JP4544469B2 - 開閉扉 - Google Patents
開閉扉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4544469B2 JP4544469B2 JP2005322957A JP2005322957A JP4544469B2 JP 4544469 B2 JP4544469 B2 JP 4544469B2 JP 2005322957 A JP2005322957 A JP 2005322957A JP 2005322957 A JP2005322957 A JP 2005322957A JP 4544469 B2 JP4544469 B2 JP 4544469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door body
- movable
- closed state
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 18
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 210000003371 toe Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
特に、個人宅のトイレでは、設置スペースの関係上等から、横方向にドアを動かすスライドドアではなく、ドアノブを把持して扉を押し引きし、蝶番金具を介して扉を回転させる上記手動ドアタイプの開閉扉が通常設置されている。
上記隙間隠し構造は、ドアの下部に回動自在なシール体を有している。このシール体は、ドアが開状態のときは斜め下向きに傾斜した状態で安定しており、ドアが閉状態のときにドアの戸当たりに設けられた当接部に接触して回動し、ドアの下部と床面との隙間を塞いて隠すようになっている。これにより、トイレ内の遮音性や密閉性を高めている。
つまり、この隙間封鎖部材は、ドアが開状態のときにはワイヤによって空間部内を上方に移動させられており、ドアが閉状態のときにワイヤと共に下降してドアの下部と床面との隙間を塞いで隠すようになっている。これにより、上記隙間隠し構造と同様にトイレ内の遮音性や密閉性を高めている。
具体的に説明すると、日常生活において、スリッパを履く場合が頻繁にあるが、一般にスリッパは廊下や絨毯等が敷かれた室内では履き続けているが、畳が敷かれた和室やトイレ等に出入りする際にはスリッパを脱ぐのが普通である。特に、トイレに出入りする際には、上述したように開閉扉が出入口に一般的に設置されているので、開閉扉を開けた後にスリッパを脱いでトイレ内に入り、その後開閉扉を閉めることになる。ところが、このときに上述したようにスリッパが開閉扉に引っ掛かって移動してしまう場合があった。また、スリッパが移動した結果、開閉扉とトイレの出入口との間に挟まったり、トイレ内に引きずられて入り込んだりする場合もあった。
仮に、開閉扉が開いているときに、開閉扉の下部と床面との隙間を、スリッパが通過できる程度の間隔に設定したとすると、それに応じてシール体や隙間封鎖部材もサイズを大きくする必要がある。その結果、開閉扉自体がより厚くなってしまったり、隙間封鎖部材を下方に向けてより長くすると共にワイヤをより強固なものに変更したりする等の設計変更が必要である。その結果、開閉扉が厚くて重いものになってしまい、開閉動作が困難になる恐れがあった。
また、床面に関しても、開閉扉を接触させて閉位置を位置決めする隆起状の受け部(戸当たり)等がなく、フラット(平面)であることが望まれている。これは、出入りする際に、やはり同様につまづいたり、足の指をぶつけたりしないように安全面の点からである。
本発明に係る開閉扉は、床面上に立設された扉枠に対して回動可能に固定された開閉扉であって、一辺側が前記扉枠に回動可能に接続され、他辺側に設けられた取手を押し引きすることで、前記扉枠内に収まる閉状態と該閉状態から90度以上回動する開状態との間で、位置が変位する扉本体と、該扉本体の下部に跳ね上げ可能に固定され、閉じた時に扉本体の下部と前記床面との間を塞ぐ可動扉下部と、前記可動扉下部の跳ね上げ動作を行う扉下部駆動機構と、前記扉本体の開閉状態に応じて前記扉下部駆動機構による前記可動扉下部の跳ね上げ動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記扉本体が前記閉状態又は前記開状態のときに前記可動扉下部を閉めると共に、閉状態から開状態、及び、開状態から閉状態への移行中に可動扉下部を跳ね上げるように制御することを特徴とする。
そして、この状態から取手を把持して扉本体を開け始め、90度以上回動させて完全に開いた開状態にした場合には、制御手段が扉本体の開閉動作に伴って、可動扉下部を閉まった状態から一旦跳ね上げ、跳ね上がった後に再度閉まるように制御する。
また、扉本体を開状態から再度閉状態にした場合には、上述した場合と同様に、制御手段が扉本体の開閉動作に伴って、可動扉下部を閉まった状態から一旦跳ね上げ、跳ね上がった後に再度閉まるように制御する。
