JP4543924B2 - 車両用運転操作補助装置、車両用運転操作補助方法、および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents
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Description
本発明による車両用運転操作補助装置は、自車両が走行する自車線を検出する車線検出手段と、自車線における自車両の横方向位置を算出する横方向位置算出手段と、横方向位置算出手段で算出される横方向位置に基づいて、自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、運転席の右側領域および左側領域から個々に運転者に押圧力を与えるシート圧力発生手段と、リスクポテンシャル算出手段で算出されるリスクポテンシャルに基づいて、シート圧力発生手段から発生させる押圧力を制御する制御手段と、車線検出手段によって自車線が検出されない場合に、自車線が検出されなくなる所定時間前のリスクポテンシャルと、自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルとに基づいて、制御手段によって制御される押圧力の制御パターンを切り換える制御切替手段とを備え、自車線が検出されない場合に、制御切替手段は、(a)所定時間前のリスクポテンシャルに対して直前のリスクポテンシャルが増加していた場合は、リスクポテンシャルが増加していることを伝達するための制御パターンを選択し、(b)所定時間前のリスクポテンシャルに対して直前のリスクポテンシャルが減少していた場合は、自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、自車線が検出されない場合、制御手段は制御切替手段で選択された制御パターンに従って押圧力を制御する。
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両が走行する自車線を検出し、自車線における自車両の横方向位置を算出し、横方向位置に基づいて、リスクポテンシャル算出手段によって自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転席の右側領域および左側領域から運転者に与える押圧力を制御し、自車両の挙動、もしくは自車両の挙動の安定性に影響を与える走行環境を検出し、自車線が検出されない場合に、リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルと、自車両の挙動もしくは走行環境に基づいて、リスクポテンシャルに基づいて制御される押圧力の制御パターンを切り換え、制御パターンの切り換えにおいて、自車線が検出されない場合に、(a)リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが所定値以上の場合は、自車両の挙動もしくは走行環境に関わらず、当該リスクポテンシャルを伝達するための制御パターン選択し、(b)リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが所定値よりも小さく、かつ自車両の挙動もしくは走行環境が安定した状態のときは、自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、自車線が検出されない場合、選択された制御パターンに従って押圧力を制御する。
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両が走行する自車線を検出し、自車線における自車両の横方向位置を算出し、横方向位置に基づいて、リスクポテンシャル算出手段によって自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転席の右側領域および左側領域から運転者に与える押圧力を制御し、自車線が検出されない場合に、自車線が検出されなくなる所定時間前のリスクポテンシャルと、自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルとに基づいて、リスクポテンシャルに基づいて制御される押圧力の制御パターンを切り換え、制御パターンの切り換えにおいて、自車線が検出されない場合に、(a)所定時間前のリスクポテンシャルに対して直前のリスクポテンシャルが増加していた場合は、リスクポテンシャルが増加していることを伝達するための制御パターンを選択し、(b)所定時間前のリスクポテンシャルに対して直前のリスクポテンシャルが減少していた場合は、自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、自車線が検出されない場合、選択された制御パターンに従って押圧力を制御する。
本発明による車両は、上記車両用運転操作補助装置を備える。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図であり、図2は、車両用運転操作補助装置1を搭載した車両の構成図である。
前方カメラ10は、フロントウィンドウ上部に取り付けられた小型のCCDカメラ、またはCMOSカメラ等であり、前方道路の状況を画像として検出し、コントローラ50へと出力する。前方カメラ10による検知領域は車両の前後方向中心線に対して水平方向に±30deg程度であり、この領域に含まれる前方道路風景が画像として取り込まれる。
RP=L・sinψ+Xp ・・・(式1)
レーン内横位置RPは、自車線のレーン中央を0として、右方向を正の値で表す。
θS=Ks・|RP| ・・・(式2)
