JP5158598B2 - 情報担持片、機械読取方法及び復号方法並びに記録媒体 - Google Patents
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前記情報担持片上のセル1個の幅g、前記情報担持片の長さk、長さk当たりのセルのサンプリング数hの信号を取り込み、サンプリング間隔はk/hとなる第一の信号のタイミング処理として、あらかじめ1波長分を2gh/k個の点で構成した矩形波であって位相をk/hずつずらしたgh/k個の矩形波を設定し、前記第一の信号を機械読取するステップと、
前記gh/k個の矩形波と前記第一の信号との相互相関を計算により得るステップと、
前記得られた相互相関の絶対値が最も大きくなる矩形波を求めて第二の信号とするステップと、
前記第二の信号の矩形波の半波長の中心位置と前記第一の信号との同じ位置において、任意に設定した閾値より大きい場合に1、小さい場合に0として二元系列を得るステップとを含むことを特徴としている。
前記a個のセルで形成されるパターンが表す符号語が含まれる第一の符号のすべての符号語と該符号語の信頼度とから成る復号テーブルを生成するステップと、
前記生成された復号テーブルの信頼度を0とするステップと、
前記二元系列をb/a個に等分割してb/a個の分割語を生成するステップと、
前記分割語それぞれについて、前記第一の符号の符号語を求めて候補語とするステップと、
前記分割語と前記候補語との片方向巡回ハミング距離又は双方向巡回ハミング距離を求めるステップと、
前記復号テーブルから前記候補語と同じ符号語の信頼度に、前記第一の符号の最小片方向巡回ハミング距離又は最小双方向巡回ハミング距離を加えて、更に前記片方向巡回ハミング距離又は双方向巡回ハミング距離を2倍した値を差し引くステップと、
前記復号テーブルで最も大きい信頼度をもつ前記第一の符号の符号語を前記情報担持片に付与されていた第一の符号の符号語とするステップとから成ることを特徴としている。
また、情報担持片は、一般に公知の技術によってシート状基材に組み入れられ、シート状基材の短辺方向又は長辺方向を横切って、また、シート状基材のどこにでも組み入れられるが、本実施の形態では、短辺方向に組み入れる形態で説明する。
組み入れる方法としては、シート状基材の紙層中に抄き込むスレッドの形態と表面に貼付する形態があり、貼付の形態としては、シール方式、スレッド方式、熱転写方式等の方式を用いる。
スレッドの形態としては、テープ状のものとして、プラスチックフィルム、金属蒸着フィルム等があり、プラスチックの片面又は両面にアルミニウム等を蒸着したもの、染料でフィルムや蒸着層を着色したもの、表面に文字や図柄等を印刷したもの等でスレッドに特別な情報を付加させて、細幅にスリットして製造したものを用いる。このように製造したスレッドを、シート状基材の表面から露出しないように、又は一部が表面から露出するように抄き込むか、又はシート状基材の表面に貼付するものである。
符号語とは、一般に情報源記号の系列に対し、新しい別の記号の系列をいう。情報源記号と符号語とを1対1に割り当てることを符号化といい、符号語の集合を符号という。
二元符号とは、0と1のように、二種類のみの記号を有する符号をいう。
ハミング距離とは、二元符号の二つの系列の間で互いに記号が異なっている場所の総数を二つの系列の間のハミング距離という。また、符号である以上復号ができるものでなければならない。そこで、復号方法とは、符号系列を再び元の情報源記号の系列に戻す方法をいう。
信頼度(reliability)とは、復号結果の“確からしさ”を表す量である。
ここで、巡回同値類について説明する(“符号理論”、宮川、岩垂、今井 昭晃堂(1973))。
長さnの系列a=(a1a2…an)に対して、巡回置換a(k)を、a(k)=(ak+1…ana1…ak)(1≦k≦n-1)とする。このとき、aとその巡回置換a(1),a(2),…,a(n-1)のうち異なるものすべての集合を巡回同値類と呼ぶ。
