JP4541158B2 - 無線ネットワークにおけるパケット処理 - Google Patents

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Description

次世代の無線ネットワークは、マルチメディア情報の通信を容易にするために、パケットベースの技術に移行している。ネットワークにより運ばれる情報の形式の観点からはロバストであるが、ある場合にはパケット処理の要件はシステム性能を低下させる。このことは、音声通信のように特に高いサービス品質(QoS)の要件を有するアプリケーションに関して望ましくないことがある。従って、無線ネットワークでパケットを処理し、マルチメディア情報を通信するための改善した技術の必要性が存在し得る。
本発明の実施例として扱われる対象は、明細書の結びの部分に特に示されており、明確に主張されている。しかし、本発明の実施例は、その目的と特徴と利点とともに構成及び動作方法の双方について、以下の詳細な説明を参照して、添付図面とともに読まれて最も良く理解され得る。
本発明の実施例は、ネットワークでパケットを処理する方法及び装置を有してもよい。本発明の一実施例では、パケットはユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)で受信されてもよい。パケットが制御情報を有するかペイロード情報を有するかに関して決定が行われてもよい。ペイロード情報の例は音声情報でもよい。パケットが制御情報を有する場合には、パケットは低速パス処理モジュール(SPPM:Slow Path Processing Module)に送信されてもよく、パケットがペイロード情報を有する場合には、パケットは高速パス処理モジュール(FPPM:Fast Path Processing Module)に送信されてもよい。FPPMは、例えばペイロード情報を処理するのに最適化されたネットワークプロセッサを有してもよい。このことは、かなり厳しいQoS要件を有する音声情報にとって特に重要になることがある。
本発明の一実施例では、ここで使用される“情報”という用語は、ネットワークにより運ばれることが可能な如何なるデータを示してもよい。これに関する情報の例には、音声会話、テレビ会議、ストリーミングビデオ、電子メール(“email”)メッセージ、音声メールメッセージ、英数字記号、グラフィックス、画像、ビデオ、テキスト等が含まれてもよい。ここで使用される“制御情報”という用語は、コントロールプレーン(control plane)のトラヒックのような所定のプロトコルのコマンド又は命令を表す如何なる情報を示してもよい。ここで使用される“ペイロード情報”という用語は、データプレーン(data plane)又は転送プレーンのトラヒックのような所定のプロトコルにより配信されるコンテンツ又はデータを表す如何なる情報を示してもよい。
特に、UMTSネットワークの個々のネットワークエレメントは、パケットトラヒックに有意な処理要件を課してもよい。携帯電話のようなユーザ装置(UE:User Equipment)と宛先装置との間のデータパスは、例えば、ノードB、RNC、サービスGPRSサポートノード(SGSN:Servicing GPRS Support Node)及び移動サービスセンター(MSC:Mobile Services Switching Center)を有してもよい。これらの各ネットワークエレメントは、特定の無線ネットワークの設計上の制約(例えばQoS要件)を超過する処理待ち時間及び転送待ち時間を追加してもよい。更に、UMTSネットワークは、レイヤ1(L1)無線インタフェースとして広帯域符号分割多重アクセス(W-CDMA:Wideband Code Division Multiple Access)を使用する。次に、そのW-CDMAは、Global System For Mobile Communications(GSM)のような従来の無線ネットワークと比較して、UEとUMTSネットワークとの間で大量のシグナリング交換を要求することがある。従って、各ネットワークエレメントでの処理遅延を低減し、全体のシステム遅延を許容可能なレベルに低減する技術が必要なことがある。
本発明の実施例は、RNCがパケットデータを処理するレイヤ1又は“有線”速度を実現するシステムアーキテクチャ手法を提供しようとする。本発明の一実施例は、運んでいる情報の形式に基づいてパケットを分離する。例えば、パケットが制御情報を運んでいるかペイロード情報を運んでいるかに基づいて、分割が行われてもよい。制御情報は“低速パス”スイッチを使用して処理されてもよく、ペイロード情報は“高速パス”スイッチを使用して処理されてもよい。
本発明の一実施例では、高速パススイッチは、レイヤ1速度を実現するためにネットワークプロセッサを有してもよい。ネットワークプロセッサは、データパケット処理について限られた機能のみを実装するようにプログラムされてもよい。これは、RNCの処理時間を低減することがあり、そのため全体UMTSネットワークの処理時間を低減することがある。それはまた、ネットワークプロセッサのデータプレーンプロトコルの全ての側面を実装することに比較して、ネットワークプロセッサに少ない処理要件を要求することがあり、そのため、性能の要件に対する能力が改善されることがある。
明細書における“一実施例”又は“実施例”への言及は、実施例に関連して説明する特定の機能、構造又は特徴が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する点に留意すべきである。明細書の多様な場所にある“一実施例では”という語句が現れることは、必ずしも同じ実施例を示すとは限らない。
本発明の実施例の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細がここに示されることがある。しかし、本発明の実施例はこれらの特定の詳細なしに実施され得ることが、当業者にわかる。ある場合には、本発明の実施例をあいまいにしないように、周知の方法と手順と構成要素と回路について詳細に説明しない。ここで開示した特定の構造上及び機能上の詳細は代表的なものであり、必ずしも本発明の範囲を限定するものではないことがわかる。
本発明の実施例は、プロセッサ、ハードウェア回路若しくは構成、又はその双方の組み合わせにより実行されるソフトウェアとして実装され得る機能を組み込んでもよい。プロセッサは、Intel(登録商標)Corporation、Motorola Incorporated、Sun Microsystems Incorporated等により製造されたプロセッサ群からのプロセッサのように、汎用又は専用のプロセッサでもよい。ソフトウェアは、本発明の実施例の特定の機能を実装するプログラムロジック、命令又はデータを有してもよい。ソフトウェアは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク(例えばフロッピー(登録商標)ディスクやハードドライブ)、光ディスク(例えばCD-ROM)又はその他のデータ記憶媒体のように、機械によりアクセス可能な媒体又はコンピュータ読取可能媒体に格納されてもよい。本発明の一実施例では、媒体は、圧縮及び/又は暗号形式のプログラム命令を格納してもよく、プロセッサにより実行される前にコンパイルされ又はインストーラによりインストールされる必要のある命令を格納してもよい。代替として、本発明の実施例は、前述の機能を実行する配線ロジックを有する特定のハードウェア構成要素として、又はプログラムされた汎用コンピュータ構成要素及びカスタムハードウェア構成要素の何らかの組み合わせにより実装されてもよい。
図面を詳細に参照すると、同様の部分は全体を通じて同様の参照数字により示されている。本発明の一実施例を実施するのに適したシステムが図1に示されている。図1は、例えばThird-Generation Partnership Project(3GPP)の3G TSの仕様の系列に従ったUMTSネットワークを表し得るUMTSネットワーク100のブロック図である。図1に示すように、UMTSネットワーク100は、1つ以上のノードBシステム104、106及び/又は108と無線通信するUE102を有してもよい。ノードBシステム104及び106はRNC110に接続されてもよく、ノードBシステム108はRNC112に接続されてもよい。RNC110とRNC112の双方は相互に接続されるとともに、MSC114に接続されてもよい。システム100は一例として提供されており、多様なトポロジではより多く又はより少ないエレメントを有してもよく、依然として本発明の範囲内にある。
