き寸法Lを維持しようとすると、コレクタ部150の集塵面積が小さくなるので、捕集効率が低下する。
このように、非集塵電極151及び集塵電極152を対向電極112にほぼ沿って配置することにより、集塵効率を向上させることができるが、非集塵電極151及び集塵電極152は必ずしも対向電極112にほぼ沿って配置する必要はなく、荷電粒子を捕捉できるものであればよいことはいうまでもない。
このような捕集装置100のイオン化線111は勿論、対向電極112、非集塵電極151及び集塵電極152は金属製としてもよいが、樹脂材料で形成してもよい。この場合、対向電極112及び集塵電極152は体積抵抗率が107Ω・cm以下の導電性樹脂材料で形成し、非集塵電極151は体積抵抗率が1010〜1013Ω・cmの半導電性樹脂材料で形成するのが好ましい。このように構成したアイオナイザ部110及びコレクタ部150では、アイオナイザ部110により荷電された塵埃粒子の中に導電性粉塵が混在していても、非集塵電極151の電荷の移動が半導電性樹脂材料の抵抗で制限されるため、非集塵電極151と集塵電極152との間でのスパーク発生が防止できる。
また、このように対向電極112、非集塵電極151及び集塵電極152を樹脂製とした場合、金属製とした場合と比較して著しく製造が容易となり、特に、上述したような傾斜配置とした構成に容易に対応することができるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、捕集装置100としてアイオナイザ部110及びコレクタ部150だけを示したが、この捕集装置100は、空気を通風させる吸い込み手段や送風手段等と共に使用されるものであり、空気清浄装置、冷暖房装置、空気調和装置などに組み込まれて使用される。
このように各種装置に組み込む場合、特に、冷暖房装置等に付加的に組み込む場合、省スペースの要請が大きいが、上述したように対向電極112、非集塵電極151及び集塵電極152を樹脂製とした場合には、省スペース化を容易に図ることができ、また、組み込み先によって決定されるスペースの形状に合致した形状に容易に構成させることができるという利点がある。また、冷暖房装置に組み込んだ場合には、下流側に金属製の熱交換フィンが配置されることになるが、半導電性樹脂材料で形成された非集塵電極151及び導電性樹脂材料で形成された集塵電極152を使用した場合には、接地電位の熱交換部302の熱交換フィンとの間のスパーク発生が有効に防止されるという利点もある。
図10には、本発明の他の実施形態に係る捕集装置である静電式集塵装置の一例の概略を示す分解斜視を、図11には外観をそれぞれ示す。
図10に示すように、静電式集塵装置200は、後述するように、冷暖房装置に組み込んで使用するものであり、放電電極であるイオン化線210と、その対向電極220及び集塵電極230を一体成形した対向兼集塵電極体240A,240Bと、非集塵電極250を構成する非集塵電極体260A,260Bと、非集塵電極体260A,260Bに電圧を印加するための端子部材270Aと、イオン化線210に電圧を印加するための端子部材270Bとを下枠280に組み込んで上枠290を被せたものであり、図11の外観を有するものである。対向兼集塵電極体240A,240Bは体積抵抗率が107Ω・cm以下の導電性樹脂材料で形成され、非集塵電極体260A,260Bは体積抵抗率が1010〜1013Ω・cmの半導電性樹脂材料で形成されている。
ここで、対向兼集塵電極体240A,240Bは、対向兼集塵電極体240Bの斜視、正面及び側面を表す図12に示すように、表側に5段の対向電極220を具備する。対向電極220は、設置された場合に、水平方向からやや上向きに傾斜するようにフィン状に突出した状態で水平方向に亘って設けられている。ここで、イオン化線210は、図13に示すように、各対向電極220の中央、つまり各対向電極220までの距離が同一になる位置に配置されるようになっているが、各イオン化線210と、対向電極220との位置関係は図4や図8に示すようになるように設計されており、下側の対向電極220の有効面積が上側のそれより小さくなるようになっている。すなわち、上下の対向電極の有効面積を比較すると、上側に対して、下側の有効面積が、上から順に、それぞれ64.5%、70%、53.7%、60%と小さくなっている。
なお、本実施形態では、対向兼集塵電極体240Aには、対向兼集塵電極体240A,240Bを接地するための接地端子部241が一体的に設けられている。
