JP4551962B2 - 1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンおよびその類似体のための方法 - Google Patents
1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンおよびその類似体のための方法 Download PDFInfo
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Description
式IVの化合物:
式VIIIの化合物:
式XIの化合物:
式IVの化合物:
式IVの化合物:
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキル、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびIVの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびIV−1中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは独立に、
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択されるか、
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されているか、
RAおよびRBは一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、前記縮合環は、非置換であるか、1個または複数のR基により置換されており、
Rは、
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択され、
R1は、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、
−X−R5、
−N(R1’)−Q−R4、
−N(R1’)−X1−Y1−R4および
−N(R1’)−X1−R5b
からなる群から選択され、
R2は、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4および
−X−R5
からなる群から選択され、
R3は、
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4および
−Z−X−R5
からなる群から選択され、
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレンおよびヘテロシクリレンからなる群から選択され、ここで、前記アルキレン、アルケニレンおよびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンにより中断または停止されていてもよく、1個または複数の−O−基により中断されていてもよく、
X1は、C2〜20アルキレンであり、
Yは、
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
Zは、結合または−O−であり、
R1’は、水素、C1〜20アルキル、ヒドロキシ−C2〜C20アルキレニルおよびアルコキシ−C2〜20アルキレニルからなる群から選択され、
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリル基は、非置換であるか、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、ならびに、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、オキソからなる群から独立に選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよく、
R5は、
R6は、=Oおよび=Sからなる群から選択され、
R7は、C2〜7アルキレンであり、
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニルおよびヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され、
R9は、水素およびアルキルからなる群から選択され、
R10は、C3〜8アルキレンであり、
Aは、−O−、−C(O)−、−S(O)0〜2−および−N(R4)−からなる群から選択され、
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−および−CH2−からなる群から選択され、
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−および−C(R6)−N(OR9)−からなる群から選択され、
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
V’は、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
Wは、結合、−C(O)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
aおよびbは独立に、1から6の整数であるが、ただし、a+bは≦7である]。
式IIIの化合物:
式IIIの化合物を式:hal−C(O)−R2(式中、halは、クロロまたはブロモである)のカルボン酸ハロゲン化物または式:O(−C(O)−R2)2の無水物もしくは混合無水物と反応させて、式IVの化合物を得るステップをさらに含む方法(ii)を提供する。
式IIの化合物:
式VIの化合物:
式VIIの化合物:
式VIの化合物:
式VIの化合物を式:hal−C(O)−R2(式中、halは、クロロまたはブロモである)のカルボン酸ハロゲン化物または式:O(−C(O)−R2)2の無水物もしくは混合無水物と反応させて、式VIIの化合物を得るステップをさらに含む方法(vi)を提供する。
式Vの化合物:
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキル、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびVIIIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびIX中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは独立に、
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択されるか、
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されているか、
RAおよびRBは一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、前記縮合環は、非置換であるか、1個または複数のR基により置換されており、
Rは、
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択され、
R1は、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、
−X−R5、
−N(R1’)−Q−R4、
−N(R1’)−X1−Y1−R4および
−N(R1’)−X1−R5b
からなる群から選択され、
R2は、水素であり
R3は、
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4および
−Z−X−R5
からなる群から選択され、
