JP4552822B2 - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関し、特に画像中に繰返して配列された情報を読出すことができる画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
従来より、MFP(Multi Function Peripheral)やLBP(Laser Beam Printer)な
どに用いられる技術として、文書画像の背景に地紋パターンとしてデータを埋め込む技術が知られている。このような技術は、「文書用電子透かし」などと呼ばれる。
下記特許文献1は、透かし情報があるかどうかの情報と、透かし情報自身の両方を画像に埋込み、透かし情報ありと分かったときに透かし自身を検出することで、情報の抽出処理を高速化する技術を開示している。
下記特許文献2は、画像情報中の検出ブロックを(たとえば、市松模様に)間引いて検出することで、情報の抽出処理を高速化する技術を開示している。
下記特許文献3は、デジタル画像データを所定の大きさのブロックに分割してビットデータを取出し、最終的に多数決でデータを検出する技術を開示している。
特開2001−218005号公報 特開2001−218034号公報 特開2000−59610号公報
本発明は、画像中の情報を読出すことができる画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムにおいて、処理速度を高速化することを目的としている。
上記目的を達成するため、画像中に繰返して配列された情報を読出す画像処理装置は、画像を複数のブロックに分割し、当該ブロック内の局所データを順次取出す取出手段と、取出手段における所定のブロック数分の処理ごとに、情報を正しく取出せるか判定する判定手段とを備える。
好ましくは情報は、データの正しさを判定することが可能なデータ構造を有する。
好ましくは情報はパリティビットを含み、判定手段は、パリティビットに誤りがあるかを判定する。
好ましくは情報は誤り訂正符号により符号化されており、判定手段は、情報を誤り訂正符号で復号化した際、全データの誤りが一定以下であるかを判定する。
好ましくは情報は一方向性関数を用いて作成されるデータを含み、判定手段は、一方向性関数を用いて整合を取ることができるかを判定する。
好ましくは一方向性関数とは、チェックサム、または情報の全ビットを用いて計算する関数である。
好ましくは情報の全ビットを用いて計算する関数とは、ハッシュ関数である。
好ましくは画像処理装置は、画像を読込むスキャナをさらに備え、判定手段で情報を正しく取出せると判定されると、スキャン動作を中止する。
好ましくは画像処理装置は、判定手段で情報を正しく取出せると判定されると、画像の読込みを中止する。
好ましくは画像処理装置は、複数のブロックのそれぞれにおいて局所データが取出せるか判断する判断手段をさらに備え、判定手段は、局所データが取り出せたブロックが所定の数になれば、情報を正しく取出せるか判定する。
好ましくは取出手段は、画像の端から順に局所データを順次取出す。
好ましくは判定手段は、情報の各ビットが、少なくとも一定以上カウントされていれば判定を行なう。
好ましくは情報の中からあらかじめ定めた値が取り出せれば、判定手段は、埋め込みデータが正しく取り出せるか確認する。
この発明の他の局面に従うと、画像中に繰返して配列された情報を読出す画像処理方法は、画像を複数のブロックに分割し、当該ブロック内の局所データを順次取出す取出ステップと、取出ステップにおける所定のブロック数分の処理ごとに、情報を正しく取出せるか判定する判定ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、画像中に繰返して配列された情報を読出す画像処理プログラムは、画像を複数のブロックに分割し、当該ブロック内の局所データを順次取出す取出ステップと、取出ステップにおける所定のブロック数分の処理ごとに、情報を正しく取出せるか判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従うと、画像を複数のブロックに分割し、当該ブロック内の局所データを順次取出し、所定のブロック数分の処理ごとに、情報を正しく取出せるか判定することができるので、画像中の情報を読出すことができる画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムにおいて、処理速度を高速化することが可能となる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図を参照して画像処理装置は、CPU、ハードディスクドライブ、メモリ、および各種インタフェースなどから構成されるPC(Personal Computer)101と、ユーザの入力
