JP4543030B2 - スノーボードに靴を取り付けるための締め具 - Google Patents

スノーボードに靴を取り付けるための締め具 Download PDF

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Description

本発明は、スノーボードに靴を取り付けておくことを意図した締め具であって、装着・脱着操作ができるよう、後部支持殻を後退させる装置によって、使用者が後方から靴をその中に挿入する締め具に関する。
より具体的には、本発明は、スノーボードに固定される基板、靴の前部を受け止めるために前記基板に取り付けられる舌金、靴の後部を受け止めるための後部支持殻、および前記基板に対して前記後部支持殻を締め付けるための締め付け手段を含むような締め具に関する。
この種の締め具は、例えば、特許文献1または特許文献2から公知である。
米国特許5,556,123明細書 欧州特許出願第750625A号明細書
本発明の目的は、三つの板を持つ後部支持殻を有する締め具と、その使用に必要な全ての機能を供するための付随装置の種々の態様である。これらの装置は、使用者の好みに合わせて締め具を調節するため、後部支持殻の傾斜と折り重ねを調整することと、輸送・保管の便に資することに関するものであり、装着・脱着に資するべく、前記舌金を、後部支持殻を閉じる時には締め、開くときには緩めるため、前記舌金の締め付け調整を、柔軟リンクと、後部支持殻の動作による前記舌金の締め付けの自動制御によって実現する。
その目的のため、本発明は、
スノーボードに靴を取り付けておくための締め具であって、
前記ボードに固定され、靴の底を支えるための水平な基板;
靴の前部を受け止める、前記基板に取り付けられた舌金;
靴の後部を受け止める後部支持殻、および
前記基板に対して前記後部支持殻を締め付ける手段
を含み、
前記後部支持殻は、二枚の側板および中板を含み、
前記舌金は、前記側板を用いて前記基板に連結され、
前記二つの側板は、機械的回転軸によって、または前記側板自身の変形によって、前記
基板に対して第一の軸周りに回転し、
前記中板は、前記基板に対して第二の軸周りに前方から後方に回転して、開位置まで開
き、又は閉位置まで再び閉じ、
前記開位置においては、前記中板が後方に傾き得るように、前記二枚の側板が回転して
おり、
前記閉位置においては、前記二枚の側板が、前記中板に対して重なり、且つ、基板に対
して後方への中板の傾きに対抗すべく作用する締め付け手段によって締め付けられ
前記締め付け手段は、前記中板を掴みながら中板の後方への回転を阻止しつつ、前記側板を互いにより近づけさせ中板上に重なるように保持する
ことを特徴とする締め具に関する。
本発明の特定の態様において、前記側板と中板は、前記基板に対して前方から後方へ回転して案内される境界面によって支えられる。好ましくは、前記側板の少なくとも一つに、少なくとも一つの前記舌金の牽引手段が、自在継手タイプで結合させることによって固定され、前記二枚の側板の開位置または閉位置への回転の間に、前記舌金を各々弛緩させまたは締め付ける。
本発明の他の利点は、図示される態様の記述に照らして明らかになる。
図1から4に示されるように、靴をスノーボードに取り付けておくための締め具は、スノーボードに固定される基板1、靴の前部を受け止めるための調整可能な舌金2、および靴の後部を受け止めるための後部支持殻を含む。
本発明によれば、後部支持殻は、基板1の両側に第一の軸69および70上で接合された、二枚の板67および68、並びに基板上に置かれた基板の縦軸に対して直角をなす第二の軸66上に接合された、板65を含む。
締め具を開くためには、板67と68を横方向に開く。その結果、板65を後方に傾斜させることが可能になる。閉める過程では、靴を舌金に導入した後、板65を靴の後部と接触するまで前方に回転させる。次に、二つの板67と68が、それらの横方向の閉鎖移動によって、板65を掴みながらその上に重なり、次いで互いにより近づけられ、それらの間で作用する締め付け手段によって、板65の後方への回転を阻止しつつ保持される。
後部支持殻を、互いに嵌め込んだり重ね合わせたりすることによって三つの板に分割する方法には、多くの可能性がある。例えば、三つの板65、67および68を、使用位置で後部支持殻を固定するように互いに嵌め込むことができる。また、この板67と68を板65の上に局所的に重ね合わせ、他の場所で靴と直接接触させることもできる。この態様において、この二つの板67と68を、構成材料の変形によって横方向に開くよう動かすこともできる。
