JP4539998B2 - 通信ネットワークにおける呼出転送ループの防止 - Google Patents

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Description

本発明は通信ネットワークに関する。より詳細には、本発明は疎結合ネットワークを共に形成する2つのネットワークの間における通信の転送に関する。
例えば、企業サーバなどのWLANサーバによりサポートされている無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)や、移動交換局(MSC)によりサポートされているセルラー・ワイドエリアネットワーク(WAN)を含む疎結合ネットワークは、高速な無線インターネット接続、電話サービスの代替となる安価なサービス及び他のリアルタイムアプリケーションをユーザに提供する。デュアル・モード機能を備える無線通信ユニットは、通信ユニットがWLANにおいて動作しているときには企業サーバを通じて、また、通信ユニットがWLANの外にあるときにはWANを通じて、音声・データ通信機能を提供することができる。
このような両用(dual−use)即ちデュアル・モードの通信ユニットは、疎結合ネットワーク内においてWLANカバレッジとWANカバレッジとの間を移動するとき、呼出転送を用いて、通信ユニットのWLAN番号宛のWLAN呼出をその通信ユニットのセルラー番号即ちWAN番号に経路指定することができる。また反対に、通信ユニットのセルラー番号即ちWAN番号宛の呼出をその通信ユニットのWLAN番号に経路指定することができる。通信ユニットが例えばWLANにおいて利用可能でないときなど、一定の呼出条件の下では、WLANは呼出転送を実行し、例えばWANなど別のネットワークに呼出を送ることができる。しかしながら、WANも呼出転送を実行しており、呼出を通信ユニットに送ることが不可能であるため、呼出をWLANに送り返すとき、呼出転送ループ即ち巡回呼出転送ループが形成される場合がある。
したがって、呼出転送により無線通信ネットワークにおいて形成される呼出転送ループを解消する必要がある。
全体的には、本発明は、セルラー電話機、双方向無線機、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)ユニット(局、即ち、802.1x仕様におけるSTA)など、多くの場合には通信ユニット又は加入者ユニットと呼ばれる無線通信デバイス又はユニットと、そうした通信ユニットに音声・データ通信サービスなどのサービスを提供する通信システムとに関する。より詳細には、種々の発明概念及び原理は、通信ユニットが疎結合ネットワークにおいて2つの無線通信システムのそれぞれのサービスの間を移動するときに形成される巡回呼出転送ループを防止するためのシステム、通信ユニット及びシステムアクセスポイント並びにそれらにおいて実施される方法により実施される。巡回呼出転送ループは、より一般的には呼出転送ループと呼ばれる。本明細書においては、通信ユニットという用語は無線加入者デバイス、加入者デバイス又は加入者ユニットと交換可能に用いられる場合があるが、これらの用語の各々は、通常、ユーザに関連するデバイスを示すことに留意されたい。このようなユニットの例としては、パーソナルデジタルアシスタント、個人割当パッド(personal assignment pad)、無線動作を備えるパーソナルコンピュータ、セルラーハンドセット若しくはデバイス又はこれらの均等物などがある。
特に対象となる通信ユニットは、通常、WLAN機能と呼ばれるIEEE802.11、IEEE802.15、Bluetooth(登録商標)又はHiper−Lanなど
の近距離通信機能と、従来の無線通信機能との両方を提供すること又は補助することが可能な両用即ちデュアル・モードのユニットであり、好適には、CDMA、周波数ホッピング又はTDMA接続技術と、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)や、ボイスオーバインターネットプロトコル(Voice Over IP)、インターパケット交換/逐次パケット交換(IPX/SPX)、ネットワーク基本入出力システム(Net BIOS)、GSM、UMTS、ワイドバンドCDMAその他のプロトコル構造をサポートするH.323及びセッション開始プロトコル(SIP)などのプロトコルなど、種々のネットワーク・プロトコルのうちの1つ以上とを利用する。
図1を参照しながら、呼出転送ループの解消され得る概略の代表的な環境即ちシステム10について説明する。システム10は一般に疎結合ネットワークを含む。この疎結合ネットワークでは、デュアル・モード第1通信ユニット即ち両用第1通信ユニット(第1の通信ユニット)12は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)14、より一般的には第1の通信ネットワーク、のサービス、即ち、WLAN14により提供されるサービスと、セルラー・ワイドエリアネットワーク(WAN)16、より一般的には第2の通信ネットワーク、のサービス、即ち、WAN16により提供されるサービスとの間で移動することが可能である。また、第2の通信ユニット18は、公衆交換電話網(PSTN)20を通じて第1の通信ユニット12と通信可能である。
