JP4538204B2 - 窓付き封筒の製造方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、封筒を構成する紙の一部に透明化剤を塗布することにより透明な窓を設けるようにした窓付き封筒の製造方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記透明化剤としては種々のものが提案されているが、窓付き封筒の使用後のリサイクルの点から、この透明化剤には、リサイクル時に封筒本体の紙と共に水に溶ける水溶性を有するもの、例えば特許文献1に示されている、カルボキシル基を有するロジン系樹脂およびカルボキシル基を有するアクリル系ポリマー溶液の混合物を有効成分で100重量物に、アンモニア水またはエチレンジアミンやトリエチルアミンのようなアミン類の単独または混合物の10〜40重量部によって中和して水溶化した樹脂およびポリマー溶液の有効成分100重量部に対し、又は更にスチレン系樹脂の溶剤溶液を有効成分で0〜100重量部混合した溶液の有効成分100重量部に対し、シリコーン系の消泡剤または離型剤を0〜1.0重量部、ワックスエマルジョンを有効成分で0〜20重量部混合してなる透明化剤が用いられている。その他にスルホン化ひまし油が用いられている(例えば特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−284097号公報(段落〔0004〕)
【特許文献2】
特開平11−79190号公報(段落〔0008〕)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、リサイクル可能な透明化剤は、水溶性であることにより、UV硬化性のもののように乾燥性がよくないため、塗工面が乾かないうちにローラを通ることになり、このローラとの接触により透明化剤がローラにて掻き取られて、まだらになる恐れがある。これを防ぐためには、透明化剤を塗布した連続紙の走行速度を遅くしなければならず、生産性に問題があった。
【0005】
本発明は上記のことに鑑みなされたもので、リサイクル可能な水溶性の透明化剤を用いた窓付き封筒を高速で、かつ窓部がまだらになる等の不具合が生じることなく製造できるようにした窓付き封筒の製造方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る窓付き封筒の製造方法は、水溶性の透明化剤を塗布することにより封筒の一部に透明窓を設ける窓付き封筒の製造方法において、走行経路に沿って連続紙が走行する間に、連続紙を順次折りたたみ、糊付けし、切断して封筒を製造する封筒製造装置による封筒の製造工程の上流側で、上記各封筒の透明窓となる位置に水溶性の透明化剤を透明化剤塗布装置にて塗布し、この透明化の剤塗布工程において、連続紙の走行方向に設けた複数個の乾燥胴による乾燥経路にて一方の面のみが乾燥胴に接触するようにして連続紙をループ状に巻き掛けるようにし、この乾燥経路の側方から乾燥胴間へ向けて連続紙を供給し、乾燥経路上の上流側にて連続紙の上記乾燥胴に接触しない方の面に透明化剤を塗布し、連続紙の透明化剤の塗布面が上記各乾燥胴に接触しない状態で乾燥するようにした。
【0007】
そして上記製造方法を実施する窓付き封筒の製造装置は、水溶性の透明化剤を塗布することにより封筒の一部に透明窓を設ける窓付き封筒の製造装置において、走行経路に沿って連続紙が走行する間に、連続紙を順次折りたたみ、糊付けし、切断して封筒を製造する封筒製造装置と、連続紙の走行方向に複数個の乾燥胴を設けると共に、この複数個の乾燥胴の周囲に、連続紙の一方の面のみが各乾燥胴に接触して連続紙をループ状に巻き掛けるようにした連続紙の乾燥経路を設け、この乾燥経路の側方に、乾燥経路の乾燥胴間に向けて連続紙を供給する給紙部を設け、乾燥経路の最上流部に、上記連続紙の乾燥胴に接触しない方の面に向けて透明窓用の透明化剤を塗布する透明化剤塗布機を設けてなり、上記乾燥経路を通過した連続紙が上記封筒製造装置に供給されるように配置された透明化剤塗布装置とからなっている。