多様なUMTSネットワークエレメントは1つ以上の通信プロトコルに従って情報を通信してもよい。例えば、UE102とノードBシステム104、106、108は、“Radio Resource Control(RCC) Protocol Specification”、3G TS 25-331、リリース1999(“Uu仕様”)という題の3GPP仕様のような、1つ以上の“Uuインタフェース”プロトコルに従って通信してもよい。その他の例では、ノードBシステム104、106、108は、“UTRAN Iub Interface: General Aspects and Principles”、3G TS 25-430、リリース1999(“Ibu仕様”)という題の3GPP仕様のような、1つ以上の“Iubインタフェース”プロトコルに従ってRNC110及び/又はRNC112と通信してもよい。更に他の例では、RNC110とRNC112は、“UTRAN Iur Interface: General Aspects and Principles”、3G TS 25-420、リリース1999(“Iur仕様”)という題の3GPP仕様のような、1つ以上の“Iurインタフェース”プロトコルに従って相互に情報を通信してもよい。更に他の例では、RNC110とRNC112は、“UTRAN Iu Interface: General Aspects and Principles”、3G TS 25-410、リリース1999(“Iu仕様”)という題の3GPP仕様のような、1つ以上の“Iuインタフェース”プロトコルに従ってMSC114と情報を通信してもよい。しかし、実施例はこの内容に限定されない。
図2は、本発明の一実施例によるRNCのブロック図である。図2はシステム200を示している。システム200は、例えばRNC110やRNC112のようなRNCの一部を表してもよい。本発明の一実施例では、RNC200はホストカード202と、イーサーネットスイッチングモジュール204と、Iubラインカード206と、Iuラインカード208とを有してもよく、全てが高速イーサーネットバックプレーン210を介して接続されている。Iubラインカード206は、Iub仕様に従ってIubインタフェーストラヒックを処理してもよい。Iuラインカード208は、Iu仕様に従ってIuインタフェーストラヒックを処理してもよい。Iubラインカード206及びIuラインカード208は、それぞれ2種類のプロセッサをホストしてもよい。第1の種類は、データプレーンプロトコルを実行することを対象とした1つ以上のネットワークプロセッサを有してもよい。第2の種類は、シグナリングプロトコルを実行することを対象とした1つ以上のコントロールプレーンを有してもよい。ホストカード202は、RNCアプリケーションと更なるシグナリングプロトコルとを実行してもよい。イーサーネットスイッチングモジュール204は、高速イーサーネットバックプレーン210を介してホストとラインカードとの間で情報のパケットを切り替えてもよい。
図3は、本発明の一実施例によるRNCのラインカードのブロック図である。図3は、例えばIubラインカード206又はIuラインカード208の一部を表してもよいラインカード300を示している。本発明の一実施例では、例えば、ラインカード300はSPPM304とFPPM306とを有してもよい。SPPM304は汎用プロセッサと関連のアプリケーションソフトウェアとを有してもよい。SPPM304はラインカード300の制御情報を処理するために使用されてもよい。FPPM306はネットワークプロセッサと関連のソフトウェアとを有してもよい。FPPM306はラインカード300のペイロード情報を処理するために使用されてもよい。
本発明の一実施例では、ネットワークプロセッサは、例えば複数のマイクロエンジン及びプロセッサコアのような複数の処理エレメントを有するIntel IXP 2800(登録商標)ベースのネットワークプロセッサでもよい。プロセッサコアは、例えばIntel StrongARM(登録商標)Core(ARMはイギリスのARM Limitedの商標である)でもよい。プロセッサコアはまた、例えばネットワークプロセッサの他のリソースのコードをロードすることを支援し、プロトコル処理や例外やパケット処理の特別サポートのような他の汎用コンピュータ形式の機能を実行する中央コントローラを有してもよい。例えば、マイクロエンジンは、命令を格納する機能を有し得るメモリを有してもよい。例えば、一実施例では16のマイクロエンジンが存在し、各マイクロエンジンは8のプログラムスレッドを処理する機能を有する。しかし、特許請求の範囲の対象はこの点に限定されないことがわかる。
本発明の一実施例では、スイッチングモジュール302は、パケットが制御情報を運んでいるかペイロード情報を運んでいるかを決定し、パケットを適切な処理モジュールに転送してもよい。本発明の他の実施例では、スイッチングモジュール302は省略されてもよく、SPPM304及びFPPM306の多様な入力は、シグナリングデータパスに基づいて適切な処理モジュールに“配線”されてもよい。例えば、あるパケットデータトラヒックは専用の伝送チャネルを有してもよい。従って、所定の伝送チャネルで受信した何らかの情報又は関連の論理チャネル識別子を有する何らかの情報は、ペイロード情報であると仮定され、直接FPPM306にルーティングされてもよい。その他の例では、あるパケットデータトラヒックは共有伝送チャネルに割り当てられてもよく、そのため、直接SPPM304にルーティングされてもよい。この“配線”の決定は、一般的にTelecommunication Equipment Manufacturer(TEM)によるポリシー決定である。
ラインカード300のアーキテクチャは、ネットワークプロセッサを使用して高速パスでペイロード情報を処理することを中心としてもよい。ネットワークプロセッサは、データプレーン又は転送プレーンのパケットデータトラヒックにより運ばれるような、ペイロード情報を処理するために使用される通信プロトコルの一部を実装するようにプログラムされてもよい。特に、高速パス処理は専用伝送チャネルに割り当てられたパケットデータサービスに適用できる。その結果、ラインカード300はシステムスループットを増加させてもよい。これは、無線リンク確立や、出力制御や、他の動作のホストのような、他のタスクにアドレス指定するシステムの他の処理エンティティを使えるようにする。
パケットデータトラヒックは、複数の理由でネットワークプロセッサによる処理に特に適することがある。例えば、一般的にはパケットデータトラヒックは現実に“バースト的”である。更に、Radio Link Control(RLC)のTransparent Mode(TM)や、Unacknowledged Mode(UM)や、Acknowledged Mode(AM)のような複数の識別可能なモードを有する。更に、媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)は特定のパケットデータトラヒックの専用伝送チャネルを使用してもよく、そのため、同じ伝送チャネルに異なるユーザ装置からのトラヒックを多重化する必要がないことがある。最終的に、Iu Packet Switched(Iu-PS) User Part(UP)及び3GPP仕様3G TS 29.060、リリース1999(“GTP仕様”)に定められるGPRS Tunneling Protocol(GTP) user(GTP-u)プロトコルのユーザデータのような、パケット交換のユーザデータを処理するために必要な機能が減少することがある。
システム100、200、300の動作について、図4及び添付の例を参照して更に説明する。ここでは図4は特定の処理ロジックを有し得るものとして示しているが、処理ロジックは、ここで説明する一般機能がどのように実装され得るかの例を単に提供するに過ぎないことがわかる。更に、特に断りのない限り、所定の処理ロジック内の各動作は必ずしも提示されている順に実行される必要はない。