第1の通信ユニット12は、WLAN番号、より一般的には第1のネットワーク番号P1と、WAN番号、より一般的には第2のネットワーク番号P2との両方を有する。また、本明細書全体を通じて用語「番号」を用いるが、ユーザ識別子が関連付けられている特定の通信ユニットに応じて「番号」がIPアドレス、セッション開始プロトコル(SIP)URI又は固定若しくは無線の回線番号など、より広範な任意のユーザ識別子を意味することが、当業者には理解されるであろう。
第2の通信ユニット18は、例えば、WAN16を通じて通信可能な従来のセルラーデバイス又はWLAN14を通じて通信可能な従来の有線デバイス若しくはインターネットプロトコル(IP)デバイスなど、任意の種類の通信ユニットであってよい。しかしながら、説明のため、一般に第2の通信ユニット18を、PSTN20を通じて第1の通信ユニット12との通信の確立を試行するデバイスとして説明及び図示する。
さらに、システム10にはWLAN14及びWAN16により形成される疎結合ネットワークを示すが、より一般的には、この疎結合ネットワークは、デュアル・モード通信ユニットが動作可能であり、かつ、このデュアル・モード通信ユニットがWLAN14及びWAN16のそれぞれのサービス・エリア間を移動することにより巡回呼出転送ループが形成され得る任意の2つの通信ネットワークから形成され得る。このような疎結合ネットワークは、例えば、ホームネットワーク及びセルラーネットワーク、ホームネットワーク及びオフィスネットワーク、オフィスネットワーク及びセルラーネットワーク、オフィスネットワーク及びオフィスネットワーク、ホームネットワーク及びホームネットワーク、上述の任意のネットワークに接続されている電子メールネットワーク又は上述の任意のネットワークに接続されているマルチメディアネットワークにより形成され得る。
WLAN14は企業サーバ21を備える。企業サーバ21はWLANアクセスポイント(WLAN AP)22など1つ以上のアクセスポイントに接続されており、第1の通信ユニット12に企業ボイスメール24を供給する。好適には、当業者には周知のように、WLAN14は呼出設定及び呼出制御のためにセッション開始プロトコル(SIP)を用い、SIPレジストラ26を備える。SIPレジストラ26は、第1の通信ユニット12がWLAN14においてWLANモードで動作しているときに第1の通信ユニット12の位置を追跡して記録するためのデータベースであり、構内交換機(PBX)又はネットワ
ーク交換機即ち交換機能28内に格納されるか、或いはPBX28とは別に格納される。これに代えて、WLAN14は呼出設定及び呼出制御のために従来の電話プロトコルを用いてもよい。PBX28は当業者には周知のようにWLAN14内で呼出を交換するためのものであるが、以下でより詳細に説明するように、呼出転送ループ解消ルーチンの種々の実施形態を実装又は補助する。
WAN16は、BTS30など1つ以上のセルラー基地局発信機(BTS)及び移動交換局(MSC)32を含め、周知の構成要素を備える。BTS30は、WLAN14により提供されるカバレッジと重なるか或いは重ならない、セルラーWANカバレッジを提供する。加えて、WAN16は従来のホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)34を備える。HLR34はMSC32内に格納されるか或いはMSC32とは別に格納されるデータベースであり、当業者には周知のように、第1の通信ユニット12がWAN16においてセルラーモード即ちWLANモードで動作しているとき、第1の通信ユニット12の位置を記録するためのものである。
図2により詳細に示すように、PBX28は、例えば、Avaya MultiVantage(商標)コントローラなど、呼出コントローラ即ちコントローラ36を備える。コントローラ36はゲートウェイ42に対する呼出を設定するとともに、プロセッサ38及び対応するコントローラ・メモリ40を備える。当業者には周知のように、ゲートウェイ42は音声及びデータ・トラフィックを交換し、PBX28を通じてWLAN AP22をPSTN20に接続する。これに代えて、ゲートウェイは、例えば、一連のリレー又はデジタル交換機など、任意の交換構成要素又は交換機構であってよい。以下にさらに詳細に説明するように、コントローラ・メモリ40はPBXオペレーティングシステムと、例えば、パケットデータ交換・経路指定ルーチン、幹線回線交換・経路指定ルーチン及び多くの新規ルーチン又は全ての新規ルーチンなどのソフトウェアルーチンと、プロセッサ38がシステム10内の巡回呼出転送ループを解消するために必要な機能とを備えるようにプログラムされる。
WLAN即ち第1のネットワーク14は、WLAN番号即ち第1のネットワーク番号P1と、第1の通信ユニット12の対応するWAN番号、セルラー番号、即ち第2のネットワーク番号P2との両方を記憶することに留意されたい。好適には、この情報はPBX28において記憶される。WLAN14は、SIPレジストラ26から又は第1の通信ユニット12からの提供を介して、この情報を入手することが可能である。WLAN14は、第1の通信ユニット12に対するP1による呼出を受信し、その呼出がWLAN14においては配信が不可能であるとき、この情報を用いて、この呼出を第2のネットワーク番号P2によりWAN16に転送することが可能である。