締め付け中、板67と68が板65上で重なる時点と、それらが互いにより近づいてその使用位置に保持される時点の間に、使用者による板67および68の内側への回転と、同時に起こる板65の前方への回転(その上にある板67と68によって、前方に向かってトルクを発生させながら起こる)という、移動の組み合わせが生じる。この態様においては、板67と68の閉位置をより近づけるか、より離すかの調整によって、前方から後方への後部支持殻の角度調整が得られる。このように、三つの板の組み合わせ移動の効果によって、板67と68が最も近づくよう調節すると、板65が最も前方に向かって回転し、板67と68が最も離れるよう調節すると、板65が最も後方に向かって回転する。この調整は、板67および68上の締め付け手段の固定距離の変化、または締め付け手段の構成要素の長さの修正によって起こる。
この締め付け手段71は、板67と68の間で直接作用し得る。図4に示すように、この締め付け手段は、二つの側板それぞれにつながり、それらの間で作用して、それらを締め付けて閉位置に保持するか、または図3に示すように、同時に三つの板の閉移動を可能ならしめるために、板65にも結合され得る。このように、図1および3に示す態様においては、板67と68にそれぞれ固定された柔軟リンク72が、プーリーであってもよいループ75と76を通して板65上に案内される。ループ75と76の前のリンク72の水平移動は、その後垂直移動に変換される。このように、このリンク72のストランド78を、使用者が直接、または締め付け手段79を介して底から上に引き上げ、他の手動介入なしに、同時に三つの板を閉じることができる。この締め付け手段は、ループ中で、板67と68を十分に広げ、且つ後部支持殻を十分に開くことが可能となるのに十分な長さに亘って、ストランド78を巻き戻すことができなければならない。
本発明の特定の態様によれば、後部支持殻の傾斜と折り畳みを調整する装置は、図5から8に示されるように、締め具の縦軸に対して直角な軸上で、基板1に対して回転して案内され、後部支持殻の二つの板67と68の接合部を支持する境界面7から構成される。板65は、基板に直接接合されていてもよく、境界面7(横方向に開く板67と68を支持する)に接合されていてもよい。この態様においては、この境界面7が、前方から後方へ向かっての後部支持殻の角度調整を確実にする
このように、後部支持殻と境界部によって形成された下部組み立て部は、基板に対して前方から後方へ回転移動可能である。この態様において、板65の使用位置の角度調整は、使用者の望み通りに前方から後方へ向けられる二つの板68と69を支持する、境界部によって得られる。特に、板65の回転軸を、境界部の回転軸と一致させ得る。
この境界部は、両側に垂直に配置され、ピン15および16によって基板内で回転して案内される二つのセクター9および10から構成され、後部支持殻の二つの板を軸首(ジャーナル)11および12によって支持する。この二つのセクター9および10が、使用位置において靴のかかとの下に位置するゾーン13により結合してあぶみ形状を形成し、後部支持殻の二つの板が常に対応する位置にあるようにすることができる。
この境界部は一体物であってもよく、要素の組み立て物によって形成されたものでもよい。例えば、軸首11および12は、接合部における異種材料(金属セクションなど)の使用を可能ならしめるため、セクター9および10、またはゾーン13に固定された部品であってもよく、プラスチック部品に対し強度を改善するため、シート状金属を打ち抜いた部品であってもよい。また、この軸首11および12は、例えば金属−プラスチック複合体のような、複数の材料の複合体であってもよい。後方に向かう境界部の回転は、使用者が後部支持殻の好適な傾斜を選択できるよう調整可能なストッパー14によって捕捉される。この調整は、基板の歯止め17に対応する段階における、このストッパーの前方から後方への変位によって生まれる。このストッパー14は、適切な締め付け手段、例えばボルト18およびナット19によって、選択された位置に保持される。