図4は、本発明の一実施例によるRNCのラインカードにより実行されるプログラムロジックのブロックフローチャートである。図4は、プログラムロジック400を示している。プログラムロジック400は、UMTSネットワークのようなネットワークでパケットを処理する動作を示してもよい。ブロック402において、パケットはRNCで受信され得る。ブロック404において、パケットが制御情報を有するかペイロード情報を有するかに関する決定が行われ得る。パケットが制御情報を有する場合、ブロック406において、パケットはパケットを処理するSPPMに送信され得る。パケットがペイロード情報を有する場合、ブロック406において、パケットはパケットを処理するFPPMに送信され得る。本発明の一実施例では、FPPMはペイロード情報の処理を加速させるネットワークプロセッサを有してもよい。
本発明の一実施例では、各パケットは関連の“パケット形式”及び“方向”を有してもよい。パケット形式は、パケットをフォーマット又は通信するために使用される所定のプロトコルにより定められてもよい。例えば、パケットは、1981年9月のInternet Engineering Task Force(IETF) standard 5、Request For Comment(RFC) 791(“IP仕様”)に定められたインターネットプロトコル(IP)に従ってペイロード情報を運んでもよい。このようなパケットのパケット形式は、例えば“IPパケット”と呼ばれることがある。各パケットに関連する方向はパケットの処理パスを示してもよい。例えば、UEからRNCに通信されるパケットは“アップリンク”方向で進むと考えられ得る。RNCからUEに通信されるパケットは“ダウンリンク”方向で進むと考えられ得る。各パケットのパケット形式及び方向は、パケットフォーマット、ポート割り当て、所定のフラグ、プロトコルフィールド、伝送チャネル、論理チャネル等のような、一式の基準を割り当てられてもよく、また代替として、一式の基準から決定されてもよい。
本発明の一実施例では、FPPMはパケットを受信してもよい。次に、FPPMは、“プロトコルスタック”からの少なくとも1つのプロトコルに従って、パケット形式及び方向に基づいてパケットを処理してもよい。“プロトコルスタック”という用語は、各処理レイヤが1つ以上のプロトコルに従って情報を処理する一式の処理レイヤを示してもよい。例えば、一般的にレイヤ1は、E1や、T1や、E3や、T3や、STMや、同期式光ファイバネットワーク(SONET:Synchronous Optical Network)プロトコルのような、物理レイヤのプロトコルを有する。レイヤ2は、例えば1994年7月のInternet Engineering Task Force(IETF) standard 51、Request For Comment(RFC) 1661(“PPP仕様”)に定められたポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP:Point-To-Point Protocol)のプロトコルを有してもよい。レイヤ3(L3)は、例えばIP仕様に従ったIPプロトコルを有してもよい。これらのものは単なる例に過ぎないことがわかる。システム100のようなUMTSネットワークでは、多数のレイヤの通信プロトコルが存在することがあり、特許請求の範囲の対象はこの内容に限定されない。
本発明の一実施例では、FPPMは、プロトコルスタックの各プロトコルに従ってペイロード情報を処理することを目的とする機能を実装するようにプログラムされたネットワークプロセッサを有してもよい。データパス及びシグナリングパスの全てのプロトコルスタックは、NPからの例外データ及びストリーミングと、トラヒックのインタラクティブ及びバックグラウンドのクラスとを処理するコントロールプレーンのプロセッサに存在してもよい。コントロールプレーンのプロセッサは、例えばホストカード202の汎用プロセッサでもよい。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、Iubラインカード206により一般的に処理される多様なプロトコルに従ってペイロード情報を処理することを目的とする機能を実装するようにプログラムされてもよい。例えば、FPPM306はPPP仕様に定められるPPPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。PPPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのレイヤ2で処理される。アップリンク方向では、受信したPPPパケットはIPレイヤに転送され得る。ダウンリンク方向では、IPパケットが受信され、適切なPPPヘッダ及びペイロードが準備され、プロトコルスタックのレイヤ1に送信され得る。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、IP仕様により定められるIPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。IPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのレイヤ3(L3)で処理される。アップリンク方向では、IPパケットが受信され、サービスユーザ(例えばUDP又はSCTPポート)に基づいてユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)レイヤ又はストリーム制御通信プロトコル(SCTP:Stream Control Transmission Protocol)に転送され得る。ダウンリンク方向では、UDPパケット及びSCTPストリームが受信され得る。この場合、適切なIPヘッダ及びペイロードが準備され、PPPレイヤに送信され得る。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、1980年8月のIETF standard 6、RFC768(“UDP仕様”)により定められたUDPに従ってパケットを処理してもよい。UDPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのレイヤ4で処理される。アップリンク方向では、UDPパケットが受信され、サービスユーザ(例えば所定の伝送チャネルのFPベアラ)に基づいてフレームプロトコル(FP:Frame Protocol)レイヤに転送され得る。ダウンリンク方向では、FPペイロードを備えたFPパケットが受信され得る。適切なUDPヘッダ及びペイロードが準備され、IPレイヤに送信され得る。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、3GPP 3G TSのプロトコル群により定められたFPに従ってパケットを処理してもよい。ダウンリンク方向では、FPPM306は、MACからのトランスポートブロックの形式でフレームのペイロードを準備し得る。アップリンク方向では、FPPM306はまた、MACにトランスポートブロックを配信し得る。
その他の例では、Iubラインカード206のFPPM306は、UMTSのダイバーシチ選択(diversity selection)に従ってパケットを処理してもよい。アップリンク方向では、FPPMは、各FPフレームの品質推定フラグに基づいて最善のフレームを選択して得る。ダウンリンク方向では、FPPM306は、必要に応じてマクロダイバーシチの各パスでフレームを複製し得る。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、UMTSの媒体アクセス制御Dedicated(MAC-D:Media Access Control Dedicated)レイヤの要件に従ってパケットを処理してもよい。例えば、アップリンク方向では、FPPM306はトランスポートブロックでTransport Format(TFI)の正確性を検査し得る。FPPM306はまた、トランスポートブロックを解読してRLCレイヤに配信し得る。ダウンリンク方向では、FPPM306は、トランスポートブロックを暗号化してFPレイヤに配信し得る。例えば、暗号化はRLC-TMモードのパケットに適することがある。FPPM306はまた、Radio Access Bearer(RAB)サブフロー(RFCI)及びTFCIのマッピングのように、アプリケーションレイヤからの情報に基づいてMAC-Dレイヤで最善のTransport Format Combination(TFCI)を選択し得る。更に、FPPM306は、必要に応じて適切な測定レポートを実行し得る。