このように、可動扉下部は、扉本体の開閉途中で一旦跳ね上がるが、扉本体が開状態又は閉状態となったときには閉まるようになっている。
なお、スリッパを扉本体の前で脱いだ後、扉本体を開けたとしても同様の作用効果を奏することができる。
上記可動扉下部3は、図1及び図3に示すように、扉本体2に対して略同一の幅及び厚さで形成されている。また、可動扉下部3は、その両側部に配された一対の扉下部心材31と、これらの扉下部心材31に水平に固定された長板部32と、で全体が構成されている。
上記扉下部駆動機構7は、扉本体2に内蔵され可動扉下部3の跳ね上げ動作を行うモータMを備えている。このモータMは、扉本体2の下端部に水平状態で内蔵され、その回転軸m1が扉本体2の一方の側部に突出されていると共に可動扉下部3の突出部31aに挿入固定されている。
なお、可動扉下部3は、垂直状態に配された際に、下端が床面Fから若干の隙間を空けて配されるように設定されている。
また、制御手段4は、扉本体2の回動位置を検出する検出機構8を備えている。制御手段4は、検出機構8で検出した扉本体2の回動位置に応じて可動扉下部3の跳ね上げ動作を制御する。
また、枠側電気接点F1は、扉本体2が柱部材1aから15cmを超えた時点で扉側電気接点C1と接触するように配されている。この位置から開度70度の開状態となる位置までは、制御部4内の図示しないコンデンサの電圧により、モータMが可動扉下部3を90度跳ね上げた状態を保持するように設定されている。さらに、扉側電気接点C1が枠側電気接点F2を通過すると、枠側電気接点R2は、扉本体2が開度80度の開状態を超えた位置から完全に開度90度の全開状態になる位置まで扉側電気接点C2と接触するように配されている。
そして、制御手段4は、導通検出部13で検出した上記導通の有無に応じてモータMを駆動する。
このように制御手段4が扉本体2の開閉動作に伴って、可動扉下部3を閉まった状態から一旦跳ね上げ、跳ね上がった後に再度閉めるように制御する。
なお、スリッパSを扉本体2の前で脱いだ後、該扉本体2を開けたとしても同様の作用効果を奏することができる。
また、トイレWCに入って扉本体2を閉状態にしたときに、可動扉下部3が扉本体2と床面Fとの隙間を塞ぐので、トイレWC内が密閉された状態となる。そのため、使用者は、音洩れやにおい洩れ等を心配せずにトイレWCを利用できる。
また、検出機構8により扉本体2の回動位置を検出し、検出した回動位置に応じて可動扉下部3の跳ね上げ動作を制御するので、可動扉下部3を回動位置に対応して正確に上げ下げさせることができる。
また、導通検出部13で検出した導通の有無に応じてモータMを駆動するので、簡便な電気的制御で可動扉下部の跳ね上げ動作を自動で行うことができ、可動扉下部の跳ね上げ動作のために扉を開閉操作する者の力を利用せずに済む。
また、上記扉下部駆動機構7は、上述したように構成が簡便となり、跳ね上げ動作に人力を必要としないモータMを使用した機構が好ましいが、バネやワイヤー等の種々の部材を組み合わせて機械的に構成した人力による機構を採用しても構わない。
また、上記実施形態では、扉本体2の開閉をマイクロスイッチ16で検知しているが、取手2aの操作の有無で検知するようにしても構わない。
Claims (5)
- 床面上に立設された扉枠に対して回動可能に固定された開閉扉であって、
一辺側が前記扉枠に回動可能に接続され、他辺側に設けられた取手を押し引きすることで、前記扉枠内に収まる閉状態と該閉状態から90度以上回動する開状態との間で、位置が変位する扉本体と、
該扉本体の下部に跳ね上げ可能に固定され、閉じた時に扉本体の下部と前記床面との間を塞ぐ可動扉下部と、
前記可動扉下部の跳ね上げ動作を行う扉下部駆動機構と、
前記扉本体の開閉状態に応じて前記扉下部駆動機構による前記可動扉下部の跳ね上げ動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段が、前記扉本体が前記閉状態又は前記開状態のときに前記可動扉下部を閉めると共に、閉状態から開状態、及び、開状態から閉状態への移行中に可動扉下部を跳ね上げるように制御することを特徴とする開閉扉。 - 請求項1に記載の開閉扉において、
前記制御手段が、前記扉本体の回動位置を検出する検出機構を備え、
前記検出機構で検出した前記扉本体の回動位置に応じて前記可動扉下部の跳ね上げ動作を制御することを特徴とする開閉扉。 - 請求項2に記載の開閉扉において、
前記検出機構が、前記扉本体の上端面に設けられた扉側電気接点と、
前記扉枠に設けられ前記閉状態から前記開状態までの前記扉本体の上端面に対向可能に配された接点支持部材と、
前記接点支持部材に設けられ前記閉状態の前記扉本体、前記閉状態から前記開状態への移行状態及び前記開状態の前記扉本体の各位置に応じて前記扉側電気接点と接触可能な複数の枠側電気接点と、
前記扉側電気接点と前記枠側電気接点との導通の有無を検知して前記扉本体の回動位置を検出する導通検出部と、を備えていることを特徴とする開閉扉。 - 請求項3に記載の開閉扉において、
前記扉下部駆動機構が、前記扉本体に内蔵され前記可動扉下部の跳ね上げ動作を行うモータを備え、
