JP4537944B2 - かしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置 - Google Patents

かしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、金属製の板材にクリンチボルトを固着するかしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置に関するものである。
自動車部品、電気部品、その他各種機械部品等の組み立てにおいて、金属製の板材に予めボルトを固着し、該ボルトにより他の部品を取り付けることがある。このように板材にボルトを固着する場合、従来はボルトの頭部を板材に溶接する方法が主流であった。
しかし、近年、省エネルギー、作業環境等を考慮して、あるいはアルミニウム合金製板材、ステンレス鋼製板材等の採用から、溶接による固着に代えて、板材にかしめ結合により固着するクリンチボルトの使用が増加する傾向にある。
クリンチボルトの固着構造は、例えば図14及び図15に例示するように、板材61に設けた取付孔62にクリンチボルト63のねじ軸部64を挿通し、該ねじ軸部64をクリンチダイス71の受孔73に挿入してクリンチボルト63の頭部65をパンチ72で押圧することにより、頭部65の座面に突設した突起部66及び首下部に設けたリング状突部67と、受孔73の入口周縁に設けられたクリンチ部74とで取付孔62の周縁部分をかしめて頭部65に固着し、かしめ結合部分75で板材61に固着したクリンチボルト63の耐引抜き力と耐回転力を確保している。
現在、このような板材61に対するクリンチボルト63の固着は、板材61に設けた取付孔62にクリンチボルト63のねじ軸部64を挿通し、該ねじ軸部64をクリンチダイス71の受孔73に挿入する作業は手作業で行なっているため、作業効率が低く、クリンチボルト63の使用量の増大に伴って作業効率の向上が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、クリンチボルトのねじ軸部を板材の取付孔に挿通し、クリンチダイスの受孔に挿入する作業とかしめ結合の自動化と共に、パンチに対してクリンチボルトを自動供給してクリンチボルトの固着作業を完全に自動化することができるかしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、クリンチボルトのねじ軸部を挿入する受孔の入口周縁にクリンチ部が設けられているクリンチダイスと、前記受孔に上下摺動自在に嵌装され、かつ、押しばねにより軸方向へ付勢されているガイドピンと、前記ガイドピンの一部を形成し、前記クリンチダイスより突出する位置決めピン部と、前記クリンチダイスに対向して配設され、上下動するパンチと、前記パンチの端面に設けられ、前記クリンチボルトの頭部を保持するクリンチボルト保持手段と、を備え、前記位置決めピン部に板材に設けた取付孔を嵌め合わせた後、前記クリンチボルトを前記パンチと、前記ガイドピンの位置決めピン部とで挟持した姿勢で押圧して、そのねじ軸部を前記取付孔を貫通して前記受孔に挿入し、さらに、前記パンチで前記頭部を前記板材に押圧することにより、前記取付孔の周縁部分を前記クリンチ部でかしめて前記頭部に固着するかしめ装置へ前記クリンチボルトを自動供給するクリンチボルト供給手段が、前記パンチを取り付けるパンチホルダに固定され、前記パンチと平行に配設されるガイドポストと、該ガイドポストに軸方向摺動自在に取り付けられ、かつ、前記ガイドポストに対して横方向へ延びる可動支持体と、前記ガイドポストに嵌装され、前記可動支持体を前記パンチの端面側へ付勢するばねと、前記可動支持体に設けられた前記パンチが貫通して上下動するパンチ挿通孔と、前記可動支持体に貫通して設けられ、前記クリンチボルトを連続的に供給するボルト供給口と、前記可動支持体に取付け固定され、前記ボルト供給口を通じて供給される前記クリンチボルトを個別に前記パンチの端面近傍の所定位置まで移送する案内シュートと、該案内シュートに設けられ、前記クリンチボルトをその頭部を係合させて案内移送する移送通路と、前記案内シュートの前端部に設けられ、前記パンチ挿通孔を貫通したパンチが摺動案内されるパンチ案内部と、前記移送通路に沿って前記クリンチボルトを前記所定位置まで押し出す押し出し機構とを備えていることを特徴とするかしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の前記ボルト供給手段が、前記パンチを上下逆向きに設置して、該パンチにより前記クリンチボルトを押し上げて、前記板材に固着する装置に付設されたものにおいて、前記ボルト供給口から前記案内シュートに上向きに供給される前記クリンチボルトが落下するのを防止する係止装置が前記案内シュートに設けられている構成である。
