JP4463332B2 - 干渉する受信機イミュニティを増大させる方法および装置 - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は、無線通信に関するものである。詳しくは、本発明は干渉に対する通信受信機のイミュニティを増大させることに関する。
従来技術の説明
セルラー方式電話システム動作には今複数の形式がある。これらのシステムには進歩した移動電話システム(AMPS)(advanced mobile phone system)および2つのディジタルセルラーシステム:時分割多元接続方式(TDMA)(time division multiple access)および符号分割多元アクセス(CDMA)(code division multiple access)がある。デジタルセルラーシステムはAMPSシステムが経験している容量問題に対処するために実施されている。
全てのセルラー方式電話システムは地理上の領域をカバーする複数のアンテナを有することによって動作する。アンテナはセルの従来技術に参照されているように領域に電波を発する。AMPSセルはCDMAセルとは別で異なる。このことは1つのシステムのセルのアンテナは他方のシステムのセルの中に位置することができることを思わせる。更に、特定のシステム(AMPS,CDMA,およびTDMA)では、所定のエリア内では2つのプロバイダーが存在する。これらのプロバイダーはしばしばセルを、かれらの競争者から異なった地理的位置に置くように選ばれる。その為、システム‘A’の無線電話はシステム‘B’のセルに近接しながら、最も近いシステム‘A’のセルから離れたところにあることができる。この状態は所望の受信信号は強力なマルチトーン干渉の存在に弱いことを意味している。
このシステムアンテナを内部混合することは、例えばCDMAシステムといった1つのシステムに登録された移動電話の問題を引き起こし、例えばAMPSアンテナのように、近くの他のシステムのアンテナに伝わるという問題を引き起こすことがある。この場合、AMPSアンテナからの信号はAMPSセルあるいは高出力AMPS順方向リンク信号を有する無線電話の接近に起因して、無線電話で受信したCDMA信号に干渉することがある。
AMPS信号からの、無線電話が遭遇するマルチトーン干渉は、歪生成物あるいは刺激(spurs)を作り出す。もしこのようなスパーが、無線電話に用いられるCDMA帯に同調したとき、スパーは受信機の性能と復調器の性能を下げることがある。
AMPSシステムでは搬送波(AおよびB帯)が故意でなく競合するシステムを‘妨害’することが頻繁に起こっている。セルラー搬送波の目標は地上に接近してあるいはユーザーの近くにセルが位置することによって、および各々のAMPSチャンネルにFCCパワーリミットを発することによって、それらのシステムの全てのユーザーに高いS/N比を提供することである。しかし、この技術は競合するシステムを干渉することを犠牲にして搬送波システムに、より良い信号品質を提供する。
上記状態により引き起こされる相互変調歪は、受信機に投入される2個またはそれ以上のトーンによって発生されたピークスプリアスレベル(peak spurious level)という用語で規定されている。最も多くは、3次歪レベルは受信機に関して3次入力遮断ポイントあるいはIIP3という用語で規定されている。IIP3は入力の2つのトーンパワーに等しい3次歪生成物を発生するのに要求される(2個のトーンの形式での)入力パワーとして規定される。図13に示すように、IIP3は増幅器のような非線形の素子が飽和以下のときにのみ直線的に推定されることができる。
図14に示すように、3次歪発生物は受信機に2つのトーンが入ってきたときに発生する。トーン♯1は周波数f1でパワーレベルP1dBmである。トーン♯2は周波数f2でパワーレベルP2dBmである。一般的には、P2はP1と同じになるようにセットされる。3次歪生成物は各々周波数2Xf1-f2及び2Xf2-f1で、パワーレベルP12及びP12で形成されるであろう。P2がP1と同じにセットされた場合、スプリアス生成物は同じになり、またはP12とP21は同じになる。加えられた歪がこの場合における低レベル信号と同じになることを示すためにパワーレベルPcにおいて信号fcが投入される。歪が生成された後、f1,f2およびf21をろ過するフィルターが存在する場合、f12におけるパワーは、fcにおける信号パワーと干渉する。図14の例では、CDMAの適用では、目標は、相互変調P12が、-43dBmの全体的な2個のトーンパワーに対して一105dBmの信号パワーに等しいことであり、IIP3は>一9dBmでなければならない。良く知られているように、単一の非線形素子としてのIIP3は以下のように規定される。
IIP3=+Pin(dBm)
もし、P1=P2、そのときPin=P1+3dBまたはP2+3dB(dBm)及びIM3=P1−P12=P2−P21=P2−P12=P1−P21(dB)
カスケードされたIIP3に関して、更に非線形素子が使われた場合には、式は以下のようになる。
IIP3=一10*log10[10(Gain-element IIP3)/10+10(前の段階におけるIIP3)]
ここで、Gain=素子入力へのゲイン。
従って、受信機のカスケードされたIIP3を改善する為の1つの方法は、第1の非線形素子の前にゲインを下げることである。この場合、LNAとミキサーはIIP3を限定する。しかし、干渉のない最も低い受信信号レベル或いは感度を設定するもう1つの量を明らかにすることがする必要がある。この量は雑音指数(NF)として従来技術で参照されている量である。もし、受信機のゲインがIIP3(および干渉イミュニティ)を改善する為に減少されたときは、NF(および小さな所定の信号に対する感度)は下げられる。
要素NFは以下のように規定される。
要素NF=一、
ここで、dB単位での雑音対入力信号の比であり、
dB単位での雑音対出力信号の比である。
受信機のカスケードにある素子に関して、方程式は以下の通りである。
カスケードされたNF=10*log10[10(NFi/10)+{10(NFe/10)−1}/10(Gain/10)
ここで、NFeは素子の雑音指数に等しく、NFiは素子よりも高く、カスケードされた雑音指数に等しく、ゲインは素子よりも高く、駆動ゲインに等しい。
’ベスト’のカスケードされたNFは、素子よりも高いゲインが混合されたときに成し遂げられ、この方程式は‘ベスト’のカスケードされたIIP3に対する要求に矛盾する。与えられた素子毎及び受信機NFとIIP3に関して、全ての要求を満足するそれぞれの素子に対する限定された一組のゲイン値がある。
一般的には、受信機は予め定めた定数として、NF及びIIPで設計され、それらの量の両者はNF干渉がある場合及びない場合における受信機の動作のダイナミックレンジを設定する。
各々の装置のゲイン、NFおよびIIP3は、サイズ、価格、熱、静止時および作動時の素子の電流消耗に基づいて最適化されている。デュアルモードのCDMA/FM携帯セルラー受信機の場合、CDMA規格は最小信号で9dBNFを必要としている。他の言葉でいうと、CDMAモードに関して、感度要求は一104dBmにおいて0dBS/N比である。FMモードに関して、該要求は一116dBmにおいて4dBS/N比である。両方の場合において、該要求は以下のように、NFに変えられることができる。
NF=S(dBm)- -Ntherm(dBm/Hz)-Signal BW(dB/Hz),
ここで、Sは最小信号パワーで、かつ、雑音対最小信号比であり、Nthermは熱雑音フロア(floor)(一174dBm/Hz@290°K)、及び信号BW(dB/Hz)は信号の帯域幅である。
従って、
CDMA NF=一104dBm−0dB一(一174dBm/Hz)一61dB/Hz=9dB,
FMNF=-116dBm−4dB一(一174dBm/Hz)一45dBm/Hz=9dB、
ここで、一61dBm/HzはCDMAチャンネルの雑音帯域幅であり、一45dBm/HzはFMチャンネルの雑音帯域幅である。
しかし、受信機のNFは信号が最小レベル近くのときに要求されるのみであり、IIP3は干渉あるいは強力なCDMA信号が存在する場合に要求されるのみである。
搬送波が強い干渉を生じている領域のカバーを提供するには2つだけ方法がある。1つは、同じ技術を使用すること、即ち、競合会社同士と同じにそれらのセルを位置決めすることである。もう一つの解決策は、干渉する受信機のイミュニティを向上させることである。イミュニティを向上させる1つの方法は受信機電流を上げることである。しかし、これは、電池パワーに依存する携帯ラジオ(portable radio)に関しては、現実的な解決策ではない。電流の増加はバッテリーをよりすぐに消費してしまうことになる。それによって、無線電話機の通話および待機時間が減少する。電流消耗の影響のない電話機におけるマルチトーン干渉を最小にする為の結果としてのニーズが存在する。
