JP4540539B2 - 埋込型照明器具の取り付け構造 - Google Patents
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Description
図6に従来型の照明器具100の全体構成を示す。照明器具100の本体ケース2は、底面視において略正方形状の箱型である。下端面は開口しており、該開口の周縁に沿って、天井への取付枠3が設けられている。
そこで、本体ケース2の一側板8bをひな壇状に形成して、該側板8bの略上半部に、水平方向端部間にわたって段部9bを設け、該段部9bに回路ボックス10を配置している。回路ボックス10の略半分の部分は段部9bに載って支持されており、残りの部分は本体ケース2の外側方に突出している。
段部9aは、本体ケース2を斜めにして回路ボックス10側から先に取付孔に入れる際、側板8a側の本体ケース2部材が天井材20に支えない程度の奥行きと高さをもって設けられている。
なお、回路ボックス10を部分的に突出させて設けるのは、本体ケース2内において蛍光灯をできるだけ中央に広く配置するスペースを確保するためである。なお、図中において、蛍光灯、蛍光灯支持具、給電ソケット、及び給電線は省略している。
本体ケース2の四つの側板のうち、段部を水平方向端部間にわたって設けていない対向する二側板7・7には、それぞれ二箇所ずつ平行に、合計四箇所にスライド孔5c・5c・・・を設けている。スライド孔5cは、縦長スリット状の孔であり、その上端部は側板7の略上端部に位置するとともに、下端部は側板7の略下端部に位置する。また、後述のスライド金具5の外部材を挿し入れるため、上端部のみ横幅を広く構成して挿入部としている。
以上のようにして、四箇所のスライド金具5・5・・・と取付枠3とで天井材20を挟み抑えつけることにより、照明器具100は天井材20に固定支持される。
下面セード14は縁部にセード枠14aを有する。下面セード14は、セード枠14aを取付枠3にかぶせるように取り付けられる。セード枠14aの周縁には垂直部が形成されており、本体ケース2に下面セード14を固定すると、該垂直部は取付枠3の側方を覆うとともに、取付バネ16・16・・・の付勢力によって該垂直部の上端は天井材20に密着する。
また、補助止具によって本体ケースを天井材等に仮止めをしてから止具を固定できるので、照明器具の取り付け作業を容易に行うことができる。
図1は本発明に係る照明器具の全体的な構成を示した斜視図、図2は本発明に係る照明器具の底面図である。
図3は本発明に係る照明器具のスライド金具を設けた面を示す側面図、図4は本発明に係る照明器具の板バネを設けた面を示す側面図である。図5はパッキンの構成の詳細を示した断面図である。
図6は従来型の照明器具の全体的な構成を示した斜視図である。
図1に示すように、照明器具1は略四角形状の角型照明器具である。
照明器具1は、下方を開放した略箱状の本体ケース2と、本体ケース2の対向する二側板7・7に設けた止具としてのスライド金具5・5・・・と、本体ケース2の下端に鍔状に設けた取付枠3と、を具備する。天井に開口した取付孔に本体ケース2を挿入して、スライド金具5・5・・・と取付枠3とにより天井材20の上下面を挟み抑えつけて、本体ケース2を天井材20に固定する。また、本体ケース2は、蛍光灯12a・12b・12cと回路ボックス10等を備えている。さらに、照明器具1は、本体ケース2に取り付ける密閉蓋状の下面セード14を具備する。以上の構成は、上述した従来の照明器具100と同一の構成である。
図1、2に示すように、従来の照明器具100と同様、照明器具1の本体ケース2は底面視において略正方形状の箱型である。下端面は開口しており、該開口の周縁に沿って、天井への取付枠3が設けられている。
図2に示すように、本体ケース2の上端面内側には、蛍光灯支持具11a・11b・11cをそれぞれ三箇所ずつ設けている。また、給電ソケット13a・13b・13cを設けている。そして、蛍光灯支持具11a・11b・11cに三本の丸型蛍光灯12a・12b・12cをそれぞれ取り付け、各蛍光灯12a・12b・12cに給電ソケット13a・13b・13cを差し込む構成となっている。(図1においては、蛍光灯、蛍光灯支持具、給電ソケットを省略。)
スライド金具5の概略構成について説明すると、図2に示すように、スライド金具5は、本体ケース2の外側をスライドする外部材5aと、内側をスライドする内部材5bとを有する。そして、両部材5a・5bを連結部材にて連結している。外部材5aと内部材5bの横幅は、挿入部以外のスライド孔5cの幅よりも大きく、一方、連結部材の横幅は挿入部以外のスライド孔5cの幅と略同じである。内部材5bは、スライド金具5を側板7に固定するためのロックレバーを有する。