例えば、長さ4の二元系列について説明すると、系列0001は巡回置換すると0010,0100,1000となり、0001が属する巡回同値類は、{0001,0010,0100,1000}である。そして、長さ4の二元系列のすべての巡回同値類は、{0000}、{1111},{0101,1010}、{0001,0010,0100,1000}、{0011,0110,1100,1001}、{0111,1110,1101,1011}の六つとなる。
このように、長さnの系列を巡回置換し、長さnの二元系列のすべての巡回同値類の総数を求め、その総数分を情報として付与する方法を、本発明の実施の形態において、「方法A」という。
つまり、発生する誤りは、ある数t以下であると仮定し、この仮定の元で、あるパターンの生成方法(符号化方法)に基づいたパターンに対して、前述のある数t以下のいかなる誤りが生じても元のパターンに変換できる方法(復号方法)を提案するものである。
例として、000と111の二つの符号語を有する符号について説明する。この符号の最小距離は3である。このとき、010が受信されたとき、000と010のハミング距離は1であり、111と010のハミング距離は2である。この通信路において、誤りの発生は、一つの符号語に対して1ビット以下であるという仮定があれば、000が送信され1ビットの誤りが生じて010を受信したと推測することができる(111を送信して010を受信するには2ビットの誤りが発生しなければならず、仮定と反する。)。
このようにして、最小距離が3の符号は、1ビット以下の誤りを訂正することが可能となる。
dOCH(U,V)=min(dH(U,V),dH(U,V(1)),dH(U,V(2)),…,dH(U,V(n-1)))
ただし、1≦k≦n-1における巡回置換V(k)は、V(k)=vk+1…vnv1…vkを表し、dH(U,V)は、ハミング距離を表す。
図1に、本発明の第1の実施の形態に係る情報担持片を付与した情報担持シートの概略図を示す。初めに、最小片方向巡回ハミング距離が1、符号長がaの二元の第一の符号を用意する。その方法としては、上述した方法Aを用いる。
巡回同値類の総数分の情報の量を付与することができるようにした方法Aは、ポーリアの数え上げに関する定理を用いている(組合せ数学入門I(著者:C.L.リウ、発行所:共立出版株式会社))。この定理から、巡回同値類の総数を得ることができるので情報の量を知ることができ、さらに、重みと呼ばれる系列の1の成分の総数ごとの巡回同値類の数を求めることができるので、各情報に対応する符号語の重みを求めることができ、効率的に符号化することができる。
この第一の符号から得られる符号語の系列が機械読取によって得られるように、機械読取可能な二つのいずれかの状態(0又は1)となり得るa個のセルから成るパターンが連続する情報担持ロールを用意する。
図3は、情報担持ロールを貼付したロール状の情報担持シートと当該ロール状の情報担持シートを断裁して枚葉シートとしたものである。枚葉状態のシートに情報担持ロールを貼付して、シートの幅に合わせて情報担持ロールを断裁するという製造方法もある。情報担持シート上の情報担持片にはb個のセルが存在するようにする。つまり、b/a個相当の模様又はパターンが存在する。
例えば、符号長が3で最小片方向巡回ハミング距離が1の符号の符号語を3個のセルから構成したパターンが連続して印刷されている情報担持ロールで、この情報担持ロールを情報担持シート上に貼付した情報担持片に87個のセルが存在していたとすると、情報担持片には87/3=29個のパターンがあることになり、最大で(87/3-1)/2=14個の誤りが訂正できることになる。
例えば、3個のセルから成るパターン(符号長が3)が連続して印刷されている情報担持ロールで、情報担持シート上に貼付された情報担持片には87個のセルが存在していたとすると、最小片方向巡回ハミング距離が1より大きい値であるので、例えば3とすると、情報担持片には87/3=29個のパターンがあることになり、最大で(87×3/3-1)/2=43個の誤りを訂正することができることになる。
上述した巡回ハミング距離において、巡回を両方向にシフトするやり方を、双方向巡回ハミング距離と呼ぶ。
上述した第1及び第2の実施の形態に係る情報担持シート上の情報担持片から情報を読み取る場合に、片方向巡回ハミング距離に基づいた場合は、読取方向を誤って読むと別の符号語となる可能性があった。そのような誤った読み取りをしないために、符号語の前後を示す何らかの情報を持たせておく必要がある。
上述した第1及び第2の実施の形態による情報担持シートに貼付された情報担持片に付与されている符号語を使用している場合は、情報担持シートの上部方向から読み取っているのか、又は下部方向から読み取っているのかということを読取側で認識することができるようにしなければならない。
読み取りに際して、このような手間を軽減するために、読取方向を限定する必要がない情報担持シートの実施の形態を以下に示す。
dBCH(U,V)=min(dH(U,V),dH(U,V(1)),dH(U,V(2)),…,dH(U,V(n-1)),dH(U,V~),dH(U,V(1)~),dH(U,V(2)~),…,dH(U,V(n-1)~))
ただし、V~は、Vを逆に並べ替えた系列で、V~=vnvn-1…v1であり、V(k) ~=vk…v1vn…vk+1を表す。
情報担持シート上の情報担持片には、機械読取可能な二つのいずれかの状態(0又は1)となり得るセルがb個存在する情報担持シートを作製する。
情報担持片に配置されたデータの符号化時に組み込まれたデータは、パターンであり、このパターンは、情報を有し、センサによる読取装置により読み取られる。読取装置は、パターンを記録して情報を復号化するものである。
実際に復号の流れについて説明する前に、情報担持シート上の情報担持片から受信系列を読み取る処理について説明する。
初めに、S6において、第一の符号の復号方法を実施して第一の符号の符号語を求める。これは、正しく復号できているとは限らないので、それを候補語と呼ぶ。
用意された第一の符号が上述した方法Aを用いた場合、誤り訂正機能を持っていないので、分割語それ自体が候補語となる。
第一の符号がテーブルルックアップ法を用いた場合、図12に示すように、発生し得る系列を2進数としたときに最小となるように巡回置換した系列と、第一の符号の誤り訂正能力の範囲において、その系列になり得る符号語の対応テーブルを用意しておき、その対応テーブルを参照して候補語を導き出す。
なお、第一の符号の訂正能力の範囲において、分割語となり得る符号語がない場合は、該当する候補語はないものとする。
初めに、第5の実施の形態と同様、S9において、第一の符号の復号方法を実施して第一の符号の符号語を求める。これは、正しく復号できているとは限らないので、それを候補語と呼ぶ。
第一の符号がテーブルルックアップ法を用いた場合、第5の実施の形態と同様、図12に示すように、発生し得る系列を2進数としたときに最小となるように巡回置換した系列と、第一の符号の誤り訂正能力の範囲において、その系列になり得る符号語の対応テーブルを用意しておき、その対応テーブルを参照して候補語を導き出す。ただし、図6に示す復号テーブルの符号は、最小双方向巡回ハミング距離ds_minの符号である。
なお、第5の実施の形態と同様、第一の符号の訂正能力の範囲において、分割語となり得る符号語がない場合は、該当する候補語はないものとする。
上記第1の実施の形態における実施例1として、二元系列から成る符号長4及び符号語数4の第一の符号として、“0001”、“0011”、“0101”、“0111”を用意する。長さ4の二元系列の巡回同値類は、六つ存在し、上述した方法Aを用いることで、{0000,0001,0011,0101,0111,1111}の六つの符号語から成る符号を求めることができる。そこから“0000”,“1111”を間引くことによって得られる符号である。どの二つの符号語の片方向巡回ハミング距離をとっても1以上であることから、この第一の符号の最小片方向巡回ハミング距離は、1である。
上記ストライプホログラムを、図18に示すようなホットスタンピングにより、幅76mmの用紙に貼付することによって、ストライプホログラムが貼付されたシートを製造する。
