JP4542365B2 - カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置と、そこに着脱自在に設置されるプロセスカートリッジとに関するものである。
従来から、レーザープリンタ等の画像形成装置においては、ユーザー自身によるメンテナンスの作業性を向上することを目的として、感光体ドラム(像担持体)、帯電部、現像部、クリーニング部等の作像部材が一体化されて画像形成装置本体に交換自在に設置されるプロセスカートリッジが、広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
画像形成装置本体に設置されたプロセスカートリッジは、その後の稼働にともない、カートリッジ内に具備された感光体ドラムや現像剤等が劣化したりトナーが完全に消費されて寿命に達する。そして、寿命に達したプロセスカートリッジは、ユーザーによって画像形成装置本体から取り出される。そして、新品のプロセスカートリッジが、ユーザーによって新たに装置本体に設置される。
このように、プロセスカートリッジはユーザーによってしばしば交換されるものであるため、第1に、画像形成装置本体に対する高い着脱操作性が求められる。
他方、画像形成装置における作像プロセスは、装置本体に固設された露光部及び転写部と、プロセスカートリッジに具備された各作像部材と、でおこなわれるものである。すなわち、装置本体の露光部から射出された露光光が、プロセスカートリッジの感光体ドラム上に照射されて、感光体ドラム上の所望の位置に静電潜像が形成される(露光工程である。)。また、プロセスカートリッジの感光体ドラム上に形成されたトナー像が、装置本体の転写部によって記録媒体上の所望の位置に転写される(転写工程である。)。
したがって、画像形成装置本体内におけるプロセスカートリッジの位置精度が悪い場合には、感光体ドラム上に形成する静電潜像が所望位置からずれたり、記録媒体上に転写するトナー像が所望位置からずれて、所望の出力画像を得られなくなってしまう。そのため、プロセスカートリッジを備えた画像形成装置においては、第2に、プロセスカートリッジを画像形成装置本体内の所望の位置に精度よく位置決めすることが求められる。
一方、特許文献1等において、プロセスカートリッジの長手方向(着脱方向に直交する方向である。)の両側に軸部をそれぞれ設けて、これらの軸部を装置本体に設けた凹部に係合させて、装置本体内におけるプロセスカートリッジの位置決めをおこなう技術が開示されている。
特開2003−208075号公報
上述した従来の技術は、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱操作と、画像形成装置本体におけるプロセスカートリッジの位置決め及びその解除に係わる動作と、に一体感がなくて、ユーザーに違和感を与えることがあった。
すなわち、プロセスカートリッジの装着操作時に、どこまでプロセスカートリッジを挿入すれば装着操作が完了して、装置本体でのプロセスカートリッジの位置決めがされるのかを、ユーザーが実感しにくかった。
また、プロセスカートリッジの離脱操作時に、ユーザーは、装置本体にて位置決めされているプロセスカートリッジに対してどの程度の力で引抜いてよいかわからなかった。
このように、ユーザーは、プロセスカートリッジの装着不良や破損等に対する不安感を持ちながら着脱操作をおこなう場合があった。これは、着脱操作と位置決め及びその解除とが完全に連動しておらず、それらの操作がわかりにくいことによる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱操作と、画像形成装置本体におけるプロセスカートリッジの位置決め及びその解除に係わる動作と、が連動して、ユーザーが違和感なく着脱操作をおこなうことができる、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、画像形成装置本体に着脱自在に設置されるカートリッジであって、前記画像形成装置本体に対する着脱操作をおこなうための把持部と、前記画像形成装置本体に揺動可能に支持されたロックレバーの先端部に対して係合可能に構成された係合穴と、前記係合穴と前記ロックレバーとの係合を解除可能に一端が前記係合穴に対向した揺動可能な解除レバーと、前記解除レバーを前記把持部に近接する方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記解除レバーは、前記画像形成装置本体からの離脱操作をおこなうときに前記把持部とともに把持される動作に連動して揺動し、当該解除レバーの前記一端が前記ロックレバーの前記先端部に当接して当該ロックレバーを揺動させることで前記係合穴と前記ロックレバーとの係合を解除することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記解除レバーは、前記画像形成装置本体に対して着脱操作をおこなうときに前記把持部とともに把持されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記係合穴は、前記画像形成装置本体への装着操作に連動して前記ロックレバーの先端部に係合することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記付勢部材は、ねじりコイルバネであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記解除レバーの前記一端に対して揺動中心を介する他端が前記把持部とともに把持されるように構成されたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の発明において、像担持体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段を一体的に備えていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載のカートリッジと前記画像形成装置本体と前記ロックレバーとを備えた画像形成装置にある
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電手段(帯電部)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像手段(現像部)と、像担持体上を清掃するクリーニング手段(クリーニング部)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるユニットと定義する。
本発明は、画像形成装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱操作と、画像形成装置本体におけるプロセスカートリッジの位置決め及びその解除に係わる動作と、が連動するように構成している。これによって、ユーザーが違和感なく着脱操作をおこなうことができる、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図8にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのレーザープリンタの装置本体、3は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム18上に照射する露光部、4は装置本体1に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジ、7は感光体ドラム18上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、9は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、10は出力画像が載置される排紙トレイ、12は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、13は記録媒体Pを転写部7に搬送するレジストローラ、15はプロセスカートリッジ4の着脱操作時に開閉されるドアを示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、露光部3(書込部)から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上に向けて発せられる。感光体ドラム18は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、クリーニング工程、除電工程)を経て、感光体ドラム18上に画像情報に対応したトナー像が形成される。
その後、感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラ13により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ13の位置に達する。そして、レジストローラ13の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム18上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着部9に達する。定着部9に達した記録媒体Pは、定着ローラと加圧ローラとの間に送入されて、定着ローラから受ける熱と双方のローラから受ける圧力とによってトナー像が定着される。その後、トナー像が定着された記録媒体Pは、出力画像として画像形成装置本体1から排出されて、排紙トレイ10上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置されるプロセスカートリッジ4を中心にした作像部の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ4には、主として、像担持体としての感光体ドラム18と、帯電部19(帯電手段)と、現像部20(現像手段)と、クリーニング部21(クリーニング手段)とが、一体化されて、画像形成装置本体1に着脱可能に構成されている。