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレンおよびヘテロシクリレンからなる群から選択され、ここで、前記アルキレン、アルケニレンおよびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンにより中断または停止されていてもよく、1個または複数の−O−基により中断されていてもよく、
X1は、C2〜20アルキレンであり、
Yは、
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
Zは、結合または−O−であり、
R1’は、水素、C1〜20アルキル、ヒドロキシ−C2〜20アルキレニルおよびアルコキシ−C2〜20アルキレニルからなる群から選択され、
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリル基は、非置換であるか、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、ならびに、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、オキソからなる群から独立に選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよく、
R5は、
R6は、=Oおよび=Sからなる群から選択され、
R7は、C2〜7アルキレンであり、
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニルおよびヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され、
R9は、水素およびアルキルからなる群から選択され、
R10は、C3〜8アルキレンであり、
R11およびR12は独立に、C1〜4アルキルであるか、R11およびR12は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、−O−、−N(C1〜4アルキル)−または−S−を含有してもよい5員または6員環を形成し、
Aは、−O−、−C(O)−、−S(O)0〜2−および−N(R4)−からなる群から選択され、
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−および−CH2−からなる群から選択され、
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−および−C(R6)−N(OR9)−からなる群から選択され、
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
V’は、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
Wは、結合、−C(O)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
aおよびbは独立に、1から6の整数であるが、ただし、a+bは≦7である]。
式VIIIの化合物を式:R1NH2と反応させた後に、式XIの中間体:
式VIの化合物:
4位に位置するヒドロキシ基をL基に変換するステップと、
3位に位置するアミノ基を式:H−C(O)−N(R11)R12のホルムアミドと反応させて、式VIIIの化合物を得るステップをさらに含む方法(xii)または(xiii)を提供する。
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキル、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびXIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびXIII中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは独立に、
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択されるか、
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されているか、
RAおよびRBは一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、前記縮合環は、非置換であるか、1個または複数のR基により置換されており、
Rは、
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択され、
R1は、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、
−X−R5、
−N(R1’)−Q−R4、
−N(R1’)−X1−Y1−R4および
−N(R1’)−X1−R5b
からなる群から選択され、
R2は、水素であり、
R3は、
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4および
−Z−X−R5
からなる群から選択され、
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレンおよびヘテロシクリレンからなる群から選択され、ここで、前記アルキレン、アルケニレンおよびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンにより中断または停止されていてもよく、1個または複数の−O−基により中断されていてもよく、
X1は、C2〜20アルキレンであり、
Yは、
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
Zは、結合または−O−であり、
R1’は、水素、C1〜20アルキル、ヒドロキシ−C2〜C20アルキレニルおよびアルコキシ−C2〜20アルキレニルからなる群から選択され、
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリル基は、非置換であるか、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、ならびに、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、オキソからなる群から独立に選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよく、
R5は、
R6は、=Oおよび=Sからなる群から選択され、
R7は、C2〜7アルキレンであり、
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニルおよびヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され、
R9は、水素およびアルキルからなる群から選択され、
R10は、C3〜8アルキレンであり、
Aは、−O−、−C(O)−、−S(O)0〜2−および−N(R4)−からなる群から選択され、
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−および−CH2−からなる群から選択され、
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−および−C(R6)−N(OR9)−からなる群から選択され、
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
V’は、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
Wは、結合、−C(O)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
aおよびbは独立に、1から6の整数であるが、ただし、a+bは≦7である]。
式VIの化合物:
4位に位置するヒドロキシ基をL基に変換するステップと、