この境界部7は、その基板への結合剛性を改良し、ピン15および16の負担を軽減するため、溝20および21、並びに円筒ゾーン22によって使用位置に案内され、支持されるようにすることができる。境界部が乗るこのゾーン22は、より具体的には、垂直の力を吸収する役割を演じることを意図している。しかし、もう一つの態様においてはこのゾーンを省略することができ、この場合、境界部の下方に伸びたゾーン13が、注意深く選択された形により、基板と直接接触するようにできる。
この境界部7は、後退可能な保持具によって使用位置にロックされる。この保持具は、境界部のゾーン13に埋め込んだレバー22であってもよく、このレバーは境界部に接合されてスプリング24によって戻されるピン23に固定される。このレバーは、使用位置に境界部を保持するための、対応する形状のストッパー25と共に作動する歯を有する。この歯は、ピン23に関して使用者が介入し、ロックレバーを回転させて境界部とストッパーの間の結合を開放することによって、ストッパー中のその埋め込みからはずすことができる。このロックレバーはまた、ストッパーに接合されて境界部を捕捉してもよい。
図6は、最も少なく曲がった位置における傾斜装置を示し、図7は、ストッパー14の後方へ向かう変位と、それに対応する後部支持殻の傾斜を示す。図8によれば、舌金を締め具からはずすと、後部支持殻を基板と接触するまで回転させられるよう、この境界部の前方への回転は自由にしてある。この舌金を、このように折り畳まれた締め具上に再度はめ込むことができ、それによりコンパクトな組み立て物が構成され、輸送または保管に際してその要素部分が保護される。
境界部のゾーン13は、靴のかかとの下に位置しており、靴を直接その上に載せることができる。従って、後部支持殻を前方に回転させて調節すると、かかとが少し持ち上げられる:本装置のこの性質によって、対応する靴の曲がりが供され、そして使用者により心地よい位置とよりよいバランスが供される。しかし、この境界部のゾーン13は、基板のゾーンまたはストッパー14に結合されたゾーンによって覆われ、靴のかかとと直接接触していなくてもよい。もう一つの態様において、このゾーン13は省略されてもよく、その場合、セクター9および10は独立しているが、後方への回転の際に、共通のストッパー14がそれに抗して上がることによって捕捉され得る。
もう一つの態様において、例えばスキー靴の上端部前側に関して、後部支持殻の側板67および68を機械的に接合せず、その構成材料の変形によって開いてもよく、この変形は局在化していてもよく、より全体的であってもよい。この場合、後部支持殻の側板67および68は、境界部7にしっかりと固定されていてもよく、また境界部と共に、柔軟性のより大きなゾーンとより小さなゾーン(注意深く選択された厚み差、または注意深く選択された柔軟性を有する材料の重なりによる)を含む一つの部品を形成してもよい。この場合、開放移動を正確に記述することは困難になるが、その横方向の開放移動特性は維持される。
以下においては、明確化する目的で、記述は本質的に、機械的タイプの接合を有する態様に関するものとなるが、変形による横方向の開放は、本明細書に述べられる全ての態様と相容れる一つの態様である。
本発明の、後方から挿入する締め具の使用者が、挿入時に靴を舌金まで十分深く入れることに関し、困難に遭遇することもある。この場合、後部支持殻を再度閉じることはより困難になる。以下に述べる、舌金締め付けの自動制御装置は、後部支持殻を開ける際には舌金を緩め、それを閉める際には舌金を締め付ける目的を有する。
図9に示されるように、4つのストラップ26および31が、靴の前部で舌金を締め付ける(ただし、後部支持殻の二つの板67および68の開放時、舌金2が前方と上方に変移できるように、ストラップは基板に対して移動できる)。
後ストラップ26(適切な手段38により、その一端で舌金2に対して調整可能である)は、点30の周りで回転できるようにこの舌金に固定される。この後ストラップ26は、他端において、点27を中心に、自在継手型の結合によって後部支持殻の側板67および68に固定される。この点は、側板の接合軸28の周りで円の一部を描くように側板上に置かれ、後部支持殻の開放時に前方に向かって変位する。このようにして生まれる動きは、舌金を前方に押し出す傾向を示す。
前ストラップ31はその一端で、基板に対して点32で接合され、また調節締め具38(点33の周りを回転可能で、後部支持殻が開いた時に舌金を前進させ、また持ち上げ得る)によって他端で舌金に固定される。よって、開放の際、点27は点29の方に向かい、後ストラップ26は舌金を前方に押し付け、点33は、点32を中心とする円35の一部の上を移動しながら点34の方に向かい、同時に点30は点36の方に移動する。
前ストラップ31で舌金の最大緩みを得るためには、後部支持殻の最大開放時、点34および32を通る軸の位置が垂直に近いことが必要である。この位置を固定するために、基板上の前方へ向かう前ストラップ31の回転を捕捉するストッパーを供することができる。この場合、前ストラップがストッパーに到達した後、後ストラップ26が、点30の周りの回転(上に向かって点36まで動く)によって、後部支持殻の開放移動を吸収し、その間に、点30が舌金の後部を持ち上げ、それにより舌金は、その間に、基板に対して固定された点34の周りを回転する。
もう一つの態様において、舌金に対するストラップの回転は、舌金またはストラップ部分の弾性変形の結果であってもよい。舌金に対する後ストラップ26の回転移動は、舌金末端の位置を保障するため、両方向とも好適な手段によって制限され得る。特に、それを舌金にしっかりと固定することができる。この場合、もはや舌金に対して点30の回りを回転できない後ストラップによって押し付けられた全移動を吸収するために、前ストラップは、前方から後方へ十分に回転移動するものでなければならない。
後ストラップ26は舌金上で直接作用するものとして記述してきたが、それは基板または境界部(後ストラップ26の端部27の軸28周りの回転移動を、舌金の締め付けまたは緩みをもたらす方向の移動に変換する)に固定された装置を介して作用してもよい。例えば、後ストラップ26は、境界部または基板に固定されたループを介して案内され得る柔軟リンクによって代替されてもよい。同様に、その一端で自在継手型結合によって側板に固定された要素が、舌金の前部で直接、または装置(舌金の前部における、締め付けまたは緩みをもたらす移動の増強を目的に選択されたもの)を介して作用してもよい。例えば、柔軟リンクを一端で側板に固定し、基板に固定されたループを介して案内し、締め付けに際して、舌金前部の他端でそれを下方に引っ張ることにより作用させてもよい。
この段落で述べられた自在継手型結合は、機械的装置、または柔軟材料の変形によって実現されてよい。後部支持殻の動きによって舌金の締め付けを自動制御する装置が、締め具の片側に対してこの段落に述べてあるが、両側に対称的に適用してもよい。
前の段落で述べた、舌金の締め付けを自動制御する装置は、使用者が締め付け張力を調節できるように、調節システムと共に作動してもよい。
この目的のためには、レース型柔軟リンクに頼って調節を行う。図10に示されるように、より大きなまたはより小さな柔軟性を有する覆い39が靴の前部に直接接触して供される。この覆いは、二つの柔軟な翼(適切な手段45によって、片側がストラップに固定され、リンク42によって中心で互いにより近づけられる)40と41によって括り付けられている。よって、使用者がリンクに牽引力を及ぼすと、この二つの翼が中心で互いにより近づきながら覆い上を滑り、この覆いが靴に押し付けられて、所望の締め付け張力を確保する。
これらの翼は各々、舌金の前方と後方の間でより大きな締め付け独立性を得ることを目的として各々ストラップに固定された、二つの部分に分離されてもよい。よってこれらの翼とストラップは、一つの同一部材を構成してもよい。
組み立て品の接合を確保するため、この覆いは、覆いと翼の間の自由な滑りを可能ならしめつつ、翼との接触とそれらの位置の対称性を保持するループを有する。その目的で、この覆いは例えば、中心のレース案内物43と、二重壁(柔軟材料でできており、翼がそこに導入される)を有する。リンク42における張力を保持し、翼を覆いに押し付ける役割を担うため、弾性リンク14が覆いと翼の間で牽引力を発揮する。翼とストラップの固定は、締め具において使用できる靴サイズの範囲を広げるために調整され得る。
本発明の締め具は、スノーボードのみならず、雪用の靴や高山用スキーにも応用できることに留意すべきである。
