JP4552954B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明はインクジェットプリンタの技術分野に属する。
インクジェットプリンタでは、ヘッドをインクジェットプリンタの幅方向に往復させ、プラテンに搬送された記録媒体に向けてヘッドのノズルよりインクを吐出させることで印刷している。この際ノズルがインクで汚れるので、ノズルをクリーニングする必要がある。
ノズルをクリーニングするには、ワイパをプラテンの横にあるクリーニング位置に移動させる。ここで、パージ吸引を行ったのち、次にヘッドを移動させてノズルをワイパに接触させ、ノズルに付いたインクをワイパに拭き取らせる。
クリーニング位置はプラテンの横にあるので、その分インクジェットプリンタの幅が広くなり、そのサイズが大きくなっていた。
本発明は、インクジェットプリンタの幅を狭くすることでそのサイズを小さくすることを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載のインクジェットプリンタは、記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向に沿って互いに平行に配されていて該搬送方向に直交する方向に沿って列を形成する複数のリブを備え、前記記録媒体搬送手段によって搬送される前記記録媒体を該リブで支持するプラテンと、前記プラテン及び前記プラテンから外れて待機するための待機位置が含まれる範囲で前記直交方向に沿って往復可能で、前記記録媒体搬送手段によって前記プラテンの上を搬送される前記記録媒体に向けてインクを吐出するノズルを備えるヘッドと、該ヘッドを前記範囲で往復させるヘッド移動手段と、前記待機位置にある前記ヘッドの前記ノズルを被覆して保護する保護位置と
該保護位置から離れた離脱位置との間で移動可能な保護部材と、該保護部材を前記ヘッドの前記ノズルに対して上下方向に、前記保護位置と前記離脱位置との間で移動させる保護部材移動手段と、を備えるインクジェットプリンタにおいて、前記プラテンと前記待機位置との間となる前記プラテンの前記搬送方向に直交する方向の端部には、前記複数のリブとともに前記記録媒体を支持する可動リブと、前記可動リブが形成されている面に直交する面には前記ノズルを拭き取るワイパとを有し、前記ワイパが前記複数のリブの列に並ぶよう位置し前記可動リブが前記列と並ぶ位置から離れる第1回転位置と、前記可動リブが前記列と並ぶよう位置し前記ワイパが前記列と並ぶ位置から離れる第2回転位置との間で回転する可動プラテンが設けられ、前記保護部材移動手段は、前記可動プラテンを、前記第1回転位置と前記第2回転位置との間で回転させることを特徴とする。
請求項2記載のインクジェットプリンタは、請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、前記保護部材移動手段は、駆動モータと、該駆動モータの駆動力によって往復移動するキャップカムとを含み、前記キャップカムは、前記保護部材と一体に設けられたピンと当接する第1の部分と、前記可動プラテンと当接する第2の部分とを有しており、その片道移動によって、前記ピンが前記第1の部分に当接せず、また前記可動プラテンが前記第2の部分に当接しない状態である、前記保護部材を前記保護位置に位置させ前記可動プラテンを前記第1回転位置に位置させる第1の位置から、前記ピンを前記第1の部分に当接させることで前記保護部材を前記保護位置よりも前記離脱位置側に変位した位置に位置させ前記可動プラテンを前記第1回転位置に位置させる第2の位置を経て、前記保護部材を前記離脱位置に位置させ、前記可動プラテンを前記第2の部分に当接させることで前記第2回転位置に位置させる第3の位置へ、順次移動することを特徴とする。