を受付けるマウス103およびキーボード105と、画像の処理結果を表示するモニタ107と、各種記録媒体との間でプログラムや画像データなどの情報の授受を行なう外部記憶装置109と、原稿から画像データを読込むスキャナ111とから構成される。
また、PC101内部のハードディスクやメモリなどの記憶媒体には、画像処理ソフトウェア101aが記憶される。画像処理ソフトウェア101aがPC101のCPUにより実行されることで、画像処理が行なわれる。
この画像処理装置は、スキャナ111により地紋パターンなどのデータが埋め込まれた印刷物を読取り、その画像を処理することで、埋め込まれたデータを再現する。
図2は、図1の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図を参照して画像処理装置に含まれるPC101は、入出力インタフェース151と、記憶装置155と、CPUやメモリ153とを含んでいる。また、記憶装置155は、処理演算部157と、OS(Operating System)159とを含んでいる。
マウス103やキーボード105により入力されたユーザ指示は、入出力インタフェース151を介してPC101に入力される。また、入出力インタフェース151を介してPC101からモニタ107に信号が送られることにより画像データの表示が行なわれる。スキャナ111からのスキャン画像も、入出力インタフェース151を介してPC101に入力される。
なお、記憶装置155の機能の少なくとも一部を、外部記憶装置が負担するようにしてもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態において用いられる画像処理装置を含むMFPの構成を示すブロック図である。
図を参照してMFPは、MFP本体201と、操作パネル部203と、スキャナ部205と、プリンタ部207とを含む。MFP本体201は、スキャナ部205により読取られた画像データに対して地紋パターンなどの埋め込みを行なう画像処理ハードウェア201aを含んでいる。地紋パターンが埋め込まれた画像データは、プリンタ部207でプリントされる。
またMFPは、スキャナ部205により地紋パターンなどのデータが埋め込まれた印刷物を読取り、その画像を処理することで、埋め込まれたデータを再現することも可能である。
本実施の形態においては、縦横の2方向にデータを並べることで地紋パターンを作成し、それを原稿画像に埋め込んだものをプリント物とする。すなわち、データは2次元に配列される。
図4は、本実施の形態における画像処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。
このフローチャートで示される処理は、図3のMFPにより実行される、画像データ中に地紋パターンを埋め込む処理である。入力画像に対し、埋め込むデータ(透かしデータ)Iが入力されると、そのデータ自身の正しさを判定できる形式にデータを変換する(S101)。この例では、実際にはパリティビットを付加するものとし、後のデータ検出処理では、パリティビットが全透かしデータに対して正しいときに、データを検出できると判定する。
次に文書画像の背景に、パリティビットが付加されたデータをドットとして埋め込み、プリントする(S103)。これにより、図5のようなプリントアウト(印刷物)が得られる。
図5は、ドットパターンが埋め込まれた画像(およびその印刷物)の具体例を示す図である。
図中における灰色部分が、埋め込まれたドットパターンを示している。このように、データは、一見して分からないように埋め込まれる。
次に、データを埋め込む処理の詳細説明を行なう。
図6は、埋め込むデータの具体例を示す図である。
図を参照して、埋め込むデータが図6の左側の32bitデータであるとすると、本実施の形態では、それを2bitずつ区切り、それぞれに(1bitの)パリティビットを追加していく。パリティビットの追加規則としては、3bit毎に、その3bitの中でのビット1の個数が偶数になるように、追加するものとする。すなわち、3bit中のビット1の個数は、0個か2個のどちらかとなるようにパリティビットは追加される。図6においては、追加したパリティビットに下線を付加している。