本発明の一実施例では、ラインカード206のFPPM306は、UMTSのRLCプロトコルレイヤの要件に従ってパケットを処理してもよい。ダウンリンク方向では、FPPM306は、RLCサービスデータユニット(SDU:Service Data Unit)の形式でデータ中継(DR:Data Relay)を介してIuラインカード208からデータパケットを受信し得る。DRはIubラインカード206とIuラインカード208との間でRLCペイロードを転送し得る。アップリンク方向では、FPPM306はDRを介してIuラインカード208にRLC SDUを送信し得る。
本発明の一実施例では、Iubラインカード208のFPPM306は、Iuラインカード208により一般的に処理される多様なプロトコルに従ってペイロード情報を処理することを目的とする機能を実装するようにプログラムされてもよい。例えば、FPPM306はPPPプロトコルに従ってパケットを処理し得る。PPPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのL2で処理される。アップリンク方向では、受信したPPPパケットはIPレイヤに転送され得る。ダウンリンク方向では、IPパケットが受信され、適切なPPPヘッダ及びペイロードが準備され、プロトコルスタックのレイヤ1に送信され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、IPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。IPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのL3で処理される。アップリンク方向では、受信したIPパケットは、サービスユーザ(例えばUDP又はSCTPポート)に基づいてUDPレイヤ又はSCTPレイヤに転送され得る。ダウンリンク方向では、UDPパケット及びSCTPパケットが受信され得る。この場合、適切なIPヘッダ及びペイロードが準備され、PPPレイヤに送信され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、UDPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。UDPプロトコルは、通常は伝送ネットワークのL4で処理される。アップリンク方向では、RTPペイロードを備えたリアルタイムプロトコル(RTP:Real Time Protocol)パケットが受信され得る。RTPパケットは、例えば1996年1月のIETF RFC1889(“RTP仕様”)により定められたRTPプロトコルに従って作られ得る。RPPM306は、適切なUDPヘッダ及びペイロードを準備し、パケットをIPレイヤに送信し得る。ダウンリンク方向では、受信したUDPパケットは、サービスユーザ(例えば所定のRABのRTPセッション)に基づいてRTPレイヤに転送され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、GTP仕様に定められたGTPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。アップリンク方向では、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)パケットが受信され得る。FPPM306は、PDCPパケットからのPDCPペイロードを使用して、GTPヘッダ及びGTPペイロードを準備し得る。GTPパケットは、UDPポートを介してコアネットワークに転送され得る。ダウンリンク方向では、GTPパケットが受信され得る。GTPペイロードが処理され、PDCP SDUが準備され、PDCPレイヤに転送され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、3GPP仕様の3G TS 25.323、リリース1999(“PDCP仕様”)により定められたPDCPプロトコルに従ってパケットを処理してもよい。アップリンク方向及びダウンリンク方向において、何らかの受信したパケットについてFPPM306はアップリンク方向でヘッダ圧縮を実行し、ダウンリンク方向でヘッダ解凍を実行し得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、Iu仕様により定められたIu-PS UPに従ってパケットを処理してもよい。アップリンク方向では、FPPM306は、PDCPパケットを受信し、フレームペイロードを準備し得る。ダウンリンク方向では、FPPM306は、データをPDCPレイヤに配信し得る。
前述のように、Iubラインカードのパケットデータトラヒックは、そのネットワークプロセッサで処理され、高速バックボーンでIuラインカードに中継され、Iuインタフェースで処理されて送信される。ネットワークプロセッサの処理技術が有線(入出力)速度であるため、その結果としてパケットデータトラヒックは有線速度でIub/Iuインタフェースから切り替えられ、それによって、RNCにおいてパケットにより受ける全体の遅延を低減する。
本発明の一実施例では、RNC200のIubラインカード206及びIuラインカード208は、音声情報の形式のペイロード情報を処理するように最適化されてもよい。特に音声情報は、UMTSネットワーク100のようなシステムに対してかなり厳しいQoS要件を有し得る。従って、Iubラインカード206及びIuラインカード208のFPPM306は、音声通信を対象としたプロトコルの特定の部分を実装するようにプログラムされてもよい。この実施例では、Iubラインカード206及びIuラインカード208は、以下に説明する音声パケットの処理用に変更して、一般的なペイロード情報に関して前述したように動作し得る。音声情報はRLC-TMモードのサービス及び専用の伝送チャネルで使用される点に留意すべきである。更に、音声接続をシグナリングする関連のコントロールプレーンを運ぶ関連の論理チャネル(DDCH)が、音声情報用に使用されるもの以外の伝送チャネルにマッピングされるべきである。このように、音声情報は、適切な伝送チャネルに従ったFPPM306による処理のため配線されてもよい。
本発明の一実施例では、Iubラインカード206のFPPM306は、UMTSのRLC-TMプロトコルレイヤの要件に従って音声パケットを処理するように変更されてもよい。ダウンリンク方向では、FPPM306は、RLC SDUの形式でデータ中継を介してIuラインカード208からデータパケットを受信し得る。データ中継は、Iubラインカード206とIuラインカード208との間でRLCペイロードを転送し得る。アップリンク方向では、FPPM306はデータ中継を介してIuラインカード208にRLC SDUを送信し得る。この実施例では、音声パスにバッファリングは必要ないことがある。音声ペイロードは所望通りにセグメント化及び再構成され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、RTP仕様に定められたRTPプロトコルに従って音声パケットを処理するように変更されてもよい。アップリンク方向では、RLCパケットが受信され得る。FPPM306は、RLCパケットからのRLCペイロードを使用して、RTPヘッダ及びRTPペイロードを準備し得る。RTPパケットはUDPポートを介してコアネットワークに転送され得る。ダウンリンク方向では、RTPパケットが受信され得る。RTPペイロードが処理され、RTP SDUが準備され、データ中継を介してRLC-TMレイヤに転送され得る。
本発明の一実施例では、Iuラインカード208のFPPM306は、UMTS 3G TSの仕様の系列により定めらたIu回線交換(CS:Circuit Switched)FPに従って音声パケットを処理するように変更されてもよい。アップリンク方向では、FPPM306はRTPパケットを受信し、フレームのペイロードを準備し得る。ダウンリンク方向では、FPPM306はデータをRTPレイヤに配信し得る。