発明の要約
本発明の方法は、受信回路の利得を調節することにより混信に対する受信機のイミュニティを向上させるものである。回路は受信した信号を増幅させるLNAを有する。測定した受信信号の電力に応じてLNAを動作可能に(enable)あるいは動作不能に(disable)にすることにより受信信号の電力を制御する。受信した電力レベルは周期的に閾値と比較される。受信した電力レベルが閾値を越えた場合、LNAは動作不能にされる。受信した電力レベルが閾値未満となった時に、LNAは再度動作可能にされ、重要な相互変調の成分は何ら検出されない。相互変調の成分は、単にLNAを動作可能とし、それにより生じた測定信号の電力の変化を検出することにより検出される。検出した変化が所定量を越えた場合には、重要な相互変調の成分が存在し、LNAは再度動作可能とされることはない。しかし、検出した変化が、所定量未満の場合には、重要な相互変調の成分はなく、LNAは再度動作可能とされる。
【図面の簡単な説明】
図1は受信機のイミュニティを増加させるための本発明の装置のブロック図を示す。
図2は本発明の別の実施形態のブロック図である。
図3は本発明の更に別の実施形態のブロック図である。
図4は本発明の更に別の実施形態のブロック図である。
図5は図7の実施形態による受信RF入力電力対「雑音比へのキャリアー(carrier)」の別の図表である。
図6は図8の実施形態による「受信RF入力電力対雑音比へのキャリアー」の図表である。
図7は本発明の別の実施形態のブロック図である。
図8は本発明の装置を使用しない干渉電力対信号電力の図表である。
図9は本発明の装置の別の実施形態による干渉電力対信号電力の図表である。
図10は本発明の別の実施形態のブロック図である。
図11は本発明の別の実施形態のブロック図である。
図12は本発明の別の実施形態のブロック図である。
図13は非線形転送特性および歪み測定の図表である。
図14は歪み積(products)のスペクトル図である。
図15は本発明による受信信号の電力の検出方法のブロック図である。
図16は本発明の利得制御方法のフローチャートである。
図17は本発明の利得制御方法の別の実施形態のフローチャートである。
好適な実施形態の詳細な説明
この発明の目的は必要な時にNFに障害を起こさずにIIP3(または干渉イミュニュティ)を高めるために、受信機NFおよびIIP3を変えることである。この「高める」ことは受信機の最初の能動素子の利得を変えて実現する。利得はLNAの利得を連続する範囲で変化するか、低雑音増幅器をバイパススイッチで切り替えて、変えることができる。
この発明の望ましい実施形態のブロック図を図1に示す。この実施形態には受信機のフロントエンドの可変利得制御(AGC)110を使用して、連続的なベースにおいてLNA115利得を調整することを含む。送信側のAGC120はIFAGC125および130の要求を減らすので、フロントエンドの連続的なAGC110は最小のRF入力レベルでの直線性の利点を提供する。
この実施形態はLNA115の出力電力を検出する。電力検出器105はRFでの信号電力と妨害電力を両方とも測定する。この実施形態を使用して、電力検出器105は、図7、図10、図11および図12の続いて起こる「切り替えられた利得」の実施形態の一65dBmよりも低い受信電力で、LNA115の利得を連続的に低くできる。
この実施形態はRFでの受信信号と妨害電力を検出する電力検出器105で動作する。この検出した電力はループ・フィルターを通り、受信AGC110を調整するのに使用され、これにより受信要素の遮断点を調整する。測定した電力が増加すると、利得は減少し、測定した電力が減少すると増加する。この実施形態はLNA115とAGC110を結合して、可変利得LNAを形成し、分離したAGC110ブロックの必要性を除くこともできる。TX電力レベル全体を維持するために、電力増幅器150の前に配置した、送信AGC120の電力は受信AGC110と同じ方法で調整する。
