JP4539565B2 - 血液浄化回路 - Google Patents

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本発明は、持続的血液浄化法を実施する際に用いられる血液浄化回路に関する。
従来から、例えば腎機能不全の患者に対して、その患者の血液を浄化するために、持続緩徐式血液ろ過法(Continuous Hemofiltration:CHF)や、持続緩徐式血液透析法(Continuous Hemodia:CHD)や、持続的血液ろ過透析法(Continuous Hemodiafiltration:CHDF)等の持続的血液浄化法を用いた治療が行なわれている。持続的血液浄化法は、血液灌流速度が従来の血液透析に比べて遅いので、緩やかに血液を浄化することができる。
持続的血液浄化法を行なう場合、患者から取り出される血液の流量と、患者に戻される血液及び患者に注入される補液の流量とをバランスさせなければならない。そのバランスを実現するために、透析液、補液、及びろ液の使用量を個別に測定する(例えば、特許文献1参照)。
特許第3180309号公報
しかしながら、従来の持続的血液浄化法を行なう場合、以下の課題がある。すなわち、透析液、補液、及びろ液それぞれを独立して流すための回路が複雑である。また、持続的血液浄化法を行なう装置の構造が大がかりで複雑である。更に、各液の実際の使用量と測定値との誤差の積み重ねにより、上記バランスが崩れる可能性が大きい。
また、現在、CHF、CHD、CHDF、及び、患者から水分だけを取り除く方法である限外ろ過法(Extracorporeal Ultrafiltration Method:ECUM)を、それぞれ独立した回路で行なっている。そのため、CHF、CHD、CHDF、及びECUMそれぞれについて、専用の回路を準備する必要がある。医療関係者は、一つの回路でCHF、CHD、CHDF、及びECUMを行なうことを希望する。
本発明は、上記課題を考慮し、持続的血液浄化法を実施する際に各モードで回路が兼用でき、持続的血液浄化法を実施する際の装置を簡易な構成とすることができ、患者からの液体流量と患者への液体流量とをバランスさせることができ、CHF、CHD、CHDF、及びECUMを実施することができる血液浄化回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明の血液浄化回路は、給液を収容する給液容器と一端が接続し、前記給液が流れる第1の給液路と、前記第1の給液路の他端と接続する第1の分岐部と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液を浄化する血液浄化器と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第2の給液路と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液回路と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第3の給液路と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が前記給液容器から流出する前記給液の量を計るための給液計量容器と接続する給液計量用液路と、患者からの血液が流れる第1の血液路と、前記第1の血液路の一端と接続する血液側ポンプセグメントと、一端が前記血液側ポンプセグメントと接続し、他端が前記血液浄化器と接続し、前記血液側ポンプセグメントからの前記血液が流れる第2の血液路と、一端が前記血液浄化器と接続し、前記血液浄化器からのろ液が流れるろ液路と、前記第2の給液路に設けられ、前記第2の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第1の調整手段と、前記第3の給液路に設けられ、前記第3の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第2の調整手段とを備える。
本発明の血液浄化回路は、更に、一端が前記第2の給液路の前記第1の調整手段より前記第1の分岐部寄りの部位と接続し、他端が前記第3の給液路の前記第2の調整手段より前記第1の分岐部寄りの部位と接続し、前記第2の給液路と前記第3の給液路とを連結する第4の給液路と、前記第4の給液路に設けられ、前記第4の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第3の調整手段とを備えてもよい。
本発明の血液浄化回路は、更に、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が前記第2の給液路及び前記第3の給液路と接続するとともに、前記給液を移送させるための給液移送ポンプに装着される給液側ポンプセグメントを備えてもよい。