3位に位置するアミノ基を式:H−C(O)−N(H)R1のホルムアミドと反応させて、式XIの化合物を得るステップをさらに含む方法(xvii)を提供する。
式Vの化合物:
式Iの化合物中で、Eをアミノ基に変換して、式Xの化合物:
式XXの化合物をアミノ化して、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−2)、(ii−2)、(iii−2)、(iv−2)、(v−2)、(vi−2)、(vii−2)、(viii−2)、(ix−2)、(x−2)、(xi−2)、(xii−2)、(xiii−2)、(xiv−2)、(xv−2)、(xvi−2)、(xvii−2)、(xviii−2)、(xix−2)、(xx−2)、(xxi−2)、(xxii−2)、(xxiii−2)または(xxiv−2)を提供する。
式I−3の化合物をアミノ化して、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−4)、(ii−4)、(iii−4)、(iv−4)、(v−4)、(vi−4)、(vii−4)、(viii−4)、(ix−4)、(x−4)、(xi−4)、(xii−4)、(xiii−4)、(xiv−4)、(xv−4)、(xvi−4)、(xvii−4)、(xviii−4)、(xix−4)、(xx−4)、(xxi−4)、(xxii−4)、(xxiii−4)または(xxiv−4)を提供する。
式:hal−S(O)2−R’(ここで、halはクロロまたはブロモである)または式:O(−S(O)2−R’)2の化合物と反応させることにより、式I−4の化合物をスルホン化し、式I−5の化合物:
式I−6中のBn保護基を除去して、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−5)、(ii−5)、(iii−5)、(iv−5)、(v−5)、(vi−5)、(vii−5)、(viii−5)、(ix−5)、(x−5)、(xi−5)、(xii−5)、(xiii−5)、(xiv−5)、(xv−5)、(xvi−5)、(xvii−5)、(xviii−5)、(xix−5)、(xx−5)、(xxi−5)、(xxii−5)、(xxiii−5)または(xxiv−5)を提供する。
式I−6中のBn保護基を除去して、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−7)、(ii−7)、(iii−7)、(iv−7)、(v−7)、(vi−7)、(vii−7)、(viii−7)、(ix−7)、(x−7)、(xi−7)、(xii−7)、(xiii−7)、(xiv−7)、(xv−7)、(xvi−7)、(xvii−7)、(xviii−7)、(xix−7)、(xx−7)、(xxi−7)、(xxii−7)、(xxiii−7)または(xxiv−7)を提供する。
式XXIの化合物を加水分解して、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−9)、(ii−9)、(iii−9)、(iv−9)、(v−9)、(vi−9)、(vii−9)、(viii−9)、(ix−9)、(x−9)、(xi−9)、(xii−9)、(xiii−9)、(xiv−9)、(xv−9)、(xvi−9)、(xvii−9)、(xviii−9)、(xix−9)、(xx−9)、(xxi−9)、(xxii−9)、(xxiii−9)または(xxiv−9)を提供する。
式I−1の化合物からテトラゾロ環を還元的に除去し、式Xの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩を得るステップを含む方法(i−10)、(ii−10)、(iii−10)、(iv−10)、(v−10)、(vi−10)、(vii−10)、(viii−10)、(ix−10)、(x−10)、(xi−10)、(xii−10)、(xiii−10)、(xiv−10)、(xv−10)、(xvi−10)、(xvii−10)、(xviii−10)、(xix−10)、(xx−10)、(xxi−10)、(xxii−10)、(xxiii−10)または(xxiv−10)を提供する。
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキル、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式XIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式XIII中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは独立に、
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択されるか、
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されているか、
RAおよびRBは一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、前記縮合環は、非置換であるか、1個または複数のR基により置換されており、
Rは、
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
ハロアルキル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択され、
R1は、
−R4、
−X−R4、
−X−Y−R4、
−X−Y−X−Y−R4、
−X−R5、
−N(R1’)−Q−R4、
−N(R1’)−X1−Y1−R4および
−N(R1’)−X1−R5b
からなる群から選択され、
R3は、
−Z−R4、
−Z−X−R4、
−Z−X−Y−R4、
−Z−X−Y−X−Y−R4および
−Z−X−R5
からなる群から選択され、
Xは、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、ヘテロアリーレンおよびヘテロシクリレンからなる群から選択され、ここで、前記アルキレン、アルケニレンおよびアルキニレン基は、アリーレン、ヘテロアリーレンまたはヘテロシクリレンにより中断または停止されていてもよく、1個または複数の−O−基により中断されていてもよく、
X1は、C2〜20アルキレンであり、
Yは、
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−C(R6)−、
−O−C(R6)−、
−O−C(O)−O−、
−N(R8)−Q−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
−O−N(R8)−Q−、
−O−N=C(R4)−、
−C(=N−O−R8)−、
−CH(−N(−O−R8)−Q−R4)−、
Zは、結合または−O−であり、
R1’は、水素、C1〜20アルキル、ヒドロキシ−C2〜C20アルキレニルおよびアルコキシ−C2〜20アルキレニルからなる群から選択され、
R4は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリル基は、非置換であるか、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロゲン、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシ、ならびに、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロシクリルの場合には、オキソからなる群から独立に選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよく、
R5は、
R6は、=Oおよび=Sからなる群から選択され、
R7は、C2〜7アルキレンであり、
R8は、水素、アルキル、アルコキシアルキレニル、ヒドロキシアルキレニル、アリールアルキレニルおよびヘテロアリールアルキレニルからなる群から選択され、