感光体ドラム18は、アルミニウムからなる素管上に電荷発生層、電荷輸送層等が形成されたものである。
帯電部19は、ステンレス鋼で形成された軸上に、樹脂に導電性粉体を分散した導電性材料からなるローラ部を形成したものである。
クリーニング部21には、ゴム材料からなり、感光体ドラム18に当接して未転写トナーを清掃するクリーニングブレード21aが設置されている。
現像部20は、主として、感光体ドラム18に対向する現像ローラ20aと、現像ローラ20aに摺接する補給ローラ20bと、現像部20内のトナーT(1成分現像剤)を撹拌・搬送する撹拌部材20cと、現像ローラ20aに当接するドクターブレード20dと、トナー供給ローラ20eによって収納されたトナーを供給するトナー収納部20fと、で構成される。
以下、図2を参照して、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上でおこなわれる、作像プロセスについて詳述する。
感光体ドラム18は、図2中の時計方向に回転駆動される。そして、感光体ドラム18が帯電部19と対向する位置で、感光体ドラム18表面は所望の帯電電位に帯電される(帯電工程である。)。
その後、帯電された感光体ドラム18表面は、露光光Lの照射位置に達する。そして、露光光Lの走査方向(紙面垂直方向である。)の露光を受けながら、感光体ドラム18上に画像情報に対応した所望の静電潜像が形成される。
その後、潜像が形成された感光体ドラム18表面は、現像部20との対向位置に達する。そして、現像部20で、感光体ドラム18上の潜像が現像されて所望のトナー像が形成される。
ここで、現像ローラ20aは、図2中の矢印方向に回転している。現像部20内のトナーTは、撹拌部材20cで撹拌・搬送されて補給ローラ20bの位置に達する。補給ローラ20bの位置に達したトナーTは、現像ローラ20aとの当接部まで搬送されて、そこで摩擦帯電される。摩擦帯電されて現像ローラ20a上に担持されたトナーTは、ドクターブレード20dの位置で薄層化された後に、感光体ドラム18との対向位置に達する。そして、現像ローラ20a上のトナーTが、感光体ドラム18上の潜像に付着する。
なお、トナー収納部20f内に収納されたトナーTは、現像部20内のトナーTの消費にともない、トナー供給ローラ20eの回転によって現像部20内に適宜に供給されるものである。
その後、トナー像が形成された感光体ドラム18表面は、装置本体1に設置された転写部7との対向位置に達する。そして、転写部7の位置に搬送された記録媒体P上に、感光体ドラム18上のトナー像が転写される。このとき、感光体ドラム18上には、記録媒体Pに転写されなかった未転写のトナーが僅かながら残存する。
その後、未転写トナーが付着した感光体ドラム18表面は、クリーニングブレード21aの位置に達する。そして、感光体ドラム18に当接するクリーニングブレード21aによって、感光体ドラム18上の未転写トナーがドラム表面から除去される。感光体ドラム18表面から除去された未転写トナーは、クリーニング部21の回収スペース内に回収される。その後、感光体ドラム18表面は、除電部(不図示である。)から発せられる除電光の照射位置に達する。そして、除電光を受けながら、感光体ドラム18上の表面電位が初期化される。
こうして、感光体ドラム18上でおこなわれる、一連の作像プロセスが完了する。
以上のように構成され動作するプロセスカートリッジ4は、装置本体1に次のように着脱される。まず、プロセスカートリッジ4の装着操作について説明する。
プロセスカートリッジ4を装置本体1に装着するとき、まず、図1に示す装置本体1のドア15を矢印方向に開放する。これにより、装置本体1内の収容部2が露呈される。次に、図3及び図4を参照して、プロセスカートリッジ4を開放された収容部2内に向けてスライド移動させる(図4の矢印方向の移動である。)。
ここで、図3は、プロセスカートリッジ4の装着操作をおこなっている状態を示す斜視図である。図4は、図3のプロセスカートリッジ4の解除レバー24近傍の断面をA視方向からみた断面図である。
図3及び図4に示すように、プロセスカートリッジ4の背面側(図2の現像部20側である。)であって長手方向両端には、着脱操作をおこなうときにユーザーが把持するための把持部26が設けられている。把持部26は、長手方向中央に比べてその高さが低く、ユーザーが把持しやすい形状になっている。
また、把持部26の上方には、解除部材としての解除レバー24が設けられている。解除レバー24は、軸部25を揺動中心として図4の上下方向に揺動するようにカートリッジ4に支持されている。解除レバー24の一端には当接部24aが設けられ、他端には屈曲部24bが設けられている。