同様にして、第一の符号の符号語“0011”、“0101”、“0111”のパターンをホログラム基材に付与し、用紙に貼付して、ストライプホログラムを貼付したシートを製造する。図20は符号語“0011”のパターンを、図21は符号語“0101”のパターンを、図22は、符号語“0111”のパターンを付与したストライプホログラムが貼付されたシートの外観図である。
そして、第二の符号は、第一の符号の最小片方向巡回ハミング距離が1で、それが18個連なっているので、最小片方向巡回ハミング距離は18となる。したがって、(18-1/2)を超えない最大の整数個である8個の文字のランダムな誤りを訂正することができる第二の符号とみなすことができる。
上記第2の実施の形態における実施例2として、二元系列から成る符号長8及び符号語数4の第一の符号として、“00000001”、“00100111”、“01010101”、“00011111”を用意する。これらの符号は、テーブルルックアップ法と呼ばれている方法で、総当たり的に系列の片方向巡回ハミング距離が3以上となる系列のみの集合を選び出すことによって得ることができる。
ホログラム基材への付与方法は、実施例1と同様に、Nd:YVO4レーザ(1.06μm)を用いて、ホログラム基材から金属蒸着部分のみを除去する。そこで、一つの符号語である“00000001”のパターンを付与する際には、例えば、“0”の文字ならば金属蒸着1mm分なし、“1”の文字ならば金属蒸着1mm分あり、とする。
第一の符号の符号語“00000001”が、ストライプホログラム上に9個並んだパターンの全長は幅が72mmとなり、幅76mmの用紙に付与されたストライプホログラムの幅72mm相当のセルの系列として読み取ることができる。これは、符号長72及び符号語数4である。
テーブルルックアップ法で求めた最小片方向巡回ハミング距離27、したがって(27−1/2)を超えない数13個の文字のランダムな誤りを訂正できる第2の符号とみなすことができる。
はじめに復号テーブルを作成する。本実施例では、上記実施例1の情報担持シートに貼付された情報担持片の符号の復号の手順を示す。
図23は、復号テーブルを示すものである。符号語“0001”、“0011”、“0101”、“0111”に対し、信頼度は、それぞれ0に設定している。金属蒸着部は、用紙に比べて光の遮光性が高いことから、上記実施例1の用紙からストライプホログラムのパターンの読み取りには、透過光による読み取りが適している。
図24は、図18に示すホットスタンピングで付与した“0001”のパターン部分を透過光スキャナで76.2dpi相当(1mm辺り3ドット)で読み取った信号の一部を示したものである。“0”の文字が金属蒸着1mm分なし、“1”の文字が金属蒸着1mm分あり、としているので、“0001”は、金属蒸着なし部分3mm、金属蒸着部分1mmとなるので、“0001”のパターンを透過光スキャナで読み取ると、金属蒸着部分は透過しないので信号は高く、金属蒸着のない部分は透過するので低い信号となる。
第5及び第6の実施の形態に係る別の復号方法の実施例として、上記実施例2の符号の復号の手順を示す。
図29は、復号テーブルを示すものである。
以下では、本実施の形態の誤り訂正能力を示すために、あるストライプホログラムから、受信系列“000100100100001001000010011000100001001001110010011100100100001001100000”が得られた場合の復号方法について示す。
最初の分割語“00010010”について、この系列を、2進数とみなしたときに最小となるように巡回置換すると、図30に示す対応テーブルの“00001001”と一致し、これは、候補語“00000001”で、分割語“00010010”と候補語“00000001”の片方向巡回ハミング距離が1であることから、最小片方向巡回ハミング距離3から2×1を引いた値を、図29の復号テーブルの“00000001”に対応する信頼度に加算する。この処理をすべての分割語に対して行った後の復号テーブルを、図31に示す。
“00100111”の信頼度が最も大きいので、“00100111”が元の第一の符号の符号語であると判断する。
