JP4538443B2 - 真空装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子源を内蔵し、内部が真空に保持された真空装置に関する。特に、電界放出型表示装置(Field Emission Device、以下、FEDという)に好ましく適用することができる真空装置に関する。
近年、ガラス等からなる真空容器内に、ミクロンサイズの真空微細構造を集積した電子源としての冷陰極を配置した真空マイクロエレクトロニクスが注目を集めている。この真空マイクロエレクトロニクスの応用として、能動素子、磁気等を検出する各種センサ、撮像管やリソグラフィー用電子ビーム装置、薄型フラットパネル表示装置などの電子源内蔵真空装置が研究開発されている。
薄型フラットパネル表示装置では、1つの画素に複数の微小冷陰極を対応させる。この微小冷陰極としては、電界放出素子、MIM型電子放出素子、表面伝導型電子放出素子、PN接合型電子放出素子などが提案されている。薄型フラットパネル表示装置の最も代表的なものとしては、非特許文献1等に記載されているような、電界放出素子を用いたFEDがある。このFEDでは、例えばスピント(Spindt)型と呼ばれる電界放出素子が使用される。
電界放出素子を用いた電子源では、カソード基板上に複数のストライプ状のカソード電極が設けられ、その上に絶縁層が一面に形成されている。絶縁層の上に、複数のストライプ状のゲート電極が形成されている。ストライプ状のゲート電極の延設方向は、ストライプ状のカソード電極の延設方向に対して直角である。複数のカソード電極と複数のゲート電極との各交差点には、ゲート電極およびその下の絶縁層を貫通する開口が形成されている。各開口の中には、カソード電極上にコーン状のエミッタが形成されている。カソード電極と絶縁層との間に抵抗層を形成する場合もある。電子源に対向してアノード電極が配置される。このような構成において、アノード電極にアノード電圧を供給し、複数のゲート電極に引き出し電圧を順次印加して走査しながら、複数のカソード電極の各々に画像信号を供給する。エミッタとゲート電極との間に形成される電界により、エミッタから電子が放出される。放出された電子はアノード電極に向かって進行し、アノード電極上に設けられた蛍光体に衝突してこれを発光させることにより表示動作が行なわれる。
図9は、従来の電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。図中、1はカソード基板、2はアノード基板、3はゲッターボックス、4は連通孔、5は排気管である。カソード基板1とアノード基板2とが微少間隔(例えば約200μm〜500μm)離隔されて、且つアノード基板2をカソード基板1に対して斜め上方向にずらせて対向させて配置されている。その結果、アノード基板2の2辺はカソード基板1より外方に突き出している。アノード基板2のこの突き出した2辺のうちの1辺に、突き出したアノード基板2の一部を覆うように、矩形状のゲッターボックス3が設けられている。カソード基板1とアノード基板2との周辺部は、ゲッターボックス3の部分を除いてフリットガラスなどのシール部材により封着されている。カソード基板1とアノード基板2との間の空間は、ゲッターボックス3内の空間と繋がっている。ゲッターボックス3内の空間は、その底面に形成された連通孔4を介して排気管5につながっている。
電子源内蔵真空装置においては、カソード基板1とアノード基板2との間の空間を真空にする必要がある。そのため、製造時において、排気工程後に残存しているガスを吸着させるためのゲッターが、ゲッターボックス3内に収納されている。
図10は、ゲッターボックス3の近傍を示した平面図である。図10では、図面を簡略化するために、アノード基板2を取り除いた状態を示している。図中、12は通電型ゲッター、11はゲッター12に通電するための一対のゲッターリード、13はゲッター12の両端と一対のゲッターリード11とを結ぶ溶接点である。
図11(A)は図10の溶接点13近傍の通電型ゲッター12及びゲッターリード11を示した拡大平面図、図11(B)は図11(A)のXIB−XIB線ので矢視断面図である。また、図12は図10のXII−XII線での矢視断面図、図13は図10のXIII−XIII線での矢視断面図である。図12及び図13では、図10では図示を省略したアノード基板2を併せて示している。
図10及び図11(A)に示すように、一対のゲッターリード11及び通電型ゲッター12は、一対のゲッターリード11と通電型ゲッター12とを結ぶ2つの溶接点13を結ぶ軸線13aに沿って略平行に配置されている。