請求項記載のインクジェットプリンタは、請求項記載のインクジェットプリンタにおいて、前記インクジェットプリンタが待機状態にあるときは、前記キャップカムが前記第1の位置に位置するとともに前記ヘッドが前記待機位置に位置づけられており、この待機状態から印刷を行うときは、前記キャップカムを前記第2の位置に移動させてから、前記ヘッドを前記待機位置から前記プラテンと対向する位置へ移動させることで、前記ノズルに付着したインクを前記ワイパで拭き取らせ、印刷終了後に前記待機状態に移行するときは、前記キャップカムを前記第3の位置に位置させた状態で前記ヘッドを前記プラテンと対向する位置から前記待機位置へ移動させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、印刷時には、可動プラテンを第2回転位置にする。可動リブは複数のリブの列に並ぶ。可動リブが含まれるリブの列の幅は、プラテンの幅よりも広くなるので、プラテンの幅を狭くしても、可動リブを含めたリブの列の幅を、幅を狭くする前のプラテンの幅と同程度にできる。
例えばA4サイズまで印刷可能なインクジェットプリンタの場合、そのプラテンは、A4サイズの記録媒体を支持可能な幅を有している。このプラテンの幅を狭くし、可動リブが含まれるリブの列の幅を、幅を狭くする前のプラテンの幅と同程度にすれば、A4サイズの記録媒体をリブと可動リブとで支持できる。
一方クリーニング時には、可動プラテンを第1回転位置にする。可動リブを含むリブの列が占める空間の一部を、印刷時の可動リブとクリーニング時のワイパとが共用するので、記録媒体を支持可能な幅を確保した上で、その共用する分インクジェットプリンタの幅を狭くできる。
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1の内部では、紙10(破線で図示)が図示しない記録媒体搬送手段により図において表側から裏側に向けて送られる。なお図の紙10は、このインクジェットプリンタ1で印刷可能なサイズのうち最大のサイズとして示されている。記録媒体搬送手段は、給紙トレイに収容された紙10を一枚ずつ取り込んで送り出す構成であり、その構造は周知であるので、ここでは詳しい説明を省略する。
インクジェットプリンタ1はプラテン12を備えており、記録媒体搬送手段によって送り出された紙10はプラテン12の上を通る。プラテン12の上面には、紙10の搬送方向に沿って互いに平行でプラテン12の幅方向に列を形成するリブ14が複数設けられている。
プラテン12の上を通る紙10に印刷するためのヘッド16は、その下部に2つのノズル18を備えており、これらノズル18から下方に向けてインクを吐出できる。ヘッド16は、図示しないヘッド移動手段により、少なくとも最大印刷可能サイズの紙10に印刷する範囲とこの印刷範囲から外れて待機する待機位置(図1)とが含まれる範囲でプラテン12の幅方向に往復移動できる。また、この範囲を往復移動中のヘッド16の下面とこれの下方のリブ14との間の距離が一定になるように設計されている。なお、ヘッド移動手段の構成は周知であるので、ここでは詳しい説明を省略する。
プラテン12の横には可動プラテン34がある。この可動プラテン34は直方体の可動プラテン本体35を備えており、可動プラテン本体35の側面35aには、紙10の通過方向に沿う回転軸34a及び突起34bが設けられている。回転軸34aは、インクジェットプリンタ1の本体に回転可能に支持されている。側面35aに直交する平面35bには、ワイパ36が平面35bに対して垂直に取り付けられている。また、ワイパ36を上向きにした際にプラテン12側になる平面35cからは、可動リブ38が平面35cに対して垂直に延出している。さらに、平面35cの反対側の平面35dからはアーム34cが平面35dに対して垂直に延出している。
可動プラテン34は、回転軸34aを中心とする回転により、ワイパ36が上向きになる第1回転位置(図1)と可動リブ38が上向きになる第2回転位置(図3)とに切り替わる。可動プラテン34が第1回転位置にあるときには、ワイパ36は、その先端が移動中のノズル18に接触し得る接触位置にあり、可動リブ38は、プラテン12の方を向いた列離脱位置にある。一方、可動プラテン34が第2回転位置にあるときには、ワイパ36は、横倒し状態となってノズル18には接触しない非接触位置にあり、可動リブ38は、上向きとなってリブ14に並ぶ支持位置にある。往復移動中のヘッド16の下面とこれの下方で支持位置にある可動リブ38との間の距離は、往復移動中のヘッド16の下面とこれの下方のリブ14との間の距離に等しくなるように設計されており、リブ14及び支持位置にある可動リブ38は、これらの上を通る紙10をヘッド16の下面に対して同じレベルに支持できる。