解除レバー24の当接部24aは、プロセスカートリッジ4に設けられた係合部としての穴22に近接する位置に配設されている。そして、当接部24aが後述するロックレバー11の先端部11aに当接することになる。
他方、解除レバー24の屈曲部24bは、把持部26に近接する位置であって、ユーザーが把持しやすいように配設されている。これによって、ユーザーは、プロセスカートリッジ4の着脱操作時に、解除レバー24の屈曲部24bを把持部26とともに把持することになる。
一方、画像形成装置本体1の収容部2には、その長手方向両端に位置決め部材としてのロックレバー11が設置されている。2つのロックレバー11は、それぞれ、軸部12を揺動中心として図4の上下方向に揺動するように装置本体1に支持されている。ロックレバー11の一端には尖形状の先端部11aが設けられている。ロックレバー11の先端部11aは、収容部2に設けられた開口部2aを介して、収容部2内に向けて突出している。また、図示は省略するが、ロックレバー11には、軸部12を中心に図4の時計方向にロックレバー11を付勢する付勢部材(例えば、ねじりコイルバネである。)が設置されている。
その後、図3及び図4に示すプロセスカートリッジ4の装着操作が進むと、装置本体1へのプロセスカートリッジ4の装着操作が完了する。
詳しくは、図5及び図6を参照して、開口部2aを介して収容部2内に突出したロックレバー11の先端部11aが、プロセスカートリッジ4の穴22に係合する。これにより、収容部2内におけるプロセスカートリッジ4の位置が定まる。また、ロックレバー11の先端部11aが、プロセスカートリッジ4の解除レバー24の当接部24aに当接する。これにより、解除レバー24は軸部25を中心にして揺動する(図6の矢印方向の移動である。)。ここで、先に説明したロックレバー11を付勢する付勢部材の力は、解除レバー24を揺動させるのに充分なものである。
このように、プロセスカートリッジ4の装着操作において、ユーザーは、ロックレバー11と穴22との係合によるクリック感を得ることができるとともに、解除レバー24の上昇(揺動である。)を目視で確認することができるために、位置決めをともなう装着操作の完了を不安なく実感することができる。すなわち、プロセスカートリッジ4の装着操作において、装置本体1への位置決めが、違和感なくスムーズにおこなわれる。
次に、図7及び図8を用いて、装置本体1からのプロセスカートリッジ4の離脱操作について説明する。
プロセスカートリッジ4を装置本体1から離脱するとき、まず、図1に示す装置本体1のドア15を矢印方向に開放する。これにより、プロセスカートリッジ4をセットした収容部2が露呈される。
次に、背面部が露呈するプロセスカートリッジ4における、上方に移動している解除レバー24の屈曲部24bと、把持部26とを、把持する。これにより、図7及び図8に示すように、解除レバー24は軸部25を中心にして揺動して(図8の矢印で示す時計方向の移動である。)、把持部26に近接する。さらに、ロックレバー11の先端部11aは、解除レバー24の当接部24aに押し上げられて(図8の矢印で示す反時計方向の移動である。)、穴22との係合が解除される。ここで、解除レバー24における、軸部25から屈曲部24bまでの距離は、軸部25から当接部24aまでの距離に比べて充分長く設定されているため、ロックレバー11と穴22との係合を解除するための力はユーザーにとって適度な大きさになる。
その後、ユーザーは、把持部26と解除レバー24の屈曲部24bとを把持した状態で、プロセスカートリッジ4をスライド移動させる(図8の右方向への移動である。)。こうして、プロセスカートリッジ4の位置決め解除をともなう離脱操作が完了する。
このように、プロセスカートリッジ4の離脱操作において、ユーザーは、把持部26の近傍で上昇している解除レバー24を目視で確認して、把持部26とともに解除レバー24を把持することになる。このとき把持部26と解除レバー24とを把持する動作に連動して、ロックレバー11と穴22との係合が解除される。すなわち、プロセスカートリッジ4の離脱操作において、装置本体1における位置決めの解除が、一体感をもってスムーズにおこなわれる。
以上説明したように、本実施の形態1の構成によれば、装置本体1に対するプロセスカートリッジ4の着脱操作と、装置本体1におけるプロセスカートリッジ4の位置決め及びその解除に係わる動作と、が連動して、ユーザーが違和感なく着脱操作をおこなうことができる。
なお、本実施の形態1においては、プロセスカートリッジ4を、感光体ドラム18、帯電部19、現像部20、クリーニング部21が一体化された構成とした。これに対して、プロセスカートリッジ4を、帯電部19、現像部20、クリーニング部21のいずれか1つ又は2つと、感光体ドラム18とを一体化する構成とすることもできる。
実施の形態2.