図12及び図13に示すように、ゲッターボックス3は側板3aと底板3bとからなり、側板3aとアノード基板2、側板3aとカソード基板1、側板3aと底板3b、底板3bと排気管5とは、いずれもフリットガラス等の封着材20により封着されている。一対のゲッターリード11は、軸線13aとほぼ平行に延設され、側板3aとカソード基板1とを封着する封着材20を貫通して真空装置外に導出されている。これにより、真空装置外からゲッター12に通電することができる。
図11(B)に示すように、ゲッター12は、一面にスリット状の開口が形成された中空四角柱形状の金属ケース(ゲッターコンテナ)15内に、例えば、Ba(バリウム)、Al(アルミニウム)、Ni(ニッケル)からなるゲッターミクチャー14が収納されてなる。真空装置外から、一対のゲッターリード11を介して金属ケース15に電流を流して加熱して、ゲッターミクチャー14からBaを蒸発させゲッターボックス3の内部壁面にゲッターミラー(鏡面)として蒸着させる。この工程は一般にゲッターフラッシュと呼ばれる。電子源が駆動されているときには、真空装置の内壁に吸蔵されていた微小なガスが放出されて内部を汚染したり真空度を低減させたりする。ゲッターミラーはこの放出されたガスを吸着して真空装置内を清浄かつ真空に保持する。これにより電子源からのエミッション劣化を防止し、長時間安定したエミッションを行うことができる。
この通電型ゲッター12の金属ケース15としては、一般に一辺約0.7mmの略四角形の断面形状を有する長いワイヤー状物を、所定の長さにカットしたものが使用される。よって、この通電型ゲッター12の両端では、ゲッターミクチャー14は金属ケース15に覆われておらず、露出している。また、一般に、ゲッターミクチャー14が溶解してBaが蒸発する温度は約800℃である。このためゲッターフラッシュ時に、通電型ゲッター12両端に約800℃に加熱されたゲッターミクチャー14が露出することになり、これからの熱放射によって、この近傍のゲッターリード11が加熱される。その結果、熱がゲッターリード11を伝わり、ゲッターリード11を封止するフリットガラス20を加熱し蒸発させたり、フリットガラス20、ゲッターボックス3、及びカソード基板1等のガラス部材のゲッターリード11近傍部分にクラックを発生させたりするという課題がある。
また、通電型ゲッター12において、Baの飛散量は、通電型ゲッター12への電流量(以下、「印加電流」)と電流を通電する時間(以下、「印加時間」)によって決まる。一般にカソード基板1とゲッターボックス3との間を封止するフリットガラス20を貫通するゲッターリード11の断面積が小さいほど、ゲッターリード11とフリットガラス20との密着性が向上し、真空装置の気密性が向上する。ところが、ゲッターリード11の断面積が小さいほどゲッターリード11の抵抗値が高くなる。通電によって発生するジュール熱の熱量Q(J)は、印加電流をI(A)、ゲッターリード11及び通電型ゲッター12の合成抵抗値をR(Ω)、印加時間をt(秒)とすると、Q=I2*R*tで求められる。即ち、ゲッターリード11の断面積が小さいと、合成抵抗値Rが大きくなり、ゲッターリードが発熱して温度が上昇する。従って、ゲッターフラッシュ時にゲッター12によってゲッターリード11が加熱される場合と同様に、発熱したゲッターリード11がフリットガラス20を加熱し蒸発させたり、フリットガラス20、ゲッターボックス3、及びカソード基板1等のガラス部材のゲッターリード11近傍部分にクラックを発生させたりするという課題がある。
このような課題に対して、通電型ゲッターに代わり、ニクロム線等の抵抗加熱体にゲッターミクチャーを焼結させた、非蒸発型ゲッターを用いる方法がある(例えば特許文献1参照)。非蒸発型ゲッターを活性化させるには、真空装置外よりニクロム線に通電して、通常、ニクロム線を、400〜430℃で30分間程度、500℃で10分間程度、又は850〜900℃で1分間程度加熱する必要がある。しかし、非蒸発型ゲッターの活性化は、排気管をチップオフする封止工程で行うのが常識であり、この状態ではカソード基板には電界放出素子がすでに配置されている。電界放出素子は、一般に、ガラス基板からなるカソード基板上に形成されたカソード電極としての蒸着膜上に、高精度に位置決めして銀ろう付け又は接着剤等を用いてダイボンドして形成される。しかし、ダイボンドに使用される銀ろうや接着剤は通常120〜200℃でその接着強度は失わる。従って、上述のように非蒸発型ゲッターを例えば400〜430℃で30分間程度加熱して活性化させた場合、非蒸発型ゲッターが収納されている真空装置自体が上述の接着強度が失われる温度に達してしまうため、電界放出素子を固定している銀ろう付け及び接着剤等が軟化し、電界放出素子の位置ずれや最悪の場合は電界放出素子の剥がれが生じてしまう。