さらに、システム10内の又は任意の疎結合ネットワーク内の巡回呼出転送ループを防止するためのルーチン及び機能を、PBX28のみならず、システム10内のPBX28以外の位置において、ハードウェア、ソフトウェア又はその両方の組み合わせを通じて全体的に又は部分的に実施してよいことに留意されたい。代替の位置としては、例えば、PSTN20、MSC32又は必要な交換機能及びサーバ機能を備える任意の他の位置などがある。
WLAN即ち第1のネットワーク14は、呼出をWAN即ち第2のネットワーク16における通信ユニット12の第2の番号に対する転送番号に関連付けるため、幾つかの方法のうちの1つを用いてよい。これらの方法により、転送番号など、第1の通信ユニット12のWAN番号P2に対する転送情報が、MSC32にプログラムされる。転送情報は、無条件呼出転送番号(CFU;Unconditional Call Forwarding number)などの無条件転送情報及び条件付き呼出転送情報のうちの1つ以
上から構成され得る。条件付き転送情報は、WAN16において第1の通信ユニット12が話中(Busy)である(CFB)とMSC32が判定したとき、MSC32により用いられる呼出転送番号であってもよく、WAN16において第1の通信ユニット12が到達不能(Not Reachable)である、即ち、応答しない(Not Reply)とき(CFNR)に用いられる呼出転送番号であってもよい。
WLAN14が呼出を転送番号に関連付けるための1つの方法は、第1の通信ユニット12が第1のネットワークにおいて動作しているとき、WLAN14が第1の通信ユニット12に転送情報又は転送番号を提供することである。即ち、第1の通信ユニット12は1つ以上の転送番号を受信し、この1つ以上の転送番号を、例えば内部メモリに、記憶する、即ち、保持する。第1の通信ユニット12は、WAN16に進入するとき及び退出するとき、MSC32における転送情報を操作するようにプログラムされる。好適には、WLAN14その他のエンティティは、条件付き転送番号及び無条件転送番号の両方を提供する。
一部の実施形態では、第1の通信ユニット12は次のように転送情報を操作するようにプログラムされる。第1の通信ユニット12は、WAN16に進入してWAN16において動作を開始するとき、第1の通信ユニット12のWAN番号P2としてMSC32が記憶している無条件転送情報又は番号を消去するよう、MSC32に要求する。また、第1の通信ユニット12は、WAN番号P2に対する条件付き転送情報又は番号をWLAN14により予め提供されている条件付き転送番号と設定するよう、MSC32に要求する。第1の通信ユニット12は、WAN16から退出するとき、WAN16における動作の終了より前に、WAN番号P2に対する無条件転送情報又は番号をWLAN14により予め提供されている無条件転送番号と設定するよう、MSC32に要求する。
WLAN14が呼出を転送番号に関連付けるための別の方法は、WLAN14がMSC32における転送情報を直接的に操作することが可能であるように、WLAN14が第2のネットワークのMSC32へのウェブ・インタフェース又は別のインタフェースを用いることである。通常、このことは、PBX28など、第1の通信ユニット12がWLAN14に進入しているか或いは退出しているかを検出することが可能な、WLAN14におけるエンティティにより行われる。好適には、WLAN14は、第1の通信ユニット12に対する条件付き転送番号及び無条件転送番号の両方を有する。
WLAN14は転送情報を次のように操作する。WLAN14は、第1の通信ユニット12がWLAN14から退出するためWAN16に進入し得ることを検出するとき、通信ユニット12のWAN番号P2としてMSC32が記憶している無条件転送番号を消去するよう、MSC32に要求する。また、WLAN14は、WAN番号P2に対する1つ以上の条件付き転送番号を第1の通信ユニット12に対する条件付き転送番号と設定するよう、MSC32に要求する。また、WLAN14は、第1の通信ユニット12がWLAN14に進入するためWAN16から退出し得ることを検出するとき、WAN番号P2に対する無条件転送番号を第1の通信ユニット12に対する無条件転送番号と設定するよう、MSC32に要求する。WLAN14がMSCにおけるWAN番号P2に対する転送情報を直接的に操作するには、P2を有する第1の通信ユニット12とMSC32との間で用いられるパスワード及びユーザIDなどのセキュリティ情報を、WLAN14が認識していることが必要な場合がある。
呼出を転送番号に関連付けることにより、第1の通信ユニット12がWAN16を退出した後には、MSC32により第1の通信ユニット12のWAN番号P2宛の呼出は無条件転送番号に転送され、第1の通信ユニット12がWAN16において動作しておりWAN16において到達可能であるときには、WAN番号P2宛の呼出は転送されずにWAN