AGC増幅器125および130は、妨害を帯域通過フィルター145で取り除いた後で、利得を調整するために、ミキサ135および140の後に配置する。このAGC増幅器125および130は開ループ電力制御、閉ループ電力制御および補償の通常のCDMA AGC機能を実現する。このIF AGC125および130はCDMAのワイド・ダイナミック・レンジの要求で必要になる。典型的には、このAGC125および130は80dBの利得範囲より大きい。ミキサの後の受信と送信のAGC125および130は、受信した信号をダウンコンバートした後の全電力を測定する別の電力検出器150で調整する。電力検出器150は、ダウンコンバートした信号の電力が増加するとAGC125および130の利得を低く調整し、ダウンコンバートした信号の電力が減少するとAGC125および130の利得を高く調整する。
望ましい実施形態で、受信する信号の周波数帯域は869〜894MHzである。送信する信号の周波数帯域は824〜849MHzである。別の実施形態では異なる周波数を使用する。
図5のプロットはこのAGC方法の利点を示す。左側のy軸は、妨害レベルでパラメータ化した受信入力電力に対する、雑音比対搬送波を示す。右側のy軸は受信入力電力の関数としての定数C/Jに必要な総妨害電力を示す。妨害がない(一100dBm)時、受信機はRF AGCがないかのように動作する。妨害が増加すると、C/Nが減少し、有効な直線性も増加する。この例で、RFダイナミヅクレンジは30dBであり、RF AGCが動作する、閾値は妨害電力が一25dBmより大きくなる点である。
連続的な利得調整の別の実施形態を図2に示す。この実施形態は電力検出器210がダウンコンバートした信号の電力レベルを決める前に、最初に、帯域通過フィルター205で妨害信号を除く。閾値検出器225は、信号電力レベルがある点、この実施形態では一105dBm、に達するときを求め、信号電力がその電力レベルを超えた時に、AGC230および235の利得を下げる。AGC230および235の利得は、信号電力レベルがこの閾値より低くなる時に高く調整する。ミキサ240および245の後のAGC215および220の利得は、電力の予め定めている閾値を調べないで、連続的に調整して、通常のCDMA AGC電力制御を実現する。
この実施形態のプロットを図6に示す。閾値を一105dBm、最小受信RFレベルに設定すると、C/NはRF AGCが無い場合ほど速く増加しない。この実施形態の利点は非常に低いRF入力電力で直線的な利点が始まり、いずれの受信RF電力検出器が不要で、AGCループが信号電力だけを検出することである。これにより、AGCループはRF電力で検出するのより設計が簡単になる。
この発明の別の実施形態を図3に示す。この実施形態は図1の実施形態と同様に動作する。唯一の違いは、受信経路の中でLNA305の前にAGC301を置くことである。
この発明の別の実施形態を図4に示す。この実施形態はアンテナ410とデュプレクサ415の間に減衰器405を使用することである。LNA425の後の電力検出器420で減衰を制御する。電力検出器420が受信信号および妨害電力を測定し、フィルターに掛け、それを予め定めている閾値と比較する。この実施形態で、閾値は一25dBmである。結合した信号と妨害の電力がこの閾値になると、減衰器405により起こる減衰が増大する。この調整は、デジタル的に固定の段階的な調整または連続的な調整である。ミキサ440および445の後のAGC430および435は図1の実施形態と同様な方法で調整する。
この発明の装置の別の実施形態を図7に示す。この実施形態は、スイッチ701および702を使用して、フロントエンドの利得を変える。実際の切り替えレベルは、特定のCDMA無線電話設計のために、雑音指数、又は信号レベルの関数としての雑音に対する信号の要求に左右される。この発明はAMPSの無線電話に使用することができるが、スイッチング特性は違った動作点で使用すると変化する。
この実施形態は無線信号を受信し、送信するアンテナ725で構成する。無線機の受信および送信の経路をデュプレクサ720でアンテナ725に結合し、デュプレクサが受信信号を送信信号と分離する。
受信した信号は2個のスイッチ701および702の間に結合しているLNA703に入る。1個のスイッチ701はLNA703をデュプレクサ720に結合し、第2のスイッチ702はLNA703を帯域通過フィルター704に結合する。望ましい実施形態で、スイッチ701および702は単極双投(single-pole double-throw)ガリュウム・砒素スイッチである。