図7〜9は、埋め込みデータを表現するためのビットパターンの具体例を示す図である。
ビットパターンは、図7〜9のように3種類の16×16画素のパターンで定義されるものとする。この3種類のパターンのうち、図7は、「0」を表わす画像データの具体例を示す図であり、図8は、「1」を表わす画像データの具体例を示す図であり、図9は、「特殊データ」を表わす画像データの具体例を示す図である。「特殊データ」は、データの境界を示すための特殊なパターンとする。
データ「0」の場合には図7のドットパターン、データ「1」の場合には図8のドットパターンを用いるものとして、埋め込む情報のデータ列に従い、画像の背景にドットパターンを順次埋め込む。
この例では、1ビット(「0」または「1」)の表現に、16×16画素のパターン(データセル)を使用している。600dpiでデータセルを埋め込むとすると、このデータセルは一辺16/600インチ(0.068cm)と非常に小さくなる。これにより、プリント結果の印刷物の背景は、図5のように一見グレーに見える。
図10は、埋め込むデータの配置規則を示す図である。
図7〜9の16×16画素のパターンが、7×7個集まったパターンにより1つのブロック(112×112画素)が構成される。
このブロックの構成としては、図10の通り、左上に「特殊データ」があり、データの繰り返しの境界が分かるようになっている。また、実際に埋め込むデータとしては、図6のように、元の1バイト分のデータが、パリティビットが追加されることで12bitになって、図10のように計4バイト分(48bit)、順に配置される。
図11は、図10の規則に従い、実際に図6右のデータを埋め込んだ結果を示す図である。
図11のデータが、図12のように紙一面に(上下左右の2次元に)繰り返され、文字等の本来プリントしようとしていたデータと合成され、プリントアウトされる。このドットを600dpiで埋め込む場合には、実際にはかなり小さなドットとなるため、ユーザには、図5のように背景にグレーが追加されているように見える。文字等を合成するときに、埋め込みデータが消される恐れがあるため、背景のいろいろなところにデータは、繰り返し埋め込まれることとなる。
図13は、埋め込まれたデータの検出処理を示すフローチャートである。
図を参照して画像処理装置は、ステップS201においてデータが埋め込まれた印刷物Pをスキャンし、スキャン画像を得る。ステップS203において、スキャン画像は、図14に示されるように200×200画素からなる複数の検出ブロックに分割される。検出処理は検出ブロックごとに行なわれる。検出は左上のブロックから開始する。左上のブロック番号を「1」とする(初期化)。検出は、図14に示されるように右に向かって検出ブロックを走査することで行なわれ、右端のブロックの処理が終了すると、1つ下の左端のブロックから右に向かって処理が行なわれる。
図14においては、5ブロック目と10ブロック目のブロックがハッチングにより示されている。
ステップS205で、処理対象の検出ブロックにおいて、埋め込まれたデータをパターンマッチングにより検出していく。ここで、パターンマッチング処理の一例として、単純類似度と呼ばれる処理を例示するが、同じような効果を提供できる処理であれば、他の処理を用いても良い。
単純類似度は、標準パターンc=(c1,c2, … ,c289)と、入力パターンx=(x1,x2, … ,x289)との2つのベクトルのなす角を求め、それが小さいほど類似していると判断する方法である。すなわち、
c・x/(|c|×|x|) ・・・(式1)
(ここで、・はベクトルの内積、| |はベクトルの大きさを示す。)
を求め、2つのベクトルのなす角のcosを計算し、それが1に近づくほど一致していると判断する。
ここで、図15(ビット0)を標準パターンとし、cosが特定の閾値以上であればビット0、図16(ビット1)を標準パターンとし、cosが特定の閾値以上であればビット1、図17(特殊データ)を標準パターンとし、cosが特定の閾値以上であれば特殊データ、いずれも閾値以下なら、データ未検出と判定しデータを拾い出していく。
その際、特殊データの位置を基準とし、図10における相対位置を見ることで、埋め込んだときのどのビットに対応するかを判断する。1つの検出ブロックにおいて、その検出ブロックに含まれる図10の4バイト(48ビット)の各ビットが「0」であるか、「1」であるかを判定する。「0」と判定されると、ビット0の統計量を1加算し、「1」と判定されるとビット1の統計量を1加算する。なお、「0」、「1」ともに閾値以下でデータ未検出なら、統計量の加算を行なわない。1つの検出ブロックの処理が終わると、次の検出ブロックの処理に移行する。