請求項に係る発明によれば、クリンチボルトをパンチの端面近傍位置に自動供給させることで、クリンチボルトの板材の取付孔に対する自動挿入作業及びかしめ工程を含む固着作業を完全に自動化することが可能となる。
請求項に係る発明によれば、前記パンチを上下逆向きに設置して、該パンチによりクリンチボルトを押し上げて前記板材に固着する装置において、前記クリンチボルトの前記板材の取付孔に対する自動挿入作業及びかしめ工程を含む固着作業を安定して自動化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用するかしめ装置の要部を示している。該かしめ装置10は、金属板の板材1に設けた取付孔2にクリンチボルト3のねじ軸部4を挿通して、その頭部5を板材1にかしめ結合により固着するもので、プレス加工機のダイホルダ13に固装されるクリンチダイス11と、該クリンチダイス11の上方に相対向し配設されるパンチ12とを備えている。パンチ12はパンチホルダ14を介してプレスラム(図示せず)に取り付けられ、上下動してクリンチダイス11に対して接近離間する。
クリンチボルト3のねじ軸部4の先端は、後述する自動調心作用による位置修正のため円錐状の凸部6に形成されている。また、頭部5の底面及び首下部分にはかしめ結合するための突起7及びリング状突部8が設けられている。
クリンチダイス11には、クリンチボルト3のねじ軸部4を挿入する受孔15が設けられている。該受孔15は、後述するガイドピン17を嵌装するために、ねじ軸部4の外径よりかなり大きい内径を有する大径孔15aの入口近傍部分にねじ軸部4より僅かに大きい内径を有する小径孔15bが形成されており、該小径孔15bの入口周縁にクリンチ部16が設けられている。
ガイドピン17は、受孔15の大径孔15aに摺動自在に嵌装される大径の基部17aと、該基部17aに突設され、受孔15の小径孔15bに摺動自在に嵌装される小径の位置決めピン部17bとを有し、位置決めピン部17bの端面には、後述するように、ねじ軸部4先端の凸部6を係合して、自動調心作用によりクリンチボルト3を位置修正するため円錐状の凹部18が設けられている。また、クリンチダイス11の底部には受孔15の大径孔15aとほぼ同一の内径を有する筒状のばねケース19が受孔15と同軸状に取り付けられ、該ばねケース19に収容して受孔15の大径孔15aに嵌装された押しばね20によりガイドピン17が軸方向上方へ付勢されていて、その位置決めピン部17bがクリンチダイス11の上方へ突出している。
パンチ12の下端面には、クリンチボルト3の頭部5を係合するボルト保持凹部21が設けられていて、該ボルト保持凹部21の内奥に頭部5を吸着保持する磁石22が埋設されている。なお、パンチ12の端面にクリンチボルト3の頭部5を保持する手段は磁石22に限定されることはなく、例えば図3に例示するように、磁石22に代えて、ボルト保持凹部21の内奥に真空吸引口23を設け、該真空吸引口23に連通する通路24をパンチ12に設けて、通路24に接続した吸引ホース25を介して、図示しない真空ポンプの吸引力により吸着保持させるようにしてもよい。
一方、パンチ12の側方には、レーザーポインタ26が設置されている。該レーザーポインタ26は、ガイドピン17の位置決めピン部17bの上端中央部にレーザー光線を照射して、板材1の取付孔2を位置決めピン部17bに嵌め合わせ易くするために設けられている。
次に、図1に示した装置によりクリンチボルト3を板材1に固着する作業工程を図2を参照して説明する。
図2(a)は、作業準備工程を示している。クリンチボルト3は、頭部5をパンチ12先端の保持凹部21に係合して、磁石22により吸着保持されるが、頭部5の頂面に鉄粉や塵埃が介在したり、頭部5の頂面の直角度(軸線に対する)が正確でない場合には、図示のように、クリンチボルト3の軸芯がパンチ12の中心線に対して若干傾いて吸着保持されることがある。一方、板材1は、取付孔2にレーザーポインタ26のレーザー光線が照射される位置に移動させることで、取付孔2が位置決めピン部17bに容易、かつ迅速に嵌め合わされ、図2(b)に示すように、クリンチダイス11の上面に載置される。この状態でパンチ12が下降し、図2(c)に示すように、ねじ軸部4先端の凸部6が位置決めピン部17bの端面に当接すると、円錐状凹部18に係合し、その自動調心作用によって、クリンチボルト3は、軸芯がガイドピン17の軸芯に一致するように位置修正される。