ステップS1601では、ステップS150で検出したレーン中央からの距離Xpに基づいて、将来位置における自車両のレーン内横位置RPを上述した(式1)から算出する。ここで算出されるレーン内横位置RPを、レーン非検出時点T0におけるリスクポテンシャルRP_0とする。
目的B:レーン非検出時点T0でのリスクポテンシャルRP_0の絶対値が所定値RP_1よりも小さく、かつ不安定度YG0の絶対値が所定値YG2よりも小さい場合(|RP_0|<RP_1、かつ|YG0|<YG2)は、レーンマーカが検出されなくなったことを運転者に知らせる。
目的C:レーン非検出時点T0でのリスクポテンシャルRP_0の絶対値が所定値RP_1よりも小さく、かつ不安定度YG0の絶対値が所定値YG1以上の場合(|RP_0|<RP_1、かつ|YG0|≧YG1)は、適切な方向への運転操作を促す。
目的D:上記目的A〜Cに該当しない場合は、運転者の運転操作を妨げないようにする。
制御方法1:レーンマーカが検出されなくなると同時に、押圧力を発生していた左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを最大値θSmaxまで変化させ、その後、作動量θSを速やかに0まで低下させる。
制御方法2:レーンマーカが検出されなくなると同時に、非検出時点T0で算出された左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを維持する。
制御方法3:レーンマーカが検出されなくなると同時に、非検出時点T0で算出された左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを維持する。その後、車両不安定度YG0が所定値YG1よりも小さくなると、作動量θSを徐々に0まで低下させる。
制御方法4:レーンマーカが検出されなくなると同時に、押圧力を発生していた左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを徐々に0まで低下させる。
θS=−α・T ・・・(式3)
(式3)において、αは予め適切に設定された定数であり、作動量θSを低下させる際の低下率を表している。Tは、車両不安定度YG0が所定値YG1よりも小さくなってからの経過時間である。
(1)コントローラ50は、自車線における自車両の横方向位置Xpに基づいて将来位置におけるレーン内横位置、すなわち横方向のリスクポテンシャルRPを算出する。そして、リスクポテンシャルRPに基づいて、シートサイド駆動機構70でシート71の右側領域に相当する右サイド部73iと左側領域に相当する左サイド部73jから発生させる押圧力を制御する。自車線のレーンマーカが検出されない場合は、車両状態もしくは走行環境を含む自車両の走行状況に基づいて押圧力の制御を切り換える。これにより、レーンマーカが検出されない場合でも、押圧力を介して走行状況に応じた適切な情報伝達を行うことができる。
(2)レーンマーカが検出されない場合の押圧力の制御パターンは、押圧力を不連続に変化させるパターンと、連続的に変化させるパターンを含む。例えば、レーンマーカが非検出となると、押圧力を一気に、すなわち不連続に変化させたり、徐々に、すなわち連続的に変化させたりする。これにより、押圧力を用いて走行状況に応じた適切な情報伝達を行うことができる。
(3)コントローラ50は、自車両の走行状況として、レーンマーカが検出されない場合の自車両の挙動の不安定度YG0を検出し、不安定度YG0とレーンマーカが検出されなくなる直前(非検出時点T0)のリスクポテンシャルRP_0とに基づいて、押圧力の制御目的を決定する。そして、決定した制御目的に応じた押圧力の制御パターンを決定する。これにより、レーンマーカが検出されない状態で運転者に必要な情報伝達を行って、適切な運転操作の補助を行うことができる。
(4)制御方法1(押圧力の制御パターンの第1のパターン)では、レーンマーカが非検出となると押圧力を最大値まで一気に増加し、その後押圧力を速やかに低下させる。これにより、レーンマーカが非検出となったことを運転者にわかりやすく伝えることができる。
(5)制御方法2(押圧力の制御パターンの第2のパターン)では、レーンマーカが非検出となると押圧力を維持する。これにより、リスクポテンシャルRPが高い状態であることを運転者に継続して知らせることができる。
(6)制御方法3(押圧力の制御パターンの第3のパターン)では、レーンマーカが非検出となると押圧力を維持し、その後、不安定度YG0が所定値YG1を下回ると押圧力を徐々に低下させる。これにより、押圧力を維持することによって車両挙動が不安定な状態での運転操作を適切な方向へ促すことができるとともに、車両挙動が安定すると運転者の運転操作を妨げることがない。
(7)制御方法4(押圧力の制御パターンの第4のパターン)では、レーンマーカが非検出となると押圧力を徐々に低下する。これにより、運転者の運転操作を妨げることがない。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図8に、第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置2の基本構成を示す。図8において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
ステップS1611では、レーン非検出時点T0におけるリスクポテンシャルRP_0を算出する。まず、車速センサ20で検出される現在の自車速Vと操舵角センサ45で検出される操舵角θを用いて自車両の旋回半径Rを算出する。旋回半径Rは、以下の(式4)から算出される自車両の旋回曲率ρ(1/m)の逆数(R=1/ρ)として算出できる。
ρ=1/{L(1+A・V2)}×θ/N ・・・(式4)
ここで、L:自車両のホイールベース、A:車両に応じて定められたスタビリティファクタ(正の定数)、N:ステアリングギア比である。