本発明の実施例の特定の特徴について前述したが、多数の変更形態、置換形態、変形形態及び均等物が当業者に思いつくであろう。従って、特許請求の範囲は、本発明の実施例の真の要旨の範囲内にあるこれらの全ての変更形態及び変形形態をカバーすることを意図することがわかる。
本発明の一実施例を実行するのに適したシステム 本発明の一実施例による無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)のブロック図 本発明の一実施例によるRNCのラインカードのブロック図 本発明の一実施例によるRNCのラインカードにより実行されるプログラムロジックの第1のブロックフローチャート

Claims (76)

  1. ネットワークでパケットを処理する方法であって、
    複数のラインカードの間で情報を通信するバックプレーンを有する無線ネットワークコントローラ(RNC)の複数のラインカードの1つでパケットを受信し、前記ラインカードの少なくとも1つは低速パス処理モジュール(SPPM)及び高速パス処理モジュール(FPPM)を有し、前記ラインカードの少なくとも1つは前記RNC用のアプリケーションを実行し、
    前記パケットが制御情報を有するかペイロード情報を有するかを決定し、
    前記パケットが制御情報を有する場合に、前記SPPMに前記パケットを送信し、前記パケットがペイロード情報を有する場合に、前記FPPMに前記パケットを送信し、
    前記ラインカードの前記FPPMで前記パケットを受信し、
    前記パケットのパケット形式及び方向を決定し、
    プロトコルスタックからの少なくとも1つのプロトコルに従って、前記パケット形式及び方向に基づいて前記パケットを処理することを有し、
    前記FPPMは前記ラインカードのネットワークプロセッサを有し、前記SPPMは前記ラインカードの汎用プロセッサを有し、
    前記ペイロード情報は音声情報を有する方法。
  2. 請求項に記載の方法であって、
    前記プロトコルは、前記パケットのペイロード情報を処理することを対象とする方法。
  3. 請求項に記載の方法であって、
    前記受信は、前記RNCのIubラインカードで前記パケットを受信することを有する方法。
  4. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、PPPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットを送信することを有する方法。
  5. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、IPパケット及びダウンリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPPPパケットを作り、前記PPPパケットは、PPPヘッダ情報とPPPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有する方法。
  6. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、IPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがUDPである場合、前記パケットをUDPポートに送信し、
    前記サービスユーザがSCTPである場合、前記パケットをSCTPポートに送信することを有する方法。
  7. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のUDPパケットとSCTPパケットとのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからIPパケットを作り、前記IPパケットは、IPヘッダ情報とIPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記IPパケットを送信することを有する方法。
  8. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、UDPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、前記パケットをFPポートに送信することを有する方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、FPパケット及びダウンリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットからUDPパケットを作り、前記UDPパケットは、UDPヘッダ情報とUDPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記UDPパケットを送信することを有する方法。
  10. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のIub FPパケット及びIur FPパケットのうち1つを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットからの少なくとも1つのトランスポートブロックを送信することを有する方法。
  11. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のIub FPパケット及びIur FPパケットのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、前記FPパケットは、FPヘッダ情報とFPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記FPパケットを送信することを有する方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、
    前記FPペイロード情報は、少なくとも1つのトランスポートブロックを有する方法。
  13. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケットは、アップリンク方向の全てのダイバーシチパスからの1つ以上のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットから品質推定フラグを取り出し、
    前記品質推定フラグを所定の値と比較し、
    前記比較に従ってダイバーシチ選択について前記パケットを選択することを有する方法。
  14. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットを複製し、
    前記RNCの少なくとも1つのマクロダイバーシチパスで前記複製パケットを送信することを有する方法。
  15. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のMAC-Dパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットの少なくとも1つのトランスポートブロックのTFIの有効性を決定し、
    前記少なくとも1つのトランスポートブロックを解読し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記少なくとも1つのトランスポートブロックを送信することを有する方法。
  16. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のMAC-Dパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットの少なくとも1つのトランスポートブロックを暗号化し、
    前記少なくとも1つのトランスポートブロックのトランスポートフォーマットの組み合わせを決定し、
    前記トランスポートフォーマットの組み合わせを使用して、前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記少なくとも1つのトランスポートブロックを送信し、
    測定情報をレポートすることを有する方法。