図1に示すように、可動プラテン34の横にはストッパ42が配されている。ストッパ42は回転停止手段に該当する。このストッパ42は、インクジェットプリンタ1の本体に固定されている。可動プラテン34は、第2回転位置から第1回転位置に向かう方向(図1において反時計回り)に回転して第1回転位置になった場合には、その平面35dがストッパ42に当接してそれ以上回転できない。
図2に示すように、回転軸34aの周りにはねじりコイルばね40が取り付けられている。ねじりコイルばね40は付勢手段に該当する。このねじりコイルばね40は、ねじった状態で、その一端がストッパ42に、他端が突起34bにそれぞれ掛けられており、可動プラテン34を第2回転位置から第1回転位置に向かわせる方向(図1において反時計回り)に突起34bを介して付勢している。
図1に示すように、可動プラテン34及びストッパ42の横には、ヘッド16の待機位置の下方で上下方向に往復移動可能なキャップユニット20がある。このキャップユニット20の上部には2つのキャップ22が取り付けられている。キャップ22は保護部材に該当する。また、キャップユニット20の側面には軸ピン24が設けられている。
キャップユニット20は、図示しないばね(本実施例ではコイルばね)により上向きに付勢されている。このコイルばねがキャップユニット20を上昇させると、キャップ22は、待機位置にあるヘッド16に当接し、ノズル18を被覆して保護する保護位置(図1)になる。
図2に示すようにキャップ22の内側には吸引孔22aが開けられている。吸引孔22aは、図示しない吸引ポンプに接続されている。キャップ22がノズル18を被覆しているときに吸引ポンプを働かせると、ノズル18の穴に残っているインクを吸引孔22aを介して吸引して除去できる。
図1に戻り、キャップユニット20の手前側には、プラテン12の幅方向に沿って往復移動可能な キャップカム26がある。このキャップカム26にはカム孔28が設けられており、カム孔28の内部には軸ピン24が突き出している。カム孔28の上側の壁は、キャップカム26の移動方向に平行な平行面28aと、これの一端に連続していてそこから遠ざかるに従って下方に傾斜する傾斜面28bとからなる。また、キャップカム26からはアーム30がプラテン12の下方に向けて延出しており、このアーム30の先端にはフック30aが設けられている。
図4に示すように、アーム30のフック30aは、円盤状のカム32に設けられた円形のカム溝32bに入れられている。このカム32には図示しないカム駆動モータが接続されており、カム駆動モータは、回転軸32aを中心にしてカム32を回転させることができる。キャップカム26、カム32及びカム駆動モータは保護部材移動手段を構成し、またキャップカム26、カム32、カム駆動モータ、ねじりコイルばね40及びストッパ42は可動プラテン回転手段を構成する。
キャップカム26は、カム32が180度回転する毎にカム32から最も遠ざかった位置(図4(a))とカム32に最も近づいた位置(図4(b))との間で往復移動する。
図1に示すように、キャップカム26がカム32から最も遠ざかった位置にある際には、平行面28aが軸ピン24の上方に位置している。このためキャップユニット20を付勢しているコイルばねの働きが妨げられず、キャップ22がヘッド16に押し付けられている。また、この位置のキャップカム26は、可動プラテン34が回転する際のアーム34cの軌道から離れており、可動プラテン34の回転を妨げない。このためねじりコイルばね40に付勢されている可動プラテン34は、ストッパ42に当接するまで回転して第1回転位置にある。
キャップカム26がカム32から最も遠ざかった位置(図1、図4(a))にある際にカム32を回転させると、キャップカム26がアーム30を介してカム32に引き寄せられる。キャップカム26がカム32に引き寄せられると傾斜面28bが軸ピン24に当接する。このときキャップカム26とアーム34cとの間は離れている。さらにキャップカム26が移動すると、傾斜面28bは、キャップ22が取り付けられているキャップユニット20を軸ピン24を介して押し下げる。
キャップカム26の移動が継続すると、キャップカム26はアーム34cに当接する。さらに移動すると、キャップカム26がアーム34cを介して可動プラテン34を第2回転位置に向けて回転させる。この可動プラテン34の回転に伴い、上向きであったワイパ36は、下降しているキャップユニット20及びキャップ22の方へ倒れ込んでいく。このように軸ピン24及びアーム34cに当接しているキャップカム26は、これら下降時のキャップユニット20と回転時の可動プラテン34とを連動させている。