【0008】
また、上記構成の窓付き封筒の製造装置において、透明化剤塗布装置及び封筒製造装置のそれぞれの連続紙の走行経路に配置されるローラ及び加工部材等の走行経路構成部材が、透明化剤の塗布部に接触しないようにした。
【0009】
また、乾燥経路の最下流部に、封筒のフラップ用の口糊を塗布する口糊塗布機を設けると共に、これの下流側に、口糊を非接触状態で乾燥する乾燥機を設けた。
【0010】
【作 用】
連続紙が封筒製造装置の走行経路を走行する間に、この連続紙は順次折りたたまれ、糊付けされ、切断されて封筒が製造される。そしてこの封筒製造装置の上流側に配置された透明化剤塗布装置の透明化剤塗布機にて、上記封筒の透明窓となる位置に透明化剤が塗布される。この透明化剤は乾燥経路を走行される間に乾燥されるが、このときの透明化剤塗布面は乾燥経路において乾燥胴に接触することがなく乾燥される。従って連続紙に塗布された透明化剤は乾燥する前に乾燥胴にて掻き落とされることがない。
【0011】
また、上記窓付き封筒の製造装置において、連続紙の走行経路に配置されるローラ及び加工部材等の走行経路構成部材が、透明化剤の塗布部に接触しないようにしたことにより、窓付き封筒の製造装置の走行経路を走行される連続紙の透明化剤塗布部は、これの塗布部から封筒として切断排出される間にわたって、透明化剤塗布装置及び封筒製造装置でのそれぞれの走行経路を構成するローラ群及び、折りたたみ用のプラウやプラウ折り部材の加工部材等の走行経路構成部材に接触されることなく走行され、連続紙に塗布された透明化剤は、封筒製造装置の終端に至る間にこれの塗布面がひっかかる等の乱れが生じることなく、かつ確実に乾燥される。
【0012】
また、封筒のフラップを接着するための口糊も透明化剤塗布装置で塗布され、これもローラ等に掻き落とされることなく乾燥した状態で封筒製造装置に供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明に係る窓付き封筒の製造装置の一例を示す正面図、図2はその平面図、図3は図2のX矢視図、図4はプラウ折り装置の要部及び作用を概略的に示す斜視図、図5はフラップ折り装置の要部及び作用を示す斜視図、図6は封筒の折りたたみ製造工程を示す説明図、図7は本発明方法及び装置で作られた封筒の1つを示す斜視図である。
【0015】
図中1はダブル幅の連続紙2から2枚ずつの図7に示すような窓付き封筒3を折りたたみ製造する封筒製造装置であり、4はこの封筒製造装置1の上流側に配置される透明化剤塗布装置である。
【0016】
封筒製造装置1には、これの上流側から、筋付け装置5、中央スリッタ6、両耳スリッタ7、ダイロール装置8、胴糊塗布装置9、一対のプラウ折り装置10a,10b、フラップ折り装置11、切断装置12、搬出装置13が設けられている。
【0017】
この封筒製造装置1にあっては、透明化剤塗布装置4から走行してくる連続紙2が、筋付け装置5にて図6のAにおいて、2枚ずつ同時に製造される各封筒3,3の折りたたみ線14,14とそれぞれのフラップ折りたたみ線15,15が筋状に付けられる。また、中央スリッタ6及び両耳スリッタ7にて図6のBにおいて、中央のスリット16と両耳のスリット17,17が設けられる。
【0018】
ついで、ダイロール装置8にて図6のCにおいて、図7に示すところの各封筒3のフラップ18の両端の切り落とし部18a,18aのための打ち抜き穴19が設けられる。また、胴糊塗布装置9にて図6のDにおいて、連続紙2の上側となっている裏面に上記封筒3の長手方向間隔ごとに2列ずつの胴糊20が塗布される。その後一対のプラウ折り装置10a,10bにて図6のEにおいて、折りたたみ線14,14に沿って内側へ折りたたまれてから、フラップ折り装置11にて図6のFにおいて、フラップ折りたたみ線15,15に沿ってフラップ18が折り曲げられる。ついで切断装置12にて図6のGにおいて、上記胴糊塗布装置9にて2列ずつ塗布された胴糊20の間で切断され、長手方向両端が胴糊20で閉じられた窓付き封筒3が2枚ずつ作られて搬出装置13へ排出される。