RP_0=k1・Xf+k2・Yf ・・・(式5)
(式5)において、k1、k2はそれぞれ適切に設定された係数である。
目的B:レーン非検出時点T0でのリスクポテンシャルRP_0の絶対値が所定値RP_1よりも小さく、かつ環境安定度Reの絶対値が所定値R2よりも小さい場合(|RP_0|<RP_1、かつ|Re|<R2)は、レーンマーカが検出されなくなったことを運転者に知らせる。
目的C:レーン非検出時点T0でのリスクポテンシャルRP_0の絶対値が所定値RP_1よりも小さく、かつ環境安定度Reの絶対値が所定値R1以上の場合(|RP_0|<RP_1、かつ|Re|≧R1)は、適切な方向への運転操作を促す。
目的D:上記目的A〜Cに該当しない場合は、運転者の運転操作を妨げないようにする。
(1)コントローラ50は、自車両の走行状況として、レーンマーカが検出されない場合の自車両の走行環境の安定度Reを検出し、環境安定度Reとレーンマーカが検出されなくなる直前(非検出時点T0)のリスクポテンシャルRP_0とに基づいて、押圧力の制御目的を決定する。そして、決定した制御目的に応じた押圧力の制御パターンを決定する。不安定度YG0の代わりに環境安定度Reを用いることによっても、レーンマーカが検出されない状態で運転者に必要な情報伝達を行って、適切な運転操作の補助を行うことができる。
(2)制御方法3では、レーンマーカが非検出となると押圧力を維持し、その後、環境安定度Reが所定値R1を下回ると押圧力を徐々に低下させる。これにより、押圧力を維持することによって環境が安定していない状態での運転操作を適切な方向へ促すことができるとともに、車両挙動が安定すると運転者の運転操作を妨げることがない。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置の基本構成は、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様である。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図12に、第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置3の基本構成を示す。図12において、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
以下に、本発明の第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。図15に、第5の実施の形態による車両用運転操作補助装置4の基本構成を示す。図15において、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
目的F:|RP_0−RP_2|/(T0−T2)<0で、検出時点T2から非検出時点T0でリスクポテンシャルRPが減少していた場合は、レーンマーカが検出されなくなったことを運転者に知らせる。
目的G:|RP_0−RP_2|/(T0−T2)=0で、検出時点T2とレーン非検出時点T0でリスクポテンシャルRPが変化していなかった場合は、運転者の運転操作を妨げないようにする。
ステップS570では、ステップS560で決定した制御目的に従って、以下の3つの選択肢の中から自車両の制御方法を決定する。
制御方法6:レーンマーカが検出されなくなると同時に、押圧力を発生していた左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを、所定の変化率βで0まで変化させる。
制御方法7:レーンマーカが検出されなくなると同時に、非検出時点T0で算出された左右サイド部アクチュエータ710または720の作動量θSを維持する。
β=(θS0−θS2)/(T0−T2) ・・・(式6)
コントローラ50Cは、レーンマーカが検出されなくなる所定時間前の時点T2のリスクポテンシャルを自車両の走行状況として検出し、所定時間前の検出時点T2のリスクポテンシャルRP_2と、レーンマーカが検出されなくなる直前の非検出時点T0のリスクポテンシャルRP_0とに基づいて押圧力の制御目的を決定する。そして、決定した制御目的に応じた押圧力の制御パターンを決定する。これにより、レーンマーカが検出されなくなる以前のリスクポテンシャルRPの変化に基づいて適切な情報伝達を行うことができる。
20:車速センサ
30:横加速度センサ
40:ナビゲーション装置
50,50A,50B,50C:コントローラ
70:シートサイド駆動機構
80:シートサイド振動機構
Claims (17)
- 自車両が走行する自車線を検出する車線検出手段と、
前記自車線における自車両の横方向位置を算出する横方向位置算出手段と、
前記横方向位置算出手段で算出される前記横方向位置に基づいて、前記自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
運転席の右側領域および左側領域から個々に運転者に押圧力を与えるシート圧力発生手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段で算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、前記シート圧力発生手段から発生させる前記押圧力を制御する制御手段と、
前記自車両の挙動、もしくは自車両の挙動の安定性に影響を与える走行環境を検出する走行状況検出手段と、
前記車線検出手段によって前記自車線が検出されない場合に、前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルと、前記走行状況検出手段によって検出される前記自車両の挙動もしくは前記走行環境に基づいて、前記制御手段によって制御される前記押圧力の制御パターンを切り換える制御切替手段とを備え、