このように局所的にデータを拾い出す処理を継続し、5ブロック分の処理を行なうたびに、データを正しく検出できるか確認する。なお、この例では5ブロックごととしたが、異なったブロック数ごとに行っても良い。
すなわち図13のステップS207においては、処理対象のブロックの番号が5の倍数であるかを判定し、NOであればステップS209でブロック番号を1加算する。ステップS211において、次のブロックがあるかを判定し、YESであればステップS205に戻る。
ステップS207でYESであれば、ステップS219においてデータを正しく検出できるかを判定する。
図18は、検出ブロックの5ブロック目の処理が終了した時点における、統計量の加算結果とビット判定の例を示す図である。
ここでは、例として図10のうち最初の1バイト目(12ビットまで)のみの処理を記載している。
5ブロック分の検出ブロックの処理により、統計量が得られると、多数決によりそのビットが「0」であるか、「1」であるかを判定する。
データを正しく検出できるかどうかの判定方法として、以下の条件1を満たしているか先ずチェックし、満たしていれば次の条件2を満たすかどうかチェックする。これら2種類の条件の両者とも満たしているのであれば、データを正しく検出できると判定する。
(条件1) 埋め込んだ48bitの各ビットに対し、ビット0もしくはビット1と判定された統計量が少なくとも1以上ある(すなわち、図18ではビット0、ビット1とも、0でない)
(条件2) 埋め込んだ48bitの各ビットに対し、図18のように多数決による判定後、パリティビットが全て正しい(3ビットで区切った時に、ビット1の個数が偶数個である)
なお、多数決でビット0とビット1が同数の場合には、ビット1と判定する。
ここでは、最初の5ブロック目で判定した例が図18であり、パリティチェックの結果がNGであるため、更に5ブロック処理を続ける(図13のS219でNO)。
図19は、検出ブロックの10ブロック目の処理が終了した時点における、統計量の加算結果とビット判定の例を示す図である。
図19においては、上の両方の条件をクリアしているため(図13のS219でYES)、図19の一番下の行のように、パリティビットを削除し、元の埋め込みデータを取り出し(図13のS221)、検出処理を終了する(図13のS217)。
正しく検出できない状態(S219でNO)が続き、検出ブロックの最後まできた場合(図13のS211でNO)にも、データを正しく検出できるか判定し(S213)、YESならデータを取り出し(S215)、NOなら埋め込みデータ未検出として処理を終える(S223)。
このようにして本実施の形態によると、文書画像を印字するタイプの電子透かし技術において、埋め込まれたデータを正しく取り出せるか確認することができる。確認できるとデータを検出し、それ以降の処理を止めるようにすることで、検出処理を高速化することができる。
また、多数決でデータを検出するにもかかわらず、少ない統計量(必要最小限の統計量)で検出を行なうことができるため、高速に検出できるという効果がある。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
第2の実施の形態においては、図4のステップS101において透かしデータを誤り訂正符号で変換し埋め込む。図13の検出処理のステップS219、S213で、全データに対して誤りが一定以下ならば、データを正しく検出できると判定する。
すなわち第1の実施の形態では、埋め込むデータにパリティビットを付加し、正しく検出可能か判定したが、本実施の形態では、埋め込むデータを誤り訂正符号で符号化し、正しく検出できるか判定する。
この例では、図20の(7,4)巡回ハミング符号により符号化を行なう。図20の左の4bitごとのデータを、その右の7bitに変換する。
図21は、第2の実施の形態における埋め込むデータの具体例を示す図であり、図22は、第2の実施の形態における埋め込むデータの配置規則を示す図である。
32bitのデータを埋め込む点は図6と同様であるが、図20の(7,4)巡回ハミング符号により符号化を行なうことで、56bitのデータが得られる。これを、図22に示されるように特殊データを先頭とした8×8のブロックに順次埋め込み、最後の7bit分を、統計量チェック領域として「0101010」のデータを書込む。
(7,4)巡回ハミング符号によると、データを復号化する際、7bit中2bitまでの誤り検出を行なうことが出来る。