前記制御手段が、前記導通検出部で検出した前記導通の有無に応じて前記モータを駆動することを特徴とする開閉扉。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉扉において、
前記扉枠が、トイレの出入口に設けられ、
前記扉本体が、トイレ用のドアであることを特徴とする開閉扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005322957A JP4544469B2 (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 開閉扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005322957A JP4544469B2 (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 開閉扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007132002A JP2007132002A (ja) | 2007-05-31 |
JP4544469B2 true JP4544469B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=38153885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005322957A Expired - Fee Related JP4544469B2 (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 開閉扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4544469B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53110237A (en) * | 1977-03-05 | 1978-09-26 | Kubota Ltd | Door device |
JPS578296U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-16 |
-
2005
- 2005-11-07 JP JP2005322957A patent/JP4544469B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007132002A (ja) | 2007-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201116697A (en) | Hands-free door opening system and method | |
JP3435102B2 (ja) | 電動・手動兼用折戸 | |
KR20090025457A (ko) | 높이 조절이 가능한 소변기 | |
KR100762246B1 (ko) | 장애인용 화장실의 출입제어시스템 | |
JP4544469B2 (ja) | 開閉扉 | |
CN210598646U (zh) | 一种应用于居住建筑中的适老化室内门 | |
JPH08277686A (ja) | ド ア | |
JP6386292B2 (ja) | トイレ用のドア装置 | |
JP4597328B2 (ja) | バリアフリー対応トイレ | |
JP2003319890A (ja) | 収納式ペーパーホルダ | |
KR20200133408A (ko) | 풀오픈형 비상탈출용 자동문 | |
JP4249566B2 (ja) | パワーアシスト型引戸 | |
CN210888724U (zh) | 拉门及具有其的房间结构 | |
JP3446511B2 (ja) | 浴室の出入り口の構造 | |
JP2003214042A (ja) | 電動・手動兼用折戸 | |
JP3101760U (ja) | 半自動ドア装置 | |
JP2005307716A (ja) | 回転扉 | |
JP2001227260A (ja) | 出入り口の水返し構造 | |
KR20130110322A (ko) | 무전원 반자동 미닫이 도어의 레버록 장치 | |
JP3502059B2 (ja) | 折戸のシール構造 | |
JP2000145305A (ja) | 住宅用ドア | |
JPH1162424A (ja) | 浴室の出入り口の構造 | |
JPH0533675Y2 (ja) | ||
KR200359394Y1 (ko) | 텝 스위치와 분할 외벽체에 의한 자동회전문 안전장치 | |
JPH04353187A (ja) | 出入口の構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100623 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |