JP4542673B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばCDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動通信端末などに用いられ、連続利得制御を行う受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に、N(Narrow band)−CDMA方式の従来の受信装置の構成図を示す。アンテナにて受信された受信信号は、図示しないデュプレクサを通じて入力端子1より入力され、高周波(RF)信号の切り替えスイッチ(SW)2に出力される。
【0003】
スイッチ2とスイッチ3は、スイッチ2に入力された受信信号を選択的に低雑音増幅器(LNA)4またRF帯の減衰器(T)5に出力し、RF帯のバンドパスフィルタ6に出力するもので、入力端子11を通じて入力される切換制御信号に応じて切換動作を行う。
【0004】
低雑音増幅器4は、入力されるRF帯の信号を予め設定された利得で増幅するものである。また減衰器5は、入力されるRF帯の信号を予め設定された減衰量で減衰させるものである。
【0005】
ミキサ7は、バンドパスフィルタ6にて帯域制限された受信信号を、局部発振器8にて生成されたローカル信号とミキシングして、中間周波(IF)信号にダウンコンバートし、IF帯のバンドパスフィルタ9に出力する。
【0006】
バンドパスフィルタ9は、ミキサ7にて中間周波信号にダウンコンバートされた受信信号に対して帯域制限を行い、これを通過した受信信号は、IF帯の利得制御増幅器10に出力される。
【0007】
利得制御増幅器10は、入力端子12より入力される利得制御信号に応じた利得で、バンドパスフィルタ9を通過した受信信号を増幅し、出力端子13より出力する。
【0008】
以上のような構成の従来の受信装置は、相互変調(IM)による干渉を満足するために、低雑音増幅器4の入力3次相互変調波歪(IIP3)を大きくする必要があるため、非常に高価なLNAを用いる必要があり、低価格化が求められる携帯電話機には向いていないという問題がある。
【0009】
このため従来は、上記の問題を解決するための制御として、低雑音増幅器4に対して連続利得制御を行う方法がある。このような連続利得制御が可能な受信装置を図5に示す。
【0010】
この図で14は連続可変可能な低雑音増幅器であり、その他は図4で説明したものと同じもので、入力端子11からは連続利得制御を行うための利得制御信号を入力する。
【0011】
次に、図5に示した受信部の利得制御を行う利得制御部の従来例を図6に示す。この利得制御部は、図5に示した入力端子11,12より入力する利得制御信号を生成するもので、図6に示す入力端子11,12は、図5に示したものと同じである。
【0012】
入力端子15には、図5の出力端子13より出力されるIF帯の受信信号が直交復調された後、A/D変換されたディジタル信号が入力される。このディジタル信号は、ディジタル信号処理部16にて、ディジタル処理により所定数のチップ分毎に平均化され、閾値設定部17とディジタル信号加算器(Σ)20の加算入力端子に出力される。
【0013】
閾値設定部17は、ディジタル信号処理部16の処理結果のレベルに応じて、例えば8段階の判定結果を出力する。この判定結果は、制御メモリ18とディジタル信号加算器20の減算入力端子に出力される。
【0014】
制御メモリ18は、閾値設定部17の判定結果に対応する設定値をそれぞれ記憶しており、閾値設定部17より入力される判定結果に応じた設定値をアナログ変換部19に出力する。
【0015】
アナログ変換部19は、制御メモリ18より入力される設定値に応じた電圧のアナログ制御電圧を利得制御信号として生成し、入力端子11を通じて図5に示した低雑音増幅器14に出力する。
【0016】
ディジタル信号加算器20は、加算入力端子に入力されるディジタル信号処理部16の出力より、減算入力端子に入力される閾値設定部17の判定結果をディジタル減算し、この演算結果を制御メモリ21に出力する。
【0017】
制御メモリ21は、ディジタル信号加算器20の演算結果に応じた設定値を記憶しており、ディジタル信号加算器20の演算結果に応じた設定値をアナログ変換部22に出力する。
【0018】
アナログ変換部22は、制御メモリ21より入力される設定値に応じた電圧のアナログ制御電圧を利得制御信号として生成し、入力端子12を通じて図5に示した低雑音増幅器10に出力する。
【0019】
以上のような構成の利得制御部によって生成された利得制御信号を用いて、図5に示した低雑音増幅器10,14を連続利得制御することにより、大きなIIP3を持つ高価なLNAを用いることなく、相互変調による干渉を満足し良好な性能を得ることができる。
【0020】
しかしながら、上記の連続利得制御方式では、激しいフェージングにより受信入力レベルの変化が大きくなると、その変化への追従が行えなくなり、受信感度や相互変調特性といった受信装置の性能が劣化するという問題が生じる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