  17. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のRLC-TMパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットを送信することを有する方法。
  18. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRLC-TMパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRLC SDUパケットを作り、前記RLC SDUパケットは、RLC SDUヘッダ情報とRLC SDUペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記RLC SDUパケットを送信することを有する方法。
  19. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケットは、アップリンク方向のDRパケットを有し、
    前記処理は、前記RNCのラインカードに前記DRパケットを送信することを有する方法。
  20. 請求項に記載の方法であって、
    前記パケットは、ダウンリンク方向のDRパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックのRLCレイヤに前記DRパケットを送信することを有する方法。
  21. 請求項に記載の方法であって、
    前記受信は、前記RNCのIuラインカードで前記パケット受信することを有する方法。
  22. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPPPパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有する方法。
  23. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のIPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPPPパケットを作り、前記PPPパケットは、PPPヘッダ情報とPPPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有する方法。
  24. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、IPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがUDPである場合、前記パケットをUDPポートに送信し、
    前記サービスユーザがSCTPである場合、前記パケットをSCTPポートに送信することを有する方法。
  25. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のUDPパケットとSCTPパケットとのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからIPパケットを作り、前記IPパケットは、IPヘッダ情報とIPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記IPパケットを送信することを有する方法。
  26. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のUDPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがRTPである場合に、前記パケットをRTPポートに送信することを有する方法。
  27. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからUDPパケットを作り、前記UDPパケットは、UDPヘッダ情報とUDPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記UDPパケットを送信することを有する方法。
  28. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからGTPパケットを作り、前記GTPパケットは、GTPヘッダ情報とGTPペイロード情報とを有し、
    前記GTPパケットをUDPポートに送信することを有する方法。
  29. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のGTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPレイヤに送信することを有する方法。
  30. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、前記PDCPパケットのPDCPヘッダを圧縮することを有する方法。
  31. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、前記PDCPパケットのPDCPヘッダを解凍することを有する方法。
  32. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPレイヤに送信することを有する方法。
  33. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPDCPパケットを作り、
    前記パケットをPDCPポートに送信することを有する方法。
  34. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRTPパケットを作り、前記RTPパケットは、RTPヘッダ情報とRTPペイロード情報とを有し、
    前記RTPパケットをUDPポートに送信することを有する方法。
  35. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPレイヤに送信することを有する方法。
  36. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPポートに送信することを有する方法。
  37. 請求項21に記載の方法であって、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRTPパケットを作り、
    前記パケットをRTPポートに送信することを有する方法。
  38. 記憶媒体を有するものであって、
    前記記憶媒体は、プロセッサにより実行されると、
    複数のラインカードの間で情報を通信するバックプレーンを有する無線ネットワークコントローラ(RNC)の複数のラインカードの1つでパケットを受信し、前記ラインカードの少なくとも1つは低速パス処理モジュール(SPPM)及び高速パス処理モジュール(FPPM)を有し、前記ラインカードの少なくとも1つは前記RNC用のアプリケーションを実行し、
    前記パケットが制御情報を有するかペイロード情報を有するかを決定し、
    前記パケットが制御情報を有する場合に、前記SPPMに前記パケットを送信し、前記パケットがペイロード情報を有する場合に、前記FPPMに前記パケットを送信することにより、
    ネットワークでパケットを処理することを生じる格納された命令を有し、
    前記FPPMは前記ラインカードのネットワークプロセッサを有し、前記SPPMは前記ラインカードの汎用プロセッサを有し、
    前記ペイロード情報は音声情報を有し、前記制御情報は非音声情報を有するもの。
  39. 請求項38に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記FPPMで前記パケットを受信し、
    前記パケットのパケット形式及び方向を決定し、
    プロトコルスタックからの少なくとも1つのプロトコルに従って、前記パケット形式及び方向に基づいて前記パケットを処理することを更に生じるもの。