16を介して第1の通信ユニット12に宛てられ、第1の通信ユニット12がWAN16において動作しているが、話中であるため又は応答しないためWAN16に到達不可能であるときには、WAN番号P2宛の呼出は条件付き転送番号に転送される。無条件呼出転送番号であるCFUとしては、通常、企業番号即ちWLAN14の番号、P1が選択される。条件付き呼出転送番号であるCFB/CFNRとしては、通常、企業、第1のネットワーク即ちWLANの番号P1、又はWLAN14において終端されるボイスメール番号が選択される。このボイスメール番号は、第1の通信ユニット12が番号P1とは異なる別個の番号を有する第1のネットワークボイスメール14を備える場合にのみ用いられ得る。
ここで図1,2を参照するとともに、図3〜7を参照して、巡回呼出転送ループを防止するための幾つかのルーチンについて説明する。これらのルーチンの説明の全体を通じて、第1の通信ユニット12は企業モード即ちWLANモードで動作しておらず、したがって、WAN16においてセルラーモード即ちWANモードで動作しているか、或いは、例えば、ユーザによりスイッチがオフにされている場合など、全く動作していないと仮定する。さらに、第1の通信ユニット12は企業番号即ちWLAN番号P1及びセルラー番号即ちWAN番号P2の両方を有するようにプログラムされている、即ち、両方を認識すると仮定する。また、他に記載のない限り、第2の通信ユニット18は最初に配線PSTN回線を通じて第1の通信ユニット12の企業番号P1に呼出を行うと仮定し、第1の通信ユニット12は、例えば別の呼出により、話中であるか、或いは、WAN16により到達可能でないと仮定する。
しかしながら、図1の構成は例示的な構成に過ぎないこと、また、下記のルーチンは、それぞれの通信ユニットのシステム位置又はネットワーク位置及び通信ユニットの種類に関わらず、通信ユニットが別の通信ユニットのIP番号、セル番号又は固定回線番号に呼出を行い、1つのネットワークにより異なるネットワークを介して他の通信ユニットに呼出が転送される任意の疎結合ネットワーク・シナリオに適用可能であることを理解されたい。さらに、一般にPBX28という語によりPBX28の動作について説明するが、PBX28の機能はコントローラ・メモリ40にプログラムされ、このコントローラ・メモリ40がプロセッサ38の動作を制御することも理解されたい。
図3には、第1の通信ユニット12における別個のボイスメール番号の使用により巡回呼出転送ループを防止するための、第1のルーチンを示す。50にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12の企業(WLAN)番号P1への呼出を開始する。しかしながら、52にて、PBX28は第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定し、この呼出を第1の通信ユニット12のセルラー(WAN)番号P2に転送する。
加えて、52における呼出の転送の前に、転送と同時に又は転送の後に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を呼出転送番号に関連付ける。この呼出転送番号は、例えば、特定人宛てのボイスメール番号P3である。この番号P3はWLAN14、詳細にはPBX28にて終端される。したがって、第1の通信ユニット12が条件付き呼出転送シナリオ(即ち、呼出話中、到達不能、応答しない、アラート中転送、又は転送即時応答)又は無条件呼出転送シナリオ(即ち、MSC32が第1の通信ユニット12を呼び出すことなく、かつ、第1の通信ユニット12の状態を確認することなく、いずれの呼出も第1の通信ユニット12に転送するように指示されている)により、WAN16を介して呼出を受容することが不可能なとき、MSC32は呼出を呼出転送番号に転送する。この場合には、呼出転送番号はボイスメール番号P3に等しい。電話番号が等しいことにより、電話番号に対する呼出の経路指定に影響を与えない国コード、エリアコード、括弧、空白及びダッシュの有無などの差異は許容されることを理解されたい。
54にて、PBX28はWAN16からボイスメール番号P3に対する呼出を受信する。56にて、ゲートウェイ42により呼出が交換されるため、PBX28は特定人宛てのボイスメール番号P3がボイスメール番号であることを検出し、第1の通信ユニット12のWLANボイスメール24のボイスメール番号P3に関連付けられているボイスメールボックスに呼出を転送する。PBX28がWLANボイスメール24に呼出を転送すると、ルーチンは終了する。
