JP4541389B2 - GaN系化合物半導体の製造方法 - Google Patents

GaN系化合物半導体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4541389B2
JP4541389B2 JP2007227905A JP2007227905A JP4541389B2 JP 4541389 B2 JP4541389 B2 JP 4541389B2 JP 2007227905 A JP2007227905 A JP 2007227905A JP 2007227905 A JP2007227905 A JP 2007227905A JP 4541389 B2 JP4541389 B2 JP 4541389B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gan
compound semiconductor
ammonia
based compound
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007227905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007335899A (ja
Inventor
英樹 林田
泰蔵 伊藤
泰之 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2007227905A priority Critical patent/JP4541389B2/ja
Publication of JP2007335899A publication Critical patent/JP2007335899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4541389B2 publication Critical patent/JP4541389B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、GaN系化合物半導体製造用アンモニア製品、GaN系化合物半導体の製造方法及びGaN系化合物半導体製造用アンモニアの製造方法に関する。
従来、GaN系化合物半導体素子としては、例えば図3に示すものが知られている。ここに示すGaN系化合物半導体素子は、サファイア基板1上に、GaN系化合物であるGaxAl1−xN(ただし0≦x≦1)からなるバッファ層2、Siがドープされたn型のクラッド層であるSiドープn型GaxAl1−xN層(n型クラッド層)3、Znがドープされた発光する活性層であるZnドープGaxAl1−xN層(活性層)4、Mgがドープされたp型のクラッド層であるMgドープp型GaxAl1−xN層(p型クラッド層)5が順に積層され、n型クラッド層3およびp型クラッド層5に電極6、7が設けられて構成されている。ここに示すGaN系化合物半導体素子は、青色発光ダイオードとして用いることができる。
図1および図2は、上記GaN系化合物半導体素子を製造するために用いられる製造装置の例を示すものである。ここに示す製造装置は、有機金属化学気相成長(MOCVD)装置であり、サファイア基板を収容する反応室11と、この反応室11内のサファイア基板を支持する支持部12と、支持部12に支持されたサファイア基板を加熱するヒータ13と、有機金属の供給源である有機金属用容器14、15と、これら容器14、15から供給された有機金属ガスを反応室11内に導入する有機金属ガス導入管16、17と、アンモニアガスの供給源であるアンモニア充填容器18と、この充填容器18から供給されたアンモニアガスを反応室11内に導入するアンモニアガス導入管19と、反応室11内のガスを室外に排出する排出管20と、Si化合物用容器23と、Zn化合物用容器24と、Mg化合物用容器25と、これら容器23、24、25から供給された化合物を反応室11内に導入する導入管26、27、28を備えている。
上記GaN系化合物半導体素子の製造に用いるエピタキシャルウェハは、上記製造装置を用いて、以下に示すようにMOCVD法により作製される。上記素子を製造するに際しては、まずサファイア基板1を反応室11内に収容した後、容器14内に収容した有機ガリウム、および容器15内に収容した有機アルミニウムを、管21、22を用いてHガスでバブリングし、得られた有機ガリウムガス、有機アルミニウムガスを導入管16、17を通してHガスとともに反応室11内に導入し、同時に、充填容器18から供給されたアンモニアガスを導入管19を通して反応室11内に導入し、これら有機ガリウムガス、有機アルミニウムガス、アンモニアガスを原料として、GaxAl1−xNからなるバッファ層2をサファイア基板1の表面に形成する。
次いで、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器23から供給されたSi化合物を管26を通して反応室11内に供給し、バッファ層2上にn型クラッド層3を形成する。次いで、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器24から供給されたZn化合物を管27を通して反応室11内に供給し、n型クラッド層3上に活性層4を形成する。次いで、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器25から供給されたMg化合物を管28を通して反応室11内に供給し、活性層4上にp型クラッド層5を形成する。その後、上記のようにして作製したエピタキシャルウェハを反応室11から取り出し、n型およびp型クラッド層3、5に電極6、7を設けて上記GaN系化合物半導体素子を得る。