前記給液側ポンプセグメントの前記他端は複数のセグメントを有し、前記第2の給液路と接続する第1セグメントと、前記第3の給液路と接続する第2セグメントとが異なり、前記第1セグメントの内径と前記第2セグメントの内径とが実質上等しくてもよい。
本発明の血液浄化回路は、更に、前記ろ液路の前記血液浄化器と接続していない方の端に設けられ、前記ろ液路を流れる前記ろ液を収容する排液容器と、前記ろ液路から分岐し、一端が前記血液浄化器から流出する前記ろ液の量を計るためのろ液計量容器と接続し、他端が前記ろ液路における第2の分岐部と接続するろ液計量路と、前記ろ液路の前記第2の分岐部より前記排液容器寄りに設けられ、前記ろ液路を流れる前記ろ液の流量を調整する第4の調整手段と、前記血液側ポンプセグメントが装着される血液側ポンプと、前記血液浄化器と、前記給液側ポンプセグメントが装着される前記給液移送ポンプとを備えてもよい。
本発明の血液浄化回路は、給液を収容する給液容器と一端が接続し、前記給液が流れる第1の給液路と、前記第1の給液路の他端と接続する第1の分岐部と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液を浄化する血液浄化器と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第2の給液路と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液回路と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第3の給液路と、一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が前記給液容器から流出する前記給液の量を計るための給液計量容器と接続する給液計量用液路と、一端が前記血液浄化器と接続し、前記血液浄化器からのろ液が流れるろ液路と、前記第2の給液路に設けられ、前記第2の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第1の調整手段と、前記第3の給液路に設けられ、前記第3の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第2の調整手段とを備える。
本発明は、持続的血液浄化法を実施する際に各モードで回路が兼用でき、持続的血液浄化法を実施する際の装置を簡易な構成とすることができ、患者からの液体流量と患者への液体流量とをバランスさせることができ、CHF、CHD、CHDF、及びECUMを実施することができる血液浄化回路を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(血液浄化回路)
先ず、本実施の形態の血液浄化回路について、図1を用いて説明する。
図1は本実施の形態の血液浄化回路の構成図である。本実施の形態の血液浄化回路は、持続的血液浄化法が行なわれる際に用いられる回路であって、給液容器1と、給液計量容器2と、第1給液路3と、第1分岐部4と、給液計量用液路5と、血液浄化器6と、第2給液路7と、気液分離チャンバ8と、第3給液路9と、給液移送ポンプ10と、第1バルブ11と、第2バルブ12と、第3バルブ13と、第4給液路14と、第4バルブ15と、静脈側血液路16と、第1圧力センサ17と、流入路18と、第5バルブ19と、第1血液路20と、第2血液路21と、血液側ポンプ22と、第2圧力センサ23と、補液路24と、第3血液路25と、シリンジ26と、排液容器27と、ろ液路28と、ろ液ポンプ29と、第3圧力センサ30と、ろ液計量容器31と、ろ液計量路33と、第6バルブ34とを備える。
本実施の形態の血液浄化回路は、血液回路41及び血液回路42を介して患者40と接続される。図1には、各計量装置を兼ねたバランス検出器35も表示されている。
給液容器1は給液が充填される容器である。給液容器1に充填される給液は、補液としても透析液としても供給できるように、滅菌されている。給液計量容器2は、持続的血液浄化法を行なう際に必要となる量の給液が充填される容器である。給液計量容器2に充填される給液は給液容器1から供給される。給液計量容器2は、給液容器1から流出する給液の量を計るための容器である。第1給液路3は、一端が給液容器1と接続し他端が第1分岐部4と接続している、給液が流れる管状の路である。なお、本実施の形態における各液路は、第1給液路3と同様の管状の路である。第1分岐部4は第1給液路3の他端と接続する部位である。給液計量用液路5は、一端が第1分岐部4と接続し他端が給液計量容器2と接続している路であって、給液容器1に充填されている給液を給液計量容器2に供給する際等に使用される給液の流路である。