LNA703は、両方のスイッチ701および702がこれらの極に切り替えられる時に、受信した信号がLNA703に結合され、LNA703からの増幅した信号が帯域通過フィルター704に出力されるように、各スイッチの1極に接続する。この実施形態の域通過フィルター704の周波数帯域は869〜894MHzである。別の実施形態では受信する信号の周波数によって異なる帯域を使用する。
バイパス経路730は各スイッチの他の極に接続する。スイッチ701および702はこの他の極に切り替える時、デュプレクサ720からの受信した信号はLNA703をバイパスし、直接帯域通過フィルター704へ入る。この実施形態で、スイッチ701および702は無線電話のマイクロコントローラ704で制御する。別の実施形態で、これらのスイッチの位置を制御するのに別のコントローラを使用する。さらに、他の実施形態で、減衰は(示していない)は、必要ならバイパス経路703に沿って配置する。
域通過フィルター704は受信信号をフィルターに掛け、フィルターを通した信号をダウンコンバートして、無線機の他の部分で使用するために、低い中間周波数(IF)にする。ダウンコンバートは受信した信号を、電圧制御発振器706で駆動する位相固定ループ707で設定した周波数の他の信号とミキサ705で混合する。この信号を750で増幅し、ミキサ705に入力する。
ミキサ705からのダウンコンバートした信号は、バックエンドAGC708および709に入力する。AGC708および709は、従来の技術ですでに知られているように、クローズ・ループ電力制御のために無線電話に使用する。
この発明の過程で、マイクロコントローラ740は受信した電力を監視する。電力が一65dBmを超えると、マイクロコントローラ740がスイッチ701および702にバイパス位置に切り替えるように指示し、受信した信号を直接帯域通過フィルター704に結合する。LNA703の利得をバイパスして、受信機の中間点はdBでの利得の減少で比例して増加する。別の実施形態は、受信した電力を監視するために他の回路と方法を使用する。
この発明の過程の別の実施形態はフロントエンドの利得を連続的に調整する。この実施形態は一25dBmのように低い電力の閾値を使用する。
図8および図9に、図7、図10、図11および図12に示すこの発明の切り替え可能な利得装置の利点を示す。図8は切り替え可能な利得装置を使用しない代表的な無線機の干渉電力対無線周波数(RF)信号電力のプロットを示す。このプロットは最大干渉レベルが一10.5dBmでの受信機入力圧縮点に制限されることを示す。信号とデュアル・トーン電力双方の曲線を示す。
図9のプロットは、この発明の切り替え可能な利得方法及び装置を使用している無線機で受信した無線周波数信号電力対無線機で受信した干渉電力を示す。グラフの一65dBmの点で、スイッチがLNA利得をバイパスするように切り替えられ、より大きい干渉電力がRF信号電力に影響せずに許容されるのが分かる。シングルトーンパワーとツートーンパワーの両方の曲線を示す。
この発明の装置の別の実施形態を図10に示す。この実施形態は単極単投スイッチ(single-pole single-throw switch)1001を使用する。この実施形態で、スイッチ1001は受信した信号電力が一65dBmになると、コントローラ1020によりバイパス経路1010に切り替えられる。これでLNA100−2の利得を有効に短絡し、受信した信号を直接帯域通過フィルター1003に結合する。
この発明の装置の別の実施形態を図11に示す。この実施形態は、閉じた時に、LNA1110の入力を抵抗器1101を通してグランドに短絡する単極単投スイッチ1105を使用する。これは信号を減衰する入力のインピーダンス不整合を起こし、LNA1110による利得を減少する。上記の実施形態の中で、入力信号電力が一65dBmになると、スイッチ1105が閉じる。抵抗器1101に必要な抵抗は、必要な減衰量で決まる。この抵抗は別の実施形態での異なるLNAでは違うものになる。
この発明の装置の別の実施形態を図12に示す。この実施形態はLNA1205の出力に単極双投スイッチ(single-pole double-throw switch)1201を使用する。LNA1205はスイッチ1201の1つの極に接続し、バイパス経路1210を他の極に接続する。バイパス経路1210への入力はLNA1205の入力に接続する。受信したRF信号の電力レベルが一65dBmになると、スイッチ1201は、LNA1205を帯域フィルター1220に結合している位置からバイパス経路1210に切り替える。これで信号を直接帯域通過フィルター1220に結合し、LNA1205の利得をバイパスする。(33)