しかしながら、上記従来技術では、得られたGaN系化合物半導体素子が発光特性、特に輝度が不十分であるものとなりやすく、発光特性に優れたものを確実に製造することができる技術が要望されていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、発光特性に優れたGaN系化合物半導体を確実に製造することができるGaN系化合物半導体の製造方法の提供、及びGaN系化合物半導体製造用アンモニア製品及びGaN系化合物半導体製造用アンモニアの製造方法の提供を目的とする。
本発明者らは、GaN系化合物半導体を製造するための原料として用いられるアンモニアガス中の水分濃度が、GaN系化合物半導体素子の輝度等の発光特性に大きな影響を与えることを見い出し、これに基づいて本発明を完成するに至った。
(1)上記目的を達成するために本発明のGaN系化合物半導体の製造方法は、充填容器内に少なくとも一部が液相に他の部分がガス状態になるように充填されたアンモニアを、基板を収容した反応室内に前記充填容器から直接ガス状態で取り出してから導入し、このアンモニアを原料として、バッファ層とn型クラッド層と活性層とp型クラッド層を前記基板上に形成するGaN系化合物半導体の製造方法であって、充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、フーリエ変換赤外分光法(FT−IR)による測定で0.01volppm以上、0.5volppm以下とすることを特徴とする。
(2)上記目的を達成するために本発明のGaN系化合物半導体の製造方法は、先に記載の充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、0.4volppm以下とすることを特徴とする。
(3)上記目的を達成するために本発明のGaN系化合物半導体の製造方法は、先に記載の充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、0.2volppm以下とすることを特徴とする。
(4)上記目的を達成するために本発明のGaN系化合物半導体の製造方法は、先に記載の充填容器内の液相アンモニア中の水分以外の残留不純物濃度を、1volppm以下とすることを特徴とする。

以上説明したように本発明によれば、輝度等の発光特性に優れたGaN系化合物半導体を確実に得ることができ、製造歩留まりの向上を図ることが可能となる。
以下、図1および図2に示す製造装置を利用し、図3に示すGaN系化合物半導体素子を製造する場合を例として、本発明のGaN系化合物半導体の製造方法の一実施形態を説明する。
本実施形態の製造方法で用いられる製造装置において、充填容器18内のアンモニアは、少なくとも一部が液体となるように充填され、該液相のアンモニア中の水分濃度が、フーリエ変換赤外分光法(FT−IR)で測定して0.5volppm以下となるようにされている。上記液相のアンモニア中の水分濃度は、0.4volppm以下とするのが好ましく、0.2volppm以下とするのがさらに望ましい。上記水分濃度が0.5volppmを越える場合には、上記アンモニアを用いて製造されるGaN系化合物半導体の輝度等の発光特性が低下しやすくなる。
この充填容器18としては、例えば図1および図2に示す円筒形の充填容器を使用することができ、特に容器内面にメッキ処理や研磨処理を施したものを使用するのが望ましい。また、この充填容器18の材質としては、マンガン鋼やアルミニウム合金を用いることができる。また、上記アンモニアは、水分以外の残留不純物濃度を1volppm以下とするのが好ましい。
上記GaN系化合物半導体製造用アンモニアは、例えば、粗製アンモニアを、合成ゼオライト、酸化ジルコニウム等の吸着材に接触させることにより粗製アンモニア中の水分をこの吸着材に吸着させ、あるいは精密蒸留を行い、吸着ないし蒸留処理後のアンモニアを充填容器18に充填する方法により製造することができる。その際、上記吸着ないし蒸留処理後のアンモニアを充填容器18に充填するまでの各工程において、極力水分が混入しないようにし、かつ予め充填容器を精製されたアンモニアで洗浄したり、真空引きを行うなどの方策をとることが望ましい。
本実施形態の製造方法では、上記のGaN系化合物半導体製造用アンモニアを用いて、以下に示すようにGaN系化合物半導体を製造する。まず、サファイア基板1を反応室11内に収容し支持部12に支持させ、反応室11を真空排気した後、ヒータ13を用いてサファイア基板1を好ましくはおよそ400℃に加熱する。次いで、容器14内に収容したトリメチルガリウム(TMGa)等の有機ガリウム、および容器15内に収容したトリメチルアルミニウム(TMAl)等の有機アルミニウムを、管21、22を用いてHガスでバブリングし、得られた有機ガリウムガス、有機アルミニウムガスを導入管16、17を通してHガスとともに反応室11内に導入する。同時に、充填容器18から供給されたアンモニアガスを、導入管19を通して反応室11内に導入し、これら有機ガリウムガス、有機アルミニウムガス、アンモニアガスを原料としてGaxAl1−xNからなるバッファ層2をサファイア基板1の表面に形成する。
次いで、基板1の温度をおよそ1150℃に昇温し、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器23から供給されたシラン等のSi化合物を管26を通して反応室11内に供給し、バッファ層2上にn型クラッド層3を形成する。次いで、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器24から供給されたジメチル亜鉛等のZn化合物を管27を通して反応室11内に供給し、n型クラッド層3上に活性層4を形成する。次いで、上記有機ガリウム、有機アルミニウム、アンモニアガスとともに、容器25から供給されたビスシクロペンタジエニルマグネシウム等のMg化合物を管28を通して反応室11内に供給し、活性層4上にp型クラッド層5を形成する。その後、上記のようにして作製したエピタキシャルウェハを反応室11から取り出し、上記n型およびp型クラッド層3、5上に電極6、7を設けて上記GaN系化合物半導体素子を得る。