キャップカム26の移動が継続すると、キャップ22の方へ倒れ込んでいくワイパ36の先端は、キャップユニット20及びキャップ22が往復移動時に通過する空間に差し掛かる。このとき下降中のキャップユニット20及びキャップ22は、ワイパ36の先端よりも下方にある。
キャップカム26の移動が継続すると、ワイパ36とキャップユニット20及びキャップ22とが互いに接触せずに移動し、カム32が180度回転したところでキャップカム26がカム32に最も近づいた位置となる(図3、図4(b))。キャップカム26がこの位置にある際には、傾斜面28bが軸ピン24を介してキャップユニット20を押し下げており、キャップ22が下降端に達している(離脱位置、図3)。また、この位置のキャップカム26は、その移動により第2回転位置まで回転させた可動プラテン34のアーム34cに当接している。このため可動プラテン34は、ねじりコイルばね40の付勢にもかかわらず第2回転位置に留められている。このときワイパ36は、キャップ22の上方で横倒しになり、また可動リブ38は、上向きとなってリブ14の列に並ぶ(図3)。
以上のようなキャップカム26の移動時におけるワイパ36とキャップユニット20及びキャップ22との関係を成立させるように、キャップカム26の移動量に対するキャップユニット20の下降量、この移動量に対する可動プラテン34の回転角度及びワイパ36の長さが設定されている。
キャップカム26がカム32に最も近づいた位置にある際にカム32を回転させると、キャップカム26はアーム30を介してカム32に押され、反転してカム32から遠ざかっていく。反転したキャップカム26は、軸ピン24及びアーム34cに当接しており、プラテン34とキャップユニット20とを反転前と同様の関係で連動させている。キャップカム26がカム32から遠ざかっていくと、ねじりコイルばね40に付勢されている可動プラテン34は、アーム34cが当接しているキャップカム26の移動に従い、第1回転位置に向けて回転する。この可動プラテン34の回転に伴い、キャップ22の上方で横倒しであったワイパ36は起き上がっていく。また、コイルばねに付勢されているキャップユニット20は、軸ピン24が当接している傾斜面28bの移動に従い、キャップ22を伴って上昇する。このとき回転しているワイパ36と上昇しているキャップユニット20及びキャップ22とは、互いに接触しない。
キャップカム26の移動が継続すると、ワイパ36がキャップユニット20及びキャップ22の往復移動空間から出る。このとき上昇中のキャップユニット20及びキャップ22は、ワイパ36の先端よりも下方にある。
キャップカム26の移動が継続すると、回転していた可動プラテン34が第1回転位置になってストッパ42に当接し、その回転が止まる。さらにキャップカム26が移動すると、キャップカム26がアーム34cから離れる。
キャップカム26の移動が継続すると、上昇するキャップユニット20のキャップ22は、ヘッド16に当接して保護位置になってその上昇が停止する。さらにキャップカム26が移動すると傾斜面28bが軸ピン24から離れる。傾斜面28bが軸ピン24から離れると、キャップユニット20を付勢しているコイルばねの働きにより、キャップ22がヘッド16に強く押し付けられる。
キャップカム26の移動が継続すると、カム32が360度回転してキャップカム26がカム32から最も遠ざかった位置となる(図1、図4(a))。
なお、インクジェットプリンタ1のその他の構成は公知技術に従っているので、詳細の説明は省略する。
次に、インクジェットプリンタ1の動作を説明する。
インクジェットプリンタ1が待機状態である場合には、図1に示すように、キャップ22がヘッド16に当接してノズル18を被覆しており、またワイパ36の先端が移動中のノズル18に接触し得る位置にある。このときの時間を、図5に示すタイムチャートにおける時間T0とする。
パージ吸引を行うときには、キャップ22がノズル18を被覆しているときに吸引ポンプを働かせる。するとノズル18の穴に残っているインクが吸引ポンプに吸引されて除去される。