検出フローについても、図13と同様である。データを正しく検出できるか判断する方法(S219、S213)のみが異なる。第1の実施の形態では、「条件1」、「条件2」の条件を満たすかどうかで判断したが、第2の実施の形態では、図23のフローに従い、判断する。
図23は、第2の実施の形態におけるデータを正しく検出できるかの判断処理を示すフローチャートである。
最初に、ステップS301において図22の統計量チェック領域(7bit分)調べることで、多数決判定後、埋めた固定値(「0101010」の7bit)が正しく取り出せるかどうかにより、統計量が十分にあるか、判断する。
すなわち統計量が不足すると、図24のように、統計量チェック領域の値が「1111111」となる(前述のとおり、多数決で同数の場合には、ビット1と判定するからである)。このような場合には、正しくデータを検出できないと判断する(S307)。
図25のように、統計量が十分あり、「0101010」のデータが正しく取り出せるのであれば、統計量チェックOKと判断し(S301でYES)、次のステップとして、ステップS303で図26のように、埋め込んだ56bitの各ビットに対し、多数決判定後、誤り訂正符号で全て誤りがないか判定する。誤り無しであれば、データは正しく検出できるとして(S305)、元の埋め込みデータを取り出し(図13のS215、221)、検出処理を終了する(図13のS217)。
なお、この例では、7bit中2bitまでの誤り検出可能な(7,4)巡回ハミング符号を用い、全ビットの誤りが無いことを正しくデータが検出できることの条件としたが、さらに符号長が長く、たとえば5bitまでの誤り検出が行えるような誤り訂正符号を用いる場合には、全データで1bit以下の誤りなら、検出可能と判断するなどしても良い。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
第3の実施の形態においては、図4のステップS101において透かしデータのチェックサム(透かしデータの合計値)も一緒に埋め込む。図13の検出処理のステップS219、S213で、チェックサムが正しければ、データを正しく検出できると判定する。
すなわち第1の実施の形態では、埋め込むデータにパリティビットを付加し、正しく検出可能か判定したが、本実施の形態では、埋め込むデータ自身は変更せず、そのチェックサムを一緒に埋め込むことで正しく検出できるか判定する。
この例では、図27の左側の32bitのデータを埋め込む場合に、右側のように8bitずつ10進数表記し、それぞれを足し合わせる。これによりチェックサムが表右下(ここでは“568”)のように求められる。そのチェックサムを、16bitの2進数表記すると、表左下の値(「0000 0010 0011 1000」)を算出できる。
図28は、チェックサムと埋め込むデータとの埋め込み規則を示す図である。
ここでは、7×7のブロックを用いて、チェックサムとデータとを埋め込んでいる。
検出フローについても図13の通りで、データを正しく検出できるか判定する方法のみが異なる。この例では、図29のように多数決によりビット判定を行い、埋め込んであったチェックサムと元の埋め込みデータ(32bitのデータ)を取り出す(なお、図29では1バイト目までしか記載していないが、4バイト目まであるものとする)。
それから、埋め込んであった(多数決により取り出した)チェックサムと、取り出した埋め込みデータを改めて足し合わせることで算出したチェックサムとが一致すれば、正しく検出できると判定する。
その場合には、埋め込まれてあったデータから(チェックサム部分を捨て)、埋め込みデータ部分(32bitのデータ部)だけを取り出し、検出処理を終了する。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
第4の実施の形態においては、図4のステップS101において透かしデータのチェック用データも一緒に埋め込む。図13の検出処理のステップS219、S213で、チェック用データが正しければ、データを正しく検出できると判定する。
すなわち第3の実施の形態では、チェック用データとして埋め込むデータの合計値(チェックサム)を用いたが、本実施の形態では、単に合計を取るだけでなく、ハッシュ関数のように埋め込む全データを用いて算出される値をチェック用データとして用いる。
たとえば、図30のようにチェックサム(1)だけでなく、各バイトデータをビットシフトしたり、逆順にしたデータ(2)〜(5)の合計値(6)も計算し、その2種類の値の合計値(7)をチェック用データとして埋め込むようにする。