本発明に係る照明器具1においては、図4(a)、(b)に示すように、スライド金具5を設けていない二側板8a・8bに、補助止具として一対の板バネ4・4を設けている。板バネ4・4は、各側板8a・8b外面の水平方向中央部の略下端部に設けられる。これにより、各側板8a・8bにおいて取付枠3を天井材20に密着させ、室内の気密性を保つことができる。
板バネ4・4は板状の鉄片に次に説明する初期形状を与えたものである。図3において、板バネ4・4の初期形状を二点鎖線で示している。初期形状において、板バネ4・4は、側板8a・8bの板バネ取付部から、想定される天井材20の最大板厚分に略相当する長さだけ斜め上方に延出して、略水平方向に屈曲している。この斜め上方への延伸部は板バネ4・4の天井材20との当接部4aを成している。該当接部4aより先の水平延伸部の先端は下向きに屈曲して鉤状になっており、本体ケース2が取付孔から抜け落ちるのを防ぐ役割を果たす。
まず、回路ボックス10側(側板8b側)の板バネ4を手で押さえて上方に曲げておきながら、本体ケース2を斜めにして、回路ボックス10の突出部から先に天井の取付孔に入れる。これにより板バネ4の当接部4aを側壁8bと天井材20とに挟まれた状態にして、次に、対向する側板8a側の板バネ4を同様に手で押さえて上方に曲げておきながら、本体ケース2の側板8a側を持ち上げて取付孔に入れる。これにより、図3に示すように、本体ケース2は取付孔にはまり込む。それと同時に、板バネ4・4の当接部4aは側板8a・8bと天井材20とに挟み込まれた状態になる。なお、本体ケース2は板バネ4・4によって天井材20に仮止めされた状態になっている。
以上のように、板バネ4・4とスライド金具5・5・・・により、天井材20に取付枠3が密着した状態で、本体ケース2は天井材20に固定支持される。
それに対して、本発明に係る照明器具1においては、二側板8a・8bの中央部に設けた板バネ4・4の付勢力によって、本体ケース2が照明器具1の自重によって撓もうとするのを阻止して、取付枠3を天井材20に密着させる。これにより、天井の取付孔を介した室内外の空気の流通が妨げられる。また、天井材20とセード枠14aとの隙間も解消され、本体ケース2のスライド孔5c・5c・・・を介した室内外の空気の流通も妨げられる。したがって、室内の気密性を保つことができ、室内の保温性や冷暖房効率を損なわずにすむ。
以上のように、本発明に係る埋込型照明器具1においては、板バネ4・4を用いた簡単な構成によって、器具の上下幅を変更することなく、気密性維持の課題を達成している。
また、本実施形態においては、補助止具として板バネ4・4を用いたが、他の手段を補助止具として用いることもできる。天井材20に対して本体ケース2を持ち上げて支持する力を発生させる機能を有するならば、形状、材料等は限定されるものでない。
以上に本発明に係る照明器具の実施形態を示した。なお、本発明に係る照明器具は、上述した構成のものに限らず、本発明を特徴付ける思想に基づいて自由に構成することができることは当業者によって容易に理解できよう。
2 本体ケース
3 取付枠
4 板バネ
5 スライド金具
6 パッキン
7・7 側板
8a・8b 側板
9a・9b 段部
10 回路ボックス
14 下面セード
14a セード枠
20 天井材
Claims (3)
- 下方を開放した略箱状の本体ケースと、
該本体ケースの対向する二側板に設けた止具と、
前記本体ケースの下端に鍔状に設けた取付枠と、を具備し、
天井等に開口した取付孔に前記本体ケースを挿入して、前記止具と前記取付枠とにより天井材等の上下面を挟み抑えつけて、前記本体ケースを前記天井材等に固定する埋込型照明器具において、
前記本体ケースの前記止具を設けない他の対向する二側板に、前記天井材等に対して前記本体ケースを持ち上げて支持する力を発生させる補助止具を設けたことを特徴とする埋込型照明器具の取り付け構造。 - 前記取付枠の前記天井材等と接触する部分にシール部材を設けた、請求項1に記載の埋込型照明器具の取り付け構造。
- 前記埋込型照明器具は、前記本体ケースに取り付ける密閉蓋状のセードを具備するものであって、
該セードは、前記取付枠にかぶせるセード枠を有し、
前記取付枠又は前記セード枠の少なくとも一方に、前記セード枠と前記天井材等との間隙を介した室内外の空気流通を妨げるシール部材を設けた、請求項1に記載の埋込型照明器具の取り付け構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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