また、対向兼集塵電極体240A,240Bの対向電極220の裏側には、設置された場合に、ほぼ鉛直方向に延びる複数の集塵電極230が、所定間隔で裏側に向かってフィン状に突出するように且つ各対向電極220と一体的に設けられている。
一方、非集塵電極体260A,260Bには、ほぼ鉛直方向に延びる複数の非集塵電極250が、所定間隔で表側に向かってフィン状に突出するように設けられている。ここで、非集塵電極体260A,260B及び対向兼集塵電極体240A,240Bを下枠280に組み付けた場合には、非集塵電極250のそれぞれの間に集塵電極230が互いに接触しないように等間隔で配置されるようになっている。
また、下枠280は、イオン化線210、対向兼集塵電極体240A,240B、非集塵電極体260A,260B、端子部材270A、270Bをそれぞれ組み付ける構造を有するが、集塵電極230及び非集塵電極250の間を通過した空気を後方に通過させるために大きな二つの開口部281を具備する。
一方、上枠290は、下枠280に組み付けたイオン化線210、対向兼集塵電極体240A,240B、非集塵電極体260A,260Bを覆う構造を有するが、略全面に亘ってフレーム部材291によって格子状に仕切られた開口部292が形成されている。また、中央部下側には、冷暖房装置への着脱を容易にするための取手部293が設けられている。
なお、端子部材270Aは、非集塵電極体260A,260Bに組み付けられて、また、端子部材270Bはイオン化線210と接触した状態で、それぞれ組み込まれているが、上枠290を組み付けた状態で、図11に示すように、給電するための接続端子271及び272が露出するようになっている。
以上説明した静電式集塵装置200は、図14に示すように、冷暖房装置300に組み込んで使用されるものである。すなわち、静電式集塵装置200は、冷暖房装置300の前蓋301と熱交換部302との間の限られたスペースに組み込み可能な形状となるように設計されているが、上述したように、対向兼集塵電極体240A,240Bを導電性樹脂で形成し、非集塵電極体260A,260Bを半導電性樹脂で形成しているので、比較的容易に一体的な形状など任意の形状に製造可能であるという利点がある。また、静電式集塵装置200は、その前後方向、すなわち、空気の流れ方向の組み込みスペースが限られているが、上述したように対向兼集塵電極体240A,240B及び非集塵電極体260A,260Bを上述のような電気的特性を持つ樹脂材料で形成すると共に、樹脂製である設計の自由度を活用してスペースの奥行きに対して対向電極を傾斜して配置しているので、集塵部の空気の流れ方向の寸法を十分に大きく確保することができ、圧損を最低限に抑えつつ風量を確保し且つ集塵部での集塵効率を大きく保つことができるという効果を奏するものである。
(試験例1)
図15(a)に示すように、対向電極A、Bを13mm間隔で一端を揃えて配置すると共に両者の中間で且つ一端から20mmの位置にイオン化線1を配置し、対向電極Aの寸法A及び対向電極Bの寸法Bを変化させたときに、イオン化線1に流れる電流であるトータル放電電流値が20〜50μAとなるときの、アイオナイザ電圧(kV)及び対向電極Aに流れる電流(A)をそれぞれ測定した。この結果をそれぞれ表1及び表2に示す。
この結果、寸法A及びBが5mmになると、10mmまでのときと比較してアイオナイザ電圧が大きくなるので、寸法A及びBが10mmの場合が電気力線の到達限界に近いということがわかった。
Figure 0004553125
Figure 0004553125
(試験例2)
次いで、寸法Aを、電気力線の到達限界より十分に大きい20mmに固定した状態で、寸法Bを変化させたときのアイオナイザ電圧(kV)及び対向電極Aに流れる電流(A)をそれぞれ測定した。この結果をそれぞれ表3及び表4に示す。
この結果、対向電極Bの寸法が対向電極Aと5mm異なる寸法Bが15mmの場合からアイオナイザ電圧が低下していることから、電気力線のバランスが崩れていることが認められた。また、寸法Bが−5mmのときには電流値が異常に大きくなるので、対向電極の変位の限界は端部がイオン化線に対向する位置になる位置であることがわかった。
Figure 0004553125
Figure 0004553125
(試験例3)
図15(b)に示すように、図15(a)の対向電極A、Bの対向電極B側に、さらに対向電極Aを13mm間隔で一端を揃えて配置すると共に両者の中間で且つ一端から20mmの位置にイオン化線1を同様に配置し、対向電極Aの寸法Aを20mmに固定して、対向電極Bの寸法Bを変化させたときに、イオン化線1に流れる電流であるトータル放電電流値が20〜50μAとなる場合の、アイオナイザ電圧(kV)及び対向電極Aに流れる電流(A)をそれぞれ測定した。この結果をそれぞれ表5及び表6に示す。