【0019】
そしてこの封筒製造装置1において、これの連続紙の走行経路に配置される筋付け装置5、各スリッタ6,7の胴部、ダイロール装置8、胴糊塗布装置9、プラウ折り装置10a,10b、フラップ折り装置11、切断装置12及びその他のローラ類等の全ての走行経路構成部材が、透明窓3aとなる部分に塗布した透明化材に接触しないようになっている。
【0020】
図4は一方のプラウ折り装置10bを示すもので、先端側がテーパ状に形成されたプラウ10cは、これの先端が折りたたみ線14に接触し、他の部分、特に、図4(b)に示すように円筒部の下側部分が連続紙2に接触しないようにして配置されており、中央スリッタ6にて走行方向に切断された一方の連続紙はこのプラウ10cにて折りたたみ線14に沿って走行方向に平行に2つ折りされる。なお、この図4ではフラップ18用の切り落とし部の図示を省略している。
【0021】
上記フラップ折り装置11は図5に示すようになっていて、フラップ18に隣接する封筒の開口側端部を上側から押さえる封筒押さえ21と、フラップ18を下側からすくい上げて略直角状に立ち上げる折り曲げ案内片22と、ついでフラップ18を180度にわたって折りたたむ折りたたみ案内片23とからなっていて、これらの間を通ることによりフラップ18が封筒のフラップ折りたたみ線15に沿って開口部に対して折りたたまれるようになっている。
【0022】
上記封筒製造装置1に送られる連続紙2は、これの上流側に配置された透明化剤塗布装置4にて各窓付き封筒3の透明窓3aになる位置に透明化剤が塗布されると共に、折り曲げたフラップ18となる部分に使用時に湿らすことにより接着する口糊24が塗布されている。
【0023】
上記透明化剤塗布装置4は図1から図3に示すようになっていて、これは封筒製造装置1の上流側へこれの延長線上に設けられている。そしてこれの長手方向中間部に、この透明化剤塗布装置1の側方から供給される連続紙2を長手方向の一方、例えば封筒製造装置1側(以下、装置下流側という)へ反転して向けるターンバー25が設けてある。このターンバー25の上流側、すなわち透明化剤塗布装置4の手前側に、表面を上側にした連続紙2をターンバー25へ供給する給紙部26が設けてある。
【0024】
ターンバー25の下流側(以下、用紙下流側という)に連続紙2を封筒製造装置1とは反対側(以下、装置上流側という)へ反転する反転装置27が設けてあり、この反転装置27の用紙下流側に連続紙2の裏面で上記透明窓3aになる位置に水溶性の透明化剤を塗布する透明化剤塗布機28が設けてある。
【0025】
そしてこの透明化剤塗布機28の用紙下流側に、連続紙2の透明化剤を塗布した裏面を外側にしてループ状に巻き掛ける複数個、例えば2個の乾燥胴29a,29bを有してなる乾燥経路が設けてあり、この乾燥経路の最下流側の乾燥胴29bを通過した連続紙2は裏面を上側にして封筒製造装置1へ入るようになっている。上記給紙部26はこの乾燥経路の側方に配置されており、この給紙部26からの連続紙2は上記複数個の乾燥胴間に向けて供給されるようになっている。また、この最下流側の乾燥胴29bの用紙下流側に、連続紙2の裏面に上記口糊24を塗布する口糊塗布機30が設けてある。
【0026】