  40. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、PPPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  41. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、IPパケット及びダウンリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPPPパケットを作り、前記PPPパケットは、PPPヘッダ情報とPPPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  42. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、IPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがUDPである場合、前記パケットをUDPポートに送信し、
    前記サービスユーザがSCTPである場合、前記パケットをSCTPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  43. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のUDPパケットとSCTPパケットとのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからIPパケットを作り、前記IPパケットは、IPヘッダ情報とIPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記IPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  44. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、UDPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、前記パケットのサービスユーザを決定し、前記サービスユーザがFPである場合、前記パケットをFPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  45. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、FPパケット及びダウンリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットからUDPパケットを作り、前記UDPパケットは、UDPヘッダ情報とUDPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記UDPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  46. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のIub FPパケット及びIur FPパケットのうち1つを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットからの少なくとも1つのトランスポートブロックを送信することを有することを更に生じるもの。
  47. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のIub FPパケット及びIur FPパケットのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、前記FPパケットは、FPヘッダ情報とFPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記FPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  48. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記FPペイロード情報は、少なくとも1つのトランスポートブロックを有することを生じるもの。
  49. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットから品質推定フラグを取り出し、
    前記品質推定フラグを所定の値と比較し、
    前記比較に従ってダイバーシチ選択について前記パケットを選択することを有することを更に生じるもの。
  50. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットを複製し、
    前記RNCの少なくとも1つのマクロダイバーシチパスで前記複製パケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  51. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のMAC-Dパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットの少なくとも1つのトランスポートブロックのTFIの有効性を決定し、
    前記少なくとも1つのトランスポートブロックを解読し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記少なくとも1つのトランスポートブロックを送信することを有することを更に生じるもの。
  52. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のMAC-Dパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットの少なくとも1つのトランスポートブロックを暗号化し、
    前記少なくとも1つのトランスポートブロックのトランスポートフォーマットの組み合わせを決定し、
    前記トランスポートフォーマットの組み合わせを使用して、前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記少なくとも1つのトランスポートブロックを送信し、
    測定情報をレポートすることを有することを更に生じるもの。
  53. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のRLC-TMパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記パケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  54. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRLC-TMパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRLC SDUパケットを作り、前記RLC SDUパケットは、RLC SDUヘッダ情報とRLC SDUペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記RLC SDUパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  55. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケットは、アップリンク方向のDRパケットを有し、
    前記処理は、前記RNCのラインカードに前記DRパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  56. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケットは、ダウンリンク方向のDRパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックのRLCレイヤに前記DRパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  57. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPPPパケットを有し、