この結果、寸法Bが0mmになると、5mmまでのときと比較してアイオナイザ電圧が大きくなるので、多段にした場合には、寸法Bが5mmの場合が限界であることがわかった。これは、対向電極Bの端部の外側での電気力線の干渉が理由だと考えられる。
Figure 0004553125
Figure 0004553125
(試験例4)
図16に示すように、図15(b)の構成を2段重ねて合計4段とし、対向電極Aの寸法Aを10mmに固定して、トータル放電電流値を80及び160μAとし、対向電極Bの寸法Bを変化させたときの集塵効率を測定した。この結果を表7に示す。
この結果、寸法Bが0mmでは集塵効率が多少低下するが、5mmのときは10mmのときとほぼ同一であることがわかった。
一方、図17に示すように、寸法Aが10mmの対向電極Aと、対向電極Aの一方面の端部から10mmの位置まで絶縁体3を設けた対向電極Cとを用いて、図16で寸法Bが0mmと同一の環境を構成して同様に集塵効率を測定した。この結果も表7に併せて示す。
この結果、寸法Bが0mmと同様に有効面積が異なっても、絶縁体を設けて電気力線の干渉を防止すれば、集塵効率の低下はないことが確認できた。
Figure 0004553125
(試験結果)
以上の結果、幅40mmの対向電極Aに対して、寸法Bを15mmとして幅35mmの対向電極Bを相対向させた場合でも、アイオナイザ電圧に乱れが生じるほど電気力線のバランスが崩れていた。この場合、一方の40mm全体が有効面積とした場合には他方の有効面積は87.5%であるので、約90%以下に有効面積を変化させれば、自励振動現象の防止効果が現れると考えられ、また、有効面積の差を大きくすればするほど、その効果は大きいと考えられる。
一方、寸法Bを0mmとして対向電極Bの幅を50%としても、電気力線の干渉を防止するようにすれば、集塵効率の低下はないので、有効面積の差は、最大50%までがよいことがわかった。
(試験例5)
図18に示すようなイオン化線自励振動試験装置400を用いて自励振動試験を行った。すなわち、イオン化線自励振動試験装置400は、所定の間隔で配置した5枚の対向電極401のそれぞれの間の中央位置にイオン化線402を配置したものであり、対向電極401とイオン化線402との間に所定の電圧が印加できるようになっている。対向電極401の間隔は14mmで、イオン化線402は各対向電極401に対して6.5mmの距離の位置に配置され、また、各イオン化線402は、通常使用とは異なり、自励振動が発生しやすい張力、すなわち、張力Tが150gf(1.5N)となるように設けてある。なお、対向電極401は、体積抵抗率が107Ω・cm以下の導電性樹脂材料に電気的特性が近いものである、厚さ1.0mmで長さ320mmのSUS板とし、イオン化線402は線径が90μmのタングステン線材とした。
図19に示すように、5枚の対向電極401のうち、両側及び中央部を除いた2枚の対向電極401Aは一部に絶縁体403を被せてその有効面積を小さく設定し、有効面積を下表に示すように変化させた状態で、放電電流値が300μAとなるように電圧を印加し、放電電圧を測定すると共に、イオン化線402の自励振動の発生の有無を観察した。この結果を表8に示す。
この結果より、対向電極の有効面積比が90%以下となると自励振動が防止されることが確認できた。
Figure 0004553125
(試験例6)
試験例5と同様な試験装置を用い、絶縁体403を設ける代わりに、図20(a),(b)に示すように、寸法の小さな対向電極401Bを用いて有効面積比を80%とした場合、及び5枚の対向電極401をイオン化線402に直交する方向に変位して配置して有効面積比を80%とした場合について、放電電流値が300μAとなるように電圧を印加し、放電電圧を測定すると共に、イオン化線402の自励振動の発生の有無を観察した。この結果を表9に示す。
この結果より、何れの場合も自励振動が防止されることが確認できた。
Figure 0004553125
(試験例7)
図10及び図11に示した静電式集塵装置200を用いて、放電電流値が300μAとなるように電圧を印加し、放電電圧を測定すると共に、イオン化線402の自励振動の発生の有無を観察した。この結果を表10に示す。なお、この装置では、上側の対向電極に対して、下側の有効面積が、上から順に、それぞれ64.5%、70%、53.7%、60%と小さくなっている。