上記各乾燥胴29a,29bはヒータを内蔵してこれの表面が加熱されるようになっていると共に、連続紙2が巻き掛けられる部分の外側に乾燥機31a,31bが設けてある。また、反転装置27から窓剤塗布装置28に至る間に、ここを通る連続紙2を加熱するプレヒート32が設けてある。さらに、各乾燥胴間、すなわち、第1と第2の乾燥胴29a,29bの間及び第2乾燥胴29bと口糊塗布機30の間の経路には、ここを通る連続紙2の両面を加熱する乾燥機33a,33b,33c,…が設けてある。そして、上記の各乾燥機31a,31b,33a,33b,33c,…及びプレヒータ32は走行する連続紙2の各面に対して非接触状態で設けられている。
【0027】
また、上記口糊塗布機30の用紙下流側には連続紙2の裏面に対向する高周波乾燥機34が非接触状態で設けてある。そして、この透明化剤塗布装置4において、口糊塗布機30を含む連続紙2の走行経路内にある走行経路構成部材は透明窓3aとなる部分に塗布した透明化剤に接触しないようになっている。
【0028】
上記構成の透明化剤塗布装置4においては、給紙部26から給紙された連続紙2はターンバー25にてこれの裏面が上側になるように反転され、ついで反転装置27にて装置上流側へ反転される。そしてこの走行中に、透明化剤塗布機28にて連続紙2の裏面で、かつ封筒3の透明窓3aとなる位置に水溶性の透明化剤が塗布される。このとき、塗布前の連続紙2はプレヒータ32にて加熱されている。
【0029】
透明化剤を裏面に塗布された連続紙2は、これの透明化剤が塗布されていない表面を内側にして2個の乾燥胴29a,29bにループ状に巻き掛けられ、これの回転により走行される。この間に連続紙2の表面は各乾燥胴29a,29bに接触して直接加熱され、また透明化剤を塗布した裏面は乾燥機31a,31bにて非接触状態で加熱され、また、各乾燥胴29a,29b間に設けられた別の乾燥機33a,33b,33c…にて連続紙2の両面が非接触状態で加熱され、この間において、連続紙2の裏面に塗布された透明化剤が乾燥される。そしてこのときにおいて、透明化剤が塗布された連続紙2の裏面は乾燥胴等の加熱部材には全く接触することなく走行される。なお、上記各乾燥機31a,31b,33a,33b,33c…は加熱による乾燥だけでなく、冷風を吹きつけて透明化剤を硬化乾燥させることもある。
【0030】
最下流側の乾燥胴29bを通過した連続紙2は、これの裏面を上側にして封筒製造装置4へ供給されるが、その前に、上記最下流側の乾燥胴29bを通過した直後において、連続紙2の裏面で、かつ封筒3のフラップ18となる部分に口糊塗布機30にて口糊24が塗布される。そしてこの口糊24は、裏面に対向させて設けられた高周波加熱装置34にて非接触状態で乾燥される。なお、透明化剤の塗布部は口糊塗布機30にも接触されない。
【0031】
上記構成において、透明化剤塗布装置4の乾燥胴は2個設けた例を示したが、この乾燥胴は、乾燥胴によって構成されるループ状の乾燥経路の長さに応じた数を用いる。また、この乾燥経路に設けたヒータ及び乾燥機の数も同様である。そしてこの乾燥経路の長さは高速で走行する連続紙2に塗布した透明化剤が十分に乾燥する長さになっている。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、透明窓を構成する透明化剤は、連続紙が封筒製造装置に供給される前に透明化剤塗布装置にて塗布されると共に、これに設けられた乾燥経路を高速で通過する間において、この乾燥経路を構成する乾燥胴及び乾燥機に対して非接触状態で乾燥することができ、これにより水溶性の透明化剤を十分乾燥した状態の連続紙を高速で封筒製造装置へ供給することができると共に、透明部がまだらになることを防止でき、水溶性の透明化剤を用いた窓付き封筒を、透明窓がまだらになる等の不具合が生じることなく高速で製造することができる。そしてさらに、封筒製造装置でも透明化剤塗布面に走行経路構成部材が接触することがないことにより、折りたたんで封筒にするまで乾燥を長く、確実に行うことができる。
【0033】