上記のすべての実施形態において、LNAは1つ或いは複数のスイッチでバイパスする時に電力を低下できる。これはLNAの電力ピンをコントローラで制御もされているスイッチに接続して実現できる。一度、LNAをバイパスし、もう使用しないと、電力を取り除ける。これで受信機の電力消費を減らし、電池が使用できる通話時間および待機時間を長くすることができる。
この発明の別の実施形態で、Ec/1 o 検出を、フロントエンド利得を調整する時を決定するために使用する。さらに別の実施形態はEb/1oのような他の品質測定を使用する。
これらの比はデジタル通信システムの動作の質の測定である。Eb/1o比はチャネルの総干渉スペクトル密度に対するビット当りのエネルギを表し、Ec/1o比は総干渉スペクトル密度に関するCDMAチップ当りのエネルギを表す。Eb/Ioは1つの通信システムの、他のシステムに対する性能を特徴付ける評価基準と考えることができ、要求されるEb/Ioが小さいほど、所定の誤り率に関するシステムの変調・検出処理は、より効率的になる。Ec/Ioと受信信号強度とが直ちに利用可能であるとすれば、マイクロコントローラは、強い干渉の存在を、Ec/Ioの低下として検出できるが、一方、AGC検出器は増加した干渉を検出する。マイクロコントローラは、Ec/Ioを改善し、信号帯域幅に入る歪み積(distortion products)を低下させる、干渉イミュニティを改善するために、フロントエンド利得を低下させることができる。
信号品質がEb/IoまたはEc/Io閾値よりも上になると、フロントエンド利得は減少する。利得調整は、両者とも上述した方法であるが、連続調整方法か増幅器切り換え方法かのどちらかを用いて達成することができる。
図15に示すように、更に別の実施形態は、RFにおける信号電力と妨害電力との組合せの代わりに、IFまたはベースバンドにおける信号電力を検出することになろう。この手法は、ただ1つの電力検出器とAGC制御ループがあると言うことにおいて、より単純である。
図15は、受信信号の電力を検出する別の方法のブロック図を示す。信号は先ず、ベースバンド周波数1501にダウンコンバートされる(downconverted)。それから、このアナログ信号は、受信信号強度を決定することを含む更なるベースバンド処理のためにデジタル信号1505に変換される。チップ相関器(chip correlator)1510は、すべての非コヒーレント成分のエネルギーに関して1チップ当たりのエネルギーを決定する。この情報は、信信号強度インジケータ(RSSI)と一緒に、受信電力1520と送信電力1530の両者に関する利得調整量を決定するために、プロセッサ1515によって使われる。
受信信号電力測定値は、信号電力と妨害電力との両者を含むので、受信利得は信号レベルと1チップ当たりのエネルギーとの両者が低下した時にだけ増加する。RSSIが変化しつつあるので、送信電力もまた補償のために変化されなければならず、こうしてオープンループ電力制御の正しい動作を可能にする。こうして、プロセッサは、受信利得が調整されたときは何時でも送信利得を調整する。
他の実施形態は、可変利得AGCを制御するために、消去または信号電力を使う。更なる実施形態は、送信電力と受信電力の両者を制御する代わりに、受信電力のみを制御する。
以上の実施形態の利得制御の処理は、図16に示されている。この処理は、図13のグラフに示した関係に基づいている。図13では、干渉入力電力がX軸に沿って増加するにつれて、相互変調積(下方のカーブ)は干渉電力よりも早く増加する。したがって、入力で与えられる減衰のXdBは、もし受信機入力に干渉が存在していれば3*XdBだけIM3相互変調積の減少という結果になるであろう。
一般的には、相互変調積は、それらの低い電力のために無線機のIF(中間周波数)部の中に入らない。無線機のIF部の外側の相互変調積は、受信機の性能問題を引き起こすことはない。こうして、受信機利得の調整は、相互変調積がIF信号に影響を与えるほど十分な電力である場合にのみ必要となる。