図4には、呼出者IDなど、第1の通信ユニット12への呼出に対応する識別データの使用により巡回呼出転送ループを防止するための、第2のルーチンを示す。60にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12の企業(WLAN)番号P1への呼出を開始する。しかしながら、62にて、PBX28は第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定し、この呼出を第1の通信ユニット12のセルラー番号P2に転送する。加えて、62における呼出の転送の前に、転送と同時に又は転送の後に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を第1の通信ユニット12のWLAN番号P1に等しい転送番号に関連付ける。64にて、PBX28がこの呼出を受信することや、又は、例えば転送番号がP1に等しいために、WAN16から企業番号P1に宛てて戻される別の呼出を受信することにより、所定の呼出転送条件が存在する。より詳細には、少なくとも第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないときには、PBX28のコントローラ・メモリ40は呼出ループ形成防止処置を適用して、例えば呼出者識別データなど、第1の通信ユニット12に対する任意の着信呼出の第1の識別データ、特に60にて開始された呼出に対する第1の呼出者IDを記憶する。また次に、64にてWAN16から別の呼出を受信するとき、PBX28のコントローラ・メモリ40は呼出の第1の識別データ即ち呼出者識別データを第2の識別データ即ち呼出者識別データと比較するか、或いは、呼出の第2の呼出者識別データを記憶する。
続いて、66にて、第1の識別データを第2の識別データと比較することにより呼出転送ループが示される場合、PBX28は第1の通信ユニット12のWLANボイスメール24に呼出を転送する。一部の実施形態では、第1の呼出者識別データが第2の呼出者識別データと一致するために呼出転送ループが示されるとき、第2の呼出はボイスメール24に転送されて、ルーチンが終了する。この第2のルーチンにより、第2の通信ユニット18における呼出者の呼出者IDとは異なる呼出者IDを有する第3の呼出者が企業番号P1を呼び出すことが可能となるとともに、企業番号P1への呼出がセルラー番号P2に適正に転送されることが可能となることに留意されたい。
転送番号は、WLANにて終端されるとともに、例えば、WLANにおける通信ユニットに対する標識番号その他の番号として作用する、第3のネットワーク番号P1’であってもよいことに留意されたい。呼出が第3のネットワーク番号宛であるときには、その呼出を第1のネットワークボイスメールに転送することも可能であり、これに代えて、通信ユニットがWLANにおいて動作している場合には、通信ユニットに転送することも可能である。そのため、呼出の出所を判定する必要なく、これらの呼出をボイスメールに送ることができるという利点が生じる。また、WLAN即ち第1のネットワークにて終端される、即ち、WLAN即ち第1のネットワークへの経路指定が可能である、比較的多くの番号を用いることに関する問題が存在する。これらの番号が一時的な経路指定状況においてのみ用いられる場合、PBX28は第2のネットワークから経路指定して戻される呼出に対しては通信ユニットに一時的に番号を割り当て、通信ユニットが再びWLAN即ち第1のネットワークにおいて動作するとき、その番号を他のユニットに再び割り当てることが可能である。
図5には、呼出に対応する識別データを用いる、より詳細には、第1の通信ユニット1
2宛の呼出に対する呼出者識別データに対し、ループの証印(indicia)、より詳細には、呼出プレフィックス又はサフィックスを追加することにより、呼出転送ループ即ち巡回呼出転送ループを防止するための、第3のルーチンを示す。70にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12の企業(WLAN)番号P1への呼出を開始する。次に、PBX28は、この呼出に対する呼出者識別データを読み出す。しかしながら、72にて、PBX28は第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定し、この呼出を第1の通信ユニット12のセルラー番号P2に転送する。また、72にて、コントローラ38は呼出ループ形成防止処置を適用して、70において呼出に対して読み出された呼出者識別データに対し、例えばプレフィックスなど、ループ証印を追加することにより、転送された呼出に対する識別データを構築し、その結果を、例えば、呼出に対する呼出設定メッセージに呼出者識別データを含むループ証印を含めることにより、例えば、転送される呼出に記憶する。プレフィックスは、例えば、999などであってよい。通常、識別データ、例えば呼出設定メッセージなどは、PBX28とセルラーネットワーク即ちWAN16との間において用いられている特定の通信プロトコルによる呼出と共に発信される。加えて、72における呼出の転送の前に、転送と同時に又は転送の後に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を第1の通信ユニット12のWLAN番号P1に等しい転送番号に関連付ける。