上記実施形態の製造方法によれば、得られたGaN系化合物半導体素子が、輝度等の発光特性に優れたものとなる。このため、製造歩留まりの向上を図ることが可能となる。
上記製造方法によって作製されたGaN系化合物半導体素子が発光特性に優れたものとなるのは、上記アンモニアの水分濃度を上記範囲とすることにより、このアンモニアを原料として形成されるn型およびp型クラッド層3、5、活性層4内に混入する酸素量を低く抑えることができ、これらGaN系化合物半導体からなる層の結晶性が劣化するのを防ぐことができるためであると考えられる。
なお、上記実施形態では、上記アンモニアを原料としてGaxAl1−xNを主成分とするn型およびp型クラッド層3、5、活性層4を形成する方法を例示したが、本発明はこれに限らず、上記アンモニアを、GaN、InGaN、InGaAlN、AlGaN等のGaN系化合物からなる層を基板上に形成するGaN系化合物半導体の製造に用いることができる。
以下、具体例を示して本発明を詳細に説明する。
(試験例1)
図4に示すGaN系化合物半導体素子を次のようにして作製した。ここで用いたアンモニアの充填容器としては、容量が10lであり、5kgの液化アンモニアが充填されたものを使用した。また充填容器は室温(24℃)条件下に置いて使用した。
サファイア基板1としては、円形で直径50mm、厚さ0.3mmであり、表面を鏡面研磨したものを用いた。まず、有機洗浄したc面を主面とする単結晶の上記サファイア基板1を反応室内の支持部に支持させた。次に、反応室の圧力を1×10−3torr以下に減圧した後、Hを反応室内に導入して反応室内の圧力を大気圧(760torr)に戻し、Hを5slm(standard l/min.)で反応室内に導入しつつ基板の温度を1150℃としサファイア基板1をサーマルクリーニングした。
次に基板温度を450℃まで低下させて、HおよびNからなるキャリアガスを6slm、アンモニアガスを1slm、トリメチルアルミニウム(TMAl)蒸気を含むHを20sccm(standard cc/min.)で1.5分間反応室内に供給した。このとき、TMAlのモル供給量は、3.8×10−5mol/minであった。この過程で、サファイア基板1上にAlNからなる厚さ約20nmのバッファ層31が形成された。
次いで、TMAlの供給を停止して、サファイア基板1の温度を1100℃まで昇温してこの温度に保ち、上記キャリアガスを6slm、アンモニアガスを2.5slm、1volppmとなるようにH希釈したジシラン(Si)を5sccm、トリメチルガリウム(TMGa)蒸気を含むHを15sccmで、90分間反応室内に供給した。このとき、TMGaのモル供給量は、5.8×10−5mol/minであった。この過程で、膜厚約1.5μm、キャリア濃度およそ3×1017/cmのn型GaN層32が形成された。
続いて、TMGaの供給を停止してから、サファイア基板1の温度を850℃に降温してこの温度に保ち、キャリアガスを6slm、アンモニアガスを2.5slm、100volppmとなるように水素希釈したジエチル亜鉛(DEZn)を10sccm、1volppmとなるようにH希釈したSiを10sccm、TMGa蒸気を含むHを5sccm、トリメチルインジウム(TMIn)蒸気を含むH2を13sccmで15分間反応室内に供給した。このとき、TMGaおよびTMInのモル供給量は、それぞれ1.9×10−5mol/minおよび7.6×10−6mol/minであった。この過程で、膜厚約100nmのSiおよびZn不純物を含むInGaN活性層33が形成された。
続いて、サファイア基板1の温度を上記InGaN活性層形成時と同じ温度に保ったまま、TMInの供給を停止して、キャリアガスを6slm、アンモニアガスを4.5slm、TMGa蒸気を含むH2を1sccmで2分間反応室内に供給した。このとき、TMGaのモル供給量は、3.8×10−6mol/minであった。この過程で、膜厚約3nmのGaN層34が形成された。
次いで、TMGaの供給を停止して、サファイア基板1の温度を1150℃まで昇温してこの温度に保ち、キャリアガスを6slm、アンモニアガスを3slm、TMAl蒸気を含むHを4.3sccmで、TMGa蒸気を含むHを5sccmで、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CpMg)蒸気を含むHを135sccmで10分間反応室内に供給した。このとき、TMAl、TMGa、およびCpMgのモル供給量は、それぞれ2.3×10−6mol/min、1.5×10−5mol/min、および1.1×10−4mol/minであった。この過程で、膜厚約70nm、キャリア濃度およそ1×1017/cmのp型AlGaN層35が形成された。
次いで、TMAl、TMGaおよびCpMgの供給を停止して、サファイア基板1の温度を1100℃まで降温してこの温度に保ち、キャリアガスを6slm、アンモニアガスを2.5slm、TMGa蒸気を含むHを15sccmで、CpMg蒸気を含むHを135sccmで10分間反応室内に供給した。このとき、TMGaおよびCpMgのモル供給量は、5.7×10−5mol/minおよび1.1×10−4mol/minであった。この過程で、膜厚約300nm、キャリア濃度およそ3×1017/cmのp型GaN層36が形成された。
上記のようにして得られたエピタキシャルウェハを反応室から取り出し、公知の素子化技術を用いてn型GaN層32およびp型GaN層36にそれぞれn電極37およびp電極38を設けて図4に示す素子を得た。得られた素子の上記n電極37、p電極38間に、順方向の電流20mAを通し、この素子を発光させたときの輝度を測定した。結果を表1に示す。また、充填容器内の液相のアンモニア中の水分濃度(試験開始時)を表1に併せて示す。
(試験例2〜7)充填容器に充填して用いるアンモニア中の水分濃度(試験開始時)を表1に示すとおりとすること以外は試験例1と同様にしてGaN系化合物半導体素子を作製した。これらGaN系化合物半導体素子の発光時の輝度を測定した結果を表1に併せて示す。
なお、液相のアンモニア中の水分濃度は、充填容器内の液相アンモニアをサンプリングして気化させ、得られたガス中の水分量をFT−IR(NICOLET社製、MAGNA560)を用いて測定した。ここで、液相のアンモニア中の水分濃度は、液相アンモニアをサンプリングして気化させ、得られたガス中の水分量を体積百万分率(volppm)で表したものをもって示す。
「表1」
液相中水分濃度 輝度
(volppm) (cd)
試験例1 1.0 0.1
試験例2 0.8 0.5
試験例3 0.5 1.5
試験例4 0.4 2.1
試験例5 0.2 2.6
試験例6 0.1 2.8
試験例7 0.01 3.0
表1より、液相アンモニア中の水分濃度が0.5volppm以下であるアンモニアを用いる方法によって作製された素子は、発光特性に優れたものとなったことがわかる。なかでも特に、上記水分濃度が0.4volppm以下であるアンモニアを用いる方法によって作製された素子では、2cd以上の高い輝度が得られ、さらに、上記水分濃度が0.2volppm以下であるアンモニアを用いることによって得られた素子は、より発光特性に優れたものとなったことがわかる。
本発明のGaN系化合物半導体の製造方法の一実施形態を実施するために好適に用いられる製造装置を示す概略構成図である。 図1に示す製造装置に用いられるアンモニア充填容器を示す概略構成図である。 GaN系化合物半導体素子の例を示す一部断面図である。 本発明のGaN系化合物半導体の製造方法の一例によって製造されたGaN系化合物半導体素子の例を示す一部断面図である。
符号の説明
1…サファイア基板、2…バッファ層、3…n型クラッド層、4…活性層、5…p型クラッド層、11…反応室、18…充填容器、31…バッファ層、32…n型GaN層、33…InGaN活性層、34…GaN層、35…p型AlGaN層、36…p型GaN層、

Claims (4)

  1. 充填容器内に少なくとも一部が液相に他の部分がガス状態になるように充填されたアンモニアを、基板を収容した反応室内に前記充填容器から直接ガス状態で取り出してから導入し、このアンモニアを原料として、バッファ層とn型クラッド層と活性層とp型クラッド層を前記基板上に形成するGaN系化合物半導体の製造方法であって、
    充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、フーリエ変換赤外分光法(FT−IR)による測定で0.01volppm以上、0.5volppm以下とすることを特徴とするGaN系化合物半導体の製造方法。
  2. 充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、0.4volppm以下とすることを特徴とする請求項1に記載のGaN系化合物半導体の製造方法。
  3. 充填容器内の液相アンモニア中の水分濃度を、0.2volppm以下とすることを特徴とする請求項2に記載のGaN系化合物半導体の製造方法。
  4. 充填容器内の液相アンモニア中の水分以外の残留不純物濃度を、1volppm以下とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のGaN系化合物半導体の製造方法。
JP2007227905A 2007-09-03 2007-09-03 GaN系化合物半導体の製造方法 Expired - Lifetime JP4541389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007227905A JP4541389B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 GaN系化合物半導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007227905A JP4541389B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 GaN系化合物半導体の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004210584A Division JP4121985B2 (ja) 2004-07-16 2004-07-16 GaN系化合物半導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007335899A JP2007335899A (ja) 2007-12-27
JP4541389B2 true JP4541389B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=38935002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007227905A Expired - Lifetime JP4541389B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 GaN系化合物半導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4541389B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046918A (ja) * 1983-08-25 1985-03-14 Toyo Eng Corp アンモニアの合成法