一方、通電型ゲッターのゲッターフラッシュ工程では、通電型ゲッターの加熱は約1000℃で僅か30秒程度であり、このような短時間の加熱では熱容量の大きいカソード基板が高温度に達することはない。従って、カソード基板に固定されている電界放出素子の位置不良や剥がれ等の問題が発生することは無い。
特開平10−199453号公報 日経エレクトロニクス,No.654(1996.1.29)p.89−98
本発明は、上述した従来の課題を解決するものであり、ゲッターフラッシュ時に、フリットガラスが蒸発したり、フリットガラス、カソード基板、ゲッターボックス等のゲッターリード近傍のガラス部材にクラックが発生したりすることを防止して、これらに起因する真空度劣化を無くし、エミッション特性の低減が無い真空装置を提供することを目的とする。
本発明の真空装置は、エミッタが形成されたカソード電極を有する第1基板と、前記エミッタからの電子放出方向に、前記第1基板に対して離間して配置されたアノード電極を有する第2基板と、通電型ゲッターが収納されたゲッターボックスとを有し、内部空間が真空である真空装置である。前記通電型ゲッターの両端には、前記通電型ゲッターに通電するためのゲッターリードがそれぞれ接続されている。
記ゲッターリードは、いずれも前記通電型ゲッターの両端の前記ゲッターリードとの接続点を結ぶ直線に略直交する共通する直線が通過する前記真空装置上の位置を通って前記真空装置外に導出されていることを特徴とする。
本発明によれば、ゲッターフラッシュ時に、フリットガラスが蒸発したり、フリットガラス、カソード基板、ゲッターボックス等のゲッターリード近傍のガラス部材にクラックが発生したりすることを防止できる。その結果、これらに起因する真空度劣化を無くし、エミッション特性の低減が無い真空装置を提供することができる。
本発明の真空装置では、前記ゲッターリードは、いずれも前記通電型ゲッターの両端の前記ゲッターリードとの接続点を結ぶ直線に略直交する共通する直線が通過する前記真空装置上の位置を通って前記真空装置外に導出されている。これにより、ゲッターリードと通電型ゲッターとの接続点からフリットガラス等の封着材までのゲッターリードに沿った距離が長くなるので、ゲッターフラッシュ時の熱放射によりゲッターリードの温度が上昇しても、その熱がゲッターリードを伝わって封着材に至るまでの間に放熱される。従って、ゲッターリードが封着材を貫通する地点ではゲッターリードの温度は低下しているので、フリットガラスが蒸発したり、ガラス部材にクラックが発生したりすることがない。
本発明の真空装置では、前記ゲッターリードの前記真空装置外に導出された直後の位置又はその近傍において、前記ゲッターリードの幅が拡大されており、又は前記ゲッターリードに前記ゲッターリードよりも広幅の部材が接合されていることが好ましい。これにより、真空装置外の広幅の部分が放熱板として機能してゲッターリードの温度を低下させる。従って、ゲッターリードが封着材を貫通する地点でのゲッターリードの温度を低下させることができるので、フリットガラスが蒸発したり、ガラス部材にクラックが発生したりすることがない。
上記の本発明の真空装置において、前記通電型ゲッターの一端に接続された前記ゲッターリードの数が複数であることが好ましい。これにより、1本のゲッターリードに流れる電流が低減するのでゲッターリードの発熱が低減する。さらに、ゲッターフラッシュ時に通電型ゲッターから1本のゲッタリードに伝えられる熱は少なくなるので、個々のゲッターリードの温度が低下する。従って、ゲッターリードが封着材を貫通する地点でのゲッターリードの温度を更に低下させることができるので、フリットガラスの蒸発やガラス部材のクラックの発生を更に防止することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を示す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図、図2は、図1のII−II線での矢視断面図である。図1では、図面を簡略化するために、アノード基板2を取り除いた状態を示している。また、フリットガラスなどの封着材20の図示も省略している。図3は、通電型ゲッター12の一端とこれに接続されたゲッターリード31とを示した拡大平面図である。これらの図において従来と同一の構成部材には同一の符号を付して、それらについての説明を省略する。