また、本発明によれば、フラップ用の口糊も連続紙が封筒製造装置に供給される前に、上記透明化剤に十分乾燥した状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓付き封筒の製造装置の一例を示す正面図である。
【図2】図1に示した装置の平面図である。
【図3】図2のX矢視図である。
【図4】プラウ折り装置の要部及び作用を概略的に示す斜視図である。
【図5】フラップ折り装置の要部及び作用を示す斜視図である。
【図6】封筒の折りたたみ工程を示す説明図である。
【図7】本発明の製造方法及び装置で作られた封筒の1つを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…封筒製造装置、2…連続紙、3…窓付き封筒、4…透明化剤塗布装置、5…筋付け装置、6…中央スリッタ、7…両耳スリッタ、8…ダイロール装置、9…胴糊塗布装置、10a,10b…プラウ折り装置、10c…プラウ、11…フラップ折り装置、12…切断装置、13…搬出装置、14…折りたたみ線、15…フラップ折りたたみ線、16…中央スリット、17…両耳スリット、18…フラップ、18a…切り落とし部、19…打ち抜き穴、20…胴糊、21…封筒押さえ、22…折り曲げ案内片、23…折りたたみ案内片、24…口糊、25…ターンバー、26…給紙部、27…反転装置、28…透明化剤塗布機、29a,29b…乾燥胴、30…口糊塗布機、31a,31b…乾燥機、32…プレヒータ、33a,33b,33c…乾燥機、34…高周波乾燥機。
Claims (4)
- 水溶性の透明化剤を塗布することにより封筒の一部に透明窓を設ける窓付き封筒の製造方法において、
走行経路に沿って連続紙が走行する間に、連続紙を順次折りたたみ、糊付けし、切断して封筒を製造する封筒製造装置による封筒の製造工程の上流側で、上記各封筒の透明窓となる位置に水溶性の透明化剤を透明化剤塗布装置にて塗布し、
この透明化の剤塗布工程において、
連続紙の走行方向に設けた複数個の乾燥胴による乾燥経路にて一方の面のみが乾燥胴に接触するようにして連続紙をループ状に巻き掛けるようにし、この乾燥経路の側方から乾燥胴間へ向けて連続紙を供給し、乾燥経路上の上流側にて連続紙の上記乾燥胴に接触しない方の面に透明化剤を塗布し、
連続紙の透明化剤の塗布面が上記各乾燥胴に接触しない状態で乾燥することを特徴とする窓付き封筒の製造方法。 - 水溶性の透明化剤を塗布することにより封筒の一部に透明窓を設ける窓付き封筒の製造装置において、
走行経路に沿って連続紙が走行する間に、連続紙を順次折りたたみ、糊付けし、切断して封筒を製造する封筒製造装置と、
連続紙の走行方向に複数個の乾燥胴を設けると共に、この複数個の乾燥胴の周囲に、連続紙の一方の面のみが各乾燥胴に接触して連続紙をループ状に巻き掛けるようにした連続紙の乾燥経路を設け、この乾燥経路の側方に、乾燥経路の乾燥胴間に向けて連続紙を供給する給紙部を設け、乾燥経路の最上流部に、上記連続紙の乾燥胴に接触しない方の面に向けて透明窓用の透明化剤を塗布する透明化剤塗布機を設けてなり、上記乾燥経路を通過した連続紙が上記封筒製造装置に供給されるように配置された透明化剤塗布装置とからなることを特徴とする窓付き封筒の製造装置。 - 請求項2記載の窓付き封筒の製造装置において、透明化剤塗布装置及び封筒製造装置のそれぞれの連続紙の走行経路に配置されるローラ及び加工部材等の走行経路構成部材が、透明化剤の塗布部に接触しないようにしたことを特徴とする窓付き封筒の製造装置。
- 乾燥経路の最下流部に、封筒のフラップ用の口糊を塗布する口糊塗布機を設けると共に、これの下流側に、口糊を非接触状態で乾燥する乾燥機を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の窓付き封筒の製造装置。
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