パージ吸引に続いてクリーニング(ワイプ)を行うには、カム32を回転させ、キャップカム26をカム32の方へ引き寄せる。キャップカム26が引き寄せられると傾斜面28bが軸ピン24に当接する(時間T1)。さらにキャップカム26を引き寄せると、傾斜面28bが軸ピン24を介してキャップユニット20を押し下げる。このときキャップ22がヘッド16から離れる。
キャップカム26が継続して移動し、アーム34cに当接する(時間T2)。
ノズル18をクリーニング(ワイプ)するときには、キャップカム26がアーム34cに当接する直前の状態、すなわち、可動プラテン34が回転し始める前でワイパ36が依然として上向きである状態にキャップカム26を一旦停止させたまま、ヘッド16を図1に示す位置から左方向に移動させてノズル18をワイパ36の先端に接触させ、ノズル18に付いたインクをワイパ36に拭き取らせる。このとき、ヘッド16と接触するワイパ36は、回転軸34aを中心として反時計方向への回転力を受けることになるが、ストッパ42により反時計方向の回転が阻止されるので、ワイプ動作(インクの拭き取り動作)を確実に行うことができる。
キャップカム26を継続して移動させ、アーム34cを介して可動プラテン34を第2回転位置に向けて回転させる。このときキャップカム26は、これら下降時のキャップユニット20と回転時の可動プラテン34とを連動させており、上向きであったワイパ36は、可動プラテン34の回転に伴い、キャップユニット20及びキャップ22が下降したあとに倒れ込んでいく。
キャップカム26を継続して移動させてカム32に最も近づいた位置にする。このときキャップ22が下降して下降端にあり、ワイパ36がこのキャップ22の上方で横倒しになっている。また、可動リブ38は上向きになってリブ14の列に並んでいる。ここでカム32の回転を停止させてキャップカム26を停止させる(時間T3、図3)。
フラッシングを行うときには、印刷前にヘッド16をフラッシング位置(図示省略)に移動させてノズル18からインクを吐出する。フラッシングをするとノズル18の内部に気泡や塵埃があってもこれらをインクと共に排出できる。
印刷する紙10を、リブ14とこれらに並んだ可動リブ38とからなる列の中央を紙10の中心が通る設定でプラテン12の上に搬送する。なお、紙10の搬送方向に沿う辺が、リブ14とこれらに並んだ可動リブ38とからなる列の端を通るような構成でもよい。紙10の搬送に連動させてヘッド16を紙10の上方で往復させながらノズル18よりインクを吐出することで紙10に印刷する。このヘッド16は、リブ14及びこれらに並んだ可動リブ38に支持されている紙10との間の距離を一定に保ちながら往復移動する。
連続して印刷を行うときには、次の紙10をプラテン12の上に搬送し、同様に紙10の搬送に連動させてヘッド16を紙10の上方で往復させながらノズル18よりインクを吐出して印刷する。以上のプロセスを印刷終了まで繰り返す。また、連続印刷の途中でクリーニングを行うときには、印刷済みの紙10をプラテン12の上から送り出したところで連続印刷を一旦中断し、クリーニングを行う。
印刷が終了したら(時間T4)、ヘッド16を待機位置に戻したのち、カム32を再び回転させてキャップカム26をカム32から遠ざかる方向に移動させる。このときキャップカム26は、プラテン34とキャップユニット20とを連動させている。
キャップカム26の移動に伴い、ねじりコイルばね40に付勢されている可動プラテン34は、アーム34cをキャップカム26に当接させながら第1回転位置に向けて回転する。この可動プラテン34の回転に伴い、キャップ22の上方で横倒しであったワイパ36は起きあがっていく。また同様にキャップカム26の移動に伴い、コイルばねに付勢されているキャップユニット20は、軸ピン24を傾斜面28bに当接させながら、ワイパ36が移動したあとをキャップ22を伴って上昇する。
キャップカム26を継続して移動させると、回転する可動プラテン34がストッパ42に当接して第1回転位置で止まる。キャップカム26をさらに移動させるとキャップカム26がアーム34cから離れる。なお、ヘッド16を待機位置に戻す動作は、少なくともワイパ36が起きあがるまでの間に行われればよいことは勿論である。