図31のように2バイト目と3バイト目の下位2bit目(下線の箇所)を間違えた場合には、チェックサム値(図31の(1))は、正しい場合の図30の(1)と一致してしまい、間違いを見逃してしまう。
しかし、本実施の形態の場合、図31の(7)の値は図30の(7)の値と異なっており、間違っていることを検出することができる。
このように、ハッシュ関数で行なうような入力されたビットをうまくブレンドする操作を行なって、チェック用データを作成すると、正しくチェックできる確率を高めることができる。
なお、ハッシュ関数のデータ長は、たとえばMD5では128bit長と大きいので、かなり大きなデータを埋め込む場合には、ハッシュ関数そのものをチェック用データとして用いても良い。
このようにして、第3、第4の実施の形態ではチェックサム、ハッシュ関数のような一方向性の関数を用いて誤り判定ができる。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
本実施の形態においては、スキャン中やファイル読込み中にデータが正しく検出できるかを判定し、正しく検出できると判定されると、そこでスキャン動作を中止、もしくはファイル読込みを中止する。
図14を参照して、第1の実施の形態においてスキャンしながら検出処理を行なう場合に、200ライン分(上の横6個に並ぶ検出ブロック分)スキャンしたら、その200ライン分(6ブロック分を示すが、第1の実施の形態と同様に5ブロック分の処理を行なうようにしてもよい。)の検出処理を行なうように処理を進める。正しく検出が出来ると判定できれば、あとのスキャンデータは不要となるため、スキャンそのものを中止する。
スキャン済みのファイルを読み込んで検出処理を行なう場合には、正しく検出できると判定できれば、ファイル読み込みを中止する。このようにすることで、検出処理全体を高速化できる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
第6の実施の形態では、検出処理を、スキャン画像の上下、あるいは上下左右から先に行なうことを特徴としている。すなわち本実施の形態では、検出処理を行なう場合に、図14と比較して、図32のように上下から先に((1)、(2)、(3)・・・の順に)、または図33のように上下左右の端から順に渦を描くように行なう。
プリントされた文書の端の方は、文字等が印字されていないことが多く、データを拾い出せる確率が高いため、本実施の形態によると早く検出処理を終了できる可能性が高くなるという効果がある。
[第7の実施の形態]
第7の実施の形態における画像処理装置の構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。
第7の実施の形態では、局所データを取り出せたブロックに対して、所定のブロック数ごとに、データが正しく検出できるか判定する処理を行なう。
第1の実施の形態においては、検出ブロックによって埋め込んだデータを特定するために必要となる特殊データ(図9)が全く検出できない場合がある。これは、そのビットが文字等で、隠されてしまった影響などによるものである。その場合には、埋め込んだデータの区切り位置が分からないため、その検出ブロック内の局所データが全く取り出せないこととなる。
この全く取り出せない検出ブロックを、図34ではドットのハッチングで示す。それ以外のデータを取り出せたブロックに対し、数値を1から順に振っていき、5ブロックごとにデータが正しく取り出せそうか判定する。
このように判断すると、最初5ブロック連続して局所データを取り出せない場合など、データが正しく検出できるか確認することが無意味な場合に有効である。すなわち無効なブロックに対しては、データが正しく検出できるか確認しないようにすることで、効率的に検出処理を行なうことが出来る。
[その他]
なお、上記実施の形態においては、ドットパターンによる情報の埋め込みを例として記載したが、他の手法を用いた情報の埋め込み(たとえば、特開2000−59610号公報に示される文字などの画像への埋め込み)にも、本発明を適用することができる。
なお、埋め込むデータとしては、データの出所を特定するためのIDデータ、印刷機器のIPアドレス、プリンタID、印刷の日時などのデータ、コピーを禁止するなどの制御データ、原本であることを保証するためのデータなどが考えられる。