前記自車線が検出されない場合に、前記制御切替手段は、(a)前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが所定値以上の場合は、前記自車両の挙動もしくは前記走行環境に関わらず、当該リスクポテンシャルを伝達するための制御パターン1を選択し、(b)前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ前記自車両の挙動もしくは前記走行環境が安定した状態のときは、前記自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターン2を選択し、
前記自車線が検出されない場合、前記制御手段は前記制御切替手段で選択された制御パターンに従って前記押圧力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御切替手段によって切り換えられる前記押圧力の制御パターンは、前記押圧力を不連続に変化させるパターンと、前記押圧力を連続的に変化させるパターンを含むことを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記走行状況検出手段は、前記自車両の挙動として、前記車線検出手段によって前記自車線が検出されない場合の前記自車両の横方向の挙動の不安定度を検出し、
前記制御切替手段は、前記自車線が検出されず、前記リスクポテンシャル算出手段で算出した前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ前記不安定度が第1の所定値よりも小さいときは、前記制御パターン2を選択することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記走行状況検出手段は、前記走行環境として、前記車線検出手段によって前記自車線が検出されない場合の前記自車両が走行する道路についての環境安定度を検出し、
前記制御切替手段は、前記自車線が検出されず、前記リスクポテンシャル算出手段で算出した前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ前記環境安定度が第1の所定値よりも小さいときは、前記制御パターン2を選択することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御パターン2は、前記自車線が非検出となると前記押圧力を最大値まで一気に増加し、その後前記押圧力を速やかに低下させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御パターン1は、前記自車線が非検出となると前記自車線が非検出となったときの押圧力を維持することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項3に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御切替手段は、前記自車線が検出されず、前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ、前記不安定度が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以上の場合は、前記制御パターン2の代わりに、前記自車線が非検出となると前記自車線が非検出となったときの押圧力を維持し、その後、前記不安定度が前記第2の所定値を下回ると前記押圧力を徐々に低下させる制御パターン3を選択することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御切替手段は、前記自車線が検出されず、かつ前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ、前記環境安定度が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値以上の場合は、前記制御パターン2の代わりに、前記自車線が非検出となると前記自車線が非検出となったときの押圧力を維持し、その後、前記環境安定度が前記第2の所定値を下回ると前記押圧力を徐々に低下させる制御パターン3を選択することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項7または請求項8に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルと前記自車両の挙動もしくは前記走行環境が、前記制御パターン1、前記制御パターン2、および前記制御パターン3の選択条件以外の場合、前記制御切替手段は、前記自車線が非検出となると前記押圧力を徐々に低下させる制御パターンを選択することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項5に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御パターン2は、前記自車線が非検出となると、前記右側領域および前記左側領域の両方から発生する前記押圧力を一気に前記最大値まで増加し、その後、前記右側領域および前記左側領域の両方から発生する前記押圧力を速やかに低下させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記運転席の前記右側領域および前記左側領域から前記押圧力とは異なる刺激を前記運転者に与える刺激発生手段をさらに備え、