キャップカム26を継続して移動させると、キャップ22が待機位置のヘッド16に当接してキャップユニット20の上昇が停止する。キャップカム26をさらに移動させると、傾斜面28bが軸ピン24から離れ、コイルばねの働きでキャップ22がヘッド16に強く押し付けられる。
キャップカム26を継続して移動させてキャップカム26がカム32から最も遠ざかった位置になると、インクジェットプリンタ1が待機状態に戻る(時間T0、図1)。
前述の連続印刷途中のクリーニングを行う際には、連続印刷を一旦中断したのち、印刷終了時(時間T4)以降のプロセスに従ってインクジェットプリンタ1を待機状態にし(時間T0)、続いてクリーニングプロセスを行う(時間T0〜時間T3)。途中キャップ22がヘッド16から離れた状態(時間T2)で、ヘッド16を上向きのワイパ36まで移動させてクリーニング(ワイプ)を行う。クリーニングが終了して可動リブ38が上向きになったら(時間T3)、連続印刷を再開する。
本実施例の可動プラテン34は、プラテン12の横にあり、回転軸34aを中心とした回転により、ワイパ36が上向きになる第1回転位置と可動リブ38が上向きになる第2回転位置とに切り替わる。第1回転位置のワイパ36の先端は、ノズル18に接触し得る場所にあり、ノズル18のクリーニング(ワイプ)に利用される。また第2回転位置の可動リブ38は、上向きとなってリブ14に並んでおり、可動リブ38の上を紙10が通る際には紙10を支持する。
プラテン12の横の空間を第1回転位置のワイパ36と第2回転位置の可動リブ38とが共用するので、この空間を共用する分インクジェットプリンタ1の幅を狭くできる。
第1回転位置と第2回転位置との切り替えは、回転軸34aを中心にして可動プラテン34を回転させることにより行えるので、ワイパ36及び可動リブ38の位置をスムーズにかつ素早く切り替えることができる。
このワイパ36及び可動リブ38の位置の切り替えのために、可動プラテン34、キャップカム26、カム32、カム駆動モータ、ストッパ42及びねじりコイルばね40を備えており、このうちストッパ42及びねじりコイルばね40は、第1回転位置にある可動プラテン34をその位置に留めるので、可動プラテン34は第1回転位置で安定してぐらつかない。
また、キャップカム26、カム32及びカム駆動モータは、キャップ22を移動させる構成でもあるので、キャップ22及び可動プラテン34を駆動する構成を共用により簡略にできる。さらにこの共用によりキャップ22と可動プラテン34とを連動させることができる。
印刷時などキャップ22が離脱位置にあり可動プラテン34が第2回転位置にあるときには、ワイパ36は横倒し状態になり、その先端がキャップ22の上方に位置してキャップ22の上方の一部を覆うので、キャップ22に紙粉やほこり等が入るのを防ぐことができる。
また、このときワイパ36の一部がキャップ22の往復移動範囲の中に位置する分、可動プラテン34とキャップユニット20との間の距離を短くでき、インクジェットプリンタ1の幅を更に狭くできる。
往復移動中のヘッド16の下面とこれの下方のリブ14及びこれらに並んだ可動リブ38との間の距離が一定になるように設計されている。リブ14及び支持位置にある可動リブ38は、これらの上を通る紙10をヘッド16の下面に対して同じレベルに支持するので、ヘッド16は、この紙10との間の距離を一定に保ちながら往復移動でき、印刷の状態が安定する。
以上、実施例に従って本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できるのはいうまでもない。
実施例のインクジェットプリンタのプラテン、ヘッド、保護位置にあるキャップ及び第1回転位置にある可動プラテンを正面から見た図である。 実施例のインクジェットプリンタのプラテン、キャップ及び第1回転位置にある可動プラテンを上方から見た図である。 実施例のインクジェットプリンタのプラテン、離脱位置にあるキャップ及び第2回転位置にある可動プラテンを正面から見た図である。 実施例のインクジェットプリンタのキャップカム及びカムを下方から見た図(1)である(a)。実施例のインクジェットプリンタのキャップカム及びカムを下方から見た図(2)である(b)。 実施例のインクジェットプリンタのタイムチャート図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
10 紙