74にて、呼出が第1の通信ユニット12に対し転送される場合、呼出が転送される前に呼出者識別データに追加されたプレフィックス又はサフィックスを除去するようにMSC32をプログラムするか、或いは、ユーザに呼出者識別データを表示する前にプレフィックス又はサフィックスを除去するように第1の通信ユニット12をプログラムする必要がある。76にて、MSC32が第1の通信ユニット12に呼出を転送せず、企業番号P1に対して呼出をPBX28に送り返すため、所定の呼出転送ループ条件が生じる場合、プロセッサ38はMSC32から戻される呼出に対応するループ証印を確認し、これをWANに最初に転送された呼出に対するループ証印と比較する。78にて、一致が見出されて呼出転送ループが示されるとき、PBX28は呼出を第1の通信ユニット12のWLANボイスメール24に転送する。1つのプレフィックス又はサフィックスが用いられるとき、プロセッサ38はプレフィックス又はサフィックスが存在するか否かを判定することに留意されたい。プレフィックス又はサフィックスが検出される場合、条件付き呼出転送シナリオ又は無条件呼出転送シナリオにより、第1の通信ユニット12がWANにおいて呼出を受容することが不可能であると示される。このとき、ルーチンは終了する。
図6には、識別データの使用、詳細には、第1の通信ユニット12における呼出発生数に対する所定の制限により巡回呼出転送ループを防止するための、第4のルーチンを示す。一部の実施形態では、この所定の制限は、例えば1つの作動呼出及び1つの保留呼出など、2つに設定される。しかしながら、特定のネットワーク動作パラメータにより、この制限が設定されてよい。
80にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12の企業(WLAN)番号P1に対する呼出を開始する。しかしながら、82にて、PBX28は第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定し、この呼出を第1の通信ユニット12のセルラー番号P2に転送する。加えて、52における呼出の転送の前に、転送と同時に又は転送の後に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を第1の通信ユニットのWLAN番号P1に等しい転送番号に関連付ける。また、84にて、PBX28は呼出ループ形成防止処置を適用して、第1の通信ユニット12に対し転送されている呼出が第1の通信ユニット12に対する呼出発生であると確認及び判定する。PBXは記憶されている記録した呼出発生数を読み出してインクリメントし、PBX28に認識されている、第1の通信ユニット12に対する記録した呼出発生数を更新して記憶する。典型的な通信ユニットは、1つの作動呼出及び1つの保留呼出など、同時に2つの呼出発生しか処理でき
ないことに留意されたい。当業者には周知のように、転送された呼出を第1の通信ユニット12が終端させるときPBX28に対し通知されるため、PBX28は転送された呼出の持続時間を判定するとともに、成功裏に転送され第1の通信ユニット12において作動する呼出の事例の数、即ち、呼出発生数を推定することが可能である。詳細には、転送された呼出が終端されたとPBX28に対し通知されると、PBX28はPBX28が認識している第1の通信ユニット12に対する呼出発生数をディクリメントする。
84にて、所定の呼出転送条件が存在するために、PBX28はWAN16から戻される呼出を受信する。84においては、PBX28は、呼出を企業番号P1に対する着信呼出として認識するので、84における呼出が80における呼出に関連するか否かの判定を試行しない。むしろ、まだ呼出転送ループ条件を検出していないため、86にて、再びPBX28は第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定して、再び呼出を第1の通信ユニット12のセルラー番号P2に転送する。88においては、再びPBX28は、呼出を企業番号P1に対する着信呼出として認識するので、84における呼出が80又は84における呼出に関連するか否かの判定を試行しない。しかしながら、86又は88にて、PBX28は第1の通信ユニット12に対して2つの転送された呼出発生が存在すると確認及び判定する。2つの呼出発生が第1の通信ユニット12において許容される呼出発生数の所定の制限である場合、PBX28は呼出を第1の通信ユニット12のボイスメール24に転送する。基本的には、PBXは通信ユニットにおいて記録した呼出発生数を記憶し、呼出の転送される毎にこの記録した数をインクリメントし、ある時点において、記録した呼出発生数を制限と比較することにより、制限が満たされていると判定して呼出転送ループを示すか、或いは、少なくとも通信ユニットに追加の呼出を転送する理由が存在しないことを示し、したがって、呼出を通信ユニットの第1のネットワークボイスメールに転送する。このとき、ルーチンは終了する。
この時点において、ボイスメール24への呼出が終了するときを認識するようにPBX28がプログラムされていることに留意されたい。続いて、88に示すように、PBX28は呼出を終端させ、MSC32に通知する。MSC32は86において開始された呼出を終了させ、PBX28に通知する。PBX28は84において開始された呼出を終了させ、MSC32に通知する。次に、MSC32は82において開始された呼出を終了させ、PBX28に通知する。PBX28は80において開始された呼出を終了させる。