血液浄化器6は血液を浄化する。「血液を浄化する」とは、血液の、ろ過、透析、又は、ろ過及び透析を行なうことを意味する。第2給液路7は、一端が第1分岐部4に接続し他端が血液浄化器6に接続している、給液の流路であって、第1分岐部4を介して給液計量容器2からの給液を血液浄化器6に導く路である。気液分離チャンバ8は、血液路を流れる気体を除去するための容器であって、給液が溜められる。第3給液路9は、一端が第1分岐部4に接続し他端が静脈側血液路16に接続している、給液の流路であって、第1分岐部4を介して給液計量容器2からの給液を静脈側血液路16に導く路である。給液容器1に充填されている給液は、落差によってを給液計量容器2に供給される。給液移送ポンプ10は、給液計量容器2に充填されている給液を、第2給液路7及び第3給液路9を介して、血液浄化器6等の給液移送ポンプ10より下流側の部位に導く。
第1バルブ11は、第1給液路3に設けられており、第1給液路3を流れる給液の流量等を調整する。第2バルブ12は、第2給液路7に設けられており、第2給液路7を流れる給液の流量等を調整する。第3バルブ13は、第3給液路9に設けられており、第3給液路9を流れる給液の流量等を調整する。第4給液路14は、第2給液路7の第2バルブ12が設けられている部位より給液移送ポンプ10側の所定の部位と、第3給液路9の第3バルブ13が設けられている部位より給液移送ポンプ10側の所定の部位とを接続する、給液の流路である。第4バルブ15は、第4給液路14に設けられており、第4給液路14を流れる給液の流量等を調整する。
静脈側血液路16は、血液浄化器6の下部と気液分離チャンバ8の上部とを接続し、血液浄化器6によって浄化処理された血液を血液浄化器6から気液分離チャンバ8へ導く、浄化処理された血液の流路である。第1圧力センサ17は、静脈側血液路16に設けられており、静脈側血液路16を流れる液の圧力を検出する。流入路18は、一端が気液分離チャンバ8に接続し他端が血液回路41と接続している、気液分離チャンバ8からの、浄化処理された血液を又は浄化処理された血液及び給液を患者40に導く、液の流路である。第5バルブ19は、流入路18に設けられており、流入路18を流れる液の流量等を調整する。
第1血液路20は、一端が血液回路42に接続し他端が血液側ポンプセグメントに接続している、血液回路42を流れてきた患者40からの血液を血液浄化器6に導くための血液の流路である。血液側ポンプセグメントは、第1血液路20と第2血液路21とを接続するセグメントであって、血液側ポンプ22に装着される。第2血液路21は、一端が血液側ポンプセグメントに接続し他端が血液浄化器6に接続している、血液側ポンプセグメントを介して第1血液路20から流れてきた血液を血液浄化器6に導く血液の流路である。血液側ポンプ22は、血液側ポンプセグメントが装着されるポンプであって、血液回路42及び第1血液路20を流れてきた患者40からの血液を血液浄化器6に供給する。第2圧力センサ23は、第2血液路21に設けられており、第2血液路21を流れる血液の圧力を検出する。
本来は補液用の回路として使用されるべき補液路24は、一端が第1血液路20に接続している、プライミング時に第1血液路20を流れるプライミング液(給液容器1に貯留される給液)を血液浄化回路の外部へ廃棄するための路である。第3血液路25は、一端が第1血液路20に接続し他端が静脈側血液路16に接続している、第1血液路20を流れる血液を気液分離チャンバ8へ導く、血液の流路である。シリンジ26は、抗凝血剤等を含む所定の液が充填されており、医師等の人間の操作により、充填されている液を第3血液路25を流れる血液に注入する。
排液容器27は、ろ液計量容器31より鉛直下方に設けられ、ろ液が排液として溜められる容器である。ろ液路28は、一端が血液浄化器6に接続し他端がろ液計量容器31に接続している、ろ液の流路である。ろ液ポンプ29は、ろ液路28に設けられ、血液浄化器6によって発生したろ液をろ液計量容器31に供給する。第3圧力センサ30は、ろ液路28に設けられており、ろ液路28を流れるろ液の圧力を検出する。ろ液計量容器31は、持続的血液浄化が行なわれている時に、ろ液を計量するためにろ液が溜められる容器である。ろ液計量路33は、一端がろ液路28に設けられている第2分岐部32に接続し他端がろ液計量容器31に接続している、ろ液の流路である。第6バルブ34は、ろ液路28の第2分岐部32より排液容器27寄りに設けられており、ろ液計量路33を流れるろ液の流量等を調整する。
バランス検出器35は、給液計量容器2に充填されている給液の減少量と、ろ液計量容器31に溜められるろ液の増加量とがバランスしているか否かを検出する。バランス検出器35の詳細は、後に制御装置50を説明する際に説明する。