複数のセルから成るパターンが連続して印刷されている情報担持ロールのセルを構成するために、磁性材料、蛍光材料、光沢材料等といった機能性材料を用いることが可能である。本実施例では、機能性材料として、紫外線励起蛍光材料であるBaSi2O5:Pb、SrB4O7:Eu、Ca3(PO4)2:Tlを適用する。セルのパターンの“1”に当たるところに、BaSi2O5:Pbを含むインキが付与され、“0”にはそれが付与されていないようにしてパターンを印刷して情報担持片を作成した。読み取りの際には、紫外線を照射することによって、蛍光色に発光したパターンが出現するので、その画像から上述の機械読取方法と復号方法によって、情報を得ることができる。
Claims (6)
- 二元符号で、かつ、機械読取可能なセルが配設された情報担持片であって、前記セルは、前記情報担持片の長辺方向に沿って、a個で1パターンを形成して繰り返され、少なくともb個(bはaの倍数)配置され、前記パターンは情報を表現するための符号化されたデータであり、前記a個で形成されるパターンの二元系列から成る符号長及び符号語の第一の符号は二元から成る長さa個の系列すべての集合から最小片方向巡回ハミング距離又は最小双方向巡回ハミング距離がc(cは1以上の整数)となる部分集合を選択することで、(bc/a−1)/2を超えない最大の整数個におけるセルの誤り訂正が可能となることを特徴とする情報担持片。
- 前記パターンは、機能性材料の印刷、塗布、貼付又は金属蒸着によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報担持片。
- 請求項1又は2に記載の情報担持片が、シート状基材の表面に付与又は内部に挿入されていることを特徴とする情報担持シート。
- 二元符号で、かつ、機械読取可能なセルが配設された情報担持片の機械読取方法であって、
前記情報担持片上のセル1個の幅g、前記情報担持片の長さk、長さk当たりのセルのサンプリング数hの信号を取り込み、サンプリング間隔はk/hとなる第一の信号のタイミング処理として、あらかじめ1波長分を2gh/k個の点で構成した矩形波であって位相をk/hずつずらしたgh/k個の矩形波を設定し、前記第一の信号を機械読取りするステップと、
前記gh/k個の矩形波と前記第一の信号との相互相関を計算により得るステップと、
前記得られた相互相関の絶対値が最も大きくなる矩形波を求めて第二の信号とするステップと、
前記第二の信号における矩形波の半波長の中心位置と前記第一の信号との同じ位置において、任意に設定した閾値より大きい場合に1、小さい場合に0として二元系列を得るステップとを含むことを特徴とする情報担持片の機械読取方法。 - 二元符号で、かつ、機械読取可能なセルが配設された情報担持片であり、前記セルは、前記情報担持片の長辺方向に沿って、a個で1パターンを形成して繰り返され、少なくともb個(bはaの倍数)配置された前記情報担持片から機械読取して得られた二元系列の復号方法であって、
前記a個のセルで形成されるパターンが表す符号語が含まれる第一の符号におけるすべての符号語と該符号語の信頼度とから成る復号テーブルを生成するステップと、
前記生成された復号テーブルの信頼度を0とするステップと、
前記二元系列をb/a個に等分割してb/a個の分割語を生成するステップと、
前記分割語それぞれについて、前記第一の符号の符号語を求めて候補語とするステップと、
前記分割語と前記候補語との片方向巡回ハミング距離又は双方向巡回ハミング距離を求めるステップと、
前記復号テーブルから前記候補語と同じ符号語の信頼度に、前記第一の符号の最小片方向巡回ハミング距離又は最小双方向巡回ハミング距離を加えて、更に前記片方向巡回ハミング距離又は双方向巡回ハミング距離を二倍した値を差し引くステップと、
前記復号テーブルで最も大きい信頼度をもつ前記第一の符号の符号語を前記情報担持片に付与されていた第一の符号の符号語とするステップとから成ることを特徴とする復号方法。 - 請求項5記載の方法に従って、コンピュータに処理を実行させるためのプログラムをコンピュータ可読の形態で記録した記録媒体。
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