図7には、第1の通信ユニット12への呼出に関連して、移動体加入者統合サービスディレクトリ番号(MSISDN;Mobile Subscriber Integrated Services Directory Number)データ・セット又はデータの使用により巡回呼出転送ループを防止するための、第5のルーチンを示す。当業者には周知のように、MSISDNデータは、例えば、統合サービスディレクトリ番号プライマリレートインタフェース(ISDN PRI;Integrated Services Directory Number Primary Rate Interface)プロトコル、Q.931プロトコル、シグナリングシステムNo.7ISDNユーザパート(SS7 ISUP)プロトコル、又はこの種のデータを搬送する任意の他のプロトコルによりサポートされているネットワークにおいて開始される呼出に関連するデータである。MSISDNデータにより、呼出者、被呼出者並びに被呼出者番号(CdPN;Called Party Number)、呼出者番号(CgPN;Calling
Party Number)、オリジナル被呼出番号(OCN;Original Called Number)及びリダイレクト番号(その呼出を最後にリダイレクトする即ち転送するもとの番号であるRGN;Redirecting Number)などのリダイレクト電話番号が識別される。
92にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12の企業(WLAN)番号
P1への呼出を開始する。しかしながら、94にて、第1の通信ユニット12がWLAN16において動作していないため、PBX28は呼出を第1の通信ユニット12のWAN番号P2に転送する。また、94にて、PBX28のプロセッサ38は転送される呼出に、第2の通信ユニット18の番号であるCgPN、通信ユニット12の企業番号P1であるOCN、及び第1の通信ユニット12の企業番号P1であるRGNのうちの1つ又は全てを含める。加えて、94における呼出の転送の前に、転送と同時に又は転送の後に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を第1の通信ユニット12のWLAN番号P1に等しい転送番号に関連付ける。96にて、所定の呼出転送条件が存在するとき、MSC32は企業番号P1に対して呼出をPBX28にリダイレクトして戻す。また、96において、MSC32はリダイレクトされる呼出に、第2の通信ユニット18の番号であるCgPN、第1の通信ユニット12の企業番号P1であるOCN、及び第1の通信ユニット12のWAN番号P2であるRGNのうちの1つ又は全てを含める。次に、98にて、PBX28は受信された呼出に存在するMSISDNを判定する。98にて、受信された呼出にRGNが存在し、かつ、RGNが呼出の受信される企業番号P1に対応するセルラー番号P2に等しいことにより、巡回呼出転送ループが存在することを示すとき、PBX28は呼出を第1の通信ユニット12のボイスメール24に転送する。PBX28は92における呼出を含め、企業番号P1に対する受信された呼出のいずれをも検査するが、92における呼出はオリジナルの呼出であるためRGNは存在し得ないことが、当業者には理解されるであろう。このとき、ルーチンは終了する。
この時点において、PBX28が企業番号P1に対して現在転送されている全ての呼出に対するOCNを記憶し、企業番号P1に対する受信された呼出の各々におけるOCNを解析することにより、ボイスメール24への呼出転送をトリガすることも可能であることに留意されたい。次に、受信されたOCNと記憶しているOCNとの一致を検出するとき、或いは、OCNが第2のネットワーク番号P2に等しいとき、PBX28は呼出をボイスメール24に転送する。
上述にて図7により説明したMSISDNデータ・セットに加えて、図8には、PBX28においてオリジナルの呼出を受信するより前にPBX28においてOCN又はRNGを用いて、WLAN14において動作している第1の通信ユニット12へ呼出を転送することにより巡回呼出転送ループを防止するための、第6のルーチンを示す。より詳細には、194にて、第2の通信ユニット18は第1の通信ユニット12のセルラー(WAN)番号P2への呼出を開始する。196にて、所定の呼出転送条件が存在するとき、MSC32は企業番号P1に対して呼出をPBX28にリダイレクトする。また、196にて、MSC32はリダイレクトされる呼出に、第2の通信ユニット18の番号であるCgPN、第1の通信ユニット12のWAN番号P2であるOCN、及び第1の通信ユニット12のWAN番号P2であるRGNのうちの1つ又は全てを含める。随意で、198にて呼出を受信するより前に、WLAN14はセルラー番号P2宛の呼出を、第1の通信ユニット12のWLAN番号P1に等しい転送番号に関連付ける。198にて、転送された呼出を受信すると、PBX28は受信された呼出に存在するMSISDNを判定する。受信された呼出にRGNが存在し、RGNが呼出の受信される番号P1の企業WLAN番号P1に対応するセルラーWAN番号P2に等しく、かつ、第1の通信ユニット12がWLAN14において動作していないと判定することにより、巡回呼出転送ループが存在し得ることを示すとき、PBX28は呼出を第1の通信ユニット12のボイスメール24に転送する。これに代えて、PBX28は受信された呼出にOCNが存在し、OCNが企業WLAN番号P1に対応するセルラーWAN番号P2に等しいと判定することにより、巡回呼出転送ループが存在し得ることを示してもよい。呼出がボイスメール24に転送されると、ルーチンは終了する。