これらの図において、1はカソード基板、2はアノード基板、3はゲッターボックス、4は連通孔、5は排気管である。カソード基板1上に複数のストライプ状のカソード電極(図示せず)が設けられ、その上に絶縁層(図示せず)が一面に形成されている。絶縁層の上に、複数のストライプ状のゲート電極(図示せず)が形成されている。ストライプ状のゲート電極の延設方向は、ストライプ状のカソード電極の延設方向に対して直角である。複数のカソード電極と複数のゲート電極との各交差点には、ゲート電極およびその下の絶縁層を貫通する開口が形成されている。各開口の中には、カソード電極上にコーン状のエミッタ(図示せず)が形成されている。カソード基板1に対して微少間隔(例えば約200μm〜500μm)離間してアノード基板2が配置されている。アノード基板2のカソード基板1に対向する側の面にはアノード電極(図示せず)が形成されている。
例えば真空装置を表示装置として使用する場合には、アノード電極にアノード電圧を供給し、複数のゲート電極に引き出し電圧を順次印加して走査しながら、複数のカソード電極の各々に画像信号を供給する。エミッタとゲート電極との間に形成される電界により、エミッタから電子が放出される。放出された電子はアノード電極に向かって進行し、アノード電極上に設けられた蛍光体(図示せず)に衝突してこれを発光させることにより表示動作が行なわれる。
電子源内蔵真空装置においては、カソード基板1とアノード基板2との間の空間を真空にする必要がある。そのため、製造時において、排気工程後に残存しているガスを吸着させるための通電型ゲッター13が、ゲッターボックス3内に収納されている。
図1、図2に示すように、ゲッターボックス3はカソード基板1のアノード基板2とは反対側に設けられている。アノード基板2の端縁はカソード基板1の端縁よりも外側に突出しており、この突出したアノード基板2とその一部が対向するように、ゲッターボックス3がカソード基板1の前記端縁よりも外側に突出している。ゲッターボックス3は側板3aと底板3bとからなり、側板3aとアノード基板2、側板3aとカソード基板1、側板3aと底板3b、底板3bと排気管5とは、いずれもフリットガラス等の封着材20により、リークが生じないように、且つ、真空装置内が所定の真空度に維持されるように封着されている。これにより、真空装置内で、ゲッターボックス3内の空間と、カソード基板1とアノード基板2との間の空間とが繋がっている。底板3bには連通孔4が形成されており、連通孔4を介してゲッターボックス3内の空間と排気管5とが繋がっている。
通電型ゲッター12は、ゲッターボックス3内の、カソード基板1と底板3bとの間であって、アノード基板2が直接見通せない位置に配置されている。通電型ゲッター12は、一面にスリット状の開口が形成された中空四角柱形状の金属ケース(ゲッターコンテナ)15内に、例えば、Ba(バリウム)、Al(アルミニウム)、Ni(ニッケル)からなるゲッターミクチャー14が収納されてなる。
図1、図3に示すように、通電型ゲッター12の両端にゲッターリード31がそれぞれ溶接により接続されている。13は通電型ゲッター12とゲッターリード31との溶接点である。ゲッターリード31は、真空装置外に導出されており、これにより、真空装置外からゲッター12に通電することができる。
本実施の形態では、図1のように平面視したときに、一対のゲッターリード31は、一対の溶接点13を結ぶ軸線13aに略直交する直線13b上の位置を通って真空装置外に導出されている。即ち、一対のゲッターリード31のうちの一方は、溶接点13から軸線13aに対して一方の側に直線13bと略平行に延び、直線13bに沿うように屈曲された後、側板3aとアノード基板2とを封止する封着材20の直線13bが通過する位置を貫通して真空装置外に導出され、他方は、溶接点13から軸線13aに対して他方の側に直線13bと略平行に延び、直線13bに沿うように屈曲された後、側板3aとカソード基板1とを封止する封着材20の直線13bが通過する位置を貫通して真空装置外に導出されている。
このように構成された本実施の形態の真空装置の効果を説明する。
一対のゲッターリード31を介して通電型ゲッター12に通電してゲッターフラッシュを行うと、金属ケース15内のゲッターミクチャー14が溶解して約1000℃にてBaが蒸発する。同時に、通電型ゲッター12の両端では、金属ケース15に覆われずに露出したゲッターミクチャー14から熱が放射される。本実施の形態では、ゲッターリード31は溶接点13から軸線13aに対して略直角方向に延びているから、ゲッターミクチャー14からの熱放射によって加熱されにくい。更に、ゲッターリード31は、封着材20の直線13bが通過する位置を貫通して真空装置外に導出されている。これにより、溶接点13から封着材20までのゲッターリード31に沿った距離が従来に比べて大幅に長くなる(図1〜図3の例では約4倍長い)。従って、たとえ溶接点13近傍においてゲッターリード31が加熱されたとしても、その熱がゲッターリード31を伝播する間に放熱されるので、封着材20を貫通する箇所ではゲッターリード31の温度は従来に比べて大幅に低下している。よって、ゲッターリード31の熱により、ゲッターリード31を封止する封着材20のフリットガラスが加熱され蒸発したり、封着材20、ゲッターボックス3、カソード基板1、及びアノード基板2等のガラス部材のゲッターリード31近傍部分にクラックが発生したりすることがない。その結果、真空装置内の真空度が低下して、真空装置自体が破壊するという問題が発生するのを防止できる。