R9は、水素およびアルキルからなる群から選択され、
R10は、C3〜8アルキレンであり、
Aは、−O−、−C(O)−、−S(O)0〜2−および−N(R4)−からなる群から選択され、
A’は、−O−、−S(O)0〜2−、−N(−Q−R4)−および−CH2−からなる群から選択され、
Qは、結合、−C(R6)−、−C(R6)−C(R6)−、−S(O)2−、−C(R6)−N(R8)−W−、−S(O)2−N(R8)−、−C(R6)−O−、−C(R6)−S−および−C(R6)−N(OR9)−からなる群から選択され、
Vは、−C(R6)−、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
V’は、−O−C(R6)−、−N(R8)−C(R6)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
Wは、結合、−C(O)−および−S(O)2−からなる群から選択され、
aおよびbは独立に、1から6の整数であるが、ただし、a+bは≦7である]。
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されているか、
RAおよびRBは一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、縮合環は、非置換であるか、1個または複数のR基により置換されている。
RA1およびRB1は独立に、
水素、
ハロゲン、
アルキル、
アルケニル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択されるか、
RA1およびRB1は一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、ベンゼン環またはピリジン環は非置換であるか、1個のRa基により置換されているか、1個のR3a基により置換されているか、1個のRa基および1個のR3a基により置換されているか、
RA1およびRB1は一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、前記縮合環は非置換であるか、1個または複数のRa基により置換されており、
Raは、
ハロゲン、
ヒドロキシ、
アルキル、
アルケニル、
トリフルオロメチル、
アルコキシ、
アルキルチオおよび
−N(R9)2
からなる群から選択され、
R1aは、
−R4a、
−X−R4a、
−X−Ya−R4a、
−X−Ya−X−Ya−R4a、
−X−R5a、
−N(R1’)−Q−R4a、
−N(R1’)−X1−Y1−R4aおよび
−N(R1’)−X1−R5b
からなる群から選択され、
R2aは、
−R4a、
−X−R4a、
−X−Ya−R4aおよび
−X−R5a、
からなる群から選択され、
R3aは、
−Z−R4a、
−Z−X−R4a、
−Z−X−Ya−R4a、
−Z−X−Ya−X−Ya−R4aおよび
−Z−X−R5a
からなる群から選択され、
Yaは、
−O−、
−S(O)0〜2−、
−S(O)2−N(R8)−、
−N(R8)−Q−、
−O−C(R6)−N(R8)−、
−C(R6)−N(OR9)−、
R4aは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリルからなる群から選択され、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキレニル、アリールオキシアルキレニル、アルキルアリーレニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキレニル、ヘテロアリールオキシアルキレニル、アルキルヘテロアリーレニルおよびヘテロシクリル基は、非置換であるか、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、シアノ、アリール、アリールオキシ、アリールアルキレンオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアルキレンオキシ、ヘテロシクリル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよび(ジアルキルアミノ)アルキレンオキシからなる群から独立に選択される1個または複数の置換基により置換されていてもよく、
R5aは
式Iは、式Iaであり:
式Xは、式Xaであり:
式VIIIは、式VIIIaであり:
RA1およびRB1は一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のRa基により置換されているか、1個のR3a基により置換されているか、1個のRa基および1個のR3a基により置換されているか、
RA1およびRB1は一緒になって、1個の窒素原子を含有してもよい5員から7員縮合飽和環を形成し、ここで、縮合環は、非置換であるか、1個または複数のRa基により置換されている。
Eは、式IおよびVIIIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびIX中で縮合テトラゾロ環:
Eは、式IおよびXIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびXIII中で縮合テトラゾロ環:
Eは、式XIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式XIII中で縮合テトラゾロ環:
本明細書に記載の反応のより具体的な詳細を、次のスキームに関連して検討する。
1−[4−アミノ−2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オールの調製
トリエチルアミン(13.1mL、94.1mmol)を攪拌しながら、3−アミノ−4−クロロキノリン(Surreyら、Journal of the American Chemical Society、73、2413〜2416頁(1951年))(11.2g、62.7mmol)のジクロロメタン(125mL)溶液に加えた。次いで、塩化エトキシアセチル(9.2g、75mmol)のジクロロメタン(35mL)溶液を滴加し、反応を室温で一晩攪拌した。液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MX)による分析により、出発原料の存在が示され、追加の塩化エトキシアセチル(2.3g、19mmol)のジクロロメタン(10mL)溶液を滴加した。反応を室温で一晩攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100mL)を加え、生じた混合物を室温で30分間攪拌した。有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL)および水(2×50mL)で順次洗浄し、炭酸カリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、N−(4−クロロキノリン−3−イル)−2−エトキシアセトアミド17.0gが暗色のオイルとして得られ、これを放置すると結晶化した。
N−(4−クロロ−キノリン−3−イル)−2−エトキシアセトアミド(4.5g、17mmol)、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(2.3g、26mmol)およびp−トルエンスルホン酸一水和物(150mg、0.79mmol)の混合物を、フッ素樹脂(Teflon(登録商標))でライニングされている圧力容器に入れ、125℃に15時間加熱し、室温に冷却した。ジクロロメタン(150mL)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(25mL)を加え、混合物を15分間攪拌した。有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2×35mL)および水(25mL)で順次洗浄し、炭酸カリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、1−[2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール4.6gが暗茶色のオイルとして得られた。