    前記処理は、前記プロトコルスタックの下位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  58. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のIPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPPPパケットを作り、前記PPPパケットは、PPPヘッダ情報とPPPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記PPPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  59. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、IPパケット及びアップリンク方向を有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがUDPである場合、前記パケットをUDPポートに送信し、
    前記サービスユーザがSCTPである場合、前記パケットをSCTPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  60. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のUDPパケットとSCTPパケットとのうち1つを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからIPパケットを作り、前記IPパケットは、IPヘッダ情報とIPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記IPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  61. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のUDPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットのサービスユーザを決定し、
    前記サービスユーザがRTPである場合に、前記パケットをRTPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  62. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからUDPパケットを作り、前記UDPパケットは、UDPヘッダ情報とUDPペイロード情報とを有し、
    前記プロトコルスタックの上位レイヤに前記UDPパケットを送信することを有することを更に生じるもの。
  63. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからGTPパケットを作り、前記GTPパケットは、GTPヘッダ情報とGTPペイロード情報とを有し、
    前記GTPパケットをUDPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  64. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のGTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPレイヤに送信することを有することを更に生じるもの。
  65. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、前記PDCPパケットのPDCPヘッダを圧縮することを有することを更に生じるもの。
  66. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、前記PDCPパケットのPDCPヘッダを解凍することを有することを更に生じるもの。
  67. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のPDCPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  68. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからPDCPパケットを作り、
    前記パケットをPDCPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  69. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRTPパケットを作り、前記RTPパケットは、RTPヘッダ情報とRTPペイロード情報とを有し、
    前記RTPパケットをUDPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  70. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPレイヤに送信することを有することを更に生じるもの。
  71. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、アップリンク方向のRTPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからFPパケットを作り、
    前記FPパケットをFPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  72. 請求項39に記載のものであって、
    前記格納された命令は、プロセッサにより実行されると、
    前記パケット形式は、ダウンリンク方向のFPパケットを有し、
    前記処理は、
    前記パケットからRTPパケットを作り、
    前記パケットをRTPポートに送信することを有することを更に生じるもの。
  73. ユーザ装置(UE)と、
    無線リンクで前記UEと通信するノードBと、
    前記ノードBと通信する無線ネットワークコントローラ(RNC)とを有する無線ネットワークであって、
    前記RNCは、複数のラインカードと、前記ラインカードの間で情報を通信するバックプレーンとを有し、前記ラインカードは、低速パス処理モジュール(SPPM)及び高速パス処理モジュール(FPPM)を有するIubラインカードと、SPPM及びFPPMを有するIuラインカードと、前記RNC用のアプリケーションを実行するホストラインカードとを有し、前記RNCは、前記ラインカードのネットワークプロセッサを使用してパケットの第1のセットを処理し、前記ラインカードの汎用プロセッサを使用してパケットの第2のセットを処理し、
    前記パケットの第1のセットはペイロード情報を有し、前記パケットの第2のセットは制御情報を有し、
    前記ネットワークプロセッサは、前記汎用プロセッサより高速にネットワークパケットを処理し、
    前記ペイロード情報は音声情報を有し、前記制御情報は非音声情報を有する無線ネットワーク。
  74. 請求項73に記載の無線ネットワークであって、
    前記FPPMは、ネットワークプロセッサを更に有し、
    前記ネットワークプロセッサは、一式のデータプレーンプロトコルの少なくとも一部を実装することにより、ペイロード情報を処理するようにプログラムされた無線ネットワーク。
  75. 低速パス処理モジュール(SPPM)と、
    高速パス処理モジュール(FPPM)と、
    制御情報を備えたパケットを前記SPPMにルーティングし、ペイロード情報を備えたパケットを前記FPPMにルーティングするスイッチングモジュールと
    を有する無線ネットワークコントローラ(RNC)のラインカードを有し、
    前記ラインカードは、前記RNCのバックプレーンを使用して複数のラインカードに情報を通信し、前記複数のラインカードの少なくとも1つは前記RNC用のアプリケーションを実行し、
    前記FPPMはネットワークプロセッサを有し、前記SPPMは汎用プロセッサを有し、
    前記ペイロード情報は音声情報を有し、前記制御情報は非音声情報を有する装置。
  76. 請求項75に記載の装置であって、
    前記FPPMは、ネットワークプロセッサを更に有し、
    前記ネットワークプロセッサは、一式のデータプレーンプロトコルの少なくとも一部を実装することにより、ペイロード情報を処理するようにプログラムされた装置。
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