なお、第2バルブ12は本発明の血液浄化回路の第1の調整手段の一例であり、第3バルブ13は本発明の血液浄化回路の第2の調整手段の一例であり、第4バルブ15は本発明の血液浄化回路の第3の調整手段の一例であり、第6バルブ34は本発明の血液浄化回路の第4の調整手段の一例である。第1バルブ11、第2バルブ12、第3バルブ13、第4バルブ15、第5バルブ19、及び第6バルブ34は、それぞれが設けられている部位を閉じたり開けたりする。本発明の血液浄化回路の第1の調整手段、第2の調整手段、第3の調整手段、及び第4の調整手段は、それぞれが設けられている部位を閉じたり開けたりのみしてもよい。要するに、本発明の血液浄化回路の第1の調整手段、第2の調整手段、第3の調整手段、及び第4の調整手段は、それぞれが設けられている部位を通過する各液の流量を調整する。
また、給液移送ポンプ10には、第1給液路3と第2給液路7及び第3給液路9とを接続する給液側ポンプセグメントが装着される。給液側ポンプセグメントは3つのセグメントを有し、第1のセグメントが第1給液路3と接続し、第2のセグメントが第2給液路7と接続し、第3のセグメントが第3給液路9と接続する。第1のセグメント、第2のセグメント、及び第3のセグメントは、相互に接続している。第2のセグメントの内径と第3のセグメントの内径とは等しい。これにより、第2バルブ12及び第3バルブ13が開けられて、給液が第2給液路7及び第3給液路9を流れる際、第2給液路7を流れる給液の流量と第3給液路9を流れる給液の流量とが等しくなる。
(制御装置)
次に、本実施の形態の血液浄化回路を流れる各液の流れを制御する制御装置50について、図2を用いて説明する。
図2は制御装置50の構成図である。制御装置50は、本実施の形態の血液浄化回路を流れる各液の流れを制御する装置であって、受付部51と、モード選択部52と、バルブ制御部53と、バルブ開閉情報記憶部54と、ポンプ制御部55と、ポンプ動作情報記憶部56と、表示部57とを備える。
受付部51は、血液浄化回路を用いて行なう持続的血液浄化モードを特定するモード情報を、医師等のユーザから受け付ける。モード選択部52は、受付部51によって受け付けられたモード情報に基づいて、複数の持続的血液浄化モードの何れかを選択する。モードは次の4種類存在する。それらは、(A)CHDモードと、(B)CHDFモードと、(C)CHFモードと、(D)ECUMモードとの4種類である。なお、それら4種類の何れのモードを実行する前においても、各液の経路の洗浄や給液の充填等を行なう前処理を実行する必要がある。ここでは、前処理をプライミングモードという。なお、CHD、CHDF、CHF、及びECUMについては、「背景技術」で説明したので、説明を省略する。
バルブ制御部53は、バルブ開閉情報記憶部54に格納されているバルブ開閉情報540に基づいて、モード選択部52によって選択されたモードに対応するバルブの開閉動作を制御する。バルブ開閉情報記憶部54は、モード毎に、各バルブを開けるべきか閉じるべきかを指定するバルブ開閉情報540を格納している。
図3にバルブ開閉情報540を示す。図3に示すように、(A)CHDモードを行なう際、第2バルブ12を開け、第3バルブ13を閉じ、第4バルブ15を開け、第5バルブ19を開け、第6バルブ34を閉じる。(B)CHDFモード、(C)CHFモード、及び(D)ECUMモードそれぞれについても、図3に示すバルブ開閉情報540に基づいて、第2バルブ12、第3バルブ13、第4バルブ15、第5バルブ19、及び第6バルブ34を、開ける又は閉じる。
ポンプ制御部55は、ポンプ動作情報記憶部56に格納されているポンプ動作情報560に基づいて、モード選択部52によって選択されたモードに対応するポンプの運転動作を制御する。ポンプ動作情報記憶部56は、モード毎に、各ポンプを運転させるべきか停止させるべきかを指定するポンプ動作情報560を格納している。
図4にポンプ動作情報560を示す。図4に示すように、(A)CHDモードを行なう際、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29を運転させる。(B)CHDFモード、(C)CHFモード、及び(D)ECUMモードそれぞれについても、図4に示すポンプ動作情報560に基づいて、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29を、運転させる又は停止させる。
ポンプ制御部55は、バランス検出器35によって、給液計量容器2に充填されている給液の減少量と、ろ液計量容器31に溜められるろ液の増加量とがバランスしていないことが検出された場合、上記減少量と上記増加量とがバランスするように、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29の全部又は一部を制御する。
表示部57は、受付部51によって受け付けられたモード情報に対応するモードにより、給液が血液浄化回路の第2給液路7と第3給液路9との何れを流れているのかを示す情報を表示する。