C17H21N3O2M+H+でのHRMS(ESI)計算値:300.1712、実測値300.1713。
1−[2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(0.98g、3.3mmol)のジクロロメタン(35mL)溶液を約0℃に冷却し、3−クロロペルオキシ安息香酸(純度約77%の物質1.1g、5mmol)を加えた。反応を0℃で10分間攪拌し、室温で3時間攪拌し、ジクロロメタン(50mL)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(35mL)で希釈し、15分間攪拌した。水性層を分離し、ジクロロメタン(3×25mL)で抽出し、合わせた有機フラクションを炭酸カリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、1−[2−(エトキシメチル)−5−オキシド−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール0.96gが茶色のオイルとして得られた。
C17H21N3O3M+H+でのHRMS(ESI)計算値:316.1661、実測値316.1664。
1−[2−(エトキシメチル)−5−オキシド−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(0.96g、3.0mmol)のジクロロメタン(35mL)溶液を0℃に冷却し、イソシアン酸トリクロロアセチル(0.60mL、5.0mmol)を攪拌しながら加えた。反応を0℃で15分間攪拌し、次いで、室温で一晩攪拌した。メタノール(10mL)を加え、混合物を15分間攪拌し、減圧下に濃縮した。残渣をメタノール(10mL)に溶かし、ナトリウムメトキシド(メタノール中25%w/w溶液0.25mL)を加えた。混合物を室温で3時間攪拌した。LC/MSによる分析により、反応が完了していないことが示され、追加のナトリウムメトキシド溶液(1.0mL)を加えた。反応を室温で一晩攪拌し、完了していないと決定した。塩酸(10%w/wを5mL)を加え、混合物を1時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)および水酸化ナトリウム水溶液(50%w/wを10滴)を加え、反応を室温で一晩攪拌した。LC/MSによる分析により再び、反応が完了していないことが示された。水酸化カリウム(メタノール中0.5Nの溶液を5mL)を加え、反応混合物を環流で4時間加熱し、室温に冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をジクロロメタン(75mL)に溶かし、溶液を水(2×50mL)で洗浄し、炭酸カリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣(0.64g)をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶離剤1リットル当たり水酸化アンモニウム水溶液2mLを含有するジクロロメタン中5%のメタノールで溶離)。生じた固体をメタノール/水から再結晶化させ、メタノールから3回、再結晶化させ、真空下に70℃で一晩乾燥させると、1−[4−アミノ−2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オールが黄褐色の針状物として得られた、融点192〜194℃。
MS(APCI)m/z315(M+H+);C17H22N4O2M+H+でのHRMS(ESI)計算値:315.1821、実測値315.1819。
C17H22N4O2での分析計算値:C、64.95、H、7.05;N、17.82。実測値:C、64.94;H、6.94;N、17.74。
N−[4−(4−アミノ−2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミドの調製
3−アミノ−4−クロロキノリン(5.0g、28mmol)およびトリエチルアミン(5.8mL、42mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液を約0℃に冷却した。次いで、塩化プロピオニル(2.8g、31mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液を、15分掛けて滴加し、反応を室温に加温し、一晩攪拌した。高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による分析により、出発原料の存在が示され、ジクロロメタン(5mL)中の追加のトリエチルアミン(1.95mL、14.0mmol)および塩化プロピオニル(0.85g、9.2mmol)を加えた。反応を室温で一晩攪拌し、ジクロロメタン(100mL)で希釈し、水、飽和炭酸ナトリウム水溶液、10%w/wの水酸化ナトリウム水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで順次洗浄し、硫酸マグネシウムおよび硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。生じた茶色の固体(8.1g)をトルエンから再結晶化させると、N−(4−クロロキノリン−3−イル)プロパンアミド4.5gがベージュの小板として得られた、融点151〜152℃。
ガラスでライニングされた圧力容器中で、N−(4−クロロキノリン−3−イル)プロパンアミド(3.3g、14mmol)、塩酸N−(4−アミノブチル)メタンスルホンアミド(米国特許出願公開第2004/0147543号明細書の実施例199参照、3.14g、15.5mmol)およびトリエチルアミン(3.9mL、28mmol)のトリフルオロエタノール(35mL)中の溶液を150℃に16時間加熱し、室温に冷却した。揮発性物質を減圧下に除去し、生じたコハク色のペーストをジクロロメタンに溶かした。溶液を、希塩化アンモニウム水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液(2×)およびブラインで順次洗浄し、硫酸マグネシウムおよび硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。生じたコハク色のシロップ(4.8g)を温い酢酸プロピルから再結晶化させた。結晶を酢酸プロピルで洗浄すると、N−[4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミド3.8gが淡いコハク色の顆粒として得られた、融点166〜168℃。
固体の3−クロロペルオキシ安息香酸(純度約77%の物質2.7g、13mmol)を少量ずつ、N−[4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミド(3.8g、11mmol)のジクロロメタン(75mL)溶液に加えた。反応を室温で5時間攪拌した。HPLCによる分析により、出発原料の存在が示され、追加の3−クロロペルオキシ安息香酸(0.5g)を加えた。反応を室温で1時間攪拌し、水酸化アンモニウム(50mL)を加えた。生じた混合物を室温で15分間激しく攪拌し、次いで、塩化p−トルエンスルホニル(2.5g、0.013モル)を1回で加えた。混合物を室温で一晩激しく攪拌した。微細な固体が存在し、これを真空濾過により集め(3.4g)、エタノール(100mL)から再結晶化させた。結晶を真空炉中、60℃で4時間乾燥させると、N−[4−(4−アミノ−2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミド3.0gが麦わら色の羽毛状結晶として得られた、融点198〜200℃。