図2では、一対のゲッターリード31のうちの一方は側板3aとアノード基板2との間の封着材20を貫通し、他方は側板3aとカソード基板1との間の封着材20を貫通しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、一対のゲッターリード31のうちの一方又は両方が、側板3aと底板3bとの間の封着材20を貫通して真空装置外に導出されていても良い。
直線13bの軸線13a方向における位置は特に制限はないが、一対の溶接点13の略中央を直線13bが通過すると、一対の溶接点13にそれぞれ接続されるゲッターリードのゲッターボックス3内での長さが略均一になり、それぞれが封着材20を貫通する箇所での温度が略均等となるので、好ましい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図、図5は、図4のV−V線での矢視断面図である。図4では、図面を簡略化するために、アノード基板2を取り除いた状態を示している。また、フリットガラスなどの封着材20の図示も省略している。図6は、通電型ゲッター12の一端とこれに接続されたゲッターリード41とを示した拡大平面図である。これらの図において、実施の形態1及び従来と同じ構成部材には同一の符号を付して、それらについての説明を省略する。以下、実施の形態1との相違点を中心に本実施の形態を説明する。
図4〜図6に示すように、通電型ゲッター12の両端にゲッターリード41がそれぞれ溶接により接続されている。13は通電型ゲッター12とゲッターリード41との溶接点である。ゲッターリード41は、真空装置外に導出されており、これにより、真空装置外からゲッター12に通電することができる。
本実施の形態2では、実施の形態1と異なり、ゲッターリード41は、一対の溶接点13を結ぶ軸線13aとほぼ平行な方向に真空装置外に導出されている。即ち、ゲッターリード41は、溶接点13から軸線13aとほぼ平行に延び、側板3aとカソード基板1とを封止する封着材20を貫通して真空装置外に導出されている。ゲッターリード41のこの導出方向は従来の真空装置(図10、図13参照)と同様である。
但し、従来の真空装置と異なり、ゲッターリード41の幅は、ゲッターボックス3内及び封着材20を通過する部分に比べて封着材20から真空装置外に導出された直後の部分の方が広い。即ち、ゲッターリード41の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部42が形成されている。図4、図6では、広幅部42はゲッターリード41に一体に形成してあるが、本発明はこれに限定されず、例えば均一幅に形成したゲッターリード41の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部42を溶接等にて接合しても良い。また、広幅部42の形状は、図4、図6に示したような四角形に限定されない。
このように構成された本実施の形態の真空装置の効果を説明する。
一対のゲッターリード41を介して通電型ゲッター12に通電してゲッターフラッシュを行うと、金属ケース15内のゲッターミクチャー14が溶解して約1000℃にてBaが蒸発する。同時に、通電型ゲッター12の両端では、金属ケース15に覆われずに露出したゲッターミクチャー14から熱が放射される。これにより、ゲッターリード41が加熱され、その熱が封着材20側へゲッターリード41内を伝わる。ゲッターリード41の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部42が設けられているので、溶接点13からゲッターリード41を伝わった熱は広幅部42から真空装置外に放熱される。従って、ゲッターリード41の封着材20を貫通する箇所でのゲッターリード41の温度を従来に比べて大幅に低下させることができる。よって、ゲッターリード41の熱により、ゲッターリード41を封止する封着材20のフリットガラスが加熱され蒸発したり、封着材20、ゲッターボックス3、及びカソード基板1等のガラス部材のゲッターリード41近傍部分にクラックが発生したりすることがない。その結果、真空装置内の真空度が低下して、真空装置自体が破壊するという問題が発生するのを防止できる。