従来の受信装置では、激しいフェージングにより受信入力レベルの変化が大きくなると、その変化への追従が行えなくなり、受信感度や相互変調特性といった受信装置の性能が劣化するという問題があった。
【0022】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、激しいフェージングが生じて受信入力レベルの変化が大きくなっても、正確な利得制御を行って、受信入力範囲の全てにおいて良好な受信感度および相互変調の両特性を得ることが可能な受信装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、CDMA方式の無線信号を受信するもので、連続的な利得制御により受信信号を増幅する増幅手段を備える受信装置であって、受信信号のレベルを測定する測定手段と、この測定手段により測定される結果に応じる複数の利得制御データを予め記憶し、このデータのうち測定手段にて測定された結果に対応する利得制御データを出力する記憶手段と、この記憶手段より出力される利得制御データに基づく利得を、増幅手段に設定する利得設定手段と、予め設定したレベル以上の変動が測定手段の測定結果に生じた場合に、記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を増幅手段に対して設定するデータに記録更新するデータ切換手段とを具備して構成するようにした。
【0024】
上記構成の受信装置では、予め設定したレベル以上の変動が測定手段の測定結果に生じた場合に、記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を増幅手段に対して設定するデータに記録更新するようにしている。
【0025】
したがって、上記構成の受信装置によれば、例えば激しいフェージングが生じて受信レベルの変化が大きくなった場合には、通常の利得よりも高い利得が増幅手段に設定されるため、ダウンコンバートされた信号に基づく連続的な利得制御により、受信入力範囲の全てにおいて良好な受信感度および相互変調の両特性を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる受信部の利得制御部の構成を示すものである。
【0027】
図5の出力端子13より出力されるIF帯の受信信号が直交復調された後、A/D変換されたディジタル信号が、入力端子15を通じてディジタル信号処理部16aに入力される。
【0028】
ディジタル信号処理部16aは、上記ディジタル信号をディジタル処理により1チップ毎に平均化し、この平均化結果をEc/Ioモニタ部23に出力する。 Ec/Ioモニタ部23は、ディジタル信号処理部16aにて1チップ毎に平均化されたディジタル信号のEc/Ioを1チップ間隔で測定する。そして、Ec/Ioモニタ部23は、この測定したEc/Ioを予めディジタル信号処理部16aにより設定される閾値と比較して、その比較結果と上記測定したEc/Ioをディジタル信号処理部16aに出力する。
【0029】
これに対して、ディジタル信号処理部16aは、上記比較結果を数チップ分にわたって監視し、上記比較結果の変動に応じた設定値を制御メモリ18aに設定する。
【0030】
また、ディジタル信号処理部16aは、上記比較結果が「Ec/Ioが閾値未満」を示す場合には、1チップ間隔で測定したEc/Ioを閾値設定部17aとディジタル信号加算器(Σ)20の加算入力端子に出力する。
一方、上記比較結果が「Ec/Ioが閾値以上」を示す場合には、所定数N(>1)分のEc/Io測定値を、これまでに平均化したものを閾値設定部17aとディジタル信号加算器20の加算入力端子に出力する。
【0031】
閾値設定部17aは、ディジタル信号処理部16aより入力されるEc/Ioの測定値のレベルに応じて、例えば8段階の判定結果を出力する。この判定結果は、制御メモリ18aとディジタル信号加算器20の減算入力端子に出力される。
【0032】
制御メモリ18aは、閾値設定部17aの判定結果にそれぞれ対応する設定値を記憶しており、これらの設定値は、前述したように、ディジタル信号処理部16aの制御により、Ec/Ioモニタ部23の比較結果の変動に応じた値に書き換えられる。
【0033】
そして、制御メモリ18aは、上述のようにしてディジタル信号処理部16aの制御により設定される設定値のうち、閾値設定部17aより入力される判定結果に対応する設定値をアナログ変換部19に出力する。
【0034】
アナログ変換部19は、制御メモリ18aより入力される設定値に応じた電圧のアナログ制御電圧を利得制御信号として生成し、入力端子11を通じて図5に示した低雑音増幅器14に出力する。
【0035】
ディジタル信号加算器20は、加算入力端子に入力されるディジタル信号処理部16aの出力より、減算入力端子に入力される閾値設定部17aの判定結果をディジタル減算し、この演算結果を制御メモリ21に出力する。
【0036】
制御メモリ21は、ディジタル信号加算器20の演算結果に応じた設定値を記憶しており、ディジタル信号加算器20の演算結果に応じた設定値をアナログ変換部22に出力する。
【0037】
アナログ変換部22は、制御メモリ21より入力される設定値に応じた電圧のアナログ制御電圧を利得制御信号として生成し、入力端子12を通じて図5に示した低雑音増幅器10に出力する。
【0038】