MS(APCI)m/z362(M+H)+;
C17H23N5O2Sでの分析計算値:C、56.49;H、6,41;N、19.37。実測値:C、56.31;H、6.49;N、19.13。
N−{2−[4−アミノ−2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−1,1−ジメチルエチル}メタンスルホンアミド一水和物の調製
1,2−ジアミノ−2−メチルプロパン(11.9mL、113mmol)、カルボン酸tert−ブチルフェニル(42.1mL、227mmol)および無水エタノール(500mL)の溶液を還流で窒素雰囲気下に20.5時間加熱した。揮発性物質を減圧下に除去し、残渣を水(560mL)に溶かした。塩酸(1Nを140mL)を加えて、溶液を約pH3に調節し、ジクロロメタン(2×1L)で洗浄した。次いで、水酸化ナトリウム水溶液(2Nを70mL)を加えて、水溶液を約pH12に調節し、ジクロロメタン(5×800mL)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮し、減圧下にさらに乾燥させると、2−アミノ−2−メチルプロピルカルバミン酸tert−ブチル13.05gが得られ、これを、他の運転からの物質と混合した。
2−アミノ−2−メチルプロピルカルバミン酸tert−ブチル(20.8g、111mmol)およびトリエチルアミン(23.2mL、167mmol)のジクロロメタン(125mL)溶液を−9℃に冷却した。メタンスルホン酸無水物(21.25g、122mmol)のジクロロメタン(106mL)溶液を50分掛けて加え、その間、反応温度を4℃以下に維持した。添加の後に、反応を30分間攪拌し、ジクロロメタン(80mL)で希釈し、ブライン(30mL)、飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)、10%w/w塩酸(20mL)、ブライン(10mL)、飽和炭酸ナトリウム水溶液(20mL)およびブライン(10mL)で順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮し、真空下に乾燥させると、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピルカルバミン酸tert−ブチルが得られた。
塩化水素(1,4−ジオキサン中4Nの溶液153mL)を0℃に冷却し、攪拌した。パートBからの物質を少量ずつ加え、続いてエタノールですすいだ。反応を室温に加温し、一晩攪拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をエタノールから2回濃縮し、真空下に乾燥させると、塩酸N−(2−アミノ−1,1−ジメチルエチル)メタンスルホンアミドが得られた。
ガラスでライニングされた圧力容器中で、N−(4−クロロキノリン−3−イル)−2−エトキシアセトアミド(2.0g、7.6mmol)、塩酸N−(2−アミノ−1,1−ジメチルエチル)メタンスルホンアミド(2.16g、10.7mmol)およびトリエチルアミン(2.6mL、19mmol)のトリフルオロエタノール(30mL)中の溶液を150℃で16時間加熱した。HPLCによる分析により、出発原料の存在が示され、追加の塩酸N−(2−アミノ−1,1−ジメチルエチル)メタンスルホンアミド(0.5g)およびトリエチルアミン(0.3mL)を加えた。加熱をさらに16時間継続した。揮発性物質を減圧下に除去し、生じたコハク色のペーストをジクロロメタンに溶かした。溶液を、希塩化アンモニウム水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液(2×)およびブラインで順次洗浄し、硫酸マグネシウムおよび硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮した。生じたコハク色のシロップ(4g)をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製すると、N−{2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−1,1−ジメチルエチル}メタンスルホンアミド1.6gがコハク色のシロップとして得られた。
固体の3−クロロペルオキシ安息香酸(純度約77%の物質1.1g、5mmol)を少量ずつ、N−{2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−1,1−ジメチルエチル}メタンスルホンアミド(1.6g、4.2mmol)のジクロロメタン(30mL)溶液に加えた。反応を3時間室温で攪拌した。HPLCによる分析により、少量の出発原料の存在が示され、追加の3−クロロペルオキシ安息香酸(0.2g)を加えた。反応を室温で1時間攪拌し、水酸化アンモニウム(30mL)を加えた。生じた混合物を室温で15分間激しく攪拌し、次いで、塩化p−トルエンスルホニル(0.97g、0.0051モル)を1回で加えた。反応混合物を室温で2時間激しく攪拌し、ジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸ナトリウム水溶液(2×)およびブライン(1×)で順次洗浄し、硫酸ナトリウムおよび硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、コハク色のシロップが得られた。シロップをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタンで溶離)、続いて、酢酸プロピル(10mL/g)から再結晶化させると、黄褐色の固体0.8gが得られた。固体をエタノール(4mL)および水(2滴)から再結晶化させ、結晶を真空炉中、60℃で4時間乾燥させると、N−{2−[4−アミノ−2−(エトキシメチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]−1,1−ジメチルエチル}メタンスルホンアミド一水和物0.55gが淡黄色の結晶として得られた、融点161〜163℃。
MS(ESI)m/z392(M+H)+;
C18H25N5O3S・1.0H2Oでの分析計算値:C、52.79;H、6.65;N、17.10。実測値:C、52.69;H、6.56;N、16.87。
N−[4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミドの調製
N−[4−(2−エチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)ブチル]メタンスルホンアミドの調製
2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン−4−アミンの調製
Parr容器を窒素でフラッシュし、炭素に担持されている5%白金(1.1g)および水(5mL)を充填した。3−ニトロ[1,5]ナフチリジン−4−オール(22.0g、0.115モル)のトリエチルアミン(23.3g、0.230モル)および水(1.1L)溶液を加え、混合物を水素圧力(35psi、2.4×105Pa)下に3時間置き、次いでCELITEフィルター材の層で濾過した。濾液を、75℃でのフラッシュ蒸発により400mLの体積まで濃縮し、冷却した。固体が生じ、これを真空濾過により集めると、3−アミノ[1,5]ナフチリジン−4−オール(16.4g)が微細なマスタード色の粉末として得られた、融点315〜320℃。
MS(ESI)m/z162(M+H)+。