図5では、一対のゲッターリード41は側板3aとカソード基板1との間の封着材20を貫通しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、一対のゲッターリード41のうちの一方又は両方が、側板3aと底板3bとの間の封着材20を貫通して真空装置外に導出されていても良い。
本実施の形態2は、上記を除いて実施の形態1と同様である。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。図7では、図面を簡略化するために、アノード基板2を取り除いた状態を示している。また、フリットガラスなどの封着材20の図示も省略している。図7において、実施の形態1,2及び従来と同じ構成部材には同一の符号を付して、それらについての説明を省略する。以下、実施の形態1,2との相違点を中心に本実施の形態を説明する。
図7に示すように、通電型ゲッター12の両端にゲッターリード51がそれぞれ溶接により接続されている。13は通電型ゲッター12とゲッターリード51との溶接点である。ゲッターリード51は、真空装置外に導出されており、これにより、真空装置外からゲッター12に通電することができる。
図7のように平面視したときに、実施の形態1の一対のゲッターリード31と同様に、一対のゲッターリード51は、一対の溶接点13を結ぶ軸線13aに略直交する直線13c,13d上の位置を通って真空装置外に導出されている。即ち、一対のゲッターリード51のうちの一方は、溶接点13から軸線13aに対して一方の側に直線13cと略平行に延び、直線13cに沿うように屈曲された後、側板3aとアノード基板2とを封止する封着材20の直線13cが通過する位置を貫通して真空装置外に導出され、他方は、溶接点13から軸線13aに対して他方の側に直線13dと略平行に延び、直線13dに沿うように屈曲された後、側板3aとカソード基板1とを封止する封着材20の直線13dが通過する位置を貫通して真空装置外に導出されている。
また、実施の形態2のゲッターリード41と同様に、ゲッターリード51の幅は、ゲッターボックス3内及び封着材20を通過する部分に比べて封着材20から真空装置外に導出された直後の部分の方が広い。即ち、ゲッターリード51の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部52が形成されている。図7では、広幅部52はゲッターリード51に一体に形成してあるが、本発明はこれに限定されず、例えば均一幅に形成したゲッターリード51の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部52を溶接等にて接合しても良い。また、広幅部52の形状は、図7に示したような四角形に限定されない。
このように、本実施の形態3は実施の形態1,2の構成を併せ持つので、実施の形態1,2の効果を足し合わせたのと同様の効果を奏する。即ち、ゲッターリード51の熱により、ゲッターリード51を封止する封着材20のフリットガラスが加熱され蒸発したり、封着材20、ゲッターボックス3、カソード基板1、及びアノード基板2等のガラス部材のゲッターリード51近傍部分にクラックが発生したりすることがない。その結果、真空装置内の真空度が低下して、真空装置自体が破壊するという問題が発生するのを防止できる。
本実施の形態3は、上記を除いて実施の形態1,2と同様である。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。図8では、図面を簡略化するために、アノード基板2を取り除いた状態を示している。また、フリットガラスなどの封着材20の図示も省略している。図8において、実施の形態1〜3及び従来と同じ構成部材には同一の符号を付して、それらについての説明を省略する。以下、実施の形態1〜3との相違点を中心に本実施の形態を説明する。
図8に示すように、通電型ゲッター12の両端に2本のゲッターリード61がそれぞれ溶接により接続されている。13は通電型ゲッター12とゲッターリード61との溶接点である。ゲッターリード61は、真空装置外に導出されており、これにより、真空装置外からゲッター12に通電することができる。