図16を参照すれば、本発明の処理は先ず、入力利得1601を調整する。この好適な実施形態では、この利得調整は3dBである。しかしながら、他の実施形態は、1dBから6dBの範囲といった利得調整の他の値を使うことができる。それから、受信信号1605の電力の変化を測定するのために、受信機側の処理が使われる。この好適な実施形態では、自動利得制御処理は、IF信号電力の変化を検出する。受信信号電力の変化の測定は、受信機のRF段またはベースバンド段でも同様に実行できることは理解される。
もし信号電力が約3dBだけ変化すると、CDMA信号は、雑音フロアより大きくなり、問題を引き起こすような相互変調積は存在しなくなる。追加の利得調整は、この場合、必要ないが、利得を増加させることは受信機感度を改善するであろう。約(3±0.5)dBのIF信号電力の変化は、なお3dBであると見なされる。
IF信号電力の変化が3dB未満1610であると、CDMA信号は雑音フロアよりも小さいか、あるいは問題を引き起こすような相互変調積は存在しなくなる。この場合、AGCは、小さなCDMA信号と雑音を見ているだけである。したがって、受信機の回路利得1615を増加させて、受信機の感度を増加させることが必要である。
もしIF信号電力が約3dBより大きく変化すると、相互変調積は、追加の利得調整が必要となる1620という問題を十分引き起こすことになる。この好適な実施形態では、もし入力の利得が3dBだけ変化すれば、大きな干渉が存在するときに、相互変調積は9dBだけ変化するであろう。この場合、平均利得は、本発明の処理が、相互変調積は許容可能なレベルまで減少したと判断するまで、少量(例えば3dB)だけ減少させることができる。
本発明の処理は、低いレートで相互変調積についてのチェックを行いながら連続的に使うことができる。このレートは、本好適な実施形態では毎秒10回である。他の実施形態は、1フレーム・サイクル当たり1回、この処理を使う。更に他の実施形態は、順方向リンク上で有意の誤りを検出したような時に、別のレートでこの処理を使う。
本発明の方法の代替実施形態を図17に示す。この代替実施形態では、「保持時間」が導入される。図16の実施形態と同様に、この代替実施形態は、前に開示した電力検出器と、LNAと、コントローラとのうちのどれかを使って、ここに述べた前の回路のどれかの利得を制御するために使うことができる。更に、この代替実施形態はLNAを参照して開示されるが、これは固定利得か可変利得かどちらにせよ、他のタイプの増幅器にも同じく適用可能である。
この処理は、ブロック1702で、「動作可能」になっているLNA、すなわち受信RF信号を増幅するLNAから始める。前に図1〜4を参照しながら論じたように、判定ダイヤモンド(decision diamond)1704で、受信電力が動作不能閾値より大きいかどうかが決定される。もし受信電力が動作不能閾値より大きくないならば、この処理はブロック1702に戻る。
判定ダイヤモンド1704で、受信電力が本当に動作不能閾値よりも大きいということが決定されるまでは、この処理は動作可能LNAを保持しており、そして事前設定の時間の間、LNAが「動作不能」である場合、すなわち受信したRF信号を増幅できないでいる場合、処理はブロック1706に移動する。この事前設定時間は、LNAを出し入れ切り換えるレートを制限するために望ましい「保持(hold)時間」と呼ぶこともできる。この「保持時間」を追加することによって、受信の自動利得制御ループ(図1〜4と図15を参照)は安定に保つことができる。
ブロック1706の事前設定時間(すなわち保持時間)が終了した後、受信電力は再び測定され、この時に判定ダイヤモンド1708において動作可能閾値と比較される。この好適な実施形態で、判定ダイヤモンド1708の動作可能閾値は、判定ダイヤモンド1704の動作不能閾値よりも小さく、これによってヒステリシスが生じる。しかしながらこれは厳密には必要とされない。
もし受信電力が動作可能閾値よりも大きければ、この受信電力はまだ高すぎるのであって、LNAは受信電力が動作可能閾値よりも小さくなるまで動作不能のままに留まっている。判定ダイヤモンド1708で決定したように、受信電力が動作可能閾値よりも小さいときは、この処理は、判定ダイヤモンド1710を決定することを継続し、ここで有意の相互変調成分が存在するかどうかが決定される。この決定は、短期間の間にLNAで切り換えて、受信自動利得制御ループ内で「シフト」(すなわちAGC補償の量)を測定することによって行われることが好ましい。図16を参照して論じたように、有意の相互変調成分の存在は、受信信号電力が所望の信号のみが存在する場合よりも増加する原因となるであろう。受信信号電力におけるこの余分な増加は、受信自動利得制御ループがより大きな利得制御信号をAGC増幅器に供給することになる原因となる。