次に、制御装置50の動作を説明する。
上述した血液浄化回路が患者に取り付けられた後に、受付部51は、(A)CHDモードと、(B)CHDFモードと、(C)CHFモードと、(D)ECUMモードとのうちの実行するモードを特定するモード情報を、医師等のユーザから受け付ける。モード選択部52は、モード情報が受付部51によって受け付けられると、動作開始情報をバルブ制御部53とポンプ制御部55とに伝達する。バルブ制御部53は、第1の所定の時間、第1バルブ11を開け、第2バルブ12、第3バルブ13、及び第4バルブ15を閉じる。ポンプ制御部55は、給液容器1に充填されている所定量の給液が給液計量容器2に供給されるように、第1の所定の時間、給液移送ポンプ10を動作させる。これにより、所定量の給液が給液計量容器2に充填される。
その後、バルブ制御部53は、第1バルブ11を閉じ、第2バルブ12、第3バルブ13、第4バルブ15、及び第5バルブ19を開ける。ポンプ制御部55は、給液が各液路を通過するように、第2の所定の時間、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29を運転させる。
第2の所定の時間経過後、モード選択部52は、受付部51によって受け付けられたモード情報を、バルブ制御部53とポンプ制御部55とに伝達する。
バルブ制御部53は、バルブ開閉情報記憶部54に格納されているバルブ開閉情報540の、伝達されたモード情報に対応する情報に従って、第2バルブ12、第3バルブ13、第4バルブ15、第5バルブ19、及び第6バルブ34の開閉を制御する。例えば、モード情報が示すモードが(A)CHDモードである場合、バルブ制御部53は、第2バルブ12を開け、第3バルブ13を閉じ、第4バルブ15を開け、第5バルブ19を開け、第6バルブ34を閉じる。また例えば、モード情報が示すモードが(B)CHDFモードである場合、バルブ制御部53は、第2バルブ12、第3バルブ13、及び第5バルブ19を開け、第4バルブ15及び第6バルブ34を閉じる。
ポンプ制御部55は、ポンプ動作情報記憶部56に格納されているポンプ動作情報560の、伝達されたモード情報に対応する情報に従って、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29の動作を制御する。例えば、モード情報が示すモードが(A)CHDモードである場合、ポンプ制御部55は、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29を運転させる。また例えば、モード情報が示すモードが(D)ECUMモードである場合、ポンプ制御部55は、血液側ポンプ22及びろ液ポンプ29を運転させ、給液移送ポンプ10を停止させる。
表示部57は、受付部51によって受け付けられたモード情報に対応するモードにより、給液が血液浄化回路の第2給液路7と第3給液路9との何れを流れるのかを示す情報を表示する。具体的には、(A)CHDモードが行なわれる場合、表示部57は、給液が第2給液路7を流れ第3給液路9を流れないことを示す情報を表示する。(B)CHDFモードが行なわれる場合、表示部57は、給液が第2給液路7にも第3給液路9にも流れることを示す情報を表示する。(C)CHFモードが行なわれる場合、表示部57は、給液が第3給液路9を流れ第2給液路7を流れないことを示す情報を表示する。(D)ECUMモードが行なわれる場合、表示部57は、給液が第2給液路7にも第3給液路9にも流れないことを示す情報を表示する。
以上説明したように、本実施の形態では、一個の血液浄化回路と、一個の制御装置50とにより、(A)CHDモード、(B)CHDFモード、(C)CHFモード、及び(D)ECUMモード、すなわち持続的血液浄化法の全てのモードを行なう。従って、モード毎に専用の装置を使用しなくてもよい。また、補液と透析液とは給液としてまとめられた状態で給液容器1に充填されており、何れのモードにおいても、所定量の給液が給液計量容器2に充填されて使用される。補液と透析液とがまとめられているので、持続的血液浄化法を実施する際の回路が簡易で、持続的血液浄化法を実施する際の装置の規模を小さくすることができ、患者からの液体流量と患者への液体流量とを容易にバランスさせることができる。
次に、図1に示すバランス検出器35の詳細について説明する。
バランス検出器35は、上述したように、給液計量容器2に充填されている給液の減少量と、ろ液計量容器31に溜められるろ液の増加量とがバランスしているか否かを検出する装置である。図5にバランス検出器35の構成を示す。バランス検出器35は、図5に示すように、基盤121と、支持棒122aと、支持棒122bと、橋渡し棒123と、第1の棒状部材124と、ろ液用棒状部材125と、給液用棒状部材126と、第1トルク検出部128と、第2トルク検出部129と、トルク算出部131と、増減量算出部132と、重量変化量算出部133と、表示部134とで構成されている。なお、図5には、制御装置50、並びに給液計量容器2及びろ液計量容器31も表示されている。