JPS61106403A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Toyo Eng Corp アンモニア合成ガスの精製法
JPH09142833A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd アンモニア中の水分の除去方法および装置
JPH09217166A (ja) * 1987-10-24 1997-08-19 Tadahiro Omi ステンレス鋼及びその製造方法並びに減圧装置
JPH10125608A (ja) * 1996-10-24 1998-05-15 Showa Denko Kk 化合物半導体エピタキシャルウエハ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046918A (ja) * 1983-08-25 1985-03-14 Toyo Eng Corp アンモニアの合成法
JPS61106403A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Toyo Eng Corp アンモニア合成ガスの精製法
JPH09217166A (ja) * 1987-10-24 1997-08-19 Tadahiro Omi ステンレス鋼及びその製造方法並びに減圧装置
JPH09142833A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd アンモニア中の水分の除去方法および装置
JPH10125608A (ja) * 1996-10-24 1998-05-15 Showa Denko Kk 化合物半導体エピタキシャルウエハ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007335899A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10707082B2 (en) Methods for depositing thin films comprising indium nitride by atomic layer deposition
US8120013B2 (en) Nitride semi-conductor light emitting device and a process of producing a nitride semi-conductor light emitting device
US8445938B2 (en) Nitride semi-conductive light emitting device
JP2011238971A (ja) 窒化物半導体発光素子の製造方法
US8278129B2 (en) Manufacturing method of nitride semi-conductor layer, and a nitride semi-conductor light emitting device with its manufacturing method
JP2010199236A (ja) 発光素子の製造方法および発光素子
JPH11112030A (ja) 3−5族化合物半導体の製造方法
US6719842B2 (en) Ammonia for use in manufacture of GaN-type compound semiconductor and method for manufacturing GaN-type compound semiconductor
JP3597395B2 (ja) GaN系化合物半導体の製造方法
JP4121985B2 (ja) GaN系化合物半導体の製造方法
JPH0936426A (ja) 3−5族化合物半導体の製造方法
WO2011114999A1 (ja) GaN系化合物半導体の製造方法
JP4541389B2 (ja) GaN系化合物半導体の製造方法
JP4284944B2 (ja) 窒化ガリウム系半導体レーザ素子の製造方法
JP4806993B2 (ja) Iii−v族化合物半導体膜の形成方法
JP2005129923A (ja) 窒化物半導体、それを用いた発光素子、発光ダイオード、レーザー素子およびランプ並びにそれらの製造方法
JP2014125383A (ja) 高純度アンモニア及びその製造方法並びに高純度アンモニア製造装置
JP2006128653A (ja) 3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途
JPH0997921A (ja) 3−5族化合物半導体の製造方法
JP4670206B2 (ja) 窒化物系半導体の製造方法
JP4144191B2 (ja) 発光素子の製造方法
US8003421B2 (en) Method for manufacturing compound semiconductor substrate, compound semiconductor substrate and light emitting device
JP2005243955A (ja) 発光素子およびその製造方法
JPH1174203A (ja) 窒化物系iii−v族化合物半導体の成長方法および成長装置
JP5306792B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term