図8のように平面視したときに、実施の形態1,3の一対のゲッターリード31,51と同様に、二対のゲッターリード61は、一対の溶接点13を結ぶ軸線13aに対して略直交する直線13c,13d上の位置を通って真空装置外に導出されている。即ち、一方の溶接点13に接続された一対のゲッターリード61のうちの一方と他方の溶接点13に接続された一対のゲッターリード61のうちの一方とは、この溶接点13から軸線13aに対して一方の側に直線13c,13dと略平行に延び、直線13c,13dに沿うように屈曲された後、側板3aとアノード基板2とを封止する封着材20の直線13c,13dが通過する位置を貫通して真空装置外に導出されている。また、一方の溶接点13に接続された一対のゲッターリード61のうちの他方と他方の溶接点13に接続された一対のゲッターリード61のうちの他方とは、この溶接点13から軸線13aに対して他方の側に直線13c,13dと略平行に延び、直線13c,13dに沿うように屈曲された後、側板3aとカソード基板1とを封止する封着材20の直線13c,13dが通過する位置を貫通して真空装置外に導出されている。
また、実施の形態2のゲッターリード41と同様に、ゲッターリード61の幅は、ゲッターボックス3内及び封着材20を通過する部分に比べて封着材20から真空装置外に導出された直後の部分の方が広い。即ち、ゲッターリード61の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部62が形成されている。図8では、広幅部62はゲッターリード61に一体に形成してあるが、本発明はこれに限定されず、例えば均一幅に形成したゲッターリード61の封着材20近傍の真空装置外の部分に広幅部62を溶接等にて接合しても良い。また、広幅部62の形状は、図8に示したような四角形に限定されない。
このように、本実施の形態4は、4本のゲッターリード61のそれぞれが実施の形態3のゲッターリード51と同様の構成を有している。
本実施の形態4では、1つの溶接点13に接続された2本のゲッターリード61を介して通電型ゲッター12に電流を流すことができる。これにより、1本のゲッターリード61を流れる電流を実施の形態3の半分に低減することができるので、ゲッターフラッシュ時にゲッターリード61自身の発熱量を少なくすることができる。従って、ゲッターリード61の熱によってゲッターリード61を封止する封着材20のフリットガラスが加熱され蒸発したり、封着材20、ゲッターボックス3、カソード基板1、及びアノード基板2等のガラス部材のゲッターリード61近傍部分にクラックが発生したりすることを、実施の形態3以上に抑えることができる。その結果、真空装置内の真空度が低下して、真空装置自体が破壊するという問題が発生するのを更に防止できる。
また、1つの溶接点13に対して2本のゲッターリード61が接続されているので、通電型ゲッター12から1本のゲッターリード61に伝えられる熱は実施の形態3よりも少なくなる。これにより、個々のゲッターリード61の温度上昇を抑えることができる。従って、ゲッターリード61の熱によってゲッターリード61を封止する封着材20のフリットガラスが加熱され蒸発したり、封着材20、ゲッターボックス3、カソード基板1、及びアノード基板2等のガラス部材のゲッターリード61近傍部分にクラックが発生したりすることを、実施の形態3以上に抑えることができる。その結果、真空装置内の真空度が低下して、真空装置自体が破壊するという問題が発生するのを更に防止できる。
本実施の形態4では、1つの溶接点13に接続された2本のゲッターリード61のうちの一方のみを介して通電型ゲッター12に電流を流しても良い。
図8では1つの溶接点13に2本のゲッターリード61が接続された例を示したが、1つの溶接点13に3本以上のゲッターリードが接続されていても良い。
図8ではゲッターリード61に広幅部62を設けた例を示したが、ゲッターリード61に広幅部62を設けない構成も可能である。
本実施の形態4は、上記を除いて実施の形態1〜3と同様である。
実施の形態1〜4に示した通電型ゲッター12は一直線状に延びた細長い形状を有していたが、本発明の通電型ゲッターはこれに限定されず、例えばS字形状やC字形状に湾曲又は屈曲していても良い。また、通電型ゲッター12の断面形状は、図11(B)に示したような略正方形である必要はなく、長方形、円形、楕円形、長円形など各種形状であっても良い。
実施の形態1〜4に示した真空装置は、ゲッターボックス3の底板3bに形成した連通孔4を介して排気管5に接続されていた。これは、この真空装置が、密閉構造の真空容器を形成後に大気圧雰囲気下で排気管5を介して真空容器の内部空間を真空にし、その後排気管5を封止して形成されるからである。しかしながら、本発明の真空装置はこれに限定されず、例えば真空チャンバ内の真空雰囲気下で真空装置を完成させることができる場合には、連通孔4や排気管5は不要である。