オキシ塩化リン(III)(47.0g、0.304mol)を30分掛けて、3−アミノ[1,5]ナフチリジン−4−オール(20.0g、0.124モル)のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(200mL)中の混合物に滴加し;添加の間、反応温度を10℃から20℃に維持した。添加が完了したら、反応を室温で3時間攪拌し、90℃に15分間加熱し、室温に冷却した。水(150mL)および氷を加えたが、その間、温度を55℃未満に維持した。混合物を室温で30分間攪拌し、100℃で3時間加熱し、室温に一晩冷却した。固体の炭酸ナトリウムおよび飽和炭酸ナトリウム水溶液を徐々に加えることにより、生じた黒色の溶液を塩基性にした。塩基性溶液をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムおよび硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下に濃縮すると、粘着性でコハク色のペーストが得られた。ペーストを温かいジエチルエーテルで30分間粉砕し、生じた固体を真空濾過により集めると、4−クロロ[1,5]ナフチリジン−3−アミン(11g)が茶色の顆粒として得られた、融点188〜190℃。
MS(ESI)m/z180(M+H)+。
4−クロロ[1,5]ナフチリジン−3−アミン(4.0g、0.022モル)およびトリエチルアミン(4.6mL、0.033モル)の1,2−ジクロロエタン(80mL)溶液を3℃に冷却した。塩化アセチル(4.4g、0.056モル)の1,2−ジクロロエタン(5mL)溶液を5分掛けて滴加した。次いで、反応を還流で5時間加熱し、室温に冷却し、ジクロロメタン(100mL)で希釈し、飽和炭酸ナトリウム水溶液(2×)、水(1×)およびブライン(1×)で順次洗浄し、硫酸ナトリウムおよび硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、暗茶色の固体4.7gが得られた。固体をアセトニトリル(20mL)から再結晶化させ、2回の収穫で集めると、N−(4−クロロ[1,5]ナフチリジン−3−イル)アセトアミド(3.0g)が茶色の固体として得られた。
MS(ESI)m/z222(M+H)+。
N−(4−クロロ[1,5]ナフチリジン−3−イル)アセトアミド(1.6g、0.073モル)およびイソブチルアミン(7.3mL、0.0722モル)の混合物を密閉バイアル中、120℃で一晩加熱し、室温に冷却し、水(100mL)および飽和炭酸ナトリウム水溶液(20mL)の溶液に加えた。沈殿物が形成された。混合物を室温で1.5時間攪拌し、沈殿物を真空濾過により集め、濾過用漏斗で乾燥させると、2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン(1.45g)が灰色の粉末として得られた、融点110〜11℃。
MS(APCI)m/z241(M+H)+。
パートE
固体の3−クロロペルオキシ安息香酸(純度約77%の物質1.8g、0.0078mol)を少量ずつ、2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン(1.45g、0.0060モル)のジクロロメタン(30mL)溶液に加えた。反応を室温で3時間攪拌し、飽和炭酸ナトリウム水溶液(100mL)で洗浄した。水性フラクションをジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機フラクションをブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムおよび硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮すると、2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−5−オキシド−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン(1.3g)が黄色の固体として得られた。
MS(APCI)m/z257(M+H)+。
塩化p−トルエンスルホニル(1.2g、0.0061モル)を、激しく攪拌されている2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−5−オキシド−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン(1.3g、0.0051モル)、ジクロロメタン(25mL)および水酸化アンモニウム(17mL)の混合物に加えた。反応を室温で2時間激しく攪拌し、次いで、攪拌を停止し、層を2時間分離させた。沈殿物が形成し、これを真空濾過により集めると、アイボリー色の針状物0.9gが得られた。針状物をイソプロパノール(12mL)から再結晶化させ、集めた結晶を真空炉中、60℃で5時間乾燥させると、2−メチル−1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン−4−アミン(0.7g)が無色の針状物として得られた、融点227〜229℃。
MS(ESI)m/z256(M+H)+;
C14H17N5での分析計算値;C、65.86;H、6.71;N、27.43。実測値:C、65.53;H、6.68;N、27.35。
1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリンの調製
ギ酸(0.36mL)を、攪拌しながら無水酢酸(0.8mL)に徐々に加え、反応を室温で2.75時間攪拌し、次いで、3−アミノ−4−クロロキノリン(0.50g、2.8mmol)のテトラヒドロフラン(5mL)溶液に加えた。生じた混合物を室温で1時間攪拌した。固体が存在し、これを濾過により集め、ジエチルエーテルで洗浄すると、4−クロロキノリン−3−イルホルムアミド0.48gがベージュ色の固体として得られた、融点175〜177℃。
4−クロロキノリン−3−イルホルムアミド(0.050g、0.24モル)およびイソブチルアミン(0.25mL、2.4mmol)の混合物を密閉バイアル中、110℃で一晩加熱し、室温に冷却した。ジクロロメタン(1mL)および塩化アンモニウム水溶液(10%w/wを1mL)を加えた。有機層を分離し、10%w/wの塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下に濃縮し、真空炉中、35℃で一晩乾燥させると、茶色の結晶固体41mgが得られ、これをLC/MSにより分析すると、1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリンおよび3−アミノ−4−クロロキノリンの混合物であることが判明した。
1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリンの調製
オキシ塩化リン(90mL、0.97モル)を、塩酸3−アミノキノリン−4−オール(150g、0.76モル)のDMF500mL中の攪拌されているスラリーに滴加した。混合物の温度は、添加の過程で約100℃に上昇した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、DMFの約2/3を減圧下に除去した。次いで、混合物を濾過し、固体を乾燥させると、N’−(4−クロロキノリン−3−イル)−N,N−ジメチルイミドホルムアミド(118g)が得られた、MS(ESI)m/z234(M+H)+。