前記制御パターン2は、前記自車線が非検出となると前記自車線が非検出となったときの押圧力を維持するとともに、前記刺激発生手段から前記刺激を発生し、その後、前記刺激および前記押圧力を速やかに低下させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両が走行する自車線を検出する車線検出手段と、
前記自車線における自車両の横方向位置を算出する横方向位置算出手段と、
前記横方向位置算出手段で算出される前記横方向位置に基づいて、前記自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
運転席の右側領域および左側領域から個々に運転者に押圧力を与えるシート圧力発生手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段で算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、前記シート圧力発生手段から発生させる前記押圧力を制御する制御手段と、
前記車線検出手段によって前記自車線が検出されない場合に、前記自車線が検出されなくなる所定時間前のリスクポテンシャルと、前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルとに基づいて、前記制御手段によって制御される前記押圧力の制御パターンを切り換える制御切替手段とを備え、
前記自車線が検出されない場合に、前記制御切替手段は、(a)前記所定時間前のリスクポテンシャルに対して前記直前のリスクポテンシャルが増加していた場合は、リスクポテンシャルが増加していることを伝達するための制御パターンを選択し、(b)前記所定時間前のリスクポテンシャルに対して前記直前のリスクポテンシャルが減少していた場合は、前記自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、
前記自車線が検出されない場合、前記制御手段は前記制御切替手段で選択された制御パターンに従って前記押圧力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項3に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記走行状況検出手段は、前記不安定度として、前記自車両の横加速度を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記走行状況検出手段は、前記環境安定度として、前記自車両の現在位置における道路曲率を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両が走行する自車線を検出し、
前記自車線における自車両の横方向位置を算出し、
前記横方向位置に基づいて、リスクポテンシャル算出手段によって前記自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席の右側領域および左側領域から運転者に与える押圧力を制御し、
前記自車両の挙動、もしくは自車両の挙動の安定性に影響を与える走行環境を検出し、
前記自車線が検出されない場合に、前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルと、前記自車両の挙動もしくは前記走行環境に基づいて、前記リスクポテンシャルに基づいて制御される前記押圧力の制御パターンを切り換え、
前記制御パターンの切り換えにおいて、前記自車線が検出されない場合に、(a)前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが所定値以上の場合は、前記自車両の挙動もしくは前記走行環境に関わらず、当該リスクポテンシャルを伝達するための制御パターン選択し、(b)前記リスクポテンシャル算出手段で算出していたリスクポテンシャルが前記所定値よりも小さく、かつ前記自車両の挙動もしくは前記走行環境が安定した状態のときは、前記自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、
前記自車線が検出されない場合、前記選択された制御パターンに従って前記押圧力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 自車両が走行する自車線を検出し、
前記自車線における自車両の横方向位置を算出し、
前記横方向位置に基づいて、リスクポテンシャル算出手段によって前記自車両の横方向のリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転席の右側領域および左側領域から運転者に与える押圧力を制御し、
前記自車線が検出されない場合に、前記自車線が検出されなくなる所定時間前のリスクポテンシャルと、前記自車線が検出されなくなる直前のリスクポテンシャルとに基づいて、前記リスクポテンシャルに基づいて制御される前記押圧力の制御パターンを切り換え、
前記制御パターンの切り換えにおいて、前記自車線が検出されない場合に、(a)前記所定時間前のリスクポテンシャルに対して前記直前のリスクポテンシャルが増加していた場合は、リスクポテンシャルが増加していることを伝達するための制御パターンを選択し、(b)前記所定時間前のリスクポテンシャルに対して前記直前のリスクポテンシャルが減少していた場合は、前記自車線が検出されなくなったことを伝達するための制御パターンを選択し、
前記自車線が検出されない場合、前記選択された制御パターンに従って前記押圧力を制御することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
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