本発明の第1の態様による締め具の斜視図であり、後部支持殻は閉じた位置にある。 図1に描かれた締め具を説明しており、後部支持殻は開いた位置にある。 図1に図示された締め具の背面図であり、締め付け手段の第1の型をより具体的に示している。 図1に図示された締め具の背面図であり、締め付け手段の第2の型をより具体的に示している。 本発明の特定の態様による締め具の分解図であり、側板および中板を有する境界部が、基板に対して回転して案内される。 境界部の第1の(曲がりが最小の)調整状態にある、図5に示された締め具を示しており、中板は閉じた状態にある。 境界部の第2の調整状態にある、図5に図示された締め具を示しており、中板は同様に閉じた状態にある。 運搬状態にある、図7に示された締め具を示しており、中板は基板上に位置し、締め具の舌金は除去されている。 図1および図2に示された締め具の側面図であり、側板による舌金の自動制御をより具体的に示している。 締め付け張力を調整する手段を備えた、図1および図2に示された締め具の舌金を示している。

Claims (9)

  1. スノーボードに靴を取り付けておくための締め具であって、
    前記ボードに固定され、靴の底を支えるための水平な基板(1);
    靴の前部を受け止める、前記基板に取り付けられた舌金(2);
    靴の後部を受け止める後部支持殻、および
    前記基板に対して前記後部支持殻を締め付ける手段
    を含み、
    前記後部支持殻は、二枚の側板(67、68)および中板(65)を含み、
    前記舌金(2)は、前記側板(67、68)を用いて前記基板(1)に連結され、
    前記二つの側板は、機械的回転軸(69、70)によって、または前記側板自身の変形によって、前記基板に対して第一の軸(69、70)周りに回転し、
    前記中板は、前記基板に対して第二の軸(66)周りに前方から後方に回転して、開位置まで開き、又は閉位置まで再び閉じ、
    前記開位置においては、前記中板が後方に傾き得るように、前記二枚の側板が回転しており、
    前記閉位置においては、前記二枚の側板が、前記中板に対して重なり、且つ、基板に対して後方への中板の傾きに対抗すべく作用する締め付け手段によって締め付けられ
    前記締め付け手段は、前記中板(65)を掴みながら中板の後方への回転を阻止しつつ、前記側板(67、68)を互いにより近づけさせ中板上に重なるように保持する
    ことを特徴とする締め具。
  2. 前記締め付け手段は、前記二枚の側板の各々に結合し、それらの間において作用して、前記閉位置において、それらを締め付けて保持することを特徴とする請求項1に記載の締め具。
  3. 前記締め付け手段は、前記二枚の側板に固定され、且つ前記中板に固定された少なくとも一つのループ(76)を通じて案内される柔軟性リンク(72)を含み、前記ループの後方に位置する前記リンクのストランド(78)を牽引することにより、前記中板と前記側板の接合部が閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の締め具。
  4. 前記側板は、前記基板に対して前方から後方に回転して案内され、境界部(7)に接合または固定されることを特徴とする請求項1に記載の締め具。
  5. 前記境界部は、交差部品(13)によって結合された少なくとも二つのセクター(9)および(10)を含むことを特徴とする請求項4に記載の締め具。
  6. 前記境界部は、その後方への回転時に、ストッパー(14)と接触するようになり、解放可能な把持手段(22)が前記ストッパーと前記境界部の間で作用し、前記境界部の前方への回転を阻止することを特徴とする請求項5に記載の締め具。
  7. 前記側板の少なくとも一つに、少なくとも一つの前記舌金の牽引手段(26)が接合され、前記二枚の側板の開位置または閉位置への回転の間に、前記舌金を各々弛緩させまたは締め付けることを特徴とする請求項1、3または4に記載の締め具。
  8. 前記舌金牽引手段は、自在継手型の結合部として前記側板に接合されていることを特徴とする請求項7に記載の締め具。
  9. 前記舌金は、覆い(39)を有し、前記舌金の締め付けの張力を調整する柔軟リンク(42)によって、舌金牽引手段(31、26)が互いにより近づけられた時に、それらが前記覆いの上を滑動し、前記覆いと前記牽引手段の間で、弾性リンク(44)が牽引力を発揮することを特徴とする請求項1、7または8に記載の締め具。
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