JP4537302B2 - ダストシュート - Google Patents

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本発明は、集塵機に排ガスを導入する集塵ダクトの適所に設けたダストシュートに関し、特に、集塵ダクト内からドレンを排出する機能を併せ持ったダストシュートに関するものである。
従来、ダストシュートとしては、排ガス発生源と、集塵機とを接続する集塵ダクトの適所に配設し、通風効率が低下した場合や、一定期間経過後定期的にダクト内に堆積したダストをダクト外に排出する際の排出管として機能するほか、ダクト内面に遮蔽体を配設し、大粒径高嵩比重のダストを遮蔽体でせき止めて積極的にダストを排出するように構成されるものもあった(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、これらの場合、排ガス中に含まれる水分がドレンとなり配管内に溜まることを防ぐためにダストシュートとは別にドレン抜き用配管を設ける必要があった。
ところで、このダストシュート10は、図4〜5に示すように、集塵ダクトDの下面適所に配設する上部主配管11aと下部主配管11bからなり、下部主配管11bの下端に設けた排出口を、常時は閉鎖する開閉蓋12とから構成するようにしたものである。
しかして、電気炉Xやゴミ焼却炉等の排ガス発生源から発生する排ガスを吸引ファンFによって集塵機S(例えばバグ式集塵機など)に導入する際に、集塵ダクトD内を浮遊するダストは、ダストシュート10に落下するほか、集塵ダクトD内に堆積する。そして、集塵ダクトD内には、ダストのほか、ダストに含まれる水分がドレンとなりダクトD内に堆積するダストに混ざってダストが固まったり、ダクトD内面の腐食となる場合や、ドレンが集塵機S内に入り込んだ場合は、集塵機Sの下方に設けたダスト排出用のロータリバルブRにドレンの混ざったダストが固着したり該部の腐食の原因となる問題があるため、集塵ダクトDの適所にはドレン抜き13が配設されている。
特に、排ガス発生源が図例のように電気炉Xの場合、排ガスが高温となるために水噴霧型の冷却装置Yを回路内に配設する必要があり、ドレンの発生量が多量になるためドレン抜きが不可欠となる。
しかし、このダストシュート10には構造上ダスト以外にドレンも流れ込み、主配管11の内面に付着したダストにドレンが吸収されて固着し、最悪の場合にはダストシュート10が閉塞することがあり、開閉蓋12を開放し、ダストを排出する際にダストシュート10に衝撃を与えなければ有効にダストを排出することができないと言った問題や、ダストシュート10とドレン抜き13を別個に設けるために設備施工に手数を要するとともに、コスト高を招来し、保守点検作業にも多数の手数を要するという問題があった。
特開平6−109377号公報
本発明は、上記従来のダストシュートの有する問題点に鑑み、ダストシュート内面にドレンによるダストの固着を防止し、ダストシュートとドレン抜きを兼用することのできるダストシュートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のダストシュートは、集塵機に排ガスを導入する集塵ダクトの下面に設けたダストシュートにおいて、ダストを排出する主配管と、該主配管の集塵ダクトとの連結部内側に配設した入口管とからなり、該入口管をメッシュ板で遮蔽するとともに、入口管の出口部分を、入口部分よりも小口径としたことを特徴とする。
この場合において、主配管の下端を、水封構造とすることができる。
本発明のダストシュートによれば、ダストシュートとなる主配管の集塵ダクトとの連結部内側に入口管を配設し、入口管を適宜サイズのメッシュ板で遮蔽しているから、初期にダストがメッシュ板を通過して主配管内に落ちても一定のダストが堆積するとそれ以上のダストは下に落ちることなく、清掃作業時に入口管を取り除き、人手によってダストシュート内にダストを掃き入れ、通常運転時はドレンのみがメッシュ板を通過しダクト外部に排出される。この際、入口管の出口部分を、入口部分よりも小口径にしているからドレンは主配管の内面に付着することがなく、ダストシュートの主配管内面に付着したダストがドレンによって固着して、ダストシュートを閉塞させるという不具合が生じないダストシュートを提供することができる。
また、主配管の下端を、水封構造とするときは、主配管下端を開放し水没させておくことによって常時はドレンの排出を可能としながらも、ダストシュートから集塵ダクト内に外気を吸引することがない。
以下、本発明のダストシュートの実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、従来装置と同様の構造については同一の符号、一連の符号を付し説明を省略する。
図1〜図3に、本発明のダストシュートの第1実施例を示す。