また、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアによって行なっても、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
このように、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において用いられる画像処理装置を含むMFPの構成を示すブロック図である。 本実施の形態における画像処理装置の実行する処理を示すフローチャートである。 ドットパターンが埋め込まれた画像(およびその印刷物)の具体例を示す図である。 埋め込むデータの具体例を示す図である。 「0」を表わす画像データの具体例を示す図である。 「1」を表わす画像データの具体例を示す図である。 「特殊データ」を表わす画像データの具体例を示す図である。 埋め込むデータの配置規則を示す図である。 図10の規則に従い、実際に図6右のデータを埋め込んだ結果を示す図である。 図11のデータが繰返される状態を示す図である。 埋め込まれたデータの検出処理を示すフローチャートである。 検出ブロックを説明するための図である。 ビット0の標準パターンを示す図である。 ビット1の標準パターンを示す図である。 特殊データの標準パターンを示す図である。 検出ブロックの5ブロック目の処理が終了した時点における、統計量の加算結果とビット判定の例を示す図である。 検出ブロックの10ブロック目の処理が終了した時点における、統計量の加算結果とビット判定の例を示す図である。 (7,4)巡回ハミング符号を示す図である。 第2の実施の形態における埋め込むデータの具体例を示す図である。 第2の実施の形態における埋め込むデータの配置規則を示す図である。 第2の実施の形態におけるデータを正しく検出できるかの判断処理を示すフローチャートである。 統計量が不足する場合を示す図である。 統計量が十分ある場合を示す図である。 埋め込んだ56bitの各ビットに対し、多数決判定を行なう状態を示す図である。 第3の実施の形態において埋め込むデータの具体例を示す図である。 チェックサムと埋め込むデータとの埋め込み規則を示す図である。 埋め込んであったチェックサムと元の埋め込みデータを取り出す状態を示す図である。 第4の実施の形態において埋め込むデータの具体例を示す図である。 誤りのあるデータの具体例を示す図である。 第6の実施の形態における検出処理を示す第1の図である。 第6の実施の形態における検出処理を示す第2の図である。 第7の実施の形態における検出処理を示す図である。
符号の説明
101 PC、101a 画像処理ソフトウェア、107 モニタ、109 外部記憶装置、111 スキャナ、151 入出力インタフェース、155 記憶装置、157 処理演算部、201 MFP本体、201a 画像処理ハードウェア、203 操作パネル部、205 スキャナ部、207 プリンタ部。

Claims (14)

  1. 画像中に繰返して配列された所定のドットパターンに従う埋め込みデータを取出して、埋め込みデータに含まれる透かしデータを読出す画像処理装置であって、
    前記画像を各々が前記所定のドットパターンに従う埋め込みデータが埋め込まれた複数の検出ブロックに分割し、分割された検出ブロック内の複数ビットの埋め込みデータを検出する検出手段と、
    前記複数の検出ブロックのうち所定の複数の検出ブロック数分に関して、前記複数ビットの埋め込みデータの検出に従って、前記検出手段で検出されたビット値の統計量を取得する統計量取得手段と、
    前記統計量取得手段における前記所定の複数のブロック数分の処理ごとに、前記統計量に基づき多数決による判定により前記埋め込みデータを正しく取り出せるか判定する判定手段と
    前記判定手段により前記埋め込みデータを正しく取り出せると判定した場合に、前記埋め込みデータから前記透かしデータを読み出す読出手段とを備える、画像処理装置。
  2. 前記埋め込みデータはパリティビットを含み、
    前記判定手段は、パリティビットに誤りがあるかを判定する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記埋め込みデータは誤り訂正符号により符号化されており、
    前記判定手段は、前記埋め込みデータを誤り訂正符号で復号化した際、全データの誤りが一定以下であるかを判定する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記埋め込みデータは一方向性関数を用いて作成されるデータを含み、