図9にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図9は、実施の形態2の画像形成装置を示す断面図であって、前記実施の形態1における図8に相当する図である。本実施の形態2は、プロセスカートリッジ4の解除レバー24を付勢するねじりコイルスプリング28が設置されている点が、前記実施の形態1のものと相違する。
図9に示すように、プロセスカートリッジ4の解除レバー24を支持する軸部25には、付勢部材としてのねじりコイルバネ28が設置されている。ねじりコイルバネ28は、一方の足部が屈曲部24b側に引掛けられ、他方の足部がカートリッジ4の内壁に当接している。これにより、ねじりコイルバネ28は、解除レバー24の屈曲部24bが把持部26に近接する方向に解除レバー24を付勢する。
ここで、前記実施の形態1で説明したロックレバー11を付勢する付勢部材の力は、ねじりコイルバネ28が設置された解除レバー24を揺動させるのに充分なものである。
このように、本実施の形態2では、ねじりコイルバネ28の付勢力によって、解除レバー24には常に把持部26に近接する方向への力が働くので、前記実施の形態1で説明した着脱操作時の解除レバー24の動作が確実になる。すなわち、装着操作時においては、ロックレバー11が確実に穴22に係合していなければ、解除レバー24の屈曲部24bが上昇しないことになる。また、離脱操作時においては、解除レバー24によるロックレバー11及び穴22の係合解除の操作性が向上することになる。
以上説明したように、本実施の形態2の構成においても、前記実施の形態1と同様に、装置本体1に対するプロセスカートリッジ4の着脱操作と、装置本体1におけるプロセスカートリッジ4の位置決め及びその解除に係わる動作と、が連動して、ユーザーが違和感なく着脱操作をおこなうことができる。
なお、本実施の形態2における付勢部材は、ねじりコイルバネ28に限定されることはない。例えば、引張スプリング、圧縮スプリング、板バネ等を用いて、解除レバー24を把持部26側に付勢することもできる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置されるプロセスカートリッジを示す断面図である。 図2のプロセスカートリッジを装置本体に装着する状態を示す斜視図である。 図3の状態をA視方向からみた断面図である。 図3におけるプロセスカートリッジの装着が完了した状態を示す斜視図である。 図5の状態をA視方向からみた断面図である。 図2のプロセスカートリッジを装置本体から離脱する状態を示す斜視図である。 図7の状態をA視方向からみた断面図である。 この発明の実施の形態2における画像形成装置を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
2 収容部、 2a 開口部、 3 露光部、
4 プロセスカートリッジ、 7 転写部、 9 定着部、
11 ロックレバー(位置決め部材)、 11a 先端部、 15 ドア、
18 感光体ドラム(像担持体)、 19 帯電部、
20 現像部、 21 クリーニング部、 22 穴(係合部)、
24 解除レバー(解除部材)、 24a 当接部(一端)、
24b 屈曲部(他端)、 25 軸部(揺動中心)、
26 把持部、 28 ねじりコイルバネ(付勢部材)。

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に設置されるカートリッジであって、
    前記画像形成装置本体に対する着脱操作をおこなうための把持部と、
    前記画像形成装置本体に揺動可能に支持されたロックレバーの先端部に対して係合可能に構成された係合穴と、
    前記係合穴と前記ロックレバーとの係合を解除可能に一端が前記係合穴に対向した揺動可能な解除レバーと、
    前記解除レバーを前記把持部に近接する方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記解除レバーは、前記画像形成装置本体からの離脱操作をおこなうときに前記把持部とともに把持される動作に連動して揺動し、当該解除レバーの前記一端が前記ロックレバーの前記先端部に当接して当該ロックレバーを揺動させることで前記係合穴と前記ロックレバーとの係合を解除するように構成されたことを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記解除レバーは、前記画像形成装置本体に対して着脱操作をおこなうときに前記把持部とともに把持されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記係合穴は、前記画像形成装置本体への装着操作に連動して前記ロックレバーの先端部に係合するように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカートリッジ。
  4. 前記付勢部材は、ねじりコイルバネであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のカートリッジ。
  5. 前記解除レバーの前記一端に対して揺動中心を介する他端が前記把持部とともに把持されるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載のートリッジ。
  6. 像担持体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段を一体的に備えた請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のカートリッジ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載のカートリッジと前記画像形成装置本体と前記ロックレバーとを備えたことを特徴とする画像形成装置
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