基盤121は、下部にキャスター120が設けられている板であって、キャスター120により移動可能である。支持棒122a及び支持棒122bは、基盤121と直交する関係となるように基盤121の上に固定されている棒であって、支持棒122aと支持棒122bとの間には所定の距離が設けられている。橋渡し棒123は、支持棒122a及び支持棒122bの最上部より基盤121寄りの所定の高さで水平に支持棒122a及び支持棒122bに固定されている棒であって、支持棒122aと支持棒122bとを橋渡しすることにより、支持棒122a及び支持棒122bが基盤121の上に直立する状態を補助している。
第1の棒状部材124は、橋渡し棒123と直交するとともに、基盤121と平行な関係となるように、つまり水平な状態で、一端が橋渡し棒123の中央に固定されており、他端が自由である棒である。第1の棒状部材124は、図5に示すように、中心軸124aと、中心軸124aと同じ軸を有するとともに、中心軸124aを覆う第1外部筒124b、第2外部筒124c、及び第3外部筒124dとで構成されている。第1外部筒124b、第2外部筒124c、及び第3外部筒124dの長さは、中心軸124aを三等分した場合の長さより短く、第1外部筒124b、第2外部筒124c、及び第3外部筒124dの中心軸部分の空間の直径の大きさは、中心軸124aが丁度挿入される大きさである。このような第1外部筒124b、第2外部筒124c、及び第3外部筒124dは、中心軸124aの方向において間隔をおいて、かつ中心軸124aに接しながら中心軸124aを覆うように設けられている。したがって、第1の棒状部材124には、中心軸124aの方向において2箇所、その他の部位よりも細い部位が形成される。なお、第1外部筒124bは橋渡し棒123に固定され、橋渡し棒123に近い方から順に、第1外部筒124b、第2外部筒124c、及び第3外部筒124dは設けられている。
ろ液用棒状部材125は、第1の棒状部材124と直交するとともに水平に、第1の棒状部材124の第2外部筒124cに固定される棒である。ろ液用棒状部材125の第1の棒状部材124との接続部位から距離Lの位置には、ろ液計量容器31を保持するための凹状の保持部125aが設けられている。給液用棒状部材126は、第1の棒状部材124と直交するとともに水平に、第1の棒状部材124の第3外部筒124dに固定される棒である。給液用棒状部材126の第1の棒状部材124との接続部位から距離Lの位置には、給液計量容器2を保持するための凹状の保持部126aが設けられている。なお、ろ液用棒状部材125、及び給液用棒状部材126は、図5に示すように、第1の棒状部材124を含む垂直面に関して同じ側に設けられている。また、給液計量容器2及びろ液計量容器31には、容器上部にとってが設けられている。ろ液計量容器31は、液用棒状部材125の保持部125aにおいて上記とってが利用されて保持される。給液計量容器2は、給液用棒状部材126の保持部126aにおいて上記とってが利用されて保持される。
第1トルク検出部128は、第1の棒状部材124の第1外部筒124bと第2外部筒124cとの間の中心軸124aに設けられており、ろ液用棒状部材125に設けられている保持部125aにおけるトルク(以下、「第2外部筒124c周りのトルク」という。)と、給液用棒状部材126に設けられている保持部126aにおけるトルク(以下、「第3外部筒124d周りのトルク」という。)との合計を検出する。第2トルク検出部129は、第1の棒状部材124の第2外部筒124cと第3外部筒124dとの間の中心軸124aに設けられており、第3外部筒124d周りのトルクを検出する。
トルク算出部131は、第1トルク検出部128及び第2トルク検出部129によって得られた検出結果に基づいて、第2外部筒124c周りのトルクを算出する。具体的には、トルク算出部131は、第1トルク検出部128によって検出された値から、第2トルク検出部129によって検出された値を減算することにより、第2外部筒124c周りのトルクを算出する。
増減量算出部132は、第2トルク検出部129及びトルク算出部131によって得られた、第2外部筒124c周りのトルク及び第3外部筒124d周りのトルクに基づいて、給液計量容器2及びろ液計量容器31の重量の、初期常態からの増減量を算出する。すなわち、増減量算出部132は、実際に廃棄されたろ液の総量、及び実際に使用された給液の総量を算出する。増減量算出部132は、トルク算出部131によって算出された第2外部筒124c周りのトルクの初期常態からの増加量を距離Lで除算することにより、実際に廃棄されたろ液の総量を算出する。また、増減量算出部132は、第2トルク検出部129によって検出された第3外部筒124d周りのトルクの初期常態からの減少量を距離Lで除算することにより、実際に使用された給液の総量を算出する。