クリンチボルト3の軸芯が位置修正されると、図2(d)に示すように、クリンチボルト3をパンチ12と、押しばね20により上方へ付勢されているガイドピン17の位置決めピン部17bとで挟持した姿勢で、クリンチボルト3がパンチ12により押し下げられ、そのねじ軸部4が板材1の取付孔2を貫通して受孔15の小径孔15bに挿通し、さらに押しばね20に抗してガイドピン17を押し下げながら受孔15の大径孔15aにねじ軸部4を挿通して、図2(e)に示すように、パンチ12でクリンチボルト3の頭部5を板材1に押圧すると、取付孔2の周縁部分がクリンチダイス11のクリンチ部16と、頭部5の座面及び首下部分に設けられた突起7及びリング突部8とでかしめられて、頭部5に固着される。
上記のような作業工程によって、クリンチボルト3を板材1の取付孔2及びクリンチダイス11に挿入する作業とかしめ結合が自動化できる。
図4は、本発明に係るクリンチボルト供給装置30を上記したかしめ装置10に付設した実施例を示しており、クリンチボルト3の板材1の取付孔2及びクリンチダイス11に対する挿入作業及びかしめ結合の自動化に加えて、パンチ12の端面下方の所定位置にクリンチボルト3を自動供給する。
クリンチボルト供給装置30は、パンチホルダ14に固定され、パンチ12と平行に配設されているガイドポスト31と、該ガイドポスト31に軸方向摺動自在に取り付けられ、かつ、ガイドポスト31に対して直角横方向へ延びる可動支持体32と、ガイドポスト31に嵌装され、可動支持体32をパンチ12の端面側へ付勢するコイルばね33と、該可動支持体32に設けられたパンチ12が貫通して上下動するパンチ挿通孔34と、可動支持体32に貫通して設けられ、クリンチボルト3を連続的に供給するボルト供給口35と、可動支持体32の下側に取付け固定され、ボルト供給口35を通じて供給されるクリンチボルト3を個別にパンチ12の端面近傍の所定位置まで移送する案内シュート36と、該案内シュート36に設けられ、頭部5を係合させたクリンチボルト3を案内移送する移送通路37と、案内シュート36の前端部に設けられ、パンチ挿通孔34を貫通したパンチ12が摺動案内されるパンチ案内部38と、案内シュート36の移送通路37に沿って往復動自在に取り付けられたプッシャ39と、案内シュート36の後端部に固装され、プッシャ39を作動するエアシリンダ40とを備えている。
可動支持体32は、前端部に固着した案内筒体41をガイドポスト31に嵌装して軸方向摺動自在に取り付けられ、かつ、可動支持体32の前端から案内筒体41まで挿通して装着した掛止ピン42を、ガイドポスト31の側面に設けた軸方向へ延びる係合溝43に係合させて、ガイドポスト31に対する軸方向摺動範囲が制限されていると共に、コイルばね33により下方(パンチ端面側)へ付勢されている。
ボルト供給口35には湾曲した供給シュート44が接続されている。該供給シュート44の入口端は、可動支持体32の後端部に立設した支柱45に固定支持されている接続パイプ46の一端に接続され、該接続パイプ46の他端に接続した給送ホース47を通じて空気圧で連続的に給送されてくるクリンチボルト3が供給シュート44を経てボルト供給口35に連続的に供給される。
プッシャ39は、図5に示すように、角柱形状の本体の上面両側に案内シュート36の移送通路37の上面両側に形成された案内段部37a,37aに係合するフランジ部48,48が突設され、前端面にクリンチボルト3を誘導する案内傾斜面49が設けられている。
図6ないし図9は、上記構成のクリンチボルト供給装置30を図1に示したかしめ装置10に付設してクリンチボルト3を板材1に固着する作業工程を示している。
図6は、クリンチボルト供給装置30のプッシャ39が前進して、ボルト供給口35から案内シュート36に供給されたクリンチボルト3を移送通路37に沿って押し出し、パンチ12の端面下方の所定位置まで移送して、磁石22により吸着保持させた供給状態を示している。このとき、板材1は、その取付孔2を位置決めピン部17bに嵌め合わせてクリンチダイス11の上面に載置されている(図2(b)参照)。この状態でパンチ12がボルト供給装置30と一緒に下降し、案内シュート36のパンチ案内部38が板材1に当接して押し付けられると、図7に示すように、可動支持体32の下降は停止するが、パンチ12はさらにパンチ案内部38に沿って下降して、クリンチボルト3のねじ軸部4先端の凸部6が位置決めピン部17bの円錐状凹部18に係合し、その自動調心作用によって、クリンチボルト3の軸芯がガイドピン17の軸芯に一致するように位置修正されることは、図2(c)及び図2(d)の作業工程と同じである。