このダストシュート1は、従来例と同様排ガス発生箇所(図例では電気炉X)から集塵機Sに繋がる集塵ダクトDの適所に配設されるもので、上部主配管11a、中部主配管11c、下部主配管11bを連結用のフランジFで連結してなる主配管11と、集塵ダクトDと連接される上部主配管11a内に内設される入口管2とから構成するようにしている。なお、図例ではダストシュート1を集塵ダクトDに対して2箇所配設する例を示したが、集塵ダクトDの長さによって配設箇所の数が変動することは言うまでもない。
入口管2は、集塵ダクトDと上部主配管11aとの連接箇所の空間11dに集塵ダクトDの内側から配設するもので、集塵ダクトDの下面の形状に沿った枠部分25(図例では集塵ダクトDを断面が円筒状にしているので、当該円弧に沿うように湾曲させた形状とすることが好ましい。)を集塵ダクトDの下面に引っかかるように配設し、点検清掃時に作業者が集塵ダクトD内に入り開閉可能となるよう構成する。
そして、入口管2は、上部を大口径部分21とし、下部を小口径部分22とし、傾斜部分23によって連接する。図例の如く大口径部分21と小口径部分22を矩形に構成しても、また円筒形に構成して傾斜部分23を漏斗状にして、漸次縮管するように構成しても構わない。
入口管2には、メッシュ板24(例えば、エキスパンドメタルなど)を配設し、一定量のダストが堆積した後はドレンは流下させるもののダストの通過を阻止することができるようにする。
主配管11の下端となる下部主配管11bは、水封装置3のタンク31内に水没させることが望ましい。この水封装置3は、タンク31内に水を上限水位WUと下限水位WL間になるよう充填させ負圧となる集塵ダクトD内にダストシュート1を介し外気が侵入することを防止する。
上記構成において、電気炉Xから発生した排ガスは、吸引ファンFによって吸引され、その温度を一定温度まで冷却装置Yによって冷却される。そして、集塵ダクトDを通過し集塵機Fによって濾過された後に大気に放出される。この際、排ガス内に含まれるダストの内、数%のダストは集塵機Fに到達することなく集塵ダクトD内に堆積する。また、排ガス内に含まれる水分は、集塵ダクトD内で凝縮しドレンとなる。このドレンは、冷却装置Yが水噴霧タイプの冷却機構の場合、その量は大量に発生することとなる。
そして、集塵ダクトD内に堆積するダストは、ダストシュート1の入口管2上部にも降り積もり、当初はメッシュ板25のメッシュ孔から主配管11に落下するものの、堆積する量が一定量を越えるとメッシュ孔を塞ぎそれ以上主配管11内に落下することはない。一方、集塵ダクトD内に生じたドレンは、ダストによって塞がれた後もメッシュ孔を介し、入口管2に垂れ落ち、縮管されている入口管2の小口径部分22から、水封装置3のタンク31に落下する。
集塵ダクトD内に堆積するダストの量が一定量となったとき(通風効率が低下した場合や、運転時間によって定期的に行う場合を含む)電気炉Xの運転を停止し、集塵ダクトD内に作業者が入り、集塵ダクトD内に堆積するダストの清掃を行う。ダスト清掃は、まず、水封装置3に水没する下部主配管11bと中部主配管11cとを連結する連結フランジFの連結を解除し、水封装置3とともに下部主配管11bを取り去り中部主配管11cの下部を開放し、排出ダスト受け(図示省略)を中部主配管11cの下方に置く。ついで、入口管2を上部主配管11aから抜き取り、上部主配管11aから中部主配管11cまでのダスト通過障害物をなくし、集塵ダクトDに堆積するダストを上部主配管11aに掃き寄せることによって排出ダスト受けまで落下させる。
以上、本発明のダストシュートについて、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明のダストシュートは、主配管上部に入口管を内設させることによって集塵ダクト内のダストを排出する機能と、集塵ダクト内からドレンを排出する機能を併せ持つという特性を有していることから、新規の設備に用いることができるほか、例えば、既設設備の改造に適用する用途にも用いることができる。
本発明のダストシュートを示す一部断面の正面図である。 本発明のダストシュートを示し、(a)は、図1のA−A矢視図で、(b)は、図1のB−B断面図で、(c)は、図1のC−C断面図である。 本発明のダストシュートを用いたシステムの全体図である。 従来のダストシュートを示し、(a)は、一部断面の正面図で、(b)は、(a)のE−E断面図である。 従来のダストシュートを用いたシステムの全体図である。
符号の説明
1 ダストシュート
11 主配管
2 入口管
24 メッシュ板
D 集塵ダクト

Claims (2)

  1. 集塵機に排ガスを導入する集塵ダクトの下面に設けたダストシュートにおいて、ダストを排出する主配管と、該主配管の集塵ダクトとの連結部内側に配設した入口管とからなり、該入口管をメッシュ板で遮蔽するとともに、入口管の出口部分を、入口部分よりも小口径としたことを特徴とするダストシュート。
  2. 主配管の下端を、水封構造としたことを特徴とする請求項1記載のダストシュート。
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