重量変化量算出部133は、第2トルク検出部129及びトルク算出部131によって得られた、第2外部筒124c周りのトルク及び第3外部筒124d周りのトルクに基づいて、給液計量容器2及びろ液計量容器31の重量の時間的変化量、すなわち、廃棄されるろ液の流量、及び使用される給液の流量を算出する。時間の変化に対するろ液の総量の増加量をろ液の比重で除算した値が廃棄されるろ液の流量であり、時間の変化に対する給液の総量の減少量を給液の比重で除算した値が使用される給液の流量である。そこで、重量変化量算出部133は、トルク算出部131によって算出された第2外部筒124c周りのトルクの時間的変化量を算出し、得られた値を距離Lで除算し、更に推定されるろ液の比重で除算することにより、廃棄されるろ液の流量を算出する。また、重量変化量算出部133は、第2トルク検出部129によって検出された第3外部筒124d周りのトルクの時間的変化量を算出し、得られた値を距離Lで除算し、更に給液の比重で除算することにより、使用される給液の流量を算出する。
また、重量変化量算出部133は、算出した第2外部筒124c周りのトルクの時間的変化量が「一定」であるか否かを判定する。第2外部筒124c周りのトルクの時間的変化量が一定である場合、給液の時間的減少量とろ液の時間的増加量とが一致し、患者40から取り出される血液の流量と、患者40に戻される血液及び患者40に注入される給液(補液)の流量とがバランスする。ここで、上記「一定」は「所定の範囲内」であってもよい。
表示部134は、第1トルク検出部128及び第2トルク検出部129によって得られた各検出結果と、トルク算出部131、増減量算出部132、及び重量変化量算出部133によって得られた各結果とを表示する。
重量変化量算出部133によって、第2外部筒124c周りのトルクの時間的変化量が「一定」でないと判定された場合、ポンプ制御部55は、上記時間的変化量が「一定」となるように、給液移送ポンプ10、血液側ポンプ22、及びろ液ポンプ29の全部又は一部を制御する。これにより、給液計量容器2に充填されている給液の減少量と、ろ液計量容器31に溜められるろ液の増加量とがバランスする。つまり、患者40から取り出される血液の流量と、患者40に戻される血液及び患者40に注入される給液(補液)の流量とがバランスする。
なお、給液計量容器2は液用棒状部材125の保持部125aにおいて保持され、ろ液計量容器31は給液用棒状部材126の保持部126aにおいて保持されてもよい。
本発明の血液浄化回路は、持続的血液浄化法を実施する際の回路として有用である。
実施の形態の血液浄化回路の構成図である。 制御装置50の構成図である。 バルブ開閉情報540を示す図である。 ポンプ動作情報560を示す図である。 バランス検出器35の構成を示す図である。
符号の説明
1 給液容器
2 給液計量容器
3 第1給液路
4 第1分岐部
5 給液計量用液路
6 血液浄化器
7 第2給液路
8 気液分離チャンバ
9 第3給液路
10 給液移送ポンプ
11 第1バルブ
12 第2バルブ
13 第3バルブ
14 第4給液路
15 第4バルブ
16 静脈側血液路
17 第1圧力センサ
18 流入路
19 第5バルブ
20 第1血液路
21 第2血液路
22 血液側ポンプ
23 第2圧力センサ
24 補液路
25 第3血液路
26 シリンジ
27 排液容器
28 ろ液路
29 ろ液ポンプ
30 第3圧力センサ
31 ろ液計量容器
33 ろ液計量路
34 第6バルブ
35 バランス検出器
50 制御装置
51 受付部
52 モード選択部
53 バルブ制御部
54 バルブ開閉情報記憶部
55 ポンプ制御部
56 ポンプ動作情報記憶部

Claims (5)

  1. 給液を収容する給液容器と一端が接続し、前記給液が流れる第1の給液路と、
    前記第1の給液路の他端と接続する第1の分岐部と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液を浄化する血液浄化器と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第2の給液路と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液回路と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第3の給液路と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が前記給液容器から流出する前記給液の量を計るための給液計量容器と接続する給液計量用液路と、