このようにしてクリンチボルト3の軸芯が位置修正されると、図8に示すように、クリンチボルト3は、パンチ12と、押しばね20により上方へ付勢されているガイドピン17の位置決めピン部17bとで挟持した姿勢で、パンチ12により押し下げられ、そのねじ軸部4が板材1の取付孔2を貫通して受孔15の小径孔15bに挿通される(図2(d)参照)。さらに、クリンチボルト3がパンチ12により押圧されると、図9に示すように、押しばね20に抗してガイドピン17を押し下げ、ねじ軸部4が受孔15の大径孔15aに挿入され、続いて頭部5がパンチ14により板材1に押圧され、板材1の取付孔2の周縁部分がクリンチダイス11のクリンチ部16でかしめられて、頭部5に固着されるのは、図2(e)の作業工程と同じである。
上述のように、図1に示したかしめ装置に、図4を示したクリンチボルト供給装置30を付設すると、板材1の取付孔2及びクリンチダイス11に対するクリンチボルト3の挿入作業とかしめ結合の自動化と共に、パンチ12に対してクリンチボルト3を自動供給でき、クリンチボルト3の固着作業を完全に自動化することが可能となる。
一方、プレス加工の順送型内で板材1を成形加工すると同時に、打抜いた取付孔2にクリンチボルト3を挿入して固着するような場合には、図10に示すように、クリンチダイス11とパンチ12を上下逆向きに設置し、パンチ12によりクリンチボルト3を押し上げ、そのねじ軸部4を取付孔2に挿通すると共に、上側に位置したクリンチダイス11に挿入してかしめ結合させることがある。このような逆向きのかしめ装置10に、図4に示したクリンチボルト供給装置30を付設すると、供給シュート44を通じてボルト供給口35から案内シュート36に上向きに供給されるクリンチボルト3が自重で供給シュート44内に落下して、プッシャ39による押し出しが不能になる。このような実施形態では、クリンチボルト3の落下を防ぐために、図11〜図13に示すように、案内シュート36に係止装置50が設けられる。
係止装置50は、ボルト供給口35に隣接する案内シュート36の側壁に、移送通路37に対して直交する横方向へ摺動自在に嵌挿された係止部材51を有している。該係止部材51は、前端面52がばね54により移送通路37に突出するよう付勢されていて、移送通路37の一方の案内段部37aと交叉する上端部分に案内凹部53が設けられている。ばね54は係止部材51の後部に設けた収容穴55に挿入して収容され、後端が案内シュート36の外側面に取り付けた支持部材56により当接保持されていて、そのばね圧により係止部材51をその前端面52が移送通路37内に突出するように付勢している。そして、図10に示すように、供給シュート44を経てボルト供給口35から押し上げられて案内シュート36の移送通路37に供給されたクリンチボルト3は、図13に示すように、ねじ軸部4が係止部材51の前端面52により移送通路37の側壁面に押し付けるようにして支持されると共に、頭部5が案内凹部53と案内段部37aに設けた凹部37bとで押圧支持されて、供給シュート44に落下するのが防止される。この状態でプッシャ39が前進してクリンチボルト3を移送通路37に沿って押し出し、パンチ12の端面上方の所定位置まで移送して、磁石22により吸着保持させる。以下、クリンチボルト3を板材1に固着する作業工程は、図6ないし図9のクリンチダイス11とパンチ12を上下逆向きにした姿勢で行なわれる。
本発明を適用するかしめ装置の要部の縦断正面図である。 同上かしめ装置の作業工程を示す説明図で、(a)は作業準備工程、(b)は板材の位置合わせ工程、(c)はクリンチボルトの位置修正工程、(d)はクリンチボルトの挿入工程、(e)はクリンチボルトのかしめ工程を示している。 同上かしめ装置の別の実施形態を示す縦断正面図である。 本発明に係るクリンチボルト自動供給装置を、図1に示したかしめ装置に付設した実施例を示す要部縦断正面図である。 同上クリンチボルト供給装置のプッシャを示しており、(a)は平面図、(b)は縦断正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 同上クリンチボルト自動供給装置を付設したかしめ装置の作業工程を示す要部縦断正面図である。 同上作業工程を示す要部縦断正面図である。 同上作業工程を示す要部縦断正面図である。 同上作業工程を示す要部縦断正面図である。 本発明に係るクリンチボルト自動供給装置を付設したかしめ装置の別の実施形態を示す要部縦断正面図である。 同上クリンチボルト自動供給装置の案内シュートの平面図である。 図11の12−12線に沿う断面図である。 同上案内シュートの使用状態を示す拡大平面図である。 従来のクリンチボルトの固着方法を示す要部縦断正面図である。 同上クリンチボルトと板材との固着構造を示す要部縦断正面図である。