    前記判定手段は、一方向性関数を用いて整合を取ることができるかを判定する、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記一方向性関数とは、チェックサム、または情報の全ビットを用いて計算する関数である、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記埋め込みデータの全ビットを用いて計算する関数とは、ハッシュ関数である、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像を読込むスキャナをさらに備え、
    前記判定手段で前記埋め込みデータを正しく取出せると判定されると、スキャン動作を中止する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記判定手段で前記埋め込みデータを正しく取出せると判定されると、画像の読込みを中止する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記複数の検出ブロックのうち各前記検出ブロックについて前記埋め込みデータの検出が可能かどうか判断する判断手段をさらに備え、
    前記統計量取得手段は、前記複数の検出ブロックのうち前記判断手段において前記埋め込みデータの検出が可能であると判断された前記所定の複数の検出ブロック数分に関して、前記複数ビットの埋め込みデータの検出に従って、前記検出手段で検出されたビット値の統計量を取得する、請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記検出手段は、前記画像の端の検出ブロックから順に前記埋め込みデータを検出する、請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記判定手段は、前記統計量が、少なくとも一定以上であれば判定を行なう、請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記検出手段により、前記複数ビットの埋め込みデータのうちあらかじめ定めた値が検出されるかどうかを判断する統計量判断手段をさらに備える、請求項1〜11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 画像中に繰返して配列された所定のドットパターンに従う埋め込みデータを取出して、埋め込みデータに含まれる透かしデータを読出す画像処理方法であって、
    前記画像を各々が前記所定のドットパターンに従う埋め込みデータが埋め込まれた複数の検出ブロックに分割し、分割された検出ブロック内の複数ビットの埋め込みデータを検出するステップと、
    前記複数の検出ブロックのうち所定の複数の検出ブロック数分に関して、前記複数ビットの埋め込みデータの検出に従って、前記検出手段で検出されたビット値の統計量を取得するステップと、
    前記取得するステップにおける前記所定の複数のブロック数分の処理ごとに、前記統計量に基づき多数決による判定により前記埋め込みデータを正しく取り出せるか判定するステップと、
    前記判定するステップにより前記埋め込みデータを正しく取り出せると判定した場合に、前記埋め込みデータから前記透かしデータを読み出すステップと備えた、画像処理方法。
  14. 画像中に繰返して配列された所定のドットパターンに従う埋め込みデータを取出して、埋め込みデータに含まれる透かしデータを読出す画像処理プログラムであって、
    前記画像を各々が前記所定のドットパターンに従う埋め込みデータが埋め込まれた複数の検出ブロックに分割し、分割された検出ブロック内の複数ビットの埋め込みデータを検出するステップと、
    前記複数の検出ブロックのうち所定の複数の検出ブロック数分に関して、前記複数ビットの埋め込みデータの検出に従って、前記検出手段で検出されたビット値の統計量を取得するステップと、
    前記取得するステップにおける前記所定の複数のブロック数分の処理ごとに、前記統計量に基づき多数決による判定により前記埋め込みデータを正しく取り出せるか判定するステップと、
    前記判定するステップにより前記埋め込みデータを正しく取り出せると判定した場合に、前記埋め込みデータから前記透かしデータを読み出すステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
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