もし判定ダイヤモンド1710で決定されたように、有意の相互変調成分が存在するならば、LNAは再動作可能にされないで、この処理はブロック1706に戻り、ここでLNAは事前設定時間の間、動作不能のままに留まる。しかしながら、もし有意の相互変調成分が存在しないならば、フロントエンド利得は増やされて、LNAを再動作可能にしてブロック1702に戻ることによって受信機性能を改善することができる。
要約すれば、本発明の方法は、他のシステムからの無線周波数干渉に対する無線機の耐性を強化しながら、移動無線機が異なるシステムのアンテナ近くを移動することを可能にする。他のシステムの信号からの刺激(spurs)が受信機と復調器の性能低下を引き起こさないように、フロントエンド利得を減少させることによって、無線機の受信回路のインタセプト(intercept)点(傍受点)が増加する。
好適な実施形態の前述の説明は、本技術に熟練する人々が本発明を実施したり使用したりすることを可能にするためになされたものである。これらの実施形態に対する種々の修正は、本技術に精通する人々にとって直ちに明らかになるであろうし、またここに記載の一般的原理は、発明的な能力を使用せずに他の実施形態に適用可能である。このように、本発明は、ここに示した実施形態に限定することを意図しておらず、ここに開示した原理と新規な特徴に合致した最も広い範囲に合致することを意図している。
Claims (7)
- 増幅器を備え、電力を有する信号を受信する回路の利得を調整する方法であって、
前記信号の電力を測定すること;
前記測定した前記信号の電力と第1閾値とを比較すること;
前記測定した信号の電力が前記第1閾値を越えた場合、前記増幅器の利得を所定期間減少させること;
前記信号の電力を再測定すること;
前記信号の前記再測定した電力と第2閾値とを比較すること;
前記増幅器の前記利得を変化させること;
前記信号の電力の変化を検出すること;
前記信号の前記再測定した電力が前記第2閾値以下であり、且つ検出された変化が所定量以下である時に、前記増幅器の前記利得を連続した範囲にわたって増加させること;を具備する前記方法。 - 前記増幅器の利得を所定期間減少させることは、前記増幅器を低利得設定に切り替える工程を有し、前記増幅器の前記利得を連続した範囲にわたって増加させることは前記増幅器を高利得設定に切り替える工程を有する、請求項1記載の方法。
- 前記信号の前記再測定した電力が前記第2閾値以下ではない場合、あるいは前記検出された変化が前記所定量以下ではない場合に、前記所定期間の間、前記増幅器を前記低利得設定に切り替えることを更に具備する、請求項2記載の方法。
- 前記第1閾値は前記第2閾値より大きい、請求項3記載の方法。
- 増幅器を有する受信回路の利得を変化させる方法であって、
信号を受信すること;
前記受信信号を前記増幅器で連続した範囲にわたって増幅させること;
前記増幅された信号の増幅信号電力を測定すること;
前記測定された増幅信号電力を第1閾値と比較すること;
前記測定された信号電力が前記第1閾値より大きい時に、第1所定期間の間、前記増幅器が前記受信信号を増幅するのを防止すること;
前記第1所定期間の経過後、前記受信信号の非増幅信号電力を測定すること;
前記測定された非増幅信号電力を第2閾値と比較すること;
前記受信信号を前記増幅器で第2所定期間の間再度増幅させること;
前記再度増幅された信号の再度増幅された信号電力を測定すること;
前記測定された非増幅信号電力と前記再度増幅された信号電力との差を検出すること;
前記測定された非増幅信号電力が第2閾値以下であり、且つ前記検出された差が所定量以下であった時に、前記受信信号を前記増幅器で連続した範囲にわたって増幅させることを繰り返すこと;
を具備する前記方法。 - 前記測定された非増幅信号電力が前記第2閾値以下ではなく、或いは前記検出された差が前記所定量以下ではない時に、前記第1所定期間の間、前記増幅器が前記受信信号を増幅するのを防止する工程を更に有する、請求項5記載の方法。
- 前記第1閾値は前記第2閾値より大きい、請求項6記載の方法。
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