次に、上記構成の利得制御部の動作について説明する。図2は、その動作を実現するための処理を示すフローチャートで、この処理は、ディジタル信号処理部16aにより、1チップ毎に繰り返し実行される。
【0039】
なお、ディジタル信号処理部16aは、この処理のバックグラウンドで、入力端子15を通じて入力されるディジタル信号を1チップ毎に平均化し、この平均化結果をEc/Ioモニタ部23に出力するとともに、Ec/Ioモニタ部23より入力されるEc/IoをNサンプル分平均化して保持している。
【0040】
まず、ステップ2aでは、Ec/Ioモニタ部23より入力される比較結果を監視し、この比較結果が「Ec/Ioが閾値未満」を示す場合には、ステップ2cに移行し、一方、「Ec/Ioが閾値以上」を示す場合には、ステップ2bに移行する。
【0041】
ステップ2bでは、この時点におけるNサンプル分のEc/Ioの平均化結果を、閾値設定部17aとディジタル信号加算器(Σ)20の加算入力端子に出力し、ステップ2dに移行する。
これにより、閾値設定部17aは、Nサンプル分のEc/Ioの平均化結果に基づく判定結果を出力することになり、比較的ゆるやかな利得制御が行われることになる。
【0042】
ステップ2cでは、Ec/Ioモニタ部23より入力される、1チップ分を平均化した最新のEc/Ioを、閾値設定部17aとディジタル信号加算器(Σ)20の加算入力端子に出力し、ステップ2dに移行する。
これにより、閾値設定部17aは、1サンプル分のEc/Ioの平均化結果に基づく判定結果を出力することになり、高速な利得制御が行われることになる。
【0043】
ステップ2dでは、Ec/Ioモニタ部23より入力される比較結果とEc/Ioのレベルに基づき、Ec/Ioの変動状態を監視し、Ec/Ioが安定しているか否かを判定する。ここで、Ec/Ioが安定している場合には、ステップ2eに移行し、一方、Ec/Ioが安定していない場合には、ステップ2fに移行する。
【0044】
ここで、図3を参照して、Ec/Ioが安定している場合と、安定していない場合の判定基準について説明する。図3は、Ec/Ioの時間的な変動の一例を示すものである。
【0045】
図3の状態(a)においては、Ec/Ioが閾値以上の状態が2チップ以上続いていることより、安定している場合と判定する。
図3の状態(b)においては、Ec/Ioが閾値を下回っているものの、その状態は連続しない短時間のものであるため、安定している場合と判定する。
【0046】
図3の状態(c)においては、Ec/Ioが閾値以上の状態が2チップ以上続いていることより、安定している場合と判定する。
図3の状態(d)においては、Ec/Ioが閾値を下回る大きなレベル変動が2チップ以上続くとともに、この区間の後半は長く閾値を下回っているため、安定していない場合と判定する。
【0047】
図3の状態(e)においては、Ec/Ioが閾値以上の状態が2チップ以上続き、安定したレベルを保っていることより、安定している場合と判定する。
図3の状態(f)においては、Ec/Ioが閾値を下回る大きなレベル変動が2チップ以上続き、不安定なレベルとなっていることより、安定していない場合と判定する。
【0048】
ステップ2eでは、フェージングの発生を考慮しない通常の設定値を制御メモリ18aに設定し、当該処理を終了する。
一方、ステップ2fでは、フェージングの発生を考慮し、上記通常の設定値よりも利得が高くなるような設定値を制御メモリ18aに設定し、当該処理を終了する。
【0049】
以上のように、上記構成の利得制御部では、受信信号のEc/Ioよりフェージングの発生を監視し、フェージングが発生して、受信信号のEc/Ioが閾値よりの低下する場合には、1チップ毎に平均化された受信信号のEc/Ioに基づいて高速な利得制御を行うとともに、制御メモリ18aに設定される設定値を、通常の設定値よりも利得が高くなるような設定値に変更するようにしている。
【0050】
したがって、上記構成の利得制御部によれば、フェージングが発生した場合には、通常の利得よりも高い利得が低雑音増幅器10,14に設定されるとともに、1チップ毎に平均化された受信信号のEc/Ioに基づく高速な利得制御が行われるため、激しいフェージングが生じて受信入力レベルの変化が大きくなっても、正確な利得制御を行って、受信入力範囲の全てにおいて良好な受信感度および相互変調の両特性を得ることができる。
【0051】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、音声通信時とデータ通信時の区別を行わなかったが、データ通信時においては、フェージングの発生とは無関係に、測定されたEc/Ioが予め設定した閾値以下になった場合に、ディジタル信号処理部16aが制御メモリ18aに設定される設定値を、通常時に設定される低雑音増幅器10,14の利得よりも高い利得となる値に設定する。このようなデータ通信時の利得制御によれば、安定したデータ通信を行うことができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、予め設定したレベル以上の変動が測定手段の測定結果に生じた場合に、記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を増幅手段に対して設定するデータに記録更新するようにしている。