ガラスバイアルに、N’−(4−クロロキノリン−3−イル)−N,N−ジメチルイミドホルムアミド(0.10g、0.40mmol)、イソブチルアミン(0.50mL、5.4ミリモル)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(5mg、0.02mmol)を充填した。バイアルを鋼製圧力反応器の内部に入れ、容器を炉中、150℃で15時間加熱した。室温に冷却した後に、液体クロマトグラフィー/質量分析により反応混合物を検査すると、反応が完了していないことが示されたので、容器を炉の内部に戻し入れ、175℃で15時間加熱した。室温に冷却した後に、液体クロマトグラフィー/質量分析により反応混合物を検査すると、反応の主な生成物は1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリンであることが示された、MS(ESI)m/z226(M+H)+。
1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリンの調製
Claims (14)
- 1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン化合物もしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩を調製する方法であって、
式IVの化合物:
式IVの化合物を式:R1NH2のアミンと反応させて、式Iの1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンもしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩:
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキルと、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびIVの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびIV−1中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されており、
Rは、
ブロモおよび
ヒドロキシ
からなる群から選択され、
R1は、
2−(プロピルスルホニル)エチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、4−メチルスルホニルアミノブチルおよび2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル
からなる群から選択され、
R2は、
水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、2−メトキシエチル、2−ヒドロキシエチル、エトキシメチルおよびヒドロキシメチル
からなる群から選択され、
R3は、
メトキシ、フェノキシおよびベンジルオキシ
からなる群から選択される]。 - 1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン化合物もしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩を調製する方法であって、
式VIIIの化合物:
式VIIIの化合物を式:R1NH2のアミンと反応させて、式Iの1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンもしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩:
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキルと、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびVIIIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびIX中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されており、
Rは、
ブロモおよび
ヒドロキシ
からなる群から選択され、
R1は、
2−(プロピルスルホニル)エチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、4−メチルスルホニルアミノブチルおよび2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル
からなる群から選択され、
R2は、水素であり
R3は、
メトキシ、フェノキシおよびベンジルオキシ
からなる群から選択され、
R11およびR12は独立に、C1〜4アルキルであるか、R11およびR12は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、−O−、−N(C1〜4アルキル)−または−S−を含有してもよい5員または6員環を形成する]。 - 1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン化合物もしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩を調製する方法であって、
式XIの化合物:
式Iの1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンもしくはその類似体または薬学的に許容できるそれらの塩:
[式中、
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキルと、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式IおよびXIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式I−1およびXIII中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環または縮合ピリジン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環またはピリジン環は、非置換であるか、1個のR基により置換されているか、1個のR3基により置換されているか、1個のR基および1個のR3基により置換されており、
Rは、
ブロモおよび
ヒドロキシ
からなる群から選択され、
R1は、
2−(プロピルスルホニル)エチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、4−メチルスルホニルアミノブチルおよび2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル
からなる群から選択され、
R2は、水素であり、
R3は、
メトキシ、フェノキシおよびベンジルオキシ
からなる群から選択される]。 - 式XIの化合物または薬学的に許容できるそれらの塩:
Eは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、ヒドロキシ、フェノキシ、−O−S(O)2−R’および−N(Bn)2からなる群から選択され、ここで、R’はアルキルと、ハロアルキルと、アルキル、ハロまたはニトロにより置換されていてもよいアリールとからなる群から選択され、Bnは、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−メチルベンジルおよび2−フラニルメチルからなる群から選択されるか、または
Eは、式XIの隣接するピリジン窒素原子と結合して、式XIII中で縮合テトラゾロ環を形成し:
RAおよびRBは一緒になって、縮合ベンゼン環を形成し、ここで、前記ベンゼン環は、非置換であり、
R1は、
2−(プロピルスルホニル)エチル、2−メチル−2−[(メチルスルホニル)アミノ]プロピル、4−メチルスルホニルアミノブチルおよび2−(アセチルアミノ)−2−メチルプロピル
からなる群から選択される]。
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