実施の形態1〜4に示した真空装置では、ゲッターボックス3がカソード基板1に対して下側(アノード基板2とは反対側)に配置されていたが、ゲッターボックス3の位置はこれに限定されない。例えば、ゲッターボックス3をアノード基板2に対して上側(カソード基板1とは反対側)に配置しても良く、あるいは、カソード基板1及びアノード基板2の端縁から外方向(カソード基板1及びアノード基板2の主面に平行な方向)に突き出すように配置しても良い。また、実施の形態1〜4に示した真空装置では、ゲッターボックス3に設けられる連通孔4及び排気管5をゲッターボックス3の底板3bに設けて下方向に排気するように構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、連通孔4及び排気管5をゲッターボックス3の側板3aに設けて横方向に排気するように構成しても良く、あるいは、ゲッターボックス3を上述のようにアノード基板2に対して上側に配置して上方向又は横方向に排気するように構成しても良く、あるいは、ゲッターボックス3を上述のように外方向に突き出して配置して下方向、上方向、又は横方向に排気しても良い。更に、実施の形態1〜4に示した真空装置では、ゲッターボックス3は側板3aと底板3bとから構成されていたが、これらが一体化された一部品から構成されていても良く、あるいは、側板3a及び底板3b以外の部品を更に有していても良い。このように本発明は上記の実施の形態1〜4に限定されず、様々に変更して実施することができ、どのような実施形態であっても、ゲッターリードが上述した本発明の構成を備えていれば良く、そのような場合には上述した本発明の効果を得ることが出来る。
本発明の真空装置の利用分野は特に制限はないが、例えば電界放出型表示装置(Field Emission Device)を始めとするあらゆる種類の電子源内蔵真空装置に利用することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。 図2は、図1のII−II線での矢視断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る電子源内蔵真空装置の通電型ゲッターの一端とこれに接続されたゲッターリードとを示した拡大平面図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。 図5は、図4のV−V線での矢視断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る電子源内蔵真空装置の通電型ゲッターの一端とこれに接続されたゲッターリードとを示した拡大平面図である。 図7は、本発明の実施の形態3に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。 図8は、本発明の実施の形態4に係る電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。 図9は、従来の電子源内蔵真空装置の概要構成を示す平面図である。 図10は、従来の電子源内蔵真空装置において、ゲッターボックス近傍を示す平面図である。 図11(A)は、図10に示した従来の従来の電子源内蔵真空装置において、溶接点近傍の通電型ゲッター及びゲッターリードを示した拡大平面図、図11(B)は図11(A)のXIB−XIB線での矢視断面図である。 図12は、図10のXII−XII線での矢視断面図である。 図13は、図10のXIII−XIII線での矢視断面図である。
符号の説明
1 カソード基板
2 アノード基板
3 ゲッターボックス
4 連通孔
5 排気管
11、31、41、51、61 ゲッターリード
12 通電型ゲッター
13 溶接点
14 ゲッターミクチャー
15 金属ケース(ゲッターコンテナ)
20 封着材(フリットガラス)
42、52、62 広幅部

Claims (3)

  1. エミッタが形成されたカソード電極を有する第1基板と、前記エミッタからの電子放出方向に、前記第1基板に対して離間して配置されたアノード電極を有する第2基板と、通電型ゲッターが収納されたゲッターボックスとを有し、内部空間が真空である真空装置であって、
    前記通電型ゲッターの両端には、前記通電型ゲッターに通電するためのゲッターリードがそれぞれ接続されており、前記ゲッターリードは、いずれも前記通電型ゲッターの両端の前記ゲッターリードとの接続点を結ぶ直線に略直交する共通する直線が通過する前記真空装置上の位置を通って前記真空装置外に導出されていることを特徴とする真空装置。
  2. 記ゲッターリードの前記真空装置外に導出された直後の位置又はその近傍において、前記ゲッターリードの幅が拡大されており、又は前記ゲッターリードに前記ゲッターリードよりも広幅の部材が接合されている請求項1に記載の真空装置。
  3. 前記通電型ゲッターの一端に接続された前記ゲッターリードの数が複数である請求項1又は2に記載の真空装置。
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