【0053】
したがって、この発明によれば、例えば激しいフェージングが生じて受信レベルの変化が大きくなった場合には、通常の利得よりも高い利得が増幅手段に設定されるため、ダウンコンバートされた信号に基づく連続的な利得制御により、受信入力範囲の全てにおいて良好な受信感度および相互変調の両特性を得ることが可能な受信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる受信装置の利得制御部の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した利得制御部の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示した利得制御部の動作を説明するためのEc/Ioの時間変動を示す図。
【図4】従来の受信部の構成を示す回路ブロック図。
【図5】この発明に係わる受信部の構成を示す回路ブロック図。
【図6】従来の受信装置の利得制御部の構成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1,11,12,15…入力端子
2,3…スイッチ
4…低雑音増幅器
5…減衰器
6,9…バンドパスフィルタ
7…ミキサ
8…局部発振器
10,14…低雑音増幅器
13…出力端子
16a…ディジタル信号処理部
17a…閾値設定部
18a,21…制御メモリ
19,22…アナログ変換部
20…ディジタル信号加算器
23…Ec/Ioモニタ部
Claims (5)
- CDMA(Code Division Multiple Access)方式の無線信号を受信するもので、連続的な利得制御により受信信号を増幅する増幅手段を備える受信装置であって、
前記受信信号のレベルを測定する測定手段と、
この測定手段により測定される結果に応じる複数の利得制御データを予め記憶し、このデータのうち前記測定手段にて測定された結果に対応する利得制御データを出力する記憶手段と、
この記憶手段より出力される利得制御データに基づく利得を、前記増幅手段に設定する利得設定手段と、
予め設定したレベル以上の変動が前記測定手段の測定結果に生じた場合に、前記記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を前記増幅手段に対して設定するデータに記録更新するデータ切換手段とを具備することを特徴とする受信装置。 - CDMA(Code Division Multiple Access)方式の無線信号を受信するもので、連続的な利得制御により受信信号を増幅する増幅手段を備える受信装置であって、
前記受信信号のレベルを測定する測定手段と、
この測定手段により測定される結果に応じる複数の利得制御データを予め記憶し、このデータのうち前記測定手段にて測定された結果に対応する利得制御データを出力する記憶手段と、
この記憶手段より出力される利得制御データに基づく利得を、前記増幅手段に設定する利得設定手段と、
データ通信モード時に、前記測定手段の測定結果が予め設定した閾値以下の場合に、前記記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を前記増幅手段に対して設定するデータに記録更新するデータ切換手段とを具備することを特徴とする受信装置。 - 前記測定手段の測定結果が予め設定した基準値以上の場合に、前記測定結果をNサンプル分に相当する期間で平均化し、前記測定手段の測定結果が予め設定した基準値未満の場合に、前記測定結果を1サンプル分に相当する時間で平均化する平均化手段を備え、
前記記憶手段は、記憶する利得制御データのうち、前記平均化手段の平均化結果に対応する利得制御データを出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。 - 前記測定手段は、受信信号の受信帯域内総電力スペクトル密度Ioに対する所定期間にわたって蓄積したパイロット信号のエネルギEcの比率Ec/Ioを測定し、
前記データ切換手段は、前記測定手段にて測定されるEc/Ioに予め設定したレベル以上の激しい変動が生じた場合に、前記記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め記憶される利得制御データより高い利得を前記増幅手段に対して設定するデータに記録更新することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の受信装置。 - 前記測定手段は、受信信号の受信帯域内総電力スペクトル密度Ioに対する所定期間にわたって蓄積したパイロット信号のエネルギEcの比率Ec/Ioを測定し、
前記データ切換手段は、前記測定手段にて測定されるEc/Ioを監視して、フェージングの発生を判定し、フェージングが発生した場合に、前記記憶手段に記憶される複数の利得制御データを、予め設定される利得制御データより高い利得を前記増幅手段に対して設定するデータに記録更新することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の受信装置。
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