12 プラテン
14 リブ
16 ヘッド
18 ノズル
20 キャップユニット
22 キャップ
22a 吸引孔
24 軸ピン
26 キャップカム
28 カム孔
28a 平行面
28b 傾斜面
30、34c アーム
30a フック
32 カム
32a、34a 回転軸
32b カム溝
34 可動プラテン
34b 突起
35 可動プラテン本体
35a 側面
35b、35c、35d 平面
36 ワイパ
38 可動リブ
40 ねじりコイルばね
42 ストッパ

Claims (3)

  1. 記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向に沿って互いに平行に配されていて該搬送方向に直交する方向に沿って列を形成する複数のリブを備え、前記記録媒体搬送手段によって搬送される前記記録媒体を該リブで支持するプラテンと、前記プラテン及び前記プラテンから外れて待機するための待機位置が含まれる範囲で前記直交方向に沿って往復可能で、前記記録媒体搬送手段によって前記プラテンの上を搬送される前記記録媒体に向けてインクを吐出するノズルを備えるヘッドと、該ヘッドを前記範囲で往復させるヘッド移動手段と、前記待機位置にある前記ヘッドの前記ノズルを被覆して保護する保護位置と該保護位置から離れた離脱位置との間で移動可能な保護部材と、該保護部材を前記ヘッドの前記ノズルに対して上下方向に、前記保護位置と前記離脱位置との間で移動させる保護部材移動手段と、を備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記プラテンと前記待機位置との間となる前記プラテンの前記搬送方向に直交する方向の端部には、前記複数のリブとともに前記記録媒体を支持する可動リブと、前記可動リブが形成されている面に直交する面には前記ノズルを拭き取るワイパとを有し、前記ワイパが前記複数のリブの列に並ぶよう位置し前記可動リブが前記列と並ぶ位置から離れる第1回転位置と、前記可動リブが前記列と並ぶよう位置し前記ワイパが前記列と並ぶ位置から離れる第2回転位置との間で回転する可動プラテンが設けられ、
    前記保護部材移動手段は、前記可動プラテンを、前記第1回転位置と前記第2回転位置との間で回転させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記保護部材移動手段は、駆動モータと、該駆動モータの駆動力によって往復移動するキャップカムとを含み、
    前記キャップカムは、前記保護部材と一体に設けられたピンと当接する第1の部分と、前記可動プラテンと当接する第2の部分とを有しており、その片道移動によって、前記ピンが前記第1の部分に当接せず、また前記可動プラテンが前記第2の部分に当接しない状態である、前記保護部材を前記保護位置に位置させ前記可動プラテンを前記第1回転位置に位置させる第1の位置から、前記ピンを前記第1の部分に当接させることで前記保護部材を前記保護位置よりも前記離脱位置側に変位した位置に位置させ前記可動プラテンを前記第1回転位置に位置させる第2の位置を経て、前記保護部材を前記離脱位置に位置させ、前記可動プラテンを前記第2の部分に当接させることで前記第2回転位置に位置させる第3の位置へ、順次移動することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 請求項2記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットプリンタが待機状態にあるときは、前記キャップカムが前記第1の位置に位置するとともに前記ヘッドが前記待機位置に位置づけられており、この待機状態から印刷を行うときは、前記キャップカムを前記第2の位置に移動させてから、前記ヘッドを前記待機位置から前記プラテンと対向する位置へ移動させることで、前記ノズルに付着したインクを前記ワイパで拭き取らせ、印刷終了後に前記待機状態に移行するときは、前記キャップカムを前記第3の位置に位置させた状態で前記ヘッドを前記プラテンと対向する位置から前記待機位置へ移動させることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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