1 板材
2 取付孔
3 クリンチボルト
4 ねじ軸部
5 頭部
6 凸部
10 装置
11 クリンチダイス
12 パンチ
13 ダイホルダ
14 パンチホルダ
15 受孔
15a 受孔15の大径孔
15b 受孔15の小径孔
16 クリンチ部
17 ガイドピン
17a ガイドピン17の基部
17b ガイドピン17の位置決めピン部
18 凹部
19 ばねケース
20 押しばね
21 ボルト保持凹部
22 磁石
23 真空吸引口
25 吸引ホース
26 レーザーポインタ
30 クリンチボルト供給装置
31 ガイドポスト
32 可動支持体
33 コイルばね
34 パンチ挿通孔
35 ボルト供給口
36 案内シュート
37 移送通路
37a 案内段部
38 パンチ案内部
39 プッシャ
40 エアシリンダ
44 供給シュート
47 給送ホース
48 フランジ部
49 案内傾斜面
50 係止装置
51 係止部材
52 前端面
53 案内凹部
54 ばね
55 収容穴
56 支持部材

Claims (2)

  1. クリンチボルト(3)のねじ軸部(4)を挿入する受孔(15)の入口周縁にクリンチ部(16)が設けられているクリンチダイス(11)と、前記受孔(15)に上下摺動自在に嵌装され、かつ、押しばね(20)により軸方向へ付勢されているガイドピン(17)と、前記ガイドピン(17)の一部を形成し、前記クリンチダイス(11)より突出する位置決めピン部(17b)と、前記クリンチダイス(11)に対向して配設され、上下動するパンチ(12)と、前記パンチ(12)の端面に設けられ、前記クリンチボルト(3)の頭部(5)を保持するクリンチボルト保持手段(22)と、を備え、前記位置決めピン部(17b)に板材(1)に設けた取付孔(2)を嵌め合わせた後、前記クリンチボルト(3)を前記パンチと、前記ガイドピン(17)の位置決めピン部(17b)とで挟持した姿勢で押圧して、そのねじ軸部(4)を前記取付孔(2)を貫通して前記受孔(15)に挿入し、さらに、前記パンチ(12)で前記頭部(5)を前記板材(1)に押圧することにより、前記取付孔(2)の周縁部分を前記クリンチ部(16)でかしめて前記頭部(5)に固着するかしめ装置へ前記クリンチボルト(3)を自動供給するクリンチボルト供給手段(30)が、前記パンチ(12)を取り付けるパンチホルダ(14)に固定され、前記パンチ(12)と平行に配設されるガイドポスト(31)と、該ガイドポスト(31)に軸方向摺動自在に取り付けられ、かつ、前記ガイドポスト(31)に対して横方向へ延びる可動支持体(32)と、前記ガイドポスト(31)に嵌装され、前記可動支持体(32)を前記パンチ(12)の端面側へ付勢するばね(33)と、前記可動支持体(32)に設けられた前記パンチ(12)が貫通して上下動するパンチ挿通孔(34)と、前記可動支持体(32)に貫通して設けられ、前記クリンチボルト(3)を連続的に供給するボルト供給口(35)と、前記可動支持体(32)に取付け固定され、前記ボルト供給口(35)を通じて供給される前記クリンチボルト(3)を個別に前記パンチ(12)の端面近傍の所定位置まで移送する案内シュート(36)と、該案内シュート(36)に設けられ、前記クリンチボルト(3)をその頭部(5)を係合させて案内移送する移送通路(37)と、前記案内シュート(36)の前端部に設けられ、前記パンチ挿通孔(34)を貫通したパンチ(12)が摺動案内されるパンチ案内部(38)と、前記移送通路(37)に沿って前記クリンチボルト(3)を前記所定位置まで押し出す押し出し機構(39)とを備えていることを特徴とするかしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置。
  2. 請求項1に記載された前記クリンチボルト供給手段(30)が、前記パンチ(12)を上下逆向きに設置して、該パンチ(12)により前記クリンチボルト(3)を押し上げて前記板材(1)に固着するかしめ装置に付設され、前記ボルト供給口(35)から前記案内シュート(36)に上向きに供給される前記クリンチボルト(3)の頭部(5)を係止保持し、該クリンチボルト(3)が前記ボルト供給口(35)に落下するのを防止する係止装置(50)が、前記案内シュート(36)に設けられていることを特徴とするかしめ装置へのクリンチボルト自動供給装置。
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