    患者からの血液が流れる第1の血液路と、
    前記第1の血液路の一端と接続する血液側ポンプセグメントと、
    一端が前記血液側ポンプセグメントと接続し、他端が前記血液浄化器と接続し、前記血液側ポンプセグメントからの前記血液が流れる第2の血液路と、
    一端が前記血液浄化器と接続し、前記血液浄化器からのろ液が流れるろ液路と、
    一端が前記第1の分岐部と第1のセグメントを介して接続し、他端が前記第2の給液路と接続するとともに、前記給液計量用容器から給液を第2の給液路に移送させるための給液移送ポンプに装着される第2のセグメントと、
    一端が前記第1の分岐部と第1のセグメントを介して接続し、他端が前記第3の給液路と接続するとともに、前記給液計量用容器から給液を第3の給液路とに移送させるための給液移送ポンプに装着される第3のポンプセグメントと、
    前記第2の給液路に設けられ、前記第2の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第1の調整手段と、
    前記第3の給液路に設けられ、前記第3の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第2の調整手段と
    を備える血液浄化回路。
  2. 更に、
    一端が前記第2の給液路の前記第1の調整手段より前記第1の分岐部寄りの部位と接続し、他端が前記第3の給液路の前記第2の調整手段より前記第1の分岐部寄りの部位と接続し、前記第2の給液路と前記第3の給液路とを連結する第4の給液路と、
    前記第4の給液路に設けられ、前記第4の給液路を流れる前記給液の流量を調整する第3の調整手段と
    を備える請求項1記載の血液浄化回路。
  3. 前記給液側ポンプセグメントの前記他端は複数のセグメントを有し、前記第2の給液路と接続する第1セグメントと、前記第3の給液路と接続する第2セグメントとが異なり、前記第1セグメントの内径と前記第2セグメントの内径とが実質上等しい
    請求項記載の血液浄化回路。
  4. 更に、
    前記ろ液路の前記血液浄化器と接続していない方の端に設けられ、前記ろ液路を流れる前記ろ液を収容する排液容器と、
    前記ろ液路から分岐し、一端が前記血液浄化器から流出する前記ろ液の量を計るためのろ液計量容器と接続し、他端が前記ろ液路における第2の分岐部と接続するろ液計量路と、
    前記ろ液路の前記第2の分岐部より前記排液容器寄りに設けられ、前記ろ液路を流れる前記ろ液の流量を調整する第4の調整手段と、
    前記血液側ポンプセグメントが装着される血液側ポンプと、
    前記血液浄化器と、
    前記給液側ポンプセグメントが装着される前記給液移送ポンプと
    を備える請求項記載の血液浄化回路。
  5. 給液を収容する給液容器と一端が接続し、前記給液が流れる第1の給液路と、
    前記第1の給液路の他端と接続する第1の分岐部と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液を浄化する血液浄化器と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第2の給液路と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が血液回路と接続し、前記第1の分岐部からの前記給液が流れる第3の給液路と、
    一端が前記第1の分岐部と接続し、他端が前記給液容器から流出する前記給液の量を計るための給液計量容器と接続する給液計量用液路と、
    一端が前記血液浄化器と接続し、前記血液浄化器からのろ液が流れるろ液路と、
    給液側ポンプセグメントと、
    前記給液移送ポンプにより移送される前記給液の流量を調整する第1の調整手段と、
    前記給液移送ポンプにより移送される前記給液の流量を調整する第2の調整手段と
    を備え、
    前記給液側ポンプセグメントは、
    一端が前記第1の分岐部と第1のセグメントを介して接続し、他端が前記第2の給液路及び前記第3の給液路と接続するとともに、前記給液計量用容器から給液を第2の給液路と第3の給液路とに移送させるための給液移送ポンプに装着される各給液側ポンプ第2のセグメントと、
    一端が前記第1の分岐部と第1のセグメントを介して接続し、他端が前記第2の給液路及び前記第3の給液路と接続するとともに、前記給液計量用容器から給液を第2の給液路と第3の給液路とに移送させるための給液移送ポンプに装着される各給液側第3のポンプセグメントと
    を備える血液浄化回路。
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