この結果より、この場合も自励振動が防止されることが確認できた。
Figure 0004553125
本発明の捕集装置、空気を通風させる吸い込み手段や送風手段等を設けることにより、空気清浄装置として使用でき、また、冷暖房装置、空気調和装置などに組み込んで使用される。
本発明の一実施形態の荷電装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態の荷電装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の荷電装置の変形例を示す図である。 本発明の他の実施形態の荷電装置の概略構成を示す図である。 本発明の他の実施形態の荷電装置の変形例を示す図である。 本発明の他の実施形態の荷電装置の変形例を示す図である。 本発明の他の実施形態の荷電装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の捕集装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態の捕集装置の効果を説明する図である。 本発明の他の実施形態の捕集装置である静電式集塵装置の分解斜視図である。 本発明の他の実施形態の捕集装置である静電式集塵装置の外観図である。 本発明の他の実施形態の静電式集塵装置の対向兼集塵電極体の斜視、正面及び側面図である。 本発明の他の実施形態の捕集装置の対向兼集塵電極とイオン化線との関係を示す図である。 本発明の他の実施形態の静電式集塵装置の使用状態を説明する図である。 本発明の試験例1〜3の荷電装置の構成を説明する図である。 本発明の試験例4の荷電装置の構成を説明する図である。 本発明の試験例4の荷電装置の構成を説明する図である。 本発明の試験例5及び6で用いた自励振動試験装置の構成を説明する図である。 本発明の試験例5の試験内容を説明する図である。 本発明の試験例6の試験内容を説明する図である。
符号の説明
10 荷電装置
11 イオン化線
21,22 対向電極
100 捕集装置
110 アイオナイザ部
111 イオン化線
112 対向電極
150 コレクタ部
151 非集塵電極
152 集塵電極
200 静電式集塵装置
210 イオン化線
220 対向電極
230 集塵電極
240A,240B 対向兼集塵電極体
250 非集塵電極
260A,260B 非集塵電極体
270A,270B 端子部材
280 下枠
290 上枠

Claims (7)

  1. 互いに平行に配置された平板状の一対の対向電極の間に放電電極となるイオン化線を前記対向電極に平行に配置した荷電装置において、前記イオン化線が前記一対の対向電極からの距離が同一の位置に配置され、且つ当該イオン化線からの電気力線が到達する可能性がある所定距離の範囲内に存在する前記対向電極の面積を有効面積としたとき、前記イオン化線の一方側の対向電極の有効面積に対して他方側の対向電極の有効面積が小さく設定され、前記他方側の有効面積が、前記一方側の有効面積の90%以下であることを特徴とする荷電装置。
  2. 請求項において、前記所定距離の範囲内で前記有効面積外となる位置には絶縁体が存在することを特徴とする荷電装置。
  3. 請求項において、前記所定距離の範囲内で前記有効面積外となる位置には前記対向電極が存在しないことを特徴とする荷電装置。
  4. 請求項1〜の何れかにおいて、前記一対の対向電極が複数対並列状態で配置され且つ各一対の対向電極間に前記イオン化線が配置され、前記複数対の対向電極の前記有効面積が相対的に小さく設定されている電極が、各イオン化線に対して同一側に配置されており、前記一対の対向電極の一方側が前記イオン化線に直交する方向で且つ当該対向電極に平行な方向に相対的に変位した位置に配置されることにより、前記有効面積が相対的に異なっていることを特徴とする荷電装置。
  5. 請求項1〜の何れかの荷電装置と、この荷電装置の前記イオン化線に直交し且つ前記対向電極に平行な方向の一方側に設けられて当該荷電装置でイオン化された荷電粒子を捕集する集塵装置とを具備することを特徴とする捕集装置。
  6. 請求項において、冷暖房装置に着脱自在に内蔵されて使用されることを特徴とする捕集装置。
  7. 請求項5又は6の捕集装置を具備することを特徴とする静電式集塵装置。
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