本発明により巡回呼出転送ループを防止するためのルーチンが実装される例示的な通信環境の代表的略図。 図1の構内交換機(PBX)のより詳細なブロック図。 巡回転送ループを防止するための第1のルーチンを示すラダー図。 巡回転送ループを防止するための第2のルーチンを示すラダー図。 巡回転送ループを防止するための第3のルーチンを示すラダー図。 巡回転送ループを防止するための第4のルーチンを示すラダー図。 巡回転送ループを防止するための第5のルーチンを示すラダー図。 巡回転送ループを防止するための第6のルーチンを示すラダー図。

Claims (5)

  1. 疎結合ネットワーク内の第1のネットワーク及び第2のネットワークにおいて動作可能であり、かつ、第1のネットワーク番号及び第2のネットワーク番号並びに第1のネットワークボイスメールをそれぞれ有する通信ユニットにおける、巡回呼出転送ループを防止するための方法であって、
    通信ユニットの第1のネットワーク番号宛の、第1の識別データを有する呼出を受信する第1呼出受信工程と、
    第1の識別データを有する呼出における呼出者識別データに第1のループ証印を追加する工程と、
    通信ユニットが第1のネットワークにおいて動作していないと判定したとき、第1の識別データを有する呼出に対応する第1の識別データを記憶する第1識別データ記憶工程と、
    通信ユニットの第2のネットワーク番号に第1の識別データを有する呼出を転送する第2ネットワーク番号転送工程と、
    第2ネットワーク番号転送工程に続いて、通信ユニットに対する第2の識別データを有する別の呼出を受信する第2呼出受信工程と、
    第2の識別データを有する別の呼出に対応する他のループ証印を確認する工程と、
    前記別の呼出に対応する他のループ証印を、第1の識別データを有する呼出において追加したループ証印と比較するとともに、第2の識別データを第1の識別データと比較する識別データ比較工程と、
    識別データ比較工程により呼出転送ループが示されるとき、通信ユニットの第1のネットワークボイスメールに第1の識別データを有する呼出を転送するボイスメール転送工程とからなる方法。
  2. 第1の識別データを有する呼出に対する第1のループ証印と、第2の識別データを有する別の呼出に対する他のループ証印とは呼出者識別データに対するプレフィックス及びサフィックスのうちの一方を含み、プレフィックス及びサフィックスは所定の番号シーケンスを有する請求項1に記載の方法。
  3. 第1識別データ記憶工程は記録した呼出発生数を通信ユニットにおいて記憶する工程を含むことと、
    識別データ比較工程は、記録した呼出発生数をインクリメントする工程と、呼出発生に対する所定の制限が満たされるときを判定する工程と、所定の制限が満たされ呼出転送ループが示されるとき、通信ユニットの第1のネットワークボイスメールに第1の識別データを有する呼出を転送する工程とを含むことと、を含む請求項1に記載の方法。
  4. 音声及びデータ・トラフィックを交換するため並びに公衆交換電話網を通じて企業ネットワークをセルラーネットワークに接続するための交換機構と、
    交換機構に接続されており、かつ、交換機構に対する呼出を設定するためのコントローラと、
    コントローラはプロセッサ及びコントローラ・メモリを備えることと、
    コントローラ・メモリはプロセッサが、
    セルラーネットワークにおける対応する通信ユニットセルラー番号に通信ユニット企業番号宛の企業呼出を転送すること、
    企業呼出における第1の識別データに第1のループ証印を追加すること、
    企業呼出に対応する第1の識別データを最初に記憶すること、
    後続呼出に対応する他のループ証印を確認すること、
    前記他のループ証印を第1のループ証印と比較するとともに、セルラーネットワークから交換機構により受信された後続呼出に対応する第2の識別データを第1の識別データと比較すること、及び、
    前記他のループ証印が第1のループ証印と比較されることと第2の識別データが第1の識別データと比較されることとにより呼出転送ループが示されるとき、企業ネットワークボイスメールに後続呼出を転送すること、を可能とするようにプログラムされていることと、
    からなるネットワーク交換機。
  5. 第1の識別データを記憶することは、記録した呼出発生数を通信ユニットにおいて記憶することを含むことと、
    比較することは、記録した呼出発生数をインクリメントすること、及び、呼出発生に対する所定の制限が満たされるときを判定すること、並びに、所定の制限が満たされ呼出転送ループが示されるとき、通信ユニットの第1のネットワークボイスメールに後続呼出を転送することを含むことと、を含む